JPS5917293Y2 - 永久磁石を着脱可能に取付けたゴム製水枕 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水枕本体の少なくとも中央部に一個の中心透
孔を有する凹陥部を設けるとともに、前記中心透孔に対
して永久磁石を装備したゴム弾性材料よりなる糸巻型取
付枠体を着脱可能に嵌着したことを特徴とするゴム製水
枕に関するもので、この構造により水枕使用時に頭部載
置部位が異常に陥没して不快な使用感を与えるのを防止
するとともに、頭部載置直下に永久磁石を装備して該磁
石から発する磁石線により安静安眠を促進する治療効果
を備えた安定型ゴム製水枕を提供するものである。

また、本考案の他の目的はゴム弾性材料でつくられる水
枕に硬質の永久磁石を容易に装備することのできるゴム
製水枕を提供するものである。

本考案を図示例につき以下に説明すると、第１図および
第２図に参照されるように、本考案の氷枕はゴム弾性体
材料でつくられた水枕本体１の少なくとも中央部に一個
の中心透孔３を有する凹陥部２を備え、前記透孔３の周
縁に肉厚の縁部３ａが形成される。

前記中心透孔３を有する凹陥部は氷枕本体１の中央部と
、さらに所望により他の適宜部位に所望数設けることが
できる。

本考案によれば、前記水枕本体１とに別個に、ゴム弾性
材料でつくられた糸巻型取付枠体４が形成され、該取付
枠体の中心部又はフランジ部内に円柱形のほか、第３図
に図示するような中太形もしくは中細形円柱、または截
頭円錐形の永久磁石５・・・・・・が埋設される。

そして、前記取付枠体は第１図および第２図に示される
ように、水枕本体１の中心透孔３に対して着脱可能に嵌
着される。

本考案のゴム製水枕は以上の通り、通常量も多く頭部を
載置する水枕本体１の中央部分に中心透孔３を有する凹
陥部２を設け、該凹陥部周囲の側壁部により補強柱体の
作用をさせて頭部載置時の水枕本体の異常な陥没を防止
するとともに、頭部直下には永久磁石が装着されている
ので、該磁石から発する磁力線により血行を良くシ、安
静、安眠を促進して療養効果、疲労回復効果を増進する
。

さらに、永久磁石は水枕本体とは別体として形成される
糸巻型取付枠体に埋設されるので、水枕本体の一部位置
に埋設するものと異なり、成形容易であるほか、水枕本
体のゴム弾性体材料の伸縮に影響されることなく、また
、水枕本体へスナップイン式に簡単に装着できる。

さらにまた、硬質の永久磁石は水枕本体の凹陥部内に装
着されるので、直接に頭部に圧接して不快感を与えるこ
とがない等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例にしたがうゴム製氷枕の平面
図、第２図は前記水枕の部分断面図、第３図は本考案に
用いられる永久磁石の形状を示す斜視図である。 １・・・・・・水枕、２・・・・・・凹陥部、３・・・
・・・中心透孔、４・・・・・・取付枠体、５・・・・
・・永久磁石。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 水枕本体の少なくとも中央部に一個の中心透孔を有する
   凹陥部を設け、前記中心透孔に対して永久磁石を埋装し
   たゴム弾性材料よりなる糸巻型取付枠体を着脱可能に嵌
   着してなるゴム製水枕。