JPS59175326A - 可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置 - Google Patents
可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置Info
- Publication number
- JPS59175326A JPS59175326A JP4973783A JP4973783A JPS59175326A JP S59175326 A JPS59175326 A JP S59175326A JP 4973783 A JP4973783 A JP 4973783A JP 4973783 A JP4973783 A JP 4973783A JP S59175326 A JPS59175326 A JP S59175326A
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- Japan
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- ground fault
- current
- power system
- frequency power
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装
置に関する。
置に関する。
この種の地絡検出装置の従来例を第1図に示す。同図に
おいて、■は交流電源、2は可変電圧可変周波数電源装
置(以下、VVVF装置と略記する)、3は出力変圧器
、4は系統の負荷である交流電動機である。出力変圧器
3のY結線された2次側の中性点は中性点抵抗器5を介
して接地されており、この接地回路に変流器6が挿入さ
れ、該変流器6の出力が保護継電器である過電流継電器
7に導かれる。
おいて、■は交流電源、2は可変電圧可変周波数電源装
置(以下、VVVF装置と略記する)、3は出力変圧器
、4は系統の負荷である交流電動機である。出力変圧器
3のY結線された2次側の中性点は中性点抵抗器5を介
して接地されており、この接地回路に変流器6が挿入さ
れ、該変流器6の出力が保護継電器である過電流継電器
7に導かれる。
この構成において、交流電動機4には、VV■F装置2
によって電圧・周波数が制御された交流電源1の電力が
出力変圧器3を介して供給され、該交流電動機4は入力
される系統の周波数fに対応した速度で回転するが、低
周波運転時に生じる交流電動機4の過励磁による過熱を
防ぐ為に、VVVF装置2の出力は系統の電圧Eと周波
数fとが下記の関係を持つように制御される。
によって電圧・周波数が制御された交流電源1の電力が
出力変圧器3を介して供給され、該交流電動機4は入力
される系統の周波数fに対応した速度で回転するが、低
周波運転時に生じる交流電動機4の過励磁による過熱を
防ぐ為に、VVVF装置2の出力は系統の電圧Eと周波
数fとが下記の関係を持つように制御される。
B=Ko・f(Ko:定数)・・・・・Fll今、図の
F点に1相地絡事故が発生し7たとすると、中性点抵抗
器5を通る零相回路が形成されて上記接地回路に零相電
流が流れ、変流器6を介して過電流継電器7に電流3I
O(上記零相電流に対応する)が入力される。
F点に1相地絡事故が発生し7たとすると、中性点抵抗
器5を通る零相回路が形成されて上記接地回路に零相電
流が流れ、変流器6を介して過電流継電器7に電流3I
O(上記零相電流に対応する)が入力される。
31 o=E/Rn=Vs −f/Rn ・12)Rn
:中性点抵抗器5の抵抗値に 比例した定数 ■S:定数 過電流継電器7はこの電流3ioの値が整定値を越えて
いると作動して検出信号を発生する。
:中性点抵抗器5の抵抗値に 比例した定数 ■S:定数 過電流継電器7はこの電流3ioの値が整定値を越えて
いると作動して検出信号を発生する。
しかし、この電流V31oは系統の電圧Eと同じく系統
の周波数fの影響を受けるので、交流電動機4の低周波
駆動時に1相地絡事故が発生した場合には検出不能とな
る事態がおこる。
の周波数fの影響を受けるので、交流電動機4の低周波
駆動時に1相地絡事故が発生した場合には検出不能とな
る事態がおこる。
即ち、過電流継電器7は、周波数fが商用周波数fS、
電圧Eが常時運転電圧Esである時の1相完金地絡時の
零相電流値に対応する31oの大きさに基づき、不完全
地絡を考慮して20〜50%程度の検出感度に選定され
る。
電圧Eが常時運転電圧Esである時の1相完金地絡時の
零相電流値に対応する31oの大きさに基づき、不完全
地絡を考慮して20〜50%程度の検出感度に選定され
る。
従って、例えは、商用周波数Is下で40%の不完全地
絡を検出するように感度設定した場合には、地絡事故時
周波数がfsX4Q%以下の時には該地絡事故が完全地
絡であっても零相電流が40%以下に低下する為、これ
を検出することは難しく、1相地絡事故が看過されると
云う欠点があった・ この発明は、上記した従来の欠点を除去する為になされ
たもので、零相電流もしくはこれに対応する電流を、入
力値に比例し系統の周波数に逆比例した出力を送出する
入力装置を通して保護継電器に導く構成とすることによ
って、系統の周波数に左右されることなく1相地絡事故
を確実に検出することができる可変電圧可変周波数電力
系統の地絡検出装置を提供子ることを目的とする。
絡を検出するように感度設定した場合には、地絡事故時
周波数がfsX4Q%以下の時には該地絡事故が完全地
絡であっても零相電流が40%以下に低下する為、これ
を検出することは難しく、1相地絡事故が看過されると
云う欠点があった・ この発明は、上記した従来の欠点を除去する為になされ
たもので、零相電流もしくはこれに対応する電流を、入
力値に比例し系統の周波数に逆比例した出力を送出する
入力装置を通して保護継電器に導く構成とすることによ
って、系統の周波数に左右されることなく1相地絡事故
を確実に検出することができる可変電圧可変周波数電力
系統の地絡検出装置を提供子ることを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第2図において、8は入力装置であって、変流器6の出
力31oが入力され、その入力周波数をfとした場合に
31o/fに比例する大きさの出力を過電流継電器9に
供給する。
力31oが入力され、その入力周波数をfとした場合に
31o/fに比例する大きさの出力を過電流継電器9に
供給する。
第3図は、入力装置8の一例を示したものであって、図
において、81は変流器、82はコンデンサ(容量二〇
)、nl、n2は変流器81のそれぞれ1次巻線及び2
次巻線の巻数である。他の構成は第1図のものと同じで
あるので同一符号を付しである。
において、81は変流器、82はコンデンサ(容量二〇
)、nl、n2は変流器81のそれぞれ1次巻線及び2
次巻線の巻数である。他の構成は第1図のものと同じで
あるので同一符号を付しである。
この構成においては、1相地絡事故が発生して、変流器
6の出力31oが入力装置8に人力されると、変流器8
1の2次巻線には巻数比に反比例する電流31oxn2
/nlが流れ、コンデンサ82の両端には、電圧■c: Vc=31 oXKc/f −−・131但し、K c
= (n 2 / n 1 ) ・(1/ 2π
C)・・・・(4) が現れる。電流31oは(2)式で表されるので、vc
= (Ko/Rn)XrX (Kc/f);KO′XK
C/Rn・・・・・・・(ち)のように、系統の周波数
fの影響を受けない値となる。
6の出力31oが入力装置8に人力されると、変流器8
1の2次巻線には巻数比に反比例する電流31oxn2
/nlが流れ、コンデンサ82の両端には、電圧■c: Vc=31 oXKc/f −−・131但し、K c
= (n 2 / n 1 ) ・(1/ 2π
C)・・・・(4) が現れる。電流31oは(2)式で表されるので、vc
= (Ko/Rn)XrX (Kc/f);KO′XK
C/Rn・・・・・・・(ち)のように、系統の周波数
fの影響を受けない値となる。
過電流継電器9には、この電圧Vcが人力されるので、
該過電流検出器9は系統の低周波運転時に地絡事故が発
生しても、常時運転周波数時の地絡事故の場合と同様の
検出感度でこれを検出する。
該過電流検出器9は系統の低周波運転時に地絡事故が発
生しても、常時運転周波数時の地絡事故の場合と同様の
検出感度でこれを検出する。
上記実施例では、出力変圧器3の接地回路に流れる電流
を取出して入力装置8に導いているが、各相電流(残留
電流)の和を検出する等零相電流に対応する電流を取出
して入力装置8に与えればよい。また、入力装置8とし
ては、人力をデジタル処理して出力する構成にすること
かできる。
を取出して入力装置8に導いているが、各相電流(残留
電流)の和を検出する等零相電流に対応する電流を取出
して入力装置8に与えればよい。また、入力装置8とし
ては、人力をデジタル処理して出力する構成にすること
かできる。
なお、この発明は、系統負荷が交流電動機でなくても、
電圧・周波数比=一定に制御される電力系統であれは、
実施して前記と、同様の効果が得られる。
電圧・周波数比=一定に制御される電力系統であれは、
実施して前記と、同様の効果が得られる。
以上の如く、この発明によれば、保護継電器の人力が、
入力装置によって、系統の周波数の影響を受けない一定
の値に変換されることにより、地絡事故時の系統の周波
数が高くても低くても當に確実に地絡事故を検出するこ
とができので、従来に比して、地絡保護の信頼性を高め
ることができる。
入力装置によって、系統の周波数の影響を受けない一定
の値に変換されることにより、地絡事故時の系統の周波
数が高くても低くても當に確実に地絡事故を検出するこ
とができので、従来に比して、地絡保護の信頼性を高め
ることができる。
第1図は可変電圧可変周波数電力系統の従来の地絡検出
装置の回路図、第2図はこの発明による可変電圧可変周
波数電力系統の地絡検出装置の実施例の回路図、第3図
は上記実施例における人力装置の回路図である。 図において、 2・・・可変電圧可変周波数電源装置 3・・・出力変圧器 6・・・変流器 8・・・入力装置 9・・・過電流継電器 81・・・変流器 82・・・コンデンサ なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 葛野 信− 1、事件の表示 特願昭 58 49737号21
発明の名称 可変?1f庄可要周波ジノ″屯力糸わ1・の地絡ト・3
出装J’i、t3、補正をする者 代表者片山仁へ部 4、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号三
菱電機株式会社内 (11明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (11明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のとおり訂正
する。 (2)同第3頁第8行の[この電流V3Ioは」を1こ
の電流3Ioは]と訂正する。 特許請求の範囲 (1)系統の零相電流もしくはこれに対応する電流が導
かれる人力装置と該入力装置の出力を検出入力とする保
護継電器上を具え、−1−記人力装置がその入力を、該
入力の値と系統の周波数値にそれぞれ社例及び反比例す
る出力に変換して上記保護継電器に与えることを特徴と
する可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置。 (2)入力装置が、2次側端子間にコンデンサを有する
変流器であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置。
装置の回路図、第2図はこの発明による可変電圧可変周
波数電力系統の地絡検出装置の実施例の回路図、第3図
は上記実施例における人力装置の回路図である。 図において、 2・・・可変電圧可変周波数電源装置 3・・・出力変圧器 6・・・変流器 8・・・入力装置 9・・・過電流継電器 81・・・変流器 82・・・コンデンサ なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 葛野 信− 1、事件の表示 特願昭 58 49737号21
発明の名称 可変?1f庄可要周波ジノ″屯力糸わ1・の地絡ト・3
出装J’i、t3、補正をする者 代表者片山仁へ部 4、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号三
菱電機株式会社内 (11明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (11明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のとおり訂正
する。 (2)同第3頁第8行の[この電流V3Ioは」を1こ
の電流3Ioは]と訂正する。 特許請求の範囲 (1)系統の零相電流もしくはこれに対応する電流が導
かれる人力装置と該入力装置の出力を検出入力とする保
護継電器上を具え、−1−記人力装置がその入力を、該
入力の値と系統の周波数値にそれぞれ社例及び反比例す
る出力に変換して上記保護継電器に与えることを特徴と
する可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置。 (2)入力装置が、2次側端子間にコンデンサを有する
変流器であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置。
Claims (2)
- (1)系統の零相電流もしくはこれに対応する電流が導
かれる入力装置と該入力装置の出力を検出入力とする保
護継電器をを具え、上記人力装置がその人力を、該入力
の値と系統の周波数値にそれぞれ比例及び反比例する出
力に変換して上記保護継電器に与えることを特徴とする
可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置。 - (2)入力装置が、2次側端子間にコンデンサを有する
変流器であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4973783A JPS59175326A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | 可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置 |
EP84100414A EP0122366B1 (en) | 1983-03-23 | 1984-01-17 | Apparatus for detecting ground fault in variable-voltage variable-frequency power system |
US06/571,656 US4589048A (en) | 1983-03-23 | 1984-01-17 | Apparatus for detecting ground fault in variable-voltage variable-frequency power system |
DE8484100414T DE3463301D1 (en) | 1983-03-23 | 1984-01-17 | Apparatus for detecting ground fault in variable-voltage variable-frequency power system |
CA000445899A CA1210814A (en) | 1983-03-23 | 1984-01-23 | Apparatus for detecting ground fault in variable- voltage variable-frequency power system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4973783A JPS59175326A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | 可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175326A true JPS59175326A (ja) | 1984-10-04 |
Family
ID=12839499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4973783A Pending JPS59175326A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | 可変電圧可変周波数電力系統の地絡検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175326A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139228A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | 三菱電機株式会社 | 地絡検出装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5149062A (ja) * | 1974-10-24 | 1976-04-27 | Suwa Seikosha Kk |
-
1983
- 1983-03-23 JP JP4973783A patent/JPS59175326A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5149062A (ja) * | 1974-10-24 | 1976-04-27 | Suwa Seikosha Kk |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139228A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | 三菱電機株式会社 | 地絡検出装置 |
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