JPS5917180Y2 - ラツクオ−ブン - Google Patents

ラツクオ−ブン

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Publication number
JPS5917180Y2
JPS5917180Y2 JP12277181U JP12277181U JPS5917180Y2 JP S5917180 Y2 JPS5917180 Y2 JP S5917180Y2 JP 12277181 U JP12277181 U JP 12277181U JP 12277181 U JP12277181 U JP 12277181U JP S5917180 Y2 JPS5917180 Y2 JP S5917180Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
oven
heating gas
mixture
shelf
Prior art date
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Expired
Application number
JP12277181U
Other languages
English (en)
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JPS5826873U (ja
Inventor
復治 大西
Original Assignee
滝川工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 滝川工業株式会社 filed Critical 滝川工業株式会社
Priority to JP12277181U priority Critical patent/JPS5917180Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、パン、カステラ、その他の菓子食品類の原
料組成物(以下原料という)を加熱用ガスと水蒸気の存
在下で、加熱して(やいて)、製品を作るラックオーブ
ンに関するもので、その目的は、比較的大量の原料をで
きるだけ均一な処理条件の下で短時間で処理して、品質
の一定した製品を、経済的に作り得るラックオーブンを
提供することにある。
この目的達成のため、この考案のラックオーブンは、加
熱用ガスと水蒸気の供給手段と、使用中の加熱用ガスと
水蒸気の混合物の1部の排出手段を具えたオーブン本体
と;その中へ出し入れ可能な、適宜間隔を置いて形成さ
れた受棚とその支持搬送装置とを含み;前記オーブン本
体には、前記加熱用ガスと水蒸気の混合物の流量調節さ
れた量を、前記積み重ねられた受棚間および最上段の受
棚の上および最下段の受棚の下の間隙を通過させるため
の流量調節手段と、前記加熱用ガスと水蒸気の混合物の
流れを正逆両方向に切り換えるための方向変更手段を具
えたことを特徴とするものである。
次に、この考案を実施態様に基づいて、具体的に説明す
れは゛、第1図はその正面断面図、第2図はその平面断
面図、第3図はオーブン本体の背面断面図、第4図は燃
焼器のバーナ一部での水平断面図、第5図はラッキング
装置(受棚とその支持搬送装置を総称する。
)の正面図である。オーブン本体1は出入れ目2とその
ドア3を有する外殻が保温された中空直方体で、その内
部は、第2図に示したとおり、コ字形を形成した隔壁4
゜5.6により、オーブン本体1のドア3に望んだオー
ブン室7と、これを背後からコ字形に囲んだ高温ガス発
生循環室8に分けられている。
(加熱用ガスと水蒸気の混合物を簡単のため、高温ガス
ということにする。
)高温ガス発生循環室8の隔壁6の背後の部分には、第
2、第3路に示すように燃焼器9、水蒸気吹込管10a
、10b、ファン11a。
11 bが立設しである。
燃焼器9はその垂直断面が第3図に、バーナ一部の水平
断面が第4図に示しであるように、同心二重管構造にな
っており、垂直方向に適宜間隔を置いてバーナー9′か
゛突設してあり、二重管の内管からLPG、都市ガスな
どの燃料と一次空気が、内外管の間の環状部から二次空
気が供給され、燃焼を行なう。
また、この燃焼器にはブローオフ防止のためフード9″
が設けられている。
この燃焼器9はベアリング9/〃で支えられて、正逆両
方向に回動切替可能である。
下端が封じられた中空の水蒸気吹込管10a、10bは
、円周方向に適宜の数の小孔10a’、10b’が開口
しており、オーブン上部から弁10 a”、 10 b
”を介して水蒸気が送り込まれるようになっている。
水蒸気管は1本でもよいし、水蒸気の送入に代えて、水
をスプレー状に噴霧して、高温ガス発生循環室内で蒸発
させ、水蒸気を作ることができるし、熱源として、燃料
と空気(酸素)を用いるかわりに電熱を用いることも可
能であるのはもち論である。
次に、ファン11 a、 11 bは垂直方向に長いブ
レードを持ち、したがって、上下に巾の広い送風が可能
のもので、ファン11 aはモーター11a′により、
第2図に基づいて、高温ガスを実線矢印の方向に、ファ
ン11 bはモーター11b′により点線矢印方向に送
風する機能を持ち、両者を交互に切換え使用することに
より、正逆両方向への送風が可能である。
隔壁4,5には、第1図で示すように、後述するラッキ
ング装置12の受棚20の間、ならびに、最上段の受棚
の上部および最下段の受棚の下部に望んで開口した水平
方向に長い間[]部14が設置されており、それぞれの
開口部14は、そこを通過する高温ガスの流量を調節す
るためのルーパー15を持っている。
オーブン本体1には、さらに、スタック(図示せず)ま
たはその他ドラフト装置につながり、オーブン内の圧を
わずかに負圧に保ち、高温ガスの吹出しを防止する機能
を持つオーブン圧調整用配管16およびトレン抜き孔1
7が設置しである。
次にラッキング装置12は、第1、第5図に示されてい
るように、台車18と、その進行方向と直角な合端のほ
ぼ中央に上方に立設さIした支持棒19と、支持棒19
に適宜間隔を置いて形成された水平な受棚20と、天板
21.底板22などを含んでいる。
原料は、直接受棚20上に置かれるが、やき皿(図示せ
ず)上に置かれ、このものが受棚20上に置がれるか、
いずれかの方法でラッキング装置12に供給され、ラッ
キング装置12はその台車18によりオーブン本体1内
に出入され、第1、第2図に示された位置をとり、高温
ガスによりやがれる。
高温ガスは、前述のとおり、燃焼器9で生成した燃焼ガ
ス(加熱用ガス)と水蒸気吹込管10a。
10 bから吹き込まれた水蒸気がらなっており、モー
ター11 a’、 11 b’を交互に駆動すること(
またはこれに代わる方法)により、ファン11 a、
11 bで、ある期間は、第2図の実線矢印、次の期間
は点線矢印の方向に流れ、ルーパー15により流量調節
され、開口部14から、受棚間および最上段受棚と天板
、最下段受棚と底板の間隙を通り、原料を加熱して、他
の開口部14から高温ガス発生循環室8に戻って循環す
る。
この際、燃焼器9は、フード9″が、常にガスの流れの
上流に位置するようにベアリング9″′部で自動的に回
転させられる。
この高温ガスの正逆両方向での循環と、ルーパー15に
よる高温ガスの流量調節により、原料は、その受棚上の
位置のいかんにががわらず、はぼ一定に焙き上げられる
この考案のラックオーブンにおいて、高温ガスに水蒸気
を含有させる理由は、一つには、経験上、水蒸気を含有
させることにより、焙き上り速度が大になること、また
加熱用ガスに含ませる水蒸気量を変化させることにより
、焙き上り製品の、水分含有量、焦げ目、艶などの外観
、さらに、風味が左右されることにある。
上記した実施態様では、燃焼装置、水蒸気吹込管をオー
ブン本体1の背部に設置したが、これらをオーブン本体
1の上部、下部、側部のいずれかに設置しても、高温ガ
スを正逆両方向に流すことにより、まったく同じ効果を
奏するので、これらの設置場所にこだわらない。
なお、前記した実施態様では、ビープホール、バンドホ
ール、ルーパー開度調節機構などの慣用部品は、説明を
省略するため省略した。
この考案のオーブンラックは、上記構成をとることによ
り、パン、カステラ、その他菓子類、食品類を作る場合
、複類(多数)の受棚を用いて、各受棚、および、それ
ぞれの受棚の各位置をほぼ均等に加熱することができ、
したがって、均等な製品を得ることができ、大量生産に
好適している。
また、燃焼ガスと水蒸気の比を、時間的に変えることに
より、蒸し物、やき物、両者の中間の蒸しやき物につい
て、製品の外観、風味を微妙に変化させることができる
また、実施態様に示したラッキング装置を用いると、オ
ーブン本体に出し入れする際、水平フロアを移動させる
ので、振動が少なく品物の形くずれが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案オーブンラックの第2図におけるA−A
視断面図、第2図は平断面図、第3図は第2図における
B−B視断面図、第4図は燃焼器のC−C視拡大断面図
、第5図はラッキング装置(受棚とその支持搬送装置)
の正面路である。 1・・・・・・オーブン本体、3・・・・・・ドア、7
・・・・・・オーブン室、8・・・・・・高温ガス発生
循環室、9・・・・・・燃焼室、10 a、 10 b
−・・・−水蒸気吹込管、11 a、 11 b・・・
・・・ファン、12・・・・・・ラッキング装置、14
・・・・・・開口部、15・・・・・・ルーバー、16
・・・・・・オーブン圧調製用配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱用ガスと水蒸気の供給手段と、使用中の加熱用ガス
    と水蒸気の混合物の1部の排出手段を具えたオーブン本
    体と;その中へ出し入れ可能な、上下に適宜間隔を置い
    て形成された受棚とその支持搬送装置とを含み;前記オ
    ーブン本体には、前記加熱用ガスと水蒸気の混合物の流
    量調節された量を、前記積み重なられた受棚間および最
    上段の受棚の上および最下段の受棚の下の間隙を通過さ
    せるための流量調節手段と、前記加熱用ガスと水蒸気の
    混合物の流れを正逆両方向に切り換えるための方向変換
    手段を具えたことを特徴とするラックオーブン。
JP12277181U 1981-08-18 1981-08-18 ラツクオ−ブン Expired JPS5917180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12277181U JPS5917180Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 ラツクオ−ブン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12277181U JPS5917180Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 ラツクオ−ブン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5826873U JPS5826873U (ja) 1983-02-21
JPS5917180Y2 true JPS5917180Y2 (ja) 1984-05-19

Family

ID=29916686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12277181U Expired JPS5917180Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 ラツクオ−ブン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529994Y2 (ja) * 1992-11-30 1997-03-26 カヤバ工業株式会社 倒立型フロントフォーク
JP2529993Y2 (ja) * 1992-11-30 1997-03-26 カヤバ工業株式会社 倒立型フロントフォーク

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Publication number Publication date
JPS5826873U (ja) 1983-02-21

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