JPS59174699A - 高面圧下金属摺動部の焼付き防止用潤滑皮膜及び焼付き防止方法 - Google Patents
高面圧下金属摺動部の焼付き防止用潤滑皮膜及び焼付き防止方法Info
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- JPS59174699A JPS59174699A JP4997383A JP4997383A JPS59174699A JP S59174699 A JPS59174699 A JP S59174699A JP 4997383 A JP4997383 A JP 4997383A JP 4997383 A JP4997383 A JP 4997383A JP S59174699 A JPS59174699 A JP S59174699A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高面圧下金属摺動部に形成されて該摺動部の
焼付きを防止する新規有用な潤滑皮膜と、併せて該摺動
部の焼付き防止方法゛に関するものである。
焼付きを防止する新規有用な潤滑皮膜と、併せて該摺動
部の焼付き防止方法゛に関するものである。
高面圧で相接する金属面が摺動するとき、焼付きが生じ
ることがある。特に、ステンレススチールのようvc熱
伝導性が小さく、又熱膨張係数が大きい金属では焼付き
感受性が高く、各種産業装置のトラグルの原因となるこ
とがしばしば見られる。
ることがある。特に、ステンレススチールのようvc熱
伝導性が小さく、又熱膨張係数が大きい金属では焼付き
感受性が高く、各種産業装置のトラグルの原因となるこ
とがしばしば見られる。
例えば、石油油井設備における油井管にあっては、管端
部をネジ結合するのであるが、該結合部の摺動部におい
て焼付き現象が生じれば、油井管の延長接続することか
困難であり、従って、油井管を一旦引揚げてから結合部
を切断し、管端部にネジ部を新規に形成してネジ結合す
るというような非常に面倒な手間を要していたのである
。
部をネジ結合するのであるが、該結合部の摺動部におい
て焼付き現象が生じれば、油井管の延長接続することか
困難であり、従って、油井管を一旦引揚げてから結合部
を切断し、管端部にネジ部を新規に形成してネジ結合す
るというような非常に面倒な手間を要していたのである
。
このことは、石油油井設備の他、゛高面圧下の金属摺動
部においても同じようなことかいえる。
部においても同じようなことかいえる。
従来、金属摺動部の焼付き防止の為に種々の潤滑剤が研
究開発されており、これらは主として固体潤滑剤、潤滑
補助剤及び/又は有機樹脂を含むもので、例えばMOS
、−レジン系のものけ、U S P3051586、U
S P4303537、USP 3146142.US
P4zj6o6o、日本特公昭51−43558号に開
示されてオ!J、 Mo5t −5b203−レジン系
(DモノIri、USP3314885.USP388
2030.雑誌「潤滑」第19巻10号、 Kcrk−
Othmer Encycj!5pedia of
ChemicalTechnology Jrd、 V
ol、141981に開示されており、又グラ7アイト
ーレンジ系のものU US P2335958に開示さ
れている。
究開発されており、これらは主として固体潤滑剤、潤滑
補助剤及び/又は有機樹脂を含むもので、例えばMOS
、−レジン系のものけ、U S P3051586、U
S P4303537、USP 3146142.US
P4zj6o6o、日本特公昭51−43558号に開
示されてオ!J、 Mo5t −5b203−レジン系
(DモノIri、USP3314885.USP388
2030.雑誌「潤滑」第19巻10号、 Kcrk−
Othmer Encycj!5pedia of
ChemicalTechnology Jrd、 V
ol、141981に開示されており、又グラ7アイト
ーレンジ系のものU US P2335958に開示さ
れている。
特に、潤滑剤を高面圧なる苛酷な状況に供する場合、潤
滑剤の各成分の機能を最大限に享受【7、良好な潤滑性
能を持続させる為には、各々の成分の相関関係に基つく
それらの種類と配合割合が重要なファクターとなるが、
上記した成分および組成の潤滑剤にあっては、高面圧下
金属摺動部用としては必ずしも良好な潤滑性能を呈さす
、所望の焼付き防止効果が期待できるものではなかった
。
滑剤の各成分の機能を最大限に享受【7、良好な潤滑性
能を持続させる為には、各々の成分の相関関係に基つく
それらの種類と配合割合が重要なファクターとなるが、
上記した成分および組成の潤滑剤にあっては、高面圧下
金属摺動部用としては必ずしも良好な潤滑性能を呈さす
、所望の焼付き防止効果が期待できるものではなかった
。
本発明は前記問題を解決する為になされたものであって
、高面圧下金属摺動部での焼付きを効果的に防止する潤
滑皮膜と、該摺動部の焼付き防止方法を提供することを
目的とする。
、高面圧下金属摺動部での焼付きを効果的に防止する潤
滑皮膜と、該摺動部の焼付き防止方法を提供することを
目的とする。
そして、本発明の要旨とするところは、MOS2もしく
はMOS2+グラフアイトからなる固体潤滑剤を60〜
’80wt%とi S b* 03 ) F eパウ
ダー、Znバクグー、Agバクグーの中から選げれた少
なくとも1種以上の潤滑補助剤を10〜3Uwt%;
および、エポキシエステル樹脂、アクリル樹脂、フレア
樹脂の中から選ばれた少なくとも1種以上の有機結合剤
を3 w t%以上、15wt%未満; からなる潤滑
皮膜であり、更には、前記潤滑皮膜成分と、有機溶剤を
混ぜて懸濁液を調整し、該懸濁液を金属摺動部に塗布し
た後、該摺動部を自然乾燥させて前記有機溶剤を乾燥除
去して前記潤滑皮膜構成成分の皮膜を該摺動部に形成す
ることにより、高面圧下金属摺動部の焼付きを防止する
方法にある。
はMOS2+グラフアイトからなる固体潤滑剤を60〜
’80wt%とi S b* 03 ) F eパウ
ダー、Znバクグー、Agバクグーの中から選げれた少
なくとも1種以上の潤滑補助剤を10〜3Uwt%;
および、エポキシエステル樹脂、アクリル樹脂、フレア
樹脂の中から選ばれた少なくとも1種以上の有機結合剤
を3 w t%以上、15wt%未満; からなる潤滑
皮膜であり、更には、前記潤滑皮膜成分と、有機溶剤を
混ぜて懸濁液を調整し、該懸濁液を金属摺動部に塗布し
た後、該摺動部を自然乾燥させて前記有機溶剤を乾燥除
去して前記潤滑皮膜構成成分の皮膜を該摺動部に形成す
ることにより、高面圧下金属摺動部の焼付きを防止する
方法にある。
以下、本発明について詳mに説明する。
本発明による潤滑皮膜の構成成分は、固体潤滑剤、潤滑
補助剤及び有機結合剤からなる。
補助剤及び有機結合剤からなる。
本発明では固体潤滑剤として、上記したようにMOS2
もしくはMOS、+グラファイト(grafhite
)を用い、その配合は60〜8Uwt%でなければなら
ない。即ち、該固体潤滑剤は潤滑の主機能を担うもので
あり、摩擦係数を下げ、もって高面圧下の金属摺動部に
発生する摩擦熱金小さくし、焼付きを防止することから
60〜80wt%とされている。
もしくはMOS、+グラファイト(grafhite
)を用い、その配合は60〜8Uwt%でなければなら
ない。即ち、該固体潤滑剤は潤滑の主機能を担うもので
あり、摩擦係数を下げ、もって高面圧下の金属摺動部に
発生する摩擦熱金小さくし、焼付きを防止することから
60〜80wt%とされている。
該固、体潤滑剤としてws、 、5(CF)n(州ヒカ
ーボン)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等
力あけられるが、これらでは潤滑機能が低いことかうM
OS2又はMOS2+グラフアイトに特定したのであり
、又固体潤滑剤が60wt%未満であれば、耐久性能が
悪く、かつ摩擦係数が高い。又80wt%以上であって
も、耐久性能が悪いのであるがら6o〜80wt%とさ
れているのである。
ーボン)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等
力あけられるが、これらでは潤滑機能が低いことかうM
OS2又はMOS2+グラフアイトに特定したのであり
、又固体潤滑剤が60wt%未満であれば、耐久性能が
悪く、かつ摩擦係数が高い。又80wt%以上であって
も、耐久性能が悪いのであるがら6o〜80wt%とさ
れているのである。
潤滑補助剤については、これが固体潤滑剤含有皮膜の熱
安定性を向上させるものであることからS b、 03
/、 Feバクグー(Powde r ) 、 Znバ
ククー、Agバクグーあるいはこれらの中から選ばれた
少なくとも1種以上、つまりこれらの混合体からなり、
10〜30wt%とされる。
安定性を向上させるものであることからS b、 03
/、 Feバクグー(Powde r ) 、 Znバ
ククー、Agバクグーあるいはこれらの中から選ばれた
少なくとも1種以上、つまりこれらの混合体からなり、
10〜30wt%とされる。
即ち、潤滑補助剤は固体潤滑剤であるMO52の酸化を
抑える(MO32が酸化されるとMo0s になりMo
5sは潤滑性能が小さい)ことになり、10wt%未満
では斯る効果が期待できないし、30wt%を越えると
逆に固体潤滑剤含有皮膜の潤滑性能を低下させるがら、
10〜30wt%とされている。
抑える(MO32が酸化されるとMo0s になりMo
5sは潤滑性能が小さい)ことになり、10wt%未満
では斯る効果が期待できないし、30wt%を越えると
逆に固体潤滑剤含有皮膜の潤滑性能を低下させるがら、
10〜30wt%とされている。
第1図はエポキシエステル樹脂/ M o Sz +
S bz 01の重量比を、8:92に設定し、Sb2
0gの量な種々変えた潤滑皮膜につき摺動テストを行な
った結果を示す。これよV明らかなようにSb!o3を
10〜30wt% の範囲に設定すれば、焼付きを開
始する摺動回数は500回以上となり、潤滑皮膜の耐久
性は著しく良くなっている。
S bz 01の重量比を、8:92に設定し、Sb2
0gの量な種々変えた潤滑皮膜につき摺動テストを行な
った結果を示す。これよV明らかなようにSb!o3を
10〜30wt% の範囲に設定すれば、焼付きを開
始する摺動回数は500回以上となり、潤滑皮膜の耐久
性は著しく良くなっている。
なお、潤滑補助剤として他にP!bo、Mn c12.
4H,QAS! Os等が挙げられるが、下記第1表に
示されるように、本発明の潤滑補助剤以外のものでは、
比較的早い時期に焼付きが起り、潤滑補助剤としては好
ましくないのである。
4H,QAS! Os等が挙げられるが、下記第1表に
示されるように、本発明の潤滑補助剤以外のものでは、
比較的早い時期に焼付きが起り、潤滑補助剤としては好
ましくないのである。
第1表
註 :摺動同図A、Bt/′iそれぞれ同一条件で6回
行ったテストでの焼付きが発生する摺動回数および摩擦
係数が急上昇し始める摺動回数の平均値を示す。
行ったテストでの焼付きが発生する摺動回数および摩擦
係数が急上昇し始める摺動回数の平均値を示す。
次に、シ・有機結合剤についてはエポキシエステル樹脂
、アクリル樹脂、フレア樹脂あるいはこれらの中から選
ばれた少なくとも1種以1.つまりこれらの混合体から
構成され3 wt%以上15%未満とされている。
、アクリル樹脂、フレア樹脂あるいはこれらの中から選
ばれた少なくとも1種以1.つまりこれらの混合体から
構成され3 wt%以上15%未満とされている。
即ち、有機結合剤は固体潤滑剤粉末又は潤滑補助剤粉末
同志間及びこれら2者間を結合し、さらにそれらを金属
素地に密着せしめる機能を有するものとして重要な意義
があり、当該有機結合剤がろwt%未満の場合は前記機
能を充分に発揮しないし、一方15wt%以上では当該
有機結合剤自身は高面圧下での潤滑性能が悪いことから
潤滑性能を低下させるのである。
同志間及びこれら2者間を結合し、さらにそれらを金属
素地に密着せしめる機能を有するものとして重要な意義
があり、当該有機結合剤がろwt%未満の場合は前記機
能を充分に発揮しないし、一方15wt%以上では当該
有機結合剤自身は高面圧下での潤滑性能が悪いことから
潤滑性能を低下させるのである。
更に前記した樹脂の機能を考慮した場合、その種類も潤
滑皮膜の耐久性能に対し重要な7アククーとなる。
滑皮膜の耐久性能に対し重要な7アククーとなる。
一般に有機結合剤としてフェノールレジン、エポキシエ
ステル樹脂+フェノールレジン又はアルキドレジン、ク
レクンVジン等があるが、本発明においてはエポキシエ
ステル樹脂、アクリル樹脂フレア樹脂あるいはこれらの
混合体を有機結合剤として選択した。
ステル樹脂+フェノールレジン又はアルキドレジン、ク
レクンVジン等があるが、本発明においてはエポキシエ
ステル樹脂、アクリル樹脂フレア樹脂あるいはこれらの
混合体を有機結合剤として選択した。
下記第2表は、Mas、 −Sbz 03 、有機樹脂
の6元系潤滑皮膜で有機樹脂の種類を変えて当該潤滑皮
膜を形成した高面圧下金属摺動部の焼付き発生開始する
摺動回数を示すものである。
の6元系潤滑皮膜で有機樹脂の種類を変えて当該潤滑皮
膜を形成した高面圧下金属摺動部の焼付き発生開始する
摺動回数を示すものである。
本発明のエポキシエステル樹脂、アクリル樹脂及びフレ
ア樹脂は他の有機樹脂に比較して潤滑皮膜の耐久性能に
関して優れた機能を示すことが理解される。
ア樹脂は他の有機樹脂に比較して潤滑皮膜の耐久性能に
関して優れた機能を示すことが理解される。
本発明のエポキシエステル樹脂については、エピクロル
ヒドリン−ビスへエノールAクイプのエポキシ樹脂をア
マニ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸などで不飽和脂肪酸でエ
ステル化したもの等を例示でき、アクリル樹脂について
は、メチルメクアクリレート、エチルメクアクリレート
、プロビルメクアクリレート、プチルメクアクリレート
等の共重合体を例示でき、又フレア樹脂については尿素
とホルムアルデヒドの縮合物等を例示できる。
ヒドリン−ビスへエノールAクイプのエポキシ樹脂をア
マニ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸などで不飽和脂肪酸でエ
ステル化したもの等を例示でき、アクリル樹脂について
は、メチルメクアクリレート、エチルメクアクリレート
、プロビルメクアクリレート、プチルメクアクリレート
等の共重合体を例示でき、又フレア樹脂については尿素
とホルムアルデヒドの縮合物等を例示できる。
第2表
次に本発明の潤滑皮膜の金属摺動部への形成法について
説明する。
説明する。
捷ず、本発明の潤滑皮膜構成成分の各々を本発明の配合
割合で調合し、これをトルエン等の有機溶剤と混合する
。この混合液を金属摺動部、例えばステンレススチール
パイプのネジ継ぎ手品に羽毛塗り又はスプレー塗布法に
より薄く均一に塗布する。その後、自然に乾燥させて有
機溶剤を乾燥除去し、潤滑皮膜構成成分を皮膜化する。
割合で調合し、これをトルエン等の有機溶剤と混合する
。この混合液を金属摺動部、例えばステンレススチール
パイプのネジ継ぎ手品に羽毛塗り又はスプレー塗布法に
より薄く均一に塗布する。その後、自然に乾燥させて有
機溶剤を乾燥除去し、潤滑皮膜構成成分を皮膜化する。
この際前記乾燥手段は自然乾燥でも充分であるが、更に
好ましくけ上記の方法で皮膜化した後、当該皮膜部を温
度200〜350℃の範囲内で数分〜5時間保持して熱
処理すれば良い。
好ましくけ上記の方法で皮膜化した後、当該皮膜部を温
度200〜350℃の範囲内で数分〜5時間保持して熱
処理すれば良い。
以上説明した本発明の潤滑皮膜は高面圧を受ける金属摺
動部に適用した場合に良好な耐久性能を示すものであり
、従来の潤滑剤の問題点である焼付きを解消することが
できる。
動部に適用した場合に良好な耐久性能を示すものであり
、従来の潤滑剤の問題点である焼付きを解消することが
できる。
本発明の潤滑皮膜は高面圧を受ける何れの用途の金属摺
動部にも適用できる。例えば油井管として用いられるス
テンレススチールパイプが挙ケラれる。この油井管は、
その管端ネジ部にグリース(thread comp
ound) を塗布した後、互イjfネジ継ぎして長
尺となして使用されるが、このネジ締めの際にステンレ
ススチールの降伏応力近くの面圧(例えば70KF/d
)を当該ネジ部に受けることになる。従来の潤滑剤では
このネジ締めの際に焼付きが発生していたが、本発明の
潤滑皮膜をネジ部に形成すれば焼付きか発生しない故、
ステンレススチールパイプの締め付け、取り外し操作が
問題なく円滑に行える。父上記のステンレススチールパ
イプのネジ継ぎ手品のグリースはその使用環境によって
は砂、水、海水等により汚染されることがあるが、本発
明の潤滑皮膜においては、このような苛酷な使用環境下
であっても、良好乏潤滑性能を持続し、充分に耐え得る
ものである。
動部にも適用できる。例えば油井管として用いられるス
テンレススチールパイプが挙ケラれる。この油井管は、
その管端ネジ部にグリース(thread comp
ound) を塗布した後、互イjfネジ継ぎして長
尺となして使用されるが、このネジ締めの際にステンレ
ススチールの降伏応力近くの面圧(例えば70KF/d
)を当該ネジ部に受けることになる。従来の潤滑剤では
このネジ締めの際に焼付きが発生していたが、本発明の
潤滑皮膜をネジ部に形成すれば焼付きか発生しない故、
ステンレススチールパイプの締め付け、取り外し操作が
問題なく円滑に行える。父上記のステンレススチールパ
イプのネジ継ぎ手品のグリースはその使用環境によって
は砂、水、海水等により汚染されることがあるが、本発
明の潤滑皮膜においては、このような苛酷な使用環境下
であっても、良好乏潤滑性能を持続し、充分に耐え得る
ものである。
次に本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉
MO52:5b203 ’エポキシエステル樹脂=52
wt% : 35wt%[1)、72wt% :18w
t%: 10wt% (1’Fy2)のものをそれぞれ
調整し、各々を有機溶剤と混合した後、第2図、第6図
、第4図に示す実験装置のプレー) +11上に塗布し
自然乾燥により皮膜化した後、摩擦摩耗試験を行った。
wt% : 35wt%[1)、72wt% :18w
t%: 10wt% (1’Fy2)のものをそれぞれ
調整し、各々を有機溶剤と混合した後、第2図、第6図
、第4図に示す実験装置のプレー) +11上に塗布し
自然乾燥により皮膜化した後、摩擦摩耗試験を行った。
プレートtllld SUS 41 oよりなるテスト
ピースでライダー(2)を介して見掛は接触荷重100
0/mrIrを加えている。なお第2図に示す試験では
プレート(1)が左右に、即ち、左方向又は右方向に一
端より他端まで移動しかつ摺動速癒30πmls e
cとしたとき(摺動距離60馴)の摺動回数を1回とし
ている。
ピースでライダー(2)を介して見掛は接触荷重100
0/mrIrを加えている。なお第2図に示す試験では
プレート(1)が左右に、即ち、左方向又は右方向に一
端より他端まで移動しかつ摺動速癒30πmls e
cとしたとき(摺動距離60馴)の摺動回数を1回とし
ている。
第5図は試験結果を示しており、本発明外(比較例)の
潤滑皮膜(畜1)では、摺動回数が約30回で焼付きが
開始しており、その後急激に摩擦係数が上昇している。
潤滑皮膜(畜1)では、摺動回数が約30回で焼付きが
開始しており、その後急激に摩擦係数が上昇している。
−力木発明の潤滑皮膜(澱2)では、摺動回数が500
回以上でも焼付きが発生せず良好な耐久性能を示してい
る。
回以上でも焼付きが発生せず良好な耐久性能を示してい
る。
第1図はエポキシエステル樹脂/ MOS2 + Sb
203の重量比を8:92に設定し、S b、 03
の量を種々変えた潤滑皮膜につき摺動テストを行なった
結果のグラフ、第2図は本発明を試験機による摩擦係数
と摺動回数を試験する説明図、第6図はそのテストピー
ス(プレート)の正面図と側面図、第4図は試験機のラ
イザーの正面図と側面図、第5図は本発明と比較例に係
る潤滑皮膜の摺動回数と摩擦係数の関係を示すグラフで
ある。 fi+・・・プレート、(2)・・・ライダー。
203の重量比を8:92に設定し、S b、 03
の量を種々変えた潤滑皮膜につき摺動テストを行なった
結果のグラフ、第2図は本発明を試験機による摩擦係数
と摺動回数を試験する説明図、第6図はそのテストピー
ス(プレート)の正面図と側面図、第4図は試験機のラ
イザーの正面図と側面図、第5図は本発明と比較例に係
る潤滑皮膜の摺動回数と摩擦係数の関係を示すグラフで
ある。 fi+・・・プレート、(2)・・・ライダー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 fil MO82もしくはMo5t+ グラファイト
からなる固体潤滑剤を60〜80wt%々; Sb、 Ol、 Feバクター、Znバクグー、Agバ
クグーの中から選ばれた少なくとも1種以上の潤滑補助
剤を10〜30wt%; および、エポキシエステル樹
脂、アクリル樹脂、フレア樹脂の中から選ばれた少なく
とも1種以上の有機結合剤を3 w t%以上、15w
t%未満;からなることを特徴とする高面圧下金属摺動
部の焼付き防止用潤滑皮膜。 (2)有機結合剤の量が3.5〜12wt%であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高面圧下金属
摺動部の焼付き防止用潤滑皮膜。 f31 MO52もしく u M’Sz+グラファイ
トからなる固体潤滑剤’i 60〜80wtel)と;
5blOs、Feバクター、Znバクグー、Agバクグ
ーの中から選ばれた少なくとも1種以上の潤滑補助剤を
10〜30wt%;および、エポキシエステル樹脂、ア
クリル樹脂、フレア樹脂の中から選ばれた少なくとも1
種以上の有機結合剤を3wt%以上、15wt%未満;
からなる潤滑皮膜構成成分と、有機溶剤を混ぜて懸濁液
を調製し、該懸濁液を金属摺vJ部に塗布した後、該摺
動部を自然乾燥させて前記有機溶剤を乾燥除去して前記
潤滑皮膜構成成分の皮膜を該摺動部に形成することを特
徴とする高面圧下金属摺動部の焼付き防止方法。 (4)潤滑皮膜を形成した金属摺動部を200〜350
℃の温度範囲内で数分〜5時間保持して熱処理すること
を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の高面圧下金属
摺動部の焼付き防止方法。 (5)潤滑皮膜を形成する金属摺動部は、油井管用ステ
ンレススチールパイプのネジ接手品であることを特徴と
する特許請求の範囲第3項又I/i第4項記載の高面圧
下金属摺動部の焼付き防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4997383A JPS59174699A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 高面圧下金属摺動部の焼付き防止用潤滑皮膜及び焼付き防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4997383A JPS59174699A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 高面圧下金属摺動部の焼付き防止用潤滑皮膜及び焼付き防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174699A true JPS59174699A (ja) | 1984-10-03 |
Family
ID=12845955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4997383A Pending JPS59174699A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 高面圧下金属摺動部の焼付き防止用潤滑皮膜及び焼付き防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174699A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0571528A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-23 | Hitachi Ltd | ボールジヨイントを用いた伝動機構及びそれを用いた圧縮機 |
JPH06346988A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-20 | Nippon Steel Corp | 油井管継手とその表面処理法 |
EP0799869A2 (en) * | 1996-04-03 | 1997-10-08 | Dow Corning Asia, Ltd. | Aqueous coating agent for forming lubricating films |
WO1999000468A1 (en) * | 1997-06-26 | 1999-01-07 | David Thomas Brown | Ballistics conditioning with molybdenum disulfide |
US6576598B2 (en) | 2001-08-22 | 2003-06-10 | David Thomas Brown | Ballistics conditioning |
JP2007169598A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-07-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 潤滑剤組成物および焼付防止剤ならびにセンサ |
US8518862B2 (en) | 2005-11-28 | 2013-08-27 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Anti-seizing agent, sensor and assembly including sensor |
CN111793516A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-10-20 | 重庆常升里科技有限公司 | 一种抗辐射耐高温螺纹润滑膏及其制备方法与应用 |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP4997383A patent/JPS59174699A/ja active Pending
Cited By (10)
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