JPS59195002A - ボイラ−チユ−ブのスタツド補修法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ボイラーチューブのスタッド補修法に関す
るものである。

ボイラーチューブは一般にその腐蝕に対する保護や断熱
効率を高めるため外周の少なくとも一部に沿って多数の
スタッドが溶植さｎ、耐火材を支持している。こ几らの
スタッドはボイラーチューブの使用条件によって異なる
が通常３〜ｊ年程でその先端が先細に焼純する。実際に
は第１図に示すように同一ボイラーチューブにおいても
その部位によってスタンＰの焼純状態にばらつきが生じ
、第１図の（イ）の場合は焼純スタッドはかなりの高さ
？　ｉ−しており、先端は丸くとがっている。第１図の
（ロ）の場合には（イ）に比べて焼純がかな９進行して
おシ、高さが低くなり、先端は一層丸くなっている。

このように各スタッドは必ずしも一様に焼純せす、従っ
て定期的に検査して必要な補修を施す必要がある。

従来性なわｎてきた補修法としてはボイラーチューブの
周囲に溶植さまたスタンＰのうち補修を必要とする程度
まで先端の焼純したスタッド基部或いは所定の高さの部
位で切断して各端を平面に成形し、その切断面に別個に
用意した補修用スタラドをコンデンサ放電型スタッド溶
接法や手溶接により溶接する方法がある。しかしながら
このような従来の補修法では焼純したスタフ）Ｓ′ｆｆ
一本一本切断する作業を伴なうため、相当な手間と時間
がかかシ、能率的でない。またこの種の補修作業は通常
ボイラーチューブの配管さｎている現場で、配管状態の
まま行なわｎるので、上述のような切断作業は作業かや
勺にくいだけでなく、各焼純スタッドを所望の位置で水
平に切断するのはむずかしく、シばしば斜めに切断さ几
、その結果ネ１ｉ修スタツＰが斜めに立植さｆしたシ、
溶接不良の生じる恐ｎがあった。また手溶接の場合には
補修用スタッドを溶接する際の熱応力のためボイラーチ
ューブに歪を生じさせるという欠点があった。

この発明の目的は、従来の補修法において不可欠であっ
た切断や切削工程を必要せず、補修用スタッドの溶接時
の熱応力による実質的影響を伴なわずしか°も補修用ス
タッドを垂直に溶接できるボイラーチューブのスタフＰ
補修法を提供することＫある。

この目的のため、ボイラーチューブに溶植さｎている焼
純して先端の丸くなって比較的短かくなった焼純スタフ
ｒの先端に補修用スタッドを立植するこの発明による方
法は、焼純スタッドの最大径より若干大きな内径と少な
くとも該スタッドの最大高さに相応した高さとをもつア
ークシールドをｍ５、溶接ガンに装着した補修用スタッ
ドを補修すべき焼純スタッドの先端に位置決めして上記
アークシールドにより焼純スタッドの高さよシ高い溶融
部空間を形成し、アークスタンド溶接法によ多直接焼純
スタッドに補修用スタッドを溶接することを特徴として
いる。

従って、この発明の方法によｎば、補修すべき焼純スタ
フＦ：′を切断或いは切削することなく、そのまま直接
その先端に補修用スタッドを立植するので、作業能率を
飛躍的に向上させることができ、１だアークシールドに
よｐ焼純スタッドの高さｆり高Ｂ溶融部空間を形成して
込るので、補修用スタッドの位置決めが容易となるだけ
でなく、良好な溶接品質を保証することができる。

以下添附図面の第２〜３図を参照してこの発明をさらに
説明する。

第２図には溶接準備状態を示し、ｌはボイラーチューブ
、コはｌイラーチューブｌに溶植さ九ている補修すべき
焼純スタッドであシ、その丸くなった先端に対して図示
しないアークスタッド溶接ガンに装着した補修用スタン
ド３が位置決めさ力る。アークシールド≠は、その先端
部ａがボイラーチューブ／の外周面の一部に当接し、袖
イ６すべき焼純スタツドコおよび補修用スタッド３の先
端部位を包囲できる溶融部空間ｓｑ影形成るように寸法
法めさする。この場合溶接ガンに装着さｎる補修用スタ
ッド３とアークシールトゲとの関係は、溶接前において
アークシールド≠の先端４ｔａから補修用スタッド３の
先端までの距離が最も焼純したスタッドの高さくすなわ
ち一番低いスタッドの高さ）より僅かに短かくなるよう
に決めらする。

このように補修すべき焼純スタフ）Ｓ２に対して補修用
スタッド３を位置決めした状態において溶接ガンを焼純
スタツドコに向って押し付けて焼純スタツドコに補修用
スタッド３を圧接させ、溶接トリガーを引くことによシ
補修用スタツ）′３が焼純スタッドλの先端より僅かに
引き上げらすると同時に溶接電流が両スタツドコ、３を
介して流ｊ１、そｎ５らの間にアークが発生さｎ、その
後再び補修用スタッド３が焼純スタッドλに向って突き
込まｎｌ、両スタッド２，３は溶着さｎる。この場合、
溶接時間が極めて短かく、はとんど瞬間的であるため、
溶接時の熱応力によってボイラーチューブｌは実質的に
影響を受けない２ またアークシールド弘によって溶融部空間！を限定して
いるので、浴接時の溶融金属は溶接部周囲に留まり、従
って第３図に示すように溶接部に確実に余盛、！２ｔが
形成さｎ、良好な溶接部が形成さ庇付る。

以上説明してきたように、この発明によｎば、従来の方
法に比べて作業性に優ｆ１スタッド補修の手間を大幅に
軽減できる有用な補修法が提供さ几る。

【図面の簡単な説明】

第１図はボイラーチューブに溶植さ１．ているスタッド
の焼純状態を示す概略図、第２図はこの発明による方法
を実施している溶接準備状態を示す部分断面正面図、第
３図は溶接の完了した状態を示す図である。 図中、／：ボイラーチューブ、コニスタッド、３：補修
用スタッド、グ：アークシールド、ｊ：溶融部空間。 第１図 （リ　　（。） 第２図　　　　　　第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ボイラーチューブに溶植さ几ている焼純して先端の丸く
   なって短かくなった焼純スタンＰの先端に補修用スタッ
   ドを立植する方法において、焼純スタッドの最大径よシ
   若干大きな内径と少なくとも該スタッドの最大高さに相
   応した高さとをもつアークシールドを用い、溶接ガンに
   装着した補修用スタッドを補修すべき焼純スタッドの先
   端上に位置決めして上記アークシールＰによシ焼粍スタ
   ッドの高さよシ高い溶融部空間を形成し、アークスタッ
   ド溶接法により直接焼純スタンドに補修用スタッドを溶
   接することを特徴゛とする前ィラーチューブのスタッド
   補修法。