JPS5919916Y2 - 熱交換器用デイフレクタ - Google Patents

熱交換器用デイフレクタ

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JPS5919916Y2
JPS5919916Y2 JP1976103576U JP10357676U JPS5919916Y2 JP S5919916 Y2 JPS5919916 Y2 JP S5919916Y2 JP 1976103576 U JP1976103576 U JP 1976103576U JP 10357676 U JP10357676 U JP 10357676U JP S5919916 Y2 JPS5919916 Y2 JP S5919916Y2
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JP
Japan
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deflector
fluid
contact
tube
edge
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Expired
Application number
JP1976103576U
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English (en)
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JPS5243755U (ja
Inventor
ルネ・エリー・ヌブー
Original Assignee
ソシエテ・アノニム・フランセ−ズ・デユ・フロド
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Publication date
Application filed by ソシエテ・アノニム・フランセ−ズ・デユ・フロド filed Critical ソシエテ・アノニム・フランセ−ズ・デユ・フロド
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱交換器のためのディフレクタに関する。
熱交換器の管の中では、ときに第1流体と呼ばれること
もある液体が循環している。
この液体は、熱交換器が自動車の部品である場合は、水
であることが多い。
熱交換は、該液体と、管に沿って間隔をあけて並べられ
た翼に沿って流れる第2流体(これは空気であることが
多い)との間で行なわれるようになっている。
第1流体と第2流体との間で翼を介して熱交換する場合
に管の熱伝導率によって利点が生じる。
管の中を循環する液体が護管の入口がら出口まで走行す
る間に最大限の熱量を管に伝達する(ここでは第1流体
が第2流体より高温の場合を考えている)ようにするた
めの努力が従来なされてきた。
この目的を達成するために、液体が管の中で平行流とな
って流れるのを防止するディフレクタ(乱流装置と呼ば
れることもある)を管の内側に設けることが、従来から
提案されている。
液体が平行流になると、流体流の中央部は管の内面に接
触しない状態が続くからである。
ディフレクタの種々の実施例が知られている。
あるものは管の内側でらせん状になった薄い帯あるいは
条片の形をとり、またあるものは管に対して直径方向に
置かれた帯あるいは条片で、この帯の切欠きあるいは開
口の所から横方向に向う突起を有しているような帯の形
をとる。
さらに、つる巻き状に巻かれた針金の形をとることもあ
る。
管の中にディフレクタが設けられている熱交換器、特に
水頭タンクが相当高い位置にある熱交換器では、薄い(
あるいは細い)、したがって変形しやすい板あるいは針
金が液体によって流がされて、熱交換器の液体供給用ダ
クトをふさぐことが珍しくないということが従来から観
察されている。
このような欠点を避けるために、テ゛イフレクタを有す
る管の出口に停止装置たとえば長方形の網目を有する。
通常はプラスチック製の格子を設けることが従来から提
案されている。
網目の格子棒の交点は管の出口に向い合うようにする。
この格子又ははしごは、熱交換器の余分の要素を構成す
ることになり、流体の運動量の損失を生じさせるととも
に、熱交換器の製造を複雑にする。
本考案は、上記の通りの状況を鑑みてなされたものであ
る。
本考案の目的は、変形し難く、流体管等を破損する危険
性の少ないディフレクタを提供することである。
本考案の目的は、素材より効率良く製造することができ
るテ゛イフレクタを提供することである。
本考案によれば、上記目的及び他の目的が、流体管の内
径と実質的に等しい一定の幅を有し、上記流体管を流れ
る流体に乱流を生せしめる部分を有する本体と、上記流
体管の一部又は上記流体管に固定的に連結された部材の
一部である被接触部に接触して、流体が上記流体管内を
流れるときに、上記流体管から本テ゛イフレクタが抜け
るのを防止する接触部とを具備するディフレクタにおい
て:鉄液触部が、第1の部分及び該本体と該第1の部分
とを接続する第2の部分を備えており、該第1の部分が
、該本体の長手方向中心軸線に平行な2つの側縁を備え
ており、該第2の部分が、上記被接触部に接触する1つ
のみの接触縁であって、該本体の長手方向中心軸線に対
して傾斜している接触縁と、該接触縁に平行な側縁とを
備えており、該本体の幅と、該接触部の幅とが等しいこ
とを特徴とするディフレクタを提供することによって遠
戚される。
次に添付図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第1図〜第3図に示す実施例では、熱交換器の流体が流
れるための流体管21は、円筒状本体22を有し、この
本体22の先は、本体22より大きい直径を有する第1
円筒状部分23になり、さらにその先は、第1円筒状部
分23よりさらに大きい直径を有する第2円筒状部分2
4になっている。
円筒状本体22及び第1円筒状部分23の接続部25と
、第1円筒状部分23及び第2円筒状部分24の接続部
26とは、それぞれ実質的に円錐台状になっている。
テ゛イフレクタ27は、たとえば真鍮あるいはアルミニ
ウムの平坦な金属薄板から戊り、ディフレクタ27の本
体28は2本の平行な縁29及び30によって輪郭が形
成されている。
側縁29及び30の間隔は、流体管21の円筒状本体2
2の直径に実質的に等しいが、管の中に挿入できるよう
に直径より僅かに小さくなっている。
ディフレクタ27の本体28は、一方の端部には、第1
の部分31と第2の部分36とによって構成された接触
部が設けられている。
接触部31.36の第1の部分31の2つの相互に平行
な側縁32及び33は、本体28の長手方向中心軸線4
1(従って、その側縁29及び30)と平行になってい
る。
そして、接触部31.36の第2の部分36は、本体2
8と第1の部分31とを接続している。
第2の部分36は、本体28の長手方向中心軸線41に
対して傾斜している接触縁34と、この接触縁34に平
行な側縁35とを備えている。
第2の部分36の接触縁34及び側縁35は、それぞれ
、本体28の側縁29及び30と第1の部分31の側縁
32及び33とを接続する。
第2の部分36の接触縁34は、流体管21の一部又は
これに固定された部材の一部に接触するようになってい
る。
本体28には切欠き37が設けられていて、ここからタ
ング38がとび出している。
テ゛イフレクタが管の中の所定の位置にあるとき、タン
グ38は水の流れに対する障害物となり、この流れの中
央の流を流体管21の円筒状本体22の内面39の方に
向けさせる。
切欠き37はディフレクタの本体28の長手方向中心軸
線41に沿って間隔をあけて配置されており、そして本
体28の一方の側と他方の側とに交互に向いている。
本体28には、水を管の一方の側から直径方向に反対の
側に通過させるための円孔40も設けられている。
水が管の中で矢印fによって示す方向に流れるとき、水
はディフレクタを同じ方向に流される傾向があるが、接
触縁34が、被接触部を構成する接続部26の内面42
と当たるために、テ゛イフレクタは第1図に示す位置よ
り先には前進しない(即ち、下方向には移動しない)。
第1図〜第3図に示すディフレクタを作るには、次のよ
うにすればよい。
たとえば素材である金属の板あるいは薄いシート51(
第4図)を用意して、これに、幾列もの切欠きとタング
を形威し、そして最後に円孔を形成するように穴あけを
行う。
その次に、この薄板を、接触部31.36を有する条片
の形に切断する。
本考案のディフレクタは、変形乃至破損することが少な
いという有利な特徴を備えている。
詳述すると、本考案のディフレクタを流体管内に配置し
た場合、管内を流れる流体によって下流方向に力を受け
る。
このディフレクタは、その一端に接触部を備えている。
接触部は、ディフレクタの本体の長手方向中心軸線に対
して傾斜している1つの接触縁を備えている。
接触縁は、流体管の一部又は流体管に固定的に連結され
ている部材の一部である被接触部に接触する。
接触縁が本体の長手方向中心軸線に対して傾斜している
ので、上記の通りの流体による下流方向の力を受けると
、ディフレクタは接触縁が設けられている側と反対方向
への横方向の力を受ける。
第1図を参照して説明すると、傾斜している接触縁34
が左側にあるので、流体によって下流方向即ち下方向の
力を受けるとディフレクタは右側方向の力が作用するこ
とになる。
そして更に、ディフレクタは流体管21の内径と実質上
等しい一定の幅の帯から戊っているので、上記の通りの
横方向の力を受けると、ディフレクタの本体28の一方
の側(第1図にて右側)の部分が流体管の内壁に圧接す
ることになる。
仮に、テ゛イフレクタが一端(上流端)のみで流体管に
接触している場合には、ある程度の長さを有するテ゛イ
フレクタのもう一方の端(下流端)が自由に運動し、本
来的に流体の力が作用するようになっているので、この
もう一方の端(下流端)は流体の流れによって振動せし
められることになる。
長期的に振動せしめられると、ディフレクタ自体が変形
乃至破損することになる。
あるいはまた、ディフレクタが振動することによって、
テ゛イフレクタの一部と、薄いのが好ましい流体管の壁
とが接触し、長期的な接触によって流体管の壁に穴が開
くことにもなる。
本考案のディフレクタはその一方の端(上流端)と、本
体の一方の側部とで流体管に接触することとなるので、
テ゛イフレクタは、流体の力によって生ずる振動等に起
因する変形乃至破損を少なくできる。
そしてまた、上記の通りであるので本考案のディフレク
タは比較的薄い材料を用いて作成することができる。
更に、ディフレクタの本体の幅と接触部の幅とが等しい
ため、第4図に示した如く、素材から本ディフレクタを
、素材をむだなく使用して、得ることができる。
本考案のディフレクタは、更に、流体管等の破損を少な
くするという特徴を備えている。
仮に、接触部が、接触縁を有する第2の部分のみで構成
されていた場合、接触縁と端縁(第1図に示したディフ
レクタの上方端の縁に相当)とによって、鋭い角度を有
するコーナーが形成されることになる。
ディフレクタがこのようなコーナーを有すると、これが
流体管の内壁に接触して、流体管に穴を開ける危険があ
るので好ましくない。
これに対して、本考案のディフレクタにおいては、接触
部が第1の部分31と、本体28と第1の部分31とを
接続する第2の部分36とを備えている。
長手方向軸線41に平行なディフレクタの本体28の側
縁29と、これと平行な第1の部分31の側縁32とが
、第2の部分36の接触縁34によって接続されている
これによって、ディフレクタに鋭い角度を有するコーナ
ーが形成されないようになっている。
このため、本ディフレクタが流体管等に接触して破損せ
しめることを少なくしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のディフレクタが設けられ
た、2つの広くなった部分を有する流体管の縦方向断面
図である。 第2図は、第1図の線IIIIに沿った断面図である。 第3図は、第1図のディフレクタ及び流体管の平面図で
ある。 第4図は、切断中の板の略図である。 21・・・・・・流体管、27・・・・・・ディフレク
タ、28・・・・・・ディフレクタ本体、31・・・・
・・接触部の第1の部分、36・・・・・・接触部の第
2の部分、34・・・・・・接触縁、37・・・・・・
切欠き、38・・・・・・タング、40・・・・・・円
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流体管21の内径と実質的に等しい一定の幅を有し、上
    記流体管21を流れる流体に乱流を生せしめる部分37
    、38.40を有する本体28と、上記流体管21の
    一部又は上記流体管21に固定的に連結された部材の一
    部である被接触部42に接触しで、流体が上記流体管2
    1内を流れるときに、上記流体管21から本ディフレク
    タが抜けるのを防止する接触部31.36とを具備する
    ディフレクタにおいて: 該接触部31.36が、第1の部分31.及び該本体2
    8と該第1の部分31とを接続する第2の部分36を備
    えており、 該第1の部分31が、該本体28の長手方向中心軸線4
    1に平行な2つの側縁32.33を備えており、該第2
    の部分36が、上記被接触部42に接触する1つのみの
    接触縁34であって、該本体28の長手方向中心軸線4
    1に対して傾斜している接触縁34と、該接触縁34に
    平行な側縁35とを備えており、 該本体28の幅と、該接触部31.36の幅とが等しい ことを特徴とするディフレクタ。
JP1976103576U 1976-08-04 1976-08-04 熱交換器用デイフレクタ Expired JPS5919916Y2 (ja)

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JPS5243755U JPS5243755U (ja) 1977-03-28
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