JPS5920364A - 高温高圧蒸気養生気泡コンクリート製品用鉄筋防錆剤 - Google Patents

高温高圧蒸気養生気泡コンクリート製品用鉄筋防錆剤

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JPS5920364A
JPS5920364A JP12887382A JP12887382A JPS5920364A JP S5920364 A JPS5920364 A JP S5920364A JP 12887382 A JP12887382 A JP 12887382A JP 12887382 A JP12887382 A JP 12887382A JP S5920364 A JPS5920364 A JP S5920364A
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JP
Japan
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rust preventive
styrene
rust
solids
org
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JP12887382A
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JPS6320468B2 (ja
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Yasuo Fujita
藤田 保夫
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高温高圧水蒸気養生コンクリートに用いる鉄筋
の防錆に係るものである。本発明の組成から成る防錆剤
は、アスファルトとスチレン共重合体ラテックス併用を
特徴とするものである。
本発明の防錆剤組成物はラテックス中に反応基をもたせ
なおかっ、スチレン比率が65%以上であることから鉄
筋に塗布後、低温(50℃〜70℃)で架橋反応をし、
強固な塗膜がすみゃかに形成される。この場合、急激な
収縮が起るため表1mに亀%、!>IIEL)るが、こ
の亀裂防止剤としてアスファルトを加えることにより、
たとえ高温(100−130℃)で反応させた場合でも
亀裂の発生はない。スチレン共重合体ラテックスの特性
を充分活かすことが出来、鉄筋との接着力は大きく鉄筋
に対して充分なる防錆力があると同時に、防錆剤の表面
は高温高圧養生中に架橋反応がよシ促進され、母料−と
の付着力も向上し、補強材の大巾な向上を有する。
更に長期間保存した後も水により簡単に調整ができ、鉄
筋への塗布作業は作業時と何んら変ることなく容易忙出
来る。
従来、一般に蒸気養生コンクリート用の鉄筋に対する防
錆は、アスファルト系、有機溶剤系、水硬性セメント系
防錆剤に依ってbたが、これら各種防錆剤の使用に当っ
ては後述の如く、種々の間題が生じている。これらの諸
問題は本発明の防錆剤で解消される。即ち従来使用され
ている、アスファルト系、有機溶剤系防錆剤+:L +
l]いる溶媒が人体に対し衛生−F好丑しくないこと、
被覆材の火災発生や爆発の危険があること、史に大気を
汚染する危険性が大きく環境上好まれないことがら、こ
のような危険性が極めて少ない水Lug破膜防錆剤が望
まれる。次に水硬性セメント系防錆剤においては、セメ
ントを使用するため、混合物、即ち防錆剤組成物は徐々
に凝1む現象を起こし、鉄筋に対する被覆性が不良とな
り、遂には使用不能となる。
又、セメントが主体となるので鉄筋に対する良い+1音
状態を保つだめの粘度調整の可能範囲が狭く、そのため
、鉄筋に対する付着厚みのコントロールが碓しく、一定
厚み以下で使用するのは不可能である。
水性破膜系にゴムラテックスを使用しての防錆剤がある
が、前述の問題点は充分解消出来るが塗膜の強度及び乾
燥をアップし作業性を向上させることと、より防錆力の
向上を計ること、母材との付着力をより向上させる点に
おいては、一般のゴムラテックスは反応基をもっていな
いこと、スチレン比率が低いことであるが、単にスチレ
ンの多い反応基金もたせたメチ1フン共重合体ラテック
スを使用しても乾燥時に亀ノ、セが生じ、防錆効果が劣
るが本発明防錆剤組成物11亀裂防止としてアスファル
トエマルジョンを加えることで亀裂が発生すす、又前述
の諸問題が解決される。
スチレン共重合体ラテックスとはスチレンシタツエンの
共重合体でスチレンが65%以上含むものであり、有機
固形分を40〜60%、又変性基2%〜7%をもち、又
活性剤は1%以下が好ましい。
アスファルトエマルジョンは有槻固形分40〜45重縫
%含むものが適用される。
本発明の鉄筋防錆剤組成物を用いると次のような効果が
Jvj特出来る。
■ アスファルトエマルジョンの併用効果としては、ラ
テックス中に反応基を有しているので、低IM(50℃
以上)ですみやかに架病反応が起り、短時間で強固の膜
が形成される。又その時点において通常であれば急激な
収縮のため表面亀裂が生じるが本発明防錆剤においては
アスファルトエマルジョンを使・用し−Cいるため、急
激な乾燥においても亀裂の発生はなく、そのため防錆性
は一般のラテックス単味防錆剤にくらべ大巾な向上が得
られる。又ラテックス中のスチレンが多いことから塗I
1gは強固でなおかつ、反応基を有しているので、オー
トクレーブ中で反応し母材と結合的働きをし、付着力が
犬l〕に向上する。
Q)なおその他ラテックス本来のもっている効果として
は水溶媒系防錆剤であるので作業の安全1生、良い作業
環境が確保される。又、水硬性セメントを含まないので
防錆剤作成後、し時間の保存に耐え得る。本発明の防錆
剤組成の作成使用に当っては、粘度調整の可能範囲が広
く、又粘度、;I!I整も簡単であり、鉄筋に対する伺
着厚みを防錆JK:害さない限度まで薄く、且つ均一に
することが可能である。そのため、作業能率はきわめて
良く、なお乾燥中においても水溶j牛であるので無臭で
あり、作us JJ1境triiにおいても良い環境が
確1呆される。
実bNについて具体的に述べる。
珪石粉末、消石灰、スチレン共重合ラテックス(旭ダウ
社製、L−2301、スチレン70%、反応基(カル日
?キゾル基)2%)及び界面活1牛削を前述の範囲のi
j’i fil一部で混合して防錆剤全作成する。
水を加えて4 (100〜50000PにrJA3整す
る。作成した防錆剤は約10日〜15日後も硬化するこ
と〆Cく、鉄筋への塗布作業性も作成直後と変らない。
次に防錆パリを鉄筋及びラス網に塗布する。塗布方法は
ローラー又は防錆液中に浸漬することにより、鉄筋及び
ラス網に塗布する。次いで乾燥処理を行う。一般にセメ
ント系防錆剤における乾燥時間は(60℃〜70℃)で
30分〜1時間を侠している。なお、乾燥温度を上げる
と亀裂が生じ防錆性は著しく悪くなる。又、アスファル
ト系防、t++¥剤においては熱風により軟化し゛CX
整J漢注の均一が保たれに<<、乾燥も低〆晶1すで、
かつ、時間を大++]に委する。
本発明の防錆剤組成物では、鉄筋及びラス網に塗布後、
50℃から高温(160℃)迄巾広い範囲で作業能率に
応じてコント℃−ルが可能であると同時にいずれの温り
釦においても亀裂の発生はなく、均一な膜が形成される
。温度と硬化反応は比例し、50℃で30秒〜45秒、
最大130℃においては5秒〜10秒で強固な被膜が形
成される。被膜を乾燥した鉄筋及びラス網は、補強要素
としてコンクリート中に埋没させ、次にその製品をオー
トクレーブに入れて8 Kg/cm2−12 Kg/c
m”、6〜20+−1rの水蒸気養生を行う。特に高温
高圧水蒸気養生コンクリートにおいては内部に多数の独
立気泡を有するので普通のコンクリートにくらべ、より
弱アルカリ性であり、父、緻密でなくなるため、鉄筋及
びラス網に強固な被膜を形成する必要がある。
本発明の防錆剤は、乾燥段階でカルシュームイオンと架
橋反応が行なわれ、鉄筋と防錆剤の境界面は強固な膜を
形成する。又、架礪反応が著しく速くなると亀裂が生じ
やすくなるが、その防止剤としてアスファルトエマルジ
ョンが加えられている。
又、オートクレーブ養生中においては更にラテンお、且
つ、珪石粉末と消石灰が水熱反応をし、その間隙を緻密
にラデツクスが覆うため、充分なる防錆性を呈した。
又、構造物としては補強として入れた鉄筋と1す材とが
密着していなければ補強材の役割がなくt、(るため、
普通コンクリートに於いても鉄筋とコンクリートのすべ
り止めをするために異形の、あるいは曲げた鉄筋で押え
る対策をとっている。
高温高圧水蒸気養生コンクリートにおいては、緻密性が
劣るため、更に付着力が低下すると考tられる。それら
をカッ々−するには、鉄筋と防錆剤、防錆剤と母材との
強い接着性が必要である。
本発明の防錆剤は珪石粉末と消石灰が反応し、さらにゴ
ムラテックス中に反応基をもたせ、温1yにより、より
強いフィルム形成を行い、珪石と消石灰で出来た生成物
を覆う形となり、強力な)々インダーとなり、防錆被覆
を形づくる。
これらの強固な破1摸が付着力に寄与し、破壊後の形状
も主として高温高圧蒸気養生コンクリートにおいて割裂
しており、防°錆剤は鉄筋と強く付着しなお且つ防錆剤
は母材と付着し、母材が破壊された状態であり、本発明
防錆剤は、防錆I/I:、付着1生共に充分なる特、j
生を呈する。
実施例 (イ)配合組成 (a)  珪石粉末(6000〜9000 an”7g
ブレーン値)・・・・・ 18重量部 消石灰(10000〜130t)Onn2/gブレーン
値)・・・・・・・ 30重置部 アスファルトエマル2ヨ/ ・・・ ・・・・・・・・
・・・・・ 12 >i t 部スチレン共重合ラテッ
クス固形5) ・・・・・・・・・ 1s 重量 部活
性剤(ポイズ・花王石けん社製) ・・・・・・  1
電縫部無槻充填剤(弁柄)  ・・・・・・・・ ・・
・・・・・・  2重織部(b)  珪石粉末(600
0−9000rn+2/++プレーン値)・・・・・・
・・・ 18重量部 消石灰(10000−13000cm’/gプレーン値
)・・・・・・・・ 30市量部 スチレン共重合ラテックス固形づ〕 ・・・・・・・・
・ 18重量部活性剤(ポイズ) ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・   1重置it、jl
上記組成(a) 、 (b)について鉄筋に塗イl’j
 L 、<’f?−燥条fl二を60℃、130℃ニツ
イテ行イ、′勿性ヲdtll ’;Z t。
た。なお防錆効果については塩水噴霧(Cよるノブ法で
30日の連続噴霧後の発錆を確認した。
(ロ)測定結果 憂 亀裂発生数: s s n’/m X 200m/
m鉄筋戒 防錆性=8ダnメnX200’%1鉄筋表面
債当りの発錆率(30日目) なおり)の組成においてラテックス中に反応基を有しな
いものの物性は下表のようである。。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 珪石粉末15〜25重量部、消石灰25〜35重fit
     m 、アスファルトエマルジョン8〜14ti敗部(
    有機固形分40〜45重址%含むもの)、スチレン共重
    合体ラテックス(スチレンが65%以上で反応基を有す
    る、有機固形分を40〜60重喰%含むもの)中の有機
    固形分10〜25重量部より成り、残部は水及び界面活
    性剤と必要に応じて加える無機充填剤であることを特徴
    とする高温高圧蒸気養生コンクリ−1・製品ハ]鉄筋防
    錆組成物
JP12887382A 1982-07-26 1982-07-26 高温高圧蒸気養生気泡コンクリート製品用鉄筋防錆剤 Granted JPS5920364A (ja)

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JPS62161869A (ja) * 1985-12-10 1987-07-17 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 水蒸気養生軽量気泡コンクリ−ト用の補強鉄筋防錆剤

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