JPS59179308A - 高精度切断機 - Google Patents
高精度切断機Info
- Publication number
- JPS59179308A JPS59179308A JP58056183A JP5618383A JPS59179308A JP S59179308 A JPS59179308 A JP S59179308A JP 58056183 A JP58056183 A JP 58056183A JP 5618383 A JP5618383 A JP 5618383A JP S59179308 A JPS59179308 A JP S59179308A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- sapphire single
- single crystal
- blade
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Dicing (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外周切断機、内周切断機あるいはバンドソーマ
シンなどの高精度切断機の改良に関する。
シンなどの高精度切断機の改良に関する。
外周切断機、例えばダイシングマシンは円板状のブレー
ド本体の外周に、例えばダイヤモンド粉末をメタルがン
ド、レジン?ンド、セラミック?ンドなどによυ固めた
刃を例えばろう付などにより取付けた切断ブレードを回
転させて、セラミックや半導体ウェハを切断するもので
あシ、高度の切断精度と切削ロスの少ないことが要求さ
れる。したがって、回転軸にフランジを取付け、このフ
ランジでブレード本体の中心部を保持することによシブ
レード本体の振動を防止して切断精度を確保している。
ド本体の外周に、例えばダイヤモンド粉末をメタルがン
ド、レジン?ンド、セラミック?ンドなどによυ固めた
刃を例えばろう付などにより取付けた切断ブレードを回
転させて、セラミックや半導体ウェハを切断するもので
あシ、高度の切断精度と切削ロスの少ないことが要求さ
れる。したがって、回転軸にフランジを取付け、このフ
ランジでブレード本体の中心部を保持することによシブ
レード本体の振動を防止して切断精度を確保している。
この7ランジは直径が小さすぎると切断時に発生する振
動(いわゆるビビリ)によって切断精度が低下するので
、従来フランジとしては刃のごく近傍にまで達する直径
の大きいものが使用されていた。
動(いわゆるビビリ)によって切断精度が低下するので
、従来フランジとしては刃のごく近傍にまで達する直径
の大きいものが使用されていた。
しかし、フランジの直径が太きすぎると深く切断するこ
とができないため被切断物の厚みが限定されてしまうと
いう欠点がある。
とができないため被切断物の厚みが限定されてしまうと
いう欠点がある。
また、バンドソーマシンは水平面内を回転する無端ベル
ト状のソ一本体の下部周縁に例えばダイヤモンド粉末を
例えばメタルデンドにょシ固めた刃を例えばろう付など
により取付けたバンドソーを下降させて、ダイシングマ
シンでは切断できないような大型ブロック状のガラス、
セラミックなどをスライスするものである。このパント
ン−マシンには切断作業箇所でソ一本体を平板状に保つ
ために被切断物の両側方の所定位置にソ一本体を両側面
から押えるセリといわれる複数対の押え治具が設けられ
ている。
ト状のソ一本体の下部周縁に例えばダイヤモンド粉末を
例えばメタルデンドにょシ固めた刃を例えばろう付など
により取付けたバンドソーを下降させて、ダイシングマ
シンでは切断できないような大型ブロック状のガラス、
セラミックなどをスライスするものである。このパント
ン−マシンには切断作業箇所でソ一本体を平板状に保つ
ために被切断物の両側方の所定位置にソ一本体を両側面
から押えるセリといわれる複数対の押え治具が設けられ
ている。
従来、バンドソーマシンにおいては要求される切断精度
に応じて押え治具としてカービンなどの比軟的軟質の材
料が使用されたり、タングステンWなどの超硬釜属が使
用でれていた。しかし、カービンなどの軟質材料は磨耗
が激しく、短期間で切断精度が低下し、被切断物にソリ
等が生じるという欠点がある。一方、Wなどの超硬金属
はソ一本体に大きなダメージを与え、やはシ切断梢度を
維持できないうえにパントン−の寿命が短かくなるとい
う欠点がある。
に応じて押え治具としてカービンなどの比軟的軟質の材
料が使用されたり、タングステンWなどの超硬釜属が使
用でれていた。しかし、カービンなどの軟質材料は磨耗
が激しく、短期間で切断精度が低下し、被切断物にソリ
等が生じるという欠点がある。一方、Wなどの超硬金属
はソ一本体に大きなダメージを与え、やはシ切断梢度を
維持できないうえにパントン−の寿命が短かくなるとい
う欠点がある。
また、ドーナツ状のブレード本体の内周に例えばダイヤ
モンド粉末を主成分とする刃を取付けた切断ブレードを
回転させて被切断物を切断する内周切断機においても切
断精度を高くすることが要望されている。
モンド粉末を主成分とする刃を取付けた切断ブレードを
回転させて被切断物を切断する内周切断機においても切
断精度を高くすることが要望されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであシ、切断深
さが深く、シかも切断精度の高い外周切断機あるいは高
い切断精度を長期間維持し得るバンドソーマシン、内周
切断機のような高精度切断機を提供しようとするもので
るる。
さが深く、シかも切断精度の高い外周切断機あるいは高
い切断精度を長期間維持し得るバンドソーマシン、内周
切断機のような高精度切断機を提供しようとするもので
るる。
前述したダイシングマシンにおいては、フランジと刃と
の間の所定位置に、一定の切断深さを確保できるように
ブレード本体の両側面近接して押え治具を設ければ、フ
ランジが小さくとも切断深さを大きくでき、かつ切断深
さの低下を防止することができると考えられる。
の間の所定位置に、一定の切断深さを確保できるように
ブレード本体の両側面近接して押え治具を設ければ、フ
ランジが小さくとも切断深さを大きくでき、かつ切断深
さの低下を防止することができると考えられる。
また、内周切断機についても切断ブレード本体の両側面
に近接して押え治具を設ければ、切断ブレード本体の振
動を防止することができるので、切断精度を高くするこ
とができると考えられる。
に近接して押え治具を設ければ、切断ブレード本体の振
動を防止することができるので、切断精度を高くするこ
とができると考えられる。
こうした押え治具としては従来、バンドソーマシンの押
え治具として用いられているカーボンやタングステンを
用いることが考えられるが、やはシカ−ボンは耐磨耗性
の点で、タングステンはブレード本体に損傷を与えるこ
とからそれぞれ問題がある。
え治具として用いられているカーボンやタングステンを
用いることが考えられるが、やはシカ−ボンは耐磨耗性
の点で、タングステンはブレード本体に損傷を与えるこ
とからそれぞれ問題がある。
そこで、ダイシングマシン、内周切断機あるいはバンド
ソーマシンについて押え治具として多結晶アルミナを用
いること全検討したが、多結晶アルミナは磨耗し易いた
めやはり切断精度を長時間維持することができなかった
。
ソーマシンについて押え治具として多結晶アルミナを用
いること全検討したが、多結晶アルミナは磨耗し易いた
めやはり切断精度を長時間維持することができなかった
。
本発明者は種々の材質について更に検討を重ねた結果、
本発明fc&すに至った。すなわち、本発明の高精度切
断機は薄板状の切断工具の両側面に近接してサファイア
単結晶からなる押え治具を設けたことを特徴とするもの
である。
本発明fc&すに至った。すなわち、本発明の高精度切
断機は薄板状の切断工具の両側面に近接してサファイア
単結晶からなる押え治具を設けたことを特徴とするもの
である。
押え治具を構成するサファイア単結晶はそれ自体耐磨耗
性でめシ、しかも切断工具本体を構成する金属等との接
触抵抗が小さいので高い切断精度を長期間維持すること
ができる。
性でめシ、しかも切断工具本体を構成する金属等との接
触抵抗が小さいので高い切断精度を長期間維持すること
ができる。
上記サファイア単結晶としては例えばバグダサロフ法に
よシ得られるものが用いられる。このバグダサロフ法は
例えばモリブデン製の母型5− 容器内に高純度アルミナ原料を入れ、真空中でまずその
先端側を溶融させ、この先端側にサファイア種結晶を接
触させた後、母型容器を水平移動して先端側から順次結
晶化するものである。
よシ得られるものが用いられる。このバグダサロフ法は
例えばモリブデン製の母型5− 容器内に高純度アルミナ原料を入れ、真空中でまずその
先端側を溶融させ、この先端側にサファイア種結晶を接
触させた後、母型容器を水平移動して先端側から順次結
晶化するものである。
このバグダサロ7法によシ得られるサファイア単結晶は
格子欠陥、脈理、残留歪、気泡、不純物などの極めて少
ないものである。こうしたサファイア単結晶からくシ抜
き、切断、研削、研磨などの加工工程を経て製造される
円柱状、角柱状、あるいは球面を有する形状の押え治具
は極めて耐磨耗性が良好である。
格子欠陥、脈理、残留歪、気泡、不純物などの極めて少
ないものである。こうしたサファイア単結晶からくシ抜
き、切断、研削、研磨などの加工工程を経て製造される
円柱状、角柱状、あるいは球面を有する形状の押え治具
は極めて耐磨耗性が良好である。
また、押え治具を構成するサファイア単結晶のa−面を
切断工具本体に対向させ、a軸を押え治具近傍における
切断工具本体の運動方向と略平行となるように結晶方位
を規定すれば、結晶学的に磨耗性のa軸が切断工具本体
の側面と垂直になp、また同様に磨耗性のa軸が切断工
具本体の運動方向と平行となっているので耐磨耗性をよ
シ一層向上することができる。
切断工具本体に対向させ、a軸を押え治具近傍における
切断工具本体の運動方向と略平行となるように結晶方位
を規定すれば、結晶学的に磨耗性のa軸が切断工具本体
の側面と垂直になp、また同様に磨耗性のa軸が切断工
具本体の運動方向と平行となっているので耐磨耗性をよ
シ一層向上することができる。
6−
この際、上記バグダサロフ法では任意の結晶方位を有す
るサファイア単結晶を得ることができるので、押え治具
に用いた際の結晶方位を規定するために余分な加工工程
が不要となるので、この点からも有利である。
るサファイア単結晶を得ることができるので、押え治具
に用いた際の結晶方位を規定するために余分な加工工程
が不要となるので、この点からも有利である。
なお、特性は若干劣るものの従来から知られているベル
ヌーイ法等で製造されるサファイア単結晶を用いてもよ
い。
ヌーイ法等で製造されるサファイア単結晶を用いてもよ
い。
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図全参照して説
明する。
明する。
第:1図中1はダイシングマシンの回転軸であり、この
回転軸1には金属製のブレード本体2が軸着されている
。このブレード本体2の外周には例えばダイヤモンド粉
末を例えばメタルボンドした刃3が取付けられ、切断グ
レードを構成している。また、ブレード本体2は回転軸
に軸着された2枚のフランジ4.4によって両側面から
挾持されている。また、ブレード本体2の両側面には上
方から押え治具支持板5,5が配設されておシ、これら
の先端にはブレード本体2の両側面と2〜5μmの間隙
をもって近接するように円柱状押え治具6,6が取付け
られている。
回転軸1には金属製のブレード本体2が軸着されている
。このブレード本体2の外周には例えばダイヤモンド粉
末を例えばメタルボンドした刃3が取付けられ、切断グ
レードを構成している。また、ブレード本体2は回転軸
に軸着された2枚のフランジ4.4によって両側面から
挾持されている。また、ブレード本体2の両側面には上
方から押え治具支持板5,5が配設されておシ、これら
の先端にはブレード本体2の両側面と2〜5μmの間隙
をもって近接するように円柱状押え治具6,6が取付け
られている。
これら円柱状押え治具6,6は第2図に示す如く、パグ
ダサロ7法により製造された上面がa面、側面が0面の
母型サファイア単結晶11から円柱状結晶12をくり抜
き、加工することによって得られたものである。
ダサロ7法により製造された上面がa面、側面が0面の
母型サファイア単結晶11から円柱状結晶12をくり抜
き、加工することによって得られたものである。
また、これら円柱状押え治具6,6はこれらを構成する
サファイア単結晶のa−面がブレード本体2に対向し、
C軸が押え治具6,6近傍におけるブレード本体2の運
動方向(回転方向)と略平行となるように取付けられて
いる。これら押え治具6,6によってブレード本体2の
振動(ビビリ)全防止するとともに所定の切断深さを確
保できるようになっている。更に、ブレード本体2の下
方には被切断物を載置するだめのガラス製接着台7が配
設されている。
サファイア単結晶のa−面がブレード本体2に対向し、
C軸が押え治具6,6近傍におけるブレード本体2の運
動方向(回転方向)と略平行となるように取付けられて
いる。これら押え治具6,6によってブレード本体2の
振動(ビビリ)全防止するとともに所定の切断深さを確
保できるようになっている。更に、ブレード本体2の下
方には被切断物を載置するだめのガラス製接着台7が配
設されている。
しかして、上記ダイシングマシンによれば、押え治具6
,6として格子欠陥、脈理等の極めて少なく、金属との
接触抵抗の小さいサファイア単結晶を用い、その結晶方
位も規定しているので、押え治具6,6自体の磨耗及び
ブレード本体2に損傷を与えるのを防止することができ
る。したがって、動力又はダイシング時の衝撃によって
発生するグレード本体2の振動(ビビリ)を有効に防止
することができ、長期間高い切断精度を維持することが
できる。また、刃3の最低位置から押え治具6,6の高
さまでの間に所定の距離を確保することができるので、
従来の直径の大きいフランジを用いた場合よりも切断深
さを深くすることができる。
,6として格子欠陥、脈理等の極めて少なく、金属との
接触抵抗の小さいサファイア単結晶を用い、その結晶方
位も規定しているので、押え治具6,6自体の磨耗及び
ブレード本体2に損傷を与えるのを防止することができ
る。したがって、動力又はダイシング時の衝撃によって
発生するグレード本体2の振動(ビビリ)を有効に防止
することができ、長期間高い切断精度を維持することが
できる。また、刃3の最低位置から押え治具6,6の高
さまでの間に所定の距離を確保することができるので、
従来の直径の大きいフランジを用いた場合よりも切断深
さを深くすることができる。
事実、上記ダイシングマシンを用い、接着台7上にa面
、m面、0面及びr面をそれぞれ上面とする厚さ05調
の4つのサファイア単結晶8、・・・を載置し、これら
についてそれぞれ、1鰭×1間角に縦横にダイシングし
たところ、いずれの方向においてもチッピングは発生し
なかった。
、m面、0面及びr面をそれぞれ上面とする厚さ05調
の4つのサファイア単結晶8、・・・を載置し、これら
についてそれぞれ、1鰭×1間角に縦横にダイシングし
たところ、いずれの方向においてもチッピングは発生し
なかった。
なお、押え治具6,6を備えていない従来の9−
ダイシングマシンを用い、上述した4つのサファイア単
結晶8・・・について同様に縦横にダイシングしだ場合
には、縦横方向ともにチッピングが発生した。特に、結
晶学的にもチッピングが発生し易いa軸又はa軸射影方
向と平行なダイシングでは大きなチッピングが多数発生
した。
結晶8・・・について同様に縦横にダイシングしだ場合
には、縦横方向ともにチッピングが発生した。特に、結
晶学的にもチッピングが発生し易いa軸又はa軸射影方
向と平行なダイシングでは大きなチッピングが多数発生
した。
なお、本発明はバンドソーマシンにも同様に適用するこ
とができる。バンドソーマシンに適用した場合について
第3図を参照して説明する。
とができる。バンドソーマシンに適用した場合について
第3図を参照して説明する。
第3図中21は無端ベルト状のバンドソ一本体であシ、
水平面内を左回シに回転するようになっている。このソ
一本体21の下部周縁は鋸状に成形されておシ、その突
起部には例えばダイヤモンド粉末を例えばメタルプント
しり多数の刃22・・・が取付けられ、バンドソーを構
成している。また、バンドソーマシンの切断作業箇所に
はソ一本体210両側面を所定圧離隔てた2箇所で挾む
ように2対の押え治具支持板23・・・が上方から配設
されている。前記2箇所間の距離は被切断物の幅に応じ
て押え治具支持板10− 23・・・にはそれぞれ4個の角柱状押え治具24・・
・が取付けられておシ、前記2箇所間でソ一本体21が
平板状でゆがみがないようにダイヤルデージなどで調整
された状態で、合計8対16個の角柱状押え治具24・
・・によって押えられている。
水平面内を左回シに回転するようになっている。このソ
一本体21の下部周縁は鋸状に成形されておシ、その突
起部には例えばダイヤモンド粉末を例えばメタルプント
しり多数の刃22・・・が取付けられ、バンドソーを構
成している。また、バンドソーマシンの切断作業箇所に
はソ一本体210両側面を所定圧離隔てた2箇所で挾む
ように2対の押え治具支持板23・・・が上方から配設
されている。前記2箇所間の距離は被切断物の幅に応じ
て押え治具支持板10− 23・・・にはそれぞれ4個の角柱状押え治具24・・
・が取付けられておシ、前記2箇所間でソ一本体21が
平板状でゆがみがないようにダイヤルデージなどで調整
された状態で、合計8対16個の角柱状押え治具24・
・・によって押えられている。
これら角柱状押え治具24・・・は上記実施例と同様に
バグダサロフ法によシ製造された第2図図示の母型サフ
ァイア単結晶11から角柱状結晶13・・・をくり抜き
、加工することによって得られたものである。
バグダサロフ法によシ製造された第2図図示の母型サフ
ァイア単結晶11から角柱状結晶13・・・をくり抜き
、加工することによって得られたものである。
また、これら角柱状押え治具24・・・はこれらを構成
するサファイア単結晶のa−面がソ一本体21の両側面
に対向し、C軸が押え治具24・・・近傍におけるソ一
本体21の運動方向と略平行となるように取付けられて
いる。更に、バンドソーマシンの切断作業箇所にはソ一
本体2ノ下方の位置に鉄製接着台2にが配設されている
。この鉄製接着台25上にはガラス製接着台26が載置
されており、このガラス製接着台26上に被切断物が載
置されるようになっている。
するサファイア単結晶のa−面がソ一本体21の両側面
に対向し、C軸が押え治具24・・・近傍におけるソ一
本体21の運動方向と略平行となるように取付けられて
いる。更に、バンドソーマシンの切断作業箇所にはソ一
本体2ノ下方の位置に鉄製接着台2にが配設されている
。この鉄製接着台25上にはガラス製接着台26が載置
されており、このガラス製接着台26上に被切断物が載
置されるようになっている。
しかして、上記パントン−マシンによれば上記実施例と
同様角柱状押え治具24・・・がサファイア単結晶によ
多構成されているので、それ自体耐磨耗性であシ、シか
もソ一本体2ノに損傷を与えない。したがって、高い切
断精度を長期間維持することができる。
同様角柱状押え治具24・・・がサファイア単結晶によ
多構成されているので、それ自体耐磨耗性であシ、シか
もソ一本体2ノに損傷を与えない。したがって、高い切
断精度を長期間維持することができる。
事実、上記パントン−マシンを用い、ガラス製接着台2
6上に150mn’のブロック状の石英ガラス27を載
置し、バンドソーを回転させながら下降させて、3■厚
さにスライスしたところ、スライスされた石英ガラス板
はソリがほとんどなく、フチカケも発生しなかった。
6上に150mn’のブロック状の石英ガラス27を載
置し、バンドソーを回転させながら下降させて、3■厚
さにスライスしたところ、スライスされた石英ガラス板
はソリがほとんどなく、フチカケも発生しなかった。
なお、押え治具としてカーボンを用いた従来のパントン
−マシンでは短期間の使用でスライスされるガラス板の
ソリが大きくなシ、フチカケなどが少なからず発生して
いた。
−マシンでは短期間の使用でスライスされるガラス板の
ソリが大きくなシ、フチカケなどが少なからず発生して
いた。
以上、ダイシングマシンあるいはバントソーマシンにつ
いてそれぞれ説明したが、内周切断機についてもサファ
イア単結晶製の押え治具を用いれば、高い切断精度を長
期間維持できることが確かめられた。
いてそれぞれ説明したが、内周切断機についてもサファ
イア単結晶製の押え治具を用いれば、高い切断精度を長
期間維持できることが確かめられた。
また、上記実施例で用いたサファイア単結晶以外に窒化
硅素、窒化ホウ素を用いた場合、サファイア単結晶に比
べ幾分劣るが十分使用に耐えるものであった。
硅素、窒化ホウ素を用いた場合、サファイア単結晶に比
べ幾分劣るが十分使用に耐えるものであった。
以上詳述した如く本発明によれば、高い切断精度を長期
間維持し得る高精度切断機を提供できるものである。
間維持し得る高精度切断機を提供できるものである。
第1図は本発明の実施例におけるダイシングマシンの正
面図、第2図はサファイア単結晶の斜視図、第3図は本
発明の他の実施例におけるバンドソーマシンの正面図で
ある。 1・・・回転軸、2・・・ブレード本体、3・・・刃、
4・・・フランジ、5・・・押え治具支持板、6・・・
円柱状押え治具、7・・・ガラス製接着台、8・・・サ
ファイア単結晶、11・・・母型サファイア単結晶、1
2・・・円柱状結晶、13・・・角柱状結晶、21・・
・バンドソ一本体、22・・・刃、23・・・押え治具
支持板、13− 24・・・角柱状押え治具、25・・・鉄製接着台、2
6・・・ガラス製接着台、27・・・石英ガラス。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦14−
面図、第2図はサファイア単結晶の斜視図、第3図は本
発明の他の実施例におけるバンドソーマシンの正面図で
ある。 1・・・回転軸、2・・・ブレード本体、3・・・刃、
4・・・フランジ、5・・・押え治具支持板、6・・・
円柱状押え治具、7・・・ガラス製接着台、8・・・サ
ファイア単結晶、11・・・母型サファイア単結晶、1
2・・・円柱状結晶、13・・・角柱状結晶、21・・
・バンドソ一本体、22・・・刃、23・・・押え治具
支持板、13− 24・・・角柱状押え治具、25・・・鉄製接着台、2
6・・・ガラス製接着台、27・・・石英ガラス。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦14−
Claims (2)
- (1) 薄板状の切断工具の両側面に近接してサファ
イア単結晶からなる押え治具を設けたことを特徴とする
高精度切断機。 - (2) サファイア単結晶からなる押え治具を、サフ
ァイア単結晶のa−而が切断工具の両側面に対向し、C
軸が押え治具近傍における切断工具の運動方行と略平行
となるように配置したことを特徴とする請求 度切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58056183A JPS59179308A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 高精度切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58056183A JPS59179308A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 高精度切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59179308A true JPS59179308A (ja) | 1984-10-11 |
JPS6347566B2 JPS6347566B2 (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=13019988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58056183A Granted JPS59179308A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 高精度切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59179308A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016539012A (ja) * | 2013-11-01 | 2016-12-15 | ポスコPosco | 防振パッド及びこれを含む丸鋸、金属板切断装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112840062B (zh) | 2018-08-01 | 2022-11-04 | Osg株式会社 | 硬质被膜和硬质被膜被覆构件 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515833U (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-16 | ||
JPS5342849U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58056183A patent/JPS59179308A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515833U (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-16 | ||
JPS5342849U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016539012A (ja) * | 2013-11-01 | 2016-12-15 | ポスコPosco | 防振パッド及びこれを含む丸鋸、金属板切断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6347566B2 (ja) | 1988-09-22 |
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