JPS5918709B2 - 電子写真複写機 - Google Patents
電子写真複写機Info
- Publication number
- JPS5918709B2 JPS5918709B2 JP8369676A JP8369676A JPS5918709B2 JP S5918709 B2 JPS5918709 B2 JP S5918709B2 JP 8369676 A JP8369676 A JP 8369676A JP 8369676 A JP8369676 A JP 8369676A JP S5918709 B2 JPS5918709 B2 JP S5918709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- photosensitive paper
- developing sleeve
- toner
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、磁性トナーと非磁性トナーとからなる現像
剤を使用し、これをマグネットロールを内蔵した現像ス
リーブ上に吸着して磁気ブラシを形成し、この磁気ブラ
シを帯電、露光工程を経て感光紙上に形成された静電潜
像に接触させてこれを現像するタイプの電子写真複写機
に関する。
剤を使用し、これをマグネットロールを内蔵した現像ス
リーブ上に吸着して磁気ブラシを形成し、この磁気ブラ
シを帯電、露光工程を経て感光紙上に形成された静電潜
像に接触させてこれを現像するタイプの電子写真複写機
に関する。
このような、現像剤に磁性トナーと非磁性トナーとを混
合したものを使用する現像法は、比較的Ｊ 新しいもの
である。従来の一般的な現像法は〒成分系のものと二成
分系のものとがある。
合したものを使用する現像法は、比較的Ｊ 新しいもの
である。従来の一般的な現像法は〒成分系のものと二成
分系のものとがある。
一成分系のものは、磁性体を含まない非磁性トナーまた
は導電性を有する磁性トナーを使用するもので、構造が
簡単な利点は・ あるが、その現像のメカニズムから、
感光紙上の静電潜像の表面電位が数ボルトから２０ボル
ト位いの低電位の像、いわゆる低コントラスト原図の画
像の再現性に難点がある。低コントラスト原図の再現性
をよくするには、トナーとキャリヤーとからなる二成分
系現像法を使用するとよいが、この現像方法は、キャリ
ヤーの付着、キャリヤーの劣化による画質の低下やトナ
ー濃度の制御装置を必要とし、装置が複雑であり、コス
トアップや複写機の信頼性を低下させるなど種々の欠点
があり、特に低価格の簡易型複写機用としては不向きで
ある。
は導電性を有する磁性トナーを使用するもので、構造が
簡単な利点は・ あるが、その現像のメカニズムから、
感光紙上の静電潜像の表面電位が数ボルトから２０ボル
ト位いの低電位の像、いわゆる低コントラスト原図の画
像の再現性に難点がある。低コントラスト原図の再現性
をよくするには、トナーとキャリヤーとからなる二成分
系現像法を使用するとよいが、この現像方法は、キャリ
ヤーの付着、キャリヤーの劣化による画質の低下やトナ
ー濃度の制御装置を必要とし、装置が複雑であり、コス
トアップや複写機の信頼性を低下させるなど種々の欠点
があり、特に低価格の簡易型複写機用としては不向きで
ある。
これら従来の二つの現像方法の欠点を改良したものが、
一成分系の磁性トナーと非磁性トナーとを互いに摩擦帯
電させて、二成分系として使用する、いわゆるキャリヤ
ートナー現像法である。
一成分系の磁性トナーと非磁性トナーとを互いに摩擦帯
電させて、二成分系として使用する、いわゆるキャリヤ
ートナー現像法である。
これは、磁性トナーを二成分系現像法のキャリヤーに見
立てて、一成分系現像法では現像できない低電位の潜像
をも現像できるようにしたものである。キャリヤートナ
ー現像法では、一般原図を使用する限り、すなわち形成
される潜像電位が比較的高い場合、非磁性トナーとキャ
リヤートナー（磁性トナー）が共に潜像に吸着されるの
で両者の消費率は一定であるが、低コントラスト原図の
場合、すなわち形成される潜像電位が比較的低い場合、
キャリアートナ一はキャリヤーだけとして働き、潜像に
吸着されるのは非磁性トナーのみである。したがつて、
このような原図を続けてコピーすると、現像スリーブ上
の磁気ブラシのうち非磁性トナーだけが消費されてトナ
ー不足をきたす一方、残つたキヤリアートナ一はそのま
ま再使用されて次第に劣化し、一成分系現像法と同様、
低コントラスト画像の再現性が悪くなる。したがつて、
この発明の目的は、キヤリアートナ一現像法を使用する
電子写真複写機において、現像スリーブ上に付着する劣
化した磁性トナーを簡単な方法により除去して、常に新
しい磁気ブラシを形成し、もつて鮮明なコピー画像を得
ることにある。
立てて、一成分系現像法では現像できない低電位の潜像
をも現像できるようにしたものである。キャリヤートナ
ー現像法では、一般原図を使用する限り、すなわち形成
される潜像電位が比較的高い場合、非磁性トナーとキャ
リヤートナー（磁性トナー）が共に潜像に吸着されるの
で両者の消費率は一定であるが、低コントラスト原図の
場合、すなわち形成される潜像電位が比較的低い場合、
キャリアートナ一はキャリヤーだけとして働き、潜像に
吸着されるのは非磁性トナーのみである。したがつて、
このような原図を続けてコピーすると、現像スリーブ上
の磁気ブラシのうち非磁性トナーだけが消費されてトナ
ー不足をきたす一方、残つたキヤリアートナ一はそのま
ま再使用されて次第に劣化し、一成分系現像法と同様、
低コントラスト画像の再現性が悪くなる。したがつて、
この発明の目的は、キヤリアートナ一現像法を使用する
電子写真複写機において、現像スリーブ上に付着する劣
化した磁性トナーを簡単な方法により除去して、常に新
しい磁気ブラシを形成し、もつて鮮明なコピー画像を得
ることにある。
以下、この発明を添付した図面を参照して説明する。
図は、この発明が適用される電子写真複写機の一例を示
す概略構成図である。ハウジング１の上面には、原稿載
置台ガラス２が移動可能に設けられており、その下方に
は露光用のランプ３、ミラー４、インミラーレンズ５、
ミラー６がそれぞれ適所に配置されている。ハウジング
１内の右側から左側にかけてロール感光紙７、案内ロー
ル８，９、送りロール１０、カツタ一１１、送りロール
１２、帯電用コロナ放電器１３、送りロール１４，１５
、現像ロール１６、加熱定着ロール１７、送りロール１
８がそれぞれ適所に配置されている。ロール感光紙７は
、その表面に酸化亜鉛系の光導電層が形成されている。
す概略構成図である。ハウジング１の上面には、原稿載
置台ガラス２が移動可能に設けられており、その下方に
は露光用のランプ３、ミラー４、インミラーレンズ５、
ミラー６がそれぞれ適所に配置されている。ハウジング
１内の右側から左側にかけてロール感光紙７、案内ロー
ル８，９、送りロール１０、カツタ一１１、送りロール
１２、帯電用コロナ放電器１３、送りロール１４，１５
、現像ロール１６、加熱定着ロール１７、送りロール１
８がそれぞれ適所に配置されている。ロール感光紙７は
、その表面に酸化亜鉛系の光導電層が形成されている。
プリントスイツチが入ると、送りロール１０にその先端
を保持された感光紙が操り出され、送りロール１２から
１４を通過する間にコロナ放電器１３によりその表面を
一様に帯電させられ、送りロール１５を通過するまでに
、この感光紙の移動と同期して移動する原稿載置台２上
の原稿像が投影されて、そこに静電潜像が形成される。
感光紙上の静電潜像は次に現像ロール１６から現像剤を
与えられることにより可視化される。現像ロール１６は
回転可能な現像スリーブとこのスリーブの中に収容され
た回転不能なマグネツトロールからなり、現像スリーブ
表面にホツパ一１６ａから供給された現像剤は、スリー
ブ表面で磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシはスリー
ブの回転に伴つて下方に搬送され、感光紙上の静電潜像
と接触する。現像により得られた感光紙土のトナー像は
、次に加熱定着ロール１７により感光紙上に定着され、
送りロール１８により機外に排出される。この間、感光
紙の後端は所定の寸法にカツタ一１１により切断され、
原稿載置台２は所定の位置に戻る。このような複写機に
おいて、この発明を実施するために電気回路を一つ余計
に設ける。
を保持された感光紙が操り出され、送りロール１２から
１４を通過する間にコロナ放電器１３によりその表面を
一様に帯電させられ、送りロール１５を通過するまでに
、この感光紙の移動と同期して移動する原稿載置台２上
の原稿像が投影されて、そこに静電潜像が形成される。
感光紙上の静電潜像は次に現像ロール１６から現像剤を
与えられることにより可視化される。現像ロール１６は
回転可能な現像スリーブとこのスリーブの中に収容され
た回転不能なマグネツトロールからなり、現像スリーブ
表面にホツパ一１６ａから供給された現像剤は、スリー
ブ表面で磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシはスリー
ブの回転に伴つて下方に搬送され、感光紙上の静電潜像
と接触する。現像により得られた感光紙土のトナー像は
、次に加熱定着ロール１７により感光紙上に定着され、
送りロール１８により機外に排出される。この間、感光
紙の後端は所定の寸法にカツタ一１１により切断され、
原稿載置台２は所定の位置に戻る。このような複写機に
おいて、この発明を実施するために電気回路を一つ余計
に設ける。
この電気回路は、感光紙をコロナ放電器１３により帯電
した後、露光を行なわずに現像できるようにする。した
がつて、露光用ランプ３を任意に消灯できるようにする
だけでもよい。この回路に作動用スィツチを設け、これ
を作動させると、ロール感光紙が給紙され帯電されて、
未露光の状態で現像され定着されて排紙される。この際
、帯電された感光紙は未露光なので電荷は消散されず、
広い範囲にわたつて高い電位を保持したまま現像される
。従つて、現像スリーブ上の現像剤はそのほとんどが感
光紙側に移動し、現像スリーブ上から除去される。この
ようにして、現像スリーブ上の劣化トナーのクリーニン
グが行なわれる。図に示すようなロール感光紙を使用す
る複写機においては、クリーニングに最低限必要な感光
紙の長さＬを次のようにして求めることができる。
した後、露光を行なわずに現像できるようにする。した
がつて、露光用ランプ３を任意に消灯できるようにする
だけでもよい。この回路に作動用スィツチを設け、これ
を作動させると、ロール感光紙が給紙され帯電されて、
未露光の状態で現像され定着されて排紙される。この際
、帯電された感光紙は未露光なので電荷は消散されず、
広い範囲にわたつて高い電位を保持したまま現像される
。従つて、現像スリーブ上の現像剤はそのほとんどが感
光紙側に移動し、現像スリーブ上から除去される。この
ようにして、現像スリーブ上の劣化トナーのクリーニン
グが行なわれる。図に示すようなロール感光紙を使用す
る複写機においては、クリーニングに最低限必要な感光
紙の長さＬを次のようにして求めることができる。
Ｄ：現像スリーブ外径Ｗ：感光紙の幅
ｄ：現像剤の穂の高さ
ΔＷ：単位面積当りの現像剤の付着量
ρ．現像剤の比重
Ｗ′：現像剤の穂の幅
Ｗ＝Ｗ′とすると次のようになる。
定サイズの感光紙を使用する複写機においては、一番小
さな感光紙で十分である。
さな感光紙で十分である。
以上、この発明によれば、磁性トナーと非磁性トナーと
からなる現像剤を、マグネツトロールを内蔵した現像ス
リーブ上に吸着して磁気ブラシを形成し、この磁気ブラ
シを帯電、露光工程を経て感光紙上に形成された静電潜
像に接触させて、これを現像する電子写真複写機におい
て、電気的にクリーニング手段を用いて、上記現像スリ
ーブ上に付着する劣化した磁性トナーを上記スリーブ上
から除去するようにしたので、現像スリープ上には常に
新しい磁気ブラシが形成されて、低コントラスト原図の
再現も鮮明に行なうことができ、従来の一成分系現像法
および二成分系現像の短所を解消するとともに、これら
の長所を合わせてもつことができる。
からなる現像剤を、マグネツトロールを内蔵した現像ス
リーブ上に吸着して磁気ブラシを形成し、この磁気ブラ
シを帯電、露光工程を経て感光紙上に形成された静電潜
像に接触させて、これを現像する電子写真複写機におい
て、電気的にクリーニング手段を用いて、上記現像スリ
ーブ上に付着する劣化した磁性トナーを上記スリーブ上
から除去するようにしたので、現像スリープ上には常に
新しい磁気ブラシが形成されて、低コントラスト原図の
再現も鮮明に行なうことができ、従来の一成分系現像法
および二成分系現像の短所を解消するとともに、これら
の長所を合わせてもつことができる。
図は、この発明が適用される電子写真複写機の一汐１を
示す概略構成図である。 ７・・・・・・ロール感光紙、１３・・・・・・帯電用
コロナ放電器、３・・・・・・露光ランプ、１６・・・
・・・現像ロール、１７・・・・・・加熱定着ロール。
示す概略構成図である。 ７・・・・・・ロール感光紙、１３・・・・・・帯電用
コロナ放電器、３・・・・・・露光ランプ、１６・・・
・・・現像ロール、１７・・・・・・加熱定着ロール。
Claims (1)
- １ 磁性トナーと非磁性トナーとからなる現像剤をマグ
ネットロールを内蔵した現像スリーブ上に吸着して磁気
ブラシを形成し、この磁気ブラシを帯電、露光工程を経
て感光紙上に形成された静電潜像に接触させて、これを
現像する電子写真複写機において、上記現像スリーブ上
に付着する劣化した磁性トナーを上記スリーブ上から除
去するためのクリーニング手段を備え、上記クリーニン
グ手段が、露光工程を行なわずに帯電工程の次に現像工
程を行なうための電気的制御手段を有し、クリーニング
時に、上記現像スリーブ上に付着したトナーを上記未露
光の高い帯電電位を保持した感光紙上に吸着させて上記
現像スリーブ表面のクリーニングを行なうことを特徴と
する電子写真複写機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8369676A JPS5918709B2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 電子写真複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8369676A JPS5918709B2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 電子写真複写機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS539541A JPS539541A (en) | 1978-01-28 |
| JPS5918709B2 true JPS5918709B2 (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=13809649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8369676A Expired JPS5918709B2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 電子写真複写機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918709B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2523929Y2 (ja) * | 1987-06-24 | 1997-01-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置 |
-
1976
- 1976-07-14 JP JP8369676A patent/JPS5918709B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS539541A (en) | 1978-01-28 |
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