JPS59193679A - テレビ放送方式の自動判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、各地域によって異なる放送方式に適合するよ
うに、フレーム周波数、走査線数の相違を複合映像信号
から判別し、所定の判別出力を導出するテレビ放送方式
の自動判別装置に関する。

（ロ）従来技術 従来は、各地域毎罠テレビ受像機又はビデオテープレコ
ーダ（以下ＶＴＲと称する）’（！’、放送方式に対応
して設計し、個々の放送方式のみに対応させていた。

ところが近年前述のテレビ受像機又はＶＴ４を複数の放
送方式に適合可能となるよう設計され始め、これに応じ
て、該テレビ受像機又はＶＴＩＩ−その放送方式に自動
的に切換える必要が生じて来た。

（ハ）発明の目的 本発明は、複数の放送方式に適合し得るテレビ受像機又
はＶＴＲの各種放送方式の複合映像信号を受信（ＶＴＲ
の場合は再生時の複合映像信号の再生）するとき、その
方式を自動的に判別するテレビ放送方式の自動判別装置
を提供することを目的とする。

に）発明の構成 本発明は複合映像信号が印加される入力端子を有する同
期分離手段の出力側に接続された水平周波信号生成手段
及び垂直同期分離手段の各入力側を接続し、該水平周波
信号生成手段及び垂直同期分離手段の出力側乞カウント
手段の入力側に接続し、前記入力端子に印加される複合
映像信号の水平走査線数及びフィールド周波数の異なる
複数の放送方式に応じて前記カウント手段のカウント信
号を判別手段に加え、前記放送方式に対応して前記判別
手段の出力信号を得る構成である。

（ホ）実施例 第１図は本発明のテレビ放送方式の自動判別装置を示す
ブロック図、第２図は同装置の要部をＩＣ化した場合の
等価回路図、第３図は同装置の要部ブロック図、第４図
は同装置に用いるカウンタの構成、第５図は第４図にお
ける各部波形図、第６図は本発明の他の実施例を示すブ
ロック図である。

次に図面に従って説明すると、第１図において（１）は
同期分離回路、（２）はＡＦＣ回路、（３）は水平発振
回路、（４）は水平出力回路、（５）は水平偏向コイル
、（６）は垂直同期分離回路、（７）は垂直発振回路、
（８）は垂直出力回路、（９）は垂直偏向コイル、００
）はブラウン管、Ｉは判別回路、０力は複合映像信号な
印加する入力端子、（１３１α４）は判別出力端子乞示
す。

第２図において、（＋５１はコンパレータ、θＱは分圧
回路、（１７）はカウンタ、θ阻ま切換スイッチ、（１
！１は水平パルス端子、（２０）は複合映像信号印加端
子、０１）は積分回路、曽は接地端子、（２阻ま直流電
源端子で、一点鎖線内はＩＣ内部回路を示す。

第３図において、（２４１は垂直トリガ入力端子、Ｃ！
■はトリガゲート、（２６）はパルス発生回路、（２７
）はＮＴＳＣカウンタゲート、ｃ２唱まＰＡＬカウンタ
ゲート、翰はＲＳフリップフロップを示す。

第４図において、ＦＦＩ、ＦＦ２・・・ＦＦ８、ＦＦ９
は９段のフリップフロップ（ＦＦ）でカウンタを構成し
、その出力を各々Ｆ１〜Ｆ９で示しである。

第５図（イ）〜（Ｉ刀は前記フリップフロップ（ＦＦ）
ＦＦＩ、ＦＦ２・・・ＦＦ８、ＦＦ９の各出力Ｆｌ、Ｆ
２、・・・Ｆ８、Ｆ９を示し、Ｆｌが順次分周される。

第５図■）及びに）は各々前記Ｆ５〜Ｆ８のＡＮＤ出力
即ちＦ５・Ｆ６・Ｆ７・Ｆ８及びＦ６・Ｆ９を示し、第
５図（ヲ）及び（ワ）は各々端子０３）及びＩに現われ
るＮＴＳＣ用出力及びＰＡＬ用出力を形成するための波
形Ａ、ＢＹ示し、第５図（イ））は走査線数を３４０本
数えたときのリセットパルス（Ｊ）を示す。

次に第２図、第３図及び第４図の本発明の実施例におけ
る１フイールドの水平走査線数即ち水平パルス数ｎとＮ
ＴＳＣ方式及びＰＡＬ方式における端子αり及びＱ４１
の真理値表を表１に示す。

表１ なお第２図中切換スイッチ（［印をＧ側に設定すると、
ＮＴＳＣ方式（６０Ｉ（ｚ）となり、端子０４）がＯＦ
Ｆ、端子０９がＯＮ、また切換スイッチ（ｌｌａを電源
に接続すると、前述とは逆になる。

次に第２図図示の通り切換スイッチ（１８）’＆中立位
置に設定したときの前記ＮＴＳＣ方式及びＰＡＬ方式の
放送を受信又はＶＴＲにおける前記各方式で記録された
テープの再生時、について自動判別を行う場合について
説明する。

いま水平パルス（Ｈ，）が端子０９に加わり、端子（４
）に印加された複合映像信号（■は、同期分離回路（１
１を経て垂直同期分離回路（６）としての積分回路しυ
に同期分離出力が加わり、端子（ト））に垂直同期信号
が垂直トリガパルス（Ｐ）として加わる。

ここで例えばＮＴＳＣ方式の放送波はｌフレームの走査
線数が５２５本、フィールド周波数は６゜Ｈｚであり、
ＰＡＬ方式の放送波は１フレームの走査線数が６２５本
、フィールド周波数は５０Ｈｚであるから、各々１フイ
ールドの走査線が５２５７２、、．２６２．５本、６２
５　／２＝３１２．５本となるので表１に示す如く、■
フィールドの水平走査線数ｎ　’ｉ　Ｎ　Ｔ　Ｓ　Ｃ方
式では２４０〜２８７、ＰＡＬ方式では２８８〜３４０
に選定し、水平パルスをカウントし、垂直トリガパルス
にてゲートを制御する。

一例として前述のＮＴＳＣ方式とＰＡＬ方式の放送波の
受信を以下に説明する。

（ＩＪ　　Ｎ　Ｔ　Ｓ　Ｃ方式の場合 いま端子部にＮＴＳＣ方式の水平パルス（Ｈ，）が印加
されると、カウンタ０７）は水平パルス列の各パルスを
カウントする。即ち初段のＦＦＩにて分周され、第５図
（イ）に示すように各フィールドパルスが１から順次発
生する。該ＦＦＩの出力Ｆｌに応じてＦＦ２は前記Ｆｌ
ｔ分周し第５図（ロ）となり。

順次Ｆ３カ・らＦ９まで第５図（ハ）〜（１月に示す如
く分周される。前記Ｆｌが２４０に達した後、端子（２
）に垂直トリガパルス（Ｐ）が印加されたとき、トリガ
ーゲートＣ２５１を開いてパルス発生回路（２６）が動
作する。

該パルス発生回路（２６）として設けたスイッチングト
ランジスタｃ３１）がＦ５＃Ｆ６・Ｆ７・Ｆ８のハイレ
ベル（第５図（至））におけるＡ期間）時にオンになり
、そのコレクタはローとなり、これがトリガゲート（ハ
）に加わる。この状態で端子ｆ２４）に垂直トリガパル
スＣＰ）が印加されるとパルス発生回路（２６）からＮ
ＴＳＣ用ゲート（５）に制御信号が加わり、フリップフ
ロップ翰の出力Ｑとして ｃ２＝ｉ−ｐ が現われ、第５図（ヲ）に示すＡと垂直トリガパルスの
ＡＮＤとして得られ、端子０３）からハイレベルの信号
■が得られる。

（ＩＩ）ＰＡＬ方式の場合 前述と同様に端子ａ俤に水平パルスが印加されると水平
パルス（Ｈ，）をカウントし、ｎ　＝　２４０でトリガ
ーゲート（ハ）が開いて、これと同時にＮＴＳＣ用ゲー
ト＠を開くが、いま受信している放送波がＰＡＬ方式の
ときにはＮＴＳＣ方式の場合のカウント数ｎが２４０か
ら２８８の間に垂直トリガパルスＣＰ＋が到来しないの
で、パルス発生回路（２Ｇ）ｃトリガパルスが加わらな
い。

次にｎ　＝　２８８でＮＴＳＣ用ゲート（２７）は閉じ
ると同時にＰＡＬ用ゲート例が開いてＦ６・Ｆ９のＡＮ
Ｄ出力から第）図に）に示すＢ期間の・・イレベル信号
に応じて第５図（ワ）に示すＢより端子０４）からＱ＝
ＢＰ−ｔ−Ｊ を得る。ここでＪはｎ　＝　３４０　’ｆ；ｉカウント
したときのパルス発生回路０６）の出力を示す。

従ってｎ　＝　２８８からｎ　＝　３４０の間に垂直ト
リガパルス（Ｐｌが端子（財）に加えられたとき、パル
ス発生回路（２Ｇ）からＰ　Ａ　Ｌ用ゲート（２印を通
してフリップフロップ（２９）のＳ端子にハイレベル信
号が加わるので、前記端子（Ｉ４）からハイレベルの信
号σ」、端子（＋３１からローレベルの信号（Ｌ）が現
われる。

なおリセットラインのリセット信号（Ｒ８Ｔ）は Ｒ８Ｔ＝ＡＰ＋ＢＰ＋Ｊ として設定されており、ＡＰ、ＢＰ又はＪのいずれかが
ハイレベルに達したとき、Ｒ８Ｔはノーイレベルとなる
ので、カウンタ卸をリセットできる。

第４図中スイッチングトランジスタｅ２）（３３）Ｃ３
仰■（支））は、フリップフロップＦＦＩからＦＦ９に
加えられるリセットパルスを充分の期間長くとって該Ｆ
ＦＩからＦＦ９の誤動作を防止するためにフリップフロ
ップＦＦｌ０Ｙ駆動するもので、垂直トリガパルス（Ｐ
）が端子（財）に加わったときにトリガゲート（ハ）が
開いてフリップフロップ（ＦＦＩＯ）のＱ出力がハイレ
ベルになり、水平パルスのクロックタイミングでＱをロ
ーレベルに設定する構成となしである。第６図は本発明
の他の実施例を示し、第１図の実施例におけるＡＦＣ回
路、水平発振回路及び水平発振回路の代りに、位相比較
器Ｃ３７）及び電圧、制御発振器（ＶＣＯ）（至）を設
けてＰ　Ｌ　Ｌを構成し、ビデオテープレコーダ（ＶＴ
Ｒ）、ビデオディスク（ＶＤ）再生装置等では前述の水
平偏向回路を備えていないので、本実施例は前記Ｖ　Ｔ
　Ｉ：（、ＶＤ再生装置に最適であり、ＰＬＬが構成さ
れているので、弱電界やノイズにより水平同期の乱れが
生じてもＶＣＯ出力は安定し、誤動作の惧れは極めて少
な（、前記入力端子（１りに加えられた複合映像信号の
放送方式に応じて、判別回路部）から判別出力が前述の
実施例と同様に得られる。

なお前記実施例ではＮＴＳＣ方式及びＰＡＬ方式の例に
ついて説明したが、ＮＴＳＣ方式と、ＳＥＣＡＭ方式の
例についても同様に行えることは言うまでもない。

（へ）発明の効果 本発明は、水平走査線数及びフレーム周波数の異なる複
数の方式の放送波信号の受信又はＶＴＲにおいて記録さ
れた映像信号を再生する場合にそのいずれの方式かを自
動判別できるので５本発明装置を異方式の放送局の混在
地域内のテレビ受像機又はＶＴＲに本発明装置を用いれ
ば、特にその効果は極めて犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテレビ放送方式の自動判別装置のシス
テムブロック図、第２図は本発明の要部ＹＩＣ化した場
合の要部回路図、第３図は本発明を示す要部ブロック図
、第４図は第３図におけるカウンタの構成を示し、第５
図は本発明装置の説明波形図、第６図は本発明の他の実
施例を示す。 主な図番の説明 （１）・・・同期分離回路、　（２）・・・ＡＦＣ回路
、　（３）・・・水平発振回路、　（４）・・・水平出
力回路、　（６）・・・垂直同期分離回路、　（７）・
・・垂直発振回路、　（８）・・・垂直出力回路、　Ｉ
・・・判別回路、　θ３）・・・ＮＴＳＣ端子、（１４
）・・・ＰＡＬ端子、　Ｏ・−・カウンタ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　複合映像信号が加えられる入力端子を有する
   同期分離手段の出力側に接続された水平周波信号生成手
   段及び垂直同期分離手段の各入力側を接続し、該水平周
   波信号生成手段及び垂直同期分離手段の出力側をカウン
   ト手段の入力側に接続し、ｆｑｉｌ記入力記入圧端子さ
   れる複合映像信号の水平走査線数及びフィールド周波数
   の異る複数の放送方式に応じて、前記カウント手段のカ
   ウント信号を判別手段に加え、前記放送方式に対応して
   前記判別手段の出力信号を得ることを特徴としたテレビ
   放送方式の自動判別装置。
2. （２）前記水平周波信号生成手段として、ＡＦＣ回路、
   水平発振回路及び水平出力回路を設けた特許請求の範囲
   第１項記載のテレビ放送方式の自動判別装置。
3. （３）前記水平周波信号生成手段として、位相比較回路
   及び電圧制御発振器を設けた特許請求の範囲第１項記載
   のテレビ放送方式の自動判別装置。