JPS59190914A - 局所投与用薬剤 - Google Patents

局所投与用薬剤

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Publication number
JPS59190914A
JPS59190914A JP6673383A JP6673383A JPS59190914A JP S59190914 A JPS59190914 A JP S59190914A JP 6673383 A JP6673383 A JP 6673383A JP 6673383 A JP6673383 A JP 6673383A JP S59190914 A JPS59190914 A JP S59190914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispersion
adsorbent
active ingredients
drug
particle
Prior art date
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Pending
Application number
JP6673383A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Hagiwara
明郎 萩原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、生体中の所望の特定局所部位に選択的に投
与しうる局所投与用薬剤に関する。
局所投与用薬剤に関しては、本願発明者によって先に出
願さ几た%願昭55−131416号(特開昭57−5
6423号公報)において詳説されている。それによる
と該薬剤は、生体の薬剤投与部位の周域に停滞するに適
]7た性状の吸着剤に対して、その表面オたはその内部
に薬剤の有効成分を吸着せしめる構成を有している。こ
のような構成の薬剤を調製するには、たとえば生理食塩
水に活性炭などの吸着剤と抗癌剤などの被吸着物質とを
加えた後、と几らを混和して懸濁液をつくる。そしてこ
の懸濁液を病巣に投与するのである。ところが、単に生
理食塩水に吸着剤と被吸着剤とを添加し混和するだけで
は、懸γ蜀液は所望の粒子分散系とはならない。すなわ
ち、吸着剤の粒子径が比較的大きいときは、懸濁液の状
態は不安定であり、経時的に粒子が凝集したり、さらに
は沈澱を生じたりして、剤形が不安定となる。この結果
、遊離薬剤濃度を所望の値に保つことが困難となり、薬
剤性能を一定に維持することができない。また、吸着剤
の粒子径が極めて小さいときは、最初から粒子が凝集し
てしまい、適当な粒径の粒子分散系とならない。この結
果、薬剤の局所への指向性、たとえばリンパ指向性が悪
くなる。
この発明は、上記問題点を解消し、所望の粒子分散系を
肩し、優れた治瞭効果をもつ局所投与用薬剤を提供する
ことを目的としてなさ九た。
つぎに、この発明の棺成について述べる。
この発明では、上記間y(4点を解決するため、生体の
4ハリ投与部位の1剛域に停命するに適した性状を有す
る吸増剤の表面または内部に薬剤の有効成分を吸Nさせ
た局所投与用薬剤の懸濁沿に、吸着剤粒子の分数懸濁状
態を安定化させる作用をもつ分散補助剤(分散安定剤)
を添加した。このようにすることによって、懸濁液にお
ける粒子分散系が安定化し、吸着剤粒子の凝集が起こり
にくくなり、分散状態における粒径が小さくなる。
以下て、との発明の実施例、およびその実施例に係る薬
剤を使用した試験結果について説明する。
まず、次の2種の薬剤を自製する。
本発中4に係る薬剤(以下「薬剤A」という)□■三菱
化成工業(株)製カーボンナ44、粒子径21mμ (
吸酒剤):50ノ1y/ pttl 、■マイトマイシ
ンC(抗癌剤)  : 0.51717 m1%■ポリ
ビニル・ピロリドン、K−30(分散補助剤):’vc
IIij//πtを生理食塩水に添加し混和したもの。
従来の架ハリ(以下「々ご剤B」という)□上記■およ
び■を生理食塩水に添加し、混和したもの。
これら薬剤A、Bについて以下の試験を実施した。
(1)  クロマトグラフィー 寒天プレー)−またけろ紙を固定相として、カーボン(
吸着剤)の移動の状況をみた。
その結果、薬剤Aについては、カーボンが外大プレート
、ろ紙面上をすみやかに展開する。これに対し薬剤Bを
使用した場合は、カーボンはほとんど移動しない。
このことより、薬剤人はカーボン粒子径が小さいが、薬
剤Bはカーボン粒子が凝集して七〇粒径が大きくなって
いることがわかる。
(2)静め実験 室温4℃の条件下で丞剤AおよびBをそれぞ1.静置し
て、懸濁液中、でカーボンの凝集が起こるかどうかをみ
た。
その結果、薬剤Aについては、24時間t、革過後であ
ってもほとんどカーボンの凝集や沈痘はみらn、fxか
ったのに対し、薬剤Bについては、靜11後60分以内
しζカーボンは凝集、沈嫂を起こした。
このことより、薬剤Aは薬剤Bより!Il!濁液の状態
がはるかに安定であることがわがる。
(3)  リンパ節への移行性 被検73IIJ物として雑柚う・ントを用い、別個の個
体に薬剤AおよびB (マイトマイシンC量として体重
1 kg当、す200μg)を−f:几ぞ几、その手背
部に皮下注射して、リンパ節への移行性の嗣劣を次のよ
うにして刺べた。
(イ)所属リンパ節である腋窩リンパ節について、その
部位にカーボン(吸着剤)(5)          
 B4− 粒子が移行しているか否か、肉眼およ び顕微鏡的検索を行った。
その結果、線列Aを注射した個体に あっては、注射5分後ておいて該部位 に極めて多量のカーボン粒子が認めら 12だ。一方、薬剤Bを注射した個体の場合は、注射5
分後において該部位に はカーボン粒子はほとんど認めらnな かった。
(ロ)所属リンパ節である:液%t IJンバ節内にお
けるマイトマイシンCの一度を薄 層平イ反カップ法で用11定した。
その結果、薬剤Aを注射した個体の 場合は、注#′15分後において約り、16μg/g、
15分後において約010 μg/gのマイトマイシンC量が認め ら1tだ。こnvc対し、惹剤Bを注射した個体の場合
は、注射5分後、15分 後ともにマイトマイシンC量は測定限 界(0,010μg/g)以下であった。
(6) 0)、(ロ)より、薬剤人は薬剤Bよりリンパ系への移
行性において優れている ことがわかる。
以−ヒの実′b(1・例においては分敢袖助A11とし
てポリビニル・ピロリドンを使用したが、この他保識コ
ロイドとしての種々の高分子化合物や界面活性剤、たと
えはゼラチン、アラビアゴム、石ケン、化学合成洗剤、
デキストラン、ハイドロキシスターチ、ツイン−60な
ども使用することができる。
この棟の実験例としては、アラビアゴム2%、ゼラチン
6%、デキストラン5%、ツイン60(合成界面活性剤
)5%、ツイン20 (合成界面活性剤)5%およびニ
カワ2%の各々を用いて、クロマトグラフィーおよび静
置実験を行ったところ、上記ポリビニル・ピロリドン、
K−60を用いた場合と同様の結果を得た。
この弁明に係る局所授与用薬剤は上記のように柿成さn
ているため、釉!@液は所望の粒子分散系を形成し、こ
の結果薬剤性能が一定に保た几、かつ特定局所部位への
指向性にも倹几た薬剤を提供することができた。
ジー\

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生体の薬剤投与部位の周域に停滞する°に適した性状の
    吸着剤に対して、その表面または内部に薬剤の有効成分
    を吸着せしめてなる局所投与用薬剤において、懸濁液中
    で吸着剤粒子の分散懸濁状態を安定化させる作用をもつ
    分散補助剤を添加したことを特徴とする局所投与用薬剤
JP6673383A 1983-04-14 1983-04-14 局所投与用薬剤 Pending JPS59190914A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756423A (en) * 1980-09-19 1982-04-05 Akio Hagiwara Agent for local administration

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756423A (en) * 1980-09-19 1982-04-05 Akio Hagiwara Agent for local administration

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