JPS59191793A - 主材としてシリカゾルを用いる薬液注入工法 - Google Patents
主材としてシリカゾルを用いる薬液注入工法Info
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- JPS59191793A JPS59191793A JP6627783A JP6627783A JPS59191793A JP S59191793 A JPS59191793 A JP S59191793A JP 6627783 A JP6627783 A JP 6627783A JP 6627783 A JP6627783 A JP 6627783A JP S59191793 A JPS59191793 A JP S59191793A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軟弱地盤の強化又は止水を目的とする薬液注
入工法に係り、特に、水ガラス液(通常は強アルカリ性
の水溶液)のアルカリ値を減じて得たシリカゾルを主材
とした注入薬液を地中に注入してゲル化させる薬液注入
工法に係る。
入工法に係り、特に、水ガラス液(通常は強アルカリ性
の水溶液)のアルカリ値を減じて得たシリカゾルを主材
とした注入薬液を地中に注入してゲル化させる薬液注入
工法に係る。
一般に、軟弱地盤、特に砂質土等から成る透水性の良い
地盤の強化・止水を目的とする薬液注入工法においては
、粒子を含まない水ガラス系溶液型注入薬液が用いられ
る。
地盤の強化・止水を目的とする薬液注入工法においては
、粒子を含まない水ガラス系溶液型注入薬液が用いられ
る。
上記の水ガラス系溶液型注入薬液として実用に供されて
いるものは、古くから用いられて米た高アルカリ性水ガ
ラス液を主材としこれにゲル化剤を添加してアルカリ性
領域でゲル化させるアルカリ系薬液のほかに、本発明者
が出m発明しく特公昭54−19088号参照)、近年
になって広く用いらするに至っている方法で、篩アルカ
リ性の水ガラス液に強酸性欣材を強制情拌−トで硝加し
、瞬時に「臨界pH値」を通過させて、ゲル化を起こさ
せずに水力ラス液のpHを酸性領域(好ましくは強酸性
顎城)としてシリカゾル溶成をつくり、これにアル刀り
削を加えて中性〜羽削性饋域でゲル111Sさせる方法
かある。
いるものは、古くから用いられて米た高アルカリ性水ガ
ラス液を主材としこれにゲル化剤を添加してアルカリ性
領域でゲル化させるアルカリ系薬液のほかに、本発明者
が出m発明しく特公昭54−19088号参照)、近年
になって広く用いらするに至っている方法で、篩アルカ
リ性の水ガラス液に強酸性欣材を強制情拌−トで硝加し
、瞬時に「臨界pH値」を通過させて、ゲル化を起こさ
せずに水力ラス液のpHを酸性領域(好ましくは強酸性
顎城)としてシリカゾル溶成をつくり、これにアル刀り
削を加えて中性〜羽削性饋域でゲル111Sさせる方法
かある。
在米公知の上記時打のうち、古くから地盤比人に用いら
れて米だアルカリ性宛域での水ガラスのゲル111.を
セJ用する方法は、ゲル化剤として無機1ヒ合物又は無
情化合物の浴液を用いた場合、反応率が低い(未反応の
筏用水方ラスが存在する)ため、固結強度並びに耐久性
が劣るという欠点がある。また、ゲル化剤として無情化
合物のmMを用いる場合、ゲルタイムの調整軸に長いゲ
ルタイムの調整が非常に難しい欠点がある。このため、
ゲル化剤として有機化合物を用いてゲルタイムのrA整
を容易にし且つ強度及び耐久性を向上させているが、有
機化合物を用いた場合には材料費か篩くなる欠点がある
。
れて米だアルカリ性宛域での水ガラスのゲル111.を
セJ用する方法は、ゲル化剤として無機1ヒ合物又は無
情化合物の浴液を用いた場合、反応率が低い(未反応の
筏用水方ラスが存在する)ため、固結強度並びに耐久性
が劣るという欠点がある。また、ゲル化剤として無情化
合物のmMを用いる場合、ゲルタイムの調整軸に長いゲ
ルタイムの調整が非常に難しい欠点がある。このため、
ゲル化剤として有機化合物を用いてゲルタイムのrA整
を容易にし且つ強度及び耐久性を向上させているが、有
機化合物を用いた場合には材料費か篩くなる欠点がある
。
これに対し、不発明者の先願尤明によるシリカゾル系薬
液を用いる方法は、水ガラス成分かほぼ光音に反応し、
反応生成物中の化学結合力も強く、しかも注入薬液の浸
透性も尚く、従って注入後の対象地盤内における回鮎結
度、止水性、固結性及び耐久性が優れている。そのため
、既に現時点において、環境汚染についてはとんど考慮
を景さす、固結g1度その他の面についても格段の効果
を必要とせす、羊に経揃的に安い方法での水ガラス糸注
入柴赦を使用すれば足りるという応用分野以外の水カラ
ス系系液については、本発明者の発明によるシリカゾル
系薬液が広く用いられるに至っている。
液を用いる方法は、水ガラス成分かほぼ光音に反応し、
反応生成物中の化学結合力も強く、しかも注入薬液の浸
透性も尚く、従って注入後の対象地盤内における回鮎結
度、止水性、固結性及び耐久性が優れている。そのため
、既に現時点において、環境汚染についてはとんど考慮
を景さす、固結g1度その他の面についても格段の効果
を必要とせす、羊に経揃的に安い方法での水ガラス糸注
入柴赦を使用すれば足りるという応用分野以外の水カラ
ス系系液については、本発明者の発明によるシリカゾル
系薬液が広く用いられるに至っている。
しかしながら、このように優れた特性を持つシリカゾル
系薬伶も唯一の欠点を有している。それは実施の作業上
、極めて重要な特性であるゲルタイム調整が比較的国難
だということである。不発明者−は、この点に関して、
研究を重ね、幾つかの解決法を見い出し、そのうち主要
なものについては別途に%許出願した。不発ゆ」は、シ
リカゾル系薬液の持つゲルタイム調整の困難性、%に上
記シリカゾル系薬液をp)I 8.5以上のアルカリ領
域でゲル化させる場合のゲルタイム調整上の困難を散り
除くことを目的とする。
系薬伶も唯一の欠点を有している。それは実施の作業上
、極めて重要な特性であるゲルタイム調整が比較的国難
だということである。不発明者−は、この点に関して、
研究を重ね、幾つかの解決法を見い出し、そのうち主要
なものについては別途に%許出願した。不発ゆ」は、シ
リカゾル系薬液の持つゲルタイム調整の困難性、%に上
記シリカゾル系薬液をp)I 8.5以上のアルカリ領
域でゲル化させる場合のゲルタイム調整上の困難を散り
除くことを目的とする。
本発明の他の目的は、シリカゾル系注入薬液であって、
pal 8.5以上のアルカリ領域でゲル化させ、しか
も11&f時(2〜3秒以内)にゲル化か起こる(この
種の薬液を本明細書においては「糾結性江入柴液」とい
う)注入薬液又はこの棹桑液を使用する薬液注入工法を
提案することである。
pal 8.5以上のアルカリ領域でゲル化させ、しか
も11&f時(2〜3秒以内)にゲル化か起こる(この
種の薬液を本明細書においては「糾結性江入柴液」とい
う)注入薬液又はこの棹桑液を使用する薬液注入工法を
提案することである。
もっと具体的に言えば、本発明による薬液注入工法は、
一つには、水ガラスを酸性液材で処理して得た酸性シリ
カゾルを主材として使用し、これに苛性ソーダと炭酸ソ
ーダと燐酸ソーダと強アルカリ性水ガラス液とから成る
群から避択した1押又は2洒以上のアルカリ性物質を添
加し、pH8,5以上のアルカリ性領域のpH値値を持
ち3〜15秒のゲルタイムを持つ瞬結性注入薬液を調製
し、前記瞬結性洋犬薬液を注入対象地盤又は土壌に注入
することを%徴とする薬液注入工法である。
一つには、水ガラスを酸性液材で処理して得た酸性シリ
カゾルを主材として使用し、これに苛性ソーダと炭酸ソ
ーダと燐酸ソーダと強アルカリ性水ガラス液とから成る
群から避択した1押又は2洒以上のアルカリ性物質を添
加し、pH8,5以上のアルカリ性領域のpH値値を持
ち3〜15秒のゲルタイムを持つ瞬結性注入薬液を調製
し、前記瞬結性洋犬薬液を注入対象地盤又は土壌に注入
することを%徴とする薬液注入工法である。
本発明によるもう一つの薬液注入工法は、水ガラスを敵
性液材で処理してVGた酸性シリカゾルを主材として使
用し、これに苛性ソーダと °
強アルカリ性水ガラス液とから成る群から選択した1棹
又は2種以上のアルカリ性物質を添加し、pl(B、5
以上のアルカリ性領域のpH値を持ち且つ約30(L 秒以上のゲルタイムを持つゲル情態を有する注入薬液を
調製し、前記注入薬液を注入対象地盤又は土すラに注入
することを特徴とする薬液住人工法である。
性液材で処理してVGた酸性シリカゾルを主材として使
用し、これに苛性ソーダと °
強アルカリ性水ガラス液とから成る群から選択した1棹
又は2種以上のアルカリ性物質を添加し、pl(B、5
以上のアルカリ性領域のpH値を持ち且つ約30(L 秒以上のゲルタイムを持つゲル情態を有する注入薬液を
調製し、前記注入薬液を注入対象地盤又は土すラに注入
することを特徴とする薬液住人工法である。
シリカゾルの原材料となる水ガラス液としては、注入回
数な流動性を7#iするシリカゾル形成するものであれ
ば、宥に制約はないが、通常は珪酸ソーダ糸でモル比が
好ましくはJTS 品(モル比:杓3.1)程度のも
のが好筐しい。より好ましくは、モル比は篩いほうがよ
い。甘た、シリカゾル訓聚前後に、食塩、塩化カリウム
、硫酸ナトリウム、炭岐ナトリウム等の塩類を添加して
副次的な幼果を僧、或いは本発明の作用効果をより旨め
ることもできる。
数な流動性を7#iするシリカゾル形成するものであれ
ば、宥に制約はないが、通常は珪酸ソーダ糸でモル比が
好ましくはJTS 品(モル比:杓3.1)程度のも
のが好筐しい。より好ましくは、モル比は篩いほうがよ
い。甘た、シリカゾル訓聚前後に、食塩、塩化カリウム
、硫酸ナトリウム、炭岐ナトリウム等の塩類を添加して
副次的な幼果を僧、或いは本発明の作用効果をより旨め
ることもできる。
シリカゾル調製に用いる敵性敷材としては、強酸性を示
す酸父はその塩類であれば、公知の無機及び有機の酸及
び/又は塩類のどの1棟又は2神以上の粗分せを用いて
もよい。好筐しい酸又は塩の例としては、硫酸及び属性
Ifナトリウムを挙げることができる。
す酸父はその塩類であれば、公知の無機及び有機の酸及
び/又は塩類のどの1棟又は2神以上の粗分せを用いて
もよい。好筐しい酸又は塩の例としては、硫酸及び属性
Ifナトリウムを挙げることができる。
上配散性液材中に水ガラス液を噴射し、又は強性攪拌下
で注入することによりシリカゾル液をy@!J!するこ
とができる。第1図に、水ガラス液と酸性液材との反応
の一例を示す。
で注入することによりシリカゾル液をy@!J!するこ
とができる。第1図に、水ガラス液と酸性液材との反応
の一例を示す。
第1図に示した例は、酸性液材として硫酸を用い、水ガ
ラス原液としてJI83号品を用いた例である。第1図
に示すように、水ガラス液にm性液材を強制攪拌又は強
制混合条件−トで混入すると、混合物のゲルタイムは混
合液のpH値の低下につれて媛くなり、pH8,5付近
(酸性液材として硫酸を用いた場合;仙の酸性液材を用
いるとその栓類によって変動する)でのゲルタイムが最
も知<(本発明者の随発明に前の従来技術においては、
この91111区よりアルカIJ WillのpH値で
のゲル化をオl用した固化が地盤注入工法に応用されて
きた)、史に単位時間内における酸の飽加量を増加させ
ろと逆にゲルタイムが投くなる。(評しくは前掲の特告
昭54−19088号参照)。この酸性領域におけるゲ
ル化は、その反応機構は理論的には究明されていないが
、混合液のpH値値の?A9少、月IJちr9性度の増
大により影響を受け、第1図に示すように、イブ性領域
におけるゲルタイムは■)11約1〜2.5極大値を示
す。(ゲルタイツ、の俊大(又は最長ゲルタイム)をボ
すpH(i[は、添加″fろ酸性液材の朴@によって変
動する。) 本発明において用いるシリカゾル液とは、上記の酸性(
よりiE錦には強1ツ性)領域のゲル化の極大flft
(At :&ゲルタイム)を局える配合りψ作により
得られた〜性シリカゾル液である。
ラス原液としてJI83号品を用いた例である。第1図
に示すように、水ガラス液にm性液材を強制攪拌又は強
制混合条件−トで混入すると、混合物のゲルタイムは混
合液のpH値の低下につれて媛くなり、pH8,5付近
(酸性液材として硫酸を用いた場合;仙の酸性液材を用
いるとその栓類によって変動する)でのゲルタイムが最
も知<(本発明者の随発明に前の従来技術においては、
この91111区よりアルカIJ WillのpH値で
のゲル化をオl用した固化が地盤注入工法に応用されて
きた)、史に単位時間内における酸の飽加量を増加させ
ろと逆にゲルタイムが投くなる。(評しくは前掲の特告
昭54−19088号参照)。この酸性領域におけるゲ
ル化は、その反応機構は理論的には究明されていないが
、混合液のpH値値の?A9少、月IJちr9性度の増
大により影響を受け、第1図に示すように、イブ性領域
におけるゲルタイムは■)11約1〜2.5極大値を示
す。(ゲルタイツ、の俊大(又は最長ゲルタイム)をボ
すpH(i[は、添加″fろ酸性液材の朴@によって変
動する。) 本発明において用いるシリカゾル液とは、上記の酸性(
よりiE錦には強1ツ性)領域のゲル化の極大flft
(At :&ゲルタイム)を局える配合りψ作により
得られた〜性シリカゾル液である。
こ’) L ?−41られたシリカゾルKt6加するア
ルカリ剤の混入割合を増してゆくと、第1図に示す曲線
に沿って酸性−中性領域に移行し、それに伴t【いゲル
タイムは次第に短くなり、シリカゾル製造(埒に用いた
酸性液材及び添加するアルカリ剤の紳知により変動する
が、一般的にはpH85g度で瞬結に近いゲルタイムを
有するに至る。本発明者の先l(発明による注入工法は
、このシリカゾルの削性・中性領域(好ましくは中性−
弱酸性領域)でのゲル化を利用するものであった。
ルカリ剤の混入割合を増してゆくと、第1図に示す曲線
に沿って酸性−中性領域に移行し、それに伴t【いゲル
タイムは次第に短くなり、シリカゾル製造(埒に用いた
酸性液材及び添加するアルカリ剤の紳知により変動する
が、一般的にはpH85g度で瞬結に近いゲルタイムを
有するに至る。本発明者の先l(発明による注入工法は
、このシリカゾルの削性・中性領域(好ましくは中性−
弱酸性領域)でのゲル化を利用するものであった。
この中性−弱酸性領域でのゲル化物は椿めて優れた特住
を持つとともに土塀のアルカリ汚染を慈き起こさない点
で画期的なものであったといえるけれども、唯一の欠点
はゲルタイムの管埋が蛯しいことである。特にシリカゾ
ルとアルカリ剤を混合した結果得られる注入薬液のゲル
タイムを比較的艮<(たとえば30秒以上数分程度)す
ることを望む場合、混入アルカリ剤の計量誤差等による
少゛htのアルカリ剤混入量のバラツキによって、ゲッ
トタイムが大きく変動し変人現場における注入操作の制
御を困難にする。
を持つとともに土塀のアルカリ汚染を慈き起こさない点
で画期的なものであったといえるけれども、唯一の欠点
はゲルタイムの管埋が蛯しいことである。特にシリカゾ
ルとアルカリ剤を混合した結果得られる注入薬液のゲル
タイムを比較的艮<(たとえば30秒以上数分程度)す
ることを望む場合、混入アルカリ剤の計量誤差等による
少゛htのアルカリ剤混入量のバラツキによって、ゲッ
トタイムが大きく変動し変人現場における注入操作の制
御を困難にする。
シリカゾルを使用し酸性−中性領域でゲル化させる注入
工法における上記の如きゲルタイム管理上の難点を克服
する万策Vこついては、不発明者は柚々様々の試験・研
究を行ない、効果が認められ実用価値のある幾つカ・の
方法については別途に特許出願した。
工法における上記の如きゲルタイム管理上の難点を克服
する万策Vこついては、不発明者は柚々様々の試験・研
究を行ない、効果が認められ実用価値のある幾つカ・の
方法については別途に特許出願した。
本出願の発明は、酸性緑林の添加により得られたシリカ
ゾルにアルカリ剤を添加してアルカリ領域でゲルイにき
せる仕入工法である。
ゾルにアルカリ剤を添加してアルカリ領域でゲルイにき
せる仕入工法である。
アルカリ領−(不明Mi+ %でいうアルカリ領域とは
薬液の1)11値の変化に幻するゲルタイムの変動をグ
ラフにプロットした場合において、ゲルタイムの極小値
Vこ対応するpII値(臨界pH1)a)より°lゲル
リ1Tl]1を:$ # 1’る)でゲル化させる11
合には、添加するアルカリ剤の増減によるゲルタイムの
変動幅が小さいために、ゲルタイムのgrg *が非常
に容易になる。特に、添刀口するγルカリ斤1として、
たとえば強アルカリ性の水力ラスをJセいた上付のゲル
タイムの調整の晴易冴゛をシリカゾルの中性−げ汗領域
でのゲル化を:vl :申する仕入工法と比軟すると、
−帖性桑液のψ合約牧倍制イ卸し易く、ゲルタイムが約
2〜5分桿度の薬液の場合は約10倍以上割@1し易い
。
薬液の1)11値の変化に幻するゲルタイムの変動をグ
ラフにプロットした場合において、ゲルタイムの極小値
Vこ対応するpII値(臨界pH1)a)より°lゲル
リ1Tl]1を:$ # 1’る)でゲル化させる11
合には、添加するアルカリ剤の増減によるゲルタイムの
変動幅が小さいために、ゲルタイムのgrg *が非常
に容易になる。特に、添刀口するγルカリ斤1として、
たとえば強アルカリ性の水力ラスをJセいた上付のゲル
タイムの調整の晴易冴゛をシリカゾルの中性−げ汗領域
でのゲル化を:vl :申する仕入工法と比軟すると、
−帖性桑液のψ合約牧倍制イ卸し易く、ゲルタイムが約
2〜5分桿度の薬液の場合は約10倍以上割@1し易い
。
本発明省の研梵によれば、シリカゾルにアルカリ剤を加
えてアルカリ領域でゲル化させる場合、ゲル化反応は使
用するアルカリ剤の種類によって異なる傾向を示す二つ
のグループに分かれることが判明した。
えてアルカリ領域でゲル化させる場合、ゲル化反応は使
用するアルカリ剤の種類によって異なる傾向を示す二つ
のグループに分かれることが判明した。
即ち、添加するアルカリ剤として、苛性ソーダ又は苛性
カリを含有する水ガラス(市販の水ガラスのほとんどは
これに属する)又は苛性ソーダ若しくは苛性カリの水溶
液を用いて、アルカリ領域でゲル化させると、得られる
薬液は第1図の曲線に沿ったpHとゲルタイムの関連変
化を示す。このため、この柿のアルカリ剤を用いれば、
瞬結性薬液から長いゲルタイムを持つ薬液に至る広い範
囲での調合が0丁能である。
カリを含有する水ガラス(市販の水ガラスのほとんどは
これに属する)又は苛性ソーダ若しくは苛性カリの水溶
液を用いて、アルカリ領域でゲル化させると、得られる
薬液は第1図の曲線に沿ったpHとゲルタイムの関連変
化を示す。このため、この柿のアルカリ剤を用いれば、
瞬結性薬液から長いゲルタイムを持つ薬液に至る広い範
囲での調合が0丁能である。
一方、苛性ソーダ又は苛性カリ以外のアルカリ剤、たと
えば炭酸ソーダや燐酸ソーダのアルカリ剤を用いると、
アルカリ領域では混入薬液のpHが上昇してもゲルタイ
ムは長くならない。即ち、第1図の曲線によって示され
る傾向とは異なる挙動を示す。したがって、苛性ソーダ
又は苛性カリ以外のアルカリ剤を使用すると、膣結性薬
液のみしか調製できな(1゜ 以下に実施例を埜げて、本発明について更に詳しく説明
する。
えば炭酸ソーダや燐酸ソーダのアルカリ剤を用いると、
アルカリ領域では混入薬液のpHが上昇してもゲルタイ
ムは長くならない。即ち、第1図の曲線によって示され
る傾向とは異なる挙動を示す。したがって、苛性ソーダ
又は苛性カリ以外のアルカリ剤を使用すると、膣結性薬
液のみしか調製できな(1゜ 以下に実施例を埜げて、本発明について更に詳しく説明
する。
実施例工(シリカゾルの!r!!造)
水ガラス(St0224.5%、Na107.6%)
200 ydと水777−を混合した稀釈水ガラスをつ
くった。
200 ydと水777−を混合した稀釈水ガラスをつ
くった。
別に98%硫飲23−を容器にとり、この濃硫酸を攪拌
しながら、これに上記の稀釈水ガラスを注ぎ入れてpH
2,0のシリカゾル液を製造した。これを生材(A液)
とした。
しながら、これに上記の稀釈水ガラスを注ぎ入れてpH
2,0のシリカゾル液を製造した。これを生材(A液)
とした。
実施例■(注入薬液の製造)
実施例工のシリカゾル製造時に用いたと同じ稀釈水ガラ
スをアルカリ剤として1更用した。
スをアルカリ剤として1更用した。
もう一つのアルカリ剤として、苛性ソーダ100tを水
に溶解して200 mとした苛性ソーダ水溶液を用意し
た。これらの2独のアルカリ剤と実施例Iで製造したシ
リカゾル液とを表1及び表2に乃くす配合で混合して注
入薬液とした。pIl値及びゲルタイムを衣1及び表2
に示す。
に溶解して200 mとした苛性ソーダ水溶液を用意し
た。これらの2独のアルカリ剤と実施例Iで製造したシ
リカゾル液とを表1及び表2に乃くす配合で混合して注
入薬液とした。pIl値及びゲルタイムを衣1及び表2
に示す。
表 2
(アルカリ領域)
A液 B液 ゲルタイム(シリカゾル)
(苛性ソーダ) pHrnirnε
分−秒 1実施例 9 100 0.7 0
−06 8.61実施例10. 100
1.6 0−08 9.8:実施例11’
100 2.4 、 0−25
10.7実施例12. 100 :3.2
、 4−10 11.11実施例13. 100
1 1 12−00 111.33.6 表1に示したシリカゾルと稀釈水ガラスとを組み合せた
混合物のpH値とゲルタイムとの関係について更に眸し
く調べた結果を第2図に示す。第2図の曲物がら、ゲル
タイムの調整の難易度を数値化すると表3のようになる
。
(苛性ソーダ) pHrnirnε
分−秒 1実施例 9 100 0.7 0
−06 8.61実施例10. 100
1.6 0−08 9.8:実施例11’
100 2.4 、 0−25
10.7実施例12. 100 :3.2
、 4−10 11.11実施例13. 100
1 1 12−00 111.33.6 表1に示したシリカゾルと稀釈水ガラスとを組み合せた
混合物のpH値とゲルタイムとの関係について更に眸し
く調べた結果を第2図に示す。第2図の曲物がら、ゲル
タイムの調整の難易度を数値化すると表3のようになる
。
表 3
実施例 比較例 1実施例 □
: 、ア2.ヵ、ゆ峠(,4,□−0□ゆ。;工♂
: −(ハ)
G、 T、 =ゲルタイム 表3の結果から、本発明によるシリカゾルを用いたアル
カリ領域でのゲル化を利用する注入薬液のゲルタイムの
制御は、シリカゾルの中性−酸性領域でのゲル化を利用
する先願発明の方法と比較して、瞬結性薬液の場合は約
5倍、長いゲルタイムを持つ薬液の場合には10倍以上
も容易であることがわかる。即ち、本発明工法において
は、添加するアルカリ剤の計量誤差や注入ポンプの脈動
との他に起因する混合比の許容変動幅を広くとれる結果
になる。
: −(ハ)
G、 T、 =ゲルタイム 表3の結果から、本発明によるシリカゾルを用いたアル
カリ領域でのゲル化を利用する注入薬液のゲルタイムの
制御は、シリカゾルの中性−酸性領域でのゲル化を利用
する先願発明の方法と比較して、瞬結性薬液の場合は約
5倍、長いゲルタイムを持つ薬液の場合には10倍以上
も容易であることがわかる。即ち、本発明工法において
は、添加するアルカリ剤の計量誤差や注入ポンプの脈動
との他に起因する混合比の許容変動幅を広くとれる結果
になる。
実施例■
実施例■で用いたと同じシリカゾルVこアルカリ剤とし
て炭酸ソーダの飽和水溶液を用いた。混合後の薬液のp
o値が8.9のす→合のゲルタイムは5秒、pH値が1
06の場合のゲルタイムは8秒、pl(値が11.2の
場合のゲルタイムは10秒であった。
て炭酸ソーダの飽和水溶液を用いた。混合後の薬液のp
o値が8.9のす→合のゲルタイムは5秒、pH値が1
06の場合のゲルタイムは8秒、pl(値が11.2の
場合のゲルタイムは10秒であった。
炭酸ソーダの飽和水溶液に代えて、アルカリ剤としてg
Iハソーダ水溶液を用いたところ、混合液のpH9,5
でゲルタイムは5秒、pH11,2でのゲルタイムは1
1秒であった。
Iハソーダ水溶液を用いたところ、混合液のpH9,5
でゲルタイムは5秒、pH11,2でのゲルタイムは1
1秒であった。
この実7iItI4fi1111の結果から、炭酸ソー
ダ又はg!i酸ソーダ寺の弱アルカ゛りのみから成るア
ルカリ剤とシリカゾルどの組合せV(よれば、剛結性の
薬液しか得られないことがわかる。逆に考えると、この
極の弱アルカリ性のアルカリ剤とシリカゾルとを組A合
わせると必ず瞬結性の注入薬液が得られ、M合は極めて
容易で誤差許容範囲が広いということにもなる。
ダ又はg!i酸ソーダ寺の弱アルカ゛りのみから成るア
ルカリ剤とシリカゾルどの組合せV(よれば、剛結性の
薬液しか得られないことがわかる。逆に考えると、この
極の弱アルカリ性のアルカリ剤とシリカゾルとを組A合
わせると必ず瞬結性の注入薬液が得られ、M合は極めて
容易で誤差許容範囲が広いということにもなる。
第1図は、シリカゾルに添加するアルカリ剤量を変化さ
せた場合の混合薬液のp)I値とゲルタイムとの一般的
な関係を示すグラフである。 第2図は、アルカリ剤として稀釈水ガラスを用いた場合
における混合薬剤のpH値とゲルタイムの関係を示すグ
ラフである。第2図の横軸は、実施例で用いたシリカゾ
ル100−に対して添加した稀釈水ガラス(実施例■参
照)の量を一単位で示しである。
せた場合の混合薬液のp)I値とゲルタイムとの一般的
な関係を示すグラフである。 第2図は、アルカリ剤として稀釈水ガラスを用いた場合
における混合薬剤のpH値とゲルタイムの関係を示すグ
ラフである。第2図の横軸は、実施例で用いたシリカゾ
ル100−に対して添加した稀釈水ガラス(実施例■参
照)の量を一単位で示しである。
Claims (1)
- (1) *ガラスを酸性層材で処理して得た酸性シリ
カゾルを主相として使用し、これに苛性ソーダと炭酸ソ
ーダと燐酸ソーダと強アルカリ性水ガラス液とから成る
群から選択した1 ljh又は2種以上のアルカリ性物
質を添加し、pif 8.5以上のアルカリ性領域のp
H餉を持ち3〜15秒のゲルタイムを持つ瞬結性注入薬
液を調製し、前記l1ti結性汗入柴液を注入対象地盤
又は土壌に注入することを特徴とする薬液注入工法。 (2r 7にガラスを酸性W+材で処理して倚た酸性
シリカゾルを主材として使用し、これに苛性ソーダと
°パ° 強ア□ ルカリ性ネガラス液とから成る群から選択した1種又は
2棟v上のアルカリ性物質を添加し、all 8.5以
上のアルカリ性領域のpH値を持ち且つ約30秒以上の
ゲルタイムを化 持つゲル村能を有する注入薬液を調製し、前記注入薬液
を注入対象地盤又は土壌に注入することを特徴とする薬
液注入工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6627783A JPS59191793A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 主材としてシリカゾルを用いる薬液注入工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6627783A JPS59191793A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 主材としてシリカゾルを用いる薬液注入工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191793A true JPS59191793A (ja) | 1984-10-30 |
Family
ID=13311176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6627783A Pending JPS59191793A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 主材としてシリカゾルを用いる薬液注入工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59191793A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951976A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP6627783A patent/JPS59191793A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951976A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
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