JPS5918945A - 写真用支持体 - Google Patents
写真用支持体Info
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- JPS5918945A JPS5918945A JP57127467A JP12746782A JPS5918945A JP S5918945 A JPS5918945 A JP S5918945A JP 57127467 A JP57127467 A JP 57127467A JP 12746782 A JP12746782 A JP 12746782A JP S5918945 A JPS5918945 A JP S5918945A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/91—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means
- G03C1/93—Macromolecular substances therefor
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、下引層を有する写真用支持体に関する。更に
詳しくは、ポリエステル支持体上に、感光性乳剤層或は
バッキング層等の親水性コロイド層を強固に接着させる
為に、特定の共重合体水性組成物を塗設して下引処理を
施した写真用支持体に関する。 ポリエステルフィルムは、ハロゲン化銀写A感光拐料等
の支持体として優れた物理的性質を有するため、近年そ
の需要が増大し広く用いられている。ところがポリエス
テルフィルムは疎水性が極めて大きく、このような支持
体とゼラチンの如き物質をバインダーとする写真用ゼラ
チン層のような親水性コロイド層との間に強い接着力を
持たせるのにしばしげ困難を伴う。aC来、ポリエステ
ルフィルムf:+z用した写真感光材料に卦いては、支
持体と親水性コロイド層との接着を行うために、多くの
下引方法が知られているが、親水性コロイド層とくに写
真用ゼラチン層を強固に接着するためには、いづ゛れの
方法に於いてもポリエステルフィルムの膨潤剤或は溶解
剤を使用しなければならない場合が多かった。しかし、
この膨潤剤或は溶乃’(剤を含有するT引組成物をポリ
ニスデルフィルムに塗布した場合、下引の工程中に支持
体の平面性が損わり、 −11だこれら膨[剤或は溶解
剤のほとんどが有害な有機溶媒類を使用するため、作業
」二の安全衛生を損う等の多くの欠点を有していた。 この為、ポリエステルフィルムに対し、膨潤剤あるいは
I+3解剤を使用しlい下引が提案されている。その1
つの技術は、表面を化学的ないし物理的に処理したポリ
エステルフィルムとして、薬品処理、機(が(的処理、
コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処理、高周波処理、
グロー放電処理、活性プラズマ処理、I/−ザー処理、
混酸処理、オゾン酸化処理、などの表面活性化処理をし
た支持体が程案沁れている。この技術d:米国l[すW
[第2,943゜937号、同第3,475,193号
、同第3.615゜557号、英国特許第1,2i5,
234号、米国特許第3,590.107号各明細■、
特開昭53−13672号、同55−184 G 9号
各公報等に提案されている。し力)シ、ごれらの表面処
、1.!I!込れたポリエステルフィルムケよ、本来J
αに永住であったフィルム表面に多少共極性基を持つ事
、址た極表面の接着に対してマイナスの要因K1.る薄
層が除去智ノtている小等によると思ゎJLるが、写真
用親水性保設コロイド層との接着力は増加するものの、
充分l接着強悶は得らノLlがった。 更に2写真用河水性コロイド層との接着性を増大はせる
為に、表面処理をした後に水性塗布組成物層を設けたポ
リエステルフィルムが提案さizでいる。この水性塗布
組成物層いわゆる下引層は、ポリエステルフィルムと写
真用親水性コロイド層との両方に対して光分な接着性を
有する小が必要である。特に、下引層と写真用親水性コ
ロイド層とを充分接魁させる為、一般に、下引層の樹脂
(以下、下引用樹脂と云う。)成分中に親水性基あるい
は反応性基を含差せる小が行’lzJパLでいる。 この親水性基あるいは反
詳しくは、ポリエステル支持体上に、感光性乳剤層或は
バッキング層等の親水性コロイド層を強固に接着させる
為に、特定の共重合体水性組成物を塗設して下引処理を
施した写真用支持体に関する。 ポリエステルフィルムは、ハロゲン化銀写A感光拐料等
の支持体として優れた物理的性質を有するため、近年そ
の需要が増大し広く用いられている。ところがポリエス
テルフィルムは疎水性が極めて大きく、このような支持
体とゼラチンの如き物質をバインダーとする写真用ゼラ
チン層のような親水性コロイド層との間に強い接着力を
持たせるのにしばしげ困難を伴う。aC来、ポリエステ
ルフィルムf:+z用した写真感光材料に卦いては、支
持体と親水性コロイド層との接着を行うために、多くの
下引方法が知られているが、親水性コロイド層とくに写
真用ゼラチン層を強固に接着するためには、いづ゛れの
方法に於いてもポリエステルフィルムの膨潤剤或は溶解
剤を使用しなければならない場合が多かった。しかし、
この膨潤剤或は溶乃’(剤を含有するT引組成物をポリ
ニスデルフィルムに塗布した場合、下引の工程中に支持
体の平面性が損わり、 −11だこれら膨[剤或は溶解
剤のほとんどが有害な有機溶媒類を使用するため、作業
」二の安全衛生を損う等の多くの欠点を有していた。 この為、ポリエステルフィルムに対し、膨潤剤あるいは
I+3解剤を使用しlい下引が提案されている。その1
つの技術は、表面を化学的ないし物理的に処理したポリ
エステルフィルムとして、薬品処理、機(が(的処理、
コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処理、高周波処理、
グロー放電処理、活性プラズマ処理、I/−ザー処理、
混酸処理、オゾン酸化処理、などの表面活性化処理をし
た支持体が程案沁れている。この技術d:米国l[すW
[第2,943゜937号、同第3,475,193号
、同第3.615゜557号、英国特許第1,2i5,
234号、米国特許第3,590.107号各明細■、
特開昭53−13672号、同55−184 G 9号
各公報等に提案されている。し力)シ、ごれらの表面処
、1.!I!込れたポリエステルフィルムケよ、本来J
αに永住であったフィルム表面に多少共極性基を持つ事
、址た極表面の接着に対してマイナスの要因K1.る薄
層が除去智ノtている小等によると思ゎJLるが、写真
用親水性保設コロイド層との接着力は増加するものの、
充分l接着強悶は得らノLlがった。 更に2写真用河水性コロイド層との接着性を増大はせる
為に、表面処理をした後に水性塗布組成物層を設けたポ
リエステルフィルムが提案さizでいる。この水性塗布
組成物層いわゆる下引層は、ポリエステルフィルムと写
真用親水性コロイド層との両方に対して光分な接着性を
有する小が必要である。特に、下引層と写真用親水性コ
ロイド層とを充分接魁させる為、一般に、下引層の樹脂
(以下、下引用樹脂と云う。)成分中に親水性基あるい
は反応性基を含差せる小が行’lzJパLでいる。 この親水性基あるいは反
【乙性基としては、酸(例えば
アクリル酸、イタコン酸、イタコン酸の半アルギルエス
テル等)、エポキシ基(例えばグリシジルアクリレート
、グリシジルメタクリレート等)、N−アルカノール基
〔例えばN−メチロールアクリルアミド、ヒドロキシメ
チル化N−(1,1−ジメチル−3−オキンブテル)ア
クリルアεド等〕、水酸基(例えばヒドロキシエチルメ
タアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート等)等
がある。 上記のうち、酸成分を含む下引用樹脂を下引層に含む例
は、特公昭48−3564号、特開昭46−1123号
、同50−1718号、ヨーロッパ特許第1484号明
細用、1特開昭54−61518号、同50−3953
6号各公報、米国り′かγ「第3.545,972号明
卸I書等に開示されている。しかし、下引用(酊脂中に
酸成分を含んでいる下引層合有するポリエステルフィル
ムでは、写真用親水性保護コロイド層の現像処理時の接
着性が不充分であった。 エポキシ基成分を含む下引用樹脂を下引層に含む例は、
!h公昭34−9629号、特開昭51−58469号
、同52−104913号、同51−27918号、同
52−19786号、同54−30121号、回51−
121323号各公報、英UMj許ml、168,17
1号EIIJ a i、特開昭55−69138号公報
等に開示されている。しかし、グリシジルメタクリレー
トあるいはグリシジルアクリレート等のエポキシ基成分
は、いずれも、自己架橋性があり、オた分解も起こりゃ
すく、下引用樹脂の合成中あるいは合成液保存中に変質
し、合成液あるいは下引用樹脂を含んだ水性組成物であ
る下引用加工液(以下、下引液と云う。)の安定性が不
充分であった。 N−アルカノール基成分を含む下引用樹脂を下引層に含
む例は、仏国特許第140,408号明細書、特開昭5
1−131516号公報、英国/l+■許第1,178
,597号明細瞥、特公昭57−3Q54号公報等に開
示8れている。しかし、これらに記載3 ttでいるN
−1ルヵノールアクリルアiド類は自己架橋性が強く、
下引用樹脂の合成中あるいは合成液保存中に架橋が起り
、合成液及び下引液の安定性が不充分であつブこ。 水酸基成分を含む下引用樹脂を下引層に含む例としては
、特開昭55−69138号及び同52−19786号
公報に、水酸基含有単量体とグリシジルアクリレート及
び/又はグリシジルメタクリレートとを下引用樹脂の共
重合体成分として含む下引が開示妊れている。丑だ1時
開昭51−135526号公報には水酸基を有するビニ
ル単量体とビニリデンクロライド及び/又はビニルクロ
ライドとを下引用樹脂の共重合体成分として含む、下引
が開示されている。またqヶ開+1U51−12313
q号公報には水酸基含有単量体とジオレフィン単量体と
を下引用樹脂の共重合体成分として含む下引が開示系れ
ている。更に特開昭49−113868号公報には水酸
基含有単量体とアクリル酸エステル又はメタクリル酸エ
ステルとの共1[(合体を含む下引が開示されている。 しかし、これらの水酸基を含む下引用4UJ脂も筺た、
下引層あるいは下引用樹脂として充分子r、ものとけ云
えなかった。 即ち、水酸基含有単量体t体とグリシジルアクリレート
又はグリシジルメタクリレートとを下引用樹脂成分とし
て含む下引では、条件によジェポキシ基と水酸基とが反
応し、合成液及び下引液中の下引用樹脂が沈澱を起こし
易く、接着性が不安定であった。また、水酸基を有する
ビニル単量体とビニリデンクロライド及び/又はビニル
クロライドとを下引用樹脂成分として含む下引では、条
件にょシビニリデンクロライド及びビニルクロライドか
ら脱塩酸が起こシ、合成液又は下引液のprfが変化し
、接着性が不安定であった。すた水酸基含有単量体とジ
オレフィン単量体とを下引用樹脂成分として含む下引で
は、下引用樹脂成分にジオレフィンが架橋反応を起こし
、そのiiI々節が難しく、一定の性能の下引を得る串
が難しく、その結果、fJl、IM’処理時の接着が不
安定であっプこ。また水酸〕、(含有単fIf体とアク
リル酸エステル又はメタクリル酸エステルとの共重合体
を含む)引では、合成液及び下引7ikが機砿的に不安
定で、条件によってt、J:、共重合体が沈澱を生じ、
安定l性能の下引を得るη1が!!Inかしかった。 この様に、親水性基あるいは反応性基を含む下引用4V
4脂を下引層に含有する写真用ポリニスデルフィルムは
、製造時の安定性及び下引性能が必ずしも満足のいくも
のではなかった。 一方、上述した親水性基あるいは反咀、性基金必ずしも
F引用イI)J層中に含iffい下引の例として、’F
:i公昭57−970号公報には、スチレンを主成分と
しプこ下引用樹脂をポリエステルフィルム上に塗設した
後にコロナ放電処理金施した下引が開示式ノしている。 しかし、この下引では下引用4W] l1itrの3f
41摸性が不充分で、7下引の乾燥条件の変動によって
、下引層ポリエステルフィルムの透明性が悪くなり易く
、透明性の良い下引層ポリエステルフィルトを安定して
得る小が!!111かしかった。 ところで、−見すると写真用としでも使用できそうft
、 4itJ脂層を股ジノだポリエステルフィルムヲ提
供する技術があるが、写真用の下引は他の用途からぐ」
、全くかり離ノ′した性能を費求され、似て盃々るもの
である。例えば、特公昭46−19879号公報には、
アクリル酸エステルと水酸基含有ビニルll’t (I
i一体とを含む共重合体水性分散液をフィルムに冷血し
た後、易シール性ポリマーを冷血し、てiる接着フィル
ムが開示系れている。しかし、この下引はフィルムと、
例えは塩化ビニリデンとアクリル酸エステルの共重合体
等の疎水性の易シール住ポリマーとを接着印せる為に、
中IH1にアンカーコーテング層を設ける事を特徴とし
ており、フィルムと写真用親水性コロイド層とを接着き
せる写真用下引とけ、その技術思想が全く異なる技術で
ある。ちなみに前記特公昭46−19879号公報に開
示の技術による下引け、写真用親水性コロイド層に対し
ては全く不充分な接着力しか示芒ない。 不発[ilJ者等は、親水性基ないし反応性基を含んだ
下引用樹脂に着目し、製造上安定でがり優れた下引性能
を得ることができる下引層について鋭意?O[究した結
果、下引用4TIJ脂をf1°η成する1、1i、1仕
体が11η定の組合せの場合に、以上述べた如き欠点を
解n′jできる事を見出しだ。 本発明の第1の目的は、ポリエステルフィルムと写真用
親水性コロイド層との間に強固な接着力を有する写真用
支持体を提供する小である。 本発明の第2の目的は、必ずしも有機溶剤ポリエステル
の膨潤剤あるいは溶解剤の使用を必要としない為、有害
fx/f機溶剤等を排気もしくは排水中に放出する小が
なくて、公害発生の無いようにできる写真用支持体を提
供する事である。 本発明の第3の目的は、平面性の良い写真用支持体を提
供する事である。 本発明の第4の目的は、ポリエステルの膨潤剤あるいは
溶解剤の使用を必要とせず、従って、これによって引き
起こ芒れるポリエステルフィルムの平面性及び透明性の
劣化が無く、また下引用樹脂層塗設によって透明性が悪
くなる事もない写J’L用叉持体を提供する事である。 本発明の第5の目的は、安定にかっ容易に製造できる下
引用樹脂から成る下引層を有する写真用支持体を提供す
る事である。 本発明の第6の目的は、保存安定性の良い下引用樹脂か
ら成る下引層を有する写真用支持体を提供する事である
。 本発明の第7の目的は、保存安定性及び機械的廠定性の
良い下引液を使用した写真用支持体を提供する事である
。すなわち、本発明に用いる下引用樹脂は自己架橋性、
分解性の共重合体成分を含むことを要せず、従って、合
成中、下引用樹脂保存中及び下引液保存中での下引用樹
脂の変質、下引用樹脂液lいし下引液のpfI等の物性
の好ましくない変化が無く、また本発明に用いる下引用
イg1脂は機械的にも非常に安定であシ、合成中、下引
液塗布中での凝集を全く生じない下引液を使用した写真
用支持体を提供する事である。 不発明の第8の目的は、下引工程での塗布及び乾燥条件
の変動によっても下引性能に変動が生ずる事のない、安
定に製造できる写真用支持体を提供する事である。 本発明の第9の目的は、各種の写真用親水性コロイド層
、特に写真乳剤層に対して悪影響を与えない写真用支持
体を提供する事である。 本発明者等は、下引用樹脂における親水性基含有単一1
6体と疎水性単須体とが非常に限られた組合せを持った
時にのみ、満足な結果が得られる事を見出し、本発明を
完成するに到ったものであシ、本発明の上記諸口的は、
ポリエステル支持体の少なくとも一面に1下記一般式〔
【〕、[111]およびILL)で示さり、る単量体か
ら実質的に成る共重合体を含む水性組成物を塗設してイ
qられる下引層を有することを%徴とする写真用支持体
によって達成でれる。 一般式[[] %式% 〔式中、R1は炭素数2〜4のアルキレン基、R2は水
素原子またはメチル基を表わす。〕一般式〔11〕 H2C−1j1 0OR3 〔式中、■t3は炭素数2〜8の@鎖状アルキル基を表
わす。〕 一般式[第3 本発明に用いられる共重合体に卦ける上記一般式〔I〕
で水式れる単量体の具体例としては、例、tli2−ヒ
ドロギシエチルアクリレート、2−ヒドロキ7エチルメ
タクリレート、2−ヒドロキシプロビルアクリ1/−ト
、2−ヒドロキシペンチルアクリレート、2.2−ジメ
チルヒドロキシプロビルアクリレート、5−ヒドロキシ
ペンチルアクリレート等が挙げられる。この成分が少な
過ぎると共重合体の機砿的安定性が悪く、逆に多過ぎる
と接着性が悪くなる。かかる意味で前記一般式〔1〕で
水式れるJl’l−ii1体の比率は、共J1欠合体に
対して3〜45wt壬が好1しく、特に好寸しくは1o
〜35 w t qbである。 不発明に用いられる共1i合体における上記一般式[1
11で示される単[献体の具体例としては、例えばプロ
ビルアクリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアク
リレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレー
ト等が挙げられる。この成分が少な過ぎると下引層の接
着性が悪く、逆に多過ぎると合成安定性が悪くなる。か
かる章昧で前記一般式[113で示される単量体の比ギ
は、共重合体に対して10〜45 w t %が好まし
く、特に好丑しくは15〜40wt憾である。 本発明に用いられる共重合体における前記一般式〔■〕
の単量体すlわぢステI/ン単光体は、前記[1,)お
よび〔11〕で示される半間゛体と組合ぜる亭によシ、
合成を安定化し且つ下引性能を安定化する効果が有る。 このスチレン単量体は少な過ぎると合成液及び下引液の
機械的安定性が悪くlシ、逆に多過ぎると下引層の透明
性が悪くなる。 そこで、このスチレン単量体の好ましい割合は10〜7
0wt係、l待に好凍しくは20〜50wt係である。 J二Btの各成分の単量体の好ましい組合せには、2−
ヒドロキシエテルメタクリレートープロビルアクリレー
トーステレン、2−ヒドロキシエチルメタクリレート−
ブナルアクリレート−スチレン、2−ヒドロキシエテル
メタクリレートーー\キシルアクリレート−スチレン、
2−ヒドロギシグロビルメタクリレートープチルアクリ
レートーステレン、2−ヒドロキシエチルアクリレート
ーへキシルアクリレート−スチレン、2−ヒドロキシエ
テルアクリレートークロビルアクリレートーステレン、
2−ヒドロキシエチルアクリレート−ブチルアクリレー
ト−スチレン、2−ヒドロキシプロピルアクリレート−
プロピルアクリレート−スチレン、2−ヒドロキシプロ
ビルアクリレート−ブチルアクリレート−スチレン等が
ある。 本発明に用いられる共重合体は上記三成分の単量体から
実質的に構成でれるが、不発ツJの目的を損なわない範
囲で夕景の他の11す1体を共重合体組成に含才せても
良い。 不発[pJに用いられる共重合体は公知の乳化重合法に
よって合成することができる。また、これらの単量体を
乳化共重合させる際、乳化重合用j′ト面活性剤を用い
る事が有利である。例えばポリビニルアルコール、部分
ケン化酢岐ビニツν、ボリエテ1/ンオキザイド、ポリ
エチレンオキサイド誘導体、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、スチレン−マレインeJL、M
合体、 酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、メチルビニ
ルエーテル−マレイン酸共重合体などの保護コロイド、
ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、テトラデ
シルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ドデシ
ルインキノリニウムブロマイドなどの陽イオン界面活性
剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホ
ン駿ナトリウム、ドテシルヘンセンカルボン酸ナトリウ
ムなどの陰イオン界面活性剤がイj利に用いられ、寸だ
ノニオン界面活性剤も必要に応じて添加しても良い。 まだ重合開始剤として有機又は無機パーオキサイド又は
過酸塩、例えば過酢酸アセチルパーオキライド、ベンゾ
イルパーオキサイド、ペンゾイルアセテルバーオキーリ
゛イド、ラウリルバーオキザイド、過酸化水素、過屍峻
塩、過硫酸塩、過硼酸塩を用いる41が出来る。 この他に無機酸素含有酸化性硫黄化合物、例えば二酸化
硫黄、亜硫酸水素ナトリウム、卯価、酸ナトリウム、メ
タ亜硫酸ナトリウム、亜f流酸アンモニウム、また水溶
性脂肪族三級アミン、例えばトリエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン等も用いる・事が出来る。 本発明の共重合体は水系分散媒中に微細な粒子と【7て
分散させ共重合体水性組成物とし7て下引液に用いる。 なお、目的によっては、水の1部を水と混合可能な有機
溶媒(例えばメタノールとかアセトン)と置き換えても
よい。乳化重合法によって得られる本発明の共重合体は
微粒子乳化Xt1合物の水性分散液、いわゆるラテック
スとして得られる。 本発明の共重合体を含む共重合体水性組成物(下引液)
は、使用目的、塗布方法によシ異なるが、水分散液とし
て作られる共重合体を必要に応じて水または水と混合可
能な有機溶剤で希釈して、共jF会合体固形分#問が0
.1〜40重量パーセントであるようにして用いるのが
好ましい。 この様にして得らノ1.た本発明の共重合体ラテックス
(下引用414脂)を主成分とする下引液は前述しだ共
重合体成分を0.1〜40 w t %含み、必要に1
6して界面活性剤、親水性有機コロイド、マット剤、?
iV剤、帯電防止剤、架橋剤等の添加剤を含イjしても
よい。架橋剤としては、写真用ゼラチンのいわゆる硬膜
剤、例えばホルムアルデヒド、グリオキザール等のアル
デヒド系化合物、ムコクロル酸、テトラメチレン−1,
4−ビス(エチレンイミン基)、ヘキザメテレンー1.
6−ビス(エチレンウレア)等のエチレンイミン基を有
する化合物、トリメチレン−1,3−ビアメタンスルホ
ン酸エステル等のメタ/スルホ/酸エステル、ビスアク
リロイルウレア、メタキシレンビニルスルボン酸等の活
性ビニル化合物、2−メトキシ−4,6−ジクロルトリ
アジン、2−ンディウムオキシー4,6−ジクロルトリ
アジン等の活性ハロケンを有する化合物、ビスフェノー
ルグリシジルエーテル等のエポキシ基を有する化合物、
インシアネート等を使用する事ができる。これらのうち
、エチレンイミン基ヲ有する化合物、メタンスルホン酸
エステルおよび活性ハロゲンを有する化合物がJIjに
好ましい。 上記下引液はポリエステルフィルム土に塗布てれる。こ
こにポリエステルとは芳香族二塩基酸とグライコール全
主要な構成成分とするポリエステルで代表的l二塩基酸
としてはテレフタル酸、インフタル酸、p−β−オキシ
エトキシ安息香酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、
ジフェノキシエタンジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、アセライン酸、5−ナトリウムスルホインフタル
酸、ジフェニレンジカルボン酸、2.6−ナフタレンジ
カルボン酸等があシ、グライコールとしてはエチレンク
リコール、フロピレンクリコール、フタンジオール、ネ
オペンテレンゲリコール、1,4−シクロヘキサンジオ
ール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、1.4−
ビスオキシエトキシベンゼン、ビスフェノールA1ジエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール等がある。 こtLらの成分からなるポリエステルの中でも入手のし
やす芒の点からはポリエチI/ンテレ7タレ−トが最も
好都合である。 本発明に用いられるポリニスデル支持体は、その衣用i
がポリエステルであれば良く、他の支持体」二にポリエ
ステルを411持したものであっても差支えない。 /こトエtry 、セルローストリアセテートフィルム
、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルl2
、ポリプロピレンフィルム、あるいt」−こノLらめポ
リマーが被覆されたフィルム、ガラス板、バライク紙、
ホリエチレンラミネート紙等のEj、4脂加工紙、合成
紙、金属板等、透明、半透明、不透明の各種支持体にポ
リニスデルフィルムがラミネートされたものも用いられ
る。 ポリニスデルの厚をとし、ては’1.Jに制限ン」、な
いが約12μ〜500μ程1現、好ましくtよ40μ〜
200μJ!A I−のものが取#)扱いやすを、汎用
性の点から有利である。特に二用1延伸結晶化芒れたも
のが、安定性、強さなどの点から好都合である。 下引液をポリニスデルフィル11土に塗布する前にポリ
エステルフィルム表面には名イ1hの表面活性化処理を
しで親水化することが好゛ましい。表面活性化処理とし
ては、例えば米国l(な許第2.943,937乞[y
禄Ill i’、1等に記載のような酸化剤m液処理、
米国11ヶ許第3.475.193号明細q■等にnL
i fli’4のような紫外i!J!吸収処理、米国特
許第3,615,557号明細書等に記載のようなコロ
ナ族1u、の115気放電処理、英国特rt’l第1,
215,234号明#III書等に1;1シ載のような
活性ガス照射処理、卦よび米国特許第3.590,10
7−号明A111沓等に記+5のよつl火焔処理等を挙
げることができる。 上記1・力面は公知の方法でポリニスアルフィルム上に
塗布式れる。例えばカーデン塗布、リバースロール塗布
、ファウンデンエアドクター塗布、スライドホッパー塗
布、エクストルージョン塗布、ディップ塗布等によりポ
リエステルフィルム」二に塗布するη■ができる。ここ
で、共重合体の塗設−hlは好ましくは0.01〜5g
/ n?、tL)に々了−ましくVま0.03〜2
g / n?である。下引液塗布後の乾燥d、公知の方
法で行lえる。例えば、熱風乾j4’i:、赤外線力n
Nb乾燥、ヒーターロール乾燥、マイクロウェーブ乾
燥等によシ行う事ができる。不発明において、好1しく
に、この−F錆層を設けた」二に史に上層を塗設する。 上層としては、公知のゼラチン、カゼイン等の天然親水
性41機コロイド、合成親水性有機コロイド、帯電防止
剤例えば特公昭46−24159号公報、l特開昭48
−93165号公報ふ゛よび特公昭49−23828−
Q公報に記載8れているが如き親水性高分子等の水溶液
を塗設することができる。この上層液中にはマット剤、
硬膜剤、界面活性剤等を含んでいでも良い。土層液の塗
布乾燥tよ下層の刀IJ工と同様に公知の方法をいずれ
も用いる小ができる。これらの下引液及び、必要に心し
て設けられる上層用塗布液の塗布前又は乾燥後に於て、
必要に応じて火炎放射処理、プラズマ処理、コロナ放電
処理、ダロー放電処理、紫クシ線照射処理等の公9Jl
の表面処理加工に行なっても良い。 このようにし1少lくとも一面に下引ノ4を設けられた
本発明に係る写真用支持体は、少なくとも1面に通常用
いられる方法によシ写真用親水性コロイド層を塗設する
ことができる。具体的には拙りの写真感光層形成用組成
物、例えばノ・ロゲン化銀写真乳剤、ジアゾ感光組成物
、あるいはハレーション防止剤を含有するゼラチン組成
物才だは支持体フィルムのカールバランスを整えるだめ
のゼラチンバッキング組成物等を被覆することができ、
このようにして得られる写真感光H料は接着性が優れて
いて現像処理等の写真処理を行っても写真感光層が支持
体から剥離することがlく、また写真性能への悪影響を
伴うことがない。 次に本発明を実施例によシ具体的に説明するが、これに
よシ木発明の実姉の態様が限定芒れるものではない。な
お、以下において「部」とはl持に断わシのlい限ヤ「
重量部」を表わす。 1丁、本発明に使用する共重合体の代表的製法例を示す
。 合成例tl) 共重合体の合成は仄のイ子に行った。即ち、冷却管4つ
りた開放容器中に水を入れ、脱気後上記の混合物質を装
入し、80℃で5時間乳化重合を行ない、乾燥固形分3
Qwtq6の下引用樹脂を得た。 合成例(2)〜(14)については、」−記合成例(1
)と同様l方法で各実施例記載の組成からなる共重合体
ラテックス(下引用樹脂)を合成した。 次に実施例中に於て行なった評価方法についてn兄りJ
ツーる。 (1) 接着力試験 〈乾燥膜付ん(験〉 試料の乳剤面に、カミソリで浅傷を基盤の目状につけ、
その土にセロハン接着テープを圧着したのち該テークを
急激に剥離したときの、セロハンテープの接着面積に対
する乳剤膜の残存率を百分率で示した。 く処321!膜伺試験〉 処理4ν1コでん(旧の乳メiす而にギリ状の鋭利な先
端で基盤の目状Vこ傷をつけて、その而をこすり、乳剤
膜の残存率を百分率で示しだ。実用上、この百分率が8
0係以上であれば支障ない。 (2)透明性試験 東京電色株式会社製濁度計MODEL T−2600D
Δを用いベースを測定して百分率で示した。実用」二、
1係以Tであれは支障ない。 (3)機械的安定性試験 上島製作所製高速度攪拌試験機を用いJISI(638
1に従い、ラテックス液を容器中で14000rpmで
高速回転するスピンドルで攪拌し、凝集物が発生するま
での時間を「分」で示した。実用上30分以上であれば
支障ない。 実施例−1 2ff1J+延伸熱セツト後の100μのポリエチレン
テレフタレートフィルムに30 W/n? mi nの
コロナ放電処理を施した。次に、前記合成例txtの下
引用樹脂10CC,下記の構造式を持つ界面活性剤20
ヘキサメチレン−1,6−ビスエチレンウレア30■、
純水90CCから成る下引液を20μの膜厚に塗布し、
100℃で1分間乾燥させた。次にゼラチン1gSサポ
ニン20り、純水100工よシ成る上層用塗布液を更に
20μの膜厚に塗布し、100℃で1分間乾燥した。以
上の操作によって得られた下引筒のポリエステルフィル
ムに印刷感光材料用バッキング層を塗設した。?iに、
比較例として、下記第1表に示すように下引液共重合体
のみを変え、他は全く同じ手順で、下引加工、バツギン
グ層塗股を行なった。各試料の評価結果は第1表の通ル
であった。 以下余白 比較合成例(1)は特開昭51−123139号公報の
合成例[1)に基づくもの。壕だ、比較合成例(2)は
%開開49−113868号公報の合成例(5)に基づ
くもの。 第1表からIJJらかlように、本発明例(11は、評
価した4項目とも優れている小がわかる。fLお比較例
(1)では」二層を設けない場合に膜付が向上−ノーる
事は無かった。 天枠1例−2 第2表に示す共重合体ラテックス(T引用樹脂)を用い
た以外は実施例−1と同様な方法で、、下引層ポリエス
テルフィルムを作成し、この下引唐土に印刷感光口料用
写真感光性層を塗設した。まだ、実か1人例−1と同様
に比較化合物より作った試料と比較した。各評価結果は
第2表の通シであった。 以下余白 rtrp9合成例(3)はIF=1+公Its 46−
19879号公報の実Ir1fii例の塗ηNa 1に
基つくもの。 It較例(3)は処理膜付が悪く写真性能を評価できな
かった。これに対し、本発明例(2)と(3)は写真性
能に対して何ら悪影響を与えていなかった。 第2表から明らかなように、本発明例f2) 、 (3
)は、評価し/l、 43頁1jとも優れてbる@がわ
かる。 実施例 2軸延伸熱セツト後の175μのボリエテレンデレフタ
レ−1−yイルムを300Wの高圧水銀灯で5分間処理
した。 (Kl’こ、合成例(4)による下引用樹脂i
ce、実り1!i例−1に記載さitた界面活性剤20
m7、純水99CCから成る下引液を20μの膜厚に塗
布し、以降−二実施例−1と同様l操作を行っ7h0イ
IJられた下引m余有するポリエステル支持体にレント
ゲン用写真感光性層を塗設した。比較どしてはブナルア
クリレート−スチレン共重合体ラテックスを塗布、乾燥
後、30 W/rr?min のコロナ族1(、処理
ヲ硝したボυエチレンテレフタレートフィルムに直接レ
ントゲン用写真感光性層を塗設した。 各評価結果は第3表の通シであった。 卯、下余白 田軸合成例(4)は特公昭57−970号公報実施例(
10)試験に基づくもの。 不発ψ」例(4)、比較例(4)ともに写真性能に対し
ては悪い影響を与えていなかった。 第3表から明らかなように、本発明例(4)は、評価し
た4項目ともに優れている小がわかる。 実施例 第4表に示す共71に合体ラテックス(下引用樹脂)を
用いたり、外ηよ実剣例−1と回様な方法で下引層ポリ
エステルフィルムを作シ、この下引層上にカラーカット
フィルム用バッキング層を塗設した。 (ilL、下引用樹脂(共重合体ラテックス)は合成後
2日及び3週間、各23℃で保存したものを使用した。 各W”f価結果は第4表の通シであった。 以下余白 比較例(5)は特開昭52−19786号公報の実施例
(21)使用共重合体に基づくもの。 第4表から明らかなように、本発明例(5)は、評価し
た4項目ともに経口劣化が無く優れている事がわかる。 実施例−5 第5表に示す共】1【合体ラテックス(下引用樹脂)を
使用した以外は実ぬ例−1と同様な方法で下引層ポリエ
ステルフィルムを作シ、その下引層上にグラビア印刷用
写真感光拐料のバッキング層を塗設した。各評価結果は
第5表の通シであった。 以下余白 61−5表から明らかlように、本発明例fll;L−
よび(6)〜(1渇す二いずjtも、評価した4項目と
も優れている小がわかる。 ′4J−細例−6 」二層塗布前に、下引層ポリエステルフィルム表面VC
30W/n? mi nの処理強要のコロナ放電処理を
する以外は実施例−1と同様な方法で、下引層ポリエス
テルフィルムを作成し、この下引層上にグラビア印刷用
写真感光拐料バッキング層を塗設した。43評価結果は
第6表の通シであった。 以下余白 第6表から明らかな如く、本発明例(+3+ 、 Q4
)はいずれも、評価l〜だ4項目とも優れていることが
わか2)。Q’k IC1実b1Q例−5中の木’1i
lj明例(81、(11)と比較して、乾燥膜付が更に
向上し5ている事がわかる。 ’r!j rF出願人 小西六写真工業株式会社28
6−
アクリル酸、イタコン酸、イタコン酸の半アルギルエス
テル等)、エポキシ基(例えばグリシジルアクリレート
、グリシジルメタクリレート等)、N−アルカノール基
〔例えばN−メチロールアクリルアミド、ヒドロキシメ
チル化N−(1,1−ジメチル−3−オキンブテル)ア
クリルアεド等〕、水酸基(例えばヒドロキシエチルメ
タアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート等)等
がある。 上記のうち、酸成分を含む下引用樹脂を下引層に含む例
は、特公昭48−3564号、特開昭46−1123号
、同50−1718号、ヨーロッパ特許第1484号明
細用、1特開昭54−61518号、同50−3953
6号各公報、米国り′かγ「第3.545,972号明
卸I書等に開示されている。しかし、下引用(酊脂中に
酸成分を含んでいる下引層合有するポリエステルフィル
ムでは、写真用親水性保護コロイド層の現像処理時の接
着性が不充分であった。 エポキシ基成分を含む下引用樹脂を下引層に含む例は、
!h公昭34−9629号、特開昭51−58469号
、同52−104913号、同51−27918号、同
52−19786号、同54−30121号、回51−
121323号各公報、英UMj許ml、168,17
1号EIIJ a i、特開昭55−69138号公報
等に開示されている。しかし、グリシジルメタクリレー
トあるいはグリシジルアクリレート等のエポキシ基成分
は、いずれも、自己架橋性があり、オた分解も起こりゃ
すく、下引用樹脂の合成中あるいは合成液保存中に変質
し、合成液あるいは下引用樹脂を含んだ水性組成物であ
る下引用加工液(以下、下引液と云う。)の安定性が不
充分であった。 N−アルカノール基成分を含む下引用樹脂を下引層に含
む例は、仏国特許第140,408号明細書、特開昭5
1−131516号公報、英国/l+■許第1,178
,597号明細瞥、特公昭57−3Q54号公報等に開
示8れている。しかし、これらに記載3 ttでいるN
−1ルヵノールアクリルアiド類は自己架橋性が強く、
下引用樹脂の合成中あるいは合成液保存中に架橋が起り
、合成液及び下引液の安定性が不充分であつブこ。 水酸基成分を含む下引用樹脂を下引層に含む例としては
、特開昭55−69138号及び同52−19786号
公報に、水酸基含有単量体とグリシジルアクリレート及
び/又はグリシジルメタクリレートとを下引用樹脂の共
重合体成分として含む下引が開示妊れている。丑だ1時
開昭51−135526号公報には水酸基を有するビニ
ル単量体とビニリデンクロライド及び/又はビニルクロ
ライドとを下引用樹脂の共重合体成分として含む、下引
が開示されている。またqヶ開+1U51−12313
q号公報には水酸基含有単量体とジオレフィン単量体と
を下引用樹脂の共重合体成分として含む下引が開示系れ
ている。更に特開昭49−113868号公報には水酸
基含有単量体とアクリル酸エステル又はメタクリル酸エ
ステルとの共1[(合体を含む下引が開示されている。 しかし、これらの水酸基を含む下引用4UJ脂も筺た、
下引層あるいは下引用樹脂として充分子r、ものとけ云
えなかった。 即ち、水酸基含有単量体t体とグリシジルアクリレート
又はグリシジルメタクリレートとを下引用樹脂成分とし
て含む下引では、条件によジェポキシ基と水酸基とが反
応し、合成液及び下引液中の下引用樹脂が沈澱を起こし
易く、接着性が不安定であった。また、水酸基を有する
ビニル単量体とビニリデンクロライド及び/又はビニル
クロライドとを下引用樹脂成分として含む下引では、条
件にょシビニリデンクロライド及びビニルクロライドか
ら脱塩酸が起こシ、合成液又は下引液のprfが変化し
、接着性が不安定であった。すた水酸基含有単量体とジ
オレフィン単量体とを下引用樹脂成分として含む下引で
は、下引用樹脂成分にジオレフィンが架橋反応を起こし
、そのiiI々節が難しく、一定の性能の下引を得る串
が難しく、その結果、fJl、IM’処理時の接着が不
安定であっプこ。また水酸〕、(含有単fIf体とアク
リル酸エステル又はメタクリル酸エステルとの共重合体
を含む)引では、合成液及び下引7ikが機砿的に不安
定で、条件によってt、J:、共重合体が沈澱を生じ、
安定l性能の下引を得るη1が!!Inかしかった。 この様に、親水性基あるいは反応性基を含む下引用4V
4脂を下引層に含有する写真用ポリニスデルフィルムは
、製造時の安定性及び下引性能が必ずしも満足のいくも
のではなかった。 一方、上述した親水性基あるいは反咀、性基金必ずしも
F引用イI)J層中に含iffい下引の例として、’F
:i公昭57−970号公報には、スチレンを主成分と
しプこ下引用樹脂をポリエステルフィルム上に塗設した
後にコロナ放電処理金施した下引が開示式ノしている。 しかし、この下引では下引用4W] l1itrの3f
41摸性が不充分で、7下引の乾燥条件の変動によって
、下引層ポリエステルフィルムの透明性が悪くなり易く
、透明性の良い下引層ポリエステルフィルトを安定して
得る小が!!111かしかった。 ところで、−見すると写真用としでも使用できそうft
、 4itJ脂層を股ジノだポリエステルフィルムヲ提
供する技術があるが、写真用の下引は他の用途からぐ」
、全くかり離ノ′した性能を費求され、似て盃々るもの
である。例えば、特公昭46−19879号公報には、
アクリル酸エステルと水酸基含有ビニルll’t (I
i一体とを含む共重合体水性分散液をフィルムに冷血し
た後、易シール性ポリマーを冷血し、てiる接着フィル
ムが開示系れている。しかし、この下引はフィルムと、
例えは塩化ビニリデンとアクリル酸エステルの共重合体
等の疎水性の易シール住ポリマーとを接着印せる為に、
中IH1にアンカーコーテング層を設ける事を特徴とし
ており、フィルムと写真用親水性コロイド層とを接着き
せる写真用下引とけ、その技術思想が全く異なる技術で
ある。ちなみに前記特公昭46−19879号公報に開
示の技術による下引け、写真用親水性コロイド層に対し
ては全く不充分な接着力しか示芒ない。 不発[ilJ者等は、親水性基ないし反応性基を含んだ
下引用樹脂に着目し、製造上安定でがり優れた下引性能
を得ることができる下引層について鋭意?O[究した結
果、下引用4TIJ脂をf1°η成する1、1i、1仕
体が11η定の組合せの場合に、以上述べた如き欠点を
解n′jできる事を見出しだ。 本発明の第1の目的は、ポリエステルフィルムと写真用
親水性コロイド層との間に強固な接着力を有する写真用
支持体を提供する小である。 本発明の第2の目的は、必ずしも有機溶剤ポリエステル
の膨潤剤あるいは溶解剤の使用を必要としない為、有害
fx/f機溶剤等を排気もしくは排水中に放出する小が
なくて、公害発生の無いようにできる写真用支持体を提
供する事である。 本発明の第3の目的は、平面性の良い写真用支持体を提
供する事である。 本発明の第4の目的は、ポリエステルの膨潤剤あるいは
溶解剤の使用を必要とせず、従って、これによって引き
起こ芒れるポリエステルフィルムの平面性及び透明性の
劣化が無く、また下引用樹脂層塗設によって透明性が悪
くなる事もない写J’L用叉持体を提供する事である。 本発明の第5の目的は、安定にかっ容易に製造できる下
引用樹脂から成る下引層を有する写真用支持体を提供す
る事である。 本発明の第6の目的は、保存安定性の良い下引用樹脂か
ら成る下引層を有する写真用支持体を提供する事である
。 本発明の第7の目的は、保存安定性及び機械的廠定性の
良い下引液を使用した写真用支持体を提供する事である
。すなわち、本発明に用いる下引用樹脂は自己架橋性、
分解性の共重合体成分を含むことを要せず、従って、合
成中、下引用樹脂保存中及び下引液保存中での下引用樹
脂の変質、下引用樹脂液lいし下引液のpfI等の物性
の好ましくない変化が無く、また本発明に用いる下引用
イg1脂は機械的にも非常に安定であシ、合成中、下引
液塗布中での凝集を全く生じない下引液を使用した写真
用支持体を提供する事である。 不発明の第8の目的は、下引工程での塗布及び乾燥条件
の変動によっても下引性能に変動が生ずる事のない、安
定に製造できる写真用支持体を提供する事である。 本発明の第9の目的は、各種の写真用親水性コロイド層
、特に写真乳剤層に対して悪影響を与えない写真用支持
体を提供する事である。 本発明者等は、下引用樹脂における親水性基含有単一1
6体と疎水性単須体とが非常に限られた組合せを持った
時にのみ、満足な結果が得られる事を見出し、本発明を
完成するに到ったものであシ、本発明の上記諸口的は、
ポリエステル支持体の少なくとも一面に1下記一般式〔
【〕、[111]およびILL)で示さり、る単量体か
ら実質的に成る共重合体を含む水性組成物を塗設してイ
qられる下引層を有することを%徴とする写真用支持体
によって達成でれる。 一般式[[] %式% 〔式中、R1は炭素数2〜4のアルキレン基、R2は水
素原子またはメチル基を表わす。〕一般式〔11〕 H2C−1j1 0OR3 〔式中、■t3は炭素数2〜8の@鎖状アルキル基を表
わす。〕 一般式[第3 本発明に用いられる共重合体に卦ける上記一般式〔I〕
で水式れる単量体の具体例としては、例、tli2−ヒ
ドロギシエチルアクリレート、2−ヒドロキ7エチルメ
タクリレート、2−ヒドロキシプロビルアクリ1/−ト
、2−ヒドロキシペンチルアクリレート、2.2−ジメ
チルヒドロキシプロビルアクリレート、5−ヒドロキシ
ペンチルアクリレート等が挙げられる。この成分が少な
過ぎると共重合体の機砿的安定性が悪く、逆に多過ぎる
と接着性が悪くなる。かかる意味で前記一般式〔1〕で
水式れるJl’l−ii1体の比率は、共J1欠合体に
対して3〜45wt壬が好1しく、特に好寸しくは1o
〜35 w t qbである。 不発明に用いられる共1i合体における上記一般式[1
11で示される単[献体の具体例としては、例えばプロ
ビルアクリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアク
リレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレー
ト等が挙げられる。この成分が少な過ぎると下引層の接
着性が悪く、逆に多過ぎると合成安定性が悪くなる。か
かる章昧で前記一般式[113で示される単量体の比ギ
は、共重合体に対して10〜45 w t %が好まし
く、特に好丑しくは15〜40wt憾である。 本発明に用いられる共重合体における前記一般式〔■〕
の単量体すlわぢステI/ン単光体は、前記[1,)お
よび〔11〕で示される半間゛体と組合ぜる亭によシ、
合成を安定化し且つ下引性能を安定化する効果が有る。 このスチレン単量体は少な過ぎると合成液及び下引液の
機械的安定性が悪くlシ、逆に多過ぎると下引層の透明
性が悪くなる。 そこで、このスチレン単量体の好ましい割合は10〜7
0wt係、l待に好凍しくは20〜50wt係である。 J二Btの各成分の単量体の好ましい組合せには、2−
ヒドロキシエテルメタクリレートープロビルアクリレー
トーステレン、2−ヒドロキシエチルメタクリレート−
ブナルアクリレート−スチレン、2−ヒドロキシエテル
メタクリレートーー\キシルアクリレート−スチレン、
2−ヒドロギシグロビルメタクリレートープチルアクリ
レートーステレン、2−ヒドロキシエチルアクリレート
ーへキシルアクリレート−スチレン、2−ヒドロキシエ
テルアクリレートークロビルアクリレートーステレン、
2−ヒドロキシエチルアクリレート−ブチルアクリレー
ト−スチレン、2−ヒドロキシプロピルアクリレート−
プロピルアクリレート−スチレン、2−ヒドロキシプロ
ビルアクリレート−ブチルアクリレート−スチレン等が
ある。 本発明に用いられる共重合体は上記三成分の単量体から
実質的に構成でれるが、不発ツJの目的を損なわない範
囲で夕景の他の11す1体を共重合体組成に含才せても
良い。 不発[pJに用いられる共重合体は公知の乳化重合法に
よって合成することができる。また、これらの単量体を
乳化共重合させる際、乳化重合用j′ト面活性剤を用い
る事が有利である。例えばポリビニルアルコール、部分
ケン化酢岐ビニツν、ボリエテ1/ンオキザイド、ポリ
エチレンオキサイド誘導体、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、スチレン−マレインeJL、M
合体、 酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、メチルビニ
ルエーテル−マレイン酸共重合体などの保護コロイド、
ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、テトラデ
シルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ドデシ
ルインキノリニウムブロマイドなどの陽イオン界面活性
剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホ
ン駿ナトリウム、ドテシルヘンセンカルボン酸ナトリウ
ムなどの陰イオン界面活性剤がイj利に用いられ、寸だ
ノニオン界面活性剤も必要に応じて添加しても良い。 まだ重合開始剤として有機又は無機パーオキサイド又は
過酸塩、例えば過酢酸アセチルパーオキライド、ベンゾ
イルパーオキサイド、ペンゾイルアセテルバーオキーリ
゛イド、ラウリルバーオキザイド、過酸化水素、過屍峻
塩、過硫酸塩、過硼酸塩を用いる41が出来る。 この他に無機酸素含有酸化性硫黄化合物、例えば二酸化
硫黄、亜硫酸水素ナトリウム、卯価、酸ナトリウム、メ
タ亜硫酸ナトリウム、亜f流酸アンモニウム、また水溶
性脂肪族三級アミン、例えばトリエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン等も用いる・事が出来る。 本発明の共重合体は水系分散媒中に微細な粒子と【7て
分散させ共重合体水性組成物とし7て下引液に用いる。 なお、目的によっては、水の1部を水と混合可能な有機
溶媒(例えばメタノールとかアセトン)と置き換えても
よい。乳化重合法によって得られる本発明の共重合体は
微粒子乳化Xt1合物の水性分散液、いわゆるラテック
スとして得られる。 本発明の共重合体を含む共重合体水性組成物(下引液)
は、使用目的、塗布方法によシ異なるが、水分散液とし
て作られる共重合体を必要に応じて水または水と混合可
能な有機溶剤で希釈して、共jF会合体固形分#問が0
.1〜40重量パーセントであるようにして用いるのが
好ましい。 この様にして得らノ1.た本発明の共重合体ラテックス
(下引用414脂)を主成分とする下引液は前述しだ共
重合体成分を0.1〜40 w t %含み、必要に1
6して界面活性剤、親水性有機コロイド、マット剤、?
iV剤、帯電防止剤、架橋剤等の添加剤を含イjしても
よい。架橋剤としては、写真用ゼラチンのいわゆる硬膜
剤、例えばホルムアルデヒド、グリオキザール等のアル
デヒド系化合物、ムコクロル酸、テトラメチレン−1,
4−ビス(エチレンイミン基)、ヘキザメテレンー1.
6−ビス(エチレンウレア)等のエチレンイミン基を有
する化合物、トリメチレン−1,3−ビアメタンスルホ
ン酸エステル等のメタ/スルホ/酸エステル、ビスアク
リロイルウレア、メタキシレンビニルスルボン酸等の活
性ビニル化合物、2−メトキシ−4,6−ジクロルトリ
アジン、2−ンディウムオキシー4,6−ジクロルトリ
アジン等の活性ハロケンを有する化合物、ビスフェノー
ルグリシジルエーテル等のエポキシ基を有する化合物、
インシアネート等を使用する事ができる。これらのうち
、エチレンイミン基ヲ有する化合物、メタンスルホン酸
エステルおよび活性ハロゲンを有する化合物がJIjに
好ましい。 上記下引液はポリエステルフィルム土に塗布てれる。こ
こにポリエステルとは芳香族二塩基酸とグライコール全
主要な構成成分とするポリエステルで代表的l二塩基酸
としてはテレフタル酸、インフタル酸、p−β−オキシ
エトキシ安息香酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、
ジフェノキシエタンジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、アセライン酸、5−ナトリウムスルホインフタル
酸、ジフェニレンジカルボン酸、2.6−ナフタレンジ
カルボン酸等があシ、グライコールとしてはエチレンク
リコール、フロピレンクリコール、フタンジオール、ネ
オペンテレンゲリコール、1,4−シクロヘキサンジオ
ール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、1.4−
ビスオキシエトキシベンゼン、ビスフェノールA1ジエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール等がある。 こtLらの成分からなるポリエステルの中でも入手のし
やす芒の点からはポリエチI/ンテレ7タレ−トが最も
好都合である。 本発明に用いられるポリニスデル支持体は、その衣用i
がポリエステルであれば良く、他の支持体」二にポリエ
ステルを411持したものであっても差支えない。 /こトエtry 、セルローストリアセテートフィルム
、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルl2
、ポリプロピレンフィルム、あるいt」−こノLらめポ
リマーが被覆されたフィルム、ガラス板、バライク紙、
ホリエチレンラミネート紙等のEj、4脂加工紙、合成
紙、金属板等、透明、半透明、不透明の各種支持体にポ
リニスデルフィルムがラミネートされたものも用いられ
る。 ポリニスデルの厚をとし、ては’1.Jに制限ン」、な
いが約12μ〜500μ程1現、好ましくtよ40μ〜
200μJ!A I−のものが取#)扱いやすを、汎用
性の点から有利である。特に二用1延伸結晶化芒れたも
のが、安定性、強さなどの点から好都合である。 下引液をポリニスデルフィル11土に塗布する前にポリ
エステルフィルム表面には名イ1hの表面活性化処理を
しで親水化することが好゛ましい。表面活性化処理とし
ては、例えば米国l(な許第2.943,937乞[y
禄Ill i’、1等に記載のような酸化剤m液処理、
米国11ヶ許第3.475.193号明細q■等にnL
i fli’4のような紫外i!J!吸収処理、米国特
許第3,615,557号明細書等に記載のようなコロ
ナ族1u、の115気放電処理、英国特rt’l第1,
215,234号明#III書等に1;1シ載のような
活性ガス照射処理、卦よび米国特許第3.590,10
7−号明A111沓等に記+5のよつl火焔処理等を挙
げることができる。 上記1・力面は公知の方法でポリニスアルフィルム上に
塗布式れる。例えばカーデン塗布、リバースロール塗布
、ファウンデンエアドクター塗布、スライドホッパー塗
布、エクストルージョン塗布、ディップ塗布等によりポ
リエステルフィルム」二に塗布するη■ができる。ここ
で、共重合体の塗設−hlは好ましくは0.01〜5g
/ n?、tL)に々了−ましくVま0.03〜2
g / n?である。下引液塗布後の乾燥d、公知の方
法で行lえる。例えば、熱風乾j4’i:、赤外線力n
Nb乾燥、ヒーターロール乾燥、マイクロウェーブ乾
燥等によシ行う事ができる。不発明において、好1しく
に、この−F錆層を設けた」二に史に上層を塗設する。 上層としては、公知のゼラチン、カゼイン等の天然親水
性41機コロイド、合成親水性有機コロイド、帯電防止
剤例えば特公昭46−24159号公報、l特開昭48
−93165号公報ふ゛よび特公昭49−23828−
Q公報に記載8れているが如き親水性高分子等の水溶液
を塗設することができる。この上層液中にはマット剤、
硬膜剤、界面活性剤等を含んでいでも良い。土層液の塗
布乾燥tよ下層の刀IJ工と同様に公知の方法をいずれ
も用いる小ができる。これらの下引液及び、必要に心し
て設けられる上層用塗布液の塗布前又は乾燥後に於て、
必要に応じて火炎放射処理、プラズマ処理、コロナ放電
処理、ダロー放電処理、紫クシ線照射処理等の公9Jl
の表面処理加工に行なっても良い。 このようにし1少lくとも一面に下引ノ4を設けられた
本発明に係る写真用支持体は、少なくとも1面に通常用
いられる方法によシ写真用親水性コロイド層を塗設する
ことができる。具体的には拙りの写真感光層形成用組成
物、例えばノ・ロゲン化銀写真乳剤、ジアゾ感光組成物
、あるいはハレーション防止剤を含有するゼラチン組成
物才だは支持体フィルムのカールバランスを整えるだめ
のゼラチンバッキング組成物等を被覆することができ、
このようにして得られる写真感光H料は接着性が優れて
いて現像処理等の写真処理を行っても写真感光層が支持
体から剥離することがlく、また写真性能への悪影響を
伴うことがない。 次に本発明を実施例によシ具体的に説明するが、これに
よシ木発明の実姉の態様が限定芒れるものではない。な
お、以下において「部」とはl持に断わシのlい限ヤ「
重量部」を表わす。 1丁、本発明に使用する共重合体の代表的製法例を示す
。 合成例tl) 共重合体の合成は仄のイ子に行った。即ち、冷却管4つ
りた開放容器中に水を入れ、脱気後上記の混合物質を装
入し、80℃で5時間乳化重合を行ない、乾燥固形分3
Qwtq6の下引用樹脂を得た。 合成例(2)〜(14)については、」−記合成例(1
)と同様l方法で各実施例記載の組成からなる共重合体
ラテックス(下引用樹脂)を合成した。 次に実施例中に於て行なった評価方法についてn兄りJ
ツーる。 (1) 接着力試験 〈乾燥膜付ん(験〉 試料の乳剤面に、カミソリで浅傷を基盤の目状につけ、
その土にセロハン接着テープを圧着したのち該テークを
急激に剥離したときの、セロハンテープの接着面積に対
する乳剤膜の残存率を百分率で示した。 く処321!膜伺試験〉 処理4ν1コでん(旧の乳メiす而にギリ状の鋭利な先
端で基盤の目状Vこ傷をつけて、その而をこすり、乳剤
膜の残存率を百分率で示しだ。実用上、この百分率が8
0係以上であれば支障ない。 (2)透明性試験 東京電色株式会社製濁度計MODEL T−2600D
Δを用いベースを測定して百分率で示した。実用」二、
1係以Tであれは支障ない。 (3)機械的安定性試験 上島製作所製高速度攪拌試験機を用いJISI(638
1に従い、ラテックス液を容器中で14000rpmで
高速回転するスピンドルで攪拌し、凝集物が発生するま
での時間を「分」で示した。実用上30分以上であれば
支障ない。 実施例−1 2ff1J+延伸熱セツト後の100μのポリエチレン
テレフタレートフィルムに30 W/n? mi nの
コロナ放電処理を施した。次に、前記合成例txtの下
引用樹脂10CC,下記の構造式を持つ界面活性剤20
ヘキサメチレン−1,6−ビスエチレンウレア30■、
純水90CCから成る下引液を20μの膜厚に塗布し、
100℃で1分間乾燥させた。次にゼラチン1gSサポ
ニン20り、純水100工よシ成る上層用塗布液を更に
20μの膜厚に塗布し、100℃で1分間乾燥した。以
上の操作によって得られた下引筒のポリエステルフィル
ムに印刷感光材料用バッキング層を塗設した。?iに、
比較例として、下記第1表に示すように下引液共重合体
のみを変え、他は全く同じ手順で、下引加工、バツギン
グ層塗股を行なった。各試料の評価結果は第1表の通ル
であった。 以下余白 比較合成例(1)は特開昭51−123139号公報の
合成例[1)に基づくもの。壕だ、比較合成例(2)は
%開開49−113868号公報の合成例(5)に基づ
くもの。 第1表からIJJらかlように、本発明例(11は、評
価した4項目とも優れている小がわかる。fLお比較例
(1)では」二層を設けない場合に膜付が向上−ノーる
事は無かった。 天枠1例−2 第2表に示す共重合体ラテックス(T引用樹脂)を用い
た以外は実施例−1と同様な方法で、、下引層ポリエス
テルフィルムを作成し、この下引唐土に印刷感光口料用
写真感光性層を塗設した。まだ、実か1人例−1と同様
に比較化合物より作った試料と比較した。各評価結果は
第2表の通シであった。 以下余白 rtrp9合成例(3)はIF=1+公Its 46−
19879号公報の実Ir1fii例の塗ηNa 1に
基つくもの。 It較例(3)は処理膜付が悪く写真性能を評価できな
かった。これに対し、本発明例(2)と(3)は写真性
能に対して何ら悪影響を与えていなかった。 第2表から明らかなように、本発明例f2) 、 (3
)は、評価し/l、 43頁1jとも優れてbる@がわ
かる。 実施例 2軸延伸熱セツト後の175μのボリエテレンデレフタ
レ−1−yイルムを300Wの高圧水銀灯で5分間処理
した。 (Kl’こ、合成例(4)による下引用樹脂i
ce、実り1!i例−1に記載さitた界面活性剤20
m7、純水99CCから成る下引液を20μの膜厚に塗
布し、以降−二実施例−1と同様l操作を行っ7h0イ
IJられた下引m余有するポリエステル支持体にレント
ゲン用写真感光性層を塗設した。比較どしてはブナルア
クリレート−スチレン共重合体ラテックスを塗布、乾燥
後、30 W/rr?min のコロナ族1(、処理
ヲ硝したボυエチレンテレフタレートフィルムに直接レ
ントゲン用写真感光性層を塗設した。 各評価結果は第3表の通シであった。 卯、下余白 田軸合成例(4)は特公昭57−970号公報実施例(
10)試験に基づくもの。 不発ψ」例(4)、比較例(4)ともに写真性能に対し
ては悪い影響を与えていなかった。 第3表から明らかなように、本発明例(4)は、評価し
た4項目ともに優れている小がわかる。 実施例 第4表に示す共71に合体ラテックス(下引用樹脂)を
用いたり、外ηよ実剣例−1と回様な方法で下引層ポリ
エステルフィルムを作シ、この下引層上にカラーカット
フィルム用バッキング層を塗設した。 (ilL、下引用樹脂(共重合体ラテックス)は合成後
2日及び3週間、各23℃で保存したものを使用した。 各W”f価結果は第4表の通シであった。 以下余白 比較例(5)は特開昭52−19786号公報の実施例
(21)使用共重合体に基づくもの。 第4表から明らかなように、本発明例(5)は、評価し
た4項目ともに経口劣化が無く優れている事がわかる。 実施例−5 第5表に示す共】1【合体ラテックス(下引用樹脂)を
使用した以外は実ぬ例−1と同様な方法で下引層ポリエ
ステルフィルムを作シ、その下引層上にグラビア印刷用
写真感光拐料のバッキング層を塗設した。各評価結果は
第5表の通シであった。 以下余白 61−5表から明らかlように、本発明例fll;L−
よび(6)〜(1渇す二いずjtも、評価した4項目と
も優れている小がわかる。 ′4J−細例−6 」二層塗布前に、下引層ポリエステルフィルム表面VC
30W/n? mi nの処理強要のコロナ放電処理を
する以外は実施例−1と同様な方法で、下引層ポリエス
テルフィルムを作成し、この下引層上にグラビア印刷用
写真感光拐料バッキング層を塗設した。43評価結果は
第6表の通シであった。 以下余白 第6表から明らかな如く、本発明例(+3+ 、 Q4
)はいずれも、評価l〜だ4項目とも優れていることが
わか2)。Q’k IC1実b1Q例−5中の木’1i
lj明例(81、(11)と比較して、乾燥膜付が更に
向上し5ている事がわかる。 ’r!j rF出願人 小西六写真工業株式会社28
6−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリエステル支持体の少なくとも一面に、下記一般式[
T 〕、 [11]および[111で示される単量体か
ら実質的に成る共重合体を含む水性組成物を塗設してイ
ひられる下引層を有することを特徴とする写真用支持体
。 一般式1J f(2C”’ CR2 C00RIOH 〔式中、R,は炭素数2〜4のアルキレン基、R2は水
素原子またはメチル基を表わす。〕一般式〔(1〕 r、I2c = C1 0OR3 〔式中、R3は炭素数2〜8の直鎖状アルキル基を表わ
す。〕 一般式〔■〕
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57127467A JPS5918945A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 写真用支持体 |
GB08319589A GB2124105A (en) | 1982-07-23 | 1983-07-20 | Photographic supports |
DE19833326507 DE3326507A1 (de) | 1982-07-23 | 1983-07-22 | Photographischer schichttraeger |
US06/701,452 US4571379A (en) | 1982-07-23 | 1985-02-13 | Photographic polyester supports with copolymer subbing layer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57127467A JPS5918945A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 写真用支持体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918945A true JPS5918945A (ja) | 1984-01-31 |
Family
ID=14960646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57127467A Pending JPS5918945A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 写真用支持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918945A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60214302A (ja) * | 1984-04-11 | 1985-10-26 | Seiko Epson Corp | 高屈折率プラスチツクレンズ |
JPH02256044A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-10-16 | Konica Corp | ピンホールの改良されたハロゲン化銀写真感光材料 |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP57127467A patent/JPS5918945A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60214302A (ja) * | 1984-04-11 | 1985-10-26 | Seiko Epson Corp | 高屈折率プラスチツクレンズ |
JPH02256044A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-10-16 | Konica Corp | ピンホールの改良されたハロゲン化銀写真感光材料 |
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