JPS591707A - 繭糸の解じよ張力による繭の煮熟状態計測方法 - Google Patents

繭糸の解じよ張力による繭の煮熟状態計測方法

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JPS591707A
JPS591707A JP10678482A JP10678482A JPS591707A JP S591707 A JPS591707 A JP S591707A JP 10678482 A JP10678482 A JP 10678482A JP 10678482 A JP10678482 A JP 10678482A JP S591707 A JPS591707 A JP S591707A
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JP
Japan
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signal
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cocoon
tension
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JP10678482A
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JPS5914564B2 (ja
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Chiyuki Takabayashi
千幸 高林
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NORIN SUISANSYO SANSHI SHIKENJIYOU
Original Assignee
NORIN SUISANSYO SANSHI SHIKENJIYOU
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 繭糸数本を抱合して生糸を繰製する際に発生する解じょ
張力には、面の煮熟状態に係わる多くの情報が含まれて
いる。例えば、面の煮熟が着点の場合は、繭層内の膠着
力が大きく、それによって解じょ張力のばらつきの状態
も大きくなシ、反面電点の場合、解じょ張力とそのばら
つきは小さくなる傾向を示す。また、繭層の煮熟が均一
に進まず煮えむらが生じた場合1あるいは均一に煮熟が
進んでいるように見えても繭層内に硬膠着部位が多く存
在する場合などは、膠着力が繭糸の湿強力を上回わシ、
繭糸の切断を誘起し面の解じょ性を低下させるに至る。
かくして解じょ張力のばらつきの状態や繭層内の硬膠着
点を計測・検出することができれば、面の煮熟状態や煮
えむらの状態を知ることが可能となる。
本発明は、繰糸中の繭糸の解じょ張力から面の煮熟度情
報を得る方法を提供することを目的とするもので、繰糸
中の繭糸の解じょ張力を計測する手段と、該手段から出
力した該解じょ張力信号を積分することによって平均値
を算出し前記解じょ張力信号から該平均値を減算し次−
でその値を2乗し積分する分散算出手段と、該分散算出
手段の出力を開平する標準偏差算出手段と、繭個体内の
繭糸と繭層間の硬膠着状態を示す解じょ張力信号から前
記平均値及び前記標準偏差算出手段の出力増幅値の加算
値を減算して前記硬膠着状態を示す解じょ張力信号をパ
ルス化する手段とを具備し、前記分散算出手段及び標準
算出手段の各出力から前記解じょ張力のばらつきを推定
するとともに前記パルス化する手段の出力パルスの発生
分布状態を解析することによシ面の煮熟状態を評価する
ことを特徴とする。
まず、本発明における面の煮熟状態の計測原理について
解じょ張力のばらつき状態を評価する方法から説明すれ
ば、解じょ張力の検出信号は第1図(Nに示すような形
状を呈し、この連続変動をx (t)とすればその平均
値μは同図(B)のよ表わされる。その分散i2は1f
。T(x (tr−μ)2dζ標準偏差dはその平方根
として同図(0)のように表わされ、σ2あるいはσに
よって波形のばらつき状態が評価される。
一方、繭層内の硬膠着点を検出するために同図(D)で
ηグ(nは例えば2,2.5.3)を求め、同図(Fl
で(μ十rLυ)を演算する。かくて同図(F)におい
て(μ+n1y)とその時点のx (t)とを比較して
、同図(G)、(H)でx (t)が(μ+nσ)より
大きい点をパルス化し、このパルス発生状態から面の煮
熟状態を見い出そうとするものである。
次に、第2図に示す本発明の方法を実施するための装置
の電子回路のブロック図について説明する。
端子tよシストレイン・ゲージ等で測定された繰糸中の
生糸の解じょ張力信号X(りが入力すると、この信号は
オペレーショナルアンプ(oPアンプ)で構成される増
幅器Aで増幅されX(す11となって端子0よ多出力す
る。これは任意時定数を有する積分回路Bで時間積算さ
れて平均値μm7mとなシ、次いでこの平均値x(t)
が入力する減算回路Oでは(X(t)−X(t) )の
演算が行なわれ、この出力は余波整流回路りにょシこの
絶対値I X (tJ−X (t) lとなシ、これが
2乗回路Eを通ることによって(X(t)  x(t)
 )”の演算が行われる。この出力は積分回路Fによ少
時間積分されると+fo (X (t)−X (t) 
P catとなり、これは分散を示す信号σ2として端
子Pから出力す4一方、これは開平回路Gを通ることに
よって標準偏差を示す信号dとなって端子qに出力する
と共に可変倍率器Hによって増幅(倍率n)されてnσ
・となシ、加算回路工に入力する。この加算回路工では
前記平均値μとnσの加算が行われ、次いで減算回路J
で解じょ張力x (t)から(μ+nσ4)の減算が行
われ、この出力信号(X (t) −(μ+nσ))は
パルス信号整形回路ににょシパルス化される。
なお、繭糸の解じょ張力を観察すると第3図に示すよう
に接緒時点(第3図(A))で第3図(B)に示すよう
に張力が突発的に大きくなる現象が見られ、このまま波
形を上述の電子回路によシ変換すれば、同図(0)に示
すように接緒時のパルス波も計測信号の中に含まれる可
能性を有する。
従って綴糸機の接緒桿駆動動作をマイクロスイッチ等に
よ勺検出して第2図に示すy (t)として端子Uよシ
入力し、OPアンプで構成する増幅器りにより増幅した
後、第2図に示す論理回路Mによシ打ち消して(第3図
(D))接緒に伴なう張力変動を検出しない回路構成と
した。このように、解じょ張力より繭糸と繭層間の硬膠
着状態をパルス信号として端子Sよ多出力し電子カウン
タNによシ計数される。
以上説明した方法の実施例につき説明すれば、先ず解じ
ょ張力の分散あるいは標準偏差によって表わされる解じ
ょ張力のばらつきの評価値によシ解じょ張力の分布状態
が推定され、繭糸と繭層間の膠着状態を評価することが
可能となる。
一方、繭糸と繭層間の硬膠着点を示すパルス発生状態に
ついて解析した結果、綴糸中の一定時間間隔内あるいは
生糸一定糸長内のパルス発生数はポアソン分布に従い、
パルス間の時間間隔あるいは生糸糸長分布は指数分布に
従うことがカイ二乗検定の結果知られた。従ってこれら
分布の平均値がわかれば、その分散、標準偏差はただち
に求められパルス発生分布状態を推定することができる
。第4図にその計測結果例(実線で示す。破線は理論値
)を示すが、これは解じょ率(4)39%、(司70%
、 (a) 95%と異なる−について(μ+20)以
上の大きさを表わす張力のパルス発生状態を解析したも
ので、生糸40膓間隔内のパルス発生頻度についてまと
めたものである。これによると解じょ率が39%と低い
繭では生糸一定糸長内におけるパルス発生頻度は高く、
解じょ率が70%の繭ではその発生頻度は低くなシ、解
じょ率が96%と高い繭ではパルスはあまり発生してい
ないことがわかる。
またこれら分布の平均値をみると解じょ率59%と低い
繭では平均鐘状は4.11と大きいが、解じよ率が70
%の繭ではλは0.92 、解じょ率が93%の繭では
λは0.37を示し、面の解じょが良くなるに従ってλ
は小さくなシその分布状態が大きく異なっておシ、解じ
ょの良い繭と悪い繭ではパルス発生状態に歴然とした差
の表われることが知られる。
煮繭技術の要諦は、たとえば解じょ率39%の面のよう
に解じょの悪い面については繭糸のほぐれ具合が良くな
るように煮繭処理し、生糸品質および生糸収率を損なわ
ない範囲で繰糸能率を上げ、一方解じょの良い繭では繰
糸能率。
生糸品質を損なわない範囲で生糸収率をなるべく上げる
ようにすることであるが、この計測結果例のように^が
411回も示すような繭は繰糸成績を悪くすることのな
い範囲で、なるべくλ、が小さくなるように煮繭処理す
ることが望まれる。したがって本方法による計測結果と
繰糸試験放線との関係から面の煮熟状態を制御する方法
について検討した結果では、例えば生糸40m間隔にお
けるパルス数の平均値λを2あるいはそれ以下になるよ
うにすることが望ましく、一方λが1以下を示すような
解じょの良い繭では、生糸収率および生糸品質を損なう
ことのないようλを0.4以上にすることが必要とされ
た。
このようにパルス発生分布状態を解析すれば繭糸の膠着
状態を把握することが出来、面の煮熟状態をきめ細かく
制御することが可能となる。
また、繭糸の硬膠着力の発生頻度が大きくなればなる程
、繭糸の湿強力よシも膠着力が大きくなる状態が多く出
現するため落鮎する確率も高くなるので、パルス発生分
布状態を解析することにより面の解じょ性を把握するこ
とも可能となる。
このように本発明方法によれば繭糸の解じょ張力を計測
することにより、繭糸と繭層間の膠着状態から面の煮熟
状態の制御が可能となり、更には繭糸と繭層間の硬膠着
状態をパルスとして検出することにより面の解じょ性が
推定され、面を最適な煮熟状態に制御するだめの一帰還
情報として有効なる情報を提供する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(旬は本発明の計測原理の説明図、第2
図は本発明の方法を実施するための装置の電子回路のブ
ロック図、第3図(A)〜(D)は第2図において解じ
ょ張力波形変換を行う際の各部の波形図、第4図(A)
 CB) CO)は計測した結果の解析事例を示す。 A、 L・・・増 幅 器  E、 ?・・・積分回路
0、J・・・減算回路  D・・・・・・・・・全波整
流回路E・・・・・・・・・二乗回路  G・旧・・・
・・開平回路H・・・・・・・・・可変倍率器  L・
・曲・・・・加算回路K・・・パルス信号整形回路 M
・・・・・・・・・論理回 路N・・・・・・・・・・
カウンタ x (t)・・・・・・解じょ張力信号y (t)・・
・・・・接緒桿駆動信号特 許 出 願 人  農林水
産省蚕糸試験場長寿2名 − 第1図 (A)X(t)=;世寸寸 (E) AJ+nゲ「−−一−−− ():”)x<t>><p−nohIL−一−−−−−
−−−−−−−−−−−−一一−−−−−−−−(H)
   ハ′jレス〉皮!1氷「−一一■−−−−■−−
−−■−−−」Ll−一一一」第3図 (B) (D)  ニー一本−−−−− 第4図 2日 芋続補装置 ■、小事件表示 昭和57年特許願第106784号 2、発明の名称 繭糸の解じょ張力による面の煮熟状態計測方法3、補正
をする者 事件との関係   特許出願人 農林水産省蚕糸試験場長 昭和  年  月  日 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄7
、補正の内容 tlJ  明細書第8頁第20行rZJ
を「2」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 操糸中の繭糸の解じょ張力を計測する手段と、該手段か
    ら出力した該解じょ張力信号を積分することによって平
    均値を算出し、前記解じょ張力信号から該平均値を減算
    し次いでその値を2粱し積分する分散算出手段と、該分
    散算出手段の出力を開平する標準偏差算出手段と、繭個
    体内の繭糸と繭層間の硬膠着状態を示す解じょ張力信号
    から前記平均値及び前記標準偏差算出手段の出力増幅値
    の加算値を減算して前記硬膠着状態を示す解じょ張力信
    号をパルス化する手段とを具備し、前記分散算出手段及
    び標準算出手段の各出力から前記解じょ張力のばらつき
    を推定すると共に前記パルス化する手段の出力パルスの
    発生分布状態を解析することにより面の煮熟状態を評価
    することを特徴とする面の解邸よ張力による面の煮熟状
    態計測方法。
JP10678482A 1982-06-23 1982-06-23 繭糸の解じよ張力による繭の煮熟状態計測方法 Expired JPS5914564B2 (ja)

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JPS5914564B2 JPS5914564B2 (ja) 1984-04-05

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209219A (ja) * 1984-03-31 1985-10-21 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器洗浄装置の濾過装置
JPS63114703A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 泉株式会社 砂散布装置
JPS63114702A (ja) * 1986-10-29 1988-05-19 泉株式会社 砂散布装置
JPS63247405A (ja) * 1986-11-06 1988-10-14 泉株式会社 人工芝用の砂処理装置
US5535891A (en) * 1993-08-18 1996-07-16 Nippon Jiryoku Senko Co., Ltd. Method of processing scraps and equipment therefor

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