JPS59171682A - プラスチツクを染色して印刷する法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチック表面に超音波照射で発熱化する
昇華性染料インキをつけ、これに超音波を照射し、プラ
スチックを染色して印刷する方法である。

従来、昇華性染料は化学繊維等の染色に用いられ１５０
℃以上の熱作用にて化学繊維等を染色しているものであ
り、この昇華性染料を使用してプラスチックへ染色によ
り印刷する方法がいろいろと研究されている。例えば、
この染料をつけたグラスチックを筒温度の炉に入れ時間
をかけてする方法もあるが、文字印刷等、局部を染色し
ようと思っても、その部分以外に熱を与えてしまうと、
線・文字等に、にぢみがでてしまう為、炉の温度及び時
間等の管理が難かしい。本発明は、この欠点を解消する
為に考えたものであり、本発明を図面によって説明する
と第１図の如く、超音波で発熱化する昇華性染料インキ
（本実験では、大日本インキ社製の昇華性染料を使用し
たが、アクリル系、ポリ系等、各プラスチックの素材に
合った昇華性染料を使用すると良い。又、プラスチック
の素材によっては、染色できないものもある。）をプラ
スチック表面につけ、このプラスナックと昇華性染料イ
ンキに超音波照射（本実１験では、市販の電子レンヂ使
用）して、このインキだけ発熱化させ第２図の如く、発
熱したインキの熱をこのインキと接しているプラスチッ
ク部分に与え、熱を受けたプラスチック部分だけを染色
される状態にして、この昇華性染料により染色させる。

第３図の如く超音波照射を止め、熱を下げ表面に残って
いるインキを除くとインキがついていたプラスチック部
分だけがきれいに染色されている。

以上の方法でプラスチックの局部を染色できると線・文
字等がきれいに印刷でき、現在使用されている「インキ
等をプラスチックに接着して印刷」する方法に比べ、接
着が取れる心配がなく、印刷するプラスチックの素材に
よっては、文字等の摩耗にも耐えられ、プラスチック製
のスイッチボタン・キートップの印刷、プラスチック製
看板及びプレートへの印刷、プラスチック製頑其の局部
染色・印刷等信のプラスチック製品にも多用途利用でき
るものである。

父、本書において「印刷」としているが、この意味合い
からする言葉は「印植」である。

（２）は昇華性染料インキ （３）は熱が与えられたグラスチック部分（４）は染色
されたプラスチック部分 点線矢印は超音波 黒点は染料 特許出願人　小　山　　　憲

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラスチック表向に超音波照射で発熱化する昇華性染料
   インキをつけ、これに超音波を照射し、プラスチックを
   染色して印刷する法。