JPS591731Y2 - 計量吐出装置 - Google Patents

計量吐出装置

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JPS591731Y2
JPS591731Y2 JP1978108017U JP10801778U JPS591731Y2 JP S591731 Y2 JPS591731 Y2 JP S591731Y2 JP 1978108017 U JP1978108017 U JP 1978108017U JP 10801778 U JP10801778 U JP 10801778U JP S591731 Y2 JPS591731 Y2 JP S591731Y2
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JP
Japan
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metering
valve body
supply
spool
discharge
Prior art date
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Expired
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JP1978108017U
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English (en)
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JPS5525163U (ja
Inventor
利久 寺澤
喜十三 佐々木
哲世 小川
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車部品固定に用いるような接着材等を規
定量混合製産するために素材を定量に計量して吐出する
装置において、計量兼吐出シリンダを作動し、一対の給
排ポートと該各給排ポートに対応するミキサへの排出ポ
ートと供給ポートとに対してバルブノツチを切換接続す
るスプールが、それらを装備するバルブ本体と、該バル
ブ本体に併設され該スプールを進退切換作動する切換シ
ノンダとを有する駆動本体とに連通されている計量装置
に関する考案であり、特に、各々別体の連結該バルブ本
体と駆動本体との間に設けた間隙が少くとも1部リーク
素材が落下し易いように下向に且つ目視可能に形成され
、上記スプールとバルブ本体との該間隙対応部にシール
が介装されると共に漏出素材が容易に下方から除去可能
であるようにした計量吐出装置に係る考案である。
従来、粘稠性液体を含めて、例えば、自動車部品の固定
に用いる接着材の製造等においては2液温合型が多く採
用されているが、このような2液温合では正確な計量供
給が不可欠である。
そこで、従来の化学反応を伴うウレタン主剤、硬化剤を
2液とする接着材の製造に供される計量吐出装置1につ
いて第1.2.3図において説明すれば、ウレタン主剤
側Aと硬化剤側Bは第1図に示す様に対として全く対称
的な機械構成とされ、図示しないドラムからポンプ2,
2を介して各素材側A、Bに送給されたウレタン主剤、
及び、硬化剤は計量吐出され、ミキサ3により混合され
てウレタン接着材4とされる。
而して、該計量吐出過程はウレタン主剤側A、硬化剤側
Bでは実質的に同一であるので説明の都合上B側につい
て説明すると、まず、各計量吐出サイクルの最後に訳述
リセットされる状態の駆動本体5の切換シリンダとして
のエアシリンダ6のエアポート7.8から同時にエアが
圧送され、フリーピストン9,10を作動させてピスト
ン11を移動させることにより該ピストン11と一体の
スプール12を定位置にセットし、バルブ本体13側に
連通された部分のバルブノツチ14 l 、14 rを
定位置、非計量スタート位置にセットする。
尚、駆動本体5の外端のシリンダケース33はバルブ本
体13とボルト34で緊結されている。
その状態で予め決められた設定によりエアポー) 15
.16のいずれか一方よりエアを供給するが、今、説明
の都合上、例えば、エアポート15からエアが入りピス
トン11が右へ移動すると、スプール12の右方向への
スライドによりバルブ本体13に於て、バルブノツチ1
4 lは給排ポー1−171と供給ポート18に、又、
バルブノツチ14 rは給排ポート17rと排出ポー)
19 rに接続される。
したがって、前記ポンプ2により送給されてバルブ本体
13の供給ポート18に供給される硬化剤(以下接着剤
と略称)はバルブノツチ141、給排ポー) 171を
通り同じくバルブ本体13に設けられた計量兼吐出シリ
ンダ20の左室211に入り、ピストン22を介してこ
れと一体のスプール23を右方向に押進させる。
そこで、後述の如く該ピストン22の右室21 rに既
に封入されて計量された接着材は該右室21rに連通す
る給排ポーh 17 rよりスプール12のバルブノツ
チ14 rを介して排出ポー) 19 rに排出され、
該排出ポー)−19rより第1図に示す様にミキサ3に
排送されウレタン主剤と所定に混合される。
一方、上述の如く計量兼吐出シリンダ20の左室21
lに送給される接着材はスプール23を前述の如く図上
右方向へ押進させることにより設定位置配設リミットス
イッチ24を作動させ計量兼吐出シリンダ20の給排は
停止し、計量が終り、それにより図示しない適宜制御機
構を介してエアポート15と16がエア供給作動を切換
え、エアポート16よりエアが圧送されてピストン11
を介しスプール12は図上左方向へ押進され、そのバル
ブノツチ141.14 rはそれぞれ給排ポー) 17
1と排出ポート191、供給ポート18と給排ポート1
7 rとを接続させ、計量兼吐出シリンダ20に於ける
接着材の給排は上述とは逆フローになり、左室21 l
の計量済の接着材が排出されてミキサ3に送給され、右
室21 rで計量が始まる。
而して、上記レシプロ作動における計量吐出混合作動は
ミキサ3に組付けられている図示しない吐出ガンの接着
剤吐出操作が継続する限り接続され、又、停止されると
、上記制御機構によりスプール23がリミットスイッチ
24をたたいた状態で全作動が停止し、つまり、エアポ
ート15、或は、16からのエア送給が停止し、エアポ
ート7.8から同時にエアが入りピストン9,10の作
動を介してピストン11を中立にし、即ち、スプール1
2を介してバルブノツチ14 l 、14 rを中立非
作動位置にセットシ、吐出作業は完了し、次のプロセス
に備えられる。
尚、ウレタン主剤、及び、硬化剤の計量比は計量吐出シ
リンダ20の内径により決められる。
さりながら、上記装置は第3図に詳示する様に前記バル
ブ本体13と駆動本体5とが一体にブロック化されて形
成されているため、スプール12に対して該バルブ本体
13側にメタルシール25が介装されてはいるものの、
不可避的に発生する該バルブ本体13側に於けるリーク
がその圧力により不測にして該メタルシール25がOリ
ングを損うと、駆動本体5側に侵入し、作動エアと反応
し、硬化してフリーピストン9,10の円滑な作動を阻
害する欠点があった。
そのため、定期的に分解し、上記メタルシール25のチ
ェックをしたり、付着侵入接着材の除去を行わねばなら
ず、その作業は極めて煩瑣であり、非能率的である難点
があり、又、結果的にコスト高になる不利点があった。
この考案の目的は上述従来技術に基づく計量吐出装置に
おけるバルブ本体からの駆動本体側へのノーンの問題点
を解決すべき技術的課題とし、両者を分離別体化して、
前者のリークが後者に侵入しないようにし、円滑に作動
することが出来ると共にメンテナンスが確実且つ、容易
に行える様にし、流体処理産業における定量計量利用分
野に益する優れた計量吐出装置を提供せんとするもので
ある。
上述目的に沿うこの考案の構成は上述問題点を解決する
ために駆動本体に於けるフリーピストン及び作動ピスト
ンのレシプロ作動により進退する該作動ピストンと一体
のスプールが該駆動本体とは少くとも1部下向きの間隙
を介して別設連結されたバルブ本体の内部にて供給ポー
ト及び給排ポートに対するバルブノツチ切換作動をして
対応給排ポート及び供給ポートを介し計量兼吐出シリン
ダにて素材を計量排出するようにし、而して、該レシプ
ロ作動行程においてスプールのバルブ本体側シールトラ
ブルによりリークが発生した場合、漏洩素材は該バルブ
本体と駆動本体間の上記間隙に漏出することにより目視
による確実検出が゛容易に可能とされ、又、該間隙の少
くとも1部下側から漏出することによりこれを容易に除
去することが出来るようにした技術的手段を講じたこと
を要旨とするものである。
次にこの考案の一実施例を第1.2.3図を参照し第4
図に基づいて説明すれば以下の通りである。
尚、第1.2.3図と同一態様部分については同一符号
を付して説明するものとする。
第4図に示す接着材の計量吐出装置の実施例は駆動本体
5′、及び、バルブ本体13′部分はそれらの対応端部
26,27が適宜着脱可能な取付部材28により図示す
る様に下側が広い所定間隙29の形成を介してボルト3
4を介して連結し取付けられている。
他は両者の構成は第1.2.3図に示す従来の態様と実
質的に変りはなく(駆動体5′の外端33のボルト34
を介しての取付けは同じ)、両者に挿設連通されたスプ
ール12のバルブ本体13′に対応する部分にOリング
30,31、メタルシール32が封入装設されている。
尚、上記間隙29は図上下側で大気に開放されているば
かりでなく目視が可能である。
したがって、計量吐出装置が完全に保守整備されている
状態における計量吐出レシプロ作動は前述従来態様と何
ら変るものではない。
即ち、エアホール7.8からのエアによるフリーピスト
ン9,10を介してのピストン11.スプール12のス
タートセット、エアホール15.16からのエア切換作
動によるピストン11.スプール12のバルブノツチ1
41.14 rの供給ポート18、給排ポー) 171
.17 r、排出ポート191,19rへの切換接続作
動、而して、該作動による計量兼吐出シリンダ20に於
ける素材の計量排出作動、スプール23のリミットスイ
ッチ24への当接作動等の自動レシプロ作動は全く同じ
で吐出素材はミキサ3で混合され図示しない吐出ガンか
ら吐出される。
そこで、上述の接着材を計量吐出させる過程においてO
リング30,31.メタルシール32のいずれか、或は
、全部に不測のトラブルが発生すると各ポートには送給
圧が作用しているためにスプール12の外側にリークが
発生し、該リークは被圧により可及的速やかにバルブ本
体13′外側の駆動本体5′に対する間隙29に滲出し
て来る。
而して、該間隙29は前述の如く少くとも下側で外部に
露呈されているので、運転中直ちに目視可能にされ、目
視後はすぐに適宜漏出接着材の除去が該間隙29を介し
て行なわれ又、装置停止して点検、整備を行う。
したがって、バルブ本体13′からのリーク接着材は駆
動本体5′のシリンダ6内には侵入せず、そのため該シ
リンダ6内でエアと反応せず、その限り、フリーピスト
ン9、或は、10、ピストン11の作動を損うことはな
い。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るものでない
ことは勿論のこと、又、間隙29の形状、大きさ等適宜
設計変更も可能であるし、被処理計量素材も接着材に限
らないことも勿論である。
以上この考案によれば、計量吐出装置のバルブ本体が供
給ポートに対して一対の給排ポート及び該給排ポートに
対応する一対の排出ポートを有しており、該各給排ポー
ト及び排出ポートに接続する計量兼吐出シリンダが設け
られて上記各ポートに切換可能に対設されるバルブノツ
チを有するスプールが設けられ、而して該スプールが連
通ずる該バルブ本体に対し少くとも下向に形成され外気
に通ずる間隙を介して駆動本体が別設連結されているた
め、往復動切換を高頻度に行うスプールのスライドレシ
プロ作動が激しくバルブ本体側にてシールが損なわれる
ようなトラブルが生じても、バルブ本体からリークする
ものは上記間隙から逸出し、直ちに外気に触れて酸化し
、その結果、該間隙を介して連結される駆動部に侵入す
るとがなく、そのため該駆動部内のエアポートやフリー
ピストン等に付着せず、当該部分で作動エアと反応して
固着したりすることもなく、シたがって、駆動本体の駆
動作動を円滑に維持することが出来る優れた効果がある
又、バルブ本体から漏出する素材は上記間隙で目視可能
であるようにされているためリークが直ちに発見出来、
応急の対処が行えるメリットもある。
更に、該間隙の存在により漏出素材は発見と共に適宜除
去を行うことが容易になされる利点もある。
そして、バルブ本体と駆動本体とが間隙を介して別設連
結されていることにより上記漏出の場合を含めて応急の
対処等の整備、補修時において駆動本体の取外し解体が
容易に行える副次的利点もあり、その限りリークに対す
るバルブ本体の保守点検作業もし易い側面もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は接着材計量吐出装置の概略説明図、第2図は第
1図B部拡大断面説明図、第3図は従来技術に基づく第
2図相当拡大構造詳細断面説明図、第4図はこの考案の
1実施例の構造断面説明図であり同じく第2図相当説明
図である。 20・・・・・・計量兼吐出シリンダ、17 l 、1
7 r・・・・・・給排ポー)、191.19 r・・
・・・・排出ポート、18・・・・・・供給ポート、1
4 l 、14 r・・・・・・バルブノツチ、12・
・・・・・スプール、13′・・・・・・バルブ本体、
5′・・・・・・駆動本体、6・・・・・・切換シリン
ダ、29・・・・・・間隙、30,31.32・・・・
・・シール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計量兼吐出シリンダに連通した一対の給排ポートと該各
    給排ポートに対応する一対の排出ポート及び1つの供給
    ポートに切換可能に接続される一対のバルブノツチを有
    するスプールがバルブ本体と該バルブ本体に併設される
    駆動本体の切換シリンダに連通されて成る計量吐出装置
    において、各々別体に形成されて連結された上記バルブ
    本体と駆動本体の間に少くとも下方向きに1部が形成さ
    れしかも外気に通ずる目視可能な所定間隙を介在させ、
    該間隙に臨む上記バルブ本体のスプール摺動部にシール
    を設けたことを特徴とする計量吐出装置。
JP1978108017U 1978-08-08 1978-08-08 計量吐出装置 Expired JPS591731Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978108017U JPS591731Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 計量吐出装置

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JP1978108017U JPS591731Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 計量吐出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5525163U JPS5525163U (ja) 1980-02-18
JPS591731Y2 true JPS591731Y2 (ja) 1984-01-18

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ID=29052673

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS472776U (ja) * 1971-01-28 1972-08-31
JPS5221541A (en) * 1975-08-11 1977-02-18 Toyota Motor Corp Water-cooling internal combustion engine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS472776U (ja) * 1971-01-28 1972-08-31
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JPS5525163U (ja) 1980-02-18

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