JPS59181177A - テイバツテイングマシンの衝撃緩和用材料 - Google Patents

テイバツテイングマシンの衝撃緩和用材料

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JPS59181177A
JPS59181177A JP5374983A JP5374983A JPS59181177A JP S59181177 A JPS59181177 A JP S59181177A JP 5374983 A JP5374983 A JP 5374983A JP 5374983 A JP5374983 A JP 5374983A JP S59181177 A JPS59181177 A JP S59181177A
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坂東 ▲けん▼介
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NAIGAI GOMU KK
NAIGAI RUBBER IND
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ティバッティングマシンにおいて直接打撃を
受けるボール状の被打撃部またはストッパ一部に用いる
衝撃緩和用材料に関するものである。
最近、野球、ゴルフ等の打球波における打撃練習器具が
普及しており、この1つにティバッティングマシンがあ
る。このティバッティングマシンの機構は、通常、打撃
を直接受ける被打粘ボール部とこれを支持するアーム部
及びその他で構成されているが、被打撃ボール部と支持
アーム部が連結支持されているため、被打撃ボールを打
撃した時に大きな抵抗、衝撃、反撥があり、バットが振
り抜き難く、また極めて大きな打撃音を発生するなどの
欠点がある。
これを防ぐために、ティバッティングマシンは、衝撃を
吸収緩和するような設計がなされており、特に直接繰返
し打撃を受ける被打撃ボールにはゴムあるいはプラスチ
ックス材料が使用されており、また、この被打撃ボール
を支持するアーム部も、ゴムまたはプラスチックス製と
するか、あるいはアームシャフトの構造をバネもしくは
スプリング機構とし、またゴム製ストッパーによって打
撃ボール部の衝撃を緩和する等の工夫がなされている。
しかしながら、このような改良を加えても、最初の打撃
によって発生する反撥力により、打撃ボール部は数回の
首振り往復運動が発生するので、静止するまで暫く次の
打撃練習を待たねばならないという不具合がある。
従って、本発明の目的は、上記ティバッティングマシン
における打撃時の衝撃を大巾に低減し、スムーズにバッ
トが振り抜けるようにし、しかも打撃位置へ速やかに回
復静止する実用的かつ経済的で、しかも耐久性に優れた
ティバッティングマシンを提供するために、被打撃ボー
ル部やストッパ一部に用いる衝撃緩和用材料として反撥
弾性及び圧縮永久歪の小さなゴム状材料を開発、提供す
ることにある。
本発明者は1種々のゴム状材料についてティバッティン
グマシンにおける打撃性及び耐久性等について研究した
結果、反撥弾性4〜15チ及び圧縮永久歪g04以下の
ゴム状材料が最も有効であるということを見い出した。
すなわち、反撥弾性が15%を超える程大きなゴム状材
料では、打撃時の反撥が大きく手首に強い衝撃があり、
バットを振り抜くことが難しく、また、一度打たれた被
打撃ボールが元の位置へ戻るまでに数多くの首振り運動
が起り、かっこの首振り振幅も大きく、静止するまでに
時間がかかる。
これに対して、前記範囲の反撥弾性の小さなゴム状材料
から作られた被打撃ボールは、衝撃反撥が少なくバット
の振り抜きも容易となり、首撮り運動の回数が減少して
首振り振幅も小さくなり、短時間に元の位置に静止する
ので、バッティング練習がスムーズに行なえることが確
認された。一方、圧縮永久歪が80チを超えるゴム状材
料では、被打撃による変形が大きく、わずかな打撃回数
で打撃練習が不都合となり、耐久性に劣る。
従って、ティバッティングマシンに用いる衝撃緩和用材
料としては、反撥弾性4〜15%、圧縮永久歪80%以
下のゴム状材料が最も適している。
しかしながら、各種ゴム状材料の反撥弾性は、通常約2
0〜95チ程度とされている。また、通常、反撥弾性の
小さなゴム製品を得る原料ゴムとしては、IIR,EP
R、EPI)M 、NBR及びノルボルネン重合体が挙
げられるが、これらの原料ゴムを使用しても、通常の組
成では、本発明の目的を満足する程度Kまで充分に小さ
な反撥弾性を有するゴム状材料は容易には得られない。
ところで、反撥弾性を低下させることは、軟化剤、可塑
剤及び充填剤を大量にゴム原料に添加することによって
達成される。しかし、軟化剤や可塑剤を大量に添加する
と、圧縮永久歪が増加し、変形し易く、動的物性も劣り
、経時変化も大きくなる等の不具合を有し、さらに、大
葉に添加した軟化剤や可塑剤の滲出、移行が発生し、い
わゆるブルーミングを起こすという欠点がある。一方、
充填剤を大量に添加した場合には、弾性は低下するが、
反面、硬度が高くなり、反撥強さが大きくなるという欠
点がある。
本発明者は、種々のゴム状材料について鋭意研究の結果
、ゴム系組成物の原料ゴムとしてIIR、BPDM及び
ノルボルネン重合体を選択し、これに石油樹脂またはテ
ルペン樹脂を配合することにより、特にIIR及びノル
ボルネン重合体の場合には石油樹脂、BPDMの場合に
はテルペン樹脂を添加することにより、硬さをそれ程低
下させずに、変形し難くて、しかも反撥弾性の小さなテ
ィバッティングマシンの衝撃緩和用材料として最適なゴ
ム状材料が得られることを見い出し、本発明を完成する
に至ったものである。
すなわち、本発明に係るティバッティングマシンの衝撃
緩和用材料は、IIR,BPDM 及びノルボルネン重
合体からなる群から選ばれた原料ゴムを主体とし、その
他ゴム系組成物の通常の添加剤、例えば軟化剤、可塑剤
、充填剤、加硫剤、加硫促進剤、滑剤等を必要に応じて
添加したゴム系組成物に、石油樹脂またはテルペン樹脂
を配合してなる組成物を加硫成型して得られるものであ
り、反撥弾性4〜15q6、圧縮永久歪80%以下の特
性を有することを基本的特徴とするものである。特に、
原料ゴムが■■几及びノルボルネン重合体の場合には石
油樹脂が、EPDMの場合にはテルペン樹脂が選択使用
される。
これらの石油樹脂、テルペン樹脂の配合割合は、得られ
るゴム状材料の性質が反撥弾性4〜15チ、圧縮永久歪
80チ以下となるような範囲で選定すればよく、特に特
定の割合に限定されるものではない。しかし、石油樹脂
及びテルペン樹脂の配合割合が少ない場合には反撥弾性
が高くなり、一方、多過ぎると圧縮永久歪が大きくなる
。従って、ゴム系組成物の基本組成に応じて自ら特定の
範囲に限定される。基本的な配合基準としては、原料ゴ
ムII)tに石油樹脂を添加する場合には、II’)?
、too重量部当り少なくとも25重量部(phr )
 、EPDMにチルヘン樹脂を添加する場合には少なく
とも50 phr 、ノルボルネン重合体に石油樹脂を
添加する場合には少なくとも50 phrが好ましい。
次に、IIR、EPDM及びノルボルネン重合体を原料
ゴムとした基本組成の各側に、石油樹脂またはテルペン
樹脂を添加した場合の効果及び配合割合との関係を第1
表及至第3表に示す(重量部表示)。比較として、プロ
セス油を添加した場合も併せて示す。
なお、原料ゴムがI I I(、及びノルボルネン重合
体の場合には石油樹脂を添加し、EPDMの場合にはテ
ルペン樹脂を添加した。石油樹脂としては神戸油化学工
業製、商品名“プロセスレジンN−85”(C4〜C5
溜分の鎖状及び環状炭化水素)ヲ用い、テルペン樹脂と
しては日本ゼオン製、顔品名゛クィントンA−100”
を用いた。
また、反撥弾性、硬さ、圧縮永久歪は、JIS−に63
01加硫ゴム物理試験法に規定された測定法による試験
結果を示した。また30回打撃の変形は、第1表乃至第
3表に示す組成物の加硫成型によりティパッティングの
被打撃ボールを製作し、これに各々30回の打撃を加え
たときの変形を示す。
以下余白 第1表−IIR系 ’  注)  7”−f−ルー268 :日本合成ゴム
製IIRダイアナプロセスMS−24,出光興産展プロ
セス油第2表−EPDM系 注)ニスプレン−505,ニスプレン−600: 住友
化学IJJPDM 第3表−ノルボルネン重合体 注)  ノーンレツク?+50AR,:日本ピオン製ポ
リノルボルネン前記第1表乃至第3表に示す結果から明
らかなようK、石油樹脂、デルペン樹脂またはプロセス
油の配合量が多くなるに従って反撥弾性は小さくなるが
、逆に圧縮永久歪は大きくなり、一方、配合量が少ない
と圧縮永久歪は小さくなるが、反撥弾性が太き(なる。
また、プロセス油を添加した場合には、全般的に圧縮永
久歪が大きい。なお、第1表乃至第3表は基本配合の一
例について示すものであって、添加物の配合割合の限定
栄件を示すものでないことはもとよりである。
また、ティバッティングマシンの被打撃ボールとして3
0回の打撃を加えた場合、反撥弾性が小さい程衝撃が少
なく、バットの振り抜きが容易になるが、圧縮永久歪の
大きい材料では変形が発生し、特に圧縮永久歪80チ以
上のものは直径において約20〜30チの変形を生じ、
打撃練習は不都合となる。
さらに、プロセス油を添加した場合には、ゴム成型物の
表面にプロセス油がブリードし、ベトッキがあり、製品
としての使用にはとても耐えられないものであった。
以上の結果から、圧縮永久歪と反撥弾性をできるだけ小
さくするには、軟化剤、可塑剤の如き液体の配合剤、例
えばプロセス油よりも、固体(粉体加工しである)の石
油樹脂あるいはテルペン樹脂の如き有機高分子物質の添
加が、より有効であることが確認された。
次に、ティバッティングマシンの被打撃ボールとしての
実施例及び比較例を示して、本発明の効果について詳細
に説明する。
実施例1〜3及び比較例1〜3 各実施例及び比較例で製造したティバッティングマシン
の被打撃ボールの材料組成及び物性を第4表乃至第6表
に示す。
以下余白 第4表 組成及び物性      実施例1   比較例1ブチ
ル−26&          + 00     1
00炭酸カルシウム     90    −カーボン
ブラック(QPF)                
 60ダイアナプロセスMS −242525プロセス
レジンN−15、25− 亜鉛華         55 ステアリン酸      11 硫黄         1,51゜5 反撥弾性(@        9    27硬す(J
IS−A)       30    53圧縮永久歪
(@       57    45第5表 組成及び物性      実施例2   比較例2ニス
プレン−5058080 ニスプレン−6004040 カーボンブラツク(8RF)       qQ   
     −カーボンブラック(HAF)      
          85ダイアナプロセスN8−24
      15       15クイントンA−1
0050− 亜鉛華         55 ステアリン酸          11硫黄     
     1.5    1.5反撥弾性@12   
 35 硬す(JIS−A)       37    70圧
縮永久歪(L1j42    31 第6表 組成及び物性      実施例3   比較例3ノー
ソレックス−+50AR250、250パライト   
          400      −炭酸カルシ
ウム     −210 プロセスレジンN−8580− 亜鉛華         55 ステアリン酸           11硫黄    
      1.51゜5反撥弾性(@556 硬さくJIS−A)        40    36
圧縮永久歪(搬      to     16被打撃
ポールの製造: 第4表乃至第6表に示す各ゴム状組成物を12インチオ
ープンミルに表記の順で投入し、混紡し、直径72簡の
球型の2分割金型に仕込み、165℃×35分間加圧加
熱した後、製品を取り出してティバッティングマシンの
被打撃ボールとして取り付けた。この被打撃ボールを金
型で成型゛する際には、予めボルトを埋込んで同時成型
加硫し、これをティバッティングマシンのアームシャフ
トにねじ込んで取り付けるようにした。
使用ティバッティングマシン: 使用したティバッティングマシンの斜視図を第1図に、
側面図を第2図に示す。
第1図及び第2図において、被打撃ボール1を矢印の方
向からバットで打撃すると、被打撃ボール部Aはアーム
シャフト2で支えられているので、支点部3を中心に点
線で示す軌跡で円運動し、被打撃ボール部Aの底部台座
4はゴム製名トツパー5に衝突し、その後支点部に組み
込まれた板バネによって元の位置に復する。このとき、
衝撃反撥によって、抜打盤ポール部Aは元の位置を通り
越し、首振り往復運動を数回繰返した後静止する。
打撃試験: 第4表乃至第6表に示す各実施例及び比較例の組成物か
ら製造した被打撃ボールをそれぞれバットで打撃し、被
打撃ボール部がゴム製ストッパーから元の位置の方へ反
撥したときの最大角度θ(最初の角度が最大で、以後は
次第に減衰して小さくなる)と、静止するまでの首振り
往復運動回数と、打撃時から静止するまでの所要時間を
測定した。その結果を第7表に示す。
以下余白 第7表 上記の結果から明らかなように、実施例1〜3の被打撃
ポールは比較例のそれと比べて、反撥角度も小さく、静
止するまでの首振り回数も少なく、従って元の位置へ回
復する所要時間も短かく、スムーズに打撃練習ができる
本発明に係る被打撃ボールは、前記した作用効果の他に
も、衝撃の吸収緩和作用が大きいために1打撃音も比較
的小さく、従って屋外のみならず屋内での打撃練習にも
最適である。
また、図面に示すゴム製ストツノく−5の材料は、反撥
弾性の小さいもの程効果的である。従って、このゴム製
ストッパーにも本発明に係る衝撃緩和用材料が好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は打撃試験に使用したテイノくツテイングマシン
の斜視図、第2図はその側面図を示す。 A・・・被打撃ボール部、1・・・被打撃ボール、2・
・・アームシャフト、3・・・支点部、4・・・底部台
座、5・・・ストッパー。 出願人 内外ゴム株式会社 代理人  弁理士 米 原 正 章 弁理士 浜 本   忠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 、 I IR、hiPDM及びノルボルネン重合
    体からなる群から選ばれた原料ゴムを主体とするゴム系
    組成物に石油樹脂またはテルペン樹脂を配合した組成物
    を加硫成型してなる反撥弾性4〜15%、圧縮永久歪8
    0チ以下のティバッティングマシンの衝撃緩和用材料。 2、  IIRを主体とするゴム系組成物にllR10
    0重量部当り少なくとも25重量部の石油樹脂を配合し
    てなる組成物を加硫成型したものである特許請求の範囲
    第1項に記載の衝撃緩和用材料。 8、 EPDMを主体とするゴム系組成物にEPDM1
    00重量部当り少な(とも50重量部のテルペン樹脂を
    配合してなる組成物を加硫成型したものである特許請求
    の範囲第1項に記載の衝撃緩和用材料。 4、ノルボルネン重合体を主体とするゴム系組成物にノ
    ルボルネン重合体100重量部当り少なくとも50重量
    部の石油樹脂を配合してなる組成物を加硫成型したもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の衝撃緩和用材料。
JP5374983A 1983-03-31 1983-03-31 テイバツテイングマシンの衝撃緩和用材料 Granted JPS59181177A (ja)

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JPS61142082U (ja) * 1985-02-22 1986-09-02

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