JPS59203517A - コ−ヒ−ミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ミルケース内に入れたコーヒー豆を回転駆動
されるカッターにより粉砕するコーヒーミルに関し、特
にコーヒー豆粉砕中に、渋皮と微粉を除去する。渋皮と
微粉の回収装置を備えたコーヒーミルに関するものであ
る。

従来より美味しいコーヒーを抽出する条件としては次の
事柄が一般に知られている。挽きだてのコーヒー粉末を
使用する。コーヒー豆の一部に除去されない壕ま残って
いるンル・（−スキンと称される渋皮を除去する。粉砕
時に生じる微粉末を除去する。また粉砕に当だっては粉
を極力加熱せず酸化を防止する等である。従来渋皮と微
粉の回収装置を備えたコーヒーミルとしては７回転する
カッター自体の遠心ファン効果を応用する方式があるが
、この方式はカッターの一部に翼車を設け。

コーヒー豆の粉砕とそのコーヒー粉のかくはんと同時に
空気流を作る方式であるだめ、コーヒーを挽く豆量が多
いときと少ないときとでは渋皮と微粉のとれる割合が変
化する。すなわち例えば５カツプ用と２カツプ用の豆を
挽くときとでは、豆量の多い５カツプのときではカッタ
ーの遠心効果Ｖこよる豆及び豆の運動により生ずる空気
抵抗量が少なくなり、渋皮と微粉の除去される割合が少
なくなり、まだ豆量の少ない２カツプのときは豆のかく
はん、空気対流も強くなり、除去される分量が多くなる
ものである。このようにして渋皮と微粉の回収効果が低
く、かつ、コーヒー粉を翼車により直接かくはんするた
め摩擦熱の発生が多くな秒。

コーヒー粉を加熱し良好なコーヒー豆の粉砕ができない
欠点があった。

本発明は上記欠点を除くためなされたものであり、ミル
ケースとふたケースで形成した第１空間と、ミルふたと
ミルふだ上部に設けだふたケースで第２空間を形成し、
それら第１空間と第２空間を連通ずる連通穴を形成し、
この連通穴に対応してカックーを取付けだ回転体と、ぢ
らにこの回転体の軸心上部（Ｌ′Ｃターボ形遠心式ファ
ンを設けるとトモニ、このターボ形遠心式ファンをミル
ケース内に収納したコーヒー豆より上部に位置せしめた
ことにより、カッターは単にコーヒー豆を粉砕するのみ
とすることで、第１空間の容積を小さくすることができ
、またカッターと遠心式ファンを別位置で、かつコーヒ
ー豆のたい積高でより高位質で連通穴と対応位置するこ
とで、連通穴を介して渋皮・微粉回収に最適な空気対流
のみを作り、その空気対流によるコーヒー粉の冷却効率
もよく。

渋皮・微粉を効果的に回収でき、コーヒー粉への加熱が
防止でき、良好なコーヒー豆の粉砕を行い得るものを提
供することである。

以下大発明の実施例を図面により説明する。

実施例の構成は第１図から＠７図の如く、１けドリップ
式のコーヒーメーカーの本体である。本体１の内部には
モーター２が配設され、］コーター２の上方にコーヒー
ミル本体３が着脱自在にセントできる如く構成されてい
る。コーヒーミル本体３は本体１の略円筒状壁４にがん
合し１着脱自在に固定されるとともに、モーター／ギフ
ト５とカンプリング６が連結され、コーヒーミル本体６
上部に取付けたミルぼたん１３の押圧によるモーター２
の回転がコーヒーミル本体３に伝達される如く構成され
ている。まだ本体１には水７を収容するタック８を有し
、スイッチ９の操作よりコーヒー豆３８の粉砕及び水７
を加熱沸騰させて、噴出０１０より噴出するものである
。１１はコーヒー液を受けるカップであり、１２はカッ
プ１１上に載置し、コーヒーを抽出するコーヒーバスケ
ットである。なお、前記コーヒーミル本体５はミルケー
ス１４とミルふた１５で第１空間１７を構成し。

この内部に後記亡るカッター１９を設置し、ミルふた１
５と、ミルふた１５上部にはめこみ着脱自在に設けたふ
たケース１６とで第２空間１８を構成したものである。

まだ第１空間１７内にはカップリング６Ｖｃ連結した回
転体２１が回転自在に配設されており１回転体２１の下
部にコーヒー豆３８を粉砕するカッター１９を取付け、
この回転体２１と同軸心土部にターボ形遠心式ファン２
０を設けるとともに上記ミルケース１．ｆ内に収納した
コーヒー豆５８より上部に位置させたものである。前記
の略円形断面を有するミルケース１４上部にはミ＼ルふ
た１５が着脱自在にかん合するとともに、ミルふだ１５
上部にふたケース１６を着脱自在にかん合さきている。

またミルふた１５の上部はその内側に接し輪状の段部壁
２２と９円すい天壁２３を介して央部を平板状壁２４で
形成し、平板状壁２４の裏面中央部に第１空間１７と第
２空間１８を連通する連通穴２５を有する内円筒２６を
突出形成し、また内円筒２６の外周部で平板状壁２４に
第１空間１７に開口する外円筒２７を設け、それら内円
筒２６゜外円筒２７と平板状壁２４により第１空間１７
に開口するドーナツ状のＡ空間２８が形成される。円す
い扶壁２３．平板状壁２４．外円筒２７　Ｋより第１空
間１７に開口する略台形状断面のＢ空間２９を形成し、
また゛第１空間１７の上部には外円筒２７の外側で段部
壁２２とミルふた１５に囲まれた上記Ｂ空間２９に連通
ずるＣ空間２９′が形成されている。

さらに円すい扶壁２５の一部にはＢ空間２９と第２空間
１８を連通ずる穴３０を設け、この穴３０　Ｋ対応する
下部に板状壁６１が設けである。この板状壁６１け段部
壁２２の延長面で、外円筒２７　Ｋ連接している。また
平板状壁２４表面部にＢ空間２９と連通穴２５間を接続
し、かつ平板状壁２４の表面より裏面にかけ貫通するス
リット状穴３２を設け。

Ａ空間２８と第２空間１８を連通させるものである。

ミルふた１５の上面外周部には壁３３を設け、その外周
面の一部に凸部６４を突出形成し、この位置に対応する
ふたケース１６の一部に凹部３５を設け。

ミルふた１５にふたケース１６を着脱自在に装着可能に
したものである。本発明の遠心式ファン２０はその上面
部５６と内円筒２６の下端部５７つまり連通穴２５と互
に軸中心で対応し、近接して配設したものである。

上記構成から本実施例の作用につき以下説明する。まず
コーヒーミル本体感にコーヒー豆３８を入れ、コーヒー
ミル本体６を本体１にセットする。

タンク８に水７を入れ、スイッチ９をミル表示側に倒し
、ミルぼたん１３を押している時間だけモーター２に通
にされ５回転し、コーヒー豆３８を粉砕する。時間の経
過とともに第６図に示すコーヒー豆３８の渋皮４０と実
３９は分離し、細かくなっていく。ミルぼだん１３を離
すとモーター２への通電が停止する。コーヒーミル本体
３　中（ｒ）　コー　ヒー粉をバスケット１２に移し、
スイッチ９をドリップ側に倒すとヒーター（図示せず）
に通電し。

水７が熱湯となって噴出穴１０から滴下し、バスケット
１２内のコーヒー粉よりコーヒー液を抽出しカップ１１
内にためるものである。ここでコーヒー豆６８の粉砕に
ついて詳細に説明する。回転体２１の回転により遠心式
ファン２０１４ミルケース１４に入れたコーヒー豆５８
より上部に位置する如く設けであるためコーヒー豆５８
の量にｊ■係せず直接かくはんすることもなく下部に位
置するカッター１９により粉砕される。カッター１９の
遠心効果により、コーヒー豆３８及びコーヒー粉・渋皮
４０は第７図の如くカッター１９の回転方向りと同方向
に回動するととも匡、ミルケース１４の内壁面にそって
点線の矢印Ｓに示す如く上昇し、大きな粒は途中でミル
ケース１４内下方に落下し、小さい粒は上昇し段部壁２
２に当り上記同様に落下する。この繰返しによりコーヒ
ー豆５８が粉砕される。このとき同時に遠心式ファン２
０の回転に伴い９回転体２１の回転方向りと同方向で第
１空間１７内に空気流が発生し、実線矢印Ｗに示す如く
空気流が生じる。すなわち、第１空間１７・Ａ空間２８
・Ｂ空間２９　・Ｃ空間２９′とも回転する空気流が発
生するとともに、ターボ形の遠心ファン２０と内円筒２
６とにより連通穴２５を通る空気対流が生じる。すなわ
ち第１空間１７・Ｃ空間２９′・Ｂ空間２９・穴３０・
第２空間１８・連通穴２５の順で循環する空気流と、Ａ
空間２８・スリット状穴３２・連通穴２５と循環する空
気流が発生する。以上のカッター１９によるコーヒー豆
５８の粉砕及び遠心式ファン２０による空気対流とによ
り、Ｃ空間２９′近傍においては、コーヒー粉は回転体
２１の回転方向りと同方向に回動しながらミルふた１５
内面では上昇し９段部壁２２に当りその中間部近傍で下
方に落下し、かつ外円筒２７外周近傍では空気流はゆる
やかに上昇し、コーヒー粒と渋皮・微粉が分離され９重
い粒はミルアース１４内壁方向によせられ下方に、軽い
渋皮・微粉成分はＢ空間２９を回動しながら穴３０から
第２空間１８に運ばれ、空気流の減速により、ミルふた
１５の上面に分離捕獲されるとともに、Ａ空間２８から
スリット状穴３２を介して第２空間１８内に膜状に流入
する空気流と、穴３０から流入した渋皮・微粉は静礪気
を帯びているだめ、その相乗効果により、特に軽い渋皮
・微粉をふたケース１６の内面全体に装着させ回収する
ことができる。首だこのとき、外円筒２７はＣ空間２９
′を作ることにより、遠心ツーアン２０で発生する空気
流を直接穴３０から第２空間１８に・噴出させないだめ
であり、外円筒２７の外周ｉｉ　＋ｌこそってゆるやか
に、かつなめらかな上昇する空気流を作り、Ｃ空間２９
′内でのコーヒー粒と渋皮・微粉の分級効果を高める効
果を有するとともに、カッター１９の回転で飛ばされた
コーヒー豆３８あるいは大きな粒状のコーヒー粉が遠心
ファン２０ＩＣ当たりはね飛ばされたときに、直接穴５
ｏから第２空間１８に入らないようにするだめ構成した
ものである。このだめ板状壁３１は穴３０の開口面Ｉ心
対応し、上面からの面積を穴３０の面積ｌＣはぼ対応す
るように設けてあり、かつＢ空間２９の空気対流の特に
回転空気流と平行面状に配設してあり５第１空間１７内
から不規則に運動するコーヒー豆５８や粒状粉が直接穴
６０を通り第２空間１８内に飛び込むのを防止するもの
である。以上めようにコーヒー豆３８を粉砕したのちは
、ミルふだ１５・ふたケース１６を同時にミルケース１
４から取り外して該ミルケース１４内の粒子状のコーヒ
ー粉を取り出して使用する一方、第２空間１８内に捕獲
された渋皮及び微粉等の不良成分は、ミルふ；そ１５・
ふたケース１６を外して廃棄すればよい。

本発明によれば、カッターを有する第１空間と。

第１空間の上部に第２空間を構成し、第１空間と第２空
間を連通する連通穴を形成し、またカッターを取付けた
回転体と同軸心上部で、かつミルケース内のコーヒー豆
より上部の高さ位置（（ターボ形の遠心式ファンを設け
、連通穴に遠心式ファンの上面部を連通穴と対応し、近
接して配設したことにより、カッターは単にコーヒー豆
を粉砕するのみとすることで、第１空間の容積を小さく
することかでａ、ｔだカッターと遠心ファンを別位置で
、かつコーヒー豆のたい積高さ位置で連通穴と対応位置
することで、連通穴を介して渋皮・微粉回収に最適力空
気流のみを作り、その空気対流によるコーヒー粉の冷却
効率もよく、渋皮・微粉を効果的に分級回収でき、コー
ヒー粉への加熱が防止でき、良好なコーヒー豆の粉砕を
行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すコーヒーミルを装着、
断面で示しだドリップ式コーヒーメーカの正面図、第２
図は同コーヒーミルの要部１析面図。 第６図（は同コーヒーミルのｘ　−ｘ’断面の要部断面
図、第４図は同コーヒーミルの要部分解斜視図。 第５図は同コーヒーミルのミルふた上酊図、第６図は同
コーヒーミルに用いるコーヒー豆の断面図。 第７図ケま同コーヒーミルの要部断面図（対流説明）で
ある。 １４・・ミルケース　　　１５・・・ミルふた１６・・
・ふだケース　　　１７・・第１空間１８・・第２空間
　　　　１９・・・カッター２０　　・遠心式ノアン　
　２１　・・回転体２５・・・連通穴　　　　　６８　
・・コーヒー豆出願人　　日立熱器具株式会社 第３図 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 コーヒー豆を収納し２回動されるカッターを内設したミ
   ルケースと、ミルケース上部のミルふだを１備するコー
   ヒーミルにおいて、該ミルケース（１４）とミルふた（
   １５）で構成した第１空間（１７）と。 ミルふだ（１５）とミルふた。（１５）上部に設けたふ
   たケース（１６）とで構成した第２空間（１８）を形成
   し、それら第１空間（１７）と第２空間（１８）を連通
   す６連通穴（２５）を形成し、この連通穴（２５）に対
   応してカッター（１９）を取付けた回転体（２’１）と
   、さらにこの回転体（２１）の軸心上部にターボ形遠心
   式ファン（２０）を設けるとともに、このターボ形遠心
   式ファン（２０）をミルケース（１４）内に収納したコ
   ーヒー豆（６８）より上部に位置させたことを特徴とす
   るコーヒーミル。