JPS59197539A - 封入用電気接点材料 - Google Patents
封入用電気接点材料Info
- Publication number
- JPS59197539A JPS59197539A JP58072570A JP7257083A JPS59197539A JP S59197539 A JPS59197539 A JP S59197539A JP 58072570 A JP58072570 A JP 58072570A JP 7257083 A JP7257083 A JP 7257083A JP S59197539 A JPS59197539 A JP S59197539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact material
- copper
- electric contact
- aluminum nitride
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/025—Composite material having copper as the basic material
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銅−窒化物系の封入用電気接点材料に係る。従
来、封入用電気接点材料としては、銀糸合金、金糸合金
、パラジウム系合金などの貴金属系例えば銀−酸化カド
ミウム−12重量%より成る複合電気接点材料が小電流
乃至中電流域で優れた接点特性を示すものとして各方面
で広く用いられてきた。然し乍ら、近時電気機器及び電
子機器の小型化により電気接点材料に要求される接点特
性が苛酷になってきており、従来の銀−酸化カドミウム
系の複合電気接点材料では耐溶着性に劣り、使用に耐え
なくなってきた。この為更に耐溶着性に優れた封入用電
気接点材料が要望されている。
来、封入用電気接点材料としては、銀糸合金、金糸合金
、パラジウム系合金などの貴金属系例えば銀−酸化カド
ミウム−12重量%より成る複合電気接点材料が小電流
乃至中電流域で優れた接点特性を示すものとして各方面
で広く用いられてきた。然し乍ら、近時電気機器及び電
子機器の小型化により電気接点材料に要求される接点特
性が苛酷になってきており、従来の銀−酸化カドミウム
系の複合電気接点材料では耐溶着性に劣り、使用に耐え
なくなってきた。この為更に耐溶着性に優れた封入用電
気接点材料が要望されている。
−左置金属の使用をおさえ安価な接点材料を供給する為
に電気伝導度が銀についで大きく銀より融点の高い銅に
着目し、これを母合金とする接点材料を使用しようとす
る試みがなされはじめた。
に電気伝導度が銀についで大きく銀より融点の高い銅に
着目し、これを母合金とする接点材料を使用しようとす
る試みがなされはじめた。
銅を接点材料として使用する場合銅の耐蝕性が問題とな
るが、この問題は銅を真空中あるいは中性ガス中で使用
することにより解決され貴金属を母合金として用いた場
合に比較して何ら遜色のない特性を示すものである。特
に窒化物は融点の高い材料が多(これら高融点材料を銅
の分散強化材として使用した場合、消耗量が小さくまた
、溶着力についても優れた特性を示すことが期待される
。
るが、この問題は銅を真空中あるいは中性ガス中で使用
することにより解決され貴金属を母合金として用いた場
合に比較して何ら遜色のない特性を示すものである。特
に窒化物は融点の高い材料が多(これら高融点材料を銅
の分散強化材として使用した場合、消耗量が小さくまた
、溶着力についても優れた特性を示すことが期待される
。
本発明は上記諸事情に鑑みなされたものであり従来の銀
−酸化物系の複合電気接点材料よりも優れた接点性能、
とりわけ優れた消耗特性及び耐溶着性を有する複合電気
接点材料を提供せんとするものである。
−酸化物系の複合電気接点材料よりも優れた接点性能、
とりわけ優れた消耗特性及び耐溶着性を有する複合電気
接点材料を提供せんとするものである。
本発明の封入用電気接点材料は鋼中に窒化アルミニウム
0.3〜11重量%を添加して成るものである。鋼中に
窒化アルミニウムを添加した理由は窒化アルミニウムが
2200℃という高い融点を有し、苛酷な条件で使用さ
れる接点を強化する充分な性質を有するからである。
0.3〜11重量%を添加して成るものである。鋼中に
窒化アルミニウムを添加した理由は窒化アルミニウムが
2200℃という高い融点を有し、苛酷な条件で使用さ
れる接点を強化する充分な性質を有するからである。
本発明の電気接点材料に於いて、鋼中に添加する窒化ア
ルミニウムを0.3〜11重量%としたのは、0.3重
量%以下では銅の地が充分に強化されない為に耐消耗特
性、あるいは耐溶着特性に関しては良好な結果は得られ
ない。また26重量%以上の組成では加工が困難となり
、材料の導電率も低くなるので良好な結果は得られない
。以上の理由により特許請求の範囲に記載した組成を限
定したものである。
ルミニウムを0.3〜11重量%としたのは、0.3重
量%以下では銅の地が充分に強化されない為に耐消耗特
性、あるいは耐溶着特性に関しては良好な結果は得られ
ない。また26重量%以上の組成では加工が困難となり
、材料の導電率も低くなるので良好な結果は得られない
。以上の理由により特許請求の範囲に記載した組成を限
定したものである。
なおこれらの銅−窒化物材料を窒素雰囲気中で使用した
場合さらにすぐれた耐溶着特性を示すものである。
場合さらにすぐれた耐溶着特性を示すものである。
実施例
平均粒径4μの銅粉と窒化アルミニウム粉をV型混合器
により3時間混合した後粉末をルツボに充てんし所定の
密度に達するまで焼結圧縮を繰り返した材料を熱間で押
出した。これを伸線機により線材とした後、ヘングー機
により加工し下表の組成を有する頭部径4ψmm、頭高
1.1m、脚部径2.8φ龍、脚長1.hiのリベット
型接点を得た。
により3時間混合した後粉末をルツボに充てんし所定の
密度に達するまで焼結圧縮を繰り返した材料を熱間で押
出した。これを伸線機により線材とした後、ヘングー機
により加工し下表の組成を有する頭部径4ψmm、頭高
1.1m、脚部径2.8φ龍、脚長1.hiのリベット
型接点を得た。
従来例
銀−カドミウム合金を鋳造抜用ぬき伸線加工を行ないこ
れをヘングー機により頭部径4ψ鰭、頭高1.、btu
、脚部径2.8φnna、脚長1.6i+iのリベット
形状に成形した後5気圧800°Cで内部酸化を行ない
銀酸化カドミウム12重量%とした。
れをヘングー機により頭部径4ψ鰭、頭高1.、btu
、脚部径2.8φnna、脚長1.6i+iのリベット
形状に成形した後5気圧800°Cで内部酸化を行ない
銀酸化カドミウム12重量%とした。
然して上記実施例、従来例の電気接点を下記の試験条件
にて開閉試験を行い、溶着発生までの開閉回数を測定し
且つ接触抵抗、消耗を測定したところ、下記の表の右欄
に示すような結果を得た。
にて開閉試験を行い、溶着発生までの開閉回数を測定し
且つ接触抵抗、消耗を測定したところ、下記の表の右欄
に示すような結果を得た。
試験条件
電 圧 A、C,100V 50 Hz電
流 投入電流 40A、定常電流 10A開閉頻度
20回/分 負 荷 抵抗 開閉回数 溶着発生まで 雰囲気 窒素雰囲気 上記の表の右欄の数値で明らかなように実施例の電気接
点材料にて作った電気接点は、従来例の電気接点材料に
比し耐消耗性、耐溶着性が優るとも劣らずかつ安定した
低接触抵抗を示すことがわかる。
流 投入電流 40A、定常電流 10A開閉頻度
20回/分 負 荷 抵抗 開閉回数 溶着発生まで 雰囲気 窒素雰囲気 上記の表の右欄の数値で明らかなように実施例の電気接
点材料にて作った電気接点は、従来例の電気接点材料に
比し耐消耗性、耐溶着性が優るとも劣らずかつ安定した
低接触抵抗を示すことがわかる。
以上詳記した通り本発明による複合電気接点材料は、従
来の銀−酸化カドミウム電気接点材料に較べ耐溶着性、
耐消耗性に優れた性能を示すので最近の電気及び電子機
器の小型化に伴なう苛酷な使用条件にも対応できる接点
性能を備えた画期的な封入用電気接点材料と言える。
来の銀−酸化カドミウム電気接点材料に較べ耐溶着性、
耐消耗性に優れた性能を示すので最近の電気及び電子機
器の小型化に伴なう苛酷な使用条件にも対応できる接点
性能を備えた画期的な封入用電気接点材料と言える。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- 重量比で窒化アルミニウムを0.3〜11%含み残部銅
よりなる封入用電気接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58072570A JPS59197539A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 封入用電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58072570A JPS59197539A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 封入用電気接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59197539A true JPS59197539A (ja) | 1984-11-09 |
JPH0250975B2 JPH0250975B2 (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=13493159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58072570A Granted JPS59197539A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 封入用電気接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59197539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108570569A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-09-25 | 苏州金江铜业有限公司 | 一种氮化铝弥散强化铜复合材料的内氮化制备方法 |
CN111876627A (zh) * | 2020-08-05 | 2020-11-03 | 福建臻璟新材料科技有限公司 | 一种含有氮化铝粉体的复合材料及其制备方法 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP58072570A patent/JPS59197539A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108570569A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-09-25 | 苏州金江铜业有限公司 | 一种氮化铝弥散强化铜复合材料的内氮化制备方法 |
CN111876627A (zh) * | 2020-08-05 | 2020-11-03 | 福建臻璟新材料科技有限公司 | 一种含有氮化铝粉体的复合材料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0250975B2 (ja) | 1990-11-06 |
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