JPS5917393Y2 - 電気集塵機 - Google Patents
電気集塵機Info
- Publication number
- JPS5917393Y2 JPS5917393Y2 JP1977034204U JP3420477U JPS5917393Y2 JP S5917393 Y2 JPS5917393 Y2 JP S5917393Y2 JP 1977034204 U JP1977034204 U JP 1977034204U JP 3420477 U JP3420477 U JP 3420477U JP S5917393 Y2 JPS5917393 Y2 JP S5917393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collection
- dust
- core
- electrode
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は集塵電極として巻取自在のシート状集塵材を用
いた電気集塵機の改良に係り、その集塵電極のたるみ防
止を目的とする。
いた電気集塵機の改良に係り、その集塵電極のたるみ防
止を目的とする。
集塵電極に巻取自在のシート状集塵材を利用したものは
、その構造上どうしても集塵電極かたるみやすく、放電
電流が安定しないために、集塵効率が下がり、さらに悪
化すると火花放電をおこす恐れもあった。
、その構造上どうしても集塵電極かたるみやすく、放電
電流が安定しないために、集塵効率が下がり、さらに悪
化すると火花放電をおこす恐れもあった。
これを防止するために第1〜2図のような構造が考えら
れている。
れている。
すなわち、巻取芯100と直結しているバンドル101
を回すと供給芯102に巻かれている集塵電極103が
ガイドローラー104に導かれて電極板105、放電線
106と一定の間隔をあけ、集塵部を形成しながら順次
移動し、新しい集塵電極となってゆく。
を回すと供給芯102に巻かれている集塵電極103が
ガイドローラー104に導かれて電極板105、放電線
106と一定の間隔をあけ、集塵部を形成しながら順次
移動し、新しい集塵電極となってゆく。
ここで供給芯102より出た集塵電極103は巻取芯1
00で巻取られた部分と接触しておりしかも集塵電極1
03は薄く、厚さは無視できるぐらいであるため、この
2つの部分は同速度であり、集塵部での集塵電極の長さ
というものは両集塵電極の接触部にすべりがないかぎり
変わらなく、ゆるみもしない。
00で巻取られた部分と接触しておりしかも集塵電極1
03は薄く、厚さは無視できるぐらいであるため、この
2つの部分は同速度であり、集塵部での集塵電極の長さ
というものは両集塵電極の接触部にすべりがないかぎり
変わらなく、ゆるみもしない。
そしてこのすべりも接触角を大きくとることで、ある程
度はカバーできるが、これだけでは充分でなく、ここを
通過する空気の流速が大きくなってくると、集塵電極が
たわんでくるという問題が発生する。
度はカバーできるが、これだけでは充分でなく、ここを
通過する空気の流速が大きくなってくると、集塵電極が
たわんでくるという問題が発生する。
この問題を解決すべく第3図のように巻取芯上の接触部
にスプリングを介してローラー107を設ける方法も考
えられるが、この方法はたわみの問題は解決できるもの
の、巻取り側の集塵電極が極端に汚れた時、ローラーを
押しつけた部分で汚れた集塵電極と供給芯より出ている
新しい集塵電極が完全にひつついてしまうという恐れが
あるうえに、巻取芯と供給芯より出た集塵紙が接触して
いる関係上集塵電極の交換が難しいという欠点か′ある
。
にスプリングを介してローラー107を設ける方法も考
えられるが、この方法はたわみの問題は解決できるもの
の、巻取り側の集塵電極が極端に汚れた時、ローラーを
押しつけた部分で汚れた集塵電極と供給芯より出ている
新しい集塵電極が完全にひつついてしまうという恐れが
あるうえに、巻取芯と供給芯より出た集塵紙が接触して
いる関係上集塵電極の交換が難しいという欠点か′ある
。
本考案は上記問題点を解消するもので、以下にその一実
施例を第4図にもとづき説明する。
施例を第4図にもとづき説明する。
図において、1はバンドル3と直結した巻取芯2を回転
させることによりガイドローラー4の上を集塵部を形成
しながら供給芯5より送られてゆくシート状の集塵電極
で、加速電極6及びその加速電極6にしっかりと張った
状態でつけられている放電線7と一定の間隔を保たれて
いる。
させることによりガイドローラー4の上を集塵部を形成
しながら供給芯5より送られてゆくシート状の集塵電極
で、加速電極6及びその加速電極6にしっかりと張った
状態でつけられている放電線7と一定の間隔を保たれて
いる。
また巻取芯2と供給芯5は集塵電極1が送られて行くと
き同じ方向に回転するようにセラ1〜されているととも
に、巻取芯2には、小プーリ−8が供給芯5には、大プ
ーリ−9が設けられ、両プーリー8,9にベルト10が
かけられている。
き同じ方向に回転するようにセラ1〜されているととも
に、巻取芯2には、小プーリ−8が供給芯5には、大プ
ーリ−9が設けられ、両プーリー8,9にベルト10が
かけられている。
ここで大プーリ−9(D、 )と小プーリ−s (D2
)の大きさの比は、集塵電極1が何も巻かれていない
巻取芯及び供給芯の径をdl、巻取芯又は供給芯のどち
らかに全部巻取られた場合の径をd2とすると、D2
/DI <di /d2となっている。
)の大きさの比は、集塵電極1が何も巻かれていない
巻取芯及び供給芯の径をdl、巻取芯又は供給芯のどち
らかに全部巻取られた場合の径をd2とすると、D2
/DI <di /d2となっている。
上記構成において、巻取芯2と直結したバンドル3が矢
印の方向に回転すると、集塵電極1は巻取芯2に巻込ま
れていこうとするが、両プーリー8.9にベルト10が
かかり、D2 /DI <di /dzとなっているた
め、供給芯5にはたえず巻き込まれていこうとする分よ
り少ない量を供給しようとする力が働く。
印の方向に回転すると、集塵電極1は巻取芯2に巻込ま
れていこうとするが、両プーリー8.9にベルト10が
かかり、D2 /DI <di /dzとなっているた
め、供給芯5にはたえず巻き込まれていこうとする分よ
り少ない量を供給しようとする力が働く。
それでも集塵電極1はバンドル3を回すことにより巻取
芯2に巻かれて行くため、集塵電極1は集塵部でたるむ
ことなく固く張った状態になっている。
芯2に巻かれて行くため、集塵電極1は集塵部でたるむ
ことなく固く張った状態になっている。
またその集塵電極の移動しようとする距離の差は小プー
リ−9とベルト10の間のスリップにより、集塵電極1
をガイドローラー4上で張った状態に保ちながら逃がす
ようになっている。
リ−9とベルト10の間のスリップにより、集塵電極1
をガイドローラー4上で張った状態に保ちながら逃がす
ようになっている。
またベルト10をゴム等の弾性体のものを使用すること
により、その移動しようとする差は蓄えられ、集塵電極
1を張ろうとする力となり、多少の振動を加えてもたる
むということはない。
により、その移動しようとする差は蓄えられ、集塵電極
1を張ろうとする力となり、多少の振動を加えてもたる
むということはない。
また集塵電極をできるだけ薄くし、巻取芯、供給芯を大
きくとることにより前記d1.d2の差を小さくし、d
l、d2より微かに小さいD2/D□にすればさらに操
作力も軽くなり機能も安定する。
きくとることにより前記d1.d2の差を小さくし、d
l、d2より微かに小さいD2/D□にすればさらに操
作力も軽くなり機能も安定する。
なお、本実施例では両プーリー間をベル) 10で連結
したが、これをアイドラプーリーで連結してもよいこと
は言うまでもない。
したが、これをアイドラプーリーで連結してもよいこと
は言うまでもない。
このように本考案によれば、巻取芯と供給芯に集塵電極
が巻かれて外径が変化しても常に巻取芯の方の周速度が
供給芯の周速度よりも大きくなるようにしたことにより
次のようなすぐれた効果を奏するものである。
が巻かれて外径が変化しても常に巻取芯の方の周速度が
供給芯の周速度よりも大きくなるようにしたことにより
次のようなすぐれた効果を奏するものである。
■ 集塵電極が常に張られた状態にあるところから、効
率のよい集塵ができる。
率のよい集塵ができる。
II 粘性のあるゴミの耐着などによる集塵電極同志
あるいは他の部品へのくっつきがなく、常時良好な送り
動作が得られ、しかも集塵電極の交換もしやすくなる。
あるいは他の部品へのくっつきがなく、常時良好な送り
動作が得られ、しかも集塵電極の交換もしやすくなる。
III 巻取芯、供給芯およびそれらに設けたブーノ
ーの径に工夫を加えるだけで集塵部に別の装置を附加し
たものではないから、同集塵部をコンパクトに保ち得る
とともに、コスト的にも安価なものを提供することがで
きる。
ーの径に工夫を加えるだけで集塵部に別の装置を附加し
たものではないから、同集塵部をコンパクトに保ち得る
とともに、コスト的にも安価なものを提供することがで
きる。
第1図は従来の電気集塵機の内部構造を示す斜視図、第
2図はその集塵電極の送り構造を示す説明図、第3図は
別の従来例の内部構造を示す斜視図、第4図は本考案の
一実施例における電気集塵機の内部構造を示す斜視図で
ある。 1・・・・・・集塵電極、2・・・・・・供給芯、4・
・・・・・ガイドローラー、5・・・・・・巻取芯、8
,9・・・・・・プーリー10・・・・・・ベルト。
2図はその集塵電極の送り構造を示す説明図、第3図は
別の従来例の内部構造を示す斜視図、第4図は本考案の
一実施例における電気集塵機の内部構造を示す斜視図で
ある。 1・・・・・・集塵電極、2・・・・・・供給芯、4・
・・・・・ガイドローラー、5・・・・・・巻取芯、8
,9・・・・・・プーリー10・・・・・・ベルト。
Claims (1)
- 送風された含塵空気の塵埃を荷電する荷電部と、荷電塵
埃を捕集する集塵部を有し、上記集塵部の集塵電極を導
電性シートで構威し、巻取芯を回転させることにより、
供給芯に予巻された集塵電極が集塵部を形成するための
ガイドローラー上を送られてゆく構造において、巻取芯
の、集塵電極の巻かれていないときの外径をdl、供給
芯に集塵電極が全部巻かれている時の外径をd2とし、
巻取芯に固着したプーリーの外径をD2、供給芯に固着
したプーリーの外径をDlとすると、Dl、D2をD2
/DI <dt /d2なる関係に設定するとともに
、上記両プーリーをベルト又はアイドラープーリーで連
結したことを特徴とする電気集塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977034204U JPS5917393Y2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | 電気集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977034204U JPS5917393Y2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | 電気集塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53128974U JPS53128974U (ja) | 1978-10-13 |
JPS5917393Y2 true JPS5917393Y2 (ja) | 1984-05-21 |
Family
ID=28891138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977034204U Expired JPS5917393Y2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-03-18 | 電気集塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917393Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4413274Y1 (ja) * | 1965-08-05 | 1969-06-02 |
-
1977
- 1977-03-18 JP JP1977034204U patent/JPS5917393Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4413274Y1 (ja) * | 1965-08-05 | 1969-06-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53128974U (ja) | 1978-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3159727B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH06104530B2 (ja) | シート収集装置 | |
JPS5917393Y2 (ja) | 電気集塵機 | |
JP2001121033A (ja) | 電気集塵装置 | |
KR100276505B1 (ko) | 공기청정기_ | |
JPH0422046U (ja) | ||
JPH0222710Y2 (ja) | ||
JPH0446052U (ja) | ||
JPS59204860A (ja) | 複写機のブラシ帯電装置 | |
JPH07323241A (ja) | 空気清浄器 | |
JPH0636934Y2 (ja) | 携帯用複写機における転写リボン供給装置 | |
JPH0118360Y2 (ja) | ||
JPS639897Y2 (ja) | ||
JPH0286649U (ja) | ||
JPS6031792Y2 (ja) | 二段式電気集塵機 | |
SU595240A1 (ru) | Приспособление дл нахождени конца нити на бобине | |
JPS60165957U (ja) | 巻取り式コロナ放電装置 | |
JPH0220054Y2 (ja) | ||
JP2590373Y2 (ja) | 排版装置 | |
JPH0373549U (ja) | ||
JPS60151546U (ja) | 電気集塵装置 | |
JPH0595661U (ja) | 電気集塵器 | |
JPS61923U (ja) | 原反繰出装置を備えた製袋機 | |
JPH10109775A (ja) | 静電吸着装置・画像読み取り装置 | |
JPS5889956A (ja) | 電気集塵装置 |