JPS59172075A - 画像照合方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ１発明の技術分野 本発明は印鑑等の照合装置に係り、特に照合画像データ
を２値化するスライスレベルを変化させて照合精度を高
めることができる画像照合方式に関す。

（ｂｌ技術の背景 近来、事務合理化の一環として文書９図面等を読み取っ
て画像データを伝送するファクシミリ装置が急速に普及
してきた。一方、金融機関等において取引時に必要な印
鑑を画像データという形で電子化し、例えば手形、小切
手等の顧客の捺印と登録印鑑の照合を照合装置で行う方
法が試みられている。照合装置は照合すべき捺印に光照
射を行　　、ない光学レンズを介してイメージセンサに
投影して捺印に対応した画像データを（Ｍ、登録印鑑の
画像データと照合するもので、この照合は店舗間でデー
タを伝送して行われこともある。

捺印には朱色の濃淡があるが、いかなる場合にも照合精
度が確保される必要がある。

（Ｃ１従来技術と問題点 以下、印鑑照合機を例にとって従来方法について第１図
〜第３図を参照して説明する。第１図は本発明が適用さ
れる照合装置のヘッド要部を示す斜視図、第２図は第１
図の照合装置の概略説明図、第３図は従来方法を示すブ
ロック図である。

第１図に示すように、読取部６の光源ランプ３からの光
は捺印２が記された書類１上を照射する。

照射された光は朱色の捺印２の部分は反射せず、捺印２
以外の白い部分では反射し、反射光はレンズ系４によっ
てイメージセンサ５に集光される。

つまり書類１に捺印された捺印２の像をイメージセンサ
５の受光面に投影し、その光像をイメージセンサ５で照
合画像データに変換する。

そして第２図に示すように、この照合画像データはデー
タ処理部９に入力され、データ処理されて出力されＣＲ
Ｔ　（陰極線管）８に表示される。

表示部８は照合印影と登録印影を重ねて表示して照合状
態を表示すると共に、照合率を表示するものである。

このデータ処理方法について従来方法を説明すると、第
３図において、ＩＯは多値画像バッファで、読取部６の
イメージセンサ５で読取られた多値画像データを保持す
るものである。

１１はデータ演算制御部で、多値画像パ・ソファ１０の
画像データの画像中心を算出し、画像工ＩＪヤを切出し
てスライスレベル設定部１２を経て２値画像バッファ１
３に転送するものである。

１２はスライスレベル設定部で、入力された多値画像デ
ータを後述する方法によって設定されたスライスレベル
で２値画像データに変換して２値画像バッファ１３に送
る機能を有してむする。

１３は２値画像八ソファで、多値画像ノ＼・ソファ１０
より送られた画像中心及び画像エリヤに対応して画像デ
ータを保持し、登録時には画像データを登録ファイル７
に送り、照合時には照合部１５に送る。また回転制御部
１６の指令により画像データを所定量回転させて照合部
１５に送る機能を有している。

１４は登録画像バッファで、照合時に登録ファイル７よ
り索引された登録印を保持し、照合部１５に送る機能を
有している。

１５は照合部で、登録画像ノ＼・ソファ１４より送られ
た登録画像データと２値画像ノくソファ１３より送られ
た照合画像データとを照合して照合率を算定し、ＣＲＴ
８に送ると共に、回転制御部１６を起動させる機能を有
している。

１６は回転制御部で、照合部１５の指令により２値画像
バッファ１３に保持されている画像データを所定量回転
させる機能を有している。

このような構成及び機能を有するので、照合をする時は
、予め登録された印鑑が口座番号等によって登録画像へ
ソファ１３に呼び出され、次に照合捺印が読取部６で読
み取られて画像バッファ１０に照合画像データとして保
持され、照合画像データは演算制御部１１で中心算出及
びエリヤ切出し処理されて、２値画像データに変換され
て２値画像バッファ１３の中心へ転送され、更に登録画
像データ及び照合画像データは夫々照合部１５に送られ
て照合される。その画像比較を重ね画像および照合率と
してＣＲＴ８に表示される。

そして回転制御部１６によって２値画像ハソファ１３に
保持されている画像データを回転させて照合率の最大値
を求める。

この場合にイメージセンサ５で読み取られた画像データ
は多値画像ハソファ１０へ例えば１６値で入力される。

これを２値画像データに変換する為のスライスレベルを
決定する方法は、照合印の最も濃い画素から順に画素数
を加算して行き、登録印の画素数と最も近い加算値とな
る濃度をスライスレベルに設定するものである。

このようにして印鑑の照合を行うことができる。

しかしながらこの方法による照合装置では、照合画像デ
ータを多値画像から２値画像に成るスライスレベルで一
旦変換すると、その後の照合率算出過程はその２値画像
ですべて処理されるので、このスライスレベルで２値化
した場合の照合率が最高値になるとは限らず、最高値を
得るスライスレベルが別に存在することがあるという問
題がある。

従って従来方法では、照合率に誤差を伴う場合があると
いう欠点がある。このため一層照合精度を高めることが
要請されていた。

（ｄ）発明の目的 本発明の目的は、上記の欠点を解決する為のもので、多
値画像データを２値化する為のスライスレベルを可変に
して照合精度を高めることができる画像照合方式を提供
するにある。

ｔｅ１発明の構成 本発明は、照合画像データの入力多値画像を２値画像に
変換するスライスレベルを変化させるスライスレベル可
変部を備えて成り、スライスレベル可変部によりスライ
スレベルを変化させて、異なる複数のスライスレベルで
得られる２値化画像データの各々と登録画像データとの
照合率を求めて、最高値の照合率を得るようにしたこと
を特徴とする画像照合方式であり、かくすることにより
目的を達成することができる。

（ｆ）発明の実施例 以下本発明の一実施例について、第４図のブロック図を
参照して説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。

第４図において、１７はスライスレベル可変部で、スラ
イスレベル可変制御部１８の指令により、一旦設定され
たスライスレベルより上、下にスライスレベルを変化さ
せて多値画像ノ＼・ソファ１０から２値画像バッファ１
３へ変換、転送する機能を有している。

１８はスライスレベル可変制御部で、照合部１５の出力
によってスライスレベル可変部１７のスライスレベルを
変化させて画像データを変換、転送させる機能を有して
いる。

このような構成及び機能を有するので、捺印の照合を行
う時は、従来方法で説明した方法によって回転５位置合
せを行って最高の照合率を求め、更にスライスレベル可
変制御部１８からの指令によりスライスレベル可変部１
７は、その時のスライスレベルより上、下にスライスレ
ベルを変化させて、多値画像バッファ１０から２値画像
ノ＼・ソファ１３へ画像データを変換、転送し、回転角
度を同じにして再び照合率を求める。

このような動作を数回繰り返して最も高い照合率を求め
る。

このようにして精度の高い照合を行うことができる。

（ｇ１発明の詳細 な説明したように本発明によれば、印鑑の照合において
画像データを変換するスライスレベルを変化させて最高
の照合率を求めることができるので、照合精度を高める
ことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される照合装置のへ・ノド要部を
示す斜視図、第２図は第１図の装置の概略を示す説明図
、第３図は従来方法を示すプロ・７り図、第４図は本発
明による実施例を示すプロ・ツク図である。 図において、２は捺印、５はイメージセンサ、６は読取
部、７は登録ファイル、８はＣＲＴ、９はデータ処理部
、１０は多値＠像へソファ、１１は演算制御部、１２は
スライスレベル設定部、１３は２値画像バッファ、１４
は登録画像バッファ、１５は照合部、１６は回転制御部
、１７はスライスレベル可変部、１８はスライスレベル
可変制御部を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 媒体上に記された照合画像を照合画像データとして読取
   り、該照合画像データと、予め記憶された登録画像の登
   録画像データと照合する照合装置において、前記照合画
   像データを読み取って得られる多値画像を格納する格納
   部と、該格納部に格納される多値画像を２値画像に変換
   するスライスレベルを変化させるスライスレベル可変部
   とを備えて成り、前記スライスレベル可変部によりスラ
   イスレベルを変化させて、前記照合画像データを２値化
   した画像データを前記登録画像データと照合することを
   特徴とする画像照合方式。