JPS59174152A - 超音波媒体特性値測定方式 - Google Patents

超音波媒体特性値測定方式

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JPS59174152A
JPS59174152A JP58202292A JP20229283A JPS59174152A JP S59174152 A JPS59174152 A JP S59174152A JP 58202292 A JP58202292 A JP 58202292A JP 20229283 A JP20229283 A JP 20229283A JP S59174152 A JPS59174152 A JP S59174152A
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power spectrum
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tissue
spectrum
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JP58202292A
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三輪 博秀
ジヨン・エム・リ−ド
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、反射超音波を用いて媒体く特に生体の組織)
特性値であるn及びβの値を測定する方式に関する。こ
こで、βは減衰傾斜と呼ばれ、組織中での超音波の減衰
率がβf  (fは超音波の周波数)に比例するとした
ときの比例定数であり、またnは反射係数が周波数のn
乗に比例するとしたときの、幕指数である。
またさらに詳しくいえば、本発明は上記n及びβを反射
超音波のパワー・スペクトルの形状から求める方式に関
する。
(発明の従来技術) 従来はβ(即ち減衰傾斜)を求める方法として、以下の
2つの方法が三輪氏等により提案されでいる。
1)2つの周波数バンドのエネルギー比からβ゛  の
値を得るエネルギー・レシオ法。(特願昭55−746
80号) 2)ガウス分布型スペクトルを持つ超音波が組織を通過
する際の中心周波数のシフトからβの値を求める周波数
シフト法。(特願昭56一−65536号) これらの方法は反射係数が周波数依存性を持たないとの
仮定に基づいている。しかし、実際の実験等によると反
射係数は周波数のn乗に比例することが明らかであり、
nの値は口ないし6の範囲で組織の種類に応じて変化し
、従って組織特性を示すものである。従って、上記の方
法には誤差が含まれることになる。
他の従来のβ及びnを求める方法として、βとnとの影
響が複合された反射波を分析してβとnの値を分離して
求める方法がやはり三輪式等により提案されている(特
願昭57−57573号)。
この方法は上記エネルギー・レシオ法の拡張であり、3
つの周波数を用いるものである。この方法は有効ではあ
るが特定の3つの狭帯域に注目するために、スペクトル
の局所的な凸凹に起因する誤差の影響を受けるという欠
点が有る。このスペクトルの局所的な凸凹は、所謂スカ
ロノピングとしテ知うれるもので、パルス重畳による相
互干渉によるものである。このため、スカロソビングの
影響を除去するには、有効帯域内で異なる3周波数の組
合せによってβとnとを求め、それらの複数の結果に統
計処理を施す必要があり、計算量が厖大になるという欠
点も有る。
本発明はこれらの欠点を解決するため、スペクトルの全
体の形状に注目するものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、パワー・スペクトルの形状からβとn
とを分離して求めるシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、βとnとの算出を簡単な計算で行
ううことである。
本発明の更に他の目的は、組織中の走査線上に沿った複
数の測定点でのβを求め、走査線を移動させることによ
り組織の断層像を高速に求めることにある。
本発明の更に他の目的は、スカロノピングの影響を除い
たβとnを求めることにある。
本発明の他の目的は、β及び/又はnによる断層像と、
反射強度による断層像などとを組合せて表示することに
ある。
〔発明の構成〕
本発明は、超音波パルス波を送出し2反射波を受信する
ことを含む。アナログの反射波はデジタル・データに変
換され、パワー周波数スペクトルが高速フーリエ変換に
より求められる。そのパワー・スペクトルは正規化され
、パワー・スペクトル曲線の最大値の周波数が求められ
る。パワー・スペクトルが最大値の半分になる上側およ
び下側の周波数(半値点)も合わせて求められる。半値
点の周波数は最大値周波数により正規化され、上側及び
下側の周波数レシオが求められる。そしてそれらはnを
求める計算に使用されるか、またはテーブル参照方式な
らば、索引のために使用される。減衰傾斜βは、nと最
大値周波数と音速と2つのサンプリング点からのエコー
の時間差を用いて計算される。複数の点でのβとnとを
求めて生体組織の断層像を得る。β及び/又はnの断層
像は反射強度の断層像やその他の像と組合せられ、より
高度の診断画像を提供する。
〔発明の実施例〕
本発明では、組織特性の周波数伝達関数を、βとnとの
関数としてではなく、nと正規化された周波数とのみの
関数として定義する。本発明ではnを求めるのに、nと
その他の複雑な量を用いることなく、上側及び下側周波
数レシオに対応する点での周波数スペクトル応答はnの
関数として表現されることに注目する。上側周波数レシ
オY十はf+/fmであり、下側周波数レシオY−はf
 −/ f mであり、fIllはパワー・スペクトル
曲線が最大値を示す周波数であり、f十とf−はパワー
・スペクトル曲線が、それぞれfll+の上側および下
側で最大値の半分の値を示す周波数である。またβは上
記で求めたnとfmとから求めることができる。
第1図は生体12の表面に対向して置かれたニーランス
デューサ3によって、生体12の内部2方向へ、中心周
波数fOで帯域幅2Ωの超音波パルス波が送出される様
子を示している。パルス波はそれぞれの組織領域iに音
速Cで到達し、各組織境界で反射された波は一2方向へ
音速Cで伝播し、トランスデユーサ3で受信される。深
さ2に位置する組織の特性を測定する場合、パルス波は
11固の異なる組織を通過し、音速は何処でも一定であ
ると仮定する。生体12中を伝播するパルス波の音圧は
各領域i中において、周波数に比例する減衰定数αiに
応じて減衰する。比例定数をβiとすると、減衰定数α
iはαi =Ai+βi *fと表される(Aiは定数
)。βiは特定の組織iの特性を示し、減衰傾斜と呼ば
れる。各領域iはパワー反射係数を有し、それは周波数
のn3乗に比例するとされ、ni も特定の組織iの特
性を示すものであり、反射パワー幕指数と呼ばれる。超
音波又は超音波パルス波が領域i−1から領域iに透過
するとき、超音波エネルギーの一部は反射されるため、
段階的な伝播ロスを生じる。その際の音圧の透過率をτ
iとし、また、深さ2で反射して−Z方向に伝播する超
音波が領域iから領域i−1に透過するときの透過率を
同様にτi′とする。τi、τi°はともに周波数依存
性は無いものとする。
トランスデユーサ3は超音波パルス波を送信した後、超
音波が組織により深く伝播するのに従って異なる組織領
域から反射されてくる反射波を受信する。深さ2に対応
する反射波は、原パルス波の送出からt = 2z /
 Cの時間後に到来する。従って、深さ2での組織特性
は、時間tの付近に到来するある短時間の反射波形を分
析すればよい。
一般に、生体組織の測定は音圧、パワー、その他のパラ
メータに注目して行われるが、本発明ではパワー・スペ
クトルに注目する。深さ2での反射波のパワー・スペク
トルPr(f)は、周波数分析装置や周知の高速フーリ
エ変換(FFT)技術を用いて汎用デジタル計算機によ
り得ることができる。
このような、FFTによるパワー・スペクトルの算出に
ついては「デジタル・シグナル・アナリシス」 (サミ
ュエル・D・スターンズ、1975年ハイデン・ブック
・カンパニーQ行)の249〜255ページに記載され
ている。パワー関数Pr(flは伝達関数の自乗であり
、伝達関数とはトランスデユーサの伝達関数、音波のビ
ーム指向性、測定系の増幅器の伝達関数、および生体組
織の伝播、減衰、反射係数を含む伝達関数を全て総合し
たものである。
正規化されたパワー・スペクトルを得る為に、受信波に
関する測定系のパワー・スペクトルPo(flを得る必
要がある。測定系のパワー・スペクトルPoTf)は、
トランスデユーサを水中に置き、トランスデユーサから
2の距離に置いた標準反射体からのパルス反射波を受信
する。受信波がらFFT技術を用いてパワー・スペクト
ルPa(f)が求まる。
正規化されたパワー・スペクトルR(f)exp 、即
ち生体組織の伝達関数の自乗は、組織から反射された波
のパワー・スペクトルPr(f)を測定系のパワー・ス
ペクトルPoff1で除することで得られる。
この正規化された実測データのパワー・スペクトルR(
flexpは実験、若しくは実測スペクトル値と呼ばれ
る。上述した周波数応答の記載より、パワー・スペクト
ルR(f)の理論式は次式で表される筈・ ・ ・(1
,) ここでkは周波数に依存しない定数、liは領域i中で
の超音波の伝播距離である。本発明では、実測したパワ
ー・スペクtルRtflexpと(1)式の理論的なパ
ワー・スペクトルR(flとを比較することによりβを
求める。
単一のトランスデユーサではその有効帯域以外では有意
のR(flexpを得ることはできない。よって、異な
る周波数帯域を有する複数のトランスデユーサを用いて
、充分に広い周波数範囲でのRff1expを求めるこ
とが望ましい。
実際の測定においては、隣接する反射体からの反射波が
重畳して相互干渉するため、周波数スペクトル形状に局
所的凸凹を生じてスペクトル・スカロソピングを住じ、
測定終着を招く。三輪等による先願にも述べている如く
、このような誤差を除去するには、統計的データ処理に
よって、測定点(即ち2の周辺)で時間的、空間的に平
均化することが必要である。即ち2の点の前後左右上下
の各点でのデータからR(flexpを求める。
(1)式よりR(flの最大値を与える周波数fmは次
式の如くになる。
fm= n (z)/ 4Σβ1−1i   ・・−1
21メ″−I もしく3)式によって周波数が正規化されると、Yセf
/fm        ・・・・・・(3)(1)式は
次のように表現できる。
R=K (nY)  exp (−nY)   ・・・
・・(4)式は次のようになる。
5=Y−e’−Y   ・・・・・・・(5)SはY=
1のとき最大値S maxをとり、SmaxはSmax
=e’    −・・・161であるから、SをS m
axで正規化すると、(5)式はY S/Smax=Y−e  ・・・・・・・(7)となる
。この(7)式は普遍的な正規化された、K、τ、及び
βに無関係な関数である。(7)式の左辺はnの関数で
あり、右辺は周波数の関数である。
(7)式はすでに本願発明者の一人によってn=4の場
合について導出されたものを、本発明においてnが不定
の場合に拡張したものである。
本発明では、まず(7)式によってnを求め、その後に
後述するごとくβを求める。+11式は周波数fff+
で最大値Rmを呈し、flllの両側で次第に値が減少
する曲線を示している。fmの上側及び下側の半値点間
波数f+、f−がR(f)について求められる。これら
の値はパワー・スペクトル上でその値が最大値Rmの半
分になる点を探して求められる。そしてfmに対するf
l、f−の周波数レシオ、Y+、Y−が求められる。ま
たR=Rm/2に対応するSの値Szは次式のようにな
る。
=21SLIlax・・・・・・L8)(71(81式
及びY+、Y−におけるS ’A / S m、axよ
り、2−≠1=Y+・el−)1及び 2−”=’l−
−e’−”  ・・+91となる。Y−3Y十は実測値
から求まるので、(9)式よりnが求まることになる。
上述したサンプリング及び計算を行うシステムの一例を
第2図に示す。このシステムから送出され、受信される
信号が第3図(a)〜fd+に示される。
タイミング・クロック・パルスPt1 (第3図(a)
)は駆動回路2にタイミング制御回路1から与えられる
。圧電トランスデユーサ3は該パルスによって駆動され
、超音波が生体組TI&12の中(又は標準反射体を置
いた水槽の中)に送出される。生体組織4からの(又は
標準反射体からの)反射波は、トランスデユーサ3によ
って受信され、受信回路5によって増幅される。第3図
中)に示す如くの増幅された信号Vrは、データ収集部
6に送られる。
タイミング制御回路1は第3図TCIに示す如くのゲー
ト・パルスpgを、タイミング・クロック・パルスPd
の11時間後に発生してデータ収集部6に送る。タイミ
ングTIはトランスデユーサ表面から組織測定点までの
、超音波の往復距離に対応する。
ゲート・パルスPgO幅tは測定すべき組織の厚み(分
解能)に応じて決定する。ゲート・パルスPgは第3図
(d)に示すように、波形データをデータ収集部6に蓄
積させる。
収集されたデータは周波数分析器7に送られ、高速フー
リエ変換を施され、結果はデータメモリ8に送られる。
高速フーリエ変換による周波数分析の結果として、第4
図(alの如き反射波のパワー・スペクトル、または第
4図(blの如き標準反射体からの反射波のパワー・ス
ペクトルが得られる。
計算部9はスペクトルを正規化し、nを得るための演算
を行う。即ち、第4図481に示す如きパワー・スペク
トルPr(flが第4図(blに示すPa(flを用い
て正規化され、第4図(C1に示す如き正規化されたパ
ワー・スペクトルR(flが、生体組織の伝達関数とし
て求まる。パワー・スペクトルの最大超音波を与える周
波数fm及び−3db(半値パワ一点)の周波数f−1
f+が、パワー・スペクトルデータを走  □査するこ
とにより得られる。それらから周波数レシオY+、Y−
を求め、そして前記(9)式より、nを求める。即ちn
 =−1/ (log Y4 + (1−Y土) lo
g2e )として求める。計算部9は上記計算が可能な
如何なる汎用計算機でもよい。例えば、マイクロコンピ
ュータ(CPU、RAM、ROM、およびIloを含む
)を上記計算部9とデータメモリ8の代わりに用いても
よい。
第7図は本発明における上記のnを求める計算のフロー
チャートである。まずパワー・スペクトルR(f)の正
規化を、実測したパワー・スペクトルPr(f)と標準
反射体による標準パワー・スペクトルPo(f)とから
行う。次に、正規化されたデータを走査することにより
、最大値周波数fIIlと半値周波数fl及びf−を求
める。そして、上側及び下側の周波数レシオY十及びY
−を求め、これらを用いてnを算出する。
上側及び下側の周波数レシオY十及びV−を求めるため
には、最大値周波数fmと半値周波数fl及びf−を求
める必要があるが、(11式の示すR(flの曲線は最
大値付近でかなり平坦な特性を示すため、最大値周波数
の決定には誤差を生じ易い。しかし、半値周波数f−及
びflは比較的急峻な傾斜の部分から決定されるので、
誤差はかなり小さいと考えてよい。従って半値周波数f
−及びflとnの計算には、前記のスカロソピングによ
る誤差が主流を占めると考えてよい。n決定の精度は、
実測して正規化して求めた周波数レシオの値を、上側及
び下側の周波数レシオとそれら周波数レシオの差を示し
たテーブルと比較することにより向上させることができ
る。これは、Y+やY−に多少の誤差が有るとしても、
帯域幅若しくは(Y+−Y−)の値には誤差が少ないこ
とによる。
テーブル■ n     2    Y+Y−Y+Y−1,5002
,7,242,46 2,70?   2.1 .38  1.723   
.794  1.8 .47  1.334   .8
41  1.7 .51  1.195   .871
  1.6 .53  1゜076   .891  
1.5 .61  .89第5図はテーブルを用いる本
発明の実施例システムを示し、テーブルIが計算部9に
接続されている。計算部9は第2図の実施例で述べたと
同様の計算をした後、Y十及びY−の計算を行う。テー
ブルIには(Y÷−Y−)とnとの対応が上記のごとく
に格納されている。テーブル参照方式によれば、第2図
の実施例で必要であった、周波数レシオの対数を求める
処理をすることなく、nが求まる。
テーブルIは計算部9の内部メモリの中に設けることも
可能である。
第8図はテーブル参照方式の場合のフローチャートを示
す。半値周波数f+、f−及び最大値周波数fmをもと
めるステップは第7図に示すのと同様である。半値周波
数を求めたら、その半値幅Y + −Y −を求め、そ
れを用いてテーブルIを索引し、第7図の方法よりも正
確なnを得る。
(2)式を変形すると(10)式となる。
n (zl / 4 fm(zl−、Σβ1−Ii・・
・・・(10)1=1 左辺はf m (Z)とn (z)を含み、上記の如(
実測データから計算で求まる。右辺は減衰傾斜βの線型
積分であり、組織領域の変化を緩やかと仮定すれば、(
11)式で表される。
(10)式において領域iでの値βiliは、領域iで
の値と領域i−1での値との差で与えられる。また1】
の値は、領域i−1と領域iとの境界からの反射と、領
域iと領域i+1との境界がらの反射との時間差Δtか
ら得られる。そしてβiは(12)式から得ることがで
きる。
!i=CΔT/2 β= 2[(n/ 4fm)H,7(n/ 4fm)1
)/CΔT・・・・・ (12) (11)式に示す如く、β(Z)は該式を2で微分する
ことにより得られる。
β(zl−1,= (n LZ) / 4 fm(z)
 )δ −−(n(z)/ 4fm(zl)    ・・・・(
13)Cδ七 βを得るためのシステムが第2図及び第5図に示しであ
る。第5図のシステムの動作は、タイミング制御回路1
の発生するタイムゲートパルスpgが第6図に示す如く
、タイミング・クロック・バルスPdから領域iでの反
射に対応する時間Tiの後に発生され、そのパルス幅の
間の反射信号のデータDiを収集する。このデータ収集
は通常、平均データを得るために複数回行われ、スカロ
ッピングの影響を除去する。次に、ゲート・パルスのタ
イミングはPdからTi+1時間後にシフトされ、領域
i+1のデータDi+1の収集が(複数回分)行われる
データDi及びDi+1のスペクトルが求められ、それ
ぞれの計算はni、 ni+1、fmi 、 fmi+
1を用いて計算部9にて、または上記のテーブルを用い
て行われる。このようにして、βは求められる。
第9図は第7図及び第8図においてβを求めるフローチ
ャートである。図示の如く、複数の最大値周波数fmと
nとが求められる。これらの値は、。
(12)式によりniを求めるのに用いられる。niの
値は超音波ビームに沿って求められ、他の超音波ビーム
とともに、断層像を得るのに用いられる。
以上の如く、各深さ2におけるn (zlおよびβ(Z
lが超音波ビームの走査線方向に沿って求まるので走査
線を順次シフトしていくことにより、n [z)および
β(Zlの断層像を得ることができる。
また、β(Z)の分布像は(10)式や(11)式に述
べた線積分をあらゆる方向について求め、X線CT(コ
ンピュータ・トモグラフィ)の手法として周知の手法を
用いて再構成することもできる。
上記の生体組織特性、の測定方式は、人体の癌などの病
変部の検出や、それら病気の診断に非常に有用である。
本方式は組織を無侵襲で測定でき、体表に超音波プロー
ブを当てるだけでよい。
反射超音波は当然ながら反射強度若しくは反射係数の情
報をも含んでおり、反射強度を用いた周知の断層像を、
同時に得ることもできる。このような反射強度による断
層像や、さらにはX線像、X線CT像、NMR像などと
、本発明のnやβの断層像とを重ね表示する等して組み
合わせることにより、より一層詳細なかつ正確な診断が
可能となる。
尚、上記半値周波数は最大値の半分のパワー・スペクト
ルを与える周波数であるとしたが、その他の適当な比率
での周波数を用いることも可能である。
本発明は上記した実施例に限定されることなく、本発明
の目的の範囲において変更されたものも含むことは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はトランスデユーサと超音波媒体との関係を示す
図、第2図は本発明の一実施例構成ブロック図、第3図
(al〜(diは第2図の実施例における各部の波形を
示す図、第4図(al〜(c)はパワー・スペクトルの
処理過程を示す図、第5図は本発明の他の実施例構成ブ
ロック図、第6図(al〜(dlは第5図の実施例にお
ける各部の波形を示す図、第7図は本発明の実施例にお
ける計算処理過程を示すフローチャート、第8図はテー
ブル参照方式におけるフローチャート、第9図は本発明
においてβを求めるためのフローチャート、である。 第1図において、1はタイミング制御回路、2は駆動回
路、3はトランスデユーサ、4は標準反射体または測定
対象部位、5は受信回路、6はデータ収集部、7は周波
数分析部、8はデータメモリ、9は計算部である。 −た] 第 1 図 −2 第7図 茅ε閲

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 超音波パルス波を媒体中に送信し、その反射波を受信し
    てその周波数を分析することにより、媒体特性値を測定
    する方式であって、以下のステップを有することを特徴
    とする超音波媒体特性値測定方式。 ■分析すべき部位からの反射波を周波数分析し、そのパ
    ワー・スペクトルを求めるステップ、■該部位に標準反
    射体を置いた場合のスペクトルで上記パワー・スペクト
    ルを正規化して、組織伝達関数を求めるステップ、 ■上記伝達関数の最大値に相当する周波数fm、及び該
    fmの上側とよび下側にあり、上記最大値の所定の割合
    の値に相当する周波数f−1f(を求め、さらにY−=
    f−/fm、 Y+=f+/fm  を計算するステッ
    プ、 ■上記測定部位のパワー反射係数が周波数のn乗に比例
    する場合の、nとY−またはV+との関係式から、上記
    Y−またはY十により媒体特性値を示すバラメークであ
    るnを求めるステップ。
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