JPS59190090A - 船外機の舵柄駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炎１九」 本発明は、船外機の舵柄駆動装置に関し、８１　ｔ。

くは、船舶の船外機近傍に設置した舵柄駆動シリンダに
より舵柄を油圧駆動するようにした舵柄駆動装置に関す
る。

従来技術 この種の船外機の舵柄駆動装置は、舵柄駆動シリンダと
舵柄との連結方式により種々の形式のものがある。第１
図にその代表例を示している。

第１図において、１は船舶２のテール部外側センターに
取付けた船外機、３は該船外機１の舵柄、４は舵柄駆動
シリンダである。上記舵柄駆動シリンダ４は図示の如く
、船舶１のセンターより片側（図中右側）に寄せて設置
されており、該シリンダ４の一方（図中左側）より突出
するピストンロッド４ａの先端を上記舵柄３の先端に連
結している。

上記シリンダ４はシリンダ支持台６に水平面沿いに回動
できるように設置している。上記シリンダ４には、圧油
給排管５ａ、５ｂが接続されており、この圧油給１ノ［
管５ａ、５１）のいずれか一方に圧油を供給する一方他
方より圧油を吐出することにより、上記ビス１−ンロツ
ド４ａを船舶２の幅方向に移動せしめ、これにより上記
舵柄３を左右に駆動するようになっている。

上記したＪ：うに、第１図に示した従来例にｄ５いては
、舵柄３を船舶の幅方向に駆動する関係で、舵柄駆動シ
リンダ４を船舶２のセンターより片側に寄せて配置して
いるが、このような配置にすれば、このシリンダ４を設
置づるためのスペースが船舶２の幅方向に要求されるこ
とになり、幅寸法の小さい船舶においては、このシリン
ダ４を据付けるのに苦労するかあるいは据（＝Ｊけ自体
が不可能となる場合がある。

上記説明は１つの従来例についてであるが、他の形式の
舵柄駆動シリンダにおいても同様の問題を有している。

上記のスペースにの問題は、舵柄駆動シリンダの据付（
プ位置が、船舶のセンターより一方に片寄ったところに
あることが原因である。

（凪」飢圧吐 従って、本発明は、舵柄駆動シリンダを、従来の如き片
寄り配置とぜず、船舶のけンターに対して対称形配ｊへ
どじ、づイＴわｌ〕シリンダが−１−記しンターから左
右に略等吊伸びるような配置とし、しかも、船外機の回
ｉｌ＋／、すなわら船外機のにげ下げ作業、舵柄駆動機
能おにび圧油供給管の配管に支障がないにうにすること
である。

本発明の構成・作用・効果 上記目的を達成するため、本発明は以下の如く構成した
。

１なわち、船外機取付【プブラケッ１〜に、両端部を夫
々圧油ボー１−としたシリンダ支持棒を略左右対称形に
装着し、該シリンダ支持棒の両端部に各シリンダ固定中
空バーの一端を揺動自在に装着する一方、各中空バーの
他端に舵柄駆動シリンダの左右の中空ピストンロッドの
両突出端部を固定する。そして、上記舵柄駆動シリンダ
は、上記左右のピストンロッドと、該両ピストンロッド
間に固定したピストンと、該ビス１ヘンおよび上記ビス
１〜ン［１ツドの周囲に摺動自在に設けられかつ上記ビ
ス１〜ンによりその内室が左右一対の圧力室に区分され
さらに船外機の舵柄に連結されたシリンダチューブとで
構成づる。上記各ピストンロッドは、ビス１−ンの近傍
に、各内部通孔とシリンダチューブの各圧力室とを連通
する貫通孔を備える。上記各圧油ボートより供給される
圧油は、シリンダ固定中空バーの内部通孔と各ピストン
ロッドの内部通孔を経てシリンダチューブの各圧力室に
導かれるように構成する。

上記構成においては、圧油がいずれか一方の圧油ポート
に供給されると、上記シリンダ支持棒に対して幅方向に
移動不可に支持されているピストンロッドに対してシリ
ンダチューブが所定方向に移動し、このシリンダチュー
ブの移動により舵柄が所定方向に駆動されることになる
。

上記舵柄駆動シリンダは、シリンダ支持棒と同５一 様に、−Ｖ記船外機取（＝Ｉ　ｔ−Ｊブラケッ１〜に対
して〕を右対称形に配置されることになり、挽言ｊ−れ
ば船舶のセンターよりいずれか一方に片寄った位置に据
（ｔ　ｔづられない。従って、舵柄駆動シリンダは船舶
のセンターに対してバランスＪ：り両側に伸びることに
なり、この舵柄駆動シリンダの据付けにｊ；り船舶に幅
方向のスペースを大ぎく取ることがない。

従って、従来例に比較すれば、この舵柄駆動シリンダは
小型船舶にも容易に据付（Ｊることが可能となり、上記
従来の問題を解消することができる。

また本発明によれば、圧油給排管は、船外機取付はブラ
ケットに装着したシリンダ支持棒の両端圧油ボー１〜に
接続するＪ：うにしており、かつ船外機と共に回動され
るシリンダに固定された一対のシリンダ固定中空バーが
シリンダ支持棒に対して回動するようにしているので、
たとえシリンダの駆動時であっても、圧力給排管は常に
不動で静１にしているかあるいは略静止しているので、
従って圧力給排管には無理な力はかからず、耐用１１の
点で有利である。まｌご圧力給排管が常に静止又は略６
− 静止しているため、配管によるスペースが非常に小さく
なるという利点もある。

さらに、船外機の回転すなわち船外機の上下動作によっ
ても、舵柄駆動シリンダは一対のシリンダ固定中空バー
を介して船外機とともに回転することができるため、な
んら支障がない。

実施例 以下に、本発明の１実施例を第２．３図に基づいて詳細
に説明する。

図において、１１は船舶１２のテール部外側センターに
設置した船外機、１３は該船外機１１の舵柄である。上
記船外機１１は、船舶１２に対して取付（プブラウッ１
〜１６ａ、ｉ６ｂを介して一定の角度範囲で回転可能に
数句りられている。

」−記ブラケット１６ａ、１６ｂには、シリンダ支持棒
２０を船舶の幅方向にかつ水平方向に貫通して略左右対
称形となるＪ：うに装着している。このシリンダ支持棒
２０の両端部は夫々圧油ポートＡ、Ｂに構成している。

このシリンダ支持棒２０の両端部には各シリンダ固定中
空バー２３ａ、２３ｂの一端を揺動自在にＫＭしている
。イして各中空バー２３ａ、２３ｂの他端には舵柄駆動
シリンダ１４の左右の中空ピストンロッド１７ａ、１７
ｂの両突出端部を固定している。

上記シリンダ支持棒２０をさらに具体的に説明すれば、
このシリンダ支持棒２０は、」−記一対のブラケッｌ−
７６ａ、１６ｂに貫通してナツト２０ｃ、２０ｃにより
該ブラケッ１へに固定されるサボー１〜チューブ２０ａ
を備えている。このサポー１〜ヂコーブ２０ａは中空で
あって、子の中にセンター［］ツラド２ｂを貫通してい
る。このセンターロッド２０ｂはリーボートチューブ２
０ａに対して回転不可とすることが好ましいが回転可と
してもよい。このセンターロッド２０１）の両端は夫々
上記すボー１〜デユープ２０ａの両端より外側に突出し
ている。そして、その各端部は各連結パイプ２Ｏｆ、２
０ｇを介して各連結ロッド２０ｄ、２０ｅと連結してい
る。各連結パイプ２０ｆ、２０Ｑとサボー１−デユープ
２０ａの両端間にはスペーサ２０１を介在させている。

また各センターロッド２０ｂと連結ロッド２０ｄ、２０
ｅとの各連結パイプ２０ｆ、２０（Ｊに対する固定は、
固定ビン２０ｈを各連結パイプ２０ｆ、２０（１と各ロ
ッド２０ｂ、２０ｄ、２０ｅに貫通さぜることにより行
なっている。

さらに、上記シリンダ支持棒２０は、その両端部に、各
連結ロッド２０ｄ、２０ｅに固定したスイーベルジョイ
ント２２ａ、２２ｂを備えている。この各スイーベルジ
ョイント２２ａ、２２ｂは夫々軸方向に伸びる通孔２２
ｃを有しており、該各通孔２２ｃの外端が前記圧油ボー
１−Ａ、Ｂを構成している。各圧油ポートＡ、Ｂには夫
々圧油給排管１５ａ、１５ｂを接続している。

前記各シリンダ固定中空バー２３ａ、２３ｂは上記各ス
イーベルジョイント２２ａ、２２ｂに対して揺動可に連
結δれている。そして各このバー２３ａ、２３ｂ内の通
孔２３ｃは上記各スイーベルジョイント２２ａ、２２ｂ
の通孔２２ｃと連通している。

上記シリンダ固定中空バー２３ａ、２３ｂの各他端は、
固定ボルト２４ａ、２４ｂを介して上記舵柄駆動シリン
ダ１４の各ピストンロッド１７ａ、１７ｂの各端に連結
している。そしてこれらの固定ボルト２４ａ、２４ｔ）
は夫々中空であって、その内部通孔２４ｃは上記バー２
３９− ａ、２３ｂの内部通孔２３ｃと連通Ｊる一方各ピストン
［１ツド１７ａ、１７ｂの内部通孔１７ｃと連通してい
る。

さて、上記舵柄駆動シリンダ１４は、ト記左右のビス１
〜ンｒ＋　ツｌ；’　１７ａ、　１７１１ど、該両ロッ
ド１７ａ、１７ｈの間に固定したピストン１８と、該ビ
ス１〜ン１８および上記ビス１〜ンロツ１〜１７ａ、１
７ｂの周囲に摺動自在に設けたシリンダチューブ１４ａ
を備えている。

に記シリンダヂコー１１４ａはヂニノーブ本体１４１）
ど、該ヂコーブ本体１４ｈの一端に接続されるエンドカ
バー１４ｃとよりなる。この土ンドノＪバー１４ｃは、
第２図によく示されるＪ：うに、Ｌ字型連結具１９を介
して舵柄１３の先端部に連結されている。従ってこのシ
リンダチューブ１４ａがビス１〜ンロツド１７ａ、１７
ｂに対しで摺動すれば、舵柄１３は連結部１９を介して
左右に駆動される。

上記シリンダチューブ１４ａの内室は、−［記ビス１〜
ン１８により区画され、該ビスｌ−ン１８の両側に夫々
圧力室１４ｄ、１４ｃが構成される。上記各ビス［〜ン
ロツド１７ａ、１７ｂのビス］〜ン１８の近傍には、ロ
ッド檗を貫通づ−る通孔１７ｄを右しており、この通孔
１７１０− ｄにより各ロットの通孔１７ｃと各圧力室１４ｄ、１４
ｃどを連通している。

従って、今圧油ボー１〜Ａの側にＥＥ油が供給されたど
すれば、圧泪ｌはスイーベルジョイン１〜２２ａの）ｍ
孔２２ｃおよびバー２３ａの通孔２３Ｃ１固定ボルト２
４ａの通孔２４ＣＪ５よびビス１−ンロツド１７ａ通孔
１７Ｃを通って一方の圧力？　１４ｄに至る。そうすれ
ば、各ピストン［］ツラド１フａ、１フ１はその位置が
固定されているため、シリンダデユープ１４ａが、第３
図にａ３いて左方向に移動する。一方圧乃至１４ｅ内の
圧油はビス１〜ンロツド１７ｂ、バー２３ｂおよび゛フ
ィーベルジヨイント２２ｂの各通孔を通って圧油ボート
ＢＪ：り圧油給］フ［管１５ｂに至る。

船外機１１を上下動させるために、図中矢印Ｘ方向に回
転覆るとぎには、一対のバー２３ａ、２３１）が上記シ
リンダ支持棒２０の両側に設けたスイーベルジョイント
２２ａ、２２ｂに対して回転Ｊ−ることができるので、
該シリンダ１４は船外機１１とともに回転する。

このとぎ、−Ｊ二記シリンダ支持棒１４は静止しており
、従ってこのシリンダ支持棒１４の両端に連結された各
圧油給４７１−管１５ａ、　ｆ５ｂも不動で静＋Ｊ＝　
シている。

一方圧油ボー１〜Ｂに給排管１５ｂを介してＬ「油が供
給されたとぎには、シリンダチューブ１４ａは」−記説
明どは逆の方向にすなわち第３図中右方向に移動し、舵
柄１３を逆方向に駆動する。

上記実施例にＪ：れば、舵柄駆動シリンダ１４１ま一対
の船外機成イ」（ブブラケッ１〜１６ａ、１６ｂの前方
に船舶のセンターに対して略対称形に配冒されることに
なり、従ってこの舵柄駆動シリンダ４が船舶の幅方向片
側に多くの占有スペースを取るという事態をまぬがれる
。

また上記実施例よれば、一対の圧油給排管１５ａ。

１５ｂは、たとえシリンダ１４ａを駆動する場合であつ
Ｃも、不動で静］１−シており、従ってこの配管に基づ
くスペースを小さくすることができる。またこの配管に
対してねじれや引張り等の力が加わることもないので、
可撓性ゴムホースで構成できることは勿論のこと鉛管や
非ｉｉＪ撓１’ｌビニール管の如き管によつも構成する
ことが可能となる。

上記の如く、本実施例に」：れば本発明の初期の目的を
達成できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の舵柄駆動装置の据付（ｊ状態を示す船舶
テール部の斜視図、第２図は本発明の１実施例に係る舵
柄駆動装置を示す船舶のテール部の斜視図、第３図は第
２図におりる舵柄駆動装置の詳細一部断面平面図である
。 １１・・・船外機、１２・・・船舶、１３・・・舵柄、
１４・・・舵柄駆ＩＪＪシリンダ、１４ａ・・・シリン
ダチューブ、１４ｄ、１４ｅ・・・圧力室、１５ａ、１
５ｂ・・・圧油給排管、１６ａ、１６ｂ・・・船外機取
付はブラケット、１７ａ、１７ｂ・・・ピストンロッド
、１７０・・・通孔、１７ｄ・・・貫通孔、１８・・・
ピストン、１９・・・連結具、２０・・・シリンダ支持
棒、２２ａ、２２ｂ・・・スイーベルジミイント、２２
ｃ・・・通孔、２３ａ、２３ｂ・・・シリンダ固定中空
バー、２３０・・・通孔、２４ａ、２４ｂ・・・固′定
ボルト、２４ｃ・・・通孔。 特　許　出　願　人　ユニカス工業株式会社代　即　人
　弁理士　前出　葆　　ばか２名１３−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ｆ４ｎ外ｆｉｌｌ取イＮＩ　！−ノブ〉ノノツ
   １−（こ、両端部を大々圧油ボー１−とじたシリンダ支
   持棒を略左右対称形に装着し、該シリンダ支持棒の両端
   部に各シリンダ固定中空バーの一端を揺動自在に装着す
   る一方、各バーの他端に舵柄駆動シリンダの左右の中空
   ビス］〜ン［］ツドの両突出喘部を固定゛してなり、上
   記舵柄駆動シリンダは、上記左右のピストンロッドと、
   該両ビス１〜ンロツド間に固定°したピストンと、該ビ
   ス１〜ンおよび」ニ記ビス１〜ンロツドの周囲に摺動自
   在に設けられかつ上記ビスＩ〜ンによりその内室が左右
   一対の圧力室に区分されさらに船外機の舵柄に連結され
   たシリンダチコーブとよりなり、また、上記各ビス［・
   ンロッドは、ピストンの近傍に、各内部通孔とシリンダ
   チコーブの各圧力室とを連通する貫通孔を有し、１−記
   名圧油ボートより供給される圧油がシリンダ固定中空バ
   ーの内部通孔と各ビス１〜ンロツドの内部通孔を経てシ
   リンダチコーブの各圧力室に導かれるようにしたことを
   特徴とする船外機の舵柄駆動装置。