JPS5919150A - 自動車用樹脂製パネル及びその製造方法 - Google Patents

自動車用樹脂製パネル及びその製造方法

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JPS5919150A
JPS5919150A JP57128019A JP12801982A JPS5919150A JP S5919150 A JPS5919150 A JP S5919150A JP 57128019 A JP57128019 A JP 57128019A JP 12801982 A JP12801982 A JP 12801982A JP S5919150 A JPS5919150 A JP S5919150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
resin
resin material
panel
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP57128019A
Other languages
English (en)
Inventor
谷本 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Toyo Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kogyo Co Ltd filed Critical Toyo Kogyo Co Ltd
Priority to JP57128019A priority Critical patent/JPS5919150A/ja
Publication of JPS5919150A publication Critical patent/JPS5919150A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車用の樹脂製/fネル及びその製造方法
に関する。
自動車の車体パネルを合成樹脂材料により製造すると、
該・パネルが導電性を有しないため、車体に組み付けて
静電塗装を行うことができない。したがって、樹脂製パ
ネルの成形後表面に導電性プライマを塗布することも考
えられるが、静電塗装を行なう場合に導電性のプライマ
を直接アースするのでは、アースの確実性を保つことが
できない。
すなわち、パネルに塗布された導電性プライマの層は、
パネル縁部で薄くなりがちであり、また塗装前の研磨に
より局部的に薄い個処を生じ、それらの個処からアース
を行うとアース不良を生ずる恐れがある。特開昭31.
−A’72/7号公報には、樹脂にカーボンファイバ等
の導電性繊維材料を混入してパネル成形を行う方法が提
案されているが、/4’ネル全体に十分な導電性を得る
ほどにカーボンファイバを混入することは、製造価格を
大巾に引き上げる欠点がある。
従って、本発明の目的は、以上の問題を解決して高電圧
静電塗装におけるアースを確実にとることができ、しか
も金属性の他の車体・ぐネルと一体で静電塗装が可能な
自動車用の樹脂製・ぞネル及びその製造方法を提供する
ことである。
本発明の樹脂製・ぐネルの構成上の特徴は、主樹脂層と
、この主樹脂と一体に成形され、その一部の表及び裏に
導電性の面が露出するようにされた導電性繊維入シの樹
脂層とからなり、上記主樹脂層の表面及び上記導電性繊
維入シの樹脂層の上記表側露出面に導電性塗膜を被覆形
成したことである。このパネルは下型の成形面に主樹脂
材を載置するとともに、この成形面の一部に上記主樹脂
材と同種の樹脂に導電性繊維を混入した導電樹脂材を載
置して上型と下型とで熱プレス成形してパネルの一部の
表及び裏に導電性の露出面を備えた導電樹脂材と上記主
樹脂材とからなるパネルを一体成形し、その後、上記主
樹脂材の表面と上記導電樹脂材の表側露出面とに導電性
塗料を被覆することによって製造される。
本発明の樹脂製パネルは導電性の樹脂材が非導電性の主
樹脂材の一部に一体成形され、この導電性の樹脂材は表
面は導電性プライマと接する露出面を有しているととも
に・パネルの裏面にも露出面を有している。従って、こ
の導電性の樹脂材の裏面に適当なアース手段を設けるこ
とにより表面のプライマを確実にアースすることができ
る。また、この導電性の樹脂材の裏面にインサートボル
トを埋込み他の車体を構成するパネルと一体に組付けれ
ば、車体との間に満足なアース接続を得ることができ、
オンラインで他のパネルと一緒に高電圧静電塗装を行う
ことができ他の金属製パネルとのカラーマツチングも向
上するとともに、工程上も有利である。さらに、本発明
の樹脂製パネルは、一部に導電性樹脂材を使用している
ためコスト面でも好ましい。この樹脂性パネルを製造す
るに当って、非導電性主樹脂材と一部に絹み込まれる導
電性樹脂は同種の樹脂材を用いて一体成形するので、加
熱プレス成形の際に両者の接合が効果的に行なわれ強固
なパネルを成形することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施例を説明する
第1図を参照すれば、本発明に従う樹脂製パネルがボン
ネットである場合において、その取付状態が示されてい
る。樹脂製ボンネット10はヒンジ機構12を介して車
体14に取付けられている。
この樹脂製ボンネット10は、主体部が非導電性の主樹
脂層16により構成され、一部に導電性繊維が入った導
電性樹脂層18を有する。主樹脂層16と導電性樹脂層
18とは加熱プレス成形によって一体成形されている。
導電性樹脂層18は、主樹脂層16の一部に埋め込まれ
た形態であり、表面及び裏面に露出される面18a、1
8bを有する。ダンネット100表面には、たとえばア
ルミニウム粉末もしくはカービン粉末、銅粉末などの混
入された導電性プライマl1llI20が塗布されてい
る。このプライマ20は導電性樹脂層18の表側の露出
面18aに電気的に接続される。導電性樹脂層18の裏
面側にはインサートボルト22を介してヒンジ機構12
の上部のブラケット24が固定されている。この上部ブ
ラケット24と、ヒンジビン26及び車体14にボルト
30で固定された下部ブラケット28とでヒンジ機構1
2を構成しており、上部ブラケット24、すなわちボン
ネット10はヒンジビン26のまわシを回動し得るよう
になっている。この場合、インサートポルト22、ヒン
ジ機構12の構成部品及び車体14は金属製である。従
って、プライマー20から車体14まで導電性を有する
こととなり、車体14に適当なアース手段を設けること
により、ボンネット10に確実なアース手段を与えるこ
とができる。このため、ボンネット10を車体14に一
体に組付けだ状態で車体14の他のパネル部分と同時に
メンラインでビンネット10に静電塗装を行うことがで
きる。また、本例ではデンネツト全体には導電性樹脂を
使用せず一部にのみ使用して所定の効果が得られるため
コストの上昇は問題にならない。
第2図を参照すれば、上記の?ンネット10の製造に関
する説明図が断面図の形で示されている。
本例のボンネット10の製造に係る加熱プレス成形機は
上型32と下型34を有している。第ユ図aを参照すれ
ば、樹脂製ボンネット10の材料である非導電性の主樹
脂材16及び導電性繊維入りの導電樹脂材18が下型3
4の成形面36の上に所定の配置で載置される。この場
合、導電樹脂材18の裏面側にはインサートボルト22
を埋込むだめ、このボルト22が下型34の成形面36
に形成された穴38に挿入されているとともに、この穴
38に整合するように導電樹脂相18が載置される。次
いで、第2図すに示すように、この樹脂材16.18は
、上型32の成形面40と、下型34の成形面36との
間で加熱フ0レス成形されることにより、一体成形され
る。この場合、樹脂材16.18は同種の樹脂を用いる
ことにより、両者の接合は十分強固なものとなる。樹脂
材16.18の加熱プレス成形の工程が完了すると、第
a図Cに示すように、上型32が僅かに持ち上げられ上
型32の成形面40と成形された樹脂の上面との間にで
きだすき間に導電性の塗料が注入される。これによって
樹脂材の表面にプライマの層20が形成される。樹脂材
の表面にプライマの層20を形成する別の方法として予
め上型32の成形面40に導電性の塗料をスプレーなど
により塗布し。
これを樹脂の表面に転写するような方法でプライマの層
を形成することもできる。まだ加熱プレス成形品を型か
ら取り出した後、導電性塗料をスプレーなどにより、そ
の表に塗布しても良い。以上の工程で、樹脂製ボンネッ
ト10が製造される。
本発明に従う樹脂製ボンネット10に使用される非導電
性の主樹脂相と導電性繊維入りの導電樹脂材の概略組成
及び物性の一例ケ示す。
組成 ポリエステル樹脂       30部(重」〕充填材
(炭酸カルシウム、酸化チタン) 30〜3S部グラス
ファイバ        30部離型剤(ステアリン酸
亜鉛)  少量 触媒(過酸化物)        /部表面固有抵抗 
  1014〜ノO′6Ω(7)導電樹脂材 組成 月?リエステル樹脂       30部(重量)充#
j1.拐(カーボン)      20〜b充填拐(炭
酸カルシウム)         0〜70部カーボン
ファイバ       23〜35部離型剤(ステアリ
ン酸亜鉛)       少 量触媒(過酸化物)  
      /部表面固有抵抗    104〜/θ8
Ω(7)なお導電性プライマー徒ウレタン塗料にカーボ
ン20〜30重量%を含んでおり表面固有抵抗は106
〜108ρ(7)程度である。なお、静電塗装可能な表
面固有抵抗は/θ8Ω(1)以下であり、導電樹脂相お
よび導電性プライマの表面固有抵抗はこの範囲にあるた
め、静電塗装を確実に行うことができる。まだ本例のボ
ンネットにおいて、主樹脂材を10Ky使用した場合、
所要の導電樹脂材は0、コKq8度である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う樹脂製ボンネットの取付状態を表
わす断面図、第2図は第1図のボンネットの製造過程を
示す断面図である。 符号の説明 10・・・樹脂製ボンネット、 14・・・車体、 16・主樹脂相、 18・・導電樹脂材、 20・・導電性プライマ、 22・・イン−リートボルト、 32・・・上型、 34・・・下型。 第2図 (a) 第1図 (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  主樹脂層と、この主樹脂層と一体に成形され
    、その一部の表及び裏に導電性の面が露出するようにさ
    れた導電性繊維入りの樹脂層とからなり、前記主樹脂層
    の表面及び前記導電性繊維入りの樹脂層の前記表側露出
    面に導電性塗膜を被覆形成してなる自動車用樹脂製パネ
    ル。 ■ 下型の成形面に樹脂製パネル用の主樹脂材を載置す
    ると共に、この成形面の一部に前記主樹脂材と同種の樹
    脂に導電性繊維を混入した導電樹脂材を載置し、上型と
    下型とで熱プレス成形1−4て・ぐネルの一部の表及び
    裏に導電性の露出面を備えた導電樹脂材と前記主樹脂材
    とからなる/J’ネルを一体成形し、その後、前aC主
    樹脂材の表面と前記導電樹脂材の表側露出面とに導電性
    塗料を被覆することからなる自動車用樹脂製ツヤネルの
    製造方法。
JP57128019A 1982-07-22 1982-07-22 自動車用樹脂製パネル及びその製造方法 Pending JPS5919150A (ja)

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JP (1) JPS5919150A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01260194A (ja) * 1988-04-11 1989-10-17 Nkk Corp 曲管の地中推進敷設工法
US5803962A (en) * 1996-08-08 1998-09-08 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Disazo pigment composition and printing ink

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01260194A (ja) * 1988-04-11 1989-10-17 Nkk Corp 曲管の地中推進敷設工法
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