JPS5920366B2 - スケ−ル等の分離脱水装置 - Google Patents
スケ−ル等の分離脱水装置Info
- Publication number
- JPS5920366B2 JPS5920366B2 JP52029887A JP2988777A JPS5920366B2 JP S5920366 B2 JPS5920366 B2 JP S5920366B2 JP 52029887 A JP52029887 A JP 52029887A JP 2988777 A JP2988777 A JP 2988777A JP S5920366 B2 JPS5920366 B2 JP S5920366B2
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- JP
- Japan
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- tank
- separation
- solids
- separation tank
- scale
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は丸棒、形鋼、鋼板等の圧延工程又は連続鋳造装
置等から排出される排水中に含まれるスケールの如き固
形物の分離脱水装置に関するものである。
置等から排出される排水中に含まれるスケールの如き固
形物の分離脱水装置に関するものである。
従来ではこのようなスケールは沈殿池にて重力沈降させ
て分離し、分離したスケールは真空脱水機等で脱水する
方法が行われていた。
て分離し、分離したスケールは真空脱水機等で脱水する
方法が行われていた。
しかし、このような方法は設備費が高価となり、真空脱
水機の濾布の目詰りが激しく濾布の寿命が短いためラン
ニングコストが高くなる。
水機の濾布の目詰りが激しく濾布の寿命が短いためラン
ニングコストが高くなる。
真空脱水機等は運転管理や清掃が日常業務として必要な
ため無人運転が困難である等の種々の問題がある。
ため無人運転が困難である等の種々の問題がある。
本発明は上記のような従来方法の問題を解決しようとす
るもので沈殿槽を用いるが、その前段に粗固形物分離槽
を設けて、ここで粗固形物を分離除去したものを沈殿槽
にて更に分離することにより極めて能率のよい分離が行
われるようになったものであるがその詳細を説明すれば
次の通りである。
るもので沈殿槽を用いるが、その前段に粗固形物分離槽
を設けて、ここで粗固形物を分離除去したものを沈殿槽
にて更に分離することにより極めて能率のよい分離が行
われるようになったものであるがその詳細を説明すれば
次の通りである。
図において１は沈殿槽、２はその流入前段に形成した粗
固形物分離槽である。
固形物分離槽である。
この槽２には圧延工場等から導かれてきた流入管３が臨
みこの管３からスケールを含んだ水が常に槽２へ流入し
ている。
みこの管３からスケールを含んだ水が常に槽２へ流入し
ている。
又該槽２内には傾斜したスクリューコンベヤ４の下半を
臨ませ、槽２の下部に沈降した固形物を上方へ搬出する
もので、このコンベヤ４の上部の排出口５はスケール等
の貯溜場６へ臨ませる。
臨ませ、槽２の下部に沈降した固形物を上方へ搬出する
もので、このコンベヤ４の上部の排出口５はスケール等
の貯溜場６へ臨ませる。
７は該分離槽２の沈殿槽１側の側壁上部に形成した越流
口で、この越流ロアを越流した水は案内板８内を経て沈
殿槽１内に流入する。
口で、この越流ロアを越流した水は案内板８内を経て沈
殿槽１内に流入する。
９は分離槽２内の下部に設けた複数のストレーナでこの
ストレーナ９にドレン弁１０を有するドレンパイプ１１
を連結して、このパイプ１１を沈殿槽１へ開口しである
。
ストレーナ９にドレン弁１０を有するドレンパイプ１１
を連結して、このパイプ１１を沈殿槽１へ開口しである
。
１２は沈殿槽１の分離槽２側の底部に形成したピットで
、このピット１２に汲上ポンプ１３を設け、その汲上管
１４を分離槽２上に臨ませる。
、このピット１２に汲上ポンプ１３を設け、その汲上管
１４を分離槽２上に臨ませる。
１５は槽１の底部に沈降した微細スケールをピット１２
へ掻寄せる掻寄部材で沈殿槽１の上部両側のレールに沿
って往復走行する台車１６に軸着した腕１７の下端に取
付けたもので、台車１６がピット１２の方へ走行すると
きは腕１７が下り部材１５が底部に沈降したスケールを
ピット１２へ掻寄せ、台車１６が元に戻るときは腕１７
が上って部材１５が底部に接することなく戻るものであ
る。
へ掻寄せる掻寄部材で沈殿槽１の上部両側のレールに沿
って往復走行する台車１６に軸着した腕１７の下端に取
付けたもので、台車１６がピット１２の方へ走行すると
きは腕１７が下り部材１５が底部に沈降したスケールを
ピット１２へ掻寄せ、台車１６が元に戻るときは腕１７
が上って部材１５が底部に接することなく戻るものであ
る。
１８は沈殿槽１の水面に浮上した油の遮蔽用仕切板、１
９は同じく水面に浮上した油を外に排出するスキマー、
２０は上澄水の排出渠である。
９は同じく水面に浮上した油を外に排出するスキマー、
２０は上澄水の排出渠である。
本発明は上記の構成であり、その作用を説明すればスケ
ールを含んだ排水は流入管３から分離槽２へ流入する。
ールを含んだ排水は流入管３から分離槽２へ流入する。
該槽２内においては比重の重い粗スケール２１は迅速に
沈降し、微細スケールを含んだ水は越流ロアをオーバフ
ローして沈殿槽１に流入する。
沈降し、微細スケールを含んだ水は越流ロアをオーバフ
ローして沈殿槽１に流入する。
この槽１においては微細スケールを沈降除去するに十分
な時間が与えられて５Ｓ５０〜１００ｐＰＩの上澄水が
得られ排水渠２０ヘオーバーフローして再使用される。
な時間が与えられて５Ｓ５０〜１００ｐＰＩの上澄水が
得られ排水渠２０ヘオーバーフローして再使用される。
又分離槽２で沈降した粗スケール２１はスクリューコン
ベヤ４で貯溜場６へ排出する。
ベヤ４で貯溜場６へ排出する。
上記の運転により、微細スケール２２が次第にピット１
２内に溜められるが、このスケール２２は工場運休時に
ポンプ１３を運転して汲上管１４を経て分離槽２へ汲み
上げる。
２内に溜められるが、このスケール２２は工場運休時に
ポンプ１３を運転して汲上管１４を経て分離槽２へ汲み
上げる。
この場合、ポンプ１３を運転する前に弁１０を開き分離
槽２内の水を排出してスケール２１のみとしておく。
槽２内の水を排出してスケール２１のみとしておく。
このときストレーナ９により、槽２内のスケール２１が
槽１へ流入することを防止する。
槽１へ流入することを防止する。
上記のようにポンプ１３で汲み上げられた微細スケール
は槽２内のスケール２１層で濾過されて濾液はドレンパ
イプ１１から沈殿槽１に戻される。
は槽２内のスケール２１層で濾過されて濾液はドレンパ
イプ１１から沈殿槽１に戻される。
尚、粗固形物分離槽２を２槽とすると、交互使用により
、工場操業中においても微細スケールの濾過を行える。
、工場操業中においても微細スケールの濾過を行える。
本発明は上記のように粗固形物分離槽により粗スケール
のような沈降し易い固形物を沈降せしめた処理水を沈殿
槽により十分な時間をかけて微細スケール等を沈降せし
めるので、分離効率が高く、又工場連体中に分離槽の沈
降固形物を利用して沈殿槽の固形物を濾過するので従来
より遥かに簡単に微細固形物の分離が行え、ランニング
コストもポンプの運転用と沈殿槽の掻寄部材の運転用電
力のみであるから従来の真空脱水や遠心脱水機に比較し
て極めて低くおさえられる。
のような沈降し易い固形物を沈降せしめた処理水を沈殿
槽により十分な時間をかけて微細スケール等を沈降せし
めるので、分離効率が高く、又工場連体中に分離槽の沈
降固形物を利用して沈殿槽の固形物を濾過するので従来
より遥かに簡単に微細固形物の分離が行え、ランニング
コストもポンプの運転用と沈殿槽の掻寄部材の運転用電
力のみであるから従来の真空脱水や遠心脱水機に比較し
て極めて低くおさえられる。
又分離槽からの粗固形物の排出は傾斜したスクリューコ
ンベヤにより行うので固形物の排出時においても脱水除
去されるので脱水効果が犬である等の特徴を有するもの
である。
ンベヤにより行うので固形物の排出時においても脱水除
去されるので脱水効果が犬である等の特徴を有するもの
である。
第１図は本発明装置の縦断側面図、第２図は同上の横断
正面図である。 １・・・・・・沈殿槽、２・・・・・・粗固形物分離槽
、４・・・・・・スクリューコンベヤ、９・・・・・・
ストレー−）−１１０・・・・・・ドレン弁、１１・・
・・・・ドレンパイプ、１３・・・・・・汲上ポンプ、
１４・・・・・・汲上管。
正面図である。 １・・・・・・沈殿槽、２・・・・・・粗固形物分離槽
、４・・・・・・スクリューコンベヤ、９・・・・・・
ストレー−）−１１０・・・・・・ドレン弁、１１・・
・・・・ドレンパイプ、１３・・・・・・汲上ポンプ、
１４・・・・・・汲上管。
Claims (1)
- １ 沈澱槽の流入前段に粗固形物分離槽を設け、該分離
槽；こは分離沈降したスケール等の粗固形物を分離槽外
に排出する傾斜スクリューコンベヤを設は該分離槽内に
残留する粗固形物で形成した鏡層中にはストレーナ−を
設け、必要に応じてこのストレーナ−を通過したドレー
ンを該沈澱層に流入させるドレーンパイプを設け、沈澱
槽にて沈澱した微細固形物を必要に応じて粗分離槽上へ
汲み上げるポンプを設けたスケール等の分離脱水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52029887A JPS5920366B2 (ja) | 1977-03-17 | 1977-03-17 | スケ−ル等の分離脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52029887A JPS5920366B2 (ja) | 1977-03-17 | 1977-03-17 | スケ−ル等の分離脱水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53114569A JPS53114569A (en) | 1978-10-06 |
| JPS5920366B2 true JPS5920366B2 (ja) | 1984-05-12 |
Family
ID=12288472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52029887A Expired JPS5920366B2 (ja) | 1977-03-17 | 1977-03-17 | スケ−ル等の分離脱水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920366B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4842900A (en) * | 1986-02-12 | 1989-06-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for coating |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100355793B1 (ko) * | 2000-06-30 | 2002-10-19 | 주식회사 에취켓 | 스컴/협잡물제거장치 |
| JP6833933B2 (ja) * | 2018-08-21 | 2021-02-24 | 中外炉工業株式会社 | スケール回収装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4416066Y1 (ja) * | 1964-09-04 | 1969-07-10 |
-
1977
- 1977-03-17 JP JP52029887A patent/JPS5920366B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4416066Y1 (ja) * | 1964-09-04 | 1969-07-10 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4842900A (en) * | 1986-02-12 | 1989-06-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for coating |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53114569A (en) | 1978-10-06 |
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