JPS59182905A - 羽口金物のはめ合わせ部補修方法 - Google Patents
羽口金物のはめ合わせ部補修方法Info
- Publication number
- JPS59182905A JPS59182905A JP5522083A JP5522083A JPS59182905A JP S59182905 A JPS59182905 A JP S59182905A JP 5522083 A JP5522083 A JP 5522083A JP 5522083 A JP5522083 A JP 5522083A JP S59182905 A JPS59182905 A JP S59182905A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuyere
- fitting part
- hardware
- polishing
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B7/00—Blast furnaces
- C21B7/16—Tuyéres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は羽口金物のはめ合わせ部補修方法に関し、特に
高炉炉体羽口金物の変形を溶接肉盛することなく溶射工
法によって修正し、これによって後の研摩工程の労力を
軽減することができる羽口金物のはめ合わせ部補修方法
に関するものである。
高炉炉体羽口金物の変形を溶接肉盛することなく溶射工
法によって修正し、これによって後の研摩工程の労力を
軽減することができる羽口金物のはめ合わせ部補修方法
に関するものである。
高炉本体の鉄皮は、従来改修工事の際に一式更新されて
きたが、最近になってステーブクーラー等鉄皮保護装置
の改善により、高炉の稼動末期になっても部分的にしか
損傷しないようになった。
きたが、最近になってステーブクーラー等鉄皮保護装置
の改善により、高炉の稼動末期になっても部分的にしか
損傷しないようになった。
従って改修工事の際には鉄皮の全面更新をせず、損傷部
のみの部分的更新ですむようになった。特に羽目部分の
鉄皮は、炉内レンガの損耗度合が少ないために健全な場
合が多く、充分再使用に耐えうる状態で吹止めされる。
のみの部分的更新ですむようになった。特に羽目部分の
鉄皮は、炉内レンガの損耗度合が少ないために健全な場
合が多く、充分再使用に耐えうる状態で吹止めされる。
しかし羽口鉄皮1は、第1図に示すような銅製の羽口5
のホルダー2を収容するような羽口金物3を備えた構造
を有しており、しかも羽口金物3の羽口ホルダー2との
はめ合わせ部4は、寸法精度のきわめて高いものである
にもかかわらず吹止め後には大きく変形し、本来の真円
であるものが楕円となってしまう。
のホルダー2を収容するような羽口金物3を備えた構造
を有しており、しかも羽口金物3の羽口ホルダー2との
はめ合わせ部4は、寸法精度のきわめて高いものである
にもかかわらず吹止め後には大きく変形し、本来の真円
であるものが楕円となってしまう。
従って羽口金物3の羽目ホルダー2とのはめ合わせ部4
を補修するために、羽口金物3を更新するか又は修理し
て再使用するかのいずれかの方法が採用される。
を補修するために、羽口金物3を更新するか又は修理し
て再使用するかのいずれかの方法が採用される。
まず羽口金物3の更新の場合、羽口金物3は鋳鋼部であ
るので製作費が高くつく。これに加えて第2図に示す様
に鉄皮1ごと円周方向に分割して取り付けることになる
ので、上下の鉄皮を流用する場合には据付は精度の確保
が非常に困難である。
るので製作費が高くつく。これに加えて第2図に示す様
に鉄皮1ごと円周方向に分割して取り付けることになる
ので、上下の鉄皮を流用する場合には据付は精度の確保
が非常に困難である。
一方羽口金物3を修理して再使用するにしても、羽口金
物3の楕円を真円に修正するためには、通常の方法では
溶接肉盛および研摩による寸法復原を必要とするが、溶
接肉盛は更に変形度を増大する可能性をもっているので
、次の研摩による寸法修正をより困難なものとする。
物3の楕円を真円に修正するためには、通常の方法では
溶接肉盛および研摩による寸法復原を必要とするが、溶
接肉盛は更に変形度を増大する可能性をもっているので
、次の研摩による寸法修正をより困難なものとする。
それ数本発明の目的は、羽口金物の修正作業を正確且つ
迅速に経済的に実施し、羽口鉄皮の再利用を図ることが
できる羽口金物のはめ合わせ部補修方法を提供すること
にある。
迅速に経済的に実施し、羽口鉄皮の再利用を図ることが
できる羽口金物のはめ合わせ部補修方法を提供すること
にある。
以下添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例につ
いて説明する。第3図は羽口金物のはめ合わせ部4の正
面図である。前述の通り羽口金物3のはめ合わせ部4は
真円形状aであったものが、吹止め後には楕円形状すに
変形してしまう。本発明によれば従来のように溶接肉盛
を実施せず、入熱量の極端に少ない溶射工法によって変
形を与えずに必要箇所Cにのみ肉盛を施工する。これに
よって次の研摩(研摩部d)による寸法修正は容易化さ
れる。
いて説明する。第3図は羽口金物のはめ合わせ部4の正
面図である。前述の通り羽口金物3のはめ合わせ部4は
真円形状aであったものが、吹止め後には楕円形状すに
変形してしまう。本発明によれば従来のように溶接肉盛
を実施せず、入熱量の極端に少ない溶射工法によって変
形を与えずに必要箇所Cにのみ肉盛を施工する。これに
よって次の研摩(研摩部d)による寸法修正は容易化さ
れる。
実施例
一炉代使用後の羽口金物は楕円形に変形しており、溶射
肉盛施工することにより、それ以上の変形を与えずに次
の研摩工程を最小限にくいとめることができた。
肉盛施工することにより、それ以上の変形を与えずに次
の研摩工程を最小限にくいとめることができた。
羽口金物のはめ合わせ部分は、羽目ホルダーと金属接触
によってガスシールする部分であり寸法精度が高いため
、この部分の現地研摩修正作業は困難をきわめるもので
あるので、研摩量の増加は多大な工程を要し、改修工事
全体工程を延ばしてしまう。
によってガスシールする部分であり寸法精度が高いため
、この部分の現地研摩修正作業は困難をきわめるもので
あるので、研摩量の増加は多大な工程を要し、改修工事
全体工程を延ばしてしまう。
この度の高炉改修で本発明の溶射肉盛を採用することに
より、改修工程上の問題を解決することができたので羽
口鉄皮の更新をせずにすみ、多大なコスト低減を達成で
きた。
より、改修工程上の問題を解決することができたので羽
口鉄皮の更新をせずにすみ、多大なコスト低減を達成で
きた。
更に溶射による羽口金物のはめ合わせ面の肉盛施工問題
点について詳述する。
点について詳述する。
まず溶射による肉盛部分は、溶接によるものとちがい完
全な金属層とはならないため、母材である鋳鋼製羽口金
物との境界部での剥離が問題となる。高炉火入後にこの
部分が剥離すると、炉内高温ガスの洩風が生じ大事故へ
つながるため、溶射層の剥離強さを試験によって事前に
確認した。
全な金属層とはならないため、母材である鋳鋼製羽口金
物との境界部での剥離が問題となる。高炉火入後にこの
部分が剥離すると、炉内高温ガスの洩風が生じ大事故へ
つながるため、溶射層の剥離強さを試験によって事前に
確認した。
施工はすべて現地となり、しかも水平内管の内側に溶射
する形となるため、溶射姿勢は上下横向きすべてが要求
され、溶射姿勢が剥離強さに与える影響を試験したが何
ら問題はなかった。
する形となるため、溶射姿勢は上下横向きすべてが要求
され、溶射姿勢が剥離強さに与える影響を試験したが何
ら問題はなかった。
溶射材質のちがいをみるために13Cr系と軟鋼との比
較テストを行なったが、軟鋼の方が剥離強さは強く、し
かも軟らかいので次工程の研摩がやりやすいことも考慮
し、材料として軟鋼を使用した。
較テストを行なったが、軟鋼の方が剥離強さは強く、し
かも軟らかいので次工程の研摩がやりやすいことも考慮
し、材料として軟鋼を使用した。
高炉火入操業中、羽目ホルダーの交換時等に羽口金物に
は温度変動が生じるがこの加熱冷却のくり返しにより溶
射層の剥離が生じるかどうかの確認テストを実施した。
は温度変動が生じるがこの加熱冷却のくり返しにより溶
射層の剥離が生じるかどうかの確認テストを実施した。
結果は逆に残留応力の開放による剥離強度の向上がみら
れた。また、操業中の曲げ変形時の剥離性についても確
認テストを実施したが、実際に生じる程度の曲げ角度に
対しては十分に耐えうろことが判明した。以上2点をも
って実操業の変動に溶射層は充分に耐えうろことが判っ
た。
れた。また、操業中の曲げ変形時の剥離性についても確
認テストを実施したが、実際に生じる程度の曲げ角度に
対しては十分に耐えうろことが判明した。以上2点をも
って実操業の変動に溶射層は充分に耐えうろことが判っ
た。
溶射は円周全面に実施しないため、端部は層厚が薄くな
る。この部分は次の研摩によりさらに薄くなるが、この
薄い層の研摩熱による剥離の可能性もあるので確認テス
トを実施したが、問題は生じなかったので、特にこの部
分の研摩施工に注意をはらう必要はないことが判った。
る。この部分は次の研摩によりさらに薄くなるが、この
薄い層の研摩熱による剥離の可能性もあるので確認テス
トを実施したが、問題は生じなかったので、特にこの部
分の研摩施工に注意をはらう必要はないことが判った。
第1図は、羽口金物および羽目ホルダーの概略図、
第2図は、円周方向に分割された鉄皮の図、第3図は、
羽口金物のはめ合わせ部の正面図である。 (参照番号) 1:羽口鉄皮、2:羽口ホルダー、 3:羽口金物、4:はめ合わせ部、 5:羽目 出願人 住友金属工業株式会社 代理人 弁理士 新居 正彦
羽口金物のはめ合わせ部の正面図である。 (参照番号) 1:羽口鉄皮、2:羽口ホルダー、 3:羽口金物、4:はめ合わせ部、 5:羽目 出願人 住友金属工業株式会社 代理人 弁理士 新居 正彦
Claims (1)
- 高炉炉体羽口金物の羽口ホルダーとのはめ合わせ部の必
要部分に、溶射工法により変形を与えずに肉盛を施工し
、後の研摩による寸法修正を容易なものとすることを特
徴とする、羽口金物のはめ合わせ部補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5522083A JPS59182905A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 羽口金物のはめ合わせ部補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5522083A JPS59182905A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 羽口金物のはめ合わせ部補修方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182905A true JPS59182905A (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=12992526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5522083A Pending JPS59182905A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 羽口金物のはめ合わせ部補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105537880A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-05-04 | 鞍钢建设集团有限公司 | 高炉炉壳风口法兰孔平板开孔方法 |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP5522083A patent/JPS59182905A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105537880A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-05-04 | 鞍钢建设集团有限公司 | 高炉炉壳风口法兰孔平板开孔方法 |
CN105537880B (zh) * | 2016-01-29 | 2018-02-13 | 鞍钢建设集团有限公司 | 高炉炉壳风口法兰孔平板开孔方法 |
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