JPS5918908B2 - コタイサツゾウソウチ - Google Patents
コタイサツゾウソウチInfo
- Publication number
- JPS5918908B2 JPS5918908B2 JP50149946A JP14994675A JPS5918908B2 JP S5918908 B2 JPS5918908 B2 JP S5918908B2 JP 50149946 A JP50149946 A JP 50149946A JP 14994675 A JP14994675 A JP 14994675A JP S5918908 B2 JPS5918908 B2 JP S5918908B2
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- JP
- Japan
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- sampling
- phase
- imaging
- solid
- circuit
- Prior art date
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- Expired
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電荷結合素子(CCD)の如き固体撮像体を使
用した固体撮像装置に関し、特に極めて簡単な構成によ
り黒バランスの調整を行い得るようになし、もつて再現
画像の劣化を防止するようにしたものである。
用した固体撮像装置に関し、特に極めて簡単な構成によ
り黒バランスの調整を行い得るようになし、もつて再現
画像の劣化を防止するようにしたものである。
例えば、フレームシフト方式をとるCCDを撮像装置と
して使用する場合にあつては、第1図に示す如く構成さ
れるを普通とする。
して使用する場合にあつては、第1図に示す如く構成さ
れるを普通とする。
図に於いてIAは撮像すべき被写体が投影される撮像部
IBは撮像部IAで得たキャリアを蓄積する為の蓄積部
であつて、撮像部IAと同一に構成される。又ICは読
み出しレジスター、2は出力端子である。撮像部IAは
絵素となる複数の受光部3を有する。この受光部3は水
平走査方向に向つて、所定のピッチで配列形成される。
この配列ピッチをτHとする。このように、CCDを用
いて撮像装置1を構成すると撮像すべき被写体像に応じ
た入力光情報は絵素毎にサンプリングされた形の出力信
号として得られる。即ち今、サンプリング周波数をfc
とした場合には各絵素を水平区間毎に走査することによ
り、出力端子2には第2図で示す如く輝度信号SYの変
調成分SDCの他にサンプリング周波数fcが変調され
た側波帯成分(交流成分)SMが得られる。その為、解
像度の劣化を防止すべく変調成分SDCの帯域を十分に
とると、この図で示すように変調成分SDCの高域成分
SDH中にサンプリング周波数fcに基ずく、側波帯成
分(下側波帯)が重つてしまう。
IBは撮像部IAで得たキャリアを蓄積する為の蓄積部
であつて、撮像部IAと同一に構成される。又ICは読
み出しレジスター、2は出力端子である。撮像部IAは
絵素となる複数の受光部3を有する。この受光部3は水
平走査方向に向つて、所定のピッチで配列形成される。
この配列ピッチをτHとする。このように、CCDを用
いて撮像装置1を構成すると撮像すべき被写体像に応じ
た入力光情報は絵素毎にサンプリングされた形の出力信
号として得られる。即ち今、サンプリング周波数をfc
とした場合には各絵素を水平区間毎に走査することによ
り、出力端子2には第2図で示す如く輝度信号SYの変
調成分SDCの他にサンプリング周波数fcが変調され
た側波帯成分(交流成分)SMが得られる。その為、解
像度の劣化を防止すべく変調成分SDCの帯域を十分に
とると、この図で示すように変調成分SDCの高域成分
SDH中にサンプリング周波数fcに基ずく、側波帯成
分(下側波帯)が重つてしまう。
即ち斜線の部分が折り返し歪となつて生起される。この
状態のまま画像を再生すると再生画面にチラつき現象と
なつて現われ、画質が劣化する。この画質劣化を防止す
るには、次のような手段をとればよい。
状態のまま画像を再生すると再生画面にチラつき現象と
なつて現われ、画質が劣化する。この画質劣化を防止す
るには、次のような手段をとればよい。
この手段は本出願人がすでに提案したところであつて、
その概略を述べるとこの例に於いては3個の固体撮像体
を用意し、これらに投影される被写体像の相互の関係に
あつて、空間的及び時間的な位相差が互いに1200と
なるように、夫々の固体撮像体に被写体を投影するもの
である。この場合、投影像そのものを1200づつずら
すか、CCDの方を120は任意に定めることができる
。
その概略を述べるとこの例に於いては3個の固体撮像体
を用意し、これらに投影される被写体像の相互の関係に
あつて、空間的及び時間的な位相差が互いに1200と
なるように、夫々の固体撮像体に被写体を投影するもの
である。この場合、投影像そのものを1200づつずら
すか、CCDの方を120は任意に定めることができる
。
CCDlR〜1Bの方をずらす場合には第3図で示すよ
うに、夫々−τ。をもつて順次ずらして配置すればよい
この状態で被写体像を投影する。このような位相状態
をもつて、被写体像を投影し、各CCDlR〜1Bの撮
像出力を時間的にも120Cの位相差を満足した状態で
順次交互に読出した場合には、夫々のCCDlR〜1B
から得られる側波帯成分SMのうち、サンプリングギヤ
リアWR−WBは第4図で示すように、夫々120Rの
位相差をもつて得られることになる。
うに、夫々−τ。をもつて順次ずらして配置すればよい
この状態で被写体像を投影する。このような位相状態
をもつて、被写体像を投影し、各CCDlR〜1Bの撮
像出力を時間的にも120Cの位相差を満足した状態で
順次交互に読出した場合には、夫々のCCDlR〜1B
から得られる側波帯成分SMのうち、サンプリングギヤ
リアWR−WBは第4図で示すように、夫々120Rの
位相差をもつて得られることになる。
従つてこれらサンプリングキヤリアWR−WBのレベル
が一定の場合には夫々の出力を順次交互に加算すること
によつて、これらサンプリングキャリアWR−WBは相
殺され、第2図で示したような直流成分SDOの高域成
分中に側波帯成分SMが折り返されるようなことはなく
なる。このように3個のCCDを用い、これを巧みに構
成することによつて折り返し歪を有効に除去することが
できる。
が一定の場合には夫々の出力を順次交互に加算すること
によつて、これらサンプリングキャリアWR−WBは相
殺され、第2図で示したような直流成分SDOの高域成
分中に側波帯成分SMが折り返されるようなことはなく
なる。このように3個のCCDを用い、これを巧みに構
成することによつて折り返し歪を有効に除去することが
できる。
ところで、ビジコン管の光電変換面に光をあてずに動作
させても、暗電流が流れると同様に、CCDの場合に於
いても、光をあてなくても暗電荷が発生するので、この
状態で出力端子2側に設けられたサンプリングホールド
回路を動作させると、その出力には暗電荷に基ずくキャ
リア成分が取出される。
させても、暗電流が流れると同様に、CCDの場合に於
いても、光をあてなくても暗電荷が発生するので、この
状態で出力端子2側に設けられたサンプリングホールド
回路を動作させると、その出力には暗電荷に基ずくキャ
リア成分が取出される。
例えば、第5図に示すように区間Xを遮光区間、区間Y
を照射区間(被写体の投影区間)とし、且つ、この区間
Yでは照射光量を漸増させた場合には暗電荷に基ずくキ
ャリア成分を含んだ状態の出力が取り出されることにな
る。即ち、区間Xに於いては出力はOであるにも拘わら
ず、例えば斜線で示す量の残留電荷に基づく出力レベル
があり、サンプリング出力としては図斜線中の矩形波状
のキヤリア成分W1が発生する。ここで、第3図に示す
ように、3個のCCDlR〜1Bを用い、これら相互間
を空間的にも、時間的にも1200の位相差を付与した
状態に於いては、得られるキヤリア成分も夫々1200
の位相差を有した状態でとり出される為に、これらキヤ
リア成分を加算すれば夫々のキャリア成分のレベルが一
致している場合に限り暗電荷が発生していても、第4図
で示したと同様の理由からキャリア成分は相殺されるた
め、暗電荷のパラツキに伴なう画質の影響はない。
を照射区間(被写体の投影区間)とし、且つ、この区間
Yでは照射光量を漸増させた場合には暗電荷に基ずくキ
ャリア成分を含んだ状態の出力が取り出されることにな
る。即ち、区間Xに於いては出力はOであるにも拘わら
ず、例えば斜線で示す量の残留電荷に基づく出力レベル
があり、サンプリング出力としては図斜線中の矩形波状
のキヤリア成分W1が発生する。ここで、第3図に示す
ように、3個のCCDlR〜1Bを用い、これら相互間
を空間的にも、時間的にも1200の位相差を付与した
状態に於いては、得られるキヤリア成分も夫々1200
の位相差を有した状態でとり出される為に、これらキヤ
リア成分を加算すれば夫々のキャリア成分のレベルが一
致している場合に限り暗電荷が発生していても、第4図
で示したと同様の理由からキャリア成分は相殺されるた
め、暗電荷のパラツキに伴なう画質の影響はない。
然しながら、夫々のCCDに於ける暗電荷は夫夫の素子
製造上のバラツキや温度特性等の相違から一般には一致
せず例えば第6図で示すような状態として得られる。
製造上のバラツキや温度特性等の相違から一般には一致
せず例えば第6図で示すような状態として得られる。
同図は区間Xにおける考察であつて、同図Aは暗電荷に
基づくキヤリア成分WlRが大きく、WlO及びWlB
が小さい場合を示し、この状態では加算しても零にはな
らない。正のあるレベルをもつて得られることになる。
又、ノ 同図Bのようにキヤリア成分WlRが小さく他
のキヤリア成分WlG或いはWlBが大きいと負のキヤ
リア成分が最終的に残ることになる。即ち、アンバラン
スの状態に応じてこれら3つのキヤリア成分をベクトル
合成した結果ある位相で、所定のレベルのキヤリア成分
が残るわけである。
基づくキヤリア成分WlRが大きく、WlO及びWlB
が小さい場合を示し、この状態では加算しても零にはな
らない。正のあるレベルをもつて得られることになる。
又、ノ 同図Bのようにキヤリア成分WlRが小さく他
のキヤリア成分WlG或いはWlBが大きいと負のキヤ
リア成分が最終的に残ることになる。即ち、アンバラン
スの状態に応じてこれら3つのキヤリア成分をベクトル
合成した結果ある位相で、所定のレベルのキヤリア成分
が残るわけである。
このことを第6図Dを用いてさらに詳細に説明する。第
6図のような場合、即ちキャリア成分WlBが他の成分
に比して大きい場合、まずキヤリア成ノ 分WlRとW
lOを合成した成分は、キャリア成分WlBと逆相の成
分になり、更にこれにキャリア成分WlBを加算すると
位相はWlBと等しく、かつレベルが減ることになる。
6図のような場合、即ちキャリア成分WlBが他の成分
に比して大きい場合、まずキヤリア成ノ 分WlRとW
lOを合成した成分は、キャリア成分WlBと逆相の成
分になり、更にこれにキャリア成分WlBを加算すると
位相はWlBと等しく、かつレベルが減ることになる。
又これを式で説明すると、第6図Dのようにキヤリア成
分WlBが他のキヤリア成分W,R,WlGの2倍(2
A)のときは、勿論各成分は矩形波であり上述の如き基
本波成分だけではなく高調波があるが、結局はWtがN
wtとなるだけで残る成分は240はの位相成分となる
。
分WlBが他のキヤリア成分W,R,WlGの2倍(2
A)のときは、勿論各成分は矩形波であり上述の如き基
本波成分だけではなく高調波があるが、結局はWtがN
wtとなるだけで残る成分は240はの位相成分となる
。
従つて合成出力としては240位の位相即ちWlBと同
一の位相のキャリア成分となること明らかである。従つ
て、この第6図で示すような場合に於いては、黒バラン
スがとれない為に暗電荷の不平衡成分が色差信号に混入
して色再現性、特に暗い部分での再現性が劣化する欠点
を有する。本発明はこのような欠点を考慮し、極めて簡
単な構成によつて、黒バランスの調整を行い得るように
なし、以つて、画質の劣化を改善せんとするものである
。
一の位相のキャリア成分となること明らかである。従つ
て、この第6図で示すような場合に於いては、黒バラン
スがとれない為に暗電荷の不平衡成分が色差信号に混入
して色再現性、特に暗い部分での再現性が劣化する欠点
を有する。本発明はこのような欠点を考慮し、極めて簡
単な構成によつて、黒バランスの調整を行い得るように
なし、以つて、画質の劣化を改善せんとするものである
。
第7図以下を参照して、本発明による固体撮像装置を説
明する。第7図に於いて、11は被写体を示し、この被
写体11は光学レンズ系12を介して夫々所望とするC
CDlR〜1Bに投影される。
明する。第7図に於いて、11は被写体を示し、この被
写体11は光学レンズ系12を介して夫々所望とするC
CDlR〜1Bに投影される。
これらCCDlR〜1Bの配置関係は第3図で示す如く
なされるは言うまでもない。尚、光路4上に配された1
3A,13Bはハーフミラー、14A,14Bはミラー
を示す。そして15R〜15Bは夫々R.G,.Bの各
原色光を透過するフイルタ一である。これらCCDlR
〜1Bで得た撮像出力SR〜SBは夫々サンプリングホ
ールド回路20R〜20Bに供給される。
なされるは言うまでもない。尚、光路4上に配された1
3A,13Bはハーフミラー、14A,14Bはミラー
を示す。そして15R〜15Bは夫々R.G,.Bの各
原色光を透過するフイルタ一である。これらCCDlR
〜1Bで得た撮像出力SR〜SBは夫々サンプリングホ
ールド回路20R〜20Bに供給される。
このサンプリングホールド回路20R〜20Bは夫々同
一の構成をとるので一つ例えばサンプリングホールド回
路20Rのみ説明を付し、他の回路20G及び20Bの
説明は省略する。サンプリングホールド回路20Rは図
のように信号伝送路LR上に直列に配されたサンプリン
グスイツチSWRを有する。
一の構成をとるので一つ例えばサンプリングホールド回
路20Rのみ説明を付し、他の回路20G及び20Bの
説明は省略する。サンプリングホールド回路20Rは図
のように信号伝送路LR上に直列に配されたサンプリン
グスイツチSWRを有する。
このサンプリングスイツチSWRは電子スイツチをもつ
て構成され、依つてそのオン・オフ信号即ちサンプリン
グ信号は読み出しレジスタ1Cに於いて使用したクロツ
クパルスと同じ周波数のを使用するものである。本例に
於いてはこのサンプリング周波数は4.5MHzに選定
されている。サンプリングスイツチSWRの後段には例
えば伝送路LRと並列に充放電用のコンデンサ18R及
び放電用の抵抗器19Rが夫々接続される。
て構成され、依つてそのオン・オフ信号即ちサンプリン
グ信号は読み出しレジスタ1Cに於いて使用したクロツ
クパルスと同じ周波数のを使用するものである。本例に
於いてはこのサンプリング周波数は4.5MHzに選定
されている。サンプリングスイツチSWRの後段には例
えば伝送路LRと並列に充放電用のコンデンサ18R及
び放電用の抵抗器19Rが夫々接続される。
これらホールド回路20R〜20Bの各サンプリングホ
ールド出力は夫々バツフア用の増巾器22R〜22B及
びレベル調整用の抵抗器23R〜23Bを夫々介して、
合成回路24に供給され、この合成回路24で所定比で
合成され、出力端子26には最終的な輝度信号S。が得
られる。また、図示はしないが、この輝度信号S。と例
えばR、Bと合成して色差信号R−Y,B−Yが形成さ
れ、これら色差信号を直交2相変調して搬送色信号が得
られ、これが上述の輝度信号に加算されて複合映像信号
が形成される。ところで、17はサンプリングスイツチ
SWR〜SWBを夫々制御するためのサンプリング信号
の発生器であつて、この発生器17からは第8図で示す
ように夫々120発の位相差を有するサンプリング信号
16R〜16Bが得られるものである。
ールド出力は夫々バツフア用の増巾器22R〜22B及
びレベル調整用の抵抗器23R〜23Bを夫々介して、
合成回路24に供給され、この合成回路24で所定比で
合成され、出力端子26には最終的な輝度信号S。が得
られる。また、図示はしないが、この輝度信号S。と例
えばR、Bと合成して色差信号R−Y,B−Yが形成さ
れ、これら色差信号を直交2相変調して搬送色信号が得
られ、これが上述の輝度信号に加算されて複合映像信号
が形成される。ところで、17はサンプリングスイツチ
SWR〜SWBを夫々制御するためのサンプリング信号
の発生器であつて、この発生器17からは第8図で示す
ように夫々120発の位相差を有するサンプリング信号
16R〜16Bが得られるものである。
従つて、最初のサンプリング信号16Rをもつて最初の
サンプリングホールド回路20Rに於けるサンプリング
スイツチSWRを制御するものとすれば、これに続くサ
ンプリング信号16Gはスィツチ済Kgを、そして最後
の信号16BはスイツチSWBを夫々制御するものであ
る。このように構成された撮像装置において、本発明で
は黒バランス調整回路21を設け、ここで得た黒バラン
スの調整信号SBBを上述した合成撮像出力S。
サンプリングホールド回路20Rに於けるサンプリング
スイツチSWRを制御するものとすれば、これに続くサ
ンプリング信号16Gはスィツチ済Kgを、そして最後
の信号16BはスイツチSWBを夫々制御するものであ
る。このように構成された撮像装置において、本発明で
は黒バランス調整回路21を設け、ここで得た黒バラン
スの調整信号SBBを上述した合成撮像出力S。
に重畳することにより黒バランスの調整を行うようにし
たものである。黒バランス調整回路21は第7図で示す
ように、レベル調整回路21Aと位相調整回路21Bと
位相反転回路21Cとで構成され、レベル調整回路21
Aにはサンプリング信号発生器17で得たサンプリング
信号が供給される。
たものである。黒バランス調整回路21は第7図で示す
ように、レベル調整回路21Aと位相調整回路21Bと
位相反転回路21Cとで構成され、レベル調整回路21
Aにはサンプリング信号発生器17で得たサンプリング
信号が供給される。
即ち、本発明においてはこのサンプリング信号のレベル
及び位相を夫々調整したものを黒バランスの調整信号S
BBとして使用するものである。なお、25は補正信号
SBBと合成撮像出力SOとの合成回路を示す。
及び位相を夫々調整したものを黒バランスの調整信号S
BBとして使用するものである。なお、25は補正信号
SBBと合成撮像出力SOとの合成回路を示す。
次に、このように構成された黒バランスの調整方法を説
明するも、本例では第8図Aに示すサンプリング信号1
6Rを調整信号SBBとして使用した場合について説明
しよう。
明するも、本例では第8図Aに示すサンプリング信号1
6Rを調整信号SBBとして使用した場合について説明
しよう。
まず、暗電荷に基いて得られるキャリア成分WlR−W
lBが夫々相違し、例えば第6図Aで示すようなキヤリ
ア成分WlR−WlBが各CCDlR〜1Bから得られ
たものとすれば、これらを合成することによつて、第6
図Cで示すような位相(CCDlRにおけるキヤリア成
分WlRの位相と同相)とレベルを有した合成キヤリア
成分W。
lBが夫々相違し、例えば第6図Aで示すようなキヤリ
ア成分WlR−WlBが各CCDlR〜1Bから得られ
たものとすれば、これらを合成することによつて、第6
図Cで示すような位相(CCDlRにおけるキヤリア成
分WlRの位相と同相)とレベルを有した合成キヤリア
成分W。
が得られることになるので、この設例においては調整信
号SBBの位相はキヤリア成分WlRの位相と同相であ
るから、合成キャリア成分W。の位相と一致する。従つ
て、レベル調整回路21Aを調整して合成キヤリア成分
W。
号SBBの位相はキヤリア成分WlRの位相と同相であ
るから、合成キャリア成分W。の位相と一致する。従つ
て、レベル調整回路21Aを調整して合成キヤリア成分
W。
のレベルに調整信号SBBのレベルを一致させたのち、
この調整信号SBBを位相反転回路21Cに供給して合
成キヤリア成分WOの位相とは逆相の調整信号SBBを
得、これを合成回路25に供給する。従つて、出力端子
26には暗電荷に基づくキャリア成分の除去された合成
撮像出力SOが得られるものである。
この調整信号SBBを位相反転回路21Cに供給して合
成キヤリア成分WOの位相とは逆相の調整信号SBBを
得、これを合成回路25に供給する。従つて、出力端子
26には暗電荷に基づくキャリア成分の除去された合成
撮像出力SOが得られるものである。
即ち、黒バランスが調整されたことになる。なお、実際
この黒バランスを調整するには遮光状態での撮像出力S
Oに基づく再現画像を観測しながら、画像が黒バランス
するように、即ち正しい黒となるように調整信号SBB
のレベル及び位相を調整するものである。
この黒バランスを調整するには遮光状態での撮像出力S
Oに基づく再現画像を観測しながら、画像が黒バランス
するように、即ち正しい黒となるように調整信号SBB
のレベル及び位相を調整するものである。
以上説明したように本発明に於いては複数の固体撮像体
、即ちCCDlR〜1Bから得られる各撮像出力SR−
SBを夫々サンプリングホールド回路20R〜20Bに
供給した後、これらサンプリング出力を合成して最終的
な合成撮像出力SOを得るようになすと共に、暗電荷に
基いたキヤリア成分を相殺するように調整信号SBBを
合成撮像出力SO中に重畳させたものである。
、即ちCCDlR〜1Bから得られる各撮像出力SR−
SBを夫々サンプリングホールド回路20R〜20Bに
供給した後、これらサンプリング出力を合成して最終的
な合成撮像出力SOを得るようになすと共に、暗電荷に
基いたキヤリア成分を相殺するように調整信号SBBを
合成撮像出力SO中に重畳させたものである。
従つて、極めて簡単な構成により黒バランスの調整を行
うことができるため、暗電荷の発生に基づく画像の劣化
を有効かつ確実に補正しうる特徴を有する。そして、こ
の例では調整信号SBBとしてサンプリング発生器17
で得たサンプリング信号を使用しているので、それだけ
構成の簡略化を図りうる効果を有するものである。なお
、上述した実施例では調整信号SBBとしてサンプリン
グ信号16Rを使用した例であるが、他のサンプリング
信号16G又は16Bを使用しても勿論よく、又暗電荷
に基づくキヤリア成分の大小も→1に過ぎない。
うことができるため、暗電荷の発生に基づく画像の劣化
を有効かつ確実に補正しうる特徴を有する。そして、こ
の例では調整信号SBBとしてサンプリング発生器17
で得たサンプリング信号を使用しているので、それだけ
構成の簡略化を図りうる効果を有するものである。なお
、上述した実施例では調整信号SBBとしてサンプリン
グ信号16Rを使用した例であるが、他のサンプリング
信号16G又は16Bを使用しても勿論よく、又暗電荷
に基づくキヤリア成分の大小も→1に過ぎない。
第1図は本発明の固体撮像装置に適用して好適な固体撮
像体の一例を示す構成図、第2図は撮像出力の周波数レ
スポンスを示す図、第3図は本発明に適用して好適な固
体撮像装置の一例を示す固体撮像体の配置関係図、第4
図はキヤリア成分の位相関係を示す図、第5図及び第6
図は夫々本発明の説明に供する図、第7図は本発明によ
る固体撮像装置の一例を示す系統図、第8図はその動作
説明に供する波形図である。 1は固体撮像体(CCD)、11は被写体、20R〜2
0Bはサンプリングホールド回路、SWR−SWBはサ
ンプリングスイツチ、18R〜18Bは充放電用コンデ
ンサ、19R〜19Bは放電用抵抗器、21は黒バラン
ス調整回路、22R〜22Bはバツフア一用増巾器、1
6R〜16Bはサンプリング信号、21Aはレベル調整
回路、21Bは位相調整回路、21Cは位相反転回路で
ある。
像体の一例を示す構成図、第2図は撮像出力の周波数レ
スポンスを示す図、第3図は本発明に適用して好適な固
体撮像装置の一例を示す固体撮像体の配置関係図、第4
図はキヤリア成分の位相関係を示す図、第5図及び第6
図は夫々本発明の説明に供する図、第7図は本発明によ
る固体撮像装置の一例を示す系統図、第8図はその動作
説明に供する波形図である。 1は固体撮像体(CCD)、11は被写体、20R〜2
0Bはサンプリングホールド回路、SWR−SWBはサ
ンプリングスイツチ、18R〜18Bは充放電用コンデ
ンサ、19R〜19Bは放電用抵抗器、21は黒バラン
ス調整回路、22R〜22Bはバツフア一用増巾器、1
6R〜16Bはサンプリング信号、21Aはレベル調整
回路、21Bは位相調整回路、21Cは位相反転回路で
ある。
Claims (1)
- 1 3個の固体撮像素子を被写体に対し相対的に1/3
絵素ピッチずつ空間的にずらした状態で撮像を行い、か
つ上記3個の固体撮像素子から時間的にも120°ずつ
位相のずれたタイミングで撮像出力を得るようになし、
各撮像出力を夫々サンプリングホールド回路に供給して
、各サンプリングホールド回路に互いに120°位相の
異なるサンプリングパルスを供給し、このサンプリング
パルスにより上記撮像出力をサンプリングホールドする
ようになし、これらサンプリングホールド出力を合成回
路に供給して、所定比で合成して輝度信号を得るように
すると共に、上記サンプリングホールド回路に供給され
るサンプリングパルスのうち少なくとも一つのパルスが
供給され、該パルスのレベル及び位相差の調整を行う黒
バランス調整回路を設け、この黒バランス調整回路の出
力である黒バランス調整信号を上記輝度信号に重畳して
黒バランス調整を行うようにしたことを特徴とする固体
撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50149946A JPS5918908B2 (ja) | 1975-12-16 | 1975-12-16 | コタイサツゾウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50149946A JPS5918908B2 (ja) | 1975-12-16 | 1975-12-16 | コタイサツゾウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5273616A JPS5273616A (en) | 1977-06-20 |
JPS5918908B2 true JPS5918908B2 (ja) | 1984-05-01 |
Family
ID=15486022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50149946A Expired JPS5918908B2 (ja) | 1975-12-16 | 1975-12-16 | コタイサツゾウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918908B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5997291A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-05 | Canon Inc | 撮像装置 |
-
1975
- 1975-12-16 JP JP50149946A patent/JPS5918908B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5273616A (en) | 1977-06-20 |
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