JPS5919891A - 制御棒駆動機構の冷却水供給装置 - Google Patents
制御棒駆動機構の冷却水供給装置Info
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- JPS5919891A JPS5919891A JP57129802A JP12980282A JPS5919891A JP S5919891 A JPS5919891 A JP S5919891A JP 57129802 A JP57129802 A JP 57129802A JP 12980282 A JP12980282 A JP 12980282A JP S5919891 A JPS5919891 A JP S5919891A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は制御棒駆動機構に冷却用の圧力水を供給する装
置に関する。
置に関する。
一般に沸Il’+♂水形原子炉には水圧により駆動され
る制御棒駆動機構が設けられており、この制御棒駆動機
構によって制御棒が炉心に挿入、り[接される。そして
、この制御棒駆動機構には制御棒駆動水圧装fitから
駆動水、冷却水が供給され、またこの制御棒駆動機構か
ら排出される排出水はこの制御棒駆動水圧装置に送られ
る。
る制御棒駆動機構が設けられており、この制御棒駆動機
構によって制御棒が炉心に挿入、り[接される。そして
、この制御棒駆動機構には制御棒駆動水圧装fitから
駆動水、冷却水が供給され、またこの制御棒駆動機構か
ら排出される排出水はこの制御棒駆動水圧装置に送られ
る。
この従来の制御棒駆動水圧装置は駆動水供給部と水圧制
御ユニットとから構成されている。
御ユニットとから構成されている。
駆動水供給部は通常原子炉1基に2基設けられており、
1基の駆動水供給部で原子炉1基に百数十基11ツけら
れている制御棒駆動機11”4の半数に圧力水を供給す
るように構成されている。前記水圧制御ユニットは前記
制御棒駆動機構毎に設irtされており、前記駆動水供
給部からの圧力水の流出方向を切換えて制御棒を挿入・
引抜動作させるとともに制御棒駆動機構の冷却水を供給
するように構成されている。この冷却水は冷却水ヘツダ
に貯溜された後、各制御棒駆動機構へ冷却水配管を通っ
て供給される。したがって、各制御棒駆動機構には同圧
の冷却水が供給されるように構成されていた。
1基の駆動水供給部で原子炉1基に百数十基11ツけら
れている制御棒駆動機11”4の半数に圧力水を供給す
るように構成されている。前記水圧制御ユニットは前記
制御棒駆動機構毎に設irtされており、前記駆動水供
給部からの圧力水の流出方向を切換えて制御棒を挿入・
引抜動作させるとともに制御棒駆動機構の冷却水を供給
するように構成されている。この冷却水は冷却水ヘツダ
に貯溜された後、各制御棒駆動機構へ冷却水配管を通っ
て供給される。したがって、各制御棒駆動機構には同圧
の冷却水が供給されるように構成されていた。
前記従来の制御棒駆動水圧装置では次のような不具合が
あった。前記各制御棒駆動機構に冷却水を供給する冷却
水配管は冷却水ヘッダを介して互いに連通しているもの
であった。したがって各制御棒駆動機構には同圧の冷却
水が供給されることになる。このため、前記制御棒駆動
機構内の流路抵抗が塵芥等の介在によって増加すると圧
損が増加し、その圧損が増加した制御棒駆動機構に流入
する冷却水の流量が減少することになる。冷却水流量が
減少すると制御棒駆動機構の温度が上昇し、特に高温に
さらされると劣化する制御棒駆動機構のカボーンシール
が損傷する不具合が生じていた。
あった。前記各制御棒駆動機構に冷却水を供給する冷却
水配管は冷却水ヘッダを介して互いに連通しているもの
であった。したがって各制御棒駆動機構には同圧の冷却
水が供給されることになる。このため、前記制御棒駆動
機構内の流路抵抗が塵芥等の介在によって増加すると圧
損が増加し、その圧損が増加した制御棒駆動機構に流入
する冷却水の流量が減少することになる。冷却水流量が
減少すると制御棒駆動機構の温度が上昇し、特に高温に
さらされると劣化する制御棒駆動機構のカボーンシール
が損傷する不具合が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、各制御棒駆動機構の圧損に増減が生じ
た場合でも各制御棒駆動機構に必要な冷却水流量を確保
して適切に全制御棒駆動機構を冷却することができる制
御棒駆動機構の冷却水供給装置を提供することにある。
た場合でも各制御棒駆動機構に必要な冷却水流量を確保
して適切に全制御棒駆動機構を冷却することができる制
御棒駆動機構の冷却水供給装置を提供することにある。
本発明による制御棒駆動機構の冷却水供給装置は、沸り
n!水形原子炉に設けられた複数の制御棒駆動機ff#
へ駆動水を供給する駆動水供給部と、この駆動水供給部
からの駆動水の流出方向を制御して制御棒駆動する水圧
制御ユニットと、前記各制御棒駆動機構の挿入配管に枝
分かれした一端が接続された冷却水供給装置管と、この
冷却水供給配管の他端に接続され冷却水を供給する7+
?ンプと、このポンプの下流側に設けられ前記制御棒駆
動機構に流入する冷却水の圧力を調整する圧力調整弁と
、この圧力調整弁の下流側に設けられ冷却水の流量を調
整する流fA、 3’l’J整弁とを具備したものであ
る。したがって、各制御棒駆動機h′11の圧損が変化
しても必要な冷却水の流量を確保することができるもの
である。
n!水形原子炉に設けられた複数の制御棒駆動機ff#
へ駆動水を供給する駆動水供給部と、この駆動水供給部
からの駆動水の流出方向を制御して制御棒駆動する水圧
制御ユニットと、前記各制御棒駆動機構の挿入配管に枝
分かれした一端が接続された冷却水供給装置管と、この
冷却水供給配管の他端に接続され冷却水を供給する7+
?ンプと、このポンプの下流側に設けられ前記制御棒駆
動機構に流入する冷却水の圧力を調整する圧力調整弁と
、この圧力調整弁の下流側に設けられ冷却水の流量を調
整する流fA、 3’l’J整弁とを具備したものであ
る。したがって、各制御棒駆動機h′11の圧損が変化
しても必要な冷却水の流量を確保することができるもの
である。
第1図を参照して本発明の一実施例を説明する。図中1
は底部の一部のみを示したが密閉構造の原子炉容器であ
って、この原子炉容器1の底部には制御棒駆動機構2が
設けられている。
は底部の一部のみを示したが密閉構造の原子炉容器であ
って、この原子炉容器1の底部には制御棒駆動機構2が
設けられている。
この制御棒駆動機構2はハウジング2a内に駆動ピスト
ン2bを収容したもので、駆動ピストン2bの側周面に
はカーデン・シール2cが設けられている。なお、前記
制御棒駆動機構2は多数個設けられているものであるが
、図では1個のみ示す。そして5、この制御棒駆動機構
2にはそれぞれ挿入配管3および引抜配管4を介しそ水
圧制御ユニット5が接続され、この水圧制御ユニット5
から制御棒駆動機構2に駆動水が送られ、また制御棒駆
動機構2がら排水された排水はこの水圧制御ユニット5
に送られるように構成されている。なお、この水圧iI
l」御ユニット5は制御棒駆動機構2毎に設けられてい
る。
ン2bを収容したもので、駆動ピストン2bの側周面に
はカーデン・シール2cが設けられている。なお、前記
制御棒駆動機構2は多数個設けられているものであるが
、図では1個のみ示す。そして5、この制御棒駆動機構
2にはそれぞれ挿入配管3および引抜配管4を介しそ水
圧制御ユニット5が接続され、この水圧制御ユニット5
から制御棒駆動機構2に駆動水が送られ、また制御棒駆
動機構2がら排水された排水はこの水圧制御ユニット5
に送られるように構成されている。なお、この水圧iI
l」御ユニット5は制御棒駆動機構2毎に設けられてい
る。
そして、これら水圧制御ユニット5には1基の原子炉に
2台づつ設けられた駆動水供給部6から分配された圧力
水がそれぞれ供給されるように構成されている。この駆
動水供給部6にはポンプ7が設けられ、このポンプ7は
原子炉建屋外に設置されている復水貯蔵タンク7aまた
は復水脱塩器(図示せず)からの復水を加圧するように
(11+7成されている。そして、このポンプ7から吐
出された高圧の水は流量調整弁8を通り駆動水ヘッダ9
&駆動水配管9を介して駆動水として各水圧制御ユニッ
ト5に送られる。また、この圧力調整弁10をバイパス
して並列に安定弁12.13が;3トりられ駆動水の一
部はこれら安定弁12 、1.9を通って上記の圧力F
J、+d整弁10をバイパスして流れ冷却水として水圧
制御ユニット5に送られるように構成されでいる。
2台づつ設けられた駆動水供給部6から分配された圧力
水がそれぞれ供給されるように構成されている。この駆
動水供給部6にはポンプ7が設けられ、このポンプ7は
原子炉建屋外に設置されている復水貯蔵タンク7aまた
は復水脱塩器(図示せず)からの復水を加圧するように
(11+7成されている。そして、このポンプ7から吐
出された高圧の水は流量調整弁8を通り駆動水ヘッダ9
&駆動水配管9を介して駆動水として各水圧制御ユニッ
ト5に送られる。また、この圧力調整弁10をバイパス
して並列に安定弁12.13が;3トりられ駆動水の一
部はこれら安定弁12 、1.9を通って上記の圧力F
J、+d整弁10をバイパスして流れ冷却水として水圧
制御ユニット5に送られるように構成されでいる。
そして、制御棒を駆動するh7に水圧制御ユニット5に
送られる駆動水の流量が増加するとこれら安定弁12.
13が閉弁され、常に駆動水流量を安定させるように作
用する。また、制御棒駆動時に制御棒駆動機構2から排
出される排出水は水圧制御ユニット5を介して排出木管
14および排出水ヘッダ14mを介して駆動水供給部6
に戻され、図示はしていないが他の水圧制御ユニットへ
送られる。
送られる駆動水の流量が増加するとこれら安定弁12.
13が閉弁され、常に駆動水流量を安定させるように作
用する。また、制御棒駆動時に制御棒駆動機構2から排
出される排出水は水圧制御ユニット5を介して排出木管
14および排出水ヘッダ14mを介して駆動水供給部6
に戻され、図示はしていないが他の水圧制御ユニットへ
送られる。
そして、上記水圧制御ユニット5内には4個の方向制御
弁15g、15bt15c、15dから構成される方向
制御弁機構15が設けられており、上記の駆動水配管9
、排出水配管14はこの方向制御弁棒1構15を介して
前記挿入配管3およびり[抜配管4に接続されている。
弁15g、15bt15c、15dから構成される方向
制御弁機構15が設けられており、上記の駆動水配管9
、排出水配管14はこの方向制御弁棒1構15を介して
前記挿入配管3およびり[抜配管4に接続されている。
そして、制御棒を挿入する場合には方向制御弁15b。
15cを開弁し、方向制御弁15cを通して駆動水を制
御棒駆動機構2の挿入側に供給し、制御棒を挿入すると
ともに制御棒駆動機構2の引抜側から排水される排出水
は引抜配管4\方向制御弁15b1排出水配管14を通
って駆動水供給部6に戻される。また、制御棒をσ1抜
く場合には、方向制御弁15a r 15 dを開弁し
、駆動水は方向制御弁15d引抜配管4を通って、制御
棒駆動機構2の引抜側に供給され、制御棒を引抜くとと
もに挿入側から排出された排出水は挿入配管3、方向制
御弁15mおよび排出水配管14を介して駆動水供給部
6に戻される。
御棒駆動機構2の挿入側に供給し、制御棒を挿入すると
ともに制御棒駆動機構2の引抜側から排水される排出水
は引抜配管4\方向制御弁15b1排出水配管14を通
って駆動水供給部6に戻される。また、制御棒をσ1抜
く場合には、方向制御弁15a r 15 dを開弁し
、駆動水は方向制御弁15d引抜配管4を通って、制御
棒駆動機構2の引抜側に供給され、制御棒を引抜くとと
もに挿入側から排出された排出水は挿入配管3、方向制
御弁15mおよび排出水配管14を介して駆動水供給部
6に戻される。
また、この水圧制御ユニット5には制御棒をスクラム挿
入するためのアキュムレータ16が設けられている。そ
して、このアキュムレータ16内に制御棒駆動機構2を
スクラム作動させるに充分な量のスクラム水が貯溜され
このスクラム水は蟹素容器17内の高圧窒素により常時
高圧に加圧されている。そして、このアキュムレータ1
6はスクラム人口弁18を介して挿入配管3に接続され
ている。そしてスクラム時にはこのスクラム人口弁18
が開弁され1アキユムレータ16内の高圧のスクラム水
が制御棒駆動f尚4’r″62の挿入側に供給され、制
御棒をスクラム挿入するように構成されている。
入するためのアキュムレータ16が設けられている。そ
して、このアキュムレータ16内に制御棒駆動機構2を
スクラム作動させるに充分な量のスクラム水が貯溜され
このスクラム水は蟹素容器17内の高圧窒素により常時
高圧に加圧されている。そして、このアキュムレータ1
6はスクラム人口弁18を介して挿入配管3に接続され
ている。そしてスクラム時にはこのスクラム人口弁18
が開弁され1アキユムレータ16内の高圧のスクラム水
が制御棒駆動f尚4’r″62の挿入側に供給され、制
御棒をスクラム挿入するように構成されている。
そして、このスクラム時には全制御棒駆動機構2の引抜
側から多量のスクラム排出水が排出されるので、このス
クラム排出水は駆動水供給部6に戻さず、スクラム排出
ヘッダ19に貯溜するように構成されている。このスク
ラム排出ヘッダ19はたとえば一対のものが設けられ、
スクラム排出水を貯溜するに充分な容量を有し。
側から多量のスクラム排出水が排出されるので、このス
クラム排出水は駆動水供給部6に戻さず、スクラム排出
ヘッダ19に貯溜するように構成されている。このスク
ラム排出ヘッダ19はたとえば一対のものが設けられ、
スクラム排出水を貯溜するに充分な容量を有し。
ている。そして、各水圧制御ユニット5の引抜配管4は
スクラム出目弁20を介して上記スクラム排出ヘッダ1
9に接続されており、スクラム時にはこのスクラム出口
弁2oを開弁して制御棒駆動機構2から排出されるスク
ラム排出水をこのスクラム排出ヘッダ19内に送るよう
に構成されている。そして、このスクラム排出容器19
の下部に連通してスクラム排出容器21が設けられてい
る。そして、このスクラム排出容器21の底部にはドレ
ン配管22が接続され、このドレン配管22はドレンサ
ンプタンク23内に連通し、またこのドレン配管22の
途中にはドレン弁24.24が設けられている。
スクラム出目弁20を介して上記スクラム排出ヘッダ1
9に接続されており、スクラム時にはこのスクラム出口
弁2oを開弁して制御棒駆動機構2から排出されるスク
ラム排出水をこのスクラム排出ヘッダ19内に送るよう
に構成されている。そして、このスクラム排出容器19
の下部に連通してスクラム排出容器21が設けられてい
る。そして、このスクラム排出容器21の底部にはドレ
ン配管22が接続され、このドレン配管22はドレンサ
ンプタンク23内に連通し、またこのドレン配管22の
途中にはドレン弁24.24が設けられている。
また、上記スクラム排出ヘッダ19の上部のベント配管
25は大気に開放され、原子炉建屋内のドレン水を集め
る上記ドレンサンプタンク23内に連通している。そし
てこのベント配管25の途中にはペント弁26,26が
設けられている。そして、通常時はこれらドレン弁24
゜24およびペント弁26.26は開弁されており、ス
クラム排出ヘッダ19およびスクラム排出容器21内が
常に空の状態に維持されている。
25は大気に開放され、原子炉建屋内のドレン水を集め
る上記ドレンサンプタンク23内に連通している。そし
てこのベント配管25の途中にはペント弁26,26が
設けられている。そして、通常時はこれらドレン弁24
゜24およびペント弁26.26は開弁されており、ス
クラム排出ヘッダ19およびスクラム排出容器21内が
常に空の状態に維持されている。
そしてスクラム時には上記ドレン弁24,24およびペ
ント弁26.26は閉弁され、スクラム排出水がこのス
クラム排出ヘッダ19およびスクラム排出容器21外に
流出しないように構成されている。また、各配管には開
閉弁29・・・。
ント弁26.26は閉弁され、スクラム排出水がこのス
クラム排出ヘッダ19およびスクラム排出容器21外に
流出しないように構成されている。また、各配管には開
閉弁29・・・。
チェック弁30・・・が設けられ、各配管を隔離すると
共に逆流を防ぐように構成されている。
共に逆流を防ぐように構成されている。
ところで、上記スクラム人口弁18およびスクラム出目
弁20はスクラムパイロット配管27を介して供給され
る高圧ガスにより開閉駆動されるように構成され、この
高圧ガスが供給されている状態で閉弁され、この高圧ガ
スの圧力が低下すると開弁し、スクラムの信頼性を高め
るように414成されている。したがって、このスフラ
ムノキイロット配管27等に漏洩を生じて圧力が低下す
るとスクラム人口弁18およヒスクラム出目弁20に漏
洩が生じる可能性がある。
弁20はスクラムパイロット配管27を介して供給され
る高圧ガスにより開閉駆動されるように構成され、この
高圧ガスが供給されている状態で閉弁され、この高圧ガ
スの圧力が低下すると開弁し、スクラムの信頼性を高め
るように414成されている。したがって、このスフラ
ムノキイロット配管27等に漏洩を生じて圧力が低下す
るとスクラム人口弁18およヒスクラム出目弁20に漏
洩が生じる可能性がある。
そして、スクラム出口弁20に漏洩が生じると制御棒駆
動機構2内のカーボン・シール2Cから漏洩した原子炉
圧力容器1内の炉水が引抜配管4を通ってこのスクラム
排出ヘッダ19内に流れる。もちろんこのスクラム排出
ヘッダ19に流れた炉水はドレン配管22を通って排出
されるが、このスクラム排出ヘッダ19に流れる炉水の
流量が大きい場合にはスクラム排出容器21およびスク
ラム排出ヘッダ19内に炉水が溜る可能性がある。そし
て、このスクラム排出容器21およびスクラム排出ヘッ
ダ19内に炉水が溜るとその分だけスクラム排出ヘッダ
19およびスクラム排出容器21内の容積が減少し、ス
クラム時におけるスクラム排出水の円滑な排出を阻害し
、制御棒駆動機構2のスクラム作動に悪影響を与える可
能性がある。このため、スクラム排出容器21に水位検
出器28.28を設け、このスクラム排出容器2ノ内に
炉水が溜った場合には警報を発し、また必要に応じて原
子炉を自動的にスクラムさせ、安全性を確保するように
構成されている。
動機構2内のカーボン・シール2Cから漏洩した原子炉
圧力容器1内の炉水が引抜配管4を通ってこのスクラム
排出ヘッダ19内に流れる。もちろんこのスクラム排出
ヘッダ19に流れた炉水はドレン配管22を通って排出
されるが、このスクラム排出ヘッダ19に流れる炉水の
流量が大きい場合にはスクラム排出容器21およびスク
ラム排出ヘッダ19内に炉水が溜る可能性がある。そし
て、このスクラム排出容器21およびスクラム排出ヘッ
ダ19内に炉水が溜るとその分だけスクラム排出ヘッダ
19およびスクラム排出容器21内の容積が減少し、ス
クラム時におけるスクラム排出水の円滑な排出を阻害し
、制御棒駆動機構2のスクラム作動に悪影響を与える可
能性がある。このため、スクラム排出容器21に水位検
出器28.28を設け、このスクラム排出容器2ノ内に
炉水が溜った場合には警報を発し、また必要に応じて原
子炉を自動的にスクラムさせ、安全性を確保するように
構成されている。
前記制御棒駆動機4142の挿入側に圧力水を供給する
挿入配管3の開閉弁29下流側には冷却水供給配管10
2の一端が接続されている。そして、この配管102と
開閉弁29との間にはチェック弁104が介装されてい
る。また、配管102の他端側にはポンプ106が接続
されており、前記復水貯蔵タンク7aの貯蔵水を加圧し
て冷力1水として供給するように構成されている。そし
て、ポン70106の下流側には圧力調整弁108が接
続されている。この圧力調整弁10Bは調整圧力可変形
のもので、たとえば中央制御室から遠隔操作されて炉圧
十制御捧駆動機構2の圧損+1kg/cTI12の圧力
に冷却水の圧力を調整するように構成されている。圧力
調整弁108の下流側には流量調整弁110が接続され
ている。この流量調整弁110は下流側に設りられた流
量計112からの信号によって操作され必要な冷却水流
量を確保するように構成されている。さらに流量計11
2の下流側にもチェック弁104が設けられている。ま
た、前記ボンf106と圧力調整弁108との間の配管
102は枝分かれしており、他の制御棒駆動機構2の挿
入配管3へ接続されている。
挿入配管3の開閉弁29下流側には冷却水供給配管10
2の一端が接続されている。そして、この配管102と
開閉弁29との間にはチェック弁104が介装されてい
る。また、配管102の他端側にはポンプ106が接続
されており、前記復水貯蔵タンク7aの貯蔵水を加圧し
て冷力1水として供給するように構成されている。そし
て、ポン70106の下流側には圧力調整弁108が接
続されている。この圧力調整弁10Bは調整圧力可変形
のもので、たとえば中央制御室から遠隔操作されて炉圧
十制御捧駆動機構2の圧損+1kg/cTI12の圧力
に冷却水の圧力を調整するように構成されている。圧力
調整弁108の下流側には流量調整弁110が接続され
ている。この流量調整弁110は下流側に設りられた流
量計112からの信号によって操作され必要な冷却水流
量を確保するように構成されている。さらに流量計11
2の下流側にもチェック弁104が設けられている。ま
た、前記ボンf106と圧力調整弁108との間の配管
102は枝分かれしており、他の制御棒駆動機構2の挿
入配管3へ接続されている。
以上の如く構成されたものは次のような作用効果を奏す
る。
る。
まず、圧力調整弁108が各制御棒駆動機構2毎に設け
られているので、制御棒駆動機構の圧損が変化しても冷
却水の圧力を調整することができる。したがって、圧損
が増加した制御棒駆動機構2にも冷却水を十分供給する
ことができる。
られているので、制御棒駆動機構の圧損が変化しても冷
却水の圧力を調整することができる。したがって、圧損
が増加した制御棒駆動機構2にも冷却水を十分供給する
ことができる。
そして、圧力調整弁108の下流側には流量調整弁11
0が設けられているので各制御棒駆動機構2を冷却する
ために必要な冷却水の流IJを確保することができる。
0が設けられているので各制御棒駆動機構2を冷却する
ために必要な冷却水の流IJを確保することができる。
したがって、各制御棒駆動機構2を常に適切に冷却して
過熱を防止することができ、カーボン・シール2cの損
傷を防止することができる。
過熱を防止することができ、カーボン・シール2cの損
傷を防止することができる。
そして、前記スクラム動作時には従来のものでは冷却水
供給することができなかったが、方向切換弁15の下流
側に冷却水供給配管102が接続されているのでスクラ
ム動作時にも冷却水を供給することができる。したがっ
て、スクラム動作時にも制御棒駆動機構2を冷却できる
のでさらに信頼性が向上する。
供給することができなかったが、方向切換弁15の下流
側に冷却水供給配管102が接続されているのでスクラ
ム動作時にも冷却水を供給することができる。したがっ
て、スクラム動作時にも制御棒駆動機構2を冷却できる
のでさらに信頼性が向上する。
なお、本発明は以上の一実施例に限定されるものではな
い。たとえば、流量調整弁110は必ずしも流量計11
2の信号によって直接操作されるものに限らず中央制御
室から遠隔操作されるものでもよい。
い。たとえば、流量調整弁110は必ずしも流量計11
2の信号によって直接操作されるものに限らず中央制御
室から遠隔操作されるものでもよい。
本発明によれば、制御棒駆動機構の冷却水流路の圧損が
変化しても各制御棒駆動機構に適した圧力・流量の冷却
水を供給することができ、常に制御棒駆動機構を冷却す
ることができる等、その効果は大である。
変化しても各制御棒駆動機構に適した圧力・流量の冷却
水を供給することができ、常に制御棒駆動機構を冷却す
ることができる等、その効果は大である。
である。
1・・・原子炉圧力容器、2・・・制御棒駆動機構、2
c・・・カーがン・シール、6・・・駆動水供給部、5
・・・水圧制御ユニッY19・・・駆動水配管、11・
・・冷却水配管、14・・・排出水配管、102・・・
冷却水供給配管、106・・・デンゾ、1θ8・・・圧
力調整弁、110・・・流量調整弁、112・・・流量
計
c・・・カーがン・シール、6・・・駆動水供給部、5
・・・水圧制御ユニッY19・・・駆動水配管、11・
・・冷却水配管、14・・・排出水配管、102・・・
冷却水供給配管、106・・・デンゾ、1θ8・・・圧
力調整弁、110・・・流量調整弁、112・・・流量
計
Claims (1)
- 沸騰水形原子炉に設けられた複数の制御棒駆動機構へ駆
動水を供給する駆動水供給部と、この駆動水供給部から
の駆動水の流出方向を制御して制御棒駆動する水圧制御
ユニットと、前記各制御棒駆動機構の挿入配管に枝分か
れした一端が接続された冷却水供給配管と、この冷却水
供給配管の他端に接続され冷却水を供給するポンプと、
このポンプの下流側に設けられ前記制御棒駆動機構に流
入する冷却水の圧力を調整する圧力調整弁と、この圧力
調整弁の下流側に設けられ冷却水の流量を調整する流f
fl 714整弁とを具備したことを特徴とする制御棒
駆動機構の冷却水供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57129802A JPS5919891A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 制御棒駆動機構の冷却水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57129802A JPS5919891A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 制御棒駆動機構の冷却水供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919891A true JPS5919891A (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=15018584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57129802A Pending JPS5919891A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 制御棒駆動機構の冷却水供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919891A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009161904A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Ykk Ap株式会社 | 日射遮蔽装置 |
US8578736B2 (en) | 2008-09-23 | 2013-11-12 | Corning Incorporated | Soot radial pressing for optical fiber overcladding |
US10494291B2 (en) | 2014-10-23 | 2019-12-03 | Corning Incorporated | Hygroscopic additives for silica soot compacts and methods for forming optical quality glass |
US10793466B2 (en) | 2015-02-27 | 2020-10-06 | Corning Incorporated | Nanoparticle additives for silica soot compacts and methods for strengthening silica soot compacts |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP57129802A patent/JPS5919891A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009161904A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Ykk Ap株式会社 | 日射遮蔽装置 |
US8578736B2 (en) | 2008-09-23 | 2013-11-12 | Corning Incorporated | Soot radial pressing for optical fiber overcladding |
US10494291B2 (en) | 2014-10-23 | 2019-12-03 | Corning Incorporated | Hygroscopic additives for silica soot compacts and methods for forming optical quality glass |
US10793466B2 (en) | 2015-02-27 | 2020-10-06 | Corning Incorporated | Nanoparticle additives for silica soot compacts and methods for strengthening silica soot compacts |
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