JPS59186668A - 物体表面を一時的に保護する方法 - Google Patents

物体表面を一時的に保護する方法

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JPS59186668A
JPS59186668A JP6001183A JP6001183A JPS59186668A JP S59186668 A JPS59186668 A JP S59186668A JP 6001183 A JP6001183 A JP 6001183A JP 6001183 A JP6001183 A JP 6001183A JP S59186668 A JPS59186668 A JP S59186668A
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JP
Japan
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water
protected
powder
protective layer
deposited
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Pending
Application number
JP6001183A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ono
大野 滋
Masayuki Ikeda
雅行 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUROINTO SANGYO KK
Freund Corp
Original Assignee
FUROINTO SANGYO KK
Freund Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 方法に関するものである。
光沢面や化粧面を有する物体の表面を保管管理寸たは輸
送等の間原状に維持するために保護したいとする要請が
ある33例えば磨いノζステンレスその他金属板、化粧
合板、プラスチック板などを巻取りあるいは積重ねる必
要がある場合に表面に損傷か生ずると商品価値を減じ極
端な場合は使用不能となることがある。かかる対策とし
て従来は紙、プラスチックフイルム捷たはグラスチソク
発泡体等を介在せしめ寸たけこれ失策たり得ない。
寸だ、造膜性高分子物質の付着力を弱めて被保護物体表
面を被層し乾燥させ所期1」的を達する方法も一部採用
されているが、処理コストが高く、さらにI]的達成後
の保護層の剥離は人手に頼らざるを得ない.したがって
その用途は高価な物体や家庭用品等の限られた範囲に止
1リ、工業的大量生産に使用することはできない。
化粧合板や磨き金属板などの場合は所謂合い紙として薄
葉紙を介在させる方法が行なわれているが、定尺物では
手作業に頼らざるを得す、また長尺物をロールで巻取る
際、給紙及びその破断、位置ずれ等の発生の様に多くの
難点が指摘されている。これらの作業は極めて非能率的
で薄様紙のコストも無視することはできず、代替対策が
切望されていた。
本発明の目的は、従来技術の欠点を解消し、廉価な材料
を使用し容易に自動化し得る工程で、物体の被保護表面
を一時的に保護する方法を提供することにある。
この目的は特許請求の範囲に記載の構成、すなわち、被
保護面に対して水溶性高分子物質水溶液を被着させ、こ
の被着水溶液面が乾燥する以前に水不溶性の有機質粉体
を破着させることによって保護層を形成し物体表面を一
時的に保護する方法によって達成される。
さらに有機質粉体として吸水性を有する物質を使用する
ことによって工程所要時間を短縮し迅速処理が達せられ
る。
本発明にかかる方法によれば、きわめて容易にかつ低コ
ストで被保護面の一時的保護が可能である。才たこの保
護被層は目的達成後水洗または払拭により容易に除去可
能であるため除去作業も自動化することができ、その上
被保護面る機会が激減する。
本発明にかかる方法では薄葉紙、プラスチックフィルム
または発泡体シートのような既製の広面積介在物を使用
しないため人手による作業を必要としない。さらに自動
化に際I−介在物の供給不足、損傷、位置ずれ等の恐れ
が皆無で凹凸面にも適用することができる。また一時的
保護被膜剤のように塗装後乾燥は不用であり作業の迅速
化が可能である。
以下本発明を実施例と対応せしめて詳述する。
本発明に用いる水溶性高分子物質としては、非電解質で
中性を示し、多量の塩類や酸、アルカリを不純物として
含有しないものであることを要する。これは電離作用や
不純物の化学作用によって被保護面に曇りゃムラを生ず
る原因となるものを除外するためである。かかる条件に
適合スる物質としては1、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキングロビルセルロース、
ヒドロキシフロビルメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルエチルセルロース、ヒドロキシグロビルスターチ、で
んぷん、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリエチ1/ングリコールなどがある。。
本発明に使用する有機質粉体としては、非電解質で中性
を示し、多量の塩類や酸・アルカリを不純物として含有
しな′V)ものか要求されることは前述の水溶性高分子
物質の場合占同様である。その他、非撥水性であること
を要し、さらに非水溶性であって吸水性であることが望
廿シフい。例えばワックス類2、メチルポリ/ロキザン
やポリスチレンなどのように撥水性の強いものは高分子
物質水溶液になじ甘ず、本発明の目的を達成することが
できない、っ壕/ζ反夕・」に高分子物質水溶液に溶解
するものは十分な保護層形成が因美ILとなる。さらに
吸水性が高いものは、被着している高分子物質水溶液上
に被着せしめられた際格別の乾燥過程を経ずに(夕めて
短時間に遊離水分を殆んど含寸ない保護層が形成される
ため、所要時間が減ぜらtl、自動化により適すること
になる。な扮、保護の目的から低分子物質の結晶は弾性
に乏しく、硬度の犬なるものが多いため上針な保護機能
の得られないものが多い。かかる条件を其侃」する有(
人質粉体としては、パルプ粉末、完全鹸化ボリヒニルア
ルコール粉末、低置換度セルロースエーテル偵の粉末、
再生繊維素繊維のステーブルファイバーや粉末、合成繊
維のステーブルファイバーや粉末、これら繊ス′31や
木綿、麻、羊毛、絹等繊糺類の屑、おが屑、脱脂綿屑、
コルク粉末、でんぷん、ヒドロキ/プ「Jピルスクーチ
などを使用することができる。
本発明にかかる方法は以下のように実施される6、すな
わち、前述の水溶性高分子物質を水に溶解して物体の被
保護面に被着させる。水溶液の濃度は所望保護層の厚さ
または保護目的等に応じて適宜選定することができる。
濃度および粘度を高めれば厚目の保護層が得られ、薄く
する場合は低くすればよい。この水溶液の被着にfd 
、その目的、用途、被保護物体の種類等に応じて、ロー
ラーまたは刷子による塗布やスプレーによる吹き利は等
の公知手段を採用することができる。また被保護物体の
形状、寸法等の条件が許せば、高分子物質水溶液に浸漬
することもできる。
このように被保護面に被着された高分子物質水溶液が乾
燥する以前に、bf」述の有機質粉体を被着させる。こ
のような被着工程としては、素材粉末を被保護面に被着
されている水溶液−」二に振りかける方法、ジェット気
流によシ吹き例ける方法、素材粉末の流動化層を形成し
ておき被保護面を接触させる方法、静電気を利用する方
法などの公知手段を採用することができる。っこの場合
も、被保護物体の材質、性状、寸法、用途等に応じて適
宜選択可能であシ、場合によってd:これらのいくつか
を組合わせることもできる。
前述の各過程によって、被保護面には高分子物質水溶液
により有機質粉末が被着せしめられ、いわゆる保護層が
形成される。この場合、有機質粉末が低置換度セルロー
スエーテル粉末のように極めて強い吸水性を有する素拐
であると、被着後接く短時間に遊離水分を吸収し、恰も
乾燥したと同じ状態となる。さらに水を吸収したセルロ
ースエーテル粉末は緩衝性を増し、保護層どして好まし
い特性を発揮する。このような効果はヒドロキングロビ
ルスターチ、でんぷん、完全鹸化ポリビニルアルコール
、パルプ、再生繊維素、脱脂綿、コルク粉末、麻などの
ように親水性および吸水性を具備する素材によっても十
分に発揮される。
なお、高分子物質水溶液の濃度や粘度は前述のように適
宜選択し得るが、予じめ被着される水溶液の粘度が高い
ほど後に被着される有機質粉末の被着量が増加し、形成
される保護層が厚くなる。また、一般に高分子物質水溶
液の濃度が高いほど粘度も高いので、高分子物質の被着
総量が犬となり、乾燥に伴なって造膜される高分子物質
自体の層も厚くなりより丈夫な保護層を得るために効果
がある。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1: 20℃における2%水溶液の粘度が50 Cpsである
ヒドロキシグロビルメチルセルロース(信越化学制;メ
)o−ズ60S■1−50)の2%水溶液をメラミン化
粧板の表面に100m1.、/n〕2の割合でゴムロー
ラーにより塗布し、直ちに微粉状の低置換度ヒドロキシ
グロビルメチルセルロース(信越化学制; LHPC)
 ト微粉状完全鹸化ポリビニルアルコール(信越化学制
;C−05)の重量比1:1の混合物を40g/m2の
割合で、篩を通し乍ら均一に撒布した。同様に処理1−
だメラミン化粧板を順次約5Qcmの高さまで積み重ね
、通常の如く貯蔵輸送等を行った後、そノ1それの一時
保護層を、布で拭いと!Illあるものはンヤワーで洗
い流してとシ除いたが、いずれもきわめて容易に除去さ
れかつ表面は完全に保護されていた。作業者は、合い紙
を介在させていた従来例よりも一系列当り1名の減員が
可能であった。
実施例2: 20℃における2%の水溶液粘度がl 5 cpsであ
るメチルセルロース(信越化学製;メトローズSiV!
−15)の5%水溶液を、80m4布の割合で磨きステ
ンレス板の表面にゴムロールで連続的に塗布し、直ちに
その上に微粉砕したバルブをジェット気流を利用して吹
き付けたところ、およそ25g/m2の割合で晴着した
。その後直にステンレス板を通常の如く巻取り、貯蔵輸
送等も通常の如く行った。
その後巻きを戻して一時保護層を部分的に布で拭い取り
、またンヤワーで洗い流して取除いたが、いずれもきわ
めて容易に除去されしかも、磨き表面は完全に保護され
ていた。従来合い紙巻取υの停止や傷発生などのトラブ
ルも皆無であった。
実施例3: 2%水溶液の20℃における粘度が8CpSであるヒド
ロキシプロピルセルロース(日本曹達製; HJ)C−
L )の5%水溶液を塗装用のスプレーガンを用いてブ
ロンズ製の彫刻に十分に吹付けだ。次いで直径55cm
の流動コーティング装置(フロイント産業膜;FL−1
5型)に粉砕したパルプとビニロンステープルファイバ
ーを重量比で2:1に混合したものを6kg仕込ミ、流
動層に前過程でヒドロキシプロピルセルロースの水溶液
を吹イマ1けられたブロンズ彫刻を吊し、流動化のだめ
の空気を底から送ってパルプとビニロンステーブルファ
イバー混合物トを流動化させた。約3分間抜流動を停止
した所彫刻は完全にパルプとビニロンステーブルファイ
バーによりカバーされていた。彫刻を取り出し、複両面
段ボール製の箱に入れて輸送漬水流により一時保穫層を
取シ除いて検査したが、傷、ムラなどは全くなく、完全
に保護されていた。
かかる実施例からも明らかなように、本発明の対象とす
る被保護物体としては各種材質、性状および形状のもの
が対象となり得る。これQらに対して原材料費、人件費
等を低減しながら迅速確実に一時的表面保護層が形成さ
れるため、産業上大量生産を助長し製品コスト低減を可
能にする有用な技術を提供するものである。
本発明の好適な実施例に即して本発明を開示したが、本
発明の範囲内において多くの変形又は変更が可能である
ことは明らかであろう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被保護面に対して水溶性高分子物質水溶液を被着
    させ、該被着水溶液面が乾燥する以前に水不溶性の有機
    質粉体を被着させることによって保護層を形成し、物体
    表面を一時的に保護する方法。、 (2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記
    有機質粉体として吸水性を有する物質が使用される方法
JP6001183A 1983-04-07 1983-04-07 物体表面を一時的に保護する方法 Pending JPS59186668A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02503881A (ja) * 1987-06-17 1990-11-15 ビオボアト・アクチエボラーグ 汚染物質除去法
US5093485A (en) * 1987-06-17 1992-03-03 Polysaccharide Industries Aktiebolag Psi Polysaccharide-based composition and its use
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WO2000065015A3 (en) * 1999-04-27 2001-02-08 Procter & Gamble Surface care compositions and methods for treating surfaces

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