JPS59183369A - ラテツクス試薬 - Google Patents

ラテツクス試薬

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JPS59183369A
JPS59183369A JP5706083A JP5706083A JPS59183369A JP S59183369 A JPS59183369 A JP S59183369A JP 5706083 A JP5706083 A JP 5706083A JP 5706083 A JP5706083 A JP 5706083A JP S59183369 A JPS59183369 A JP S59183369A
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JP
Japan
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reagent
toxin
fraction
latex
toxins
Prior art date
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Pending
Application number
JP5706083A
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English (en)
Inventor
Kazue Ueno
上野 一恵
Hideki Jinno
英毅 神野
Toshiaki Tsutsui
筒井 聡明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Priority to US06/495,487 priority patent/US4937201A/en
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Priority to DE8484103488T priority patent/DE3468278D1/de
Priority to CA000450972A priority patent/CA1216521A/en
Publication of JPS59183369A publication Critical patent/JPS59183369A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form

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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は毒素検出用ラテックス試薬に関する。
近年、治療に用いられる抗菌化学療法剤の多様化にとも
ない、その使用頻度も多く、そのために下痢をおこす症
状が多く報告されている。
その下痢症状の代表的なものが偽膜性大腸炎である。こ
の種の重症の大腸炎の発生する機序としては、ウィルス
説、アレルギー説等があった。しかし、最近、腸内細菌
の出す外毒素エンテロトキシンの研究により、化学療法
剤の投与時に、腸内細菌叢の変化により、特定の毒素産
生菌が増殖することが腸炎の主要な原因と考えられるよ
うになった。
ス たとえば、腸内常在嫌気性菌クロタトデイウムデイフイ
シル(Olostridium aifficile 
)の産生毒素であるD−/毒素(D −/ toxin
 )、D−コ毒素(D −2toxinJの研究がある
(上インダーナ/ヨナル 野ら、Biochemistry工nternatio
nal vol、 2、A6.6λ?−1,3!頁、/
981)。それによると、とのD−/毒素、D−コ毒素
は細胞透過性障害、ヒーラ(HeLa )  細胞に対
する障害性等で偽膜性腸炎の直接的原因であることがわ
かった。
一方、臨床的には偽膜性腸炎は粘液を含む水様側の下痢
症状を持続し、体力の衰弱を伴ない、時には死亡する例
もある。
す、診断を行なうには著しく時間と技術を必要とする。
本発明者らは、これらの鑑別診断をより簡便に、正確に
かつ迅速に行なうため種々検討し、先に、腸内細菌毒素
に対する抗血清より、IgGを含む免疫グロブリン分画
を得、その分画をラテックス粒子に感作してなる毒素検
出用ラテックス試薬を提案した。本発明者らは、さらに
改良された保存安定性を有する上記試薬を得るべく種々
検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、腸内細菌毒素に対する抗抑
清より、工I0を含む免疫グロブリン分画を得、これを
ラテックス粒子に感作し、ついで得られた感作ラテツク
ス粒子を蛋白溶液で処理してなることを特徴とする毒素
検出用ラテ、ツクス試薬にある。
以下、本発明の詳細な説明する。
凍ず、本発明における腸内細菌毒素としては、クロスト
リディウム デイフイシル(010日triaiumd
iffici、1θ)、クロストリディウム パーフリ
ンジエンス(01ostr1dium perfrin
gens )、ビブリオコレラ(Vibrio Cho
leras )、シゲラダ菌(E、cOll )、腸炎
ビブリオ菌等の腸管感染原因菌の産生ずる毒素が挙げら
れる。
次に、これらの腸内細菌毒素に対する抗血清を得る方法
について、嫌気性菌クロス) IJデイウム デイフイ
シルの場合を例として説明する。
まず、たとえば上記バイオケミストリー・インターナシ
ョナルに記載された上野らの方法により、D−/、D−
コ毒素を得る。
すなわち、偽膜性腸炎患者の糞便より得られり嫌気性菌
クロストリディウム デイフイシル菌株を採取し、これ
らを5%プレイン・・−トインフI−ジョン、7%プロ
テアーゼペプトン培地内で嫌気的培養し、二種類のD−
/、D−2毒素の産生な行なう。37℃でqg時間イン
キュベートした後、培養液をと、0θθ1130分間遠
心し、上清をo3sμmのメンブランフィルタ−を通し
、ろ液に57HMのメルカプトエタノールを加え、70
%の飽和硫安浴液にすることにより塩析し、毒素の濃縮
を行ない、AOA(LKB社製)クロマトグラフィーに
より精製し、純粋な一種類のD−/毒素(推定分子量t
oo、ooo)とD−コ吻素(推定分子量pz、θoo
)を得る。
もちろん、この方法において、毒素としてD−/又はD
−一のいずれか一つのみを分離精製して、次の抗血清製
造の原料とすることもできる。
次いで、これらの毒素を直接動物に免疫するか、あるい
は、たとえばホルムアルデヒド、ゲルタールアルデヒド
等で処理した弱毒化毒素を動物(ウサギ、モルモット、
ヤギ等〕に免疫を行ないD−/、D−コ竜素に特異性の
高い抗血清を得ることができる。これらの得られた抗血
清はオクチル口二−(二重拡散法)や免疫電気泳動法で
その抗体価を確認することができる。
さらに、得られた抗血清より工gG舘む免疫グロブリン
分画(以下、「工9G分画」という)を得る。抗血清よ
りこの分画を得る方法としては、たとえば硫安溶液より
の塩析法(工gGを含む分画を得る場合)、あるいは弱
酸性イオン交換樹脂による旬Gの分画法(IgGのみを
有する分画を得る場合)等が挙けられる。
ついで、得られたJG分画を緩衝液に溶解し、ラテック
ス粒子と強く攪拌することにより、ラテックス粒子上に
IIGヲ感作することができる。
上記ラテックスとしては、ボリスチレ゛ン、スチレン−
ブタジェン共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリメ
タクリル酸エステル等の有機高分子物質のラテックスが
通常用いられる。
さらに、機能性置換基を有するカルボン酸、アミン、ア
ミド型のラテックスにも化学的結合法により抗体を結合
させて目的とする感作ラテツクスを得ることができる。
本発明においては、上記のようにして得られた感作ラテ
ツクス試薬(懸濁液)の保存安定性をさらに向上ざぜ、
毒素検出の測定精度を向上させるために、上記感作ラテ
ツクス粒子を蛋白溶液で処理することを特徴とする。
蛋白としては通常、アルブミン、グロブリン、フィブリ
ノーゲン等が用いられ、水又は緩衝液等に俗解するもの
であれば特に制限されず、合成ポリペプチド類も使用す
ることができる。蛋白溶液の濃度は通常θ、oi〜、2
%、好ましくはo、i〜o、s係であり、pH5〜10
程度、好ましくは3前後である。緩衝液としては、通常
用いられるもの、たとえばリン酸、ホウ酸系が挙げられ
る。処理温度は、通常、常温である。
この蛋白溶液による処理は、たとえば次のようにして行
ガわれる。すなわち、上記感作ラテツクス懸濁液を遠心
分離して上清を除き、得られる沈殿物を上記蛋白溶液で
通常、数分間〜数時間程度攪拌下に処理する。ついで遠
心分離し、上清を除き、得られたラテックス粒子を緩衝
液に懸濁させて、目的とするラテックス試薬を得る。
次に得られたラテックス試薬を用いて糞便中のクロスト
リディウム デイフイシルにより産生される毒素を検出
する方法について説明する。
偽膜性腸炎の患者より固型及び水様便を用いNa O7
j液等で抽出し、臨床検体とする。
毒素の検定をするために、ラテックス表面上の工、9G
と抽出液中のD−/、D−コ毒素とを反応させると多価
抗体反応にょるラテ′ツクスの凝集塊の程度をスライド
ガラス上で肉眼的に観察することにより、腸炎患者中の
毒素の検出を半定量的に行うことができる。その迅速さ
と相まってクロストリディウム ディフィシルにょる偽
膜性腸炎の判定が従来の方法と比べて著しく迅速にしか
も精度よく行なうことができる。
さらに、自動化された免疫診断装置に供することにより
、さらに迅速な判定が定量的に可能である。
以下、英施例により、さらに本発明を説明する。
実施例1 上野らの方法(バイオケミストリーインターナショナ/
L’ 701. J、A6.629−63!;頁、19
ざ/)により精製したD−/、D−2劣素を0.’1%
のホルムアルデヒド溶液中で7一時間、37℃で処理し
、弱毒化する。この弱毒化した毒素を生理食塩水で約S
OOμl//7rtlの濃度に調製し、等量の70イン
ド完全アジユバント(Difico社製〕と強く混和し
、粘性を生じたところで免疫動物(ウサギ)に投与し、
初回免疫後7回、隔週ごとに追加免疫し、最後の免疫か
らコ週間後に上記ウサギより採血し抗血清を得た。抗体
価はオフテルロニー法及び免疫電気泳動法にてその確認
を行なった。
(ラテックス試薬の調製) 得られた抗血清を、3g%硫安溶液とし、沈殿する分画
(工gGを含む分画、すなわち、γ−3g係硫安塩析に
より析出するIyG分画をとり、ラテックス粒子(粒径
o、′Igμm%ダウケミカル社製品)当りg社製−7
600個相当量となるように0..2M−ホウ酸緩衝液
(pHLO)に溶解12、等量のラテックス−ホウ酸緩
衝液(pHg、0 )と室温で攪拌下に混合し、光分感
作させる。
遠心分離後、上溝を除き、得られた沈殿物を0、:1%
ウシ血清アルブミンを含有するホウ酸緩衝液を用いて、
攪拌下に常温で7S分間処理する。ついで、遠心分離後
、上清を除き、得られたラテックス粒子をホウ酸緩衝液
に懸濁して使用した。このラテックス試薬は、半年後も
安定であり、安定した測定精度が得られる。
比較例/ 実施例/におけるウシ血清アルブミン含有緩衝液による
処理を行なわずに得られたラテックス試薬は、2グ時間
経過後には、ラテックス粒子が凝集沈殿しており、測定
に供することができなくなった。
実施例コ 腸炎患者糞便に70%の生理的食塩水を加えて強く攪拌
し3.θ00 rpm、  10分間遠心し、上清をと
りo、lIsμmのミリポアフィルタ−によりろ過し、
検体溶液とする。
スライドガラス板上に/θOttl のO12係つシ血
清アルブミンー生理食塩水溶液を滴下し50μノの上記
検体をおき混和後、さらに30μノのラテックス試薬を
加えてガラス板上で混和し一〜3分後にラテックス粒子
塊の生成を肉眼的に観察した。
正常者の糞便抽出液を検体に用いた場合はラテックス粒
子は懸濁したままであり、全く粒子の凝集をみとめない
。一方、偽膜性腸炎患者よりの糞便抽出検体は明らかな
ラテックス粒子の凝集塊をみとめることができ、その凝
集の程度は毒素の濃度に対応した。
実施例3 実施例コと同一の臨床検体溶液を光学的免疫診断装置シ
ステム(’LP工A′、三菱化成工業■製)による測定
に供した。検体溶液50μノをセルにとり、さらにウシ
血清アルブミン0.1%を含むコOθμlの生理的食塩
水溶液を加え、全体をSSOμlとする。実施例/で得
られたラテックス試薬は、上記装置で自動的に50μl
(/%ラテックス溶液〕供され、更に、200μlの生
理食塩水溶液とともに反応キュベツトの中に同時に押し
出し合計SOOμlのラテックス反応液の60秒間にお
けるラテックス溶液の抗原抗体反応による濁度の変化を
9ダOnmで測光した。その変化量に応じて、既知濃度
の標準品で検量線を作成し、検体中のクロストリディウ
ム ディフイシル毒素の童を測定し、正確な毒素量を得
た。
出 願 人   上  野  −恵 ほか7名 代 理 人  弁理士 長谷用  − ほか7名 手彰にン山iF−?B、  〈ノ°フ式)%式% 2 発明の名称 ラテックス試共 3 補正をりる者 事イ!1との関係  特許出願人 1−野 −忠 (ばか1名) 4代理人 〒100 中京都千代111区丸の内二丁目5)番2月E菱化成コ
ニ梁株ヱ(会ネ]内 (ばか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (IJ  腸内細菌毒素に対する抗血清より、1gGを
    含む免疫グロブリン分画を得、これをラテックス粒子に
    感作し、ついで得られた感作ラテツクス粒子を蛋白溶液
    で処理してなることを特徴とする待素検出用ラテックス
    試薬。
JP5706083A 1982-06-10 1983-04-01 ラテツクス試薬 Pending JPS59183369A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5706083A JPS59183369A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 ラテツクス試薬
US06/495,487 US4937201A (en) 1982-06-10 1983-05-17 Latex reagent for detection of the toxin of clostridium difficile
EP19840103488 EP0121243B1 (en) 1983-04-01 1984-03-29 Latex reagent
DE8484103488T DE3468278D1 (en) 1983-04-01 1984-03-29 Latex reagent
CA000450972A CA1216521A (en) 1983-04-01 1984-03-30 Latex reagent

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ID=13044895

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CA1216521A (en) 1987-01-13
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EP0121243B1 (en) 1987-12-23
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