JPS59171352A

JPS59171352A - リンギング信号送出回路

Info

Publication number: JPS59171352A
Application number: JP4444483A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiko Katsura; 葛　良彦
Original assignee: NEC Corp; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1983-03-18
Filing date: 1983-03-18
Publication date: 1984-09-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、電子交換機等から端末電話機を呼出すだめの
リンギング信号送出回路に関する。

第１図は、従来のリンギング信号送出回路の一例を示す
回路図である。すなわち、電話機１０１は、常時切替ス
イッチ１０３の平常接点を通して通話電流供給回路１０
２に接続されている。電話機１０１を呼出すときは、切
替スイッチ１０３を切替えること（１）により、１６ヘルツのリンギング信号発生回路１１０の
出力信号を保護抵抗１０８．１０９を通して電話機１０
１に送出する。なお、上記送出回路には４８Ｖの直流バ
イアス１１１が直列に挿入されている。

電話機１０１の内蔵するベルは、上記呼出し信号によっ
て鳴動する。呼出し信号は、通常１〜２秒間隔で断続さ
れ、電話機が応答するまでくり返し送出される。すなわ
ち切替スイッチ１０３は１〜２秒間隔で断続する。切替
スイッチ１０３の動作、復旧等の切替え動作に伴って、
切替時点く切替動作時および復旧時双方を含む）で過渡
電流が発生する。

電話機のベルは大きなインダクタンスを有するので、切
替瞬間の過渡電流は犬である。このため切替スイッチ１
０３の接点を損傷し、また、加入者回路その他の周囲の
論理回路に雑音を与えて誤動作を発生させるおそれがあ
る。切替瞬間の過渡電流は、切替時点のリンギング信号
の位相によって異なるから、切替タイミングをリンギン
グ信号に同期させるととによって過渡電流および雑音発
生を減少させることはできるが、充分ではない。そこ（
２）で、切替スイッチ１０３の接点に並列に、抵抗１０４と
コンデンサ１０５の直列回路を接続して切替時の雑音発
生を防１Ｆ、している。しかし、リンギング信号は通常
９０ｖ（実効値）程度の高電王であるため、コンデンサ
１０５の耐電圧が大きくなり、大形かつ高価となる。な
お、電話機１０１のベル回路は、第２図に示Ｖようにコ
ンデンサ２旧と電話機ベルコイル２０２の直列回路であ
る。

本発明の目的は、上述の従来の欠点を解決（−１呼出１
７信号断続の切替時における雑音発生の少ないリンギン
グ信号送出回路を１２供することにある。

本発明の送出回路は、電話機に通話電流を供給するだめ
の通話電流供給回路とリンギング信号発生回路の出力と
を切替えて前記電話機にリンギング信号を送出する切替
スイッチを備えだリンギング信号送出回路において、前
記リンギング信号発生回路は停＋１−期間を含むリンギ
ング信号を発生し２、前記切替スイッチは−１記リンギ
ング信号の停止期間内に切替え動作を行なうことを特徴
とする。

次に、本発明について、図面を参照して詳細に（３）説明・する。

第３図は、本発明の一実施例を示す回路図である。本実
施例では、リンギング信号発生回路３０２は、第４図に
示すように、１６ヘルツの正弦波信号が停止期間４０３
を含んだリンギング信号４０１を発生する。該リンギン
グ信号の停止期間４０３内の出力は勿論Ｏである。そし
て、切替スイッチ３０１の切替動作および復旧動作が上
記停止期間４０３内に行なわれるように、すｌ／−３０
３が駆動される。

すなわぢ、リレー３０３を動作寸たは復１１１させるた
めのオンオフ信号３０６をＤ型フリップフロップ３０５
に入力させ、フリップフロップ３０５のりＹ】ツク入力
には同期信号３０７を入力させる。同期（ｉ　％３０７
は前記リンギング信号の停止期間の中央で発生するパル
ス信号であり、Ｄ型フリップフロップ３０５は、オンオ
フ信号３０６を上記同期信号３０７の立上がりで出力が
反転したとき、リレー動作用電源３０８から電流が流入
して、リレー　３０３が動作し、スイッチ３０１をリン
ギング信号発生回路３０２側に切替え、まだ次の出力反
転時にリレー３０３が復旧（４）して通話型１流供給回路１０２側に切替える。従ってス
イッチ３０１の切替えは、リンギング信号の停［１−期
間の中央で行なわわ、る。リンギング信号によって電話
機１０１のベル回路に心積されたエネルギは、上記停止
期間で放出され、スイッチ切替（または復旧）時点にお
いては蓄積エネルギはなく、またスイッチ３０１のリン
ギング信号発生回路１０９側の接点に供給されているバ
イアス電圧（−４８Ｖ）と、′電流供給回路１０２側の
接点に現われている電圧（−４８Ｖ）とは等しい。従っ
て、スイッチ３０１の開閉時点における過渡電流の発生
は極めて少ない。すなわち、′賎詰機１０１に蓄積され
たエネルギが最小の時点でスイッチ３０１の開閉が行な
われるため、接点開閉時の放電等による接点の損傷が少
なく、また過渡電流による雑音の発生が少ない。従って
雑音による周辺回路の誤動作を防止できる効果がある。

その結果、従来のように抵抗とコンデンサの直列回路を
スイッチ３０１の接点に並列接続する必要はなくなる。

従って、回路全体を小形にすることができる。スイッチ
３０１はリレー（５）接点でなくて、半導体スイッチでも良いととは勿論であ
る。

第４［・ン１に示したリンギング信号４０１は、停止ト
期間４０３の両端部においで高調波が多く発生するから
、この部分の波形を整形して、なだらかな連続波形に［
７て高調波成分を少なくすることが望まし７い。また、
電話機１０１のインダクタンス成分および容瞳成分に蓄
積されたエネルギが迅速に放出されるような波形整形も
有用である。これは停止期間の開始点にり、　Ｃ成分を
速かに制動させる波形を付加すれば良い。さらに、停止
期間の終止点にオーバーシュート波形を付加すればベル
鳴動がすみやかになされる。以上のように、リンギング
信号の停止期間の両端部の波形は、適宜目的に応じて変
形することが可能である。すなわち、リンギング信号の
波形は、第４図に示す波形に限定されることはない。ま
た、リンギング信号の停止期間の長さは、任意に設定す
ることが可能である。一般にベル鳴動は、１秒間鳴動し
て２秒間断となるようにスイッチ接点３０１が開閉され
る。従って、（６）１６−＼ルツ信号の１ザイクル程度が脱落しても通常の
鳴動には御坊間１ａが生じることはない。

以上のように、本発明においては、リンギングＭ’３の
波形に停ｔｌ＝、期間を設けて、スイッチ接点の開閉（
佳この停止期間内に行なうように構成したから、スイッ
チ開閉に伴う過渡電流が小でありスイッチ接点のｔ’ｆ
ｆ（傷を防止し、゛また雑音発４Ｆによる片切機器の誤
りｆｌＩ作を防［ト、することができる効采がある０

【図面の簡単な説明】

第１図（り１従来のリンギング信号・送出回路の一例を
示す回路図、第２図は電４．モ機のベル回路の等価回路
図、第３図は本発明の−・実施例を示す回路図、第４図
は上記実施例におけるリンギング信号を示す波形図であ
る。図において、１０］・・・電話機、１０２・・・通話電
流供給回路、１０３・・・切替スイッチ、１０４．　１
０６・・・抵抗、１０５、　１０７・・・コンデンサ、
１０８．　１．０９・・・抵抗、１１０・・・リンギン
グ信号発生回路、１１１・・・直流バイアス、２０１・
・・コンデンサ、２０２・・・ベルコイル、（７）３０１・・・切替スイッチ、３０２・・・リンギング信
号発生回路、３０３・・・リレー、３０４・・・ドライ
バ、３０５・・・Ｄ型フリップフロップ、３０６・・・
オンオフ信号、３０７・・・同期信号、３０８・・・リ
レー動作用電源、４０】・・・リンギング信−場。代理人　　弁理士　　住　１）俊　宗（８）

Claims

【特許請求の範囲】

電話機に通話電流を供給するだめの通話電流供給回路と
リンギング信号発生回路の出力とを切替えて前記電話機
にリンギング信号を送出する切替スイッチを備えたリン
ギング信号送出回路において、前記リンギング信号発生
回路は停止期間を含むリンギング信号を発生し、前記切
替スイッチは上記リンギング信号の停止期間内に切替え
動作を行なうことを特徴とするリンギング信号送出回路
。