JPS59185443A - デ−タ収集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えばプラントにおける多数のセンサからの情
報を収集するに好適な実用性の高いデータ収集装置に関
する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

プラントを監視する場合、上記プラントの各所ニ種々の
センサを設け、これらのセンサからの情報を収集するこ
とが行われている。しかして従来一般的にはセンサ情報
を電気信号に変換し、これを収集することが行われてい
るが、その信号伝送システムが故障したとき電気火花が
発生すると云う不具合がある。特に上記プラントが可燃
性、暴発性の物質を扱うものである場合、上記電気火花
が大事故を招来し易いと云う危険性があった。

そこで最近では、光を用いたデータ収集が検討されてい
る。然し乍ら、プラントに多数設けられるセンサ毎に、
光情報を伝送する光ファイバ等の伝送路を布設すること
は相邑大掛勺であ力、問題があった。即ち、個々の元フ
ァイバ自体が小径で取扱い易いものであると錐ども、そ
の本数が膨大となる為にシステムの構成が大掛シとなっ
た。一方、これらの不具合を解消するべく、光ローカル
・エリア・ネットワークを構成することも考えられてい
るが、各センサ端末毎に例えば電気的なネットワーク制
御部を必要とする等の問題があった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、電気火花等の問題を招くことな
しにプラント等の複数の部所からのセンサ情報を効果的
に収集することのできる簡易で実用性の高い構成のデー
タ収集システムを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は光を受動的に変調する複数のセンサを用い、波
長多重化して伝送された相互に波長の異なる光を分波器
を介してその波長別に受動的に分波して上記複数のセン
ナへそれぞれ導びき、これらのセンサによりそれぞれ変
調された光を合波器を介して受動的に合波して波長多重
化し、これをデータ収集処理装置に導びいてデータ収集
を行うようにしたものである。

〔発明の効果〕

かくして本発明によれば、分波器および合波器を複数の
センサに近付けて設けることによって、センサ情報処理
装置との間を波長多重伝送路を介して簡易に結ぶことが
可能となる。従って、伝送路を形成する光ファイバの布
設の開業化を図９得る。しかも各センサおよび分波器、
合波器はそれぞれ受動的に作用するものである為、従来
の′電気火花等の問題を招くことがない。

故に、プラントのデータ収集等に適用して実用上絶大な
る効果が奏せられる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。

第１図は実施例システムの概略構成図である。

このシステムは、センサ情報処理装置ＩＫ光７イバ２ｈ
−，２ｂからなる波長多重伝送路２を介して分波器３、
および合波器４を接続し、とれらの分波器３と合波器４
とに複数のセンサ５１＋　５２〜５ｎを光ファイバ６Ｃ
６ｘｍ６ｚ〜６ｎ）。

７（７１，７２〜ｙｎ）を介して接続して構成される。

センサ情報処理装置１は、相互に波長を異にする光をそ
れぞれ発生する光源、およびこれらの光を合波して波長
多重化し、これを前記波長多重伝送路２の光７アイバ２
ａを介して送出すると共に、光ファイバ２ｂより波長多
重化されて入力される光をその波長別に分波してそれぞ
れ検出する分波器を備えて構成される。これらの分波検
出された光によって示されるセンサ情報に従って、所定
のプラント制御・監視等が行われる。尚、上記波長の異
なる光を発生する光源は、波長制御型半導体レーデ素子
等によって実現され、合波器および分波器は１：ｎの光
カッシラ等によって実現される。

その波長別に受動的に分波されて前記各センサ波長別に
光を取出すものである。つま多、波長多重化された光は
分波器３を介して受動的に、その波長別に分波されるも
のとなっている。

一方、このように波長別に分波された各党は、センサ５
１．５．〜５ｎＫそれぞれ導ひかれる。

これらのセンサ、５１．５２〜５ｆｉ　ｉＪ、例えば第
２図および第３図に示されるように、光を受動的に変調
するものである。即ち第２図に示すセンサ５は、軸１１
１１Ｃ取付けられた半円板状の遮光板１２を備え、この
遮光板１２を光ファイバ６゜２の元カップリング部に選
択的に挿入させて元ファイバ６．７を伝達する光をオン
・オフし、所謂パルス的に変調するものである。上記軸
１１は、例えばプラントの弁機構の弁軸（図示せず）に
連設されるものである。これにょシ、光ファイ／ぐ６か
ら光ファイバ２へ光が伝達されるか否かによル、その変
調が受動的に行われるよ５になっている。また第３図に
示すセンサ５は、軸１３に連設した回転円板１４に複数
の孔１５を設け、回転円板１４の回転によって光ファイ
バ６から光ファイバ？へ伝達する光を断続するようにし
たものである。そして、上記軸１３は、例えばプラント
の各種回転軸に連設される。これによシ、上記回転円板
１４０回転による光の断続数や、断続速度等からその回
転角度や回転速度が光の変調情報として与えられるよう
になっている。尚、このセンサ５の形式については、種
々変形可能なことは云うまでもない。つまシ、光カツプ
ラ部に遮光体を進退移動させるセンナ構造であってもよ
く、或いは光のオン・オフに代えて、透過車が除去に変
化する部材を用いて、光の透過レベルを可変することで
、上記光を受動的に変調する形式のセンサであってもよ
い。要するにセンサ５は、被計測量に応じて光を受動的
に変調する如く構成される・しかして、これらの複数の
センサ５１．５２〜５ｎは、分波器３によ）分波された
波長を異にする光をそれぞれ変調することになる。そし
て、これらの変調された波長の異なる光は、合波器４に
導ひかれて合波され、波長多重化される。

′されるととＫなる。この波長多重化された光が前記光
ファイバ２ｂを介して前記センサ情報処理装置１に伝送
される。

かくして上記の如く構成された本システムによれば、複
数のセンサ５１．５．〜５ｎは、分波器３で分波された
波長別の光をそれぞれ変調することＫなる。換言すれば
、相互に波長を異にする各党は、各センサ５１．５．〜
５ｎにそれぞれ対応することになる。従って、センサ情
報処理装置ｌでは、波長多重化された光を波長別に分波
して、これらをそれぞれ検出すれば、前記各七ン９５１
　．５２〜５ｎからの情報を各別に得ることか可能とな
る。従って本システムによれば従来のように各センサ５
１．５２〜５ｎ毎に各各専用の光ファイバを用いて接続
する必要がなく、分波器３および合波器４とセンサ情報
処理装置１との間を、波長多重伝送路２を形成する２本
の光ファイバ２ａ　＃　２　ｂによって結ぶことができ
るので、そのシステム構成が大幅に簡略化される。更に
、波長多重化数がセンサ数よシも少ないとしても、波長
多重伝送路２を増やすｌおよびセンサｓ１．ｓ２〜５ｎ
がそれぞれ受動的に作用し、電気火花発生の要素を有さ
ないので、可燃性物質を扱うプラントへの使用に好適で
ある。また、多重化方式として、上述した波長多重化と
は別に、時分割多重化が考えられる。然し、この時分割
多重化の場合には、その多重化数が基本周期によって限
られる等の問題がある点を考慮すれば、上述した波長多
重化が非常に有利であると云える。このように、ネジス
テムは、実用上、絶大なる効果を奏する。

尚、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で植種変形して
実施できることは云うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例システムの概略構成図、第２
図および第３図はそれぞれ上記システムで用いられるセ
ンナの構成例を示す図である。 １・・・センサ情報処理装置、２・・・波長多重伝送路
、３・・・分波器、４・・・合波器、５１ａ　５２〜５
゜・・・センサ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１）　　被計測量に応じて光を受動的に変調する複数
   のセンサと、センサ情報処理装置から波長多重伝送路を
   介して波長多重化して伝送された相互に波長の異なる光
   をその波長別に受動的に分波して前記複数のセンサへそ
   れぞれ導ひく分波器と、前記複数のセンサがそれぞれ変
   調した波長の異なる光を受動的に合波して波長多重化し
   、この波長多重化した光を前記波長多重伝送路を介して
   前記センサ情報処理装置へ導ひく合波器とを具備したこ
   とを特徴とするデータ収集システム。 （２）複数のセンサは、被計測量に応じて変位して光の
   伝達を変化させる部材を上記光の伝送路中に介在させて
   前記光を受動的に変調する構成をそれぞれ有するもので
   ある特許請求の範囲第１項記載のデータ収集システム。