JPS59197499A - 熱安定性の優れた作動媒体 - Google Patents
熱安定性の優れた作動媒体Info
- Publication number
- JPS59197499A JPS59197499A JP7220983A JP7220983A JPS59197499A JP S59197499 A JPS59197499 A JP S59197499A JP 7220983 A JP7220983 A JP 7220983A JP 7220983 A JP7220983 A JP 7220983A JP S59197499 A JPS59197499 A JP S59197499A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal stability
- operating medium
- perfluorooctane
- cycle
- excellent thermal
- Prior art date
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- Pending
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- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、n−パーフルオロオクタンからなる熱安定性
の優れた作動媒体に関する。
の優れた作動媒体に関する。
密閉サイクル中で用いる作動媒体には、大別してランキ
ンサイクルに用いる場合及び逆ランキンサイクルに用い
る場合が知られている。ランキンサイクルにおいては、
液状作動媒体を高圧状態で外部入熱によシ蒸発させ、発
生した高圧蒸気によ〕タービンを駆動させ電力等を得る
ものである。タービンを出た蒸気・は、低熱源により冷
却液化され、ポンプで昇圧させた後、再び蒸発器へ導入
される。逆ランキンサイクルとは、冷凍機やヒートポン
プによる冷暖房に用いられるサイクルである。逆ランキ
ンサイクル中の作動媒体は、蒸気の状態で圧縮機で圧縮
され高温、高圧の蒸気となる。高温高圧となった蒸気は
、凝縮器にて外部に熱を放出し、液化された後膨張部(
膨張弁又はキャピラリーチューブ等)に入る。作動媒体
は膨張部を通過することによ勺、圧力及び温度が急激に
低下し、その後蒸発器にて外部よル熱を吸収し、蒸発気
化し再び圧縮機に入るものである。
ンサイクルに用いる場合及び逆ランキンサイクルに用い
る場合が知られている。ランキンサイクルにおいては、
液状作動媒体を高圧状態で外部入熱によシ蒸発させ、発
生した高圧蒸気によ〕タービンを駆動させ電力等を得る
ものである。タービンを出た蒸気・は、低熱源により冷
却液化され、ポンプで昇圧させた後、再び蒸発器へ導入
される。逆ランキンサイクルとは、冷凍機やヒートポン
プによる冷暖房に用いられるサイクルである。逆ランキ
ンサイクル中の作動媒体は、蒸気の状態で圧縮機で圧縮
され高温、高圧の蒸気となる。高温高圧となった蒸気は
、凝縮器にて外部に熱を放出し、液化された後膨張部(
膨張弁又はキャピラリーチューブ等)に入る。作動媒体
は膨張部を通過することによ勺、圧力及び温度が急激に
低下し、その後蒸発器にて外部よル熱を吸収し、蒸発気
化し再び圧縮機に入るものである。
これら、ランキンサイクル又は逆ランキンサイクルに用
いられる作動媒体としては、使用される温度レベルによ
)種々の媒体が知られている。ランキンサイクル媒体と
しては水、トリクロロモノフルオロメタン(R−11)
、1.1.2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロ
エタン(R−113)、ジクロロテトラフルオiエタン
(R−114)、トリフルオロメタン(R−23)、7
’ロモトリフルオロメタン(13Bl)、あるいは1.
4.1− )リフルオロエタノール(フロリノール;商
品名)等が現在実用化されている。又、逆ランキンサイ
クル媒体としては、アンモニア、クロロジフルオロメタ
ン(R−22)、ジクロロジフルオロメタン(R’−1
2)、R−113、R−114等が実用化されている。
いられる作動媒体としては、使用される温度レベルによ
)種々の媒体が知られている。ランキンサイクル媒体と
しては水、トリクロロモノフルオロメタン(R−11)
、1.1.2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロ
エタン(R−113)、ジクロロテトラフルオiエタン
(R−114)、トリフルオロメタン(R−23)、7
’ロモトリフルオロメタン(13Bl)、あるいは1.
4.1− )リフルオロエタノール(フロリノール;商
品名)等が現在実用化されている。又、逆ランキンサイ
クル媒体としては、アンモニア、クロロジフルオロメタ
ン(R−22)、ジクロロジフルオロメタン(R’−1
2)、R−113、R−114等が実用化されている。
これらの作動媒体に要求される物性は、主に以下のとり
力である。
力である。
■ 各使用温度条件において、蒸気圧が適当な範囲にあ
ること。
ること。
■ 使用温度あるいは共存物質の影響を受けずに熱的、
化学的に安定であること。
化学的に安定であること。
■ 媒体自身が各種装置材料に対する腐食性を持ってい
ないこと。
ないこと。
■ サイクル効率が高いこと。
■ 毒性が少ないこと。
■ 不燃性であることろ
本発明者は、上記各物性を充分に満足し、特に高温部に
おいて熱的、化学的に安定な作動媒、体の探索を行なっ
たところ、n−パーフルオロオクタンが好結果をもたら
すことを見い出すに至った。すなわち、本発明は、n−
パーフルオロオクタンを必須成分とすることを特徴とす
る熱安定性の優れた作動媒体に関するものである。
おいて熱的、化学的に安定な作動媒、体の探索を行なっ
たところ、n−パーフルオロオクタンが好結果をもたら
すことを見い出すに至った。すなわち、本発明は、n−
パーフルオロオクタンを必須成分とすることを特徴とす
る熱安定性の優れた作動媒体に関するものである。
n−パーフルオロオクタン(n −011FIII )
は、沸点105℃、臨界温度224.0℃、臨界圧力1
6−3 b/cm” abs、凍結温度−I 15℃で
アシ、特に100℃〜200℃の温度範囲で長期間運転
する作動媒体として適している。又、n −o8F’s
s は不燃性であるとともに、毒性データも3日間I
JD56 +’w 30 mt/−と非常に少ない。以
下の実施例から明らかなように、そのサイクル効率や熱
安定性にも優れている。前述の現在実用化されているフ
ロン系媒体は化学的に安定な化合物であるが、装置各部
の各種金属材料、潤滑油あるいは水分等が共存し、かつ
100℃以上の高温下においては、分解しゃすくな多金
属の腐食や潤滑油の汚損を引き起すことが知られている
。この分解しやすさは、サイクル効率の高いもの程大き
い傾向にあシ、熱安定性及びサイクル効率が共に高い媒
体が望まれている。本発明の作動媒体は、鉄、銅、ステ
ンレスあるいは油の共存下に250〜300℃で30日
間という苛酷な条件においても分解せず、極めて熱安定
性の高い媒体であることが確認された。
は、沸点105℃、臨界温度224.0℃、臨界圧力1
6−3 b/cm” abs、凍結温度−I 15℃で
アシ、特に100℃〜200℃の温度範囲で長期間運転
する作動媒体として適している。又、n −o8F’s
s は不燃性であるとともに、毒性データも3日間I
JD56 +’w 30 mt/−と非常に少ない。以
下の実施例から明らかなように、そのサイクル効率や熱
安定性にも優れている。前述の現在実用化されているフ
ロン系媒体は化学的に安定な化合物であるが、装置各部
の各種金属材料、潤滑油あるいは水分等が共存し、かつ
100℃以上の高温下においては、分解しゃすくな多金
属の腐食や潤滑油の汚損を引き起すことが知られている
。この分解しやすさは、サイクル効率の高いもの程大き
い傾向にあシ、熱安定性及びサイクル効率が共に高い媒
体が望まれている。本発明の作動媒体は、鉄、銅、ステ
ンレスあるいは油の共存下に250〜300℃で30日
間という苛酷な条件においても分解せず、極めて熱安定
性の高い媒体であることが確認された。
n −(4F1g は、化学的に安定な化合物であシ、
前述の他のフロン系作動媒体を併用しても何ら問題はな
い。使用条件の違いにより、適宜他の併用媒体を選択す
れば良い。他の併用媒体を使用する場合、全作動媒体中
のn −(4F1g が少くとも2モルチ、好ましくは
50モル係以上となる割合で使用することが適当である
。その他の媒体を併用することにより、熱安定化が必要
となる場合等には、ジメチルホスファイト、ジイソプロ
ピルホスファイト等のホスファイト系化合物、又はチオ
ホスファイト系化合物、あるいはトリフエノキシホスフ
ィンサルファイド、トリメチルホスフィンサルファイド
等のホスフィンサルファイド系化合物、その他の公知な
いし周知の安定剤を作動媒体100部に対し、1部前後
の少量添加すればよい。
前述の他のフロン系作動媒体を併用しても何ら問題はな
い。使用条件の違いにより、適宜他の併用媒体を選択す
れば良い。他の併用媒体を使用する場合、全作動媒体中
のn −(4F1g が少くとも2モルチ、好ましくは
50モル係以上となる割合で使用することが適当である
。その他の媒体を併用することにより、熱安定化が必要
となる場合等には、ジメチルホスファイト、ジイソプロ
ピルホスファイト等のホスファイト系化合物、又はチオ
ホスファイト系化合物、あるいはトリフエノキシホスフ
ィンサルファイド、トリメチルホスフィンサルファイド
等のホスフィンサルファイド系化合物、その他の公知な
いし周知の安定剤を作動媒体100部に対し、1部前後
の少量添加すればよい。
以下に本発明の実施例について、さらに具体的に説明す
る。
る。
実施例1、比較例1,2
n −OBI’1B と、70リノール85(商品名
:1、1.1− )リフルオロエタノール/水との混合
比85/15モルチの混合物)、及びR−114につい
て、シールドチューブによシ熱安定性試験を行なった。
:1、1.1− )リフルオロエタノール/水との混合
比85/15モルチの混合物)、及びR−114につい
て、シールドチューブによシ熱安定性試験を行なった。
結果を第1表に示す。熱安定性は、一体が分解してHF
を析出するか否かで評価した。
を析出するか否かで評価した。
第 1 表
”油(モービル114H:商品名)
実施例2.比較例3
ヒートポンプサイクルにおけるn −(!6F1g及び
R−114の下記式で表わされる成績係数を測定した。
R−114の下記式で表わされる成績係数を測定した。
結果を第2表に示す。
第 2 表
実施例3.比較例4
フロンタービンにおける、n−0sFts 及U 70
リノール85の下記式で表わされるサイクル効率を測定
した。結果を第3表に示す。
リノール85の下記式で表わされるサイクル効率を測定
した。結果を第3表に示す。
第 3 表
Claims (1)
- in−パーフルオロオクタンを必須成分とすることを特
徴とする熱安定性の優れた作動媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220983A JPS59197499A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 熱安定性の優れた作動媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220983A JPS59197499A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 熱安定性の優れた作動媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59197499A true JPS59197499A (ja) | 1984-11-09 |
Family
ID=13482616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7220983A Pending JPS59197499A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 熱安定性の優れた作動媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59197499A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089729A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-01-16 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 移植機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122981A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | 近接信管 |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP7220983A patent/JPS59197499A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122981A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | 近接信管 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089729A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-01-16 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 移植機 |
JP2546791B2 (ja) * | 1994-09-08 | 1996-10-23 | ヤンマー農機株式会社 | 移植機 |
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