JPS59197551A - アルミニウム合金の圧延インゴツトからシ−ト又はストリツプを製造する方法 - Google Patents

アルミニウム合金の圧延インゴツトからシ−ト又はストリツプを製造する方法

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JPS59197551A
JPS59197551A JP6224384A JP6224384A JPS59197551A JP S59197551 A JPS59197551 A JP S59197551A JP 6224384 A JP6224384 A JP 6224384A JP 6224384 A JP6224384 A JP 6224384A JP S59197551 A JPS59197551 A JP S59197551A
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temperature
sheet
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ウイリアム・シンクレア−・ミラ−
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Rio Tinto Alcan International Ltd
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Alcan International Ltd Canada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はアルミニウム合金の圧延インゴットからシート
又はストリップを製造する方法に係り特に宇宙空間機体
構造に適するアルミニウム/リチウム合金の熱処理に関
する。
従来技術 上記のような合金は他のアルミニウム合金からみてかな
シの重量減少があシ、高強度と剛性を示し且つ良好な腐
食抵抗特性を有することが知られている。
従来、はとんどのAt/L1合金は例えばLi2.1%
及びMg5.5チを含むht/r、t /Mg系、ある
いは粉末冶金を介して従来の宇宙空間合金への比較的高
レベルのリチウムの添加、例えば合金2024への3%
以上のLi添加を利用することに基づいていた。極〈最
近ではLl、3%以上; Cu、約1.5%、Mg約2
%及びzr約0.18%を含む合金が提案されている。
そのような合金は破壊靭性を改良し熱間そして冷間加工
を容易にする。
願第8308908号には重量%で以下の範囲内の成分
を有するアルミニウム基合金が開示されている。
リチウム       2.3から2.9迄マグネシウ
ム     0.5から1.0迄銅         
  1.6から2.4迄ツルコニウム     0.0
5から025迄チタニウム       0から0.5
迄マンガン        Oから0.5迄ニツケル 
      Oから0.5迄クロム         
0から0.5迄亜鉛       Oから2.0迄 アルコニウム     付随的不純物は別にした残余 熱間及び冷間圧延のような方法による機械的変形が、シ
ート(板)又はストリップ形状における金属材料の好ま
しい結晶方向の進展を導ひくことができることが長い間
認識されてきた。これはいくつかの方法で示されるもの
で、その多くはその物の特性にかなシ有害である。特に
、機械的特性の異方性は、wroughtの強度と靭性
又はwroughtアニールされた物が、特性を測るシ
ート又はストリップの面内方向によってかなり変化し得
るよう処することができる。これらの効果は、アルミニ
ウム協会で登録された、1000,3000.又は50
00系の合金のような単純なアルミニウム基合金では一
般的であるが航空機構造に通常用いられる2000と7
000系のアルぐニウム合金の範囲には合わない。しか
しながら、アルミニウムーリチウム基合金の開発実験は
、種々の合金を2000と7000系合金に対して用い
たのと同じ工程で処理する場合、特性におけるかなシの
異方性の問題が生じることを示した。更にFe:Si比
の制御のような1000.3000.及び5000系合
金に従来応用した異方性の制御の技術は鉄レベルが必ず
低く維持されるためにアルミニウムーリチウム基合金に
応用し得ない。従って機械的特性の異方性とこれらの合
金における許容範囲内の伸びを制御するために、特定の
熱的且つ機械的処理技術を開発することか必要である。
発明の目的 上記欠点を鑑み本発明は異方性のないアルミニウム合金
シートを得るための熱処理方法を提供することを目的と
す。
発明の構成 本発明によればリチウムと以下のグループ1と2 : グループ1−故意に添加したマグネシウム、銅及び亜鉛
; グループ2−ツルコニウム、マグネシウム、クロム、チ
タン、鉄及びニッケル; から選択された成分を含むアルミニウム合金のインゴッ
ト圧延からシート又はストリップを製造する方法におい
て、 インコゝットを1回以上熱間圧延をして熱間ブランクを
製造し、全ての該リチウムと該グループ1のいずれかの
実質的全てを固溶体中にあるようにする温度と時間に核
熱間ブランクを保持し:核熱間ブランクを積極的に冷却
し;該冷却ブランクを他の熱処理を施し固溶体中の時効
硬化層相を再析出し;該熱処理を継続して過時効の粗大
組織を形成し、その後肢ブランクを冷間圧延して、どの
位置でもまたどの方向へでも圧延方向の伸び特性が2.
0チ未満だけ変化する伸び特性を有するシートあるいは
ストリップを製造することを特徴とするアルミニウム合
金インゴットからシート又はストリップを製造する方法
を提供する。
前記シートとストリップがそのどの位置でもまたどの方
向へでも該圧延方向の伸び特性が25MPa (0,2
%耐力及び抗張力)未満だけ変化する伸び特性を有する
ことが好ましい。初期のブランクの熱間保持温度が48
0℃と540℃の間であシ、且つ該時間が該ブランクの
厚さと、ブランクの前の熱履歴によって20ないし12
0分間の間で変化せしめられる。もしも該熱間ブランク
が480℃以下の温度になるならばグループ1のいずれ
の成分の時効硬化相を溶融するために該ブランクを再加
熱してもよい。熱間ブランクが12.5智から3瓢迄の
厚さを有することが好ましい。
該シート又はストリップが10閣以下が好ましく5Nn
の厚さを有することがよシ好ましい。該積極的な冷却と
その後の熱処理段階が伴なうよう圧、該冷却がその後の
熱処理の温度で終了してもよい。
上記その後の熱処理が300℃と400℃の間の温度で
8から16時間行なわれることが通常である。
実施例 本発明を以下の実施例と関連させ且つ添付図面に基づい
て説明する。
第1の実施例では、5mm厚のブランク(抜板)を以下
の成分の300kg、508調×178簡半連続DC鋳
造インゴツトから熱間圧延した。
リチウム     2.5 マグネシウム  0.6 銅         1.2 ジルコニウム  0.12 チタン     0.01 アルミニウム  残余(付随的不純物を含む)熱間ブラ
ンクは種々の熱処理をして2+nm厚シー)(60%冷
間加工)に冷間圧延した。該シートの溶体化処理(15
分、520℃、水焼入れ)及び時効(16時間、170
℃)の後、長さ方向(圧延方向に平行)及び横方向(シ
ートの幅方向)の引張シ特性を第1表に示す。冷間圧延
前に本発明によって熱処理された熱間ブランクの場合(
熱処理E)Kのみ長さ方向及び幅方向の伸びに関する等
方性であることをその結果が示している。
異方性をコントロールする本発明の利点は第1図と第2
図によって更に図示し得る。Aによって処理された材料
(第1図と第2図での破線曲線)は圧延方向に対して3
0°ないし60°でテストされた場合、強度の減少と靭
性の増加を示す。同様のデータが熱処理B、CとDを用
いながら処理された材料から得られた。
対照のために、本発明によって処理した材料(第1図と
第2図の実線)は上記のテスト方向の限界変化のみを示
す。
更に又、本発明によって処理された熱間ブランクの冷間
圧延中、第2表に示したいずれかの従来の方法を用いて
処理した材料に比較して約40チ以上の成果が得られた
。特に、2つの特別な試験でそれぞれ37%及び44%
の処理量増大を得た。
第2の実施例では6.25m厚熱間!ランクを以下の成
分(7)300kg、508mmX178mノランク直
接チル鋳造インゴットから熱間圧延した。
リチウム    2.8% マグネシウム  0.9% 銅         1,8% ゾルコニウム  0.]2% チタン     0.01% 号の実施例の1つに記載する成分に対応する。
熱間ブランクを第2表で示された熱処理を行ない次に冷
間圧延を行なった。熱間ブランクの冷間圧延の容易性を
エツジ側れ程度を調査することによって決定した。圧延
は該エツジ割れが該シート幅の15%を超えた深さに達
した際に終了した。
本発明に係る熱処理を施した材料の場合において。
のみ満足し得る冷間減面率を得た。本°発明に係る第1
表にそのことが示されている。
本発明の特徴が7075と7475のよりな“標準″航
空機合金を非常に微細な粒子径にし超塑性変形可能にす
る手段として前に記載している。そのような加工はRo
ckwell Internationalによt) 
C,H,Hamilton + C,C,Bampto
nとN、E、Paton著の“高強度アルミニウム合金
における超塑性″ニーーヨークN、Y、1982年(l
5BNO−89520−389−8)構造用合金の超塑
性変形、AIME第173−189頁に示されている。
しかしながら、本発明の熱処理スケノー−ルはA4/L
i基合金の再結晶化をひき起さない。
′             −以下余白4、 口面0
敲単r泥明 特許出願人 アルカン インターナショナルリミティド特許出願代理
人 弁理士  青  木    朗 弁理士  西  舘  和  之 弁理士  内、 1) 幸  男 弁理士   山   口   昭  2弁33’、I士
  西  山  雅  也0  20  40  60
  8090田婦1匁@1′一対イる匈ぎ(頗) 圧延ガ何に封する伺宜(良) Ftc、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 リチウムと以下のグループ1と2=グループ1−
    故意に添加したマグネシウム、銅及び亜鉛ニ ゲルーf2−ジルコニウム、マグネシウム、クロム、チ
    タン、鉄及びニッケル; から選択された成分を含むアルミニウム合金のインゴッ
    ト圧延からシート又はストリップを製造する方法におい
    て、 インゴットを1回以上熱間圧延をして熱間ブランクを製
    造し;全ての該リチウムと該グルーf1のいずれかの実
    質的全てを固溶体中にあるようにする温度と時間に該熱
    間ブランクを保持し;該熱間ブランクを積極的に冷却し
    ;該冷却ブランクを他の熱処理を施し固溶体中の時効硬
    化層相を再析出し:核熱処理を継続して過時効の粗大組
    織全形成し、その後肢ブランクを冷間圧延して、どの位
    置でもまたどの方向へで合圧延方向の伸び特性が2.0
    %未満だけ変化する伸び特性を有するシートあるいはス
    トリップを製造することを特徴とするアルミニウム合金
    インゴットからシート又はストリップを製造する方法。 2、前記シートとストリ、7″′がそのどの位置でもま
    たどの方向へでも該圧延方向の伸び特性が25 MPa
     (0,2%耐力及び抗張力)未満だけ変化する伸び特
    性を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3、初期のブランクの熱間保持温度が480℃と540
    ℃の間であり、且つ該時間が該ブランクの厚さと、ブラ
    ンクの前の熱履歴によって20ないし120分間の間で
    変化せしめられることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の方法・ 4、前記熱間ブランクが空気吹き込み冷却によって積極
    的に冷却せしめられることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第3項までのいずれかに記載の方法。 5. もしも前記熱間ブランクが480℃以下の温度に
    なるならばグルー701のいずれの成分の時効硬化相を
    溶融するために再加熱することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第4項までのいずれかに記載の方法。 6、前記熱間ブランクが12.5朝から3冒迄の厚さを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5
    項までのいずれかに記載の方法。 7、 前記シート又はス) IJッゾが10+r、+n
    以下よシ好ましくは5フの厚さを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記
    載の方法。 8、前記積極的な冷却と他の熱処理段階が伴なうように
    、該冷却が他の熱処理の温度で終了することを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の方法。 9、前記他の熱処理が300℃と400℃の間の温度で
    8から16時間行なわれることを特徴とする特許請求の
    範囲第8項記載の方法。
JP6224384A 1983-03-31 1984-03-31 アルミニウム合金の圧延インゴツトからシ−ト又はストリツプを製造する方法 Granted JPS59197551A (ja)

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JPH0447019B2 (ja) 1992-07-31
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ZA842381B (en) 1984-11-28

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