JPS5917821A - 地絡相検出装置 - Google Patents
地絡相検出装置Info
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- JPS5917821A JPS5917821A JP12796582A JP12796582A JPS5917821A JP S5917821 A JPS5917821 A JP S5917821A JP 12796582 A JP12796582 A JP 12796582A JP 12796582 A JP12796582 A JP 12796582A JP S5917821 A JPS5917821 A JP S5917821A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
との発明は地絡相検出装置に関する。
三相非接地采配を線において、l線に地絡事故が発生1
−た場合、その地蕗相を高速度、高感度で検出すること
ば、事故処理上のみならず感電にょる死傷を避けるため
に極めて重要である。従来ではこの種の検出のために各
相電圧と零相電圧との位相を比較し、零相電圧の動作領
域を判別することによって検出するか或いは各線IV4
I電圧と零相電圧とを相判別し、零相電圧がどの線間電
圧の位相間にあるかによって検出するようにしていた。
−た場合、その地蕗相を高速度、高感度で検出すること
ば、事故処理上のみならず感電にょる死傷を避けるため
に極めて重要である。従来ではこの種の検出のために各
相電圧と零相電圧との位相を比較し、零相電圧の動作領
域を判別することによって検出するか或いは各線IV4
I電圧と零相電圧とを相判別し、零相電圧がどの線間電
圧の位相間にあるかによって検出するようにしていた。
しかしこれらけいずi′Lも位相を検出し々ければなら
ないため高速度の検出は期待で@なめ。たとえば一般の
検出装置は動作時間が100m8以上であり高速度と−
われるものであっても30〜50m8(出力を接点から
とりだす型式)で、出力を電圧信号としてとり出すよう
にしても20mEi 以下は困難とされていた。
ないため高速度の検出は期待で@なめ。たとえば一般の
検出装置は動作時間が100m8以上であり高速度と−
われるものであっても30〜50m8(出力を接点から
とりだす型式)で、出力を電圧信号としてとり出すよう
にしても20mEi 以下は困難とされていた。
これを解決するために各相の線間電圧に基〈電圧並びに
零相電圧の正負を判別(7、地絡相によって定まるこれ
らの正負関係から地絡相を検出するようにしたものが本
発明者によって提案された。
零相電圧の正負を判別(7、地絡相によって定まるこれ
らの正負関係から地絡相を検出するようにしたものが本
発明者によって提案された。
これによれば従来のように位相を比較或込は判別する必
要はなくhす、単に各電圧の正負のみを判定すれば足り
るため高速度で検出することができ、たとえばユoms
以下での検出が可能となる。又零相電圧が小さい場合
でも、その正負を判定すればよ込ことにより、品感度の
検出も期待でき、たとえば10%以下の地路程度捷で検
出することもできるようになる。
要はなくhす、単に各電圧の正負のみを判定すれば足り
るため高速度で検出することができ、たとえばユoms
以下での検出が可能となる。又零相電圧が小さい場合
でも、その正負を判定すればよ込ことにより、品感度の
検出も期待でき、たとえば10%以下の地路程度捷で検
出することもできるようになる。
前記既提案の動作原理について説明すると、三相非接地
系配電線での人相地絡時における零相電圧Voと、各相
の相電圧Va、Vb、Vc 並びに線間電圧Eab、E
bc、Ecaのベクトル図を示したのカよ第1図である
。零相電F←■0の軌跡は配電線の本つ対地静電容量の
だめベクトル−Va を直径とする半円となる。地絡時
、和電圧は健全時よりもずれるが線間電圧はほとんど動
くことがなく安定し−ている。lまたがって線1川電圧
を基準として判別するようにした方が安定したllIJ
I作が期待できル、 トコ口f 1009Iy 地11
1’r テ!−1′5k *Iw: 圧VOnベクトル
−’Vaと同相となわ地絡抵抗が大きくなるにしたがっ
てベクトル−Vaを11径とする半円を軌跡として移動
して−〈。そして87%地絡では線間電圧Eca と同
相となり、50%地絡では線間電圧Ecaに対【7て3
0度のかれ位相となる。したがって地絡抵抗が大きくな
る稈、零相電圧が次第に小さくなってb〈。そのため地
絡抵抗が大きめとき程、零相電圧の検出が困難となって
いく。特に過渡現象の影智を避けるために、零相電圧が
成る設定電圧値にまで増大又は減少L7たときに、零相
電圧が発生1−だ本のとみなすように構成した場合には
、その設定電圧値を充分小さくすることができないよう
になり、それだけ品感度検出、高速度検出かできないよ
うKなる。そのため既提案のものけ零相電圧が小さい値
の場合で本何らの支障′+万く、その検出を可能にしよ
うとしたものである。すなわち前述したようにA相地絡
の場合、零相電圧の最大軸はベク)7レーVaと一致1
〜、最小値はベクトル−Vaに対して90度の遅れ位相
角をもつ値である。したがって零相1イ圧は90度の範
囲にわたって発生することKなるが、この範囲全部にわ
たってひとつのm ffl+ !圧(この例で言えば線
間電圧EOa) を基準として正負の判定をすること
は範囲が広すぎて零相電圧が極めて小さくなったような
場合にはその正負判定が極めて困難 、になることが予
想される。そのため既提案のものでit前記角度範囲を
二分し、その各範囲をひとつの線間電圧に基謁て得た二
つの電圧のそれぞれを本って基準にしようとしたもので
ある。そこで二分する角度としては45度とし、したが
ってベク)&−Vaから遅れ方向に45度の範囲(第1
の範囲)及び、45度から90度の11)囲(第2の範
囲)を想定17、零相電圧がベクトル−Vaから遅れの
45度の位相角となったときの大きさに達するまではそ
の零相電圧#′i第2の範囲内にあるものとし、この第
2の範囲内で定めた第2の基準電圧と比較1−7、零相
電圧が45の位a用となったときの大きさをこえたとき
は、その零相電圧は第1の範囲内に入ったものとし、こ
の第1の範囲内で定めた第1の基準電圧と比較する。第
1.第2の基準電圧の位相角と【7ては第1及び第2の
範囲の中心の角に設定するものとすれば、ベクトル−V
aから遅れ方向に451J/2=2L5度に第1の基準
電圧の位+11角を、又45度+45度/2=67.5
度に第2の基準電圧の位相角をそれぞれ設定すればよい
ことになる。したがってベクトル−Vaに対して遅れの
30度の位相角の線間電圧Ecaを30度−22,5度
=7,5度 進壕せてとfLを第1の基準電圧とし、又
67.5度−30度=375度遅らせて、これを第2の
基準電圧とすれはよいことに々る。
系配電線での人相地絡時における零相電圧Voと、各相
の相電圧Va、Vb、Vc 並びに線間電圧Eab、E
bc、Ecaのベクトル図を示したのカよ第1図である
。零相電F←■0の軌跡は配電線の本つ対地静電容量の
だめベクトル−Va を直径とする半円となる。地絡時
、和電圧は健全時よりもずれるが線間電圧はほとんど動
くことがなく安定し−ている。lまたがって線1川電圧
を基準として判別するようにした方が安定したllIJ
I作が期待できル、 トコ口f 1009Iy 地11
1’r テ!−1′5k *Iw: 圧VOnベクトル
−’Vaと同相となわ地絡抵抗が大きくなるにしたがっ
てベクトル−Vaを11径とする半円を軌跡として移動
して−〈。そして87%地絡では線間電圧Eca と同
相となり、50%地絡では線間電圧Ecaに対【7て3
0度のかれ位相となる。したがって地絡抵抗が大きくな
る稈、零相電圧が次第に小さくなってb〈。そのため地
絡抵抗が大きめとき程、零相電圧の検出が困難となって
いく。特に過渡現象の影智を避けるために、零相電圧が
成る設定電圧値にまで増大又は減少L7たときに、零相
電圧が発生1−だ本のとみなすように構成した場合には
、その設定電圧値を充分小さくすることができないよう
になり、それだけ品感度検出、高速度検出かできないよ
うKなる。そのため既提案のものけ零相電圧が小さい値
の場合で本何らの支障′+万く、その検出を可能にしよ
うとしたものである。すなわち前述したようにA相地絡
の場合、零相電圧の最大軸はベク)7レーVaと一致1
〜、最小値はベクトル−Vaに対して90度の遅れ位相
角をもつ値である。したがって零相1イ圧は90度の範
囲にわたって発生することKなるが、この範囲全部にわ
たってひとつのm ffl+ !圧(この例で言えば線
間電圧EOa) を基準として正負の判定をすること
は範囲が広すぎて零相電圧が極めて小さくなったような
場合にはその正負判定が極めて困難 、になることが予
想される。そのため既提案のものでit前記角度範囲を
二分し、その各範囲をひとつの線間電圧に基謁て得た二
つの電圧のそれぞれを本って基準にしようとしたもので
ある。そこで二分する角度としては45度とし、したが
ってベク)&−Vaから遅れ方向に45度の範囲(第1
の範囲)及び、45度から90度の11)囲(第2の範
囲)を想定17、零相電圧がベクトル−Vaから遅れの
45度の位相角となったときの大きさに達するまではそ
の零相電圧#′i第2の範囲内にあるものとし、この第
2の範囲内で定めた第2の基準電圧と比較1−7、零相
電圧が45の位a用となったときの大きさをこえたとき
は、その零相電圧は第1の範囲内に入ったものとし、こ
の第1の範囲内で定めた第1の基準電圧と比較する。第
1.第2の基準電圧の位相角と【7ては第1及び第2の
範囲の中心の角に設定するものとすれば、ベクトル−V
aから遅れ方向に451J/2=2L5度に第1の基準
電圧の位+11角を、又45度+45度/2=67.5
度に第2の基準電圧の位相角をそれぞれ設定すればよい
ことになる。したがってベクトル−Vaに対して遅れの
30度の位相角の線間電圧Ecaを30度−22,5度
=7,5度 進壕せてとfLを第1の基準電圧とし、又
67.5度−30度=375度遅らせて、これを第2の
基準電圧とすれはよいことに々る。
なお実際問題と1−で、零相電圧が極めて小さい場合は
誤差、過渡現象などによって測定が不安定であるから、
どのときのベクトル−Vaに対する遅れ90度附近の位
相角の場合の零相電圧を測定対象外とすれば、第1及び
第2の範囲は前述の場合よりも若干狭まくなる。したが
って線間電圧Ecaを移相して得だ第1及び第2の基準
電、圧の位相角も全体的に若干進み方向に移動させても
よい。具体的には、線間電圧EQaを約i0度(前述の
場合は7.5度)進ませて第1の基準電圧を得、又約3
0度(前述の場合は37.5度)遅らせて第2の基準電
圧を得るようにするとよい。この場合にはベクトル−V
aからみて遅れ20度及び遅れ60度の移相角の位置に
第1及び第2の基準電圧が設けられることになる。した
がって位相角βを30度。
誤差、過渡現象などによって測定が不安定であるから、
どのときのベクトル−Vaに対する遅れ90度附近の位
相角の場合の零相電圧を測定対象外とすれば、第1及び
第2の範囲は前述の場合よりも若干狭まくなる。したが
って線間電圧Ecaを移相して得だ第1及び第2の基準
電、圧の位相角も全体的に若干進み方向に移動させても
よい。具体的には、線間電圧EQaを約i0度(前述の
場合は7.5度)進ませて第1の基準電圧を得、又約3
0度(前述の場合は37.5度)遅らせて第2の基準電
圧を得るようにするとよい。この場合にはベクトル−V
aからみて遅れ20度及び遅れ60度の移相角の位置に
第1及び第2の基準電圧が設けられることになる。した
がって位相角βを30度。
移相角αを10度とした場合、第1.第2のどちらの基
準電圧を採用するかを決定する判定レベル電圧Vsij
最大零相電圧をVomとすればWe (Vs〈iVom
l cos (3o−α)の範囲内に設定するのが適当
で、 たとえばVIl= 1■oml QO870となる。又
前述のように零相電圧が過少値であるときは判定困難と
なるので、最大零相電圧の数%稈屑の電圧Voを設定し
、これ以下の零相電圧については測定外とするとよい。
準電圧を採用するかを決定する判定レベル電圧Vsij
最大零相電圧をVomとすればWe (Vs〈iVom
l cos (3o−α)の範囲内に設定するのが適当
で、 たとえばVIl= 1■oml QO870となる。又
前述のように零相電圧が過少値であるときは判定困難と
なるので、最大零相電圧の数%稈屑の電圧Voを設定し
、これ以下の零相電圧については測定外とするとよい。
第2図乃至第5図は、零相爾、圧・■0と線間電圧EQ
aを10度(=a)進ませた電圧Ecaと30度(=β
)遅らせた電圧EOaと、各線間電圧とのA相地絡時の
ベクトル図である。第2図は100%地絡時、第3図は
50%地絡時、第4図は11%地絡時、第5図は9%地
絡時の用台である。又第6図乃至第9図は第2図乃至第
5図に示す関係を電圧波形で示したもので、第6図は1
00%地絡、第1図は50%地絡、第8図Fi17%地
絡、 第9図は9%地絡の場合をそれぞれ示す。
aを10度(=a)進ませた電圧Ecaと30度(=β
)遅らせた電圧EOaと、各線間電圧とのA相地絡時の
ベクトル図である。第2図は100%地絡時、第3図は
50%地絡時、第4図は11%地絡時、第5図は9%地
絡時の用台である。又第6図乃至第9図は第2図乃至第
5図に示す関係を電圧波形で示したもので、第6図は1
00%地絡、第1図は50%地絡、第8図Fi17%地
絡、 第9図は9%地絡の場合をそれぞれ示す。
第6図、第7図においてVo)Vaの関係にある半波の
期間中、各電圧が正又は負を持続1−でいる期間を求め
ると、Etcが零を横切ってからEab沼を横切るまで
となる。この期間ではmca> o 。
期間中、各電圧が正又は負を持続1−でいる期間を求め
ると、Etcが零を横切ってからEab沼を横切るまで
となる。この期間ではmca> o 。
Mab(o、 E’bc< oを持続17ている。又■
0〈−Vsの関係にある半波の期間中、各電圧が正又は
負を接続している期間を求めると、EbQが零を横切っ
てからEabd(零を横切るまでとなる。
0〈−Vsの関係にある半波の期間中、各電圧が正又は
負を接続している期間を求めると、EbQが零を横切っ
てからEabd(零を横切るまでとなる。
を持続している。したがって、両条件のいずれかが成立
するとき、人相が地絡相であることが判別できる。
するとき、人相が地絡相であることが判別できる。
第8図、第9図のようにVOが■8よシ小さくなってき
た場合(ただし1V01≧VeでVθ〒0とする。)V
g)Vo≧■eの関係にある半波の期間中、各電圧が正
又は負を持続している期間を求めると、〈0を持続[7
ている。又−Vs 〈Vo <−Veの関係にある半波
の期間中、各電圧が正又は負を持続している期間を求め
ると、E’bcが零を横切ってからEabが零を横切る
までである。この期間ではる。したがってこの両条件の
いずれかが成立するとき、A相が地絡相であることが判
別できる。そしてこの条件並びに前記した条件が成立し
ている時間はいずれも2.0m8以上であるから、この
時間にわたって各条件が成立するときA相が地絡相であ
ると判別すればよいことになる。
た場合(ただし1V01≧VeでVθ〒0とする。)V
g)Vo≧■eの関係にある半波の期間中、各電圧が正
又は負を持続している期間を求めると、〈0を持続[7
ている。又−Vs 〈Vo <−Veの関係にある半波
の期間中、各電圧が正又は負を持続している期間を求め
ると、E’bcが零を横切ってからEabが零を横切る
までである。この期間ではる。したがってこの両条件の
いずれかが成立するとき、A相が地絡相であることが判
別できる。そしてこの条件並びに前記した条件が成立し
ている時間はいずれも2.0m8以上であるから、この
時間にわたって各条件が成立するときA相が地絡相であ
ると判別すればよいことになる。
以上の説明はA相地絡時についてであったが、他の相の
地絡時についても全く同様のことが1える。すなわちB
絹地絡の場合は、第6図乃至第9EabK置き換えれば
よく、又C相地絡の場合はに置き換えればよい。そして
各波形の関係から、B絹地絡時ニハ■o > Vs 、
Eab > O、EbQ 〈O。
地絡時についても全く同様のことが1える。すなわちB
絹地絡の場合は、第6図乃至第9EabK置き換えれば
よく、又C相地絡の場合はに置き換えればよい。そして
各波形の関係から、B絹地絡時ニハ■o > Vs 、
Eab > O、EbQ 〈O。
Eca < O、又1jVo〈−Vs、Eat)<O,
Ebb)0 、 pCa > Oの関係が、又はVo≧
Ve、Vo”Vs。
Ebb)0 、 pCa > Oの関係が、又はVo≧
Ve、Vo”Vs。
Eab>o、 FJbc<o、Eca<o、又はVo<
−Ve。
−Ve。
Vo<−Vs、 Y!Jab<o、 gb+りVO,E
Oa>Oノ関係がそれぞれ成立する。C相地絡時には、
■0>Vs、Ebc’)o、Eca<O,Eiab<O
又はVO<−Vs、 EbC<O,EOa>O,Eab
>Ocl’)関〈O,Ellb<O又は■0≦−Ve、
Vo≦−Ve、EbO<O,EQa>O,Eab)O
f7)関係がそれぞれ成立する。
Oa>Oノ関係がそれぞれ成立する。C相地絡時には、
■0>Vs、Ebc’)o、Eca<O,Eiab<O
又はVO<−Vs、 EbC<O,EOa>O,Eab
>Ocl’)関〈O,Ellb<O又は■0≦−Ve、
Vo≦−Ve、EbO<O,EQa>O,Eab)O
f7)関係がそれぞれ成立する。
上述した判別条件において、たとえば第6図の場合、零
相電圧がVs (又は−Ve )を横切ってから零を横
切るまでの期間で本成立する。又C+目地絡時と同じ条
件が成立する。しかしこれらの条件が成立する期間はい
ずれも12m5(第9図の場合のB絹地絡時と同じ条件
が成立する期間)以下であるから少くともこれ以上の時
1バ1(前述の例で言えばL2 m8以上)にわたって
各成立条件が成立しているかどうかを時間判別すること
が必要となる。
相電圧がVs (又は−Ve )を横切ってから零を横
切るまでの期間で本成立する。又C+目地絡時と同じ条
件が成立する。しかしこれらの条件が成立する期間はい
ずれも12m5(第9図の場合のB絹地絡時と同じ条件
が成立する期間)以下であるから少くともこれ以上の時
1バ1(前述の例で言えばL2 m8以上)にわたって
各成立条件が成立しているかどうかを時間判別すること
が必要となる。
ところで既提案のものは零相電圧■0を零を基準に1〜
て又は最大零相重圧の数%程度の電属Veを基準にして
その正負を判定i〜でいた。これによれば高感度の検出
が可能となって都合がよいが、実際問題として、系統の
条件、状態、特殊性などにより高感度すぎて、不要な動
作を起こしfr、し、誤動作しまたすすることがあり、
或いは逆に低感度すぎて不動作となったりすることがあ
った。
て又は最大零相重圧の数%程度の電属Veを基準にして
その正負を判定i〜でいた。これによれば高感度の検出
が可能となって都合がよいが、実際問題として、系統の
条件、状態、特殊性などにより高感度すぎて、不要な動
作を起こしfr、し、誤動作しまたすすることがあり、
或いは逆に低感度すぎて不動作となったりすることがあ
った。
この発明は以上の点に鑑み、この抽地絡相検出にあたり
、系統の条件等によって最適な動作感度を容易に設定で
きるようにすることを目的とする。
、系統の条件等によって最適な動作感度を容易に設定で
きるようにすることを目的とする。
この発明は零相電圧■0の正負判定の基準電圧を所望の
検出感度に適合し得るように可変目在に設定するように
1.たことを特徴とする。ここに基準電圧としl’ V
mを設定した鳴合、前記した各条件のうちvつ>01v
O>Veに代えてVo)Vmを、又Vo < O、Vo
(−Ve に代えてVo < −Vmを用い、各条
件の成立を判定ずればよい。
検出感度に適合し得るように可変目在に設定するように
1.たことを特徴とする。ここに基準電圧としl’ V
mを設定した鳴合、前記した各条件のうちvつ>01v
O>Veに代えてVo)Vmを、又Vo < O、Vo
(−Ve に代えてVo < −Vmを用い、各条
件の成立を判定ずればよい。
第1QIン1は上述1〜た原理による実施例f示[7、
lは検出対象の三相線路、2);を三組の変圧器からな
る接地電圧変成器で、二組をもつ2次側のうちの各−組
は線間電圧を検出する補助変圧器3〜5に接続され、他
の各−組は零相電圧を検出する補助変圧器6に接続され
る。なお、補助変圧器3〜6を含む以下の構成が地絡相
検出用の継電器を構成する。補助変圧器3〜5の2次側
は進相用の移相器7〜9に接続され、ここで角度α(前
述の例で言えば10度)だば進み位相とされる。前記2
次側は又遅相用の移相器IQ、12に接続され、ここで
角度β(前述の例で言えば30度)だけ遅れ位相とされ
る。各移相器7〜12からの電圧ととて正負が判定され
る。すなわち電圧Eabが与えられる比較回路13はE
ab’)oの七き信号様に比較回路14〜1821)、
らもEl)O’) O、Eca信号mb、mc、na、
n’b、noを出し、又Ebc出す。信号ma〜me
は第1の論理回路19に、又信号na−nc は第2の
論理回路20に与えられる。
lは検出対象の三相線路、2);を三組の変圧器からな
る接地電圧変成器で、二組をもつ2次側のうちの各−組
は線間電圧を検出する補助変圧器3〜5に接続され、他
の各−組は零相電圧を検出する補助変圧器6に接続され
る。なお、補助変圧器3〜6を含む以下の構成が地絡相
検出用の継電器を構成する。補助変圧器3〜5の2次側
は進相用の移相器7〜9に接続され、ここで角度α(前
述の例で言えば10度)だば進み位相とされる。前記2
次側は又遅相用の移相器IQ、12に接続され、ここで
角度β(前述の例で言えば30度)だけ遅れ位相とされ
る。各移相器7〜12からの電圧ととて正負が判定され
る。すなわち電圧Eabが与えられる比較回路13はE
ab’)oの七き信号様に比較回路14〜1821)、
らもEl)O’) O、Eca信号mb、mc、na、
n’b、noを出し、又Ebc出す。信号ma〜me
は第1の論理回路19に、又信号na−nc は第2の
論理回路20に与えられる。
零相電圧に対応する箪肚が補助変圧器6から与えられる
比較回路21.22については、Vo’)Vsのとき信
号mを、Vo 〈−Vsのとき信号mを、又7日≧■0
≧Vmの2き信号n%−1−Vs < Vo < −V
’mに、信号n、 nは論理回路20に与えられ、ここ
で上記した条件が判別される。そしてA絹地1絡の条件
が成立したときには信号Pma、Pnaを、B絹地絡の
条件が成立したときには信号pmb、pnbを、CJ目
地絡の条件が成立1〜たときけ信号Pmc。
比較回路21.22については、Vo’)Vsのとき信
号mを、Vo 〈−Vsのとき信号mを、又7日≧■0
≧Vmの2き信号n%−1−Vs < Vo < −V
’mに、信号n、 nは論理回路20に与えられ、ここ
で上記した条件が判別される。そしてA絹地1絡の条件
が成立したときには信号Pma、Pnaを、B絹地絡の
条件が成立したときには信号pmb、pnbを、CJ目
地絡の条件が成立1〜たときけ信号Pmc。
Pncを出す。これらの信号はぞJしぞれオア回路23
〜25に入力はれ、これからの出力信号Q−。
〜25に入力はれ、これからの出力信号Q−。
Q、1)、 Q、Cけパルス幅測定回路26〜28に
与えられて、ここで各信号の時間幅が測定され、これが
所定値となったとき信号を出す。したがってこの信号を
もっていずれの相に地絡事故が発生1−たがを検出乃至
判別できる。
与えられて、ここで各信号の時間幅が測定され、これが
所定値となったとき信号を出す。したがってこの信号を
もっていずれの相に地絡事故が発生1−たがを検出乃至
判別できる。
論理回路19.2Qのム例を孕けたのが第11図及び第
12図である。第11図の論理回路19Fiアンド回路
31〜36を用意し、アンド回路31は、を出すように
結線されである。以下同様にアンドたとき、アント回v
−33は信号m、ma、mb 。
12図である。第11図の論理回路19Fiアンド回路
31〜36を用意し、アンド回路31は、を出すように
結線されである。以下同様にアンドたとき、アント回v
−33は信号m、ma、mb 。
ma、mb、mcが与えられたとき、アンド回路が与え
られたときそれぞれ出方を出す。アンド回路3ユ、32
の出力はオア回路37に与えられ、その出力が前記信号
Pmaとなる。同様にアンド回路33.34の出力、ア
ンド回路35.36の出方はオア回路38.39に与え
られ、その出力が前記信号Pmb、Pmcとなる。第1
2図の論理回路2゜はアンド回路41〜46を用意し、
アンド回路41出力を出すように結線されである。以下
同様にアンド回路42け、信号n′、no’* na、
nb カ4えられたとき、アンド回路43に信号n
、na。
られたときそれぞれ出方を出す。アンド回路3ユ、32
の出力はオア回路37に与えられ、その出力が前記信号
Pmaとなる。同様にアンド回路33.34の出力、ア
ンド回路35.36の出方はオア回路38.39に与え
られ、その出力が前記信号Pmb、Pmcとなる。第1
2図の論理回路2゜はアンド回路41〜46を用意し、
アンド回路41出力を出すように結線されである。以下
同様にアンド回路42け、信号n′、no’* na、
nb カ4えられたとき、アンド回路43に信号n
、na。
nb、na が与えられたとき、アンド回路44は信
号n、na、nb、ncが与えられたとき、アna、が
与えられたと尊それぞれ出力を出す。アンド回路41.
42の出力はオア回路47に与えられ、その出力が前記
信号Pnaとなる。同様にアンド回路43.44の出力
、アンド回vp45.46の出力はオア回路48.49
に与えられ、その出力が前記信号Pnb、Pncとなる
。
号n、na、nb、ncが与えられたとき、アna、が
与えられたと尊それぞれ出力を出す。アンド回路41.
42の出力はオア回路47に与えられ、その出力が前記
信号Pnaとなる。同様にアンド回路43.44の出力
、アンド回vp45.46の出力はオア回路48.49
に与えられ、その出力が前記信号Pnb、Pncとなる
。
比較回路22の一例を挙けたのが第13図である。同図
では2個の比較器51.52が用意場れ、その各ひとつ
の比較入力は補助vFト器6からの電圧が与えられる。
では2個の比較器51.52が用意場れ、その各ひとつ
の比較入力は補助vFト器6からの電圧が与えられる。
他の各ひとつの比較入力は泊、流電+VOO(たとえば
+IQV)及び直流゛電圧−■θθ(たとえば−10■
)がそれぞれ抵抗53.54 を介して与えられる。
+IQV)及び直流゛電圧−■θθ(たとえば−10■
)がそれぞれ抵抗53.54 を介して与えられる。
そし−て各曲流電圧+■ac 。
−Veθによって各比較器51.52 に与えられる電
圧は可変抵抗55によって可変自在とされている。この
可変抵抗55によって定まる入力電圧が、前記した基準
電圧Vmまたは−Vmとなる。すなわち各比較器51.
52によシこの基準電圧Vmまたは−Vm との零相電
圧■0とが比較されることになるのである。
圧は可変抵抗55によって可変自在とされている。この
可変抵抗55によって定まる入力電圧が、前記した基準
電圧Vmまたは−Vmとなる。すなわち各比較器51.
52によシこの基準電圧Vmまたは−Vm との零相電
圧■0とが比較されることになるのである。
以上詳述したように、この発明によれは、地絡相の検出
に際し、従来のように相電圧、線m1電圧。
に際し、従来のように相電圧、線m1電圧。
零相電圧の位相を比較1判別することをせず、線間電圧
、零相電圧の正負関係のみを判別するだげでよいため、
面倒な動作領域の設定、調整を必要とせず、しかも系統
の最通検出感度で高速度かつ安定に動作させることがで
きるとともに必要感度を維持しながら不要動作、誤動作
を防止できるといった効果を奏する。
、零相電圧の正負関係のみを判別するだげでよいため、
面倒な動作領域の設定、調整を必要とせず、しかも系統
の最通検出感度で高速度かつ安定に動作させることがで
きるとともに必要感度を維持しながら不要動作、誤動作
を防止できるといった効果を奏する。
第1図はA相に地絡事故が発生した場合の、各電圧ベク
トル図、第2図乃至第5図はA相地絡の際の100%地
絡時、50%地絡時、11%地絡時及び9%地絡時の各
ベクトル図、第6図乃至第9図は100%地絡時、50
%地絡時、1′7%地絡時及び9%地絡時の各電圧の波
形図、第10図はこの発明の一実施例を示すブロック線
図、第11図。 第12図は第10図の論理回路の一例を示す回路図、第
13図は第1O図の比較回路の一例を示す回路図である
。 1・・・・・・三相′m路、1〜12・・・・・・移相
器、13〜1日1日・21〜22・・・・・正負判定装
置(比較回路)、19、2Q・・・・・・論理回′#(
第1乃至第3の袋間)、267−28・・・・・パルス
幅測定用の回路、55・・・・・・可変抵抗 特許出願人 関西電力株式会社 1、−に)・1]・1 第6図 矛7図 第8V
トル図、第2図乃至第5図はA相地絡の際の100%地
絡時、50%地絡時、11%地絡時及び9%地絡時の各
ベクトル図、第6図乃至第9図は100%地絡時、50
%地絡時、1′7%地絡時及び9%地絡時の各電圧の波
形図、第10図はこの発明の一実施例を示すブロック線
図、第11図。 第12図は第10図の論理回路の一例を示す回路図、第
13図は第1O図の比較回路の一例を示す回路図である
。 1・・・・・・三相′m路、1〜12・・・・・・移相
器、13〜1日1日・21〜22・・・・・正負判定装
置(比較回路)、19、2Q・・・・・・論理回′#(
第1乃至第3の袋間)、267−28・・・・・パルス
幅測定用の回路、55・・・・・・可変抵抗 特許出願人 関西電力株式会社 1、−に)・1]・1 第6図 矛7図 第8V
Claims (3)
- (1)三相線路の零相電圧Vo、 線間電圧を進み位
Ecaの正負を判定する装置と、前記装置からの判定信
号により、VO>VB(ただし−0< ’Vs<lVo
mlQO113(30°−a)で、Vomは最大零相電
圧の波E G 8− > O* ”L ij ’VB
〉vO≧Vm−11Cab ”;> O、Ebc〈0.
ECa〈0.又は−■8≦■0≦−■。、Eab<o、
aoc>o、pca>oの状態を判別する第する第3の
装置と、前記第1乃至第3の装置(ただしVmは検出感
度設定用の可変直流電圧)からの各出力の幅を判定する
判定装置とからなシ、前記出力の幅が一定鎮以上であっ
たときに、前記判定装置から出る信号を地絡相検出信号
としてなる地絡相検出装置 - (2)位相角aが0〜30度である特許請求の範囲第1
項記載の地絡相検出装置 - (3) 位相角βが5〜55度である特許請求の範囲
第1項記載の地絡相検出装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12796582A JPS5917821A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 地絡相検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12796582A JPS5917821A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 地絡相検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917821A true JPS5917821A (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=14973053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12796582A Pending JPS5917821A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 地絡相検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917821A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136043A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
JPS63177132A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
JPS63206750A (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法 |
JPH0236A (ja) * | 1987-11-17 | 1990-01-05 | Konica Corp | ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP12796582A patent/JPS5917821A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136043A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
JPS63177132A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
JPS63206750A (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法 |
JPH0236A (ja) * | 1987-11-17 | 1990-01-05 | Konica Corp | ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 |
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