JPS59203773A - セラミツクスの焼成方法 - Google Patents
セラミツクスの焼成方法Info
- Publication number
- JPS59203773A JPS59203773A JP58077572A JP7757283A JPS59203773A JP S59203773 A JPS59203773 A JP S59203773A JP 58077572 A JP58077572 A JP 58077572A JP 7757283 A JP7757283 A JP 7757283A JP S59203773 A JPS59203773 A JP S59203773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- raw material
- ceramic
- firing
- atmosphere
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、Pb等蒸気圧の高い成分を含むセラミックス
の焼成方法に関するものである。
の焼成方法に関するものである。
例えばPb等蒸気圧の高い成分を含むPLZT +pZ
T等のセラミックスの焼成において、焼成中にpb等が
蒸発すると、セラミックスの成分が変化しく例えばPL
ZTにおいてはその透明度が変化する)、所望の特性を
有するセラミックスが得られ表いという問題が発生する
。
T等のセラミックスの焼成において、焼成中にpb等が
蒸発すると、セラミックスの成分が変化しく例えばPL
ZTにおいてはその透明度が変化する)、所望の特性を
有するセラミックスが得られ表いという問題が発生する
。
このような問題点を解決するために、従来、例えばPL
ZTでけpboを過剰に原料中に加えておくとともに、
焼成のための炉内にpboやPbZrO3等のpboの
蒸気を発生するような粉体を入れておく手法がとられて
いる。
ZTでけpboを過剰に原料中に加えておくとともに、
焼成のための炉内にpboやPbZrO3等のpboの
蒸気を発生するような粉体を入れておく手法がとられて
いる。
第1図は、このような従来の手法の一例を説明するだめ
の説明図である。この図において、1,2はいずれもル
ツボで、ここでは内部の金属酸化物(pbo等)の蒸気
圧を一定に維持するために2個を二重にして使用してい
る。3はPLZT等の原料、4、5.6はいずれも雰囲
気調整用のPbZrO3やpbo等の粉体で、原料5の
周囲、ルツボ1,2内に充填されている。原料3は、こ
のような状態で、所定の時間、例えば1200°Cの温
度で焼成される。
の説明図である。この図において、1,2はいずれもル
ツボで、ここでは内部の金属酸化物(pbo等)の蒸気
圧を一定に維持するために2個を二重にして使用してい
る。3はPLZT等の原料、4、5.6はいずれも雰囲
気調整用のPbZrO3やpbo等の粉体で、原料5の
周囲、ルツボ1,2内に充填されている。原料3は、こ
のような状態で、所定の時間、例えば1200°Cの温
度で焼成される。
このよ゛うな手法によれば、雰囲気調整用の粉体が多量
に必要であるうえに、各ルツボ1,2と設置台7との透
き間から金属酸化物の蒸気が逃げてしまい、蒸気圧を一
定に維持することが難かしく、また、再現性が悪いとい
う欠点がある。
に必要であるうえに、各ルツボ1,2と設置台7との透
き間から金属酸化物の蒸気が逃げてしまい、蒸気圧を一
定に維持することが難かしく、また、再現性が悪いとい
う欠点がある。
ことにおいて、本発明は従来の手法におけるこのような
欠点を解決するために外されたものである。
欠点を解決するために外されたものである。
本発明に係る方法は、容器内に焼成すべきセラミックス
原料を入れるとともにこれと直接接触しないように雰囲
気を調整する成分を含むガラスを設置し、このガラスを
高温下で溶融させ前記容器をシールするようにし、この
状態で所定の時間焼成するようにした点に特徴がある。
原料を入れるとともにこれと直接接触しないように雰囲
気を調整する成分を含むガラスを設置し、このガラスを
高温下で溶融させ前記容器をシールするようにし、この
状態で所定の時間焼成するようにした点に特徴がある。
第2図は本発明に係る方法を説明するための説明図であ
る。この図において、1はルツボ、4は雰囲気調整用の
例えばPbZrO3やpbo等の粉体、3はルツボ1内
であって、粉体4中に入れられた焼成すべきセラミック
ス原料の成形体(例えばPLZTやpZT)、8はセラ
ミックス材料3と直接接触し々いように設置した雰囲気
を調整する成分を含んだガラスで、例えばPbO,5i
n2系の鉛ガラスが用いられ、常温においては粉体、高
温において液体となる。80は、ガラス8が原料3側に
しみ込むのを防止するための粉体で、例えばアルミナ、
ジルコニア等が用いられる。なお、この粉体は、ガラス
8の組成によっては必ずしも必要でない。
る。この図において、1はルツボ、4は雰囲気調整用の
例えばPbZrO3やpbo等の粉体、3はルツボ1内
であって、粉体4中に入れられた焼成すべきセラミック
ス原料の成形体(例えばPLZTやpZT)、8はセラ
ミックス材料3と直接接触し々いように設置した雰囲気
を調整する成分を含んだガラスで、例えばPbO,5i
n2系の鉛ガラスが用いられ、常温においては粉体、高
温において液体となる。80は、ガラス8が原料3側に
しみ込むのを防止するための粉体で、例えばアルミナ、
ジルコニア等が用いられる。なお、この粉体は、ガラス
8の組成によっては必ずしも必要でない。
本発明は、原料3をルツボ1内に図示するように設置す
るとともに、雰囲気を調整する成分を含むガラスを原料
3に直接接触しないように設置し、加熱し、例えば12
00°Cで30時間〜40時間焼成する。
るとともに、雰囲気を調整する成分を含むガラスを原料
3に直接接触しないように設置し、加熱し、例えば12
00°Cで30時間〜40時間焼成する。
ここで、加熱温度が、ガラス8の融点(例えば500〜
900°C)以上となると、ガラス8は溶融し、液体と
なって、ルツボ1を完全にシールするとともに、雰囲気
を調整する作用を行なう(第2図はこの状態を示す)。
900°C)以上となると、ガラス8は溶融し、液体と
なって、ルツボ1を完全にシールするとともに、雰囲気
を調整する作用を行なう(第2図はこの状態を示す)。
従って、焼成状態において、金属酸化物の蒸気が逃げる
ことはなく、蒸気圧を一定に維持することができる。な
お、この蒸気圧は、ガラス8の組成を変えることによっ
て(これにより溶融温度が変わる)、所定の値に制御す
ることができる。
ことはなく、蒸気圧を一定に維持することができる。な
お、この蒸気圧は、ガラス8の組成を変えることによっ
て(これにより溶融温度が変わる)、所定の値に制御す
ることができる。
なお、上記の説明では、PLZT又はPZT等、pbを
含む原料の焼成を例にとって説明したが、本発明は、p
b以外に、他の蒸発しやすい成分を含む原料の焼成に広
く適用することができる。また、ここ(3) では、ルツボを使用したものであるが、他の容器、例え
ば石英アンプル等を用いてもよい。
含む原料の焼成を例にとって説明したが、本発明は、p
b以外に、他の蒸発しやすい成分を含む原料の焼成に広
く適用することができる。また、ここ(3) では、ルツボを使用したものであるが、他の容器、例え
ば石英アンプル等を用いてもよい。
以上説明したように、本発明は、ガラスの融点が一般的
にセラミ、クスの焼成温度よシ低い点に着目したもので
、本発明の方法によれば、焼成中に蒸気圧を一定に維持
することができ、良質のセラミ、クスを得ることができ
る。
にセラミ、クスの焼成温度よシ低い点に着目したもので
、本発明の方法によれば、焼成中に蒸気圧を一定に維持
することができ、良質のセラミ、クスを得ることができ
る。
第1図は従来の手法の一例を説明するための説明図、第
2図は本発明に係る手法を説明するための説明図である
。 1・・・ルツボ、3・・・セラミックス原料、8・・・
ガラス、4・・・粉体。 (4)
2図は本発明に係る手法を説明するための説明図である
。 1・・・ルツボ、3・・・セラミックス原料、8・・・
ガラス、4・・・粉体。 (4)
Claims (1)
- (1)容器内に焼成すべきセラミックス原料を入れると
ともに、これと直接接触しないように雰囲気を調整する
成分を含むガラスを設置し、このガラスを高温下で溶融
させ前記容器をシールするようにし、この状態で前記セ
ラミックスを焼成するようにしたセラミ、クスの焼成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58077572A JPS59203773A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | セラミツクスの焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58077572A JPS59203773A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | セラミツクスの焼成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203773A true JPS59203773A (ja) | 1984-11-17 |
JPS613308B2 JPS613308B2 (ja) | 1986-01-31 |
Family
ID=13637718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58077572A Granted JPS59203773A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | セラミツクスの焼成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203773A (ja) |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP58077572A patent/JPS59203773A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613308B2 (ja) | 1986-01-31 |
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