JPS59199176A - 短絡を伴なう溶接の電流の制御方法と装置 - Google Patents

短絡を伴なう溶接の電流の制御方法と装置

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JPS59199176A
JPS59199176A JP7548283A JP7548283A JPS59199176A JP S59199176 A JPS59199176 A JP S59199176A JP 7548283 A JP7548283 A JP 7548283A JP 7548283 A JP7548283 A JP 7548283A JP S59199176 A JPS59199176 A JP S59199176A
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Tokuji Maruyama
徳治 丸山
Takashi Saito
敬 斉藤
Masaharu Sato
佐藤 正晴
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は短絡移行を伴なう溶接における電流の制御方
法と装置に関する。
従来技術 ガスシールド溶接において、溶接ワイヤと母材との間で
短絡とアーク発生とを交互にくり返しながら溶接を行な
う短絡移行溶接におけるスパッタは、短絡が破れアーク
が再生する瞬間に発生することが明らかになっている。
またアークが再生する時の状態によシ2つの形弗に分か
れる。従来のりアクドルにより電流の上昇を遅らせる定
電圧電源の出力波形を用いて説明する。第1図は短絡時
の溶滴移行過程を示し、第2図は溶接ワイヤの電流波形
と電圧波形とを示す。第1図と第2図で、それぞれ状態
(コリ〜(d)は相互に対応している。第1図と第2図
で溶接ワイヤ1と母材2が短絡するとアークが消弧し、
溶接ワイヤの電流は、溶接電源である定電圧電源のりア
クドルによシ上昇速度が決められ、徐々に上昇し、上昇
の過程でアークが再生するというくり返しが行なわれる
が短絡過程における溶滴3の変化は電流波形との関係を
対応させると(a)〜(dlのようになっている。ここ
で溶滴変化の第1の形暖はBの波形の時のように溶滴3
が移行完了し、(elのアーク再生の時に・スパッタが
発生するものであシ、第2の形態は溶滴3が修行する前
の(a)−(blの中間時(ElO時点で1′部分の細
い部分で溶断し波形B′のような過程を取る場合である
。第2の形態は溶滴移行に貢献することなく、また溶接
ワイヤの先端にぶら下っている溶滴が大きいことからス
パッタも大きい場合が多く、溶接過程において、無意味
であるばかりでなく有害である。
リアクトルが小さいと波形Aのように電流の立上りは急
でアーク再生時のピーク電流も上がシ、第1の形態のス
パッタは、ピーク電流に比例することから多くなる。ま
た第2の形態のスパッタは、短絡直後でa′部がまた細
い時点で電流が高いとこの細い部分が電流のピンチ力で
破断することから発生するものであるので、やはり波形
Aの場合には、スパッタの発生が多い。総合して波形A
はスパッタの発生が多い。
一方すアクドルが大きいと波形Cのように電流の立上シ
はゆるやかでアーク再生時の電流も低く、スパッタはA
の波形と″A象的に少なくなるが短絡時間が長いこと、
手ぶれ送給速度の変動、溶融池の振動などにより短絡が
異常に長いケースが瑛われるなど全体の溶接が不安定と
なる。
このようなことからりアクドルは適当なりの波形を選択
して行なわれているが妥協的なものであり理想的ではな
い。短絡移行時の理想的な要件は、■短絡直後(a+−
(blに移る開電流が上昇しないこと史には電流を低下
させ0に近いことであり、これは溶滴下端と母材との接
触部a′の結合が強固に7zり(blの状態になるまで
電流のピンチ力を加えずa′部での再破断を防止するだ
めの要件である。
■アーク再生fe1点で電流ができるだけ小さいことで
あり、これはスパッタ飛散エネルギーを低くおきえるた
めの要件である。
■(’)]−(C1の過程において適当な電流が確保さ
れること、これは短絡時間の適長による欠陥や、溶接全
体の安定性を向上させるために必要な要件である。
発明の目的 この発明は上述の点に鑑みてなされたものであって、(
bl〜(C)の過程で短絡電流を増大することによって
、スパッタの発生を防止できる何間方法と装置とを提供
することを目的とするものである。
発明の概要 上述の目的を達成するために、唖終電流を増大するタイ
ミングが重要であり、このタイミング如何によってスパ
ッタの発生量が以下に示すように変化することがこの発
明の発明者の考察により判明した。
いま溶接ワイヤと母材間の短絡発生後短絡電流を増大さ
せるまでの時間1’l)’eO〜5n1SeCの間で変
化させた。その結果以下の如き結果が得られた。
■ 0〜Q、 5 m secでは、はとんど(a)点
のa′部で破断し、大粒のスパッタか多量に発生する。
■ 1m56cでは、時々大粒のスパッタが発生するが
ほとんどの場合溶滴移行は行なわれる。しがしトーチ角
度か前進角をもった場合には大粒のスパッタの数は増加
するなど状況により不安定である。
■ 2m5ecでは■の傾向が若干残るものの■の状態
より良好である。
■ 3m5ecの時は、■■の傾向は完全になくなるが
短絡時間が長くなり、条件により、溶融してないワイヤ
先端が溶融池に入シ込み長時間短絡が破れない場合が出
てくる。
■ 4〜5m5ecでは、■の傾向が顕著シてなり、溶
接が不安定である。
上記のようにTDは短くても長くてもそれぞれの弊=害
があり、かつ最適値は条件によシ変化するばかりでなく
、同一条件においてもバラツキを有している。
高速度カメラによる観察によれば、同一条件であっても
、溶融池の振動、ワイヤ送給速度の変動溶接者の手振れ
などのため各短絡毎に第1図の(a)から(blK移る
時1ハ]が変化しているこ七が確認された。
一方、溶接全体から考えれば居絡時間は短い方が好まし
く特に送給速度(平均電流)が高い場合には、1回の短
絡で移行する溶滴量を大きくするか短1h四数が多くす
る必要があるが溶滴量を大きくすることは、アーク長の
変動か犬きくなり、好ましくなく、また上路回数が増加
すると短絡時間のアーク時間に対する比が大きくなり、
母材への溶込みが少なくなるなどの弊害が生じる。
これらの問題点を解決するためにけTDは固定でなく、
第1図のfb1点近傍すなわちイ容滴と母材の結合が強
固になったことを、各類絡毎に検出し、この時短絡大電
流を印加するという副脚を行う必要かあることが判った
。それ故この発明においては、短絡期間における溶滴の
母材への接触状部を検出し、この他高値が所定値に達し
たときに短絡電流を増大させる。
以下に実施方法を詳細に説明する。
第4図は短絡開始から大電流印加までの電流波形で短絡
後、アーク時よシ亀流を下げている。短絡後の電流レベ
ルの違う11 とrl’J、 f示している。
先ず第1の例を第5図にもとづいて説明する。第5図は
第4図の電圧波形でA1.mlに応じ12、 m2  
と変化している。第5図から明らかなように第1図の(
a+からfb)に移行するに従い、溶滴の母(副への接
触断面積が増加して行くため、抵抗が減少し溶接ワイヤ
電圧が減少する。接触状■の検出は電圧値V(A2.m
2)で行い、所定値ばklでkはに=L2x/Ln  
−=M21/Mn−一定と決定しておく。ここにおいて
第21.M21およびLll。
Mllは 接触が強i固になったと判断する電圧と電流
値である。このようにして、V≦に11 と彦った時溶
接ワイヤと画材との接触が強固になったと判断すれば良
い。短絡時の溶接ワイヤの′直流Iがたとえばl−11
1M1lと変」されても、これに応じてkIが変化し、
電流の影響は除去される。この制御の場合、接触が強固
になったと判断するレベ)v 第21 、 M21を出
力増大の最適レベルより少し手自iJに取っている。
これは最適値を求めようとすると設定誤差などにより、
永久に判断レベルに達しない場合があるからで、従って
検出値(V )が所定11f(kI)に遂した後ある一
定時間遅らせて出力を増大させれば良い。多少の誤差要
因がこれによって含まれるが本制御を行う効果は後述の
ように大きい。最適1直にできるだけ近いL/ベパ/I
C設定し、遅れ時間を小さくして行なえば精度は向上す
る。この場合には、短絡置プことえHti3 zn s
ec後に設定レベルに達しない場合においては無条件に
出力を増大させるという回路を付属させておくことが9
2才しい。
第2の例について、第4図と第6図を用いて説明する。
第6図は1−可i?1の第4図の峙の抵抗波形で電流A
I、m1 と変化しても抵抗波形j″・まe3=m3と
同一である。第1の例と:・’] 骸’XS 、i i
;’Jの(3)から(blに移行するに従って接触1新
而ト1ガが増加して行す1d接ワイヤの抵抗が減少する
。この場合、溶滴と母材間の接触状態の検出は溶接ワイ
ヤと母材間の抵抗値にで行い、比較のための所定′1I
i(廿一定直](1とする。第6図の例では1c1= 
La1. M31の項でありに≦に1の時接触が強固V
こなったものさ判断して良い。第2の例においても第1
の例と同様〕ジ触か強固になったと判断するレベ/I/
を出力増大の最適時期より手前としているのは第1の例
の理由と老く同じでその対応も第1の例に記載のものと
同様である。
第3の例を第7図表第8図を用いて説明する。
第7図は・短絡開始から出力増大までの″電流波形であ
る。波形は3つの同一波形が重なって描かれており01
 =P1 =91である。第8図は第7図の′、11流
波形に相当した電圧波形で02  、P2 .92はそ
′れぞれワイヤ突出長が12η+i、16賭、20jm
の場合である。第1図の(λ)−(1))間の抵抗差は
本来ワイヤ突出長とは無関係なものであわ、従ってその
電圧差は、電流が第7図のように短絡後ある一定6h(
(固定された場合、ある定数に2、電流■として、k2
i に相当する。従って短絡後電圧V1  (= 02
1 = 1″21=Q21)を記憶i〜、その後のit
i: Jモ■との差かVl  −V≧に2I になった
時、接触か強固になつ/とものと判断して良い。第1の
例、第2の例と1司様に接触が強固になったと判断する
レベルを出力増大の最適時期よりより手前としているの
は、第1−m<2の例と同じであるが、第3の例ばI出
長の変動に影響されないので遅れ時間は少なくて済み従
って誤差も少なくなる。
第゛4の例を第9図と第10図を用いて説明する。
第9図は短絡開始から出力増大−までの電流波形で、短
絡後一定電流とした01 =Pl −91と短絡1衷徐
々に電流が減少するP′1 と短絡後電流が−Jケ低下
しその後糸々に上昇しているPi が描かれている。第
10図、は箔9図の電1唯の時の抵抗波形で03  、
P3  、P’3  、I)”3 .43 uそれぞれ
浴接ワイヤ装出4Q 7Js 12 IN 、 l 6
Nm 、 15 m7N 、 15 dm 。
2 Q i+Iiの場合である。P3  、 P’3 
 、 P″3は同一波形を示している。第1図のta)
−fbj間の抵抗差は本来溶接ワイヤ突出長とは無関係
なものであり、ワイヤ怪や材質が決まれば、1(2(一
定)とみなすことができる。従って短絡後浴接ワイヤと
母材1111の抵抗R1(−031、P31・P′31
・1′ち1. Q31 ’)を記憶しその後の抵抗にと
の差がi< 1− R≧に2になった時、接触が強固に
なったものと判断して艮い。第4の例は短絡時の電流か
変化しても抵抗値で検出しているので波形はワイヤ突出
長と接触状■だけで変わるので@3の例」こり更に信頼
性が増加する。従って第3の例で示した遅れ時間は史に
少なく出来、誤差も少々くなる。
第5の例を第7図、第8図、第11図を用いて第11図
1ri、第8図の溶接ワイヤの電圧ツモ分した波形で溶
接ワイヤの突出長に関係ない波形となるため第8図の3
条件の波形は1つの波形dV/dtとなる。この場合に
は電圧微分値がdV/dc≦に31の時接触か強固にな
ったものと判断して良い。この時溶接ワイヤの電流■は
検出期間中略一定であることか必要である。精度として
は第3の例と同等のものか得られるが電流リップル等の
影?Jk除去するため′1E圧検出器と電流検出器にフ
ィ ルターを要する場合心)ある。
第6の例イc、窟9図、第10図、第12図を用いてワ
イヤ突出長に関係なくなる他、第9図のP′1−やP′
1 のように電流がスロ一プを描いていてもその影響は
除去される。また電源のリップルについてもその影響が
抵抗波形で除去されていることから第5の例より精度は
向上する。第6の例においては抵抗微分値dR/dt≦
に3の時、接触か強固になったと判断すれば良い。
以下に芙施例について説明する。
第1の例テid V ≦kI I  (J=50A 、
 ki=o、o 16 )、短絡検出から大電流印加ま
での遅れ L時間:TをQ、 5 m Sacとした。
第4の例ではR1−R≧に2(Iぐ2  =7m、Q)
7 ”’ 0.3 nl secとした。
第6の例ではd i /d t≦に3(K3=2mΩ/
m、sec )7 = Q、 4 m secとした。
従来例1では短絡から大電流印加7Fでの時間TI)を
TD = l m泌Cとした。
従来例2ではrD= 2 m seCとした。
従来例3ではTD = 3 m secとした。
他の溶接条件として下記を用いた。
電流 150A 電圧 20V 速度 20α/ m i値 ワイヤ ycw−2,1,2φ シールドガス C0220A/min 上記条件にて溶接トーチを台車に設置し、板厚12羽の
上にビードオンプレート溶接し、溶接時間を10分とし
た。結果は、平均・車路時間、アークの安定性、飛散し
たスパッタとノズル付着スバ全 ツタを集めて重量測定し/シζバッタで比較した。
全スパッタ測定では、時間TDの影響によるスパックと
そうでないものの分離測定が不可能であることから、全
スパッタの能特にTDの影響の大きい大粒のスパックに
ついて目視で多少について観察した結果も並記した。な
お、実験はくり返し3回とした。
◎    猛    ≦    倣    鳳    
二写従来法でjd全スパッタおよび大粒のスパッタを減
少させようとすれば短絡時間が増加し、逆に短絡時間を
減少させよ′うとすれば全スパッタおよび大粒のスパッ
タが発生するという傾向かある。本発明の例によれば、
各側により若干の差異はあるものの全スパックおよび大
粒のスパッタを減少させつつ、短絡時間′f:減少でき
ることが分かる。
次に上述の各側を実施する装置を説明する。
第13図はこの発明に用いられる溶接装置を示しており
、lは出力電圧と出力電流の制御可能な溶接電源であり
その出力はケーブル2とアースケープ/v3とを介して
消耗電極ワイヤを用いた溶接ワイヤ4aに供給され、こ
の溶接ワイヤ4a七母1才4bとの間にアーク4を発生
する。溶接ワイヤ4aは図示しないモータによって母材
4bに向って速度制御されなから送給′され、母材4b
との間で所定間隔で短絡とアーク再生とを交互にくり返
して、公知の短絡移行溶接が行なわれる。なお溶接トー
チ4Cからはシールドガスが溶接ワイヤ4aの突出部を
包囲すべく排出きれる。
5は溶接トーチ4Cと母材4b間の電圧を検出する電圧
検出器、6は溶接ワイヤ4aに流れる電流を検出する電
流検出器、7は溶接ワイヤ4aの先端の溶滴と母材4b
との接触状態を検出する接触状態検出器、8は接触状@
レベ、lし設定器である。
9は接触状態検出器7の検出出力が接触状■レベル設定
器8の設定レベルに達した時、信号を出力する。この比
較器9の高力信号は@接電源1に印加され、該溶接電源
1の出力電流を増大さする。
なおこの種の溶接装置においては浴接ワイヤよ母材との
間の短絡からアーク再生に至る区間において残3図に示
すように溶接ワイヤ4aの電流を、短絡初期ia)にて
Oに近い値とし、またアーク再生直前1(溶滴のくびれ
が生じた時点(C)〜fd)で電流を低下するための制
御回路(図示せず)が設けられる。
第14図は第13図の装置(Iておいて、上述の第の 1の空用御方法に用いられる回路を示し、接触状態検出
器7としては、電圧検出器5が用いられ、溶接トーチ4
Cと母材4b間の電圧Vを比較器9に印加する。接触状
態レベ)v検出器8は電流検出器8の出力をに倍増幅す
る増幅器10が用いられこの増幅器10は溶接ワイヤの
電流を■とすると、 kl  1の出力を生じる。比V
器9はV(kIIのとき信号を溶接電源1に与えて、第
3図(b)〜(clで四路電流を増大さ亡る。
第15図は箔2の例の制御方法に用いられる回路を示し
ている。
接触状■検出器は溶接トーチ4Cと母材4b間の接触抵
抗Rを検出する抵抗検出器であり、抵抗kを示す信号を
出力する。接触状態レベル設定器8は基準値出力器12
であり一定値に1を出力する。従って比較器9はに≦に
1  の時短絡電流を増加するための信号を発生する。
第16図は第3の例の制御方法に用いられる回路である
。接触状1隻検出器7は電圧検出器5と炉絡後の電圧V
を記憶する記憶器13と加減算器14から構成きれ、加
減算器14が記憶器13の出力■1から電圧検出器5の
出力Vを減算したMVl−Vを出力する。接触状態レベ
ル設定器8は、電流検出器6と増;陥器lOから構成さ
れ、増幅器10が電流検出器の出力■にに2を乗じ、に
21を出力する。従って、比較器9はVl  −V≧に
2 1の時に短絡電流を増加するだめの信号を出力する
第17図は上述の第4の例の制御方法に用いられる回路
図である。接触状態検出器7は溶接トーチ4Cと母:目
4b間の抵抗を検出する抵抗検出器11と、溶接ワイヤ
と母材間の連絡後の抵抗に1を記憶する記憶器13と加
減蕗器14とで構成され、加減算器14が記憶器13の
出力R1から抵抗検出器11の出力Rを減算した随R1
−Rを出力する。接触状非レベル設定器8ば、基準値出
力器12であり一定値に2 k出力する。従って、比較
器はR1−RΣ1(2の時に短絡パ匡流を増加すべき信
号を出力する。
第18図は適5の例の制御方法に用いられる回路図であ
る。接触状態検出器7け、電圧検出器5カするものであ
る。接触状態レベル設定器8は、電流検出器6と増幅器
10から構成さ汎、電流検出器6の出力Iに定数に3を
乗じた幀に3 1を出力する。
従って比較器91ridV/di≦に3Iの時に短、絡
准流を増加すべき信号を出力する。
第19図は上述の第6の例の制御方法に用いられる回路
図である。接触状態検出器7ば、抵抗倹dR/dtを出
力する。接触状態レベル設定器8.、d、基準値出力器
12であり一定値に3を出力する。
従って比較器9はdR/dt≦に3の時に短絡′1−L
流を増加すべき1B号を出力する。
次に第2.第4.第6の各個において用いている抵抗検
出器11の詳細を第20図に示す。抵抗検出器11は、
電圧検出器5と電流、検出器6と除箕詣17から構成さ
れ、除算器17が電圧検出器の出力■を電流便出器の出
力Iで割った値V/Iを出力する。ここで除算器17は
、市販のIC除算器でも良いし、又対数変換器と加@算
器で構成本発明の方法についての詳細な説明の中で接触
が強固(でなったと判断するレベルを出力増加の最適時
期より手前に設定する場合はレベルに到達後ある一定時
間の遅れをもって出力を増大すると述べた。この遅れ(
d、前述の比較器9に遅れ回路22を含ませれは良く、
第21図IC示すようにコンパレータ21、抵抗18、
コンデンナ19、ゲー トIC20で容易に達成できる
以上に装置の具体例について説明したが、本発明全槁゛
成する回路は、比較的安価で実用的な回路で構成されて
おシ、信頼度も比較的得やすい。しかし、ケーブルが長
い場合にはケーブル内のインダクタンスや抵抗の影響を
受ける場合もあり、このような時は電圧検出器の入力を
1匠源の出力ターミナルで々く、トーチと母材間に取る
必要が生じる。
以上に本発明の方法と装置について詳細に説明して来た
が、本発明によれば、短絡初期に発生する大粒のスパッ
タを防止しつつ、短絡時間の減少を達成できるため、ス
パッタに起因する様々な弊害を取り除くことができ、工
業上有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は短絡時の溶滴の移行過程全示す図第2図は、リ
アクトルにより電流変化を制御している定電圧電源の電
流電圧波形を示す図、第3図は、スパッタを減させるた
めに試作した電源の電流、電圧波形を示す図、 第4図、第7図、第9図は短絡初期の制御された重数波
形を示す図、 第5図1d、第4図の電圧波形図、 第6図1は、第4図の@杭波形図、 第8図は、第7図の電圧波形図、 第10図は、免9図の抵抗波形図、 @11図は、りろ8図の波形を微分した電圧敵方波形を
示す図、 第121Aは、第10図の波形を微分した抵抗微分波形
を示す図、 第13図は、本発明の一実施例の要部を示す回路図、 第14図〜第19図1は、接触状態検出器7と接回路図
である。 1〜出力回路 2 、3〜ケーフ゛ル 4〜アーク 5〜電圧検出器 6〜″准流検出器 7〜接触状昨検出器 8〜接触状4[F]レベル設定器 9〜比較器 10〜増幅器 11〜抵抗検出器 12〜基準1直出力器 13〜叡I意器 14〜加減算器 15.16〜微分器 17〜除算器 21〜コンパレータ 22〜遅れ回路 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人弁理士青山 葆外2名 第18図 7 7ノ 第20図 L          J −71 、J′ 第19図 ン d′ 第21区 多2 −一−−一ソー一一一一−

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶接ワイヤと母材との間で短絡とアーク再生とを
    交互にくシ返す短絡を伴なう溶接において、短絡直後の
    溶接ワイヤ先端の溶滴の母材への接触状態を検出し、該
    検出値が所定値に達した時溶接ワイヤ電流を増加させる
    ことを特徴とする短絡を伴なう溶接の′電流制御方法。
  2. (2)溶滴と母材との接触状uft溶接ワイヤと母材と
    の間の電圧で検出したものであり、所定値は溶接ワイヤ
    の電流■に定数klを乗じたものである特許請求の範囲
    第1項に記載の制御方法。
  3. (3)溶滴と母材との接触状傳は溶接ワイヤと母材間の
    抵抗値で検出したものであシ、所定値は一定fI貞にで
    ある特許請求の範囲第1項に記載の制御方法。
  4. (4)溶滴と母相との接触状態は短絡後の溶接ワイヤと
    母料との間の抵抗R1とその後の抵抗にとの差すなわち
    R1−Rで検出し、所定値が一定値に2である特許請求
    の範囲第1項に記載の制御方法。
  5. (5)接触状態を抵抗微分値dR/d【で検出し、所定
    値が一定値に3 である特許請求の範囲′第1項に記載
    の制御方法。
  6. (6)接触状態を短絡後の溶接ワイヤの電圧v1  と
    その後の電圧■との差すなわちVl −Vで検出し、所
    定値が電流Iにある定数に2 f乗じだに2Iであ。 る特許請求の範囲第1項に記載の制訂方法。
  7. (7)接触状弗を電圧微分値dV/dtで検出し、所定
    値が電流■にある定数に3 を乗じたに31であを特許
    請求の範囲第1項に記載の制御方法。
  8. (8)  所定値に達した時の信号が所定時間遅れて出
    力回路の出力を増大させる特許請求の範囲第1項に記載
    の制御方法。
  9. (9)短絡を伴う溶接に用いる電源の出力を制御する装
    置において、短絡直後のワイヤ先端の溶滴の接触状■を
    検出する接触状弗検出器と、接触状部レベル設定器と、
    接触ナル検出器の出力が接触状態レベル設定器の出力に
    達した時信号を発生する比較器とから構成され、前記比
    較器の信号により出力回路の出力を増大させることを特
    徴とする溶接電源の出力制御装置。 0の接触状態検出器は電圧検出器であり、接触状態レベ
    ル設定器が電流検出器、増幅器を含み、増幅器で電流検
    出器の出力■に定・数kl を乗じた値JIを出力する
    ものである特許請求の範囲@9項に記載の制御装置。 cu)接触状態検出器は電圧検出器と短絡後の電圧v1
    を記憶する記・重器と加減算器から構成され、加減算器
    が記憶器の出力■1 から電圧検出器の出力Vを減算し
    た敏V1 −Vを出力するものであり、接触法曹レベル
    設定器が電流検出器と増幅器を含み、電流検出器の出力
    Iにに2 を乗じた値kzIを出力するものである特許
    請求の範囲第9項に記載の制御装置。 (]2)接触状態検出器が電圧検出器と電圧微分器から
    構成され、電圧微分器が電圧検出器の出力を微分した須
    dV/dtを出力するものでおり、接触レベル設定器が
    電流検出器と増幅器から構成され、電流検出器の出カニ
    に定数に3全乗じた値に3Iを出力するものである特許
    請求の範囲第9項に記載の制御装置。 Q3)接触状態検出器は抵抗検出器であり、接触状態レ
    ベル設定器が一定値に1を出力する基準値出力器である
    特許請求の範囲第9項に記載の制御装置。 04)接触状態検出器は抵抗検出器と抵抗微分器とから
    構成され抵抗検出器の出力Rを抵抗微分器で微分したd
    R/dtを出力するものであり、接触状態レベル設定器
    は一定値に3を出力するものである特許請求の範囲第9
    項に記載の制御装置。 Q5)接触状態検出器は抵抗検出器と句絡後の抵抗R1
    を記憶する記憶器と加減算器から構成され、加減算器が
    記憶器の出力R1から抵抗検出器の出力Rを減算した値
    R1−Rを出力するものであり、接触状態レベル設定器
    が一定値に2 を出力する基準出力器である特許請求の
    範囲寿9項に記載の制御装置。
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