JPS59172378A - 物体把持装置 - Google Patents

物体把持装置

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JPS59172378A
JPS59172378A JP4675083A JP4675083A JPS59172378A JP S59172378 A JPS59172378 A JP S59172378A JP 4675083 A JP4675083 A JP 4675083A JP 4675083 A JP4675083 A JP 4675083A JP S59172378 A JPS59172378 A JP S59172378A
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JP
Japan
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rod
wall
shaped
membrane
shaped object
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JP4675083A
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English (en)
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JPH0238515B2 (ja
Inventor
晃 秋本
幸治 修
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Sumitomo Riko Co Ltd
Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、狭い空間内の物体を取出すために使用される
把持装置、特にコンクリートブロックより棒状の物体を
取出す際に使用される把持装置に関するものである。
巨大なコンクリート製の土台、橋脚部等のコンクリート
の強度を調べたり、追加構築物の加工のために固まった
コンクリートより棒状試料を取り出す必要がある。この
棒状試料の採取は先端にダイヤモンドのビットを多く埋
めこんだシリンダ状の切削工具で、断面リング状の深い
穴を開け、中央に棒状のコンクリート試料を形成した後
、この棒状試料を取出すものである。また本装置は岩石
の試料採取にも適用できるものである。
従来、この目的に対して、切削工具で開けられた断面リ
ング状の空間に挿入できる円筒状把持具の先端内側面に
爪を形感し、その爪を棒状試料の外周面に突きたて複数
個の爪で棒状試料を把持し、この把持具を引き上げるこ
とにより、把持具の爪に係止された棒状試料を開口され
た穴より取り出していた。しかし、従来の爪で棒状試料
の外周面を係止する把持装置は、棒状試料の外周面に傷
がつくこと、棒状試料の上端に爪がかかるため棒状試料
が途中で折れる可能性がめること等のために、取り出さ
れた試料が傷つき、あるいは、折れたりする。このため
試料として使えない場合がある等の問題があった。
本発明は上記した問題のない物体把持装置を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明の物体把持装置は、棒状物体が挿入される中心軸
孔□を有する外壁体と、該外壁体の内側面に形成された
少なくとも該中心軸孔に面する側がゴム等の柔軟な材料
の膜で気密空間を形成する気嚢部材とで構成され、該気
嚢部材の気密空間に流体圧を挿入することにより該外壁
体の中心軸孔に挿入された棒状物体の外周面を該気嚢部
材の膜で押圧把持することを特徴とするものである。
本発明の物体゛把持装置の構成要素である外壁体は、本
把持装置の基体を成すもので、棒状′物体が挿入される
中心軸孔を有する。この外壁体は、望ましくは円筒状に
形成される。この外壁体は、他の構成要素である気嚢部
材を保持するとともに気嚢部材の気密空間内に挿入され
た圧力流体の圧力の一部を支える。この外壁体は棒状物
体を取出すためのワイアーローブ等が固定されて使用さ
れる。
なお、外壁体はかならずしも円筒状である必要はなく、
一部の壁体部分が窓状に開口しているものでもよい。
気嚢部材は少なくとも外壁体の中心軸孔に面する側がゴ
ム等の軟質な材料の膜で構成されている必要がある。こ
の気嚢7部材の反対側の部分は上記外壁体の内側面で構
成、あるいは内側面に保持された部分をもつ。すなわち
、この気嚢部材はその内部の気密空間に導入された圧力
流体により、気嚢部材自体の膜を棒状物体の外周面に押
付ける役割を果す。棒状物体を把持するためには、棒状
物体は少なくとも2か所で押圧把持される必要がある。
この2か所の内生なくとも1か所はこの気嚢部材の膜で
保持される。他の1か所は別の気嚢部材で保持しても、
また外壁体の内壁面自体で保持してもよい。例えば、気
嚢部材が外壁体の内周面に1個存在する把持装置では、
この気嚢部材の気密空間内に導入された流体圧で気嚢部
材の膜は棒状物体の外周面に押しつけられ、それにより
棒状物体もその反対側の外壁体の内周面に押しつけられ
、棒状物体は気嚢部材と外壁体の内周面との間で挟持さ
れて把持される。棒状物体が外壁体の内周面と接触する
ことにより棒状物体の外周面に傷がつく可能性があるよ
うな場合についでは、気嚢部材の膜を外壁体の内周面と
同様に筒状としたり、あいは外壁体の内周面に円周方向
にかつ等間隔に複数個の気嚢部材を取り付けることがで
きる。これにより棒状物体に接触するものを全て柔軟材
料の膜とすることができる。円筒状膜をもつ気嚢部材に
あっては、外周面側を外壁体自体で形成することができ
る。もちろんのこと気嚢部材全体を膜で形成することも
できる。しかし全体を膜で構成するは場合には、外壁体
の内周面に少なくとも2枚の膜が重なることになり、中
心軸孔の内径がその分減少する。なお、長い棒状物体を
把持する場合には、気嚢部材を外壁体の中心軸方向に2
組以上設けてもよい。この気嚢部材は、気密空間内に圧
力流体が流入されていない場合には外壁体の内周面に密
着し、外壁体の中心軸孔の孔径を可能な限り大ぎくする
ようにするのが好ましい。なお、気嚢部材を構成する膜
には棒状物体を引き上げるときに棒状物体の重量が作用
する。このために気嚢部材の外壁体の中心軸孔と平行方
向に多数の補強芯を配列して補強するのが望ましい。
本発明の物体把持装置は棒状物体の外周面に接。
触する部分が気嚢部材のゴム等の軟質な材料の膜である
ために、棒状物体の外周面を傷つける恐れがない。また
、この物体把持装置は棒状物体の外周面を覆うようにし
て棒状物体の下方に導入できるために、棒状物体の下部
、中央部、上部、いづ゛れの部分においても棒状物体を
把持することができる。したがって、棒状物体が大きく
長い場合でも、物体把持装置を棒状物体の下方に導入し
、棒状物体の下部で把持することができる。これにより
棒状物体を折らずに取出すことが可能となる。
また、棒状物体の把持力は気嚢部材の気密空間内(こ導
入される圧力流体の流体1王を調整づ−ることにより任
意の圧力で物体の把持が可m ′cある。このために、
取出す棒状物体の堅さ等の物↑生(こ応じて最も適切な
把持力で棒状物体を把持(−ることhくできる。したが
って、比較的柔ら力s vXm 4犬1勿イ本で′も容
易に取出すことができる。
以下、実施例により説明Jる。
本実施例の物体把持装置の中央断面図を第1図に、この
把持装置を使用してコンク1)−トINのリング状開口
中で棒状試料を把持した状態の断面図を第2図に示す。
この物体把持装置は円柱状の外壁体1とタト壁体の内周
面に気密的に保持された円筒状のゴム11秦2と、ゴム
膜2の上下両端および外壁体の内壁面とを連結するフラ
ンジ萩の上部連結具3、および下部連結具4とを主な構
成要素とする。これら連結具3.4はそれぞれ外壁体1
の内周面に気密的に溶接されている。一方、円筒状のゴ
ムD美2の両9亮は夫々連結具3.4の外周面に気密的
に力0 @11妄着されている。そして、外壁体1の内
周面と上部連結体3、下部連結体4および円筒状のゴム
膜2て′気嚢部材が構成され、内部に円筒状の気密空間
2aが形成されている。下部連結体3の上端に&よ空気
注入口31が形成され、この空気注入口31には空気注
入パイプ5が気密的に連結されて0る。
なお、下部連結体4の下方開口端はロート状に開いた開
口となっている。この物体把持装置lま外径的600m
m、内径的560m1ll、長さ約150On+mであ
る。また、円筒状ゴム膜2は第3図にその内部断面の一
部を示すように上下両端部に軸方向に補強芯21が埋設
されている。なお、中央の部分は補強芯が挿入されてい
ない。また、円周方向にも補強芯は挿入されていない。
このゴム膜2Iよ厚さが13.5mmで、それぞれ3m
mの内面ゴムと10.5mmの外面ゴムを張合わせて形
成したものである。なお、内面ゴム、外面ゴム共に耐摩
耗性の合成ゴムが使用されている。
本実施例の物体把持装置は以上の構成よりなる。
この装置は海中にコンクリートで作られた巨人な橋杭の
コンクリート強度を調べるための試料を取り出すために
使用づ−るしのである。海中の橋抗の作り方は、橋杭を
形成する水底に先ずコククリートを流しこむ枠を構成し
、この枠に骨材を充填して後この枠の水底からパイプ等
でセメントミルクを注入づ゛る。このセメントミルクを
注入することにより枠内の水を上に押し上げ、コンクリ
ート打ちを行なうものである。このときに棒状試料を取
出すべき部分に一定の深さ間隔に板、♀ス板、プラスチ
ックス板等の離型材を設け、セメントミルクはこれらの
離型材を包みこんだ形で空間を埋める。そして、このセ
メントが十分に固まった後にこれら離型板を貫通するよ
うに上方から底に向かって、円筒状のビットにより、内
径540〜55Qmm、外径約613mmのリンク状の
溝を掘下げるこれにより、ビットの中心軸孔に直径54
0〜55Qmmのコンクリートの棒状試料が形成される
なお、離型板は深さ約5m間隔に設けられているビット
が離型板を貫通することにより、長さ5 m重さ約2ト
ンの丸棒状のコンクリート試料が形成されることになる
。実際には円筒状のビットで、深さ約55mのリンク状
穴を形成し、長さ約5mのコンクリート棒状試料を取る
ようにした。このリング状の穴を形成した後、リング状
に開いた空間(穴)に、本実施例の物体把持装置を沈、
め、試料の上端から4.5m程度のところに物体把持装
置を止め、その状態で気嚢部材の気密空間2a内に圧縮
空気を導入して気嚢部材の円筒状ゴム膜2を内側方面に
押圧し、コンクリート棒状試料の外周面全周を円筒状ゴ
ム膜2で押付けて把持した。
この状態を第2図ば示す。第2図上においてAは試料、
Bは橋杭を示す。次に、物体把持装置の上端に設けられ
た取手の3本のロープにより、クレーンで上方に物体把
持装置を持上げ、同時に棒状コンクリート試料Aを取出
すことができた。取出された試料はその外周面に物体把
持装置による傷はついておらずコンクリートの強度測定
に使用す。  る試料として完全なものであった。
この物体把持装置は岩石からの試料採取にも使用できた
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の物体把持装置の断面図、第2図は第
1図の装置の使用状態をしめず断面図、第3図は第1図
の装置に使用されているゴム膜の内部を示す図である。 1・・・外壁体     2・・・ゴム膜3・・・上部
連結具   4・・・下部連結具△・・・棒状試料  
  B・・・横杭特許出願人  東海ゴム工業株式会社 同    旭エンジニアリング株式会社代理人  弁理
士  大川 宏 同   弁理士  藤谷 修 同   弁理士  丸山明夫 kE′ 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)棒状物体が挿入される中心軸孔を有づる外壁体と
    、該外壁体の内側面に形成された少なくとも該中心軸孔
    に面する側がゴム等の柔軟な材料の膜で気密空間を形成
    する気嚢部材とで構成され、該気層部材の気密空間に流
    体圧を挿入することにより該外壁体の中心軸孔に挿入さ
    れlζ棒状物体の外周面を該気嚢部材の膜で押圧把持す
    ることを特徴とする物体把持装置。
  2. (2)外壁体は円筒状であり、気嚢部材は該円筒状外壁
    体とその内周面側に気密的に固定された円筒状の膜とで
    構成されている特許請求の範囲第1項記載の物体把持装
    置。
  3. (3)膜は中心軸孔と平行方向に補強芯が埋設されたゴ
    ム膜である特許請求の範囲第2項記載の物体把持装置。
JP4675083A 1983-03-18 1983-03-18 物体把持装置 Granted JPS59172378A (ja)

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JP4675083A JPS59172378A (ja) 1983-03-18 1983-03-18 物体把持装置

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JP4675083A JPS59172378A (ja) 1983-03-18 1983-03-18 物体把持装置

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JPS59172378A true JPS59172378A (ja) 1984-09-29
JPH0238515B2 JPH0238515B2 (ja) 1990-08-30

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JP4675083A Granted JPS59172378A (ja) 1983-03-18 1983-03-18 物体把持装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01274984A (ja) * 1988-04-26 1989-11-02 Bridgestone Corp 部品等のつかみ装置
JP2021181137A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 株式会社ウェザーコック 把持器具、及び、把持器具を用いた直線移動機構

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50103058A (ja) * 1974-01-21 1975-08-14
DE2814915A1 (de) * 1977-04-08 1978-10-19 Tech Louis Menard Hydraulisch betaetigbare vorrichtung zum greifen eines gegenstandes mit wenigstens einem inneren oder aeusseren rohrkoerperfoermigen abschnitt

Patent Citations (2)

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