JPS59204389A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS59204389A
JPS59204389A JP58079721A JP7972183A JPS59204389A JP S59204389 A JPS59204389 A JP S59204389A JP 58079721 A JP58079721 A JP 58079721A JP 7972183 A JP7972183 A JP 7972183A JP S59204389 A JPS59204389 A JP S59204389A
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JP
Japan
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signal
video signal
composite video
circuit
field
Prior art date
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Pending
Application number
JP58079721A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Okano
岡野 啓吾
Toshio Kaneshiro
金城 寿雄
Seiichi Takashima
高島 征一
Katsuyuki Shiyudo
勝行 首藤
Kenji Kawano
兼資 川野
Yoshiaki Hanashiro
花城 吉昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd, Nippon Victor KK filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP58079721A priority Critical patent/JPS59204389A/ja
Publication of JPS59204389A publication Critical patent/JPS59204389A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置に係り、特に標準方式等の定
められた走査標準に従って水平、垂直走査が行なわれる
複合映像信号のフルフィールドを、円筒状又は円盤状の
回転磁気記録媒体に相隣るトラックにおける垂直同期信
号及び水平同期信号の記録位置をトラック幅方向に夫々
略整列して記録し、これを再生する磁気記録再生装置に
関する。
従来技術 従来より、円筒状あるいは円盤状の回転磁気記録媒体に
、複合映像信号を所定の信号形態に変換して記録し、こ
れを再生する磁気記録再生装置は、VTRとくらべ磁気
記録媒体とヘッドの駆動機構が簡単であり、また再生を
するトラックの強制的変更が容易に行なえることから、
静止画再生装置、スローモーション再生装置、あるいは
ランダムアクセスを備えたビデオファイル装置等に実用
化されている。
本出願人は上記の磁気記録再生装置が、VTRにおける
ヘッド取付用回転体(ドラム、あるいはディスクプレー
トなど)、テープローディング機構及びテープ走行機構
の如き、装置の大幅な小型化、軽量化に支障となってい
る機構部が不要で、それに相当する機構部が簡単であり
、またフィールド又はフレーム等の駒撮り記録もできる
ことに鑑み、先に特願昭56−171868号その他に
より、外周表面に磁性面が形成されており内部が中空の
円筒状回転記録媒体(以下「磁性ドラム」という)及び
その記録装置を提案した。かかる本出願人の提案になる
装置によれば、磁性ドラムの軸線方向に連続的又は間欠
的に移送せしめられる磁気ヘッドにより磁性面に螺旋状
トラック又は環状トラックを形成して情報信号を記録す
るから、円盤状回転記録媒体(磁気ディスク)に比し大
なる記録容量で、磁性面の全記録範囲に亘って磁性ドラ
ムとヘッドとの相対線速度を常に略一定にして情報信号
を記録し、これを再生することができ、また磁性ドラム
の中空空洞部に駆動モータ又はビデオヘッドを実質上埋
設されるように配設することができるから、装置の縮小
形化に極めて有利゛−である等の優れた特長を有する。
上記の磁性ドラムに単一のヘッドで複合映像信号をフル
フィールドで記録する場合、磁性ドラムを所定回転数(
−例としてフィールド周波数60H2の複合映像信号記
録時には60rllS)で回転させて1回転当り1フイ
ールドの複合映像信号を記録し、このとき1回転当り1
トラックピッチ分だけヘッドを連続的に移送した場合は
、螺旋状トラックが記録形成され、他方、映像期間中は
ヘッドの移送を停止し、かつ、記録複合映像信号の各垂
直帰線消去期間毎に1トラックピッチ分ずつ間欠的にヘ
ッドを移送した場合は、環状トラックが記録形成される
。磁性ドラムの回転制御は、磁性ドラムの一部に磁石片
を装着し、これに固定の磁気ヘッドを近接離間対向配置
し、この磁気ヘッドのギャップ面に対向する位置を上記
磁石片が通過する毎に、この磁気ヘッドから取り出され
る1個のパルス電流を検出し、この検出パルス電流を複
合映像信号の垂直同期信号と位相比較して得た位相誤差
信号によりモータ駆動制御して磁性ドラムを同期回転さ
せる方法が採られていた。
発明を解決しようとする問題点 しかるに、上記の回転制御方法に基づいて記録された複
合映像信号の磁性ドラム上のトラックパターンは、記録
されるべき複合映像信号の垂直走査周期が、飛越走査の
ために水平走査周期(以下rHJと記す)の整数倍に対
して(1/2)H分だけずれていることから、相隣るト
ラックの水平同期信号の記録位置連射1図に示す如く、
互いに(1/2>’Hだけ前後にずれて記録されたもの
となる。第1図において、円筒状回転磁気記録媒体(磁
性ドラム)1の外周面上の磁性面には、磁性ドラム1の
軸線方向に、その1回転毎に形成された1フイ一ルド分
の複合映像信号が記録されているトラックjl+L2.
t3+t4.・・・が記録形成されており、各トラック
の水平同期信号記録位置は縦方向の実線HPで示す如く
相隣るトラックにおいて(1/2)H互いに前後にずれ
ている。
これに対して、垂直同期信号記録位置は第1図に斜線V
Pを付して示す如(、相隣るトラックのトラック幅方向
に整列して記録されている。なお、第1図中、磁性ドラ
ム1の下端部には前記した磁石片2が固定されている。
また第1図と後述する第2図、第8図及び第9図では、
図示の便宜上、水平同期信号記録位置HPについては4
本のトラックt1〜t4について示してあり、他方、垂
直同期信号記録位置VPに関しては全トラックについて
図示しである。
ここで、第1図に示すトラックパターンを有する磁性ド
ラム1の再生時に、隣接トラックからのクローストーク
があると、再生トラックからの再生F M複合映像信号
にタロストークとして隣接トラψりから再生されたFM
複合映像信号が混入する。このクロストークとして隣接
トラックから再生されたFM複合映像信号は、再生すべ
きトラックから再生されたFM複合映像信号に対して第
1図に示す如< (1/2)Hの水平同期信号の記録位
置のずれにより、ライン相関、フィールド相関の殆どな
い情報内容となっている。このため、再生すべきトラッ
クの再生FMキャリア周波数と隣接トラックからのクロ
ストーク再生FMキャリア周波数とは情報内容の変化に
応じて接近と離間とを繰り返して干渉し合い、従って種
々の周波数のビート成分が混入するので、上記のクロス
トーク再生FM信号が汚ない縞状の模様となって再生画
面に現われ、再生画質を著しく損なうという問題点があ
った。
また、本出願人が先に特開昭52−152712号(特
願昭51−69271号)で提案した如く、回転体に取
付けられたヘッドが所定方向に相対運動する記録媒体上
を走査して映像信号を記録再生する磁気記録再生装置に
おいて、上記ヘッドにより記録媒体上に記録形成された
トラックの走査方向と略直角方向に再生時該ヘッドを変
位駆動する手段と、少なくとも記録されるべき映像信号
の所定水平走査周期毎の帰線消去部分にトラッキング参
照信号を、トラック走査方向上夫々水平走査周期毎に前
後に異なって位置するよう記録する手段と、再生時は単
一のヘッドにより上記映像信号と共に実質上走査トラッ
クの相隣るトラックhXら再生されるトラッキング参照
信号を比較してトラッキング駆動制御電力に変換する手
段と、該ヘッド変位駆動手段に該駆動制御電力を印加す
る手段とよりなる磁気記録再生装置に適用して、自動ト
ラッキングをかけようとすると、第1図【こ示すトラッ
クパターンを有する磁性ドラムでは、クロストークとし
て再生されるトラッキング参照信号が再生すべきトラッ
クの再生複合映像信号の水平走査期間中央部に現われる
こととなり、トラッキング参照信号にFM映像信号との
干渉信号が混入してトラッキング参照信号の検出が困難
となり、よって自動トラッキングも正確にできないとい
う問題点があった。
そこで、従来、水平同期信号記録位置を相隣るトラック
においてトラック幅方向くトラック走査方向と略直角方
向)に整列記録するため、入力複合映像信号の水平同期
信号を垂直走査周期に殆ど等しい周期になるように整数
分の一倍に分周しくNTS−C方式では’1/262か
1/263)、これを擬似垂直同期信号とし、これに磁
性ドラム1の回転用モータを同期回転させて記録を行な
う第2の記録方法もあった。この方法によると、磁性ド
ラム1上のトラックパターンは例えば第2図に示す如く
、各トラックj、+jz、j3rt4+・・・の水平同
期信号記録位置1−I Pは、磁性ドラム1の軸線方向
、すなわちトラック幅方向に一列に整列する。しかし、
垂直同期信号の記録位置は同図に斜線VPで示す如く、
1/262分周して擬似垂直同期信号を生成した場合は
、磁性ドラム1の回転周期が本来の垂直走査周期より(
1/2>H短いので、1トラック周期毎に<1/2)H
相当区間ずつ後方へずれて行く。
この第2の記録方法によると、相隣るトラックで水平同
期信号記録位置が整列しているので、隣接トラックのク
ロストーク再生FMキャリア周波数と再生すべきトラッ
クの再生FMキャリア周波数とは、ライン相関、フィー
ルド相関により極めて近接した周波数となるので、FM
復調信号中のクロストークによるビート成分は殆ど零周
波数となり、映像回路を殆ど伝送されないので大きく抑
圧され、画質劣化を最小限に抑圧することができ、また
水平帰線消去期間内に重畳記録したトラッキング参照信
号が隣接トラックからクロストークとして再生された場
合、そのクロストーク成分はやはり水平帰線消去期間内
に現われ、映像期間のFM映像信号戟刀この干渉はなく
、水平帰線消去期間のFM映像信号成分との干渉による
、殆ど固定した周波数となり、また水平同期パルスでこ
の干渉周波数(ビート周波数)成分を抜き出せるのでそ
の検出ができ、よってクロストークとして再生されたト
ラッキング参照信号を用いた自動トラッキング動作を正
確に行なわせることができる。
しかし、磁性ドラム1の一回転宛形成された任意の1本
のトラックを繰り返し走査して静止画再生するために、
1本の螺旋状トラックを磁性ドラム1の一回転期間走査
したヘッドを瞬時に垂直帰線消去期間内でもとのトラッ
クに戻し、再び一回転期間走査することを繰り返すが、
瞬時のトラック変更の前後で再生信号の水平走査位相が
(1/2)H不連続となり、262分周サーボによる場
合は再生静止画の1フイールドが標準方式複合映像信号
の1フイールドよりも(1/2)H短くなる。この再生
静止画信号をVTRで再度ダビング記録しようとすると
、VTRのサーボがかかり難く、記録しにくいという問
題点があった。
また上記第2の記録方法で駒撮り記録すると、記録すべ
き複合映像信号の垂直同期信号の位相と磁性ドラム1の
回転位相とが時々刻々移動しているので、各トラックの
垂直同期信号の位相が、ランダムな記録タイミングによ
りランダムに記録されるため、再生時に各トラックをつ
なげて再生しようとすると、トラックの変更の際にラン
ダムな位相で記録されている垂直同期信号の複合映像信
号が再生されるので画像が乱れるという問題点があった
そこで、本発明は定められた走査標準に従って水平、垂
直走査が行なわれる入力複合映像信号を予め(1/2)
)−1の遅延回路を使用してフィールド毎に交互に遅延
と実質的な非遅延とを切換えるフィールド処理を行なっ
て、垂直同期信号と水平同期パルスの相互位相を常に一
定になるようにしてから回転記録媒体に記録し、再生時
に再び同様のフィールド処理を行なってもとの複合映像
信号に戻すことにより、上記の諸問題点を悉く解決した
磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は定められた走査標準に従って水平、垂直走査が
行なわれる入力複合映像信号の奇数フィールドと偶数フ
ィールドのうち、一方のフィールドの少なくとも映像期
間の信号を他方のフィールドの複合映像信号に対して相
対的に水平走査周期の1/2倍の期間遅延した複合映像
信号を切換出力する第1の遅延手段と、該第1の遅延手
段の出力複合映像信号を記録再生に適した信号形態に変
換する記録回路と、上記入力複合映像信号の垂直走査周
期と等しい周期で回転せしめられている回転磁気記録媒
体に該記録回路の出力信号を記録する手段と、該垂直走
査周期と等しい周期で回転せしめられている該回転磁気
記録媒体の記録トラックの既記緑信号を再生して取り出
す再生手段と、該再生手段の出力再生信号を複合映像信
号に変換する再生回路と、該再生回路より取り出された
再生複合映像信号の相隣る2つのフィールドのうち、一
方のフィールドの少なくとも映像期間の信号を他方のフ
ィールドの複合映像信号に対して相対的に水平走査周期
の172倍のwJ間遅延した再生複合映像信号を出力す
る第2の遅延手段と、該入力複合映像信号の複合同期信
号に基づいて該第1及び第2の遅延手段において該一方
のフィールドの少なくとも映像期間の信号が遅延されて
いる複合映像信号と他方のフィールドの複合映像信号と
を交互に切換出力するためのスイッチングパルスを発生
出力するスイッチングパルス発生手段とよりなり、該回
転磁気記録媒体の全記録トラックの垂直同期信号記録位
置をトラック幅方向に一定範囲内に揃えて記録すると共
に、水平同期信号記録位置をトラック幅方向に揃えて記
録し、再生時は該回転磁気記録媒体から定められた走査
標準に従って水平、垂直走査が行なわれる複合映像1信
号の再生出力を得るよう構成したものであり、以下その
一実施例について第3図以下の図面と共に説明する。
実施例 第3図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す
。同図中、第1図及び第2図と同一構成部分には同一符
号を付しである。第3図は信号記録再生系と、磁性ドラ
ム1の記録再生機構部とから大略構成されており、まず
記録再生機構部について説明する。すべての機構部品は
脚部3を有するベース4上に載置されている。ベース4
上に載置された支持台5上には直流モータ6が固定され
ている。直流モータ6の上部の回転軸7の上端は円盤状
のマグネットキャッチ8の中心部に取付固定されている
。直流モータ6の外部筐体の大部分と、回転軸7とマグ
ネットキャッチ8とは夫々点線で示す如く、磁性ドラム
1の中空空洞内部に埋設される大きさとされている。磁
性ドラム1は円筒状で、その外周側面に磁性膜が被覆さ
れて磁性面が形成されており、またその内部が前記した
如く、軽量化並びに装置全体の限られたスペースを有効
に利用し装置全体を大幅に超小型化する目的のために、
中空空洞状に形成されている。また磁性ドラム1の第3
図中、下側の底面は大径孔(図示せず)が穿設されて内
部の中空空洞と連通ずる構成とされており、他方、上面
の内壁には円盤状の金属部材が固着されている。
磁性ドラム1は上記大径孔側から直流モータ6等を内包
するように装填され、その上面内壁の金属部材がマグネ
ットキャッチ8により磁力吸着される。この場合、磁性
ドラム1の軸線と回転軸7の軸線とが夫々一致するよう
に位置決めされて装填が行なわれる構成とされているこ
とは勿論である。
これにより、直流モータ6を駆動すると、回転軸7.マ
グネットキャッチ8及び磁性ドラム1が夫々一体的に回
転する。磁性ドラム1が回転すると、磁石片2が磁気ヘ
ッド9のギャップ面に対して僅かに離間対向する位置を
磁性ドラム1の一回転毎に通過し、その時に磁石片2の
磁束が磁気ヘッド9により拾われて磁気ヘッド9の巻線
にパルス電流を誘起する。このパルス電流は後述するサ
ーボ回路10へ出力される。
次にビデオヘッドの移送機構について説明する。
ベース4上にはビデオヘッド移送機構を支えるフレーム
11が載置されており、フレーム11の内部は中空空洞
状とされている。フレーム11の中空洞内部にはフィー
ドスクリュー12がその長手方向を磁性ドラム1の軸線
方向と平行となるように配置されており、フィードスク
リュー12の一端はフレーム11の上面に挿設されてい
る軸受13により軸支されており、またフィードスクリ
ュー12の他端はフレーム11内の軸受サポート14に
埋設されている軸受15により軸支されている。軸受ザ
ポート14はベース4上に固定されている。ビデオヘッ
ド担体16は貫通孔が設けられており、その貫通孔の内
壁にはフィードスクリュー12と同一のピッチでネジ溝
が螺刻されており、フィードスクリュー12に嵌合され
ている。
ビデオヘッド担体16には一対のヘッド基体17が着脱
自在に設けられており、更にこのヘッド基体17には一
対の細長ロッド18の各基部側が固着されている。細長
ロッド18はフレーム11に穿設されている長孔を介し
てフレーム11の外部へ露出され、またその先端側が固
着されて■字形に形成されてカンチレバーを構成してい
る。このカンチレバーの先端にはビデオヘッド19が固
着されている。
上記のフレーム11に穿設されている長孔はその長手方
向が磁性ドラム1の軸線方向と一致するように穿設され
ている。フィードスクリュー12の最下部はフレーム1
1内のギヤボックス20を介して直流モータ21の上方
の回転軸22に連結されている。直流モータ21の下方
の回転軸23は、円盤24の中央部に同軸的に貫通固定
されており、又円盤24の底面には1個の磁石片が固着
されている。この磁石片25に近接離間対向する位置に
磁気ヘッド26が配設されている。
従って、直流モータ21が回転すると、その回転力が回
転軸22.ギヤボックス20を介して減速されて伝達さ
れてフィードスクリュー12が回転され、またこれと同
時にその回転力が回転軸23を介して円盤24に伝達さ
れてこれを一体的に回転せしめる。これにより、直流モ
ータ21の回転方向に応じて、ビデオヘッド担体16が
軸受13と15との間を図中、上方向又は下方向に移送
せしめられ、これに伴ってビデオヘッド19も磁性ドラ
ム1上をその軸線方向に移送せしめられる。またこれと
同時に、磁気ヘッド26の前方を直流モータ21の一回
転毎に磁石片25が通過するので、その時に磁気ヘッド
26の巻線にパルス電流が誘起される。直流モータ21
の一回転毎に磁気ヘッド26に誘起される上記のパルス
電流(トーンホイールパルス)は後述するフィードコン
トロール回路27に供給される。フィードコン1〜ロー
ル回路27の出力信号は直流モータ21に供給され、ビ
デオヘッド19が磁性ドラム1の1回転期間で1トラッ
クピッチ分だけ移送されるように回転制御する。
次に信号記録再生系について説明する。入力端子28に
は、定められた走査標準に従って水平。
垂直走査が行なわれる複合映像信号が入来する。
この複合映像信号は一般には標準方式複合映像信号であ
るが、VTRの再生複合映像信号でもよい。
VTRは、例えば標準方式複合映像信号から分離した搬
送色信号を低域に変換し、これをF’M輝度信号に周波
数分割多重して記録し、再生時は記録再生過程によって
生じたジッタを有する信号を用いて周波数変換を行なう
ことにより、上記ジッタが補正され、かつ、もとの帯域
に戻された搬送色信号を取り出し、この再生搬送色信号
をFM復調された輝度信号に多重して再生複合映像信号
として出力する。すなわち、VTRの再生複合映像信号
中の搬送色信号はジッタによる色むらの発生を防止する
ためにジッタが補正されているのに対し、輝度信号中の
ジッタは補正していないから、VTRの再生複合映像信
号は輝度信号と搬送色信号との周波数インターリ−ピン
グ関係がくずれており、厳密には標準方式複合映像信号
であるとはいえない。しかし、このVTRの再生複合映
像信号も、定められた走査標準に定って水平、垂直の走
査が行なわれる複合映像信号であり、本発明はこのVT
Rの再生複合映像信号のような信号にも適用することが
できる。
また、標準方式複合映像信号には、カラー映像信号の場
合はNTSC,PAL、SECAMの各方式があり、本
発明はこれらの世界の主要なテレビジョン方式の全てに
原理的に適用することができるが、ここでは説明の便宜
上、NTSC方式を例にとって説明する。入力端子28
に入来したNTSC方式複合映像信号は、フィールド切
換回路29に供給される一方、同期分離回路30に供給
され、ここで複合同期信号を分離されてスイッチングパ
ルス発生回路31に供給される。上記の複合同期信号中
の垂直同期信号はスイッチングパルス発生回路31に供
給される一方、サーボ回路10に供給され、ここで磁気
ヘッド9よりの回転検出パルスと位相比較されて位相誤
差信号に変換された後、直流モータ6に供給され、磁性
ドラム1及び直流モータ6が夫々垂直走査周期と等しい
回転周期で回転するように制御する。またサーボ回路1
0の出力信号はフィードコントロール回路27に供給さ
れ、ここで磁気ヘッド26よりのフィードパルスと位相
比較されてそれらの位相差に応じた位相誤差信号に変換
された後、直流モータ21に供給され、直流モータ21
をビデオヘッド19が磁性ドラム1の一回転期間で1ト
ラックピッチ分だけ移送されるような回転速度で回転す
るように制御する。
他方、フィールド切換回路29は第4図に示す如き構成
とされている。同図中、入力端子38に入来したNTS
C方式の複合映像信号は1/2H遅延回路39に供給さ
れ、ここで水平走査周期(1H)の1/2倍の期間遅延
された後クランプ回路40に供給される。1/2H遅延
回路39は     CCD (チャージ・カップルド
・デバイス)などの電荷転送素子によるシフトレジスタ
等で構成されている。一方、上記の入力複合映像信号■
ま遅延回路41に供給され、ここで1/2H遅延回路3
9の遅延量過剰誤差を補正するだけの微量の遅延を受け
た後、クランプ回路42に供給される。
クランプ回路40.42により直流電位を付加されて取
り出された互いに(1’/2)Hの時間差を有する複合
映像信号はスイッチング回路43に供給され、ここで入
力端子44に入来するスイッチングパルスにより、例え
ばスイッチングパルスがハイレベルのときはクランプ回
路40からの遅延信号がスイッチング回路43より出力
端子45へ出力され、スイッチングパルスがローレベル
のときはクランプ回路42からの複合映像信号がスイッ
チング回路43より出力端子45へ出力される。
入力端子44に入来するスイッチングパルスは第3図に
示すスイッチングパルス発生回路31から出力されるパ
ルスであり、このスイッチングパルス発生回路31は第
5図に示す如き構成とされている。同図中、入力端子4
6には同期分離回路30よりの等化パルスが入来してパ
ルス整形回路48に供給され、これをその立上りでトリ
ガーする。ここで、入力端子28に入来する複合映像信
号は、奇数フィールドの垂直帰線消去期間付近の波形は
第6図(A>に示す如く、また偶数フィールドの垂直帰
線消去期間付近の波形は同図(B)に示す如くになり、
いずれのフィールドでも等化パルスは垂直同期信号の前
後に夫々3日ずつ存在している。パルス整形回路48は
垂直同期信号に先行する等化パルスのうち最初のパルス
で立上り、垂直同期信号に後続する等化パルスの入来期
間で立下るような第7図(D)に示す如きパルスを発生
してフリップフロップ49のトリガ一端子百に印加する
フリップフロップ49はトリガ一端子τの入力パルスの
立下り縁(後縁)でQ出力の極性が反転し、またリセッ
ト端子Rに印加される奇数フィールド検出パルスにより
Q出力がローレベルとなる構成とされている。一方、上
記の奇数フィールドパルスは次のようにして生成される
。入力端子51に入来した同期分離回路3oよりの水平
同期信号は単安定マルチバイブレータ(以下rMMJと
記す)53に供給され、ここでデユーティ炊イクル50
%の対称方形波とされた後NAND回路55の一方の入
力端子に印加される。ここで、奇数フィールドの水平同
期信号は第6図(E)に示す如くになり、よってそのと
きのMM53の出力は同図(F)に示す如くになる。他
方、偶数フィールドの水平同期信号は第6図(H)に示
す如くになり、よってそのときのMM53の出力は同図
(I)に示す如くになる。
他方、入力端子52には第6図(C)及び第7図(B)
に示す如く、同期分離回路30の中で遅延され、もとの
標準方式複合映像信号(第6図(△)、(B)に示す)
よりも位相が遅らされた垂直同期信号が入来して微分回
路54に供給され、ここで微分されて第6図(D)に示
す如く垂直同期信号の立上りエツジと立下りエツジとに
夫々位相同期した微分パルスに変換された後NAND回
路55の使方の入力端子に印加される。これにより、奇
数フィールドのとぎはNAND回路55には第6図(D
)、(F)に示すパルスが夫々入来するので、第6図(
G)に示す如き負極性のパルスが出力される。これに対
して、偶数フィールドのときにはNAND回路55には
第6図(D)。
(1)に示すパルスが夫々入来し、第6図(1)に示す
MM53の出力パルスは、奇数フィールドのときに比し
0.5H分だけ位相がずれているので、同図(D>に示
す微分パルスの発生時点ではいずれもローレベルとなり
、よってNAND回路55の出力には第6図(J)に示
す如く、常にハイレベルの信号が取り出され、パルスは
取り出されない。よって、N A N、 D回路55か
らは奇数フィールド時にのみ第6図(G)及び第7図(
IE)に示す如き負極性のパルスが取り出され、このパ
ルスは奇数フィールド検出パルスとしてフリップフロッ
プ49のリセット端子Rに印加される。
従ってフリップ70ツブ49のQ出力は第7図(F)に
示す如く、パルス整形回路48の出力パルス(同図(D
>に示す)の前縁の入来毎に極性が反転するパルスとな
るが、第7図(A)〜(C)と比較してわかるように、
常に奇数フィールドでハイレベルで、偶数フィールドで
ローレベルとなるパルスとなる。なお、第7図(A)は
入力複合映像信号をフィールド単位で図示した波形で、
し奇」は奇数フィールドを示し、「偶」は偶数フィール
ドを示す。また第7図(C)は等化パルスを示す。
フリップフロップ49のQ出力はフリップ70ツブ50
のセット端子に印加され、その立上りでこれをセット状
態とする。一方、パルス整形回路48より取り出された
第7図(D)に示すパルスがフリップフロップ50のリ
セット端子に印加され、その立上りでリセットする。従
って、フリップ70ツブ50のQ出力端子からは、第7
図(G)に示す如く、奇数フィールドの映像期間ではハ
イレベルで、偶数フィールドの映像期間と奇数及び偶数
両フィールドの垂直同期信号期間は共にローレベルであ
る2フイ一ルド周期の非対称方形波が取り出され、出力
端子56へスイッチングパルスとして第4図に示した入
力端子44へ供給される。
これにより、第4図に示したスイッチング回路43から
は、第7図(G)に示す非対称方形波がハイレベルの期
間はクランプ回路40より取り出され7j(1/2)l
−1遅延された奇数フィールドの映像期間の信号が出力
端子45へ選択出力され、使方、上記非対称方形波がロ
ーレベルの期間はクランプ回路42より取り出された実
質的に遅延されていない偶数フィールドの複合映像信号
と奇数フィールドの垂直同期信号とが時系列的に出力端
子45へ選択出力される。第7図(ト1)はこの遅延と
非遅延との関係を模式的に示しており、「遅」は(1/
2>Hの遅延信号出力期間を、「非」は上記実質的な非
遅延信号出力期間を示す。
再び第3図に戻って説明するに、フィールド切換回路2
9より、上記の如く奇数フィールドの映像信号(垂直同
期信号を除く)は(1/2)H遅延され、かつ、偶数フ
ィールドの複合映像信号とすべてのフィールドの垂直同
期信号とは夫々実質的に遅延されることなく切換出力さ
れることにより、すべてのフィールドで垂直同期信号と
水平同期信号とが夫々同位相の複合映像信号が取り出さ
れて記録回路32に供給され、ここで磁気記録再生に適
した信号形態、例えば周波数変調(FM)される。
記録回路32より取り出されたFM映像信号は、記録時
は接点R側に接続されている切換スイッチ33を通して
前記ビデオヘッド19に供給され、垂直走査周期と等し
い周期で回転している磁性ドラム1の磁性面に1回転宛
1フィールド分の割合でフルフィールドが記録される。
前記したように、ビデオヘッド19により記録されるF
M映像信号は、垂直同期信号の位相も水平同期信号の位
相もすべてのフィールドで一致しているので、垂直同期
信号に位相同期して回転制御されている磁性ドラム1に
おけるトラックパターンは第8図に示す如くになり、ビ
デオトラックjl+12+ t3+t4.・・・の水平
同期信号記録位置HPはトラック幅方向に一列に整列し
、また垂直同期信号記録位置も斜線VPで示す如く、ト
ラック幅方向に一列に整列して記録される(ただし、ジ
ッター成分は無視する)。
次に再生時の動作について説明するに、ビデオヘッド1
9により第8図に示した既記縁トラックが走査され、既
記録FM映像信号がピックアップ再生され、その再生F
M映像信号が再生時は接点P側に接続されている切換ス
イッチ33を通して再生回路34に供給され、ここでF
M復調されて再生複合映像信号に戻される。ここで、こ
の再生複合映像信号をモニター再生装置(図示せず)に
供給した場合は、この再生複合映像信号が垂直同期信号
の位相が全フィールドで一致し、水平同期信号の位相も
全フィールドで一致していることから正規の飛越走査が
行なわれず、このため正常な画像が表示されない。そこ
で、この再生FM映像信号はフィールド切換回路35に
供給される。
一方、入力端子28には再生時にも常時外部から標準方
式複合映像信号が入来しており、これにより、スイッチ
ングパルス発生回路31からは再生時にも前記第7図(
G)に示す如き非対称方形波のスイッチングパルスが発
生出力されてフィールド切換回路35に供給される。フ
ィールド切換回路35はフィールド切換回路29と同様
に第4図に示す如き構成とされており、例えば上記非対
称方形波がハイレベルの期間は入力再生複合映像信号を
実質的に遅延することなく出力し、ローレベルの期間は
(1/2)Hill延して出力する。これにより、フィ
ールド切換回路35からは、水平同期信号の位相がフィ
ールド毎に(1/2)H異なり、フィールド毎に奇数と
偶数のフィールドを交互に繰り返す、飛越走査標準を満
たす再生複合映像信号が取り出され、出力端子31を介
してモニター再生装置へ出力される。
これにより、正常に飛越走査が行なわれて正常な画像が
表示できる。また本実施例では第8図に示したように、
水平同期信号と垂直同期信号は夫々トラック幅方向に整
列して記録されるので、隣接トラックからクロストーク
再生されたFM映像信号の画面への影響を最小限に抑圧
することができ、しかも駒撮り記録した記録トラックを
つなげて再生してもトラック変更時に画像は乱れること
はなく、更に静止画再生の場合も再生静止画の1フイー
ルドが全てのフィールドで同じ水平走査線数となるので
VTRでのダビング記録も好適に行ない得る。更に前記
自動トラッキングのための参照信号も容易に検出するこ
とができる。
またフィールド切換回路2’9.35の動作は、ビデオ
ヘッド19の移送速度を選定して行なう標準速度再生、
スローモーション再生、静止画再生雪の一すベての再生
モードで同じ動作でよく、スイッチングパルス発生回路
31の出力非対称方形波もすべてのモードで同一波形で
良いので、スイッチングパルス発生回路31は極めて簡
単な回路をすべてのモードで共用して使用することがで
きる。
応用例 上記の実施例では、奇数フィールドの映像信号(垂直同
期信号を除く)を(1/2)H遅延しているが、これは
相隣るトラックで隣接する水平同期区間の情報が、1フ
イールド異なった情報であり、偶数フィールドの映像信
号(垂直同期信号を除く)を(1/2)H遅延する場合
に比し、より近似しているからである。しかし、偶数フ
ィールドの映像信号(垂直同期信号を除く)を(1/2
)H遅延するようにしてもよいことは勿論である。
また上記の実施例では垂直同期信号はずべてのフィール
ドで遅延をしなかったが、スイッチングパルスを2フイ
一ルド周期の対称方形波とし、(1/2)H遅延された
1フイールドの複合映像信号と実質的に遅延されていな
い1フイールドの複合映像信号とを1フイールド毎に切
換えると、この場合の記録トラックパターンは、第9図
に示す如く水平同期信号記録位置HPは全記録トラック
のトラック幅方向に整列するのに対し、垂直同期信号記
録位置VPは相隣る記録トラックで(1/2)H相当区
間だけずれる。しかし、この場合の垂直同期信号記録位
置は第2図に示した従来装置による記録トラックパター
ンの如く、1トラック周期毎(1回転周期毎)に(1/
2)H相当区間ずつ一方向へずれていくものではなく、
1トラック周期毎に(1/2)H相当区間の進み遅れを
交互に繰り返したトラックパターンであり、トラック毎
に(1/2)H周期長いフィールドと(1/2)H周期
短いフィールドとが交互に記録される。これを再生し、
フィールド切換回路35で(1/2>H周期長いフィー
ルドを(1/2)l−(遅延処理すると、再生映像信号
の大部分はもとの入力信号に等しい波形に戻るが、(1
/2)H短かったフィールドの後端切換点の直前で(’
1/2)Hの幅だけ(1/2)H長かったフィールドの
信号が挿入され、もとの奇数、偶数のフィールドが混在
するようになる。しかし、フィールドの切換点を垂直帰
線消去期間内で行なえば、奇数、偶数の両フィールドと
もに映像信号成分のないほぼ等しい内容である(フィー
ルド相関がある)ので問題とはならず、もとの入力信号
とほぼ同等に扱える再生映像信号となり、静止画再生は
第2図のトラックパターンの静止画再生よりもより好適
に行ない得る。
スイッチングパルスとして対称方形波を得るためには、
第5図のフリップ70ツブ49の入カドリガーとして正
極性パルスによるトリガ一端子Cを使用し、パルス整形
回路48の出力パルスの立上り縁で1〜リガーした出力
Qをスイッチングパルスとして使用し、第4図の端子4
4に導けばよい。
なお、上記の実施例では第5図に示すノリツブフロップ
49を奇数フィールド検出パルスでリセットしているが
、偶数フィールド検出パルスでリセットするようにして
もよい。
更に本発明装置は円筒状回転磁気記録媒体のみならず、
円盤状回転磁気記録媒体にも適用することができ、また
1/2遅延回路39の代りに例えば1)−11延回路を
使用し、かつ、遅延回路41の代りに1/2H遅延回路
を使用してもよく、要は一方のフィールドの少なくとも
映像期間の信号を他方のフィールドの複合映像信号に対
して相対的に(1/2)H遅延された複合映像信号を出
力する構成であればよい。また、スイッチングパルス発
生回路31に再生時に供給する複合同期信号は、装置内
部に別途設けた同期信号発生器の出力信号としてもよい
効果 上述の如く、本発明によれば、定められた走査標準に従
って水平、垂直走査が行なわれる入力複合映像信号の奇
数フィールドと偶数フィールドのうち、一方のフィール
ドの少なくとも映像期間の信号を他方のフィールドの複
合映像信号に対して相対的に水平走査周期の1/2倍の
期間遅延した複合映像信号を、上記入力複合映像信号の
垂直走査周期と等しい回転周期で回転している回転磁気
記録媒体に記録し、これを再生するようにしだので、回
転磁気記録媒体の全記録トラックの水平同期信号記録位
置をトラック幅方向に整列させることができ、よって隣
接トラックからクロストークとして再生されたFM映像
信号による画質劣化を最小限に抑圧することができ、ま
た前記した本出願人の提案になる磁気記録再生装置に適
用した場合はトラッキング参照信号が隣接トラックから
クロストークとして再生された場合、そのクロストーク
成分は水平帰線消去期間内に現われるので、そのトラッ
キング参照信号を容易に弁別検出することができること
がら、クロストークとして再生されたトラッキング参照
信号を用いた自動トラッキング動作を好適に行なわせる
ことができ、また隣接トラックからのクロストーク再生
FM映像信号による悪影響が少なく、しかも上記の自動
トラッキングをかけることができることがら、相隣るト
ラック間のガートバンドを小さくすることができ、回転
磁気記録媒体の小なる表面積(記録面積)に大なる容量
の複合映像信号を記録、再生することができる。
更に、本発明装置によれば、全記録トラックの垂直同期
信号記録位置をトラック幅方向に整列記録することがで
きるので、回転磁気記録媒体が一回転する毎にヘッドを
垂直帰線消去期間内で1トラックビツヂ分逆方向へ強制
的にトラック変更することを繰り返して同一の1本の螺
旋状トラックを繰り返し再生して静止画再生を行なう場
合にも、また環状トラックを繰り返し再生して静止画再
生を行なう場合にも、・再生複合映像信号(静止画信号
)の垂直走査周期は入力複合映像信号の垂直走査周期と
常に一致し、再生静止画信号をVTR等の他の装置に入
力しても誤動作を生せしめることがなく、また、駒撮り
記録を行なったトラックを再生時にヘッドを連続的に移
送して再生しても、トラック変更時の瞬間においても垂
直同期信号の位相が一定周期で再生されるので画像が乱
れることはなく、更に任意のフィ」ルドの複合映像信号
を駒撮り記録することができる。また更に、回転磁気記
録媒体に記録されたすべての複合映像信号は、奇数フィ
ールド及び偶数フィールドのうち一方のフィールドにの
み水平位相が一致しているので、再生複合映像信号の水
平同期信号の位相をフィールド期間毎に(1/2)l−
1異ならせて飛越走査標準を満たす再生複合映像信号を
得るための(1/2)H位相処理は、標準速度再生、ス
ローモーション再生、静止画再生等のすべての再生モー
ドで同じ動作で良く、よってすべての再生モードで上記
の(1/2)H位相処理に使用するスイッチングパルス
を共用でき、スイッチングパルス発生回路の構成を簡単
にすることができる等の数々の特長を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来装置により記録されたトラ
ックパターンの各側の概略を示す図、第   。 3図は本発明装置°の一実施例を示すブロック系統図、
第4図は第3図図示ブロック系統中のフィールド切換回
路の一実施例を示すブロック系統図、第5図は第3図図
示ブロック系統中のスイッチングパルス発生回路の一実
施例を示す回路系統図、第6図(A)〜(J)及び第7
図(A)〜(1−1)は夫々第4図及び第5図の動作説
明用の信号波形等を示す図、第8図及び第9図は夫々本
発明装置により記録されたトラックパターンの各側の概
略を示す図である。 1・・・円筒状回転磁気記録媒体(磁性ドラム)、2.
25・・・磁石片、4・・・ベース、6・・・磁性ドラ
ム回転用直流モータ、8・・・マグネットキャッチ、1
1・・・フレーム、12・・・フィードスクリュー、1
9・・・ビデオヘッド、21・・・フィードスクリュー
回転用直流モータ、28・・・標準方式複合映像信号入
力端子、29.35・・・フィールド切換回路、30・
・・同期分離回路、31・・・スイッチングパルス発生
回路、32・・・記録回路、33・−・切換スイッチ、
34・・・再生回路、36・・・再生標準方式複合映像
信号出力端子、39・・・1/2H遅延回路、41・・
・遅延回路、43−・・スイッチング回路、44・・・
スイッチングパルス入力端子、46・・・等化パルス入
力端子、51・・・水平同期信号入力端子、52・・・
垂直同期信号入力端子、53・・・単安定マルチバイブ
レータ(MM)、49.50・・・フリップフロップ、
56・・・スイッチングパルス出力端子。 第8図      第9図 特許庁長官  若杉和夫  殿 (特許庁審査官         殿)1、事件の表示 昭和58年特 許願第 7972会号 2、発明の名称 磁気記録再生装置 3、補正をする者 特  許  出願人 住 所  ウ221  神奈川県横浜市神奈用区守屋町
3丁目12番地名称 (432)  日本ビクター株式
会社代表者 取締役社長  宍 道 −部 4、代理人 6、補正の対象 図面。 Z補正の内容 図面中、第1図を添付図面の通り補正する。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)定められた走査標準に従って水平、垂直走査が行
    なわれる入力複合映像信号の奇数フィールドと偶数フィ
    ールドのうち、一方のフィールドの少なくとも映像期間
    の信号を他方のフィールドの複合映像信号に対して相対
    的に水平走査周期の1/2倍の期間遅延した複合映像信
    号を切換出力する第1の遅延手段と、該第1の遅延手段
    の出力複合映像信号を記録再生に適した信号形態に変換
    する記録回路と、上記入力複合映像信号の垂直走査周期
    と等しい周期で回転せしめられている回転磁気記録媒体
    に該記録回路の出力信号を記録する手段と、該垂直走査
    周期と等しい周期で回転せしめられている該回転磁気記
    録媒体の記録トラックの既記緑信号を再生して取り出す
    再生手段と、該再生手段の出力再生信号を複合映像信号
    に変換する再生回路と、該再生回路より取り出された再
    生複合映像信号の相隣る2つのフィールドのうち、一方
    のフィールドの少なくとも映像期間の信号を他方のフィ
    ールドの複合映像信号に対して相対的に水平走査周期の
    1/2倍の期間遅延した再生複合映像信号を出力する第
    2の遅延手段と、該人力複合映像信号の複合同期信号に
    基づいて該第1及び第2の遅延手段において該一方のフ
    ィールドの少なくとも映像見間の信号が遅延されている
    複合映像信号と他方のフィールドの複合映像信号とを交
    互に切換出力するためのスイッチングパルスを発生出力
    するスイッチングパルス発生手段とよりなり、該回転磁
    気記録媒体の全記録トラックの垂直同期信号記録位置を
    トラック幅方向に一定範囲内に揃えて記録すると共に、
    水平同期信号記録位置を1〜ラック幅方向に揃えて記録
    し、再生時は該回転磁気記録媒体から定められた走査標
    準に従って水平、垂直走査が行なわれる複合映像信号の
    再生出力を得るよう構成したことを特徴とする磁気記録
    再生装置。 ■ 該スイッチングパルス発生手段は、該入力複合映像
    信号から複合同期信号を分離して取り出す同期分離回路
    と、該同期分離回路からの複合同期信号が隼給されその
    垂直同期信号に後続する等化パルスにより出力が反転せ
    しめられる第1のフリップ70ツブと、該□第1のフリ
    ップフロップの出力パルスの前縁でセットされ、かつ、
    該垂直同期信号に先行する等化パルスによりリセットさ
    れる第2の7リツプフロツプと、該入力複合映像信号の
    奇数フィールド又は偶数フィールドを検出する検出回路
    と、該検出回路の出力パルスにより該第1又は第?のフ
    リップ70ツブをリセットする手段とよりなり、該第2
    のフリップ70ツブより2フイ一ルド周期の非対称方形
    波であるスイッチングパルスを発生出力するよう構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記
    録再生装置。 ■ 該スイッチングパルス発生手段は、該入力複合映像
    信号から複合同期信号を分離して取り出す同期分離回路
    と、該同期分離回路からの複合同期信号が供給されその
    垂直同期信号に先行する等化パルス又は垂直同期信号の
    前縁により出力が反転せしめられるフリップフロップと
    、該入力複合映像信号の奇数フィールド又は偶数フィー
    ルドを検出する検出回路と、該検出回路の出力パルスに
    より該フリップフロップをリセットする手段とよりなり
    、該フリップフロップより2フイ一ルド周期の対称方形
    波であるスイッチングパルスを発生出力するよう構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記
    録再生装置。 (4)該記録手段は、単一のヘッドを連続的又は間欠的
    に移送せしめてフルフィールドの複合映像信号を該回転
    磁気記録媒体に記録する手段であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第3項のうちいずれか一項記載
    の磁気記録再生装置。
JP58079721A 1983-05-07 1983-05-07 磁気記録再生装置 Pending JPS59204389A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4761694A (en) * 1984-03-01 1988-08-02 Victor Company Of Japan, Ltd. Apparatus for recording/reproducing a composite video signal with a rotary recording medium and circuit arrangement therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4761694A (en) * 1984-03-01 1988-08-02 Victor Company Of Japan, Ltd. Apparatus for recording/reproducing a composite video signal with a rotary recording medium and circuit arrangement therefor

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