JPS5917499A - 産業車両におけるアタツチメントの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフォークリフト等産業車両（こおけるアタッチ
メントの取付構造に関するものである。

従来の産業車両としてフォークリフトを例として説明す
ると、第１図によって全体的１こ示した車両本体Ｉの前
面１こチルトンリンダ２と連結するマスト３を設け、該
マスト３の内側（こおいて図示しない内マストを上下方
向１こ摺動可能に配置し、該内マスト側１こ固着した車
幅方向で上下一対のフィンガーバーηａ、４１ｂｌこ対
してフォーク５を車幅方向で摺動自在（こ装着した構成
が通常採用されている。上ｉ己フィンプｆ−バー４４ａ
、ｕｂとフォーク５との取付構造は、第２図の部分断面
図に示したようｌこ、上下動するキャリッジ６１こ固定
した上下一対のフィンガーパー４４ａ、≠ｂ１こ対し、
フォーク５の上端部に形成したフック５ａと、フォーク
５の下方に形成したジョー５ｂとを摺装し、フック５ａ
の上側よりロックピン７を貫通させて、フォーク５の固
定位置において、フォーク５をロックする機構となって
いる。上記従来構造にあっては、フォーク５とフィンガ
ーバー４ｉａ、＋４ｂとの接触部、とりわけ下部フィン
ガーバーｖｂとフォーク５間（こ、間隙δが生じ易くな
る難点がある。

即ち積荷状態ではフォーク５が積荷（こよるモーメント
（こよってフィンガーバー（こ押しつけられ、前記間隙
δ／バ発生することはないが、フォーク５が空荷となり
、巨つ車両の空走時において、フォーク５のがたつきと
して発生しやすくなり、金属間の干渉による不快音を周
囲１こ及ぼして作業者の疲労度増進、及び近隣への騒音
となるという欠点があった。

本発明は上記したような従来の産業車両１こおけるアタ
ッチメントの取付構造］こ存する欠点を解消し、該アタ
ッチメントと、車両側をこ固定したフィンガーバー等支
持部材との連結状態を安定させることＩこよって、アタ
ッチメントと支持部材間とのがたつきと、それ（こ基づ
く騒音の発生を解消した取付構造の提供を目的とするも
のであり、この目的を達成するために前記支持部材とア
タッチメントとの接触部に弾性材を介装して取付けたこ
とをその要旨とする産業車両（こおけるアタッチメント
の取付構造を得んとするものである。

第３図は本発明の第１実施例であって、第２図（こおけ
るＡ−Ａ部断面において本発明を適用した場合を示して
いる。即ちフォーク５の背面側ｌこ座ぐり穴８ａ、８ｂ
を凹設し、該座ぐり穴８ａ、Ｂｂ内（こ弾性材としての
皿バネ９ａ、９ｂを嵌入配置しである。皿バネ９ａ、９
ｂの先端部が下部フィンガーバーｔｂ（こ弾接しており
、フォーク５上に重量物が積荷状態ｌこある場合は、皿
バネ９ａ、９ｂがとも１こ圧縮状態１こあってフォーク
５と下部フィンガーバー＊ｂとは密着しているが、フォ
ーク５が空荷となった場合、フォーク５と下部フィンガ
ーバーｅｂ間に生ずる間隙δを皿バネ９ａ、Ｃ）ｂが伸
長保持するよう番こして、両者間のがたつきを防止する
ようしこ作用する。同、フォーク５の下方部分子こは第
２図１と示したジョー５ｂが形成してあって下部フィン
ガーバーＩＩｂの下面に設けた折曲部と噛合結合してお
り、間隙δの最大開度を規制していることは当然である
。第１実施例によれば、空走時ｆこおけるフォーク５と
下部フィンガーバーｕｂとの干渉（こ基づくがたつき、
及び騒音の発生を防止することができる外、フォーク５
の取付は位置を変更すべく、ロックビン７をゆるめてフ
ィンガーバーｑａ、ψｂｌこ摺動させながらフォーク５
をスライド移動する際ｆこ、フォーク５と下部フィンガ
ーバーｕｂとが点接触（こ近い状態（こあるため、労力
を要さずに極めて容易なスライド移動を可能にするとい
う効果をも有している。

第４図は本発明の第２実施例を示しており、前記第１実
施例の皿バネ９ａ、９ａに代えて弾性材としてのダイヤ
プラム式バネ１０　ａ　、　１０　ｂを嵌入配置したも
のである。本実施例では、更１こ該ダイヤフラム式バネ
１０　ａ　、　ＩＯｂの中空部１こグリース１１　。

１１を充填してあり、且つダイヤフラム式バネ１０ａ。

１０　ｂの先端部［こグリース穴１２　、　［２を設け
ておく。

上記第２実施例の場合、フォーク５と下部フィンガーバ
ーψ９間１こ生ずる間隙δに起因するがたつき及び騒音
防止効果は第１実施例Ｉこおけるそれと同一である外、
ダイヤフラム式バネ１０ａ、１０ｂの圧縮時１こグＩ）
−ス穴１２　、１２よりグリースを吐出して、バネの復
帰時１こ吐出したグリースを再び吸引する作用が加勢る
こと１こよって、ダイヤフラム式バネ１θａ、７０ｂの
摩滅を防止して耐久性を伸ばし、且つフォーク５のスラ
イド移動時）こおける摺動特性を良好にするという効果
をもたらす。

第５図は本発明の第３実施例を示すものであって同図（
イ）のＢ−Ｂ断面図を同図（ロ）ｌこ開示したよう）こ
、第１実施例の皿バネ９ａ、９ｂに代えて弾性材と［７
てのコイル状つる巻きバネ１３ａ、１３ｂを嵌入配置し
たことを特徴みしている。本実施例によっても、つる巻
きバネ１３　ａ、　、　１３　ｂの弾性力１こよって、
フォーク５と下部フィンガーバーＩＩｂ間１こ生ずる間
隙δ１こ起因するがたつき及び騒音防止効果が得らり、
る。

第６図は本発明の第４実施例を示すものであって、弾性
材として第３図］とよって説明し、た第１実施例で採用
した皿バネ９ａ、９１ｄと同様な二重構造の皿バネ１４
ａ、１４ｂと、該夫々の皿バネ１４ａ、１４ｂの中央部
で挾持した鋼球１５ａ、１５ｂを用いている。

本実施例１こよＦｌ、ば皿バネ１４　ａ　、　１４　ｂ
の弾性力１こよって、前記と同様な間隙δ１こ起因する
がたつきと騒音防止を有する外、鋼球１５　ａ　、　１
５　ｂの回転によるころがり摩ｍｌこよってフォーク５
のスライド移動時（こおける下部フィンガーバーμｂと
の摺動抵抗を減少（〜得るという効果をもたらす。

第７図は本発明の第５実施例を示すものであって、前記
各実施例で採用したバネ柑に代えて、弾性材として弾性
ゴム１６ａ、１６ｂを嵌入配置したもノテする。弾性ゴ
ム１６ａ、１６ｂとして適当な弾性係数を保有する祠質
を選択すれば、前記各実施例で得られた間隙δ（こ起因
するがたつきと騒音防止効果が得られる外２弾性ゴム１
ｆｉａ、１６ｂの挿脱が容Ｊ８であり、コストが低いと
いう利点がある。

第８図は前記各実ｊ施例１こおいて採用した皿バネ１７
をフォーク５の背面側（こ堀設した座ぐり穴１８内１こ
嵌入且つ保持する機構を示しており、同図（イ）は座ぐ
ね穴１８の壁面１８ａ（こ対して、座ぐり穴の内部へむ
かつて広がるようなテーパーを付しておき、皿バネ１７
を千人１．てセラｌ−１，、た状態を示す。

皿バネ１７は外部の押圧力に対する自由度があるととも
に容易１こ脱落することがない構成が得られる。

同図（ロ）は牢ぐり穴１８の壁面（こ段部ｉｓ　ｂを付
しておき、皿バネ１７を圧入してセットした状態を示し
、同図（イ）と同様な作用、効果をもたらす。同図（ハ
）は座ぐり穴１８の壁面１こ岬子切り部１８　ｃを設け
、皿バネ１７を商人後、中空の丸ねじ１９を螺挿締結し
た状態を示す。皿バネ１７は圧入１こよらず（こセット
し得るととも１こ、取換交換が容易であり、且つセット
時の安定性が高い利点を持つ。

第９図は本発明の第６実施例を示すものであって、同図
の（イ）側断面図及び（ロ）背面図で開示したように、
フォーク５の上端部ｔこ形成したフック５ａと、上部フ
ィンガーパー１ａとの接触部分ｌこおいて本発明１こ係
る弾性材取付部２０　ａ　、　２０　ｂを設け、且つフ
ォーク５の下方（こ形成したジョー５ｂと下部フィンガ
ーバー４１ｂとの接触部分１こおいても同様な弾性材取
付部２１　ａ　、　２１　ｂを設ける。同、上方の弾性
材取付部２０　ａ　、　２０　ｂと、下方の弾性材取付
部２１　ａ　、　２１　ｂとは倒れか一方側のみであっ
ても良く、勿論両側ともに設けるも可である。第１０図
は上記弾性材取付部２０　ａ部分、即ち第９図（ロ）の
Ｃ−Ｃ断面図を示しており、フック５ａの上部フィンガ
ーバー４’ａｌこ対する接触角度（こ座ぐり穴〃を堀設
し、核部ぐり穴ｎ内１こ、本発明の第４実施例（第６図
参照）で採用した二重構造の皿バネ１４　ａと、該皿バ
ネ１４　ａの中央部で挾持した鋼球１５ａ（こよって構
成したものである。この構成１こよって鋼球１５　ａは
、上部フィンカーバー４ｆａの突起傾斜面ｑＣ吉平坦面
ｇｄの双方１こ接触しており、皿バネ＋４　ａの弾性力
（こよってフォーク５と上部フィンガーバー＜ｊａ／−
の間隙δを閉塞するとともｔこフォーク５のスライド移
動時１こおける摺動抵抗を減少する効果をもたらし、該
スライド移動時の操作性が安定するという効果を発揮す
る。尚フォーク５の下方１こ形成したジョー５ｂと下部
フィンガーバーｕ　’ｏ間にも上記と同様な弾性材を介
入装着まることができることは当然であり、弾性材は本
発明で開示した他の実施例を採用［７得ることはいうま
でもない。

また、上部フィンガーバー４ｆａとフォーク５もしくは
、上部フィンガーバーｆａとフック５ａとの間１こも適
用できることは勿論である。

以上詳細に本発明１こ係る産業車両におけるアタッチメ
ントの取付構造）こ関して説明を行ったが、本発明（こ
よれば、車両側に固定したフィンガーバー等支持部材１
こ対して、フォーク等アタッチメントを取付けるに除し
て、両者の接触部１こ弾性材を介入装着したことにより
、車両の主として空走特番こおけるがたつきをなくシ、
それ（こともなって騒音の発生を゛防止することができ
る外、フォーク等をスライド移動する際の摺動抵抗を下
げることができるという利点も備えており、フォークリ
フト等産業車両１こ適用して極めて有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図はフォークリフトの全体を示す側面図、８１！２
図はフィンカーバーとフォークとの取付構造を示す部分
側断面図、第３図は本発明の第１実施例を示す部分側断
面図、第４図は本発明の第２実施例を示す部分側断面図
、相５図は本発明の第３実施例を示す（イ）部分１１１
１１１断面図、（ロ）同図（イ）のＢ−Ｂ断面図、第６
［用は本発明の第４実施例を示す部分側断面図、第７図
は本発明の第５実施しｌを示す部分側断面図、第８図（
イ）、（ロ）、（ハ）は前記各実施例１こおいて採用し
たＩｉ、ｒｌバネを座ぐり穴に嵌入且つ保持する機構を
示す部分側断面図、第９図は本発明の第６実施例を示す
（イ）部分側断面図、仲）同背面図、第１０図は上記第
６実施例の部分拡大断面図である。 ＃ａ、Ｉｌｂ・・・フィンガーバー、５・・フォーク、
５ａ・・・フック、５ｂ・・・ジョー、８　ａ　、　８
　ｂ　、　１８・・・座ぐシ穴、１０　ａ、　、　１０
　ｂ・・ダイヤフラム式バネ（弾性材）、９ａ　、　９
　ｂ　、　１４ａ　、　１４ｂ　、　１７・・皿バネ（
弾性材）、１５　　鋼球、１６・・弾性コム。　　　　
′第１図 第５図 第６図　　　　第７図 第８図 （イ）　　　　　　　　　（ロ）　　　　　　　　　　
（ノリ第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）産業車両側（こ固定した支持部材に対し７て、車
   幅方向の取付位置を任意］こ変更し得るアタッチメント
   を装着可能とした産業車両；こあって、前記支持部材と
   アタッチメントとの接触部に弾性材を介しで取付けたこ
   とを特徴とする産業車両におけるアタッチメントの取付
   構造。