JPS59175448A - フエノ−ル系化合物 - Google Patents

フエノ−ル系化合物

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JPS59175448A
JPS59175448A JP58048936A JP4893683A JPS59175448A JP S59175448 A JPS59175448 A JP S59175448A JP 58048936 A JP58048936 A JP 58048936A JP 4893683 A JP4893683 A JP 4893683A JP S59175448 A JPS59175448 A JP S59175448A
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hydroxyl
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compound
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斉藤 寅之助
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木谷 昌勝
Takashi Ishibashi
孝 石橋
Naoto Arai
直人 新井
Takeshi Murakami
村上 雄
Toshitake Suzuki
利武 鈴木
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Sanko Kaihatsu Kagaku Kenkyusho KK
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフェノール系化合物に関する。更に詳細には、
感熱記録体の呈色剤として特に有用な、一般式(1) (式中、R1,R2及びR3は水素原子、水酸基、アル
キル基、シクロアルキル基、アリール基又はアルアルキ
ル基を、R4は炭素数23以下のアルキル基を示す。但
しR1,R2及びR3のうち少くとも一つはアルキル基
、シクロアルキル基、アリール基又はアルアルキル基で
ある。) で表わされる分子量200以上の新規なフェノール系化
合物に関する。
特公昭43−4160号、同45−14039号又は特
開昭57−129787号などでも明らかなように、感
熱記録体の呈色剤としてはすでにいくつかのフェノール
系化合物が用いられている。しかし最近では、感熱記録
機器が急速に発達し、それに伴って感熱記録体の応用分
野は拡大するばかシであって、記録体にも種々の新しい
特性が要望されるようになった。とシわけ重要な特性と
して問題にされているのは記録体の熱応答性と記録の保
存性とであろう。
ここで、記録体の熱応答性とは記録体の記録が如何はど
微少な時間ないしはエネルギーで得られるかを表現する
ものであり、各種記録機器の高速化に対応して重要度を
増す特性であると言える。
又、記録の保存性とは記録が通常取り扱われ又は保存さ
れる環境で如何に長期間その鮮明さを失わないかを表現
するものであって、応用分野の拡大により特に要望の高
まった特性であると言う事ができる。そして、かかる記
録体の特性は特に呈色剤として使用されるフェノール系
化合物の性質に依存する度合いが最も大きく、最近では
このために種々のフェノール系化合物が呈色剤として提
案されるようになった。
本発明の目的はかかる記録体の呈色剤の特性を満足させ
るのに特に有用な新規なフェノール系化合物を提供する
事である。
周知のように、記録体の記録は、原理的には、互に接近
して支持体の上に配置された元来無色の塩基性の発色物
質(染料)とフェノール系化合物からなる呈色剤とが加
熱によシ融解、融合して有色の発色相を形成する事によ
って得られる。実際には、加熱によシいち早く融解して
染料と呈色剤とを溶解させるような第三物質(増感剤)
が添加される事も多いが、本発明のように熱応答性を重
視する場合には熱的な効率を低下させるので必ずしも好
ましいとは言われない。染料及び呈色剤は共に常温では
流動性のない固体、好ましくは結晶性の固体であって、
加熱により少くとも一方が融解して融合する事により発
色相を形成する。通常、呈色剤の方がより早く融解、流
動して染料を溶解、融合する事が望ましい。故に呈色剤
の融点は以下にも説明する通り呈色剤の最も置型で基本
的な物性の一つである。
本発明で問題にしている特性である熱応答性には、さき
の発色相形成の原理から想像するに、呈色剤の比熱、熱
伝導性、融点、融解潜熱、融解液体の流動特性及び融解
液体の染料溶解性などが深く関係しているように思われ
る。詳細な実験によれば、それは呈色剤の融点と融解液
体の流動特性に最も鋭敏に影響される事が確かめられた
。、すなわち、呈色剤の融点が低く、融解液体が流動し
やすい程感熱記録体の熱応答性は優れていた。
又、融解液体の流動しやすさは感熱記録体のような微細
な系では融解液体の粘度と表面張力が小さい程大きくな
る墨は勿論であって理解しやすいが、むしろ融解液体が
加熱をやめても如何に長時間流動性であるか、言いかえ
ると一旦融解した呈色剤が如何に長い時間過冷却の液体
として存在しうるかと言う事に極めて大きく依存してい
る事も判った。このように呈色剤の融点は低い程熱応答
性の良くなる事が判ったが、その余り融点が低すぎると
感熱記録体はその製造中、輸送中又は保存中に、さらさ
れる熱や環境物質の作用によって自然に発色して外観を
損ねたり記録の鮮明さを低下させたシするので、呈色剤
の融点は80℃以上が良い。又、呈色剤として二種以上
の化合物を使用することは通常行われており、このとき
は一般に共融混合物を形成して自然に発色する傾向は更
に増大するので、融点の下限はもう少し引き上げられる
べきである。呈色剤の融点範囲は80℃から160℃迄
が好ましいと言われるのはこのような根拠によるのであ
ろう。
つぎに、記録の保存性は二つの原因によって損われると
考える事ができる。その一つは、発色相を形成する必須
成分の少くとも一つが揮発、光化学的な劣化又は環境物
質の作用によって、発色相から消失したり、発色又は呈
色能を失ったシして、発色相の濃度が減少ないし消失す
る事であり、濃度を失った発色相の部分を再加熱しても
その濃度を復元する事がないので、これらは不可逆的な
変化と言う事が出来よう。他の一つは、発色相が熱力学
的に不安定な非結晶相からなっているとき、これからそ
の必須成分の少くとも一つがよ多安定な独立した結晶相
として相分離をおこす結果、発色相が減少ないし消滅し
て、記録の濃度が低下もしくは消失する事であり、消滅
した発色相の部分は再加熱する事によシ一時的に発色す
る事から、これは可逆的な変化であると言えよう。この
ような可逆的な変化は高い温度、高い湿度又は指の脂な
どの環境物質の付着などによって促進される事が多い。
記録の不可逆的な変化を防止するには、当然の事ながら
、(1)発色相を形成する各成分を不揮発性にすること
、(2)発色相の光化学的な安定性を増大させること、
(3)初期の発色濃度を大きくして記録濃度を永続させ
ることなどの対策が考えられる。
そこで、呈色剤の分子量を大きくするとそれはより不揮
発性になる。呈色剤の分子量が200以上、更に好まし
くは220以上になると実用上その揮発性は問題にはな
らない。ついで、フェノール系化合物からなる呈色剤は
一般に光化学的な酸化を受けて呈色作用を失いやすいが
フェノールの核にたとえばカルボニル基のような電気陰
性基が直接に置換されるとこのような酸化を受けにくく
なる事が知られている。特に呈色剤に光化学的な増感作
用がない限り、フェノール系化合物のフェノールの核に
カルボニル基が置換されているとそれによる発色相の光
安定性は向上する。発色相の発色濃度を大きくするには
呈色剤の酸の強さを大きくすること、発色相の誘電率を
小さくしないこと又は染料と呈色剤の組成を適当にする
ことなどが効果があるとされている。
又、発色相の可逆的な変化を防止するには、(1)発色
相の粘性すなわちガ゛ラス転移温度を高くして発色相か
らの結晶析出速度を/JSさくすること、(2ン発色相
の熱力学的な安定性を増大させて結晶析出の原動力を小
さくすることなどの対策が考えられる。これらの対策の
ために既に複数の呈色剤を併用する事が行われていて、
それなりの成果もみられるが、呈色剤間又は呈色剤と染
料間に物理化学的な強い相互作用がないと呈色剤の併用
効果は上がらない。呈色剤の一つにカルボニル基のよう
な電子供与性の基又は原子があるとその相互作用の著し
い事は既に知られている。
以上のように記録体に関する若干の技術的問題点を認識
するだけでも、優れた呈色剤としての要件を充足するフ
ェノール系化合物を選択ないし創造する事は極めて困難
であると言わ々ければならない。
本発明の理解に供するため、本発明にかかるフェノール
系化合物の記録体の呈色剤としての特徴を上述の認識に
従って以下説明する。
一般式(1)に於いて、フェノール性の水酸基のパラ位
にあるカルボニル基は本発明化合物の必須条件となって
おシ、既に一部説明もしたが本発明化合物に呈色剤とし
てのいくつかの利点をもたらしている。それは、(1)
フェノール系化合物の融点を高める、(2) R1r 
R2及びR3との関係で化合物の過冷却状態を持続させ
る効果を生じている、(3)フェノール系化合物の光化
学的な安定性を増大させる、(4ンフ工ノール系化合物
の酸の強さを増大させる、(5)水酸基との強い相互作
用を有していて他の7工ノール系化合物との呈色剤併用
効果を大きくする、などであって、ここでは2項につい
てもう少し説明する必要があろう。
呈色剤の過冷却状態の持続性は記録体の熱応答性の向上
に極めて重要である事は既に述べた通りではあるが、通
常液体の過冷却状態は液体の粘性の高いときによくみら
れるものであり、本発明のように液体の流動しやすさを
問題にする場合には粘性の大きた過冷却状態では意味が
ない。しかるに、一般式(1)でR1が水酸基の自由回
転を阻害するようなアルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基又はアルアルキル基であシ、R2及びR3がカ
ルボニル基の自由回転を阻害することのない水素原子で
あるときはその化合物は低い粘性であるにもかかわらず
、他の類似化合物に比べて、過冷却状態の著しい延長が
みられる。これは理論的にも理解されうる事であって、
本発明に於ける一つの重要な発見である。このような化
合物を呈色剤の一つとして使用した記録体はと9わけ高
い熱応答性を示す。
このように利点の多いカルボニル基ではあるがカルボニ
ル基の電子供与性は発色に対する減感作用となっている
ので特にR2又はR3が水酸基でない限9、その呈色作
用は弱められている。このような化合物は他のフェノー
ル系化合物と併用する事によってカルビニル基は他の化
合物の水酸基と水素結合して本来の濃厚な呈色作用を示
すようになシ、併用の良い効果がみられる。
一般式(1)に於いて、R4は炭素数23以下のアルキ
ル基である。R4がアルキル基であるときはこれがもし
シクロアルキル基、アリール基又はアルアルキル基であ
るときに比べて同じ炭素数では融解液体の表面張力と粘
度が最も小さく、熱応答性に最も望ましい結果を与える
。又、もしR4がアルコキシ基、シクロアルコキシ基、
アリロキシ基又アルアルコキシ基であるときはそれらの
電子吸引性の酸素によシこれにつながるカルビニル基の
特徴的な作用のいくつかが台なしにされるので呈色剤と
しての特徴も変わってしまう。
又、さきに呈色剤の分子量の下限は揮発性の理由で決め
られると述べたが、更に一般式(I)の化合物では余9
分子量が小さくなるとその水溶性が増加して記録体の製
造時又は高湿度での保存中に自然に発色してしまう傾向
がある。だからこの理由からも分子量の下限を見出すべ
きであって、それも丁度さきの分子量の下限と一致して
いる。本発明における最低分子量の条件はこの二つの根
拠によるものである。
一方、呈色剤の分子量が大きくなるとそれにつれて融解
液体の粘度は増大し、記録体の熱応答性は低下する。又
、一般式(1)の化合物では分子量が大きくなると一般
にその誘電率は低下し、それにつれて呈色作用が著しく
減少する。呈色剤の分子量の上限を定める理由はこの二
つの事からであって、これは経験的に約500に定める
のが妥当である。そしてR4の炭素数の上限は呈色剤の
分子量の上限に基いて23に決めることができる。この
ような呈色剤の好ましい分子量の範囲の中では一般式(
1)に於いて、R4が特にアルキル基であるときはそれ
がもしもシクロアルキル基、アリール基、アルアルキル
基、シクロアルコキシ基、アリロキシ基又はアルアルコ
キシ基であるときに比べて最も融点が低く、もしもR1
,R2及びR3のいずれもがアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基又はアルアルキル基でないとすればそ
の融点はあまシ低すぎて呈色剤としての融点範囲から外
れてしまうものが多い。
しかるに、一般式(1)でR1+ R2及びR3のうち
の少くとも一つを(特にR1を)アクキル基、シクロア
ルキル基、アリール基又はアルアルキル基にすると化合
物の融点は著しく高められて、呈色剤としての好ましい
融点を示すに到る。又、これらの融点を最も効果的に高
められる構造はR1がアルキル基、シクロアルキル基、
アリール基又はアルアルキル基、R2が水素原子、R3
が水素原子、水酸基又はアルキル基のときであってこれ
は以下の具体例から理解される。
つづいて同程度の分子量をもつ化合物で比較す(但し式
中、1−Prはイソプルピル基、t−Buはターシャリ
ブチル基及びt−Amはターシャリアミル基を示す。) 最後に、一般式(1)で水酸基のオルン位の一方が置換
されないのは、もしも二つのオルン位がともに水素原子
より大きな原子又は原子団で置換されるとフェノール系
化合物の呈色能が殆ど失われ、本発明の目的に合致しな
くなるためである。
このように一般式(1)で表わされるフェノール系化合
物は感熱記録体の呈色剤として特徴的である。
さて、一般式(1)でR4+ R2及びR3は水素原子
、水酸基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基
又はアルアルキル基であり、アルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基及びアルアルキル基の好ましい具体例
としてはメチル基、エチル基、イソプルピル基、ターシ
ャリブチル基、ターシャリアミル基、シクロヘキシル基
、フェニル基、ベンジル基及びα、α−ツメチルペンツ
ル基が挙げられる。
同じくR4は炭素数23以下のアルキル基であシ、その
好ましい具体例としてはメチル基、エチル基、プロビル
基、イソプルピル基、ブチル基、イソブチル基、アミル
基、ヘキシル基、ヘゲチル基、オクチル基、ノニル基、
クンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプタ
デシル基、ヘンエイコシル基及びトリデシル基が挙げら
れる。
そして本発明の目的に好ましい一般式(1)の具体例ト
しては、3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル
メチルケトン、3−ベンジル−4−ヒドロキシフェニル
メチルケトン、3−(α、α−ジメチルベンジル)−4
−ヒドロキシフェニルメチルケトン、3−シクロヘキシ
ル−4−ヒドロキシフェニルエチルケトン、3−フェニ
ル−4−ヒドロキシフェニルエチルケトン、2,4−ジ
ヒドロキシ−5−ターシャリブチルフェニルエチルケト
ン、2.4−ジヒドロキシ−5−ターシャリアミルフェ
ニルエチルケトン、3−シクロヘキシル−4−ヒドロキ
シフェニルアミルケトン、3−フェニル−4−上2ドロ
キンフェニルゾロビルケトン、2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−インプロピルフェニルグロビルケトン、2,
4−ジヒドロキシ−5−ターシャリブチルフェニルプロ
ピルケトン、2,4−ジヒドロキシ−5−ターシャリア
ミルフェニルプロピルクトン、3−イソプロピル−4−
ヒドロキシフェニルブチルケトン、3−ターシャリブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルブチルケトン、3−シクロ
ヘキシル−4−ヒドロキシフェニルブチルケトン、3−
フェニル−4−ヒドロキシフェニルブチルケトン、2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−インゾロビルフェニルブ
チルケトン、3−イソゾロビル−4−ヒドロキシフェニ
ルイソブチルケトン、2,4−ジヒドロキシ−5−ター
シャリブチルフェニルイソブチルケトン、2.4−ジヒ
ドロキシ−5−ターシャリアミルフェニルインブチルケ
トン、3−インプロビル−4−ヒドロキシフェニルアミ
ルケトン、3−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルアミルケトン、3−フェニル−4−ヒドロキシフェ
ニルアミルケトン、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニルアミルケトン、2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−インプロビルフェニルアミルケトン、2.4−−/
ヒドロキシ−5−エチルフェニルアミルケトン、2.4
−ジヒドロキシ−5−ターシャリブチルフェニルアミル
ケトン、3−メチル−4−ヒドロキシフェニルへキシル
ケトン、3−エチル−4−ヒドロキシフェニルオクチル
ケトン、3−インプロビル−4−ヒドロキシフェニルへ
キシルケトン、3−ターシャリブチル−4−ヒドロキシ
フェニルへキシルケトン、3−7エニルー4−ヒドロキ
シフェニルへキシルケトン、2,5−ツメチル−4−ヒ
ドロキシフェニルへキシルケトン、3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニルへブチルケトン、3−ターシャリブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルヘン0チルケトン、3−フ
ェニル−4−ヒドロキシフェニルへブチルケトン、2.
3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルヘノチルケトン
、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルへブチル
ケトン、2−メチル−4−ヒ)’ロキシー5−イソ7’
oビルフェニルへブチルケト’、214− ’)ヒドロ
キシ−3−メチルフェニルへブチルケトン、2,4−ジ
ヒド四キシー5−メチルフェニルへブチルケトン、2.
4−ジヒドロキシ−5−エチルフェニルへブチルケトン
、2.5−−)メチル−4−ヒドロキシフェニルオクチ
ルケトン、2.5−&メチルー4−ヒドロキシフェニル
ノニルケトン、2.4−ジヒドロキシ−5−メチルフェ
ニルウンデシルケトン、2,4−ジヒドロキシ−5−メ
チルフェニルトリデシルケトン、2.5−ツメチル−4
−ヒドロキシフェニルペンタデシルケトン、2.4−ヒ
ドロキシ−5−メチルフェニルヘプタデシルケトン、2
,5−ツメチル−4−ヒドロキシフェニルヘプタデシル
ケトン、3−メチル−4−ヒドロキシフェニルヘンエイ
コシルケトン、2.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニルヘンエイコシルケトン及び3−メチル−4−ヒドロ
キシフェニルオクチルケトンなどが挙げられる。そして
更に本発明を理解すれば、一般式(1)の範囲の中で、
R1,R2,R5及びR4の組み合わせを変えることに
よって、よシ多くの呈色剤として好ましい化合物を創造
する事は容易であろう。
本発明の7工ノール系化合物は新規ではあるが、工業的
に入手しうる原料から、つきに示すような既に公知のい
くつかの方法によって製造することができる。
1.7エノール類のアシル化又はフェノールエステル類
の7リース転位: (但し、R4,R2,R3及びR4は一般式(1)の定
義と同じであり、xはハロゲン原子又は水酸基を示す。
)上記の二つの反応式はフェノール類のアシル化とフェ
ノールエステル類のフリース転位をそれぞれ示したもの
であって、既に知られている通9、塩化アルミニウムや
塩化亜鉛などのルイス酸がこれらの反応の触媒として使
用される。
2、ヘラシュの反応: (但し、R1,R2,R3及びR4は一般式(1)の定
義に同じ。) 上の二つの反応式で示されるように、ヘラシュの反応を
利用すれば二段階の化学的な過程で目的とする化合物を
得ることができる。この反応はR2又はR5の少くとも
一つが水酸基でないとおこらないとされていて、反応溶
媒としてエーテルが、触媒として塩化亜鉛が用いられる
。反応はおだやかであって、ターシャリブチル基やター
シャリアミル基のように脱離しやすい置換基のあるフェ
ノール類をアシル化するのに適している。
3、7エニルケトン類のアルキル化: (但し、R1,R2,R6及びR4は一般式(1)の定
義と同じであυ、(R1−H)はR1から水素原子−個
を取ったオレフィンを示す。) 上記の二つの反応式で表わされるようにフェニルケトン
類はアルキル化することができる。特にR2又はR3の
うち少くとも一つが水酸基であると反応は容易である。
反応触媒としてはルイス酸の他に硫酸又はスルホン酸類
が使用される。
つぎに本発明を一層明確にするために実施例及び比較例
を挙げて説明する。分子量はヒドロキシル価の測定によ
りあるいは凝固点降下法の測定に決定される。
実施例1 かきまぜ機、温度計、還流冷却器及び滴下ロートのつい
た内容積500ミリリツトルの四つロフラスコにオルソ
クレゾール43グラム、塩化アルミニウム120グラム
及びニトロベンゼン250グラムを仕込み、かきまぜな
がら30℃で塩化アルミニウムを溶解させる。つづいて
、この温度で滴下ロートから塩化ヘプタノイル63グラ
ムを約2時間かけて滴下する。更にこの温度で時々サン
プリングしながら反応の進行を液体クロマトグラフィー
により追跡する。滴下が終ってから約24時間後には反
応が殆ど完結する事が判る。なお滴下及び反応の期間中
、還流冷却器頂部から塩化水素ガスが出て来るので適当
に処理する必要がある。
(以下の実施例に於いても塩化水素ガスが発生する例が
多いがその処理は同様であって以下特に記述はしない。
)反応が完結したら、別に用意した内容積2,000ミ
リリツトルのビーカーに氷水1.000グラムを入れ充
分かき1ぜながら、反応混合物を徐々に注入し分解する
。引き続きかきまぜなからビーカーの内容物の温度を8
0℃迄上昇させ、静置分液する。油層は更に1規定の塩
酸100ミリリツトル、つづいて水100ミリリットル
で洗浄して、5℃迄冷却すると結晶を析出する。結晶を
ろ過して取り、これを更に500ミリリツトルのトルエ
ンに加熱溶解し、活性白土約0.5グラムを加えて熱ろ
過する。ろ液を徐々に冷却して0℃にすると白色の結晶
が析出する。これをろ過して取り乾燥すると融点113
.5℃を示す白色のさらさらした結晶81グラムが得ら
れ、これはガヌクロマトグラフと液体クロマドグ2フと
によシ単一化合物である事が確認される。赤外吸収スペ
クトルによれば波数3.395に水酸基の存在を示す吸
収ピークと波数1,667にシャープなカルボニル基の
存在を示す吸収ピークとが見られ、この化合物は水酸基
とカルボニル基とを併せもっている事が確認される。そ
して、この二つの基の位置関係はアシル化の配向性から
オルソ又はパラであるべきであり、しかも、二つの位置
関係がオルソであるときは染料の呈色作用がない事が知
られており、このものは呈色作用を有しているところか
ら二つの基の位置関係はパラである事か確認される。又
、このもののヒドロキシル価は253(理論値:254
.7)であって、これが目的とする3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニルへキシルケトンである事が確認しうる
実施例2 かきまぜ機、温度計、還流冷却器及び滴下ロートのつい
た内容積500ミリリツトルの四つロフラスコにオルソ
フェニルフェノール85グラム、塩化アルミニウム14
0グラム及びニトロベンゼン250グラムを仕込みかき
まぜながら40℃にして塩化アルミニウムとオルソフェ
ニルフェノールを溶解させる。溶解後、この温度で滴下
ロートから塩化プロビオニル42グラムを2時間に亘っ
て滴下する。滴下後、フラスコ内の温度を1時間かけて
50℃迄加温する。この温度で時々サンブリングしなが
ら反応の進行を液体クロマトグラフィにより追跡する。
50℃になってから約12時間抜に未反応のオルノフェ
ニルフェノールと反応中間体であるオルンフェニルフェ
ノールのプロピオン酸エステルがなくなり反応は完結す
る。別に用意した内容#j2,000ミリリットルのビ
ーカーに氷水1,000グラムを入れ、充分かきまぜな
がら反応混合物を徐々に注入して分解する。つづいて、
かきまぜながら内容物の温度を80℃迄上昇させてから
、静置して分液する。油層は1規定の塩酸1 0 0 
 ミ  リ  リ  ッ  ト ル 、  水 1 0
 0  ミ  リ  リ  ッ  ト ル で 順次洗
浄して5℃迄冷却すると結晶を析出する。結晶をろ過し
て取り、1,500ミリリツトルのトルエンに加熱溶解
する。これに活性白土10グラムを加え、熱ろ過してか
ら、ろ液を徐々に冷却して0℃にすると白色の針状結晶
が析出する。これをろ過して、乾燥すると融点152℃
の結晶96グラムが得られ、ガスクロマトグラフと液体
クロマトグラフとによシ単−化合物である事が確認され
る。
赤外吸収スペクトによれば波数3,170のややブロー
ドなピークは水酸基の存在を、波数1,160のシャー
プ方ピークはカルボニル基の存在をそれぞれ示している
。ヒドロキシル価は246(理論値;248)であって
、これが目的とする3−フェニル−4−ヒト四キシフェ
ニルエチルケトンでアル事が確認される。
実施例3 かきまぜ機、温度計、滴下ロート及び還流冷却器のつい
た内容積500ミリリツトルの四つロフ、yxコにニト
ロベンゼン250グラム及び塩化アルミニウム150グ
ラムを仕込む。かきまぜながら約50℃にして塩化アル
ミニウムを溶解させ、再び冷却して30℃にする。この
温度で滴下ロートから2.5−キシレノールのカプリル
酸エステル124グラムを2時間に亘って滴下する。滴
下終了後、液体クロマトグラフィにより反応の進行を追
跡しはじめる。約6時間で原料はなくなシ反応が完結す
る。反応混合物を氷水中で分解して、実施例1及び2と
同様にして油層をと9出し、3規定の水酸化カリウム水
溶液250ミリリツトルで抽出する。目的物はカリウム
塩となって水層に集っているので水層に5規定の塩酸1
00ミリリツトルを加え、わずかに沸騰する程度に加温
してから静置して、油層だけを取って冷却すると固化す
る。固化した油層は粉砕してから遠心ろ過すると着色し
たわずかばかりの液状物が除かれる。液状物の除去され
た結晶をトルエン200ミリリツトルで再結晶するとほ
ぼ白色の結晶113グラムが得られ、単一化合物である
事がガスクロマトグラフと液体クロマトグラフとによシ
確認される。これは融点が丁度100℃であって、赤外
吸収スペクトルによれば波数3,390に水酸基、波数
1,655にカルボニルの存在をそれぞれ示すピークが
見られる。又、ヒドロキシル価は227(理論値;22
5.9)であって、これが目的とする2、5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニルへffルケトンである事が確
認される。
実施例4 かきまぜ機、温度計、還流冷却器及びガス吹き込み口の
ついた内容量l、000ミリリットルの四つ口7ラヌコ
に4−ターシャリブチルレゾルシン166グラム、ブチ
ロニトリル90グラム、エチルエーテル300ミIJ、
IJットル及び塩化亜鉛50グラムを仕込む。かきまぜ
ながらフラスコを氷冷して内容物の温度を5℃に保ち、
ガス吹き込み口から乾燥した塩化水素ガスを吹きこむ。
内容物が塩化水素ガスで飽和される還流冷却器の頂部か
ら余分のガスが出てくるので、ガスの吹きこみ速度を小
さくする。時々ザングリングして反応の進行を液体クロ
マドグ2フイーによって追跡する。約70時間後に原料
が殆どなくなるので、これに水300ミリリットルを加
え還流冷却器からエーテルがゆっくり還流する程度に加
熱する。内容物はヌラリー状であって、5時間後に内容
物を再び5℃迄冷却して結晶をろ過し取る。結晶は水で
充分洗浄してからトルエンに溶解する。結晶に付着して
いた水分はトルエンと共沸的に除去される。活性白土2
グラムを加えてから溶液を熱ろ過する。
ろ液を0℃迄徐々に冷却すると結晶を析出するのでこれ
をろ過乾燥する。結晶はわずかに黄色味をおびた盤状で
あって158℃で融解する。収量は148グラムであっ
て、単一化合物である事は液体クロマトグラフによシ確
認される。赤外吸収スペクトルによれば、波数3.30
0のピークは波数の大きい側に肩をもっており二つの水
酸基の存在を、波数1,630のピークはカルボニル基
の存在をそれぞれ示している。又、ベンゼンの凝固点降
下法で測定した分子量は232(理論値; 236.3
1 )であって、目的化合物の2.4−ジヒドロキシ−
5−ターシャリブチルフェニルゾロピルケトンと一致す
る。
実施例5 かきまぜ機、温度計、滴下ロート及び還流冷却器のつい
た内容積500ミリリツトルの四つ目フラスコにレゾル
シン165グラム、ニトロベンゼン100グラム及び無
水塩化亜鉛30グラムを仕込む。かきまぜながら加熱し
て内容物の温度が50℃になると内容物が均一になるの
で、この温度で塩化イソ吉草酸185グラムを約2時間
に亘って滴下する。滴下後5時間かけて内容物の温度を
70℃にする。反応の進行を液体クロマトグラフィーに
より追跡すると、それから更に5時間後に反応は殆ど完
結する事が判る。反応混合物に2規定の塩酸100ミリ
リツトルを加えて、かきまぜてから静置する。塩化亜鉛
の含まれた水層をすてて、100ミリリツトルの水で洗
浄する。これに5規定の水酸化カリウム水溶液400ミ
リリツトルを加えて振シ混ぜ、生成物をカリウム塩とし
て水層に移す。水層を分離してトルエン100ミリリツ
トルで洗浄する。これに5規定の塩酸500ミリリツト
ルを加えると油層を遊離する。油層を冷却すると固化す
るので吸引ろ過して少しばかりの液状物をしぼシ取シ、
なお少景のトルエンで結晶を洗浄する。この結晶は乾燥
してから実施例5−2の原料に供する。更に結晶の一部
を取り、トルエンで再結晶すると、わずかに黄色味をお
びた融点76℃を示す結晶になる。これは、赤外吸収ヌ
ベクトルによれば波数3,380に水酸基、波数1,6
30にカルボニル基の存在をそれぞれ示したピークがみ
られる。又、ベンゼンの凝固点降下法による分子量測定
では分子量が186(理論値;194.23)であって
、目的とする2、4−ジヒドロキシフェニルイソブチル
ケトンと一致する。
実施例5−2 かきまぜ機、温度計及び還流冷却器のついた内容積50
0ミリリツトルの三つロフラスコに実施例5で得られた
粗結晶100グラム、塩化亜鉛25グラム及び塩化ター
シャリアミル200グラムを仕込む。充分かきまぜなが
ら40℃に50時間保って反応をすすめる。反応は完結
する事がないのでここで反応混合物に2規定の塩酸10
0ミリリツトルを加え、かきまぜてから静置する。塩化
亜鉛を含んだ水層をすてて油層をθ℃迄全冷却ると結晶
を析出する。結晶を吸引ろ過してから更にトルエンで再
結晶すると融点110℃のやや黄色味をおびた結晶72
グラムが得られる。液体クロマトグラフによりこれが単
一化合物である事が確認され、赤外吸収ヌベクトルによ
れば、波数の大きい側に肩のある波数3,320のピー
クが二つの水酸基の存在を、波数1,640のピークが
カルボニル基の存在をそれぞれ示している。又、ベンゼ
ンの凝固点降下法による分子量は256(理論値;26
4、36 )で目的とする2、4−ジヒドロキシ−5−
ターシャリアミルフェニルインブチルケトンと一致する
実施例6 次の化合物はいずれも実施例1と殆ど同様にしてiられ
る。化学名につづいてカッコ内にその化合物の融点、分
子量の確認方法、水酸基の水素−酸素量の伸縮振動によ
る赤外吸収の波数及びカルボニル基の酸素−炭素間の伸
縮振動による赤外吸収の波数をその順に記す。(但し分
子量の確認方法で「ヒドロキシル価」はヒドロキシル価
の測定による分子量の確認であシ、「融点降下」はベン
ゼンの凝固点降下法による分子量の測定確認である。)
なおいずれも単一化合物である事の確認は、fヌクロマ
トグラフ及び液体クロマトグラフによった。
6−13−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニルメ
チルケトン (152℃、ヒドロキシル価、3.330.1,670
)6−23−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ7工ニル
エテルケトン (151℃、ヒドロキシル価、3.280.1,660
)6−33−シクロへキシル−4−ヒドロキシフェニル
プロピルケトン (88℃、ヒドロキシル価、3,230,1,660)
6−42−メチル−4−ヒドロキシ−5−インプロピル
フェニルゾロビルケトン (92℃、ヒドロキシル価、3.270.1,645)
6−5 3−インノロビル−4ニルドロキシフエ二ルブ
チルケトン (105℃、ヒドロキシル価、3,400.1,660
)6−63−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル
ブチルケトン (100,5℃、ヒドロキシル価、3.420.1,6
65)6−72−メチル−4−ヒドロキシ−5−インノ
ロビルフェニルフチルケトン (84℃、ヒドロキシル価、3.270.1,650)
6−8 3−(ソゾロビルー4−ヒドロキシ7エ二ルイ
ングチルケトン (93℃、ヒドロキシル価、3.170.1,655)
6−93−イソノロビル−4−ヒドロキシフェニルアミ
ルケトン (97,5℃、ヒドロキシル価、3,400.1,66
0)6−10 2.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニルアミルケトン (105℃、ヒドロキシル価、3,380.1,650
)6−11 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−インゾ
ロビルフェニルアミルケトン (101℃、ヒドロキシル価、3,260.1,680
)6−12 3−エチル−4−ヒドロキシフェニルへキ
シルケトン (92℃、ヒドロキシル価、3,400,1,665)
6−13 3−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル
へキシルケトン (85℃、ヒドロキシル価、3,190.1,660)
6−14 2.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
へキシルケトン (92℃、ヒドロキシル価、3,350.1,660)
6−153−メfルー4−ヒドロキシフェニルへブチル
ケトン (91℃、ヒドロキシル価、3,400,1,670)
6−16 2.3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
へブチルケトン (80℃、ヒドロキシル価、3,400,1,660)
6−17 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−インゾロ
ビルフェニルへブチルケトン (81℃、ヒドロキシル価、3,390,1,650)
6−18 2.5− )メチル−4−ヒドロキシフェニ
ルオクチルケトン (91℃、ヒドロキシル価、3,390,1,670)
6−19 2.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
ノニルケトン (82℃、ヒドロキシル価、3,380,1,670)
6−20 2j5−ツメチル−4−ヒドロキシフェニル
ペンタデシルケトン (95℃、ヒドロキシル価、3,380.1,660)
6−21 2.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
へブタrシルクトン (97℃、ヒトはキシル価、3,290. 1,670
ン6−22 3−メチル−4−ヒドロキシフェニルヘン
エイコシルケトン (81℃、ヒドロキシル価、3,390,1,660)
6−23 2.5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
ヘンエイコシルケトン (103℃、ヒドロキシル価、3,300.1,670
)6−24 3−メチル−4−ヒドロキシフエニルオク
チルケトン (85℃、ヒドロキシル価、3,390,1,660)
実施例7 次の化合物はいずれも実施例2と同様の方法で得られる
。なおりツコ内記述の方法は実施例6と同様に行う。
7−1 3−7エ= ルー 4−ヒドロキシフェニルプ
ロピルケトン (122℃、ヒドロキシル価、3,360.1,660
)7−2 3〜フェニル−4−ヒドロキシフェニルブチ
ルケトン (109℃、ヒドロキシル価、3,380,1,660
)7−33−フェニル−4−ヒドロキシフェニルアミル
ケトン (90℃、ヒドロキシル価、3,160.1,660)
7−43−フェニル−4−ヒドロキシフェニルへキシル
ケトン (99,5℃、ヒドロキシル価、3,150. 1,6
50 )7−53−フェニル−4−ヒドロキシフェニル
へブチルケトン (86℃、ヒドロキシル価、3,160.1,650)
実施例8 実施例3と同様の方法で得られるフェノール系化合物を
実施例6と同様に示す。
8−1  a−ヘンシル−4−ヒドロキシフェニルメチ
ルケトン (148℃、ヒドロキシル価、3,320.1,665
)8−2 3−(α、α−ジメチルペンノル)−4−ヒ
ドロキシフェニルメチルケトン (159℃、ヒドロキシル価、3,310.1,660
)8−33−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルブチルケトン (122,5℃、ヒドロキシル価、3,210.1,6
60)8−43−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフ
ェニルアミルケトン (114℃、ヒドロキシル価、3,220.1,650
)8−53−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルへキシルケトン (136,5℃、ヒドロキシル価、3,230.1,6
60)8−63−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフ
ェニルへブチルケトン (106℃、ヒドロキシル価、3,270.1,660
)実施例9 実施例4と同様の方法で得られるフェノール系化合物を
実施例6と同様に示す。
9−1 2.4−ジヒドロキシ−5−ターシャリブチル
フェニルエチルケトン (159℃、融点降下、3,310.1,630)9−
2 2.4−ジヒドロキシ−5−ターシャリブチルフェ
ニルイソブチルケトン (156℃、融点降下、3,350.1,630)9−
3 2.4−ジヒドロキシ−5−ターシャリブチルフェ
ニルアミルケトン (148℃、融点降下、3,330.1,630)実施
例10 実施例5又は実施例5−2と同様の方法で得られるフェ
ノール系化合物を実施例6と同様に示す。
10−1 2.4−ジヒドロキシ−5−ターシャリアミ
ルフェニルエチルケトン (121℃、融点降下、3,310.1,630)10
−2 2.4−ジヒドロキシ−5−ターシャリアミルフ
ェニルプロピルケトン (117℃、融点降下、3,320.1,630)10
−3 2.4− yヒドロキシ−5−エチルフェニルア
ミルケトン (94℃、融点降下、3,300.1,640)10−
4 2.4− ジヒドロキシ−3−メチルフェニルへブ
チルケトン (81℃、融点降下、3,440.1,620)10−
5 2.4−ジヒドロキシ−5−メチルフェニルへブチ
ルケトン (93,5℃、融点降下、3,380.1,640)1
0−6 2.4−ジヒドロキシ−5−エチルフェニルへ
ブチルケトン (80℃、融点降下、3,320.1,630)10−
7 2.4〜ジヒドロキシ−5−メチルウンデシルケト
ン (88℃、融点降下、3,370.1,640)10−
8 2.4− ジヒドロキシ−5−メチルフェニルトリ
デシルケトン (85℃、融点降下、3,360.1..640)10
−9 2.4−ジヒドロキシ−5−メチルフェニルヘプ
タデシルケトン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1) (式中、R1,R2及びR3は水素原子、水酸基、アル
    キル基、シクロアルキル基、アリール基又はアルアルキ
    ル基を、R4は炭素数23以下のアルキル基を示す。但
    しR1,R2及びR3のうち少くとも一つはアルキル基
    、シクロアルキル基、アリール基又はアルアルキル基で
    ある。) で表わされる分子量200以上の新規なフェノール系化
    合物。
JP58048936A 1983-03-25 1983-03-25 フエノ−ル系化合物 Granted JPS59175448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0994093A1 (en) * 1996-05-14 2000-04-19 Hoechst Marion Roussel, Ltd. Polyhydroxyphenol derivatives and preventive and therapeutic agents for bone and cartilage diseases containing the same
KR100383215B1 (ko) * 2000-09-25 2003-05-12 한국생명공학연구원 신균주 mt90049(kctc 18043p)와 이 균주로부터생산된 신규 화합물과 신규 화합물의 용도

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SYNTHESIS=1981 *

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