JPH0884646A - 中空の枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】枕の温暖化を避ける手段として枕との接触面を
最小限に抑えて、頭部の下を新しい空気が流通するよう
に企画したものである。 【構成】中空の筒体を薄板で成型して弾性のある母体と
し、多数の突起を植えた衛生的素材の覆皮で包んだ構成
である。 【効果】新しい意識変革で睡眠が楽しくなり、寝ている
うちに突起の刺戟で血行が良くなるなど付加価値が附随
し、健康維持に役立つ枕である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は健康を維持して安眠で
きる枕の開発に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】この種の考案は古くから多種多様にある
が、何れも素材の特質を活用したものが多く、素材が熱
を吸収して温暖化されると不快感が募ることになる、こ
の弊害を避ける手段を探究して試行錯誤が繰り返えされ
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】枕の温暖化を避ける手
段として熱を吸収温存する素材を排除し、中空の筒体を
採用して、通気性による体熱の放散を企画した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は薄板を素材とし凹凸状の成型をした筒
体を母体とし、多数の突起を植設し多数の通気孔を備え
た覆皮で覆い、中空の枕とした。

【０００５】

【作用】上記の構成になる中空の枕は、母体である筒体
の湾曲した凹凸の成型の凸部が接触面を最少限にして熱
の伝導を阻み、凹部は通気溝となり、空気を上部に押上
る役目を果たして通気孔の機能を助成する。覆皮に植設
された突起は、最小限の接触面で頭部を支え、睡眠に適
切な環境をつくると同時に皮膚を刺戟して血行を良くす
る機構である。

【０００６】

【実施例】中空の枕は軽量な成型品であるから、簡単に
洗浄することができ常に清潔を保つことができる。筒体
を利用して氷袋、アイスノン等を併用する事が出来、塵
紙、香料入れ等にも使用できる。枕の中は細菌の温床と
なりがちな先入観が無くなるから来客用としても評価さ
れる。

【０００７】

【発明の効果】この発明の中空の枕は色彩も美麗な愛着
心のもてる作品であり、楽しんで使用できる得点があ
る。簡素な構造で製作に手間がかからないから安価に提
供され、 寝ているうちに血行が良くなり疲労回復が促
進される。

【図面の簡単な説明】

【図１】筒体の斜視図

【図２】覆皮の斜視図 （１）は通気孔 （２）は突起

【図３】実施例の断面図 （１）は通気孔 （２）は突起 （３）は筒体と覆皮の接触部を示す （４）は筒体成型の凹部を示し通気溝となる （５）は覆皮 （６）は筒体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】１，外側面を凹凸状に形成した中空の筒体
   と、この筒体の表面に設けた多数の突起を植設した覆皮
   とからなる事を特徴とする中空の枕。