JPS5918891Y2 - 電気式荷役車両の温風装置 - Google Patents

電気式荷役車両の温風装置

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Publication number
JPS5918891Y2
JPS5918891Y2 JP2665780U JP2665780U JPS5918891Y2 JP S5918891 Y2 JPS5918891 Y2 JP S5918891Y2 JP 2665780 U JP2665780 U JP 2665780U JP 2665780 U JP2665780 U JP 2665780U JP S5918891 Y2 JPS5918891 Y2 JP S5918891Y2
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JP
Japan
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air
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ventilation
cargo handling
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Application number
JP2665780U
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JPS56127112U (ja
Inventor
哲男 新山
Original Assignee
ティー・シー・エム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気式荷役車両の温風装置に関するものである
従来の温風装置は、電気式、ガス式等のものがあるが、
いずれも強制的に温風を送り出すファンモータが設けら
れていた。
また一方では、走行用荷役ポンプ用及びパワステアリン
グポンプ用等の多くの電気モータも備えており、これら
モータと別個にファンモータを設けることは、コスト、
スペース、信頼性の点からも有効でなかった。
本考案は、上記の点に鑑み、常時回転させておけるパワ
ステアリング用モータの回転軸に送風用ファンを固定し
て送風することにより、経済性及び信頼性に優れた電気
式荷役車両の温風装置を提供しようとするものである。
以下に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
まず、第1図に示す本考案の第一実施例について説明す
ると、本例の温風装置は、車両本体1に設けられ常時作
動するパワーステアリング用モータ2と、該モータの回
転軸3に固定された送風用ファン4と、該ファンから空
気を運転室5内へ送風するための送風路6と、該送風路
に設けられた熱源7とを具え、該熱源として走行用(又
は荷役用)モータ8が利用されたものである。
なお、前記送風路6は、前記送風用ファン4と前記走行
用モータ8とを接続する第一送風バイブ6aと、前記走
行用モータ8内の通風経路6bと、該走行用モータ8に
接続された第二送風バイブロCと、該パイプと前記運転
室5内との間に設けられた送風室9とから構成されてい
る。
そして該送風室9には、前記ファン4からの空気を運転
室5内又は室外へ送るための風向切替板10が該送風室
壁に回動可能に枢着されている。
なお、11はパワステアリングポンプ、12はその両端
に接続された油圧配管である。
上記構成において、パワステアリングモータ2は常時作
動しているため、送風用ファン4は常時回転作動してお
り、ファン4からの送風は送風路6を運転室側へ流れる
そして走行用モータ8を作動させると、モータ8は発熱
するので、モータ8が熱源7となり、送風は走行用モー
タ8を冷却するようにモータ8内の通風経路6bを通り
、ここで温風に変わる。
そしてこの温風はモータ8から第二送風バイブロCを経
て送風室9に送られる。
そして風向切替板10を必要に応じて操作して、運転室
5内又は室外へ送風する。
次に第2図に示す本考案の第二実施例について説明する
と、送風路6は、第一送風バイブ6a、ヒータ室13及
び第二送風バイブロCから構成され、該ヒータ室13に
は、その前部に熱源7としての電気ヒータ14が配され
、後部に空気を運転室5内又は室外に送るための風向切
替板10が該ヒー夕室壁に回動可能に枢着されている。
なお、15はヒータスイッチであり、送風用ファン4及
びパワステアリング用モータ2の構成は上記第一実施例
と同様で゛ある。
上記構成において、送風用ファン4から送られた空気は
、第一送風バイブ6aを経てヒータ室13に入り、ヒー
タ14で熱せられて温風に変わり、第二送風バイブロC
を経て、運転室5内に送られる。
なお、温風が不必要な場合は、風向切替板10を回動し
て第二送風バイブロC側を閉塞し、温風を室外へ排出す
る。
以上の説明から明らかな通り、本考案は、車両本体に設
けられ常時作動するパワーステアリング用モータと、該
モータの回転軸に固定された送風用ファンと、該ファン
から空気を運転室内へ送風するための送風路と、該送風
路に設けられた熱源とを具え、該熱源として電気ヒータ
又は走行用、或いは荷役用モータが利用されたものであ
る。
従って、本考案によると、温風装置のファンモータとし
て常時作動しているパワステアリング用モータを利用し
ているため、従来の如く別個のファンモータを設ける場
合に比して、コストを安価にし得、ファンモータ用のス
ペースも不要となり、更に信頼性の点でも優れた温風装
置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例を示す略側面図、第2図は
本考案の第二実施例を示す略側面図である。 1:車両本体、2:パワステアリング用モータ、3:回
転軸、4:送風用ファン、5:運転室、6:送風路、7
:熱源、8:走行用モータ、14:電気ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両本体1に設けられ常時作動するパワーステアリング
    用モータ2と、該モータの回転軸3に固定された送風用
    ファン4と、該ファンがら空気を運転室5内へ送風する
    ための送風路6と、該送風路に設けられた熱源7とを具
    え、該熱源として電気ヒータ14又は走行用、或いは荷
    役用モータ8が利用されたことを特徴とする電気式荷役
    車両の温風装置。
JP2665780U 1980-02-29 1980-02-29 電気式荷役車両の温風装置 Expired JPS5918891Y2 (ja)

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JPS56127112U JPS56127112U (ja) 1981-09-28
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