JPS59183729A - 生体用電極及びその製法 - Google Patents
生体用電極及びその製法Info
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- JPS59183729A JPS59183729A JP58058382A JP5838283A JPS59183729A JP S59183729 A JPS59183729 A JP S59183729A JP 58058382 A JP58058382 A JP 58058382A JP 5838283 A JP5838283 A JP 5838283A JP S59183729 A JPS59183729 A JP S59183729A
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- Japan
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- cellulose acetate
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はボーラログラフィを応用して生体中の成分′?
i:宿1極反応で定量するために用いる関電極(便用電
極)表tn1の改良に関する。さらに詳しくは生[水中
に関電極を挿入して生体中の成分′?i:直接連続的に
定温するために用いる金属間電極の改良に関する。
i:宿1極反応で定量するために用いる関電極(便用電
極)表tn1の改良に関する。さらに詳しくは生[水中
に関電極を挿入して生体中の成分′?i:直接連続的に
定温するために用いる金属間電極の改良に関する。
(従来技術)
従来より、金、白金、イリジウムや銀、銅等の貴金属あ
るいは蛍属製関電極を生体中に挿入して生体を介して銀
/塩化銀電極、カロメル電極等の不関電、極との111
1に微小電圧を印加して関市、極表面で醐化堰元反応を
行い、そこに生ずる酸化1買元11t、流、(例えば酸
素の場合還元電流)から生体中の成分(例えば酸素〕の
農度を求める方法が行わnている。
るいは蛍属製関電極を生体中に挿入して生体を介して銀
/塩化銀電極、カロメル電極等の不関電、極との111
1に微小電圧を印加して関市、極表面で醐化堰元反応を
行い、そこに生ずる酸化1買元11t、流、(例えば酸
素の場合還元電流)から生体中の成分(例えば酸素〕の
農度を求める方法が行わnている。
体内に関電極を挿入すると嵜1枠表面に血液成分等の何
層するHlvる血液汚れによる性能の低下が生じる。ま
たボーラログラフィはIPl電極と測電溶液との間の被
測定成分の濃度勾配による拡散電流を基本としているが
、生体は絶えず脈動等の運動を繰り返しており・従来の
金属電極ではこの脈動等の影響を強く受け、生体中に金
属r!AX極を挿入して測定する方式では正確に定量を
行うことは困難であった。これらの欠点を解消するもの
として関′也極、不閃市、極及び電解質液をチューブ中
に内蔵し、チューブの少くとも一部に測定対象物が透過
する選択透過膜を備えた削る複合電極が提案されている
。しかしこのような複合電極は一本の電極とこnらをか
こむ側1−液とを内蔵するチューブから構成されるため
電極形態が大きく、例えば太い血管のような特定の部位
にしか挿入できず、かつ生体の侵襲(生体の損傷、生体
への過度の刺激等)が大きいという欠点を有している。
層するHlvる血液汚れによる性能の低下が生じる。ま
たボーラログラフィはIPl電極と測電溶液との間の被
測定成分の濃度勾配による拡散電流を基本としているが
、生体は絶えず脈動等の運動を繰り返しており・従来の
金属電極ではこの脈動等の影響を強く受け、生体中に金
属r!AX極を挿入して測定する方式では正確に定量を
行うことは困難であった。これらの欠点を解消するもの
として関′也極、不閃市、極及び電解質液をチューブ中
に内蔵し、チューブの少くとも一部に測定対象物が透過
する選択透過膜を備えた削る複合電極が提案されている
。しかしこのような複合電極は一本の電極とこnらをか
こむ側1−液とを内蔵するチューブから構成されるため
電極形態が大きく、例えば太い血管のような特定の部位
にしか挿入できず、かつ生体の侵襲(生体の損傷、生体
への過度の刺激等)が大きいという欠点を有している。
一方上記欠点を解消する他の方法として間型極表面をポ
リヒドロキシエチルメタアクリレート、セロファン等の
親水性高分子からなる親水性、水彰潤選択透過換で被覆
し膜にとりこまnた水を介して被測定物例えば酸素を電
極表面に到達せしめる方法も提案されている。しかし水
膨測候で゛電極面を被覆すると僕の膨潤状態により測定
感度が変化するため精度を高め難いこと、乾燥するとも
ろくなり破損が起り易いこと、水蒸気滅菌を行うと安定
性が低下し、工業的な殺菌法としては水蒸気滅菌し得な
いことなどの欠点を有している。本発明者らは上記欠点
を解消した間型極′?i:提供すべく先に平均孔径2θ
A〜07μmの微細孔を有する薄い緻密層を有する最外
層とこれに連続して一体化した平均孔径θ?7!+m以
上の微細孔を有する内層とからなるセルロースアセテー
ト俟で被覆した生体電極を提案した(特願昭Art−1
’ll/3’1号等)。
リヒドロキシエチルメタアクリレート、セロファン等の
親水性高分子からなる親水性、水彰潤選択透過換で被覆
し膜にとりこまnた水を介して被測定物例えば酸素を電
極表面に到達せしめる方法も提案されている。しかし水
膨測候で゛電極面を被覆すると僕の膨潤状態により測定
感度が変化するため精度を高め難いこと、乾燥するとも
ろくなり破損が起り易いこと、水蒸気滅菌を行うと安定
性が低下し、工業的な殺菌法としては水蒸気滅菌し得な
いことなどの欠点を有している。本発明者らは上記欠点
を解消した間型極′?i:提供すべく先に平均孔径2θ
A〜07μmの微細孔を有する薄い緻密層を有する最外
層とこれに連続して一体化した平均孔径θ?7!+m以
上の微細孔を有する内層とからなるセルロースアセテー
ト俟で被覆した生体電極を提案した(特願昭Art−1
’ll/3’1号等)。
この゛電極は直径100μ前後の金属間電極表面を平均
孔径コOA〜07μmの微細孔を有する薄い緻密層を有
する最外層と平均孔径atμm以上の微細孔を有する内
層とが一体化したセルロースアセテート多孔質模で被覆
されているため、開光極表面と被測定液との間に安定し
た接触状態が作り出され、組織あるいは血液の動きに影
響さnることなく、精度がよく、電極面に於ける測定成
分消費の小さい生体電極であり、被覆膜が生体電極を覆
っているため電極の血液汚れによる性能低下が少なく、
かつ多孔質の内層に含まれた水により速かに酸素ガスの
電極面への拡散が行われるため応答性にも優れている。
孔径コOA〜07μmの微細孔を有する薄い緻密層を有
する最外層と平均孔径atμm以上の微細孔を有する内
層とが一体化したセルロースアセテート多孔質模で被覆
されているため、開光極表面と被測定液との間に安定し
た接触状態が作り出され、組織あるいは血液の動きに影
響さnることなく、精度がよく、電極面に於ける測定成
分消費の小さい生体電極であり、被覆膜が生体電極を覆
っているため電極の血液汚れによる性能低下が少なく、
かつ多孔質の内層に含まれた水により速かに酸素ガスの
電極面への拡散が行われるため応答性にも優れている。
該’a極はこのような優れた特徴を有するがセルロース
アセテートとしてアセチル化度がlIO%以下のものを
採用しており、アセチル化度かり0%以下の場合は非晶
質部分がセルロースアセテートの大部分を占めるため耐
熱性に劣り、gOC以上の熱水処理により模溝造の変化
、誤強力の低下等が著しく、閃電極の定格値(一定の被
測定物濃度に対する酸化達元電流出力値)の変動、換の
破損、損傷等が起り易いという欠点がある□ しかるに臨床応用においては滅菌は不可欠であり、その
中では残存有害物のないこと、簡便性から高圧水蒸気滅
菌が多く用いられ局方(日本薬局処方)ではl:lθC
XコO分の高圧水蒸気滅菌が規定されている。したがっ
て該電極は性能低下を我慢して上記条件で水蒸気滅菌を
行うか、EOG、ホルマリン等高圧水蒸気滅菌法に較べ
不便な滅菌法が限定されるという欠点を有する。
アセテートとしてアセチル化度がlIO%以下のものを
採用しており、アセチル化度かり0%以下の場合は非晶
質部分がセルロースアセテートの大部分を占めるため耐
熱性に劣り、gOC以上の熱水処理により模溝造の変化
、誤強力の低下等が著しく、閃電極の定格値(一定の被
測定物濃度に対する酸化達元電流出力値)の変動、換の
破損、損傷等が起り易いという欠点がある□ しかるに臨床応用においては滅菌は不可欠であり、その
中では残存有害物のないこと、簡便性から高圧水蒸気滅
菌が多く用いられ局方(日本薬局処方)ではl:lθC
XコO分の高圧水蒸気滅菌が規定されている。したがっ
て該電極は性能低下を我慢して上記条件で水蒸気滅菌を
行うか、EOG、ホルマリン等高圧水蒸気滅菌法に較べ
不便な滅菌法が限定されるという欠点を有する。
(発明の目的)
本発明は上記特願昭!;A−/り/ /、77号の改良
に関するものであり、該出願に示された電極の優れた性
能を保持しつつ、上記局方に規定される高圧水蒸気滅菌
に耐えられる電極を提供することにあり、かつ該電極の
生産性に優れた製法を提供することにある。
に関するものであり、該出願に示された電極の優れた性
能を保持しつつ、上記局方に規定される高圧水蒸気滅菌
に耐えられる電極を提供することにあり、かつ該電極の
生産性に優れた製法を提供することにある。
(発明の構成)、
即ち本発明はアセチル化度ダO%〜4(−%の角質化し
たセルロースアセテート多孔質候で金属電極の少くとも
°電極面を被覆した生体用電極にあり、また、水と相溶
性を有する溶剤を用いたアセチル化度1IONIIコ%
のセルロースアセテート溶液からなるドープを金悶甫極
の電極面に付着させ水中に浸漬して脱溶媒する工程を1
回又は複数回行なって少くとも電極表面に多孔置換を形
成させた後、該膜を乾燥角質化させることを特徴とする
生体用電極の製法にある。
たセルロースアセテート多孔質候で金属電極の少くとも
°電極面を被覆した生体用電極にあり、また、水と相溶
性を有する溶剤を用いたアセチル化度1IONIIコ%
のセルロースアセテート溶液からなるドープを金悶甫極
の電極面に付着させ水中に浸漬して脱溶媒する工程を1
回又は複数回行なって少くとも電極表面に多孔置換を形
成させた後、該膜を乾燥角質化させることを特徴とする
生体用電極の製法にある。
アセチル化度がlIO%より低いと先に述べたように高
圧水蒸気滅菌で膜構造の変化、膜強度の低下が生じ好ま
しくない。
圧水蒸気滅菌で膜構造の変化、膜強度の低下が生じ好ま
しくない。
アセチル化度がダニ%をこえるとセルロースアセテート
溶液の金属電極表面への付着性が恋く、歩留りが極端に
低下し、かつ映性能の再現性も低下する。従って工業と
しての生産性、均質性を向上させるためにアセチル化度
はll2%以下である必要がある。
溶液の金属電極表面への付着性が恋く、歩留りが極端に
低下し、かつ映性能の再現性も低下する。従って工業と
しての生産性、均質性を向上させるためにアセチル化度
はll2%以下である必要がある。
本発明でいう角質化とはアセチル化度lIO〜tI2%
のセルロースアセテート多孔質膜を電極上に形成した後
、水を多量に含んだ状態から乾燥熱処理することにより
セルロースアセテート中に存在する水酸基間の水素結合
を助成し、強固な多孔質構造とすることを意味し、これ
により高圧水蒸気滅菌性、角質化前より向上しり膜強度
が得られるものである。角質化の程度は例えば氷酢酸吸
収量等により確められ、本発明における角質化さnた換
としては氷酢酸吸収量が777%(対乾燥重量)以下で
あることが好ましく、SO%以下であることがエリ好ま
しい。就中該氷酢酸吸収量が30%以下であることがよ
り好ましい。
のセルロースアセテート多孔質膜を電極上に形成した後
、水を多量に含んだ状態から乾燥熱処理することにより
セルロースアセテート中に存在する水酸基間の水素結合
を助成し、強固な多孔質構造とすることを意味し、これ
により高圧水蒸気滅菌性、角質化前より向上しり膜強度
が得られるものである。角質化の程度は例えば氷酢酸吸
収量等により確められ、本発明における角質化さnた換
としては氷酢酸吸収量が777%(対乾燥重量)以下で
あることが好ましく、SO%以下であることがエリ好ま
しい。就中該氷酢酸吸収量が30%以下であることがよ
り好ましい。
電極面上に形成され角質化された多孔質膜としては生体
中の被測定物質を透過せしめ電極面汚れ等の原因となる
血球成分あるいは目的によっては蛋白質等をも阻止する
ものであわば用いることができるが測定対象物が血中酸
素等のガス成分である場合は平均孔径コOA〜07μm
の緻密多孔質外層とこれに連続して一体化した平均孔径
θりμm以上の空隙を有する内層からなる候が好ましく
用いられる。緻密多孔質外層の平均孔径が一〇A未満で
あると乾燥状態の電極を血管中あるいは組織中に挿入し
た場合、水俟層の形成が遅れ、安定した応答が得られる
までに時間がかかるC 一方該平均孔径が07μmより大きくなると血液中の血
球成分が孔を透過あるいは孔をふさぐため、ガス成分の
透過が悪くなる。この観点からj−OA −0,1μm
がより好ましい。さらに内層の空隙の平均孔径も電極感
度及び膜強度に影響し、ガス成分の速やかな拡散を可能
ならしめるためには平均孔径aりμm以上であることが
好ましく、僕の強力とガス成分の拡散性からSμm以下
であることが好ましい。
中の被測定物質を透過せしめ電極面汚れ等の原因となる
血球成分あるいは目的によっては蛋白質等をも阻止する
ものであわば用いることができるが測定対象物が血中酸
素等のガス成分である場合は平均孔径コOA〜07μm
の緻密多孔質外層とこれに連続して一体化した平均孔径
θりμm以上の空隙を有する内層からなる候が好ましく
用いられる。緻密多孔質外層の平均孔径が一〇A未満で
あると乾燥状態の電極を血管中あるいは組織中に挿入し
た場合、水俟層の形成が遅れ、安定した応答が得られる
までに時間がかかるC 一方該平均孔径が07μmより大きくなると血液中の血
球成分が孔を透過あるいは孔をふさぐため、ガス成分の
透過が悪くなる。この観点からj−OA −0,1μm
がより好ましい。さらに内層の空隙の平均孔径も電極感
度及び膜強度に影響し、ガス成分の速やかな拡散を可能
ならしめるためには平均孔径aりμm以上であることが
好ましく、僕の強力とガス成分の拡散性からSμm以下
であることが好ましい。
なお、本発明でいう電極面とは金属電極の絶縁被覆され
ていない部分をいい、被覆ワイヤを切断した切断面があ
ってもよく、先端部に近い側面の被覆部分をはいだ部分
でもよい。
ていない部分をいい、被覆ワイヤを切断した切断面があ
ってもよく、先端部に近い側面の被覆部分をはいだ部分
でもよい。
ますダO−ダコ%のアセチル化度のセルロースアセテー
ト溶液を調製するが、この溶液を得るためにはアセチル
化度ダONケ一%のセルロースアセテートを溶剤に溶解
してもよく、アセチル化度が41コ%以上のセルロース
アセテートを溶解して溶液とし、熟成によりアセチル化
度B+θ〜ダコ%の範囲に入るようにしてもよい。
ト溶液を調製するが、この溶液を得るためにはアセチル
化度ダONケ一%のセルロースアセテートを溶剤に溶解
してもよく、アセチル化度が41コ%以上のセルロース
アセテートを溶解して溶液とし、熟成によりアセチル化
度B+θ〜ダコ%の範囲に入るようにしてもよい。
本発明で用いる水と相溶性を有する溶剤としては水と相
溶性′?r:有し、セルロースアセテート全溶解する溶
剤であれは何でも用い得るが好ましくはギ酸、酢酸又は
トリフルオロ酢酸が好ましく用いらnる。中でもギ酸が
より好ましく用いらnる。セルロースアセテート浴液の
固形分濃度は金属電極面への付着作業性から選定される
が付層作業を常温で行う場合は2〜lθ%が好ましく、
s−g%がより好ましい。作業時溶液温度が低くなると
好ましいIIA度範囲は低濃度側にシフトする1頃同に
ある。
溶性′?r:有し、セルロースアセテート全溶解する溶
剤であれは何でも用い得るが好ましくはギ酸、酢酸又は
トリフルオロ酢酸が好ましく用いらnる。中でもギ酸が
より好ましく用いらnる。セルロースアセテート浴液の
固形分濃度は金属電極面への付着作業性から選定される
が付層作業を常温で行う場合は2〜lθ%が好ましく、
s−g%がより好ましい。作業時溶液温度が低くなると
好ましいIIA度範囲は低濃度側にシフトする1頃同に
ある。
本発明で用いる電極としては金、白金、イリジウム等の
貴金属、あるいは銀、銅等の金属のワイヤが好ましく用
いられ、該ワイヤの直径は生体への侵襲2小さくするた
めに&′i−〇〜300μm程度であり、可撓性がある
ことが好ましい。
貴金属、あるいは銀、銅等の金属のワイヤが好ましく用
いられ、該ワイヤの直径は生体への侵襲2小さくするた
めに&′i−〇〜300μm程度であり、可撓性がある
ことが好ましい。
ワイヤは電極面と計器等へつながる導線との結合部以外
は絶縁されている必要があり、例えばウレタン、ニゲキ
シ、ガラス等でワイヤ側部が被覆絶縁され、ている。
は絶縁されている必要があり、例えばウレタン、ニゲキ
シ、ガラス等でワイヤ側部が被覆絶縁され、ている。
被覆絶縁され7X:貴金属あるいは金属ワイヤの例えば
先端を切断し、それ?すぐ、あるいは必要に応じて該切
断面(電極面〕を洗浄後・セルロースアセテート溶液を
例えば浸漬等により該電極面に付着させ、水中に浸漬し
て脱溶媒する工程を1回又は複数回行って電極面にセル
ロースアセテート候を形成きせる。換の孔径のコントロ
ールは溶液濃度、再生浴(水浴)温、再生タイミング等
の条件を適宜選択することにより行うことができる。ア
セチル化度が’12%をこえると電極表面への付着、孔
径のフントロールが難しく、又・付着させても応答感度
が極端に低下する。これを乾燥、角質化することにより
本発明の生体用電極が得られる。
先端を切断し、それ?すぐ、あるいは必要に応じて該切
断面(電極面〕を洗浄後・セルロースアセテート溶液を
例えば浸漬等により該電極面に付着させ、水中に浸漬し
て脱溶媒する工程を1回又は複数回行って電極面にセル
ロースアセテート候を形成きせる。換の孔径のコントロ
ールは溶液濃度、再生浴(水浴)温、再生タイミング等
の条件を適宜選択することにより行うことができる。ア
セチル化度が’12%をこえると電極表面への付着、孔
径のフントロールが難しく、又・付着させても応答感度
が極端に低下する。これを乾燥、角質化することにより
本発明の生体用電極が得られる。
角質化は例えば熱風乾燥機中で乾燥することにより行い
得る。膜の含水率がSO%以下程度になると急速に角質
化が進む。この場合乾燥条件、時間は所望の角質化の程
度にあわせ適宜選択すればよいが、水を多量に含んだ換
を100C以上の高温で乾燥させると水が沸騰し、その
影響で膜が破壊されるあるいは漠構造が変わる懸念があ
るため10θCより低い温度で乾燥角質化を行い、含水
率が19%以下に7:cつた段階でtooC以上の温度
で熱処理すると換の破壊や変質もなく角質化された良好
な侯で破壊さn。
得る。膜の含水率がSO%以下程度になると急速に角質
化が進む。この場合乾燥条件、時間は所望の角質化の程
度にあわせ適宜選択すればよいが、水を多量に含んだ換
を100C以上の高温で乾燥させると水が沸騰し、その
影響で膜が破壊されるあるいは漠構造が変わる懸念があ
るため10θCより低い温度で乾燥角質化を行い、含水
率が19%以下に7:cつた段階でtooC以上の温度
で熱処理すると換の破壊や変質もなく角質化された良好
な侯で破壊さn。
た゛電極が得らnる。
乾燥角質化をlO〜qoCで行ない角質化後の熱処理を
7.20〜/407):でl〜S分程度行うことが好ま
しい。
7.20〜/407):でl〜S分程度行うことが好ま
しい。
上記工程で再生脱溶媒に用いる水としてはイオン交換水
を用いろことが好ましく、脱溶媒促進のためl1o−t
ocの温水を用いるのが好ましい。
を用いろことが好ましく、脱溶媒促進のためl1o−t
ocの温水を用いるのが好ましい。
得られた多孔質俟電極は必要に応じてそのま”f 又4
1セルロースアセテートの再活性が進まない条件例えば
SOC以下の水に浸頷、あるいはさらに減比脱泡吸水化
を行って高庄蒸気滅菌して冥用に供することができる。
1セルロースアセテートの再活性が進まない条件例えば
SOC以下の水に浸頷、あるいはさらに減比脱泡吸水化
を行って高庄蒸気滅菌して冥用に供することができる。
(実施例)
以下に生体内酸素分用測定用酸素電極を例にとり本発明
′fr:さらに詳細に説明する。
′fr:さらに詳細に説明する。
(効 果)
本発明により得られる生体用電極は換が高圧水蒸気滅菌
可能であり、高圧水蒸気滅菌処理しても膜強度、定格値
の変動の少ない生体用電極が得られる。
可能であり、高圧水蒸気滅菌処理しても膜強度、定格値
の変動の少ない生体用電極が得られる。
さらにアセチル化度の42%より大きいセルロースアセ
テート溶液に較べて製模工程が容易となり一生産性も向
上する。
テート溶液に較べて製模工程が容易となり一生産性も向
上する。
本発明の生体用電極は酸素電極を主体として説明したが
他の生体成分のボーラログラフイ測定にも応用でき、酸
素電極等にも応用可能である0 実施例 アセチル化度q夕0%のトリアセテートを固形分感度S
%で9g%ギ酸に溶解し均一な溶液とした。これをダO
Cで熟成し各々アセチル化度lIユ3%、ダIs%、弘
o、 g%、ダ0. /%、3qS%のセルロースアセ
テートギ酸溶液(ドープ)を得た。尚アセチル化度の測
定はアルカリケン化法によ−)た。別にポリウレタン換
で70μmの厚さで被覆した直径700μの99q%白
金線の先端を鋭利な刃物で長さ方向に直角に切断し、新
しい白金断面を露出させ他端はウレタン被栓をはがし、
接続端子とした白金線を用意しy、: 、−この白金線
の先端を上記ドープに接触させ先端に該ドープを付着さ
せた后速かにSOCのイオン父換水中に浸偵し、脱溶媒
して膨簡模を付層せしめた0 この段階に於てアセチル化度lI2.!r%のドープか
らの付着は困難をきわめ安定した付着状態を得るのに他
の何倍かの時間を要し、熟成なしのアセチル化度1It
i、o%のドープでは満足な付着状態は得られなかった
。又ダθS%のものについてはこの工程を二面くり返し
たものを作成した。
他の生体成分のボーラログラフイ測定にも応用でき、酸
素電極等にも応用可能である0 実施例 アセチル化度q夕0%のトリアセテートを固形分感度S
%で9g%ギ酸に溶解し均一な溶液とした。これをダO
Cで熟成し各々アセチル化度lIユ3%、ダIs%、弘
o、 g%、ダ0. /%、3qS%のセルロースアセ
テートギ酸溶液(ドープ)を得た。尚アセチル化度の測
定はアルカリケン化法によ−)た。別にポリウレタン換
で70μmの厚さで被覆した直径700μの99q%白
金線の先端を鋭利な刃物で長さ方向に直角に切断し、新
しい白金断面を露出させ他端はウレタン被栓をはがし、
接続端子とした白金線を用意しy、: 、−この白金線
の先端を上記ドープに接触させ先端に該ドープを付着さ
せた后速かにSOCのイオン父換水中に浸偵し、脱溶媒
して膨簡模を付層せしめた0 この段階に於てアセチル化度lI2.!r%のドープか
らの付着は困難をきわめ安定した付着状態を得るのに他
の何倍かの時間を要し、熟成なしのアセチル化度1It
i、o%のドープでは満足な付着状態は得られなかった
。又ダθS%のものについてはこの工程を二面くり返し
たものを作成した。
次に膨潤膜のついた白金線を再度各々光に接触させたの
と同じドープに接触せしめ、該膜上にさらにドープを付
滑させコクCで10秒風乾した后rocのイオン交換水
中に浸漬し白金線先端に再成換を形成した。
と同じドープに接触せしめ、該膜上にさらにドープを付
滑させコクCで10秒風乾した后rocのイオン交換水
中に浸漬し白金線先端に再成換を形成した。
これをイオン交換水でよく洗浄した后、30Cの熱風乾
燥機で含水量g%になるまで乾燥し、次いで/AOCの
乾燥キュアーをS分間行ない、角質化したアセチルセル
ローズ多孔質膜が先端にイ」第1した白金市aii1i
を得た。こわらの白金電極の先端を顕微鏡で観察した結
果逆厚は、コ回付層のもので30〜3Sμm s J回
付着のもので(ドープのアセチル化度ダ08%)lIo
〜lI3μmであった。
燥機で含水量g%になるまで乾燥し、次いで/AOCの
乾燥キュアーをS分間行ない、角質化したアセチルセル
ローズ多孔質膜が先端にイ」第1した白金市aii1i
を得た。こわらの白金電極の先端を顕微鏡で観察した結
果逆厚は、コ回付層のもので30〜3Sμm s J回
付着のもので(ドープのアセチル化度ダ08%)lIo
〜lI3μmであった。
膜の表面及び断面を電子顕微鏡で観察した結果、緻密層
の平均孔径03μ、厚さ約2〜3μであり・これに連続
一体化した内層は平均孔径3、3− ’4θμの多孔質
層であった。
の平均孔径03μ、厚さ約2〜3μであり・これに連続
一体化した内層は平均孔径3、3− ’4θμの多孔質
層であった。
これらの電極の先端をSOCのイオン交換水中で30分
処理し、先端被覆膜の空孔中に含水させた。各々の一部
は電極の他端を間型極接続端子に接続し銀/塩化銀電極
を不関電極として37υの空気と平衡した生理食塩水即
ち酸素ガス、分圧約/!0mmkgに対する出力を測定
した。
処理し、先端被覆膜の空孔中に含水させた。各々の一部
は電極の他端を間型極接続端子に接続し銀/塩化銀電極
を不関電極として37υの空気と平衡した生理食塩水即
ち酸素ガス、分圧約/!0mmkgに対する出力を測定
した。
残りの電極をイオン イオン交換水中に浸漬し1こまま
オートクレーブに入れ/、20J:で20分間高圧蒸気
滅菌した。
オートクレーブに入れ/、20J:で20分間高圧蒸気
滅菌した。
滅菌后の被覆多孔模の形状を顕微鏡下で観察した結果、
了セチル化度393%の7セチルセルローズよりなるも
のは全てII O,/%のアセチルセルローズよりなる
ものの一部のものの換は破損又は損傷していた。
了セチル化度393%の7セチルセルローズよりなるも
のは全てII O,/%のアセチルセルローズよりなる
ものの一部のものの換は破損又は損傷していた。
これらの滅菌上りの′@″L極の他極の他端を間型極依
続端子に接続し銀/塩化銀電極を不関寅1極として1.
??C空気と平衡した生理食塩水即ち酸素ガス分王約/
りo m H9に対する出力を測足した結果アセチル化
度ダaO%、+ o、 g%、ダ/S%のものでセルロ
ースアセテートを2回付増させたもの番まθ、20θ×
10 N/、lOO×/ 0−” Aでありアセチル化
度ダθS%のもので3回付Nざぜたもののそれは0.
/ !; OX /ρ−7〜θ!;AO×10”−”A
であり各々対応するアセチル化度の俟2つけて滅菌しな
かったものの値と殆んど差異がなかった。又それらの動
揺影響はいずれも70%以内であった。
続端子に接続し銀/塩化銀電極を不関寅1極として1.
??C空気と平衡した生理食塩水即ち酸素ガス分王約/
りo m H9に対する出力を測足した結果アセチル化
度ダaO%、+ o、 g%、ダ/S%のものでセルロ
ースアセテートを2回付増させたもの番まθ、20θ×
10 N/、lOO×/ 0−” Aでありアセチル化
度ダθS%のもので3回付Nざぜたもののそれは0.
/ !; OX /ρ−7〜θ!;AO×10”−”A
であり各々対応するアセチル化度の俟2つけて滅菌しな
かったものの値と殆んど差異がなかった。又それらの動
揺影響はいずれも70%以内であった。
一万ア七チル化度395%のものの出力は滅菌処理前は
0..300X10−’〜/コOX / 0−?A 。
0..300X10−’〜/コOX / 0−?A 。
動揺影響が20%以内であったものが高田水蒸気滅菌後
は出力OA;00×/θ−“〜3.左θX / 0−”
A・動揺影響がgθ〜100%となり・水か気滅し]処
理による出力の変化及び電極間のブレが非常に大きく、
動揺影響も非常に大きくなって使用に耐える゛電極の収
率が大巾に低下した。
は出力OA;00×/θ−“〜3.左θX / 0−”
A・動揺影響がgθ〜100%となり・水か気滅し]処
理による出力の変化及び電極間のブレが非常に大きく、
動揺影響も非常に大きくなって使用に耐える゛電極の収
率が大巾に低下した。
尚動揺影響は検体として生理食塩水を用い、これを攪拌
した場合の出力A、攪拌しない場合とA2から次式で算
出した。
した場合の出力A、攪拌しない場合とA2から次式で算
出した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l アセチル化度グ0〜ダ、2%の角質化したセルロー
スアセテート多孔質膜で金属電極の少くとも電極向を被
覆した生体用布枠 ユ 水と相溶性を有する溶剤にJ:るアセチル化度ダO
〜ダ2%のセルロースアセテート溶液を金属電極の少く
とも電極面を被覆するよう付着させ、水中に浸漬して脱
溶謀する工程を1回又は複数回行って少くとも電極向に
多孔質挨を形成させた後、該摸を乾燥角質化させること
を特徴とする生体用電極の製法 3、 乾燥角質化′fi:lθθCより低い温度で行い
、かつ乾燥角質化後、さらに/ 00C以上の温度で処
理することを特徴とする特許請求の範囲第二項記載の生
体用電極の製法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58058382A JPS59183729A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 生体用電極及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58058382A JPS59183729A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 生体用電極及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183729A true JPS59183729A (ja) | 1984-10-18 |
Family
ID=13082775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58058382A Pending JPS59183729A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 生体用電極及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183729A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5580792A (en) * | 1993-03-12 | 1996-12-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of removing a catalyst substance from the channel region of a TFT after crystallization |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP58058382A patent/JPS59183729A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5580792A (en) * | 1993-03-12 | 1996-12-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of removing a catalyst substance from the channel region of a TFT after crystallization |
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