JPS59197267A - エアゾ−ル式簡易消火具用消火剤 - Google Patents
エアゾ−ル式簡易消火具用消火剤Info
- Publication number
- JPS59197267A JPS59197267A JP7268783A JP7268783A JPS59197267A JP S59197267 A JPS59197267 A JP S59197267A JP 7268783 A JP7268783 A JP 7268783A JP 7268783 A JP7268783 A JP 7268783A JP S59197267 A JPS59197267 A JP S59197267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- extinguishing agent
- fire extinguishing
- aerosol type
- extinguishingtool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本願発明はエアゾール式簡易消火具用の消火剤に関する
ものである。
ものである。
さて、昭和58年1月1日から、消火薬剤をエアシー/
L/ p%構にて噴射させ、消火を行なう器具で、消防
庁長官が定める告示基準に適合するものはエアゾール式
簡易消火具として、販売の目的で陳列したり、販売して
も良いこととなった。
L/ p%構にて噴射させ、消火を行なう器具で、消防
庁長官が定める告示基準に適合するものはエアゾール式
簡易消火具として、販売の目的で陳列したり、販売して
も良いこととなった。
上記告示基準に適合するもののうち、鑑定を受けるもの
にあっては「天ぷら鍋の火災」、「くずかどの火災」、
「カーテンの火災」、「ストーブノ火災」、「クッショ
ンの火災」および「エンジンルームの火災」の6つの火
災モデルが定められている。これらは鑑定細則に定めら
れた方法に従い、それぞれの消火テストに合格したもの
でなければ、ラベル等に適用できる火災として表示して
はいけないこととなっている。
にあっては「天ぷら鍋の火災」、「くずかどの火災」、
「カーテンの火災」、「ストーブノ火災」、「クッショ
ンの火災」および「エンジンルームの火災」の6つの火
災モデルが定められている。これらは鑑定細則に定めら
れた方法に従い、それぞれの消火テストに合格したもの
でなければ、ラベル等に適用できる火災として表示して
はいけないこととなっている。
エアゾール製品は別に通産省告示第557号によシ、内
容量は500g以下であること等、多くの規制があるた
めに、ハロン1211.1301.2402等ハロン系
消火薬剤の単体またはそれらの混合薬剤およびそれらと
フロン11.1’2.113.114等との混合薬剤を
用いたエアゾール式簡易消火具では前記6品目のモデル
火災中「天ぷら鍋火災」を除いた5品目のモデル火災を
消火できても、残る「天ぷら鍋火災」だけは消火できず
、アルカリ金属塩類等の水溶液からなる強化液消火薬剤
を窒素またはフロン12等フッ化炭化水素噴射剤によっ
て加圧噴射させるタイプのエアゾール式簡易消火具は天
ぷら鍋火災は消火できるがエンジンルーム(7) 火災
他2〜3のモデル火災Q消火ができず、ナトリウムもし
くはカリウムの重炭酸塩その他の塩類またはリン酸塩類
等を灰酸ガヌ、窒素ガス等で噴射させるタイプのエアゾ
ール式簡易消火具においても同様に内容規制の点から十
分な効力を得ることができず、2〜3のモデル火災が消
火できる程度である。
容量は500g以下であること等、多くの規制があるた
めに、ハロン1211.1301.2402等ハロン系
消火薬剤の単体またはそれらの混合薬剤およびそれらと
フロン11.1’2.113.114等との混合薬剤を
用いたエアゾール式簡易消火具では前記6品目のモデル
火災中「天ぷら鍋火災」を除いた5品目のモデル火災を
消火できても、残る「天ぷら鍋火災」だけは消火できず
、アルカリ金属塩類等の水溶液からなる強化液消火薬剤
を窒素またはフロン12等フッ化炭化水素噴射剤によっ
て加圧噴射させるタイプのエアゾール式簡易消火具は天
ぷら鍋火災は消火できるがエンジンルーム(7) 火災
他2〜3のモデル火災Q消火ができず、ナトリウムもし
くはカリウムの重炭酸塩その他の塩類またはリン酸塩類
等を灰酸ガヌ、窒素ガス等で噴射させるタイプのエアゾ
ール式簡易消火具においても同様に内容規制の点から十
分な効力を得ることができず、2〜3のモデル火災が消
火できる程度である。
最近、フッ素系等の界面活性剤を混合させたハロン系消
火薬剤や、前述の強化液消火薬剤とハロンを混合しよう
との試みもなされているが、相溶性、安定性、噴射状態
などの問題から、いまだ6つのモデル火災全部を消火で
きるまでには至っていない。
火薬剤や、前述の強化液消火薬剤とハロンを混合しよう
との試みもなされているが、相溶性、安定性、噴射状態
などの問題から、いまだ6つのモデル火災全部を消火で
きるまでには至っていない。
本願の発明者は上記の現状に鑑み、前記の6つのモデル
火災全部を消火できるエアゾール式簡易消火具を提供で
きるようにするため、その消火剤についているいろと研
究を重ねてきたが、ハロゲン化炭化水素系の消火薬剤で
既に5つのモデル火災が消火できる点を重視し、残る「
天ぷら鍋火災」をも消火できるようにするだめには、ノ
Xロゲン化炭化水素系の消火薬剤の欠点を如何に克服す
るかにあるとして、その克服手段につき鋭意研究を遂行
した。即ちハロゲン化灰化水素系の消火薬剤の天ぷら鍋
火災に対しての欠点は一次消火はできるが再着火が起き
、結果として消火できない点にあシ、との再着火を如何
に克服するかについては、ハロゲン化炭化水素系の消火
薬剤に粉末消火薬剤を含有させることによって克服する
ことに成功した。
火災全部を消火できるエアゾール式簡易消火具を提供で
きるようにするため、その消火剤についているいろと研
究を重ねてきたが、ハロゲン化炭化水素系の消火薬剤で
既に5つのモデル火災が消火できる点を重視し、残る「
天ぷら鍋火災」をも消火できるようにするだめには、ノ
Xロゲン化炭化水素系の消火薬剤の欠点を如何に克服す
るかにあるとして、その克服手段につき鋭意研究を遂行
した。即ちハロゲン化灰化水素系の消火薬剤の天ぷら鍋
火災に対しての欠点は一次消火はできるが再着火が起き
、結果として消火できない点にあシ、との再着火を如何
に克服するかについては、ハロゲン化炭化水素系の消火
薬剤に粉末消火薬剤を含有させることによって克服する
ことに成功した。
即ち本願発明はハロゲン化炭化水素系の消火薬剤95〜
25重量部と粉末消火薬剤5〜75重量部を混合してな
るエアゾール式簡易消化具用消火剤でちる口 以下に本願発明の詳細について説明する。
25重量部と粉末消火薬剤5〜75重量部を混合してな
るエアゾール式簡易消化具用消火剤でちる口 以下に本願発明の詳細について説明する。
ハロゲン化炭化水素系の消火薬剤とはブロモクロロジフ
ルオロメタン(ハロン[11)、ブロモトリフルオロメ
タン(ハロン1301)、ジブロモテトラフルオロエタ
ン(ハロン2402)、ブロモクロロメタン(ハロン1
011)、)ジクロロフルオロメタン(フロン11)、
ジクロロジフルオロメタン(フロン12)、トリクロロ
) !J −/ /レオロエタン(フロン113)、
ジクロロテトラフルオロエタン(フロン114)など
の単体もしくは混合物である。
ルオロメタン(ハロン[11)、ブロモトリフルオロメ
タン(ハロン1301)、ジブロモテトラフルオロエタ
ン(ハロン2402)、ブロモクロロメタン(ハロン1
011)、)ジクロロフルオロメタン(フロン11)、
ジクロロジフルオロメタン(フロン12)、トリクロロ
) !J −/ /レオロエタン(フロン113)、
ジクロロテトラフルオロエタン(フロン114)など
の単体もしくは混合物である。
粉末消火薬剤とはナトリウムもしくけカリウムの重炭酸
塩その他の塩類またはリン酸塩類、硫酸塩類、その他防
炎性を有する塩類の粉状物である。
塩その他の塩類またはリン酸塩類、硫酸塩類、その他防
炎性を有する塩類の粉状物である。
粉末消火薬剤の(実用量を5〜75部とした理由は、5
部以下では再着火を防止する効果がなく乃部以上では噴
射が雌しく、パルプが粉体l・こよって詰する場合があ
るためである。
部以下では再着火を防止する効果がなく乃部以上では噴
射が雌しく、パルプが粉体l・こよって詰する場合があ
るためである。
本願発明の消火剤には滑走剤、沈降防止剤、安定剤を適
宜混合することができる。
宜混合することができる。
滑走剤、沈降防止剤としては無水ケイ°酸、酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、水酸化ケイ素、フッ化エチレン重
合物、フッ化エチレン低重合物、シリコーン等が使用で
きる。
ニウム、酸化チタン、水酸化ケイ素、フッ化エチレン重
合物、フッ化エチレン低重合物、シリコーン等が使用で
きる。
安定剤としてはベンゾトリアゾール、ニトロメタン、亜
硝酸ナトリウム、ジイソプロビルアミンナイトラ、イト
等が使用できる。
硝酸ナトリウム、ジイソプロビルアミンナイトラ、イト
等が使用できる。
本願発明に係る消火剤を用いたエアゾール式簡易消火具
の製造の−例を示すと次の通シである。
の製造の−例を示すと次の通シである。
炭酸水素ナトリウム81g、無水ケイ酸4・5ダの混合
物をエアゾール缶(420iXlのブリキ製)に収容し
、コア穴径乙・4潴φ2個の付いたバルブを装着後・パ
0\″/ (1211)“°%・7°″/(12N9%
の混合ガス5a4・5gをパルプコアより圧入して、約
651//fi!JXD放射速度をもつエアゾール式簡
易消火具と本願発明に係る消火剤の充填されたエアゾー
ル式簡易消火具を使用して、消火テストをした結果を次
表にまとめておく。なお火災モデルは全て日本消防検定
協会の鑑定細則に従ってテストした。
物をエアゾール缶(420iXlのブリキ製)に収容し
、コア穴径乙・4潴φ2個の付いたバルブを装着後・パ
0\″/ (1211)“°%・7°″/(12N9%
の混合ガス5a4・5gをパルプコアより圧入して、約
651//fi!JXD放射速度をもつエアゾール式簡
易消火具と本願発明に係る消火剤の充填されたエアゾー
ル式簡易消火具を使用して、消火テストをした結果を次
表にまとめておく。なお火災モデルは全て日本消防検定
協会の鑑定細則に従ってテストした。
表中の○印は消火できたもの、X印は消火できなかった
もの、Δ印は場合によシ消火できたものをあられし、処
方欄に※印の付与されたものは本願発明に係る消火剤が
充填されていることをあられす。
もの、Δ印は場合によシ消火できたものをあられし、処
方欄に※印の付与されたものは本願発明に係る消火剤が
充填されていることをあられす。
本願発明は以上説明した通シの描成からなるエアゾール
式簡易消火具用の消火剤であシ、これを「天ぷら鍋火災
」の消火に使用すると、主にハロゲン化炭化水紫系の消
火薬剤が一次消火をし、粉末消火剤が油の温度を下げ再
着火するのを防止してくれるのであシ、もちろん「くず
かどの火災」、「カーテンの火災」、「ヌト−ブの火災
」、「クンジョンの火Ll、rエンジンルームの火災J
にも使用できるものでエアゾール式簡易消火具としては
、はじめて6つの火災モデルに適用できるようになった
もので、防火作業に大きな役割を期待できるものである
。
式簡易消火具用の消火剤であシ、これを「天ぷら鍋火災
」の消火に使用すると、主にハロゲン化炭化水紫系の消
火薬剤が一次消火をし、粉末消火剤が油の温度を下げ再
着火するのを防止してくれるのであシ、もちろん「くず
かどの火災」、「カーテンの火災」、「ヌト−ブの火災
」、「クンジョンの火Ll、rエンジンルームの火災J
にも使用できるものでエアゾール式簡易消火具としては
、はじめて6つの火災モデルに適用できるようになった
もので、防火作業に大きな役割を期待できるものである
。
なお、従来の粉末消火器は圧縮力ヌによシ、容器内やノ
ズル付近で粉体を攪拌、強制的に噴射させたり、粉末消
化薬剤に滑走剤や沈降防止剤を混合し、圧縮ガスの抑圧
によって噴射させていたために、粉体が大きな広がりと
々つて、辺り一面に拡散するという欠点があった。しか
し本願発明に係る消火剤を使用したエアゾール式簡易消
火具のめ、噴射時は液体の拡がシにほとんど等しい拡が
りしかすす、回りへの拡散はほとんどなくて目的物に噴
射することができ、取扱いも大変便利となったものであ
る。
ズル付近で粉体を攪拌、強制的に噴射させたり、粉末消
化薬剤に滑走剤や沈降防止剤を混合し、圧縮ガスの抑圧
によって噴射させていたために、粉体が大きな広がりと
々つて、辺り一面に拡散するという欠点があった。しか
し本願発明に係る消火剤を使用したエアゾール式簡易消
火具のめ、噴射時は液体の拡がシにほとんど等しい拡が
りしかすす、回りへの拡散はほとんどなくて目的物に噴
射することができ、取扱いも大変便利となったものであ
る。
特許出願人
協和産業株式会社
Claims (1)
- (1)ハロゲン化炭化水素系の消火薬剤95〜25重量
部と粉末消火薬剤5〜75重量部を混合してなるエアゾ
ール式簡易消火具用消火剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7268783A JPS59197267A (ja) | 1983-04-24 | 1983-04-24 | エアゾ−ル式簡易消火具用消火剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7268783A JPS59197267A (ja) | 1983-04-24 | 1983-04-24 | エアゾ−ル式簡易消火具用消火剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59197267A true JPS59197267A (ja) | 1984-11-08 |
Family
ID=13496525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7268783A Pending JPS59197267A (ja) | 1983-04-24 | 1983-04-24 | エアゾ−ル式簡易消火具用消火剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59197267A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4816186A (en) * | 1986-11-03 | 1989-03-28 | Amalgamated Chemical, Inc. | Water based aerosol flame-proofing composition and method of manufacture |
US4826610A (en) * | 1986-01-15 | 1989-05-02 | Tag Investments, Inc. | Fire extinguishant |
EP0517904A1 (en) * | 1991-01-02 | 1992-12-16 | Powsus, Inc. | Fire-extinguishing compositions |
-
1983
- 1983-04-24 JP JP7268783A patent/JPS59197267A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4826610A (en) * | 1986-01-15 | 1989-05-02 | Tag Investments, Inc. | Fire extinguishant |
US4816186A (en) * | 1986-11-03 | 1989-03-28 | Amalgamated Chemical, Inc. | Water based aerosol flame-proofing composition and method of manufacture |
EP0517904A1 (en) * | 1991-01-02 | 1992-12-16 | Powsus, Inc. | Fire-extinguishing compositions |
EP0517904A4 (en) * | 1991-01-02 | 1993-06-02 | Powsus, Inc. | Fire-extinguishing compositions |
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