JPS5918129B2 - 形鋼用連続圧延機のためのスタンド間張力制御方法 - Google Patents

形鋼用連続圧延機のためのスタンド間張力制御方法

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JPS5918129B2
JPS5918129B2 JP52102782A JP10278277A JPS5918129B2 JP S5918129 B2 JPS5918129 B2 JP S5918129B2 JP 52102782 A JP52102782 A JP 52102782A JP 10278277 A JP10278277 A JP 10278277A JP S5918129 B2 JPS5918129 B2 JP S5918129B2
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roll
rolling
horizontal
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豊彦 岡本
知明 黒川
富夫 山川
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/48Tension control; Compression control
    • B21B37/52Tension control; Compression control by drive motor control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/08Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
    • B21B1/088H- or I-sections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、H形鋼等の形鋼のための連続圧延機のスタン
ド間張力制御方法に関するものであり、更に詳細に述べ
るならば、水平ロール及び垂直ロールが同一面に位置し
て同一スタンドに組込まれているユニバーサル圧延スタ
ンドを少くとも1つ含む連続圧延機においてスタンド間
張力及び圧縮力を零乃至所望値に保持するスタンド間張
力制御方法に関するものである。
複数の圧延スタンドからなる連続圧延機において、圧延
機を圧延方向において無張力(本明細書では圧縮力を含
む意味で用語「張力」を使用し、負の張力を圧縮力とす
る)で圧延することが成品の形状品質を良好にする条件
とされている。
そのため断面が大きくてループが発生しにくい圧延材の
場合、一般につぎの圧延スタンドへの材料の噛み込みに
よる当該圧延スタンドの電流値、あるいは電流値と圧延
荷重値の組合せによる計測値変化から当該圧延スタンド
と次の圧延スタンドとの圧延材に作用する張力を間接的
に推定して、これを圧延機駆動電動機にフィードバック
させる制御方法が採用されている。
たとえば、ユニバーサル圧延機によるH形鋼の連続圧延
では、上記の如く水平ロールの圧延荷重と水平ロールを
駆動するモータ電流値などを用いてスタンド間張力を推
定して、スタンド間の張力制御を実施していた。
しかし、上記張力測定方法は、圧延材の温度変化、寸法
変動、モータの加減速の影響を受けやすく、正確に圧延
材に作用する張力を把握しにくく、そのために従来の制
御方法では、圧延材先端の噛み込み時における無張力は
ある程度保証するが、2スタンド以上で圧延中の材料の
無張力を保障することは困難であった。
最近、このような問題を解決して、スタンド間の圧延材
に作用する張力によって圧延ロールを介して圧延機のハ
ウジングに働く力を直接測定することによって正確に張
力検出できる装置が開発された。
しかしながら、このような高精度の張力検出装置を活用
して、ユニバーサル圧延機を用いた連続圧延機のための
実操業上有益なスタンド間張力制御方法は、何ら開発さ
れていなかった。
そこで、本発明は、例えば水平ロールと垂直ロールとを
同一面で同一スタンドに組込んでなるユニバーサル圧延
スタンドを少くとも1つ有する連続圧延機において、上
述した如き高精度の直接型張力検出装置によりスタンド
間張力を正確に測定して、目標値に対してより正確に実
際のスタンド間張力を制御することができるスタンド間
張力制御方法を提供せんとするものである。
以下添付図面を参照して、本発明によるスタンド間張力
制御方法を説明する。
第1図は、直接型張力検出装置を水平ロールと垂直ロー
ルとに対して設けたH形鋼圧延用ユニバーサル圧延スタ
ンドの作業側の側面図であり、第2図は、その作業側垂
直ロールの頂面図である。
図示のユニバーサル圧延機は、一対の水平ロール1,1
′および一対の垂直ロール2(作業側のみ図示)を備え
ており、垂直ロール2は無駆動となっている。
ユニバーサル圧延機では、圧延材は水平ロールと垂直ロ
ールとの両方に噛み込まれ、従って、圧延材に作用する
張力は、水平ロールと垂直ロールとの両方に作用して、
力平衡が保たれる。
更に、垂直ロールには、無張力圧延時でも、第3図に示
す如く圧延材Mから垂直ロール2に作用する力Fがロー
ル面作用点Aからロール中心Oに働くため、圧延方向R
にその分力である作用力faが働く。
そしてその圧延方向の反力が、圧延材Mを介して水平ロ
ール1にも作用力fHとして働く。
よって、水平ロールのみに張力検出装置を設置して水平
ロールに作用する圧延方向の作用力を検出しても、材料
に作用する張力を正確に算出することはできない。
そこで本発明においては、精度良い張力制御を行なうた
めに、水平ロールと垂直ロールの両方に対して張力検出
装置あるいは圧延荷重検出装置を設置して、水平ロール
および垂直ロールに作用する圧延方向の作用力を検出し
、圧延材に作用する張力を正確に算出する。
そのために、ユニバーサル圧延機の上方水平ロール1の
ロールチョックを圧延方向において域る範囲内で移動自
在にハウジング3,3′に設置し、ハウジング3,3′
を貫通する穴に検出棒7,7′を挿入し、検出棒7,7
′の先端を上方水平ロール1のロールチョック11の入
側及び出側の側面にそれぞれ当接対向させようにして、
ハウジング3゜3′の入側及び出側の側面に圧延方向作
用力検出装置(以後張力検出装置と称す)5A、5Bを
設置して、上方水平ロール1に作用する圧延方向作用力
(水平方向作用力)を測定する。
また同様にして、ユニバーサル圧延機の作業側垂直ロー
ル2のロールチョック21を圧延方向において域る範囲
内で移動自在に垂直ロール用ハウジング4,4′に設置
し、垂直ロール用ハウジング4,4′を貫通する穴に検
出棒8,8′を挿入し、検出棒8,8′の先端を垂直ロ
ール2のロールチョック21の入側及び出側の側面に当
接対向させるようにして、ハウジング4,4′の入側及
び出側の側面に張力検出装置6A、6Bを設置して、垂
直ロール2に作用する圧延方向作用力(水平方向作用力
)を測定する。
一般に、H形鋼用ユニバーサル圧延機において、水平ロ
ールの孔型は、ロール軸長の中央に位置し、水平ロール
の両端のロールチョックに作用する力は、はぼ等しく、
また、H形調圧延材料の両側に位置する垂直ロールに作
用する力も互にほぼ等しい。
従って、上述した如く、上下の水平ロールの一方、例え
ば上方水平ロールの一方のロールチョックに対して一対
の張力検出装置5A、5Bを設け、一対の垂直ロールの
一方、例えば作業側垂直ロールのロールチョックに対し
て一対の張力検出装置6A、6Bを設けて、圧延方向の
作用力を測定することにより、圧延材に作用する張力を
高精度で検出することができる。
本発明において使用する張力検出装置は、特開昭51−
1’4078号、同51−14079号、同51−51
979号、同51−51980号及び同51−5905
9号並びに米国特許出願第738061号に開示される
直接検出型張力検出装置が最も好ましい。
第4図は、そのような直接検出型張力検出装置の一例を
示す断面図である。
この張力検出装置は、上方ロールチョック11の側面に
接触するようになされた端部材42を先端に有する検出
棒41を備えている。
フランジ44を有するスリーブ部材43が、ハウジング
3の穴45に挿入されている。
このスリーブ部材43は、検出棒の軸方向移動を滑めら
かにして力の伝達に損失がないようにリニアボールベア
リング46を介して検出棒41を軸方向に滑動自在に受
入し支持している。
検出棒41の端部材42と反対側の端は、円板部材47
に固定され、その円板部材47は、例えばロードセルの
ような負荷変換器48を支持している。
円形案内孔50を有する案内板49がハウジング3の側
面に取付けられ、その円形案内孔50内に円板47が滑
動自在に受入され案内されている。
案内板49には、円筒形ハウジング51が固定され、そ
の円筒形ハウジング51の中に、軸受53及び54を介
して回転部材52が置かれている。
円筒形ハウジング51の外側端には、環状保持部材55
が固定され、回転部材52と軸受53及び54を軸方向
に移動しないように保持している。
回転部材52の外側端部には外側歯車52aが形成され
、その外側歯車52aは、ピニオン56と噛合している
そのピニオン56は、電気モータ(不図示)のような適
当な動力源によって駆動される軸57に固定されている
回転部材52の中に、液圧作動シリンダ58が軸方向に
可動でしかし回転不能に置かれている。
そのシリンダ58の開放端を閉じるように端板部材59
が設けられている。
更に、シリンダ58にピストン60が滑動自在に置かれ
ている。
ピストン60のピストン棒61は、端板部材59を貫通
して負荷変換器48へ向って延びている。
ピストン棒61と反対側のシリンダ58の室58aの中
へ定圧加圧流体を供給するために導管62が設けられて
いる。
ピストン60と端板部材59との間にバネ63が置かれ
、ピストン60に対し引込の位置へ即ち第4図において
左側へ向っての偏倚力を作用している。
回転部材52の内面には、雌ネジが切られ、シリンダ5
8の外面に形成された雄ネジと螺合し、ピニオン56に
よって回転部材52が回転される時シリンダ58を軸方
向に移動するようになされている。
ピストン棒61の外側端に設けられた端フランジ61a
は、負荷変換器48と係合するようになされている。
この端フランジ61aは、ナツト65によって円板部材
47に取付けられた複数のL型締宇部材64によって、
負荷変換器48と接触するように保持されている。
このような張力検出装置において、シリンダ58のシリ
ンダ室58aから加圧流体が解放されると、ピストン6
0はバネ63の作用によって引き位置に戻される。
それによって、締定部材64及び円板部材47を介して
負荷変換器48も引き戻される。
更に、回転部材52を回転することによって、シリンダ
58及びそれに結合されている検出棒41を全体的に左
へ変位させることができる0 動作させる場合は、加圧流体をシリンダ室58aへ供給
して、バネ63の作用に抗してピストン60を突出位置
まで移動させ、その位置においてピストン60をシリン
ダ58に対して液圧的に固定する。
次いで、端部材42がロールチョック11に接触するま
でピニオン56をモータ駆動することにより、回転部材
52を回転させてシリンダ58を軸方向に左へ移動させ
る。
そのように設置することにより、ロールチョック11に
作用する力を負荷変換器48に伝達し、その出力を出カ
ケープル48aを介して取り出すことができる。
第5図は、第4図に示すような張力検出装置を第1図及
び第2図に示す如く設けた3段のH形鋼用ユニバーサル
圧延機列を概略的に示したものであり、圧延材31は、
第1ユニバーサル圧延機即ち第1スタンド32、第2ユ
ニバーサル圧延機即ち第2スタンド33及び第3ユニバ
ーサル圧延機即ち第3スタンド34の順に送られ圧延さ
れる。
第5図に示す実施例の場合、第1スタンド32と、第2
スタンド33との間の圧延材に作用する張力を検出する
ために、第1スタンド32の上方水平ロール1と作業側
垂直ロール2との入側及び出側にそれぞれ張力検出装置
51A、51B、61A及び61Bが設けられている。
同様に、第2スタンド33と第3スタンド34との間の
張力を検出するために、第2スタンド33の上方水平ロ
ールと作業側垂直ロールの入側及び出側にそれぞれ張力
検出装置52A、52B、62A及び62Bが設けられ
ている。
しかし、第3スタンド34には、張力検出装置は設けら
れていない。
そして、各ロールの入側及び出側の張力検出装置の出力
の差が、その圧延ロールに作用する水平方向力を表わし
ている。
ここで、張力検出装置51A、51B、61A。
61B、52A、52B、62A及び62Bの出力をそ
れぞれFHAt t FHBt s FVAI t F
’VBI l”HA2t FHB2t FVA2t F
VB2として、張力の算出原理を説明する。
圧延材31が第1スタンド32のみに噛み込まれている
時の第1スタンド上方水平ロールの張力検出装置51A
及び51Bの出力の差FHOI Fr−to 1 = FHB t FHA t
・・”・・(1)は、無張力時に圧延材から
水平ロールに作用する水平力を表わしている。
同様に、圧延材31が第1スタンド32のみに噛み込ま
れている時の第1スタンド垂直ロールの張力検出装置6
1A及び61Bの出力の差FVo。
FVOt=FVB1 FVA、 ・・・・
・・(2)は、無張力時に圧延板から垂直ロールに作用
する水平力を表わしている。
次いで、圧延材31が第2スタンド33にも噛込まれ、
第1スタンド・第2スタンド間の圧延板に張力f1が作
用するとする。
従って、この時の第1スタンド32の水平ロールの張力
検出装置51A及び51Bの出力の差Ht FHt=FHBt FHA+ ・・
・・・・(3)は、無張力時の水平方向力と張力との合
力による水平ロールに対する作用力を表わしており、同
様に、垂直ロールの張力検出装置61A及び61Bの出
力の差11”vt FV1=FVBI FVAI ・・
・・・・(4)は、無張力時の水平方向力と張力との合
力による垂直ロールに対する作用力を表している。
従って、スタンド間張力のみによる水平ロールに作用す
る水平方向作用力成分子H1は、次のように表わされる
0 fHt=FHt FHOt
”””(5)同様に、スタンド間張力のみ、による垂直
ロールに作用する水平方向作用力成分子Vtは、次のよ
うに表わされる。
f v 1= Fv t −Fvo t
・・・・−・<6)それ故、第1スタンド・第2
スタンド間圧延材に作用する張力f1は、次の式によっ
て表わされるO f、=α、(fH1+f■1) ・・・
・・・(7)ここで、α、は、比例係数であり、実験的
域いは理論的に求めることができる。
第6図は、圧延途中(こ圧延機を止めて実際に圧延材を
引張った時の圧延材にかかる力と張力検出装置の出力か
ら求めた( fHt+fvt)との関係を示した図であ
る。
従って、第6図の勾配が(7)式の係数α1とすること
ができる。
以上のようにして、第1・第2スタンド間圧延材に作用
する張力f1を求めることができる。
このように水平ロールおよび垂直ロールに設置した張力
検出装置により圧延材に作用する張力f1を求めて、目
標スタンド間張力、例えば零張力を達成するための速度
修正量を計算して、第1ス)ンドあるいは第2スタンド
のロール回転数を変えれば、第1・第2スタンド間の無
張力圧延(あるいは設定張力圧延)が可能となる。
以上のようにして第1・第2スタンド間張力が零値に保
持された後で第3スタンドに圧延材が噛み込まれる前の
第2スタンドの張力検出装置52A、52B、62A、
62Bの入側出側出力差PH02(=FRB2 FH
A2)及びはFVO2(−FVB2 FVA2)は、
第2・第3スタノド間の圧延材が無張力の時の水平方向
力をそれぞれ表わしている。
次に、圧延材31が第3スタンド34に噛み込まれて第
2・第3スタンド間の圧延材にスタンド間張力f2が作
用すると、第2スタンド33における水平ロールの張力
検出装置52A、52Bの出力の差FH2 FH2=FHB2 FHA2 ・・・
・・・(8)及び、垂直ロールの張力検出装置62A、
62Bの出力差FV2 FV2=FVB2 FVA2 ・・
・・・・(9)から、張力成分のみによる水平ロールお
よび垂直ロールに作用する水平方向成分子H2t fV
2を次のように求めることができる。
fH2=FH2FHO2−・・・・・<10)fV2=
FV2 FVO2”41) よって、第2・第3スタンド間の圧延材に作用する張力
f2は次のように表わすことができる。
f2=α2 (fH2+fy2) ・・・
・・側但し、α2は、(7)式の場合と同様に理論計算
あるいは実験により求まる比例係数である。
以上のように(12)式より第2スタンド33と第3ス
タンド34との間に作用する張力f2を求めることがで
きる。
この張力f2により速度修正量を計算して第2スタンド
あるいは第3スタンドのロール回転数を変えてやれば第
2・第3スタンド間の無張力圧延あるいは設定張力圧延
が達成できる。
第7図は、第5図に示した3段のH形鋼用ユニバーサル
圧延機列の第1スタンド・第2スタンド間張力を制御す
るために本発明を実施する制御装置のブロックダイヤグ
ラムである。
第7図の実施例は、第1スタンドのロール回転数を制御
することによって第1・第2スタンド間張力を零にする
ようになされている。
第1スタンド32の水平ロールに対して設けられている
張力検出装置51A及び51Bからの出力は、減算器7
1に供給され、垂直ロールに対して設けられている張力
検出装置61A及び61Bからの出力は、減算器72に
供給される。
減算器71及び72の出力は、加算器73へ供給される
従って、加算器73の出力F、は、次の式で表わされる
Fp=FHBt FHAt+FVBt FVAt・
・・・・・α3)(1)式及び(2)式を代入すれば、 Fp=FHOt+FVOt (第1スタンドのみ噛込み時) 又(3)式及び(4)式を代入すれば、 F、=FH1+FV0、 (第2スタンド噛込み時) 一方、前述の(7)式は、次のように展開することがで
きる。
f1=α1 (fHl +fvt ) =α、 (FHI FHO1+FVI FVOI
)=α1((FHI+FVI)(FHOI±Fvot
))・・・・・・ 04) それ故、第1スタンドのみ噛み込み時と第2スタンド噛
み込み時の加算器73の出力F の差を求めることによ
り、張力f、を導くことができる。
そのために、加算器73の出力は、記憶演算装置74に
供給され、その出力は、速度変更量演算装置75へ供給
され、そしてその出力は、水平ロール駆動直流モータ7
6の速度制御装置77へ供給される。
記憶演算装置74には、噛み込み信号発生装置78が付
属している。
記憶演算装置74に入力される加算器73の出力は、減
算器79の一方の入力に直接接続され、他方、タイマT
M及びスイッチ80を介して積分器81へ供給される。
積分器81の出力は、演算器82を介して減算器79の
他方の入力に接続され、その減算器79の出力は、スイ
ッチ83を介して、速度変更量演算装置75へ入力され
る。
タイマTMは、噛み込み信号発生装置78からの第1ス
タンド噛み込み信号で作動し、加算器73の出力をその
まま出力する。
スイッチ80は、噛み込み信号発生装置78からの第2
スタンド噛み込み信号によって開放されるようになされ
ている。
従って、積分器81は、第1スタンド噛み込み時から第
2スタンド噛み込み時までの間、加算器73の出力を積
分する。
タイマTMは、更に、夕・ゴマ作動時からの経過時間を
割算器82に出力する。
従って、割算器82は、積分器81からの積分値を積分
開始時からの経過時間で割って出力する。
更に、この割算器82は、その出力を保持するようにな
されている。
スイッチ83は、噛み込み信号発生装置78からの第2
スタンド噛み込み信号によって閉成するようになされて
いる。
それ故、第1スタンド噛み込み時から第2スタンド噛み
込み時までの加算器73の出力の平均値が割算器82に
よって与えられ、第2スタンド噛み込み時以降は、減算
器79によって加算器73からの出力がその平均値で減
算されて、スイッチ83を介して張力信号f1として出
力される。
速度変更量演算装置75は、比例部84と積分部85と
から構成され、次の式で表わされる演算により速度変更
量ΔN、を求め速度制御装置77へ出力する。
ΔN =K (1+KH,/”dt)x f、
・・・・・・(l■p 但し、Kp:比例ゲイン に工:積分ゲイン 第7図に示す制御装置は次のように動作する。
圧延材が第1スタンドに噛み込まれると、噛み込み信号
発生装置からの第1スタンド噛み込み信号によってタイ
マTMが作動される。
この時、スイッチ80は閉状態にあり、スイッチ83は
開状態にある。
従って、速度変更量演算装置75へは信号は供給されず
、設定速度で第1スタンドは駆動され続ける。
この状態において、水平ロールに対して設けられている
張力検出装置51A及び51Bの出力は、減算器71で
互の差が求められ、水平ロールに対する水平力信号FH
として加算器73へ供給される。
他方、垂直ロールに対して設けられている張力検出装置
61A及び61Bの出力は、減算器72によって差が演
算され、垂直ロールに対する水平力信号FVとして加算
器73へ供給される。
加算器73からの出力F は、タイマTM。スイッチ8
0を介して、積分器81へ供給される。
それによって、積分器81は、噛み込み信号発生装置7
8からの第2スタンド噛み込み信号によってスイッチ8
0が開放されるまで、加算器73からの出力F を積算
し、割算器82へ出力する。
その割算器82は、積分器81からの出力を、り、イマ
TMから送られるタイマ作動時即ち積分開始時からの経
過時間を表わす信号によって割り、圧延材が第1スタン
ドのみに噛み込まれている時、従って無張力時の水平方
向力の平均値を表わす信号を出力する。
このようにして、無張力時の水平方向力の平均値を求め
る演算動作は、第2スタンド噛み込み信号によってスイ
ッチ80が開放され、スイッチ83が開放されるまで続
く。
その時、割算器82は、その出力値を保持即ち記憶し、
そのあと、その記憶した出力を減算器79へ供給し続け
る。
それによって、第2スタンド噛み込み後は、加算器73
からの水平力信号FVが、減算器79において、無張力
時水平方向力平均値信号で減算され、張力信号f1とし
てスイッチ83を介して速度変更量演算装置75へ送ら
れる。
その速度変更量演算装置75は、前述の00式により速
度変更量ΔN1を演算し、速度制御装置77へ出力する
そして、速度制御装置77は、その速度変更量信号ΔN
1に基づいて、直流モータ76の回転速度を変更して、
第1スタンドのロール回転数を修正して、第1・第2ス
タンド間の無張力制御を達成する0 第5図の第2・第3スタンド間の張力制御は、第7図に
示した如き制御系を第2スタンドに設け、第1・第2ス
タンド間に無張力が達成され、圧延材が第2スタンドの
みに噛み込まれている時の水平方向力の平均を求めるこ
と以外、全く同様動作により実施される。
以上の制御をフローチャートで表わすと、第8図の如く
なる。
上述の実施例においては、上流側のロール回転数を制御
したが、下流側のロール回転数を制御するようにしても
よいことは、当業者には明らかであろう。
以上のように、本発明によれば、H形鋼等の形鋼を圧延
するユニバーサル圧延機列において、水平ロールと垂直
ロールに作用する圧延方向の作用力を直接検出し、その
検出信号からスタンド間張力を演出し、スタンド間張力
を目標値、例えば零値に保持するようにロール回転数を
修正することにより、スタンド間張力制御を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するために、直接型張力検出装
置を水平ロールと垂直ロールさに対して設ケたユニバー
サル圧延スタンドの作業側の側面図、第2図は、第1図
のユニバーサル圧延スタンドの作業側垂直ロール部分の
頂面図、第3図は、H形鋼用圧延材に対する垂直ロール
の作用を図解する概略図、第4図は、直接型張力検出装
置の構成を示す断面図、第5図は、3段式ユニバーサル
圧延機列の直接型張力検出装置を設けた水平ロールと垂
直ロールの概略図、第6図は、張力検出装置の出力とス
タンド間圧延材の実際の張力との関係を示すグラフ、第
7図は、本発明を実施するスタンド間張力制御装置のブ
ロックダイヤグラム、そして、第8図は、本発明による
スタンド間張力制御のフローチャートである。 1.1′・・・・・・水平ロール、2 、2’−・・・
・・垂直ロール、3 、3’・・・・・・圧延スタンド
ハウジング、4 、4’・・・・・・垂直ロール用ハウ
ジング、5A、5B、6A。 6B、51A、51B、52A、52B、61A。 61B、62A、62B・・・・・・直接型張力検出装
置、7.7’、8.8’、41・・・・・・検出棒、1
1,11’−・・・・・水平ロールチョック、21・・
・・・・垂直ロールチョック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも1つのユニバーサル圧延スタンドを含む形
    鋼用連続圧延機において、当該ユニバーサル圧延スタン
    ドとその下流側の圧延スタンドとの間の圧延材に作用す
    る張力を制御するための方法にして、 ユニバーサル圧延スタンドの水平ロールの一方をハウジ
    ングに対して圧延方向に移動自在に支持し、当該一方の
    水平ロールに作用する圧延方向力を直接検出するために
    直接型張力検出装置を入側及び出側に設け、且つ、該ユ
    ニバーサル圧延機の垂直ロールの一方をハウジングに対
    して圧延方向に移動自在に支持し、当該一方の垂直ロー
    ルに作用する圧延方向力を直接検出するために直接型張
    力検出装置を入側及び出側に設け、 前記ユニバーサル圧延スタンドに圧延材が噛込まれ前記
    下流側の圧延スタンドには該圧延材が噛込まれてはいな
    い状態において、前記ユニバーサル圧延スタンドの上流
    側の圧延材に作用する張力が零張力に達した時、前記水
    平ロール用張力検出装置及び前記垂直ロール用張力検出
    装置の出力を記憶し、 前記圧延材が前記下流側の圧延スタンドに噛み込まれた
    後、前記水平ロール用張力検出装置及び前記垂直ロール
    用張力検出装置の出力と前記記憶値との差より、前記ユ
    ニバーサル圧延スタンドと前記下流側の圧延スタンドと
    の間の圧延材に作用している張力値を求め、 該張力値に基づいて圧延速度を制御する ことを特徴とする圧延スタンド間張力制御方法。
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