JPS5918838Y2 - 電動機の安全装置 - Google Patents

電動機の安全装置

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Publication number
JPS5918838Y2
JPS5918838Y2 JP4878879U JP4878879U JPS5918838Y2 JP S5918838 Y2 JPS5918838 Y2 JP S5918838Y2 JP 4878879 U JP4878879 U JP 4878879U JP 4878879 U JP4878879 U JP 4878879U JP S5918838 Y2 JPS5918838 Y2 JP S5918838Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
coil
connector
temperature fuse
electric motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP4878879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55148321U (ja
Inventor
康人 小島
Original Assignee
三相電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三相電機株式会社 filed Critical 三相電機株式会社
Priority to JP4878879U priority Critical patent/JPS5918838Y2/ja
Publication of JPS55148321U publication Critical patent/JPS55148321U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電動機等、各種の電気機器の安全装置に関す
るものである。
電動機では、絶縁不良等によりコイル部が異常に発熱し
た場合、その発熱を感知して電源回路を自動的に開放す
るように安全装置が設けられているが、従来の安全装置
は、本体内部のコイルエンドにバイメタルを取付け、コ
イルエンド部の発熱を直接バイメタルで感知するように
していたので、バイメタル自体が比較的コスト高である
と共に、本体内のコイルエンド近傍に空間を設けなけれ
ばならず、全体的に大型化する等の問題があった。
そこでバイメタルに代えて温度ヒユーズを使用すれば、
コスト、スペース等の問題点は解消できるが、内装式で
あるために温度ヒユーズが溶断した時には、電動機全体
を交換しなければならなくなる。
・本考案は、このような従来の問題点を解消す
ることを目的として提供されたものであって、その特徴
とするところは、固定子及びそのコイルを樹脂モールド
して成る本体を備えた樹脂モールド型電動機において、
本体にコイルに達する感知孔を有するソケットを設け、
このソケットに着脱自在に接続されるコネクタにソケッ
トの感知孔に対応する位置に収納部を凹設し、この収納
部に、溶断により電源回路を開放する温度ヒユーズを、
その先端の感熱部がコネクターのソケットへの接続時に
コイルに接するように外方突出状でがっ着脱自在に収納
した点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第1
図は樹脂モールド型電動機を例示し、1は本体で、固定
子2及びそのコイル3等を樹脂モールドして戊り、この
本体1の軸心方向両端にはボール軸受4,5を支持する
ように軸受ケース6.7が取付けられている。
8は回転軸で、ボール軸受4,5により回転自在に支持
されている。
9は固定子2に対向する回転子で、回転軸8に取付けら
れている。
10はソケットで、第2図及び第3図に示す如くコイル
3の径方向外方にて本体1に一対に形成されており、こ
のソケット10には端子板11に固定された複数本の接
触ピン12が突設されると共に、コイル3に達する感知
孔13が形成されている。
14はソケット10に着脱自在に接続されたコネクター
で、第2図乃至第4図に示す如くソケット10の各接触
ピン12に対応する接触管15が設けられると共に、ソ
ケット10の感知孔13に対応する位置に収納部16が
凹入状に形成され、その収納部16に温度ヒユーズ17
が着脱自在に収納されている。
なお温度ヒユーズ17は2本の端子18を有し、収納部
16の底部に設けられた接触管19に対して挿抜自在で
ある。
温度ヒユーズ17はコネクター14をソケット10に接
続した時に、その先端の感熱部17 aがコイル3に接
するようになっている。
20.21は引出線で゛ある。温度ヒユーズ17は電気
的には第5図に示すように接続されている。
なお、22は電源、23.24はコイル、25は切換ス
イッチ、26はコンデンサである。
上記構成において、コネクター14を本体1のソケツ)
10に挿入すると、温度ヒユーズ17の感熱部17 a
がコイル3の外周面に接触する。
このような状態で使用している間に、コイル3等に異常
発熱が発生すれば、温度ヒユーズ17がその発熱を感知
して所定温度に達した時に溶断し、電源回路を開放する
ので、それ以上の発熱を防止できる。
また温度ヒユーズ17が溶断した場合は、コネクター1
4をソケット10から取外し、その溶断した温度ヒユー
ズ17を新しいものと交換すれば良い。
温度ヒユーズ17は第6図に示すように収納部16内に
摺動自在に設け、かつバネ27で突出方向に付勢するよ
うにしておけば、その感熱部17 aを確実にコイル3
に圧接させることができる。
以上実施例に詳述したように本考案では、コネクター1
4に凹設した収納部16に溶断により電源回路を開放す
る温度ヒユーズ17を設けており、感熱装置として温度
ヒユーズ17を使用しているので、コストを大幅に低減
できると共に、全体を小型化することが可能である。
また、本体1に、コイル3に達する感知孔13を有する
ソケット10を設け、前記コネクター14の収納部16
に、温度ヒユーズ17をその先端の感熱部17aがコネ
クター14のソケット10への接続時にコイル3に接す
るように収納しているので、温度ヒユーズ17によりコ
イル3の発熱を直接感知できて、安全装置の性能を著し
く向上し得るし、比較的感度の鈍い温度ヒユーズを使用
することが可能となり、一層安上りになる。
さらに、上記の如く温度ヒユーズ14をコネクター14
側に設け、しかも収納部16に温度ヒユーズ17を外方
突出状でかつ着脱自在に収納しているので、温度ヒユー
ズ17が溶断したときには、該ヒユーズ17のみを交換
することができ、しかも交換が頗る簡単であり、取扱い
上非常に便利である。
また温度ヒユーズ17はコネクター14に外方突出状に
収納されているので、該ヒユーズ17によりコネクター
14のソケット10に対する差込み方向を規制でき、差
込み方向を規制する特別の規制手段を設ける必要もなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を例示し、第1図
は全体の断面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
同分解断面図、第4図は第3図のA−A線矢視図、第5
図は電気回路図、第6図は他の実施例を示す断面図であ
る。 1・・・本体、3・・・コイルエンド、10・・・ソケ
ット、13・・・感知孔、14・・・コネクター、16
・・・収納部、17・・・温度ヒユーズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定子2及びそのコイル3を樹脂モールドして成る本体
    1を備えた樹脂モールド型電動機において、本体1に、
    コイル3に達する感知孔13を有するソケット10を設
    け、このソケット10に着脱自在に接続されるコネクタ
    ー14に、ソケット10の感知孔13に対応する位置に
    収納部16を凹設し、この収納部16に、溶断により電
    源回路を開放する温度ヒユーズ17を、その先端の感熱
    部17 aがコネクター14のソケット10への接続時
    にコイル3に接するように外方突出状でかつ着脱自在に
    収納したことを特徴とする電動機の安全装置。
JP4878879U 1979-04-11 1979-04-11 電動機の安全装置 Expired JPS5918838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4878879U JPS5918838Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 電動機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4878879U JPS5918838Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 電動機の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148321U JPS55148321U (ja) 1980-10-25
JPS5918838Y2 true JPS5918838Y2 (ja) 1984-05-31

Family

ID=28933167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4878879U Expired JPS5918838Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 電動機の安全装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165934A (ja) * 1986-01-17 1986-07-26 株式会社日立製作所 プラグイン式過負荷保護装置
JP2921752B2 (ja) * 1996-09-18 1999-07-19 ファナック株式会社 電動機の巻線温度検出素子の取付け方法および取付け具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55148321U (ja) 1980-10-25

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