JPS59177173A - 浮絵模様版の製造方法 - Google Patents

浮絵模様版の製造方法

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JPS59177173A
JPS59177173A JP5103183A JP5103183A JPS59177173A JP S59177173 A JPS59177173 A JP S59177173A JP 5103183 A JP5103183 A JP 5103183A JP 5103183 A JP5103183 A JP 5103183A JP S59177173 A JPS59177173 A JP S59177173A
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JP5103183A
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JPS622868B2 (ja
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Tadashi Miura
正 三浦
Takeki Kashiwara
建記 柏原
Akinobu Ando
安藤 彰信
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TOKYO INSHIYOKAN KK
Kikusui Kagaku Kogyo KK
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TOKYO INSHIYOKAN KK
Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構築物の天井、壁、床など、及び家具、11
周成品などの装飾に於いて、深みを有する様に意匠模様
が表面に浮き出す画期的な意匠の洋綴模様版を製造する
方法に関するものである・従来よr)天井、壁、床等、
及び家具、調度品等の構築物の装飾の一つとして、表面
に各種塗料を塗装する方法がとられていた。塗料を塗装
すること(・コよ1)被装飾面の防錆、防水、結露防止
、ヒビ割れ防止、防カビといった機能上の効果を提供す
ることはできるが装飾性に於いては、単に色彩や艶や、
塗装面形状を変化させ得る程度の画一的なものにとどま
らざるを得なかった。
不発明は、この点に観み、特殊インキで模様を施した印
刷物と水系塗料との組合せで単色の塗料層I・こ下地の
印刷模様を滲出させることにより従来の印刷技術をもっ
てしても表現でき得ない深みのある独牛5な風合の模様
を発現する方法を提供するものである。
すなわち本発明は、塗料のもつ機能性を具備させつつ、
印刷による豊富な模様、柄を乾燥塗帳中に転移せしめる
ことにより装飾性に富んだ多捕多様な模様、柄を発現せ
しめるものであり、しかも発現する模様、柄も壁装材の
表面模様を構成するインキが塗膜中に溶出、転移する際
の時間的な要因や、塗料の粘度的要因の作用等により微
妙に変化するため画一的にはならず、従来の印刷技術を
もってしても得難い模様、柄、風合を得ることができる
ものである。
本発明の目的は、構築物の天井、壁、床等、及び家具、
調度品等の装飾に於いて、従来にない模様柄、風合を現
出しつつ、被装飾部材の保穫機能をも同時に満足せしめ
る画期的な技術手段を提供することである。
この目的は、セルルーズ、合成紙、天然繊維布、合成繊
維布等の基材に意匠性を有する模様、柄を印刷するに当
り、水溶性ビヒクル中に主要な着色劇料として染料を含
有したインキを使用し、次いでその印刷表面に水系塗料
を塗着し、該水系塗料中に前記模様、柄を溶出、転移せ
しめることによって達成される。
そして上記の基本的な構成を実施する際、印刷表面に塗
装する水系塗料の厚みが湿潤膜で5%以下であり、1つ
塗装時の粘度が、50.000センチホイズ以下に調整
されていることを%薇とする。
以下に本発明の構成を詳細に説明する。
本発明のJl(材として使用するセルルーズ紙とは、l
i紙、洋紙いずれでもよく、又合成1対脂等により耐水
加工された種類のものでも一向に差し仕えない。又合成
紙とは、ポリ ス チレ/、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ヒニール等を素材と1−て5それに紙状
の性質を与える加工をしたものであり、後述するインキ
で印刷可能なものであればいず)tも使用することがで
きる。又天然繊維布としては、木綿布、麻布、絹布等が
挙げられる。又合成繊維布としては、レーヨン布、アク
リル布、ホリLステノC′布、ナイロン布、ビニジン布
、あるいは上記した天然r:fi維または合成繊維の累
拐の2伸類以上を組み合わせた混紡布等が挙げられる。
又その他に上記した編織によらないで加工された不鍼布
も本発明に於ける装飾布の基材として使用できる。
本発明に於ける水溶性ビヒクルとは、水溶性ポリマーも
しくは、合成樹脂エマルジョンであって、水溶媒中で安
定に溶解もしくは分散する有機高分子体をいう。水溶性
ポリマーとしては、カゼイン澱粉、デキストリン、メチ
ルセルロース、エチルセルp−ス、カルボキシルメチル
セルロース、ヒドロキシエチルメチルセルρ−ス、アラ
ビアゴム、グアーガム、カラギーナン、ザンサンカム、
ローカストビーンカム、ペクチン、アルギン酸塩、ポリ
ビニール、膠等が挙げられる。又合成樹脂エマルノヨ/
としては、アクリル酸エステル、メタアクリル・酸エス
テル、酢酸ビニール、塩化ビニリデン、エチレン、酢酸
ビニール共重合体、酢酸ヒニール・バーサチック酸共重
合体等が単独もしくは2種類以上の共重合体、ないしは
ブレンド物として挙げられる。又上記した水溶性ポリマ
ーとの併用も差し仕えない。
本発明で用いられる染料とは、直接染料、反応染料、建
染染料、媒染染料、硫化染料、酸性染料等があげられる
本発明に於ける水系塗料とは、水を基本的に溶媒又は分
散媒としたすべての塗料を意味するもので、r)IH1
g形成主要素として、水溶性ポリマ゛−あるいは合成樹
111エマル/ヨン、又はコロイダルシリカのごとき2
.χ機質高分子を用い、必要に応じて炭酸カルシウム、
クレー、クルク、硅石粉等の体4i11j M R1l
チルセルロース、ポリアクリル酸ソーダ等の増貼剤、消
泡剤、防腐剤、界面活性剤、着色顔料等を添加混合せし
めたものである。該水系塗料は、−(役物にフラット塗
料、スチノプル塗料、吹付塗料、マスチック塗料、弾性
塗料、艶有り塗料、コンクリート塗料、結露防止塗料等
であり、機能間作外面、形状伺与面等の視点より種々に
呼称されるものて・ある。
本発明を構成する技術手段を、上記した素相中一つのρ
1jを使用して以下に詳aK説明する。
まずdrJI K上記セルローズ紙等に、染料を含有す
る・インキを用いて任意の模様、伯を印刷する。もし諸
インキ以外のイ/−1′−を用いた場合には後述する水
系塗料を塗装した際に、該イ/−11−が不透明な水系
嬢料中に磐田することなく隠蔽きれてしまい浮輪模様が
形成できなくなる。本発明のごとく水系塗料中に、印刷
されたインキが滲出するためには、水系塗料中の溶媒水
もしくは分散媒水に、印uillされたインキのバイン
ダーが溶解、もしくはバインダーと染料とが結合力の低
下を起すことが必要である点と、ハイノダーに包含され
た着色材料が、水系塗料中に拡散溶出する必要がある。
本発明者等は、この点を鋭意研究した結果、インキ中の
水溶性ビヒクルと染料の組合せを見い出したのである。
又本発明に於いて、該インキをセルローズ紙等の基材に
印刷する方法としては、従来からの各種印刷機(オフセ
ット印刷機、グラビア印刷機、スクリーン印刷機等)を
使用して容易に行うことができる。又該基材に印刷する
前に、基拐の裏面に再湿粘着加工あるいは粘着加工を施
しておいても一向に差し仕えないことは言うまでもない
次に、上記した方法で作成した装飾材を構築物の天井、
壁、床など、及び家具、調度品等に接着剤(例えば、澱
粉糊、合成樹脂エマルシヨン、水溶性ポリマー、合成4
d脂ワニス等)を使用して貼着するか又は、あらがじめ
ケイr俊カルシ′ウム板、フレA′ングル板、+HMW
板、鉄板、合板、セメント版、ノージング板等の躯体板
に同様な方法で貼着する。
ただし躯体板に貼着した場合には、該躯体板を構〉i〜
物の壁、天井等に施工することによって、該装fii[
i材面を露出させることになる。上記の方法によって、
構築物に直接又は間接的に該装飾利を施工した優に、前
記水系塗料を塗装する。この塗装方法としてゆ、従来か
らの塗装技術を用いればよ(例えば、スプレー、ローラ
ー、ハケ等を使用して行うことができる。しかしながら
塗装するに際して、水系塗料の粘度を水で希釈する等し
て50000セ/チボイズ(ブルックフィールド型回転
粘度51で12 RP M値)以下に調整してから後に
行なわなければならない。50000セ/チボイズ以上
では、装飾材中の着色材料が滲出しないために4伝模様
が形成されなし・。又塗装する水系塗料の(装置点での
厚みが5二省以上になると装飾材中の古色材料が滲出し
ても、水系塗料の表面層近くまで達成せずに結果として
、浮輪模様が形成されな(ゝ。
以上のような方法で装飾材面に水系塗料を塗装すると、
該水系塗料が乾燥硬化進行中に、装飾材が何する模様、
柄が微妙に変化し転移することによI)、従来にない独
特な風合を現出せしめる。又多種多様な模様等を表現し
つつ、水系塗料のもつ機能性を構築物に付与できること
も本発明の大きな特徴の一つである。
本発明の洋綴模様版製造方法に於いては、構築物の天井
、壁、床等の装飾に於いて、従来にない独特な風合を提
供するばか9か、構築物を構成する各部材に要求され得
る性能も、従来からの水系塗料を相互に選択することに
より達ぜられる特徴をイjするものである。
以下に実施例を詳述する。なお実施例中、部とあるのは
、すべて重量部を表わす。
実施例 ■、赤色インキの配合 水                        
        25インプpビルアルコール    
   35エチルセロソルブ          15
ナトリウムカゼイン          5ヒドロキシ
エチルセルE−ズ       104t’!染料(ア
イゼンファーストレ、7トFA)    1011、黄
色インキの配合 赤色インキと同配合とし、直接染料としてアイゼンペー
パーイエロー2GH 111、青色インキの配合 赤色、インキと同配合とし、直接染料としてアイゼンダ
イレクトスカイブルー5B 上記した配合のインー?3色を使用して、グラビア印刷
機にて、花柄模様をポリスチレン合成紙に印刷し洋綴模
様版を作成した。該洋綴模様版を6畳の応接間に、酢實
エマルジョン系の接着剤を用いて、貼篇した。その設2
4時間経過し接着剤が乾ツしたのをイ認してから、水系
塗料(商品名二ヶノ口ナイ/”菊水化学工業社製結露防
止墜料)を人−ル−ノノノを用いて、厚さ1%に塗装し
た。なおこの水系塗料の塗装した際の粘度は、2000
センチポイズであった。乾燥後、洋綴模様版に印刷され
ていた花柄模様が水系塗料中に、微妙に歪曲しぼけた洋
綴模様として転移したことが確認できた。又該水系塗料
は、結露を防止する機能を有していたが、塗装後−冬期
間観察した結果完全に結露を防止できたことも確認した
実施例2 実施例IK於けるインキ配合中ナトリウムカセインをア
クリル酸エステル合成樹脂エマル/ヨンに置き替え、実
施例1と同様な方法で実施したが、全く同様な結果を得
ることが確認できた。
実施例3 実施例1に於けるインキ配合中、直接染料を塩基性染料
に置き候え、実施例】と同様な方法で実施したが、全く
同様な結果を得た。
実施例4 実施例1と同様な方法で洋綴模様版を作成し、該洋綴模
様版をモルタル下地の廊下廻りに、澱粉糊を用いて貼着
した。その後24時間経過し、接着剤が乾燥したのを確
認してから、水系塗料(商品名°ソフトワン:菊水化学
工業社製ヒヒ割防止孝(碑)をスプレーガンを用いて、
)享さ05%に塗装した。なお水系塗料を塗装した際の
粘度は、1500センチボイスであった。乾燥後、該洋
綴IQ球版に印刷された花柄模様が、水系塗料中に転移
し、従来からの印刷技術では得がたい独セな風合のf7
絵模様として転移したことが確認できた。
又咳水系塗料は、コム弾性を有し下地に亀裂が生しても
塗・j4が伸長することにより亀裂を隠蔽する7能を有
するものであるが、塗装後半年経過してイ、な、toか
つの7装表面に亀裂は全く見られなかった。
念のため該装飾処理面を剥離したところ、モルタル下地
には、かなりの亀裂が生じていた。このことから該水系
塗料の機能が作用していることが確、1gされた。
以上述・〜・たとおり本発明の洋綴模様版製造方法によ
れば塗料のもつ機能上の特性を有効に発揮すると共に、
従来にない独特な風合をもつ装飾性に冨んだdG規な洋
綴模様版を提供することができるものてあり、構桑物の
装飾にとって新しい可能1住を生み出したと言っても過
言ではない。
特許出願人 株式会社東京印書館 はか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セルロース紙、合成紙、天然繊維布、合成繊維布等
    の7.(拐に意匠性を有する模様、柄を印刷するに娼l
    )、水溶性ビヒクル中に主要な着色劇料として染料を含
    有したインキを使用し、次いでその印刷表面に水系塗料
    を塗着し該水系塗料中に前記模様、柄を溶出転移せしめ
    て洋綴模様を形成することを特徴とする洋綴模様版の製
    造方法。 2 印刷表面に塗装ずろ水系塗料の厚みが湿濶膜で5%
    堤下であり、且つ塗装置粘度が、50000セン4ポイ
    ズ見、下に調整されていδことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の洋綴模様版の製造方法。
JP5103183A 1983-03-25 1983-03-25 浮絵模様版の製造方法 Granted JPS59177173A (ja)

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JP5103183A JPS59177173A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 浮絵模様版の製造方法

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JPS59177173A true JPS59177173A (ja) 1984-10-06
JPS622868B2 JPS622868B2 (ja) 1987-01-22

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ID=12875437

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