JPS5917054A - ベルト駆動式無段変速機の油圧装置 - Google Patents
ベルト駆動式無段変速機の油圧装置Info
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- JPS5917054A JPS5917054A JP12548982A JP12548982A JPS5917054A JP S5917054 A JPS5917054 A JP S5917054A JP 12548982 A JP12548982 A JP 12548982A JP 12548982 A JP12548982 A JP 12548982A JP S5917054 A JPS5917054 A JP S5917054A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ベルト駆動式無段変速機ケ作動させるための
油圧装置に関するものであり、特に消費動力の低減が可
能な油圧装置に関するものである。 ヘルド駆動式無段変速機は、回転軸に固定の固定ブー1
)と、回転軸に軸方向移動可能かつ回転不能に嵌合され
た可動プーリとから成り、両プーリの間に幅の可変な■
溝を形成する変速プーリを2組備え、その2組の変速ブ
ーり開に■ヘルドが巻き掛けられるものである。この種
の変速機において可動ブーりを軸方向に移動させるため
に油圧シリンダ金使用することが知られている。すなわ
ち、2組の変速ブーりの第1絹に属する可動ブーIJ
i移動させるための第1油圧シリンダに可変流量制御弁
によって流量を制佃1された作動油を供給して第1絹の
変速ブーりの■溝幅を積極的に増減させる一方、第2絹
の変速プーリに属する可動プーリを移動させる第2油圧
シリンダには、■ベルトに所望の張力を生じさせるに充
分なだけの圧力を常時供給するのである。第1油圧シリ
ンダによって第1絹の変速ブーりの■溝1席が増減させ
られるとき、それに追従して第2組の変速ブーりのV溝
幅が変化きせられることとなる。 従って、変速機の作動中は第2油圧シリンダには常時所
定の油圧力が加えられていることが必要なのであるが、
第1油圧シリンダには変速が必要となつ1りとき、!、
たけ漏れた作動油を補充する必要が生したときにのみ作
動油か供給でれればよいのである。しかるに、従来のこ
の種の油圧装置は、1個のポンプから供給される作動油
が第1油圧シリンダおよび第2油圧シリンダの両方に供
給されるように構成されていたため、変速機を充分な屈
・答速度で作動させ得るだけの吐出容量を有する大形の
ポンプを常時負荷状態でM転し続ける必要があった。従
って、変速の必要のない時期においては多量の作動油が
最高圧規制用のIJ ’)−7弁を経てタンクに還流さ
せられることとな9、そのために相当な動力が無駄に消
費されていた。 本発明は、このような無駄な動力消費を回避し得る油圧
装置を提供することを目的としてなされたものであり、
この目的を達成するために本発明に係る油圧装置は、(
a)無段変速機の作動中は常時回転させられる第1ポン
プと可変流量制御弁とを備え、2組の変速プーリの第1
組に属するiJ動プーリを移動させる第1油圧シリンダ
に接続されて、第1組の変速ブーりの■溝幅を積極的に
増減させる第1作動油供給回路と、(b)可変流量制御
弁か閉じられた状態においては第1ポンプから供給され
る作動油を実質的に無圧Fにタンクへ還流させ、第1ポ
ンプを無負荷状態とするリターン回路と、((L)前記
第1作動油供給回路の最高圧全規制する第1リリーフ弁
を備えた第1リリーフ回路と、(d)f速機作動中は常
時回転させられる第2ポンプ全備え、2絹の変速プーリ
の第2組に属する可動プーリを移動させる第2油圧シリ
ンダに接続され、その第2油圧シリンダを前記第1シリ
ンダに追従して作動させる第2作動油供給回路と、(e
)その第2作動油供給回路の最高圧を規制することによ
5vベルトの張力を所定の値に制御する第2リリーフ弁
を(Illえた第2リリーフ回路とを含むように構成さ
れる。 このように構成された油圧装置においては、第2ポンプ
は常時負荷状態で運転されるのであるが、第1ポンプは
変速が必要であるか、または漏れた作動油全補充する必
要がある場合にのみ負荷状態で運転され、その他の場合
には実質的に力11.負荷の状態で運転されることとな
るため、第1ポンプの動力消費か少なくてすみ、結局、
第1ポンプおよび第2ポンプの動力消費量の和が従来の
1個のポンプにおいて消費されていた動力消費量に比較
して小さくなることとなる。 本発明の特に好ましい態様においては、Il’J記第2
リリーフ回路が、第1作動油供給回路からの作動油の流
出は許容するが逆向きの流れは阻LLする逆lLOを介
して前記第1作動油供給回路にも接続され、前記第1リ
リーフ回路を兼ねるように構成される。この場合にはI
J IJ−7弁が1個ですみ、製造コストが低減される
のであるが、その上、第1ポンプから供給される作動油
が逆
油圧装置に関するものであり、特に消費動力の低減が可
能な油圧装置に関するものである。 ヘルド駆動式無段変速機は、回転軸に固定の固定ブー1
)と、回転軸に軸方向移動可能かつ回転不能に嵌合され
た可動プーリとから成り、両プーリの間に幅の可変な■
溝を形成する変速プーリを2組備え、その2組の変速ブ
ーり開に■ヘルドが巻き掛けられるものである。この種
の変速機において可動ブーりを軸方向に移動させるため
に油圧シリンダ金使用することが知られている。すなわ
ち、2組の変速ブーりの第1絹に属する可動ブーIJ
i移動させるための第1油圧シリンダに可変流量制御弁
によって流量を制佃1された作動油を供給して第1絹の
変速ブーりの■溝幅を積極的に増減させる一方、第2絹
の変速プーリに属する可動プーリを移動させる第2油圧
シリンダには、■ベルトに所望の張力を生じさせるに充
分なだけの圧力を常時供給するのである。第1油圧シリ
ンダによって第1絹の変速ブーりの■溝1席が増減させ
られるとき、それに追従して第2組の変速ブーりのV溝
幅が変化きせられることとなる。 従って、変速機の作動中は第2油圧シリンダには常時所
定の油圧力が加えられていることが必要なのであるが、
第1油圧シリンダには変速が必要となつ1りとき、!、
たけ漏れた作動油を補充する必要が生したときにのみ作
動油か供給でれればよいのである。しかるに、従来のこ
の種の油圧装置は、1個のポンプから供給される作動油
が第1油圧シリンダおよび第2油圧シリンダの両方に供
給されるように構成されていたため、変速機を充分な屈
・答速度で作動させ得るだけの吐出容量を有する大形の
ポンプを常時負荷状態でM転し続ける必要があった。従
って、変速の必要のない時期においては多量の作動油が
最高圧規制用のIJ ’)−7弁を経てタンクに還流さ
せられることとな9、そのために相当な動力が無駄に消
費されていた。 本発明は、このような無駄な動力消費を回避し得る油圧
装置を提供することを目的としてなされたものであり、
この目的を達成するために本発明に係る油圧装置は、(
a)無段変速機の作動中は常時回転させられる第1ポン
プと可変流量制御弁とを備え、2組の変速プーリの第1
組に属するiJ動プーリを移動させる第1油圧シリンダ
に接続されて、第1組の変速ブーりの■溝幅を積極的に
増減させる第1作動油供給回路と、(b)可変流量制御
弁か閉じられた状態においては第1ポンプから供給され
る作動油を実質的に無圧Fにタンクへ還流させ、第1ポ
ンプを無負荷状態とするリターン回路と、((L)前記
第1作動油供給回路の最高圧全規制する第1リリーフ弁
を備えた第1リリーフ回路と、(d)f速機作動中は常
時回転させられる第2ポンプ全備え、2絹の変速プーリ
の第2組に属する可動プーリを移動させる第2油圧シリ
ンダに接続され、その第2油圧シリンダを前記第1シリ
ンダに追従して作動させる第2作動油供給回路と、(e
)その第2作動油供給回路の最高圧を規制することによ
5vベルトの張力を所定の値に制御する第2リリーフ弁
を(Illえた第2リリーフ回路とを含むように構成さ
れる。 このように構成された油圧装置においては、第2ポンプ
は常時負荷状態で運転されるのであるが、第1ポンプは
変速が必要であるか、または漏れた作動油全補充する必
要がある場合にのみ負荷状態で運転され、その他の場合
には実質的に力11.負荷の状態で運転されることとな
るため、第1ポンプの動力消費か少なくてすみ、結局、
第1ポンプおよび第2ポンプの動力消費量の和が従来の
1個のポンプにおいて消費されていた動力消費量に比較
して小さくなることとなる。 本発明の特に好ましい態様においては、Il’J記第2
リリーフ回路が、第1作動油供給回路からの作動油の流
出は許容するが逆向きの流れは阻LLする逆lLOを介
して前記第1作動油供給回路にも接続され、前記第1リ
リーフ回路を兼ねるように構成される。この場合にはI
J IJ−7弁が1個ですみ、製造コストが低減される
のであるが、その上、第1ポンプから供給される作動油
が逆
【L弁を経て第2作動油供給回路にも流入し、第2
油圧シリンダ。 に供給されることとなるため、変速用の作動油rよ主ど
して第1ポンプで供給し、第2ポンプはVベルトの張力
を所定の値に制御するための作動油を供給すればよいよ
うにすることができる。変速機の応答速度を高めるため
に変速時には多量の作動油を必要とするが、変速の必要
のない時期には第2油圧シリンダに所定の圧力をかけ続
け7しはよいのであるから作動油の搦は少なくてすむ。 従って、第1ポンプ金吐出容量の大きいものとし、第2
ポンプを吐出容量の少ないものとすれば、吐出容量の少
ない第2ポンプを常時負荷状態で運転し、吐出容量の大
きい第1ポンプは変速の必要な際にのみ負荷状態で運転
すればよいこととなり、一層有効に消費動力を低減させ
得るのである。 以丁、本考案を自動車の走行動力伝達系に用いられる無
段変速機の油圧装置に適用した場合の実施例f:図面に
基づいて詳細に説明する。 第1図において符号2および4はUに平行に設けられた
回転軸を示しており、2は駆動軸、4は被駆動軸である
。これら駆動軸2および被駆動軸4 (両者を総称する
場合には回転軸なる川1774を使用する)には、それ
ぞれ固定プーリ6および8が固定的に設けられてい乙。 そして、各固定プーリ6および8に対向してiJ動プー
リ10および12が、それぞれ回転軸2および4に沿っ
て軸方向に摺動し得るようンこ孜けられているっ可動プ
ーリ10および12は、円形穴14および16において
回転IIIIII2および4の円形断面部18および2
0に軸ノj向の溝26および28と、回転11ilII
2および4の外周面に形成された軸方向の尚30および
32とに跨ってそれぞれ複数個のボール34が介在させ
られており、これによつ−ご可動プーリ10および12
の回転軸2および4に対する(目対回転が防止されてい
る。固定プーリ6および8と可動ブーIJ 10および
12との互に対向する端面には頂角の極めて大きい截頭
円錐面が形成きれており、これら両截頭円錐面間に■溝
36および38が形成されている。従って、これら截頭
円錐面を便宜上■溝側壁40,42.44および46と
称することとする。また、固定プーリ6と可動プーリ1
0との組み合わせを駆動変速プーリ48と称し、固定プ
ーリ8と可動プーリ12との組み合わせを被駆動変速プ
ーリ50と称することとする。 上記駆動変速プーリ48と被駆動変速プーリ50とには
金属製のVベルト52が巻き掛けられている。このVベ
ルト52は複数枚の金属シートが重ね合わされた7−ブ
54と、それに挿し通された多数の金属製ブロック56
とから成っており、フープ54に規ii;11されて畦
に密着させられたブロック56によって駆動変速プーリ
48の回転トルクを被駆動変速プーリ50に伝達するも
のである。 前記駆動l1illI2には、はぼ有底円筒状の)・ウ
ジング58が圧入によって固定されている。ハウジング
58は変速プーリ48に向って開口しており、可動プー
リ10の外周面と嵌合させられている。 可動プーリ】0とハウジング58との間ならびに可動プ
ーリ10と駆動軸2との間の液密は、それぞれOリング
60および62によって保持されている。また、ハウジ
ング58と駆動Ili+t+ 2との液密は、ハウジン
グ58が駆動軸2に圧入されることにより保持されてい
る。従って、駆動軸21 ”f動プーリ10およびハウ
ジング58に囲まれた空室は外部とは遮断されて油圧室
64を形成している。 すなわち、本実施例においては可動プーリ10がハウジ
ング58に嵌合されてピストンとしての役割ケ果たし、
ハウジング58とともに可動プーリ10自体を軸方向に
移動させる第1油圧シリンダ”tlfjJ成しているの
である。 一方、被駆動軸4にはほぼ有底円筒状のピストン66が
圧入により固定されており、このピストン66の外周面
がほぼ有底円筒状の可動プーリ12の内周面と嵌合され
ている。ピストン66とoJ動プーリ12との液密はO
リング68によって保持され、また、i■動プーリ12
と被駆動軸4との液密は0リング70によって護持され
ており、結局、被駆動qlll+ 4 、可動プーリ1
2およびピストン66に囲まれて油圧室72が形成され
ている。すなわち、可動プーリ12はピストン66と嵌
合されて第2油圧シ1す°ンダを構成しており、可動プ
ーリ12はこの第2油圧シリンダのハウジングを兼ねて
いるのである。可動ブ!″□1)12は油圧室72内の
圧力を受けるのであるが、この場合の受圧面積は前記駆
動変速プーリ側の可動ブー1) 10の受圧面積の約1
72とされている。油圧室72への作動油の供給は、駆
動軸4に形成きれた油通路74から直接、または可動プ
ーリ12のボス邪24に形成された油通路76を経て行
われる。なお、niJ記駆動駆動変速プーリ48側圧室
64に対する作動油の供給も同様にして行われる。 上記変速機を作動させるだめの油圧装@を電気的な変速
制御回路とともに第2図に示す。図中、80.82は第
1および第2のポンプであり、ともにエンジンEによっ
て駆動される。第1ポンプ80によってストレーナ84
を経てタンク86から汲み上げられた作動油は、フィル
タ88.逆止弁90.三方向電磁切換弁92および三方
向電磁切換弁御弁94を経て駆動変速ブーり側の油圧室
64へ供給される。これら相1ポンプ80.流量制御弁
94等を含む回路を第1作動油供給回W1196とする
。上記′電磁切換弁92ばJ用常は第21ン1に示す状
態にあって、第1ポンプ80から供給される作動油を実
質的に無圧ドにおいてリターン回路98からタンク86
へ還流させる。−力、i1J記第2ポンプ82によって
ストレーナ100(i1¥て汲み上げられた作動油は、
フィルタ102および逆1ト弁104を経て被駆動変速
ブーり側の油圧室72へ供給される。この回路を第2作
動油供給回路106とする。この第2作動油供給回路1
06の油圧室72と逆止弁104との間の部分にIJ
IJ−)回路108が接わ]、されている。IJ IJ
−フ回路108 ハim IJ IJ−フ弁110を備
えており、この電磁IJ IJ−フ弁110によって第
2作動油供給回路106の最高圧を規制する。このリリ
ーフ回路108はまた、逆止弁112を6Hrえた連絡
回路114によって前記第1作動油供給回路96にも接
続されており、電磁IJ IJ−フ弁110は第1作動
油供給回路96の最高圧を規制する’J IJ−フ弁を
も兼ねるようにされている。 駆動4Q!+ 2と被駆動軸4との回転速度はセンサ1
16.118によって検出され、主制御装置120に人
力される。主制御装置120は両センサ116.118
の検出結果に基づいて変速機の変速比、すなわち被駆動
軸40回転速度を駆動軸2の回転速度で除した値を算出
し、その結果を時々刻々変化する重両の各走行状態に対
して予め定められている最適変速比と比較し、実測変速
比が最適変速比から予め定められた一定量(いわゆる不
感帯が設けられているのである)以上外れた場合に、電
磁切換弁92.電磁流量制御弁94および電磁リリーフ
弁110の各ソレノイドに電力を供給してこれらを作動
させ、変速機の変速比を最適変速比に合致させるもので
ある。以丁、この作用について詳細に説明する。 車両が低速度で走行させられている場合には電磁切換弁
92および電磁流量制御弁94は第2図に示す状態にあ
り、第1ポンプ80から供給される作動油はリターン回
路98を経てタンク86へ還流させられる。従って、第
1ポンプ80は実質的に無負荷状態で運転されることと
なり、消費動力が節減される。第1ポンプ80としては
、たとえば回転数100 Or 11 Illで6乃至
717 m i n程度の吐出(量を有する比軟的吐出
界隈の大きいものが使用されるため、この第1ポンプ8
0か無負荷状態で運転されることによって節減される動
力は大きなものである。一方、第2ポンプ82かも供給
される作動油は電磁リリーフ弁110を経てタンク86
へ還流させられるが、そのことによって被駆動変速プー
リ側の油圧室72には電磁IJ IJ−7弁110によ
って規定きれ、′こ圧力が加えられることとなる。すな
わち第2ポンプ82は常時負荷状態で運転されるのであ
るか、この第2ポンプは吐出容置がたとえばI 000
r’ II +nで1β/m i n程度の小さなも
のでよいため、その消費動力も僅かですむ。なお、電磁
切換弁110は変速機によって伝達されるトルクの大小
にl+j1じてベルト52に最適な張力を与えるために
、主制御装置120によってリリーフ圧を制御されるよ
うになっているが、リリーフ圧が可変ではない通常のす
リーフ弁全使用することも勿論1■能である。 電磁流量制御弁94や油圧室64等に漏れがないとすれ
ば、電磁流量制御弁94が中立位置に保たれる限り変速
機は一定の変速比を維持し得るのであるが、実際には作
動油の漏れを完全に防止することは置部であるため、こ
の漏れによって油圧室64内の作動油量が減少し、駆動
変速プーリ48の■溝幅が増大して変速機の変速比が減
少することを避は得ない。従って、車両が長時間にわた
って一定速度で走行させられている場合には、主制御装
置120からの指令がないにも拘らず変速機の変速比が
変わってしまうため、これを元の最適変速比に回復させ
るために油圧室64に作動油を供給する必要が生ずる。 しかし、この場合であっても、寸だ車両の走行状態が変
化して変速比を変える必要が生じた場合であっても装置
の作動は全 −〈同じであるため、以下両者を一括し
て説明する。 」二組のように車両走行状態の変化または作動油の漏れ
によって油圧室64に作動油を供給する必要が生じた場
合には、主制御装置120から指令れ、′電磁流量制御
弁94に流量全制御された作動油が油圧室64に供給さ
れる。その結果、第1作動油供給回路96の圧力が電m
IJ ’J−フ弁110のセット圧まで上昇させられ
て、第1ポンプ80が負荷状態で運転される状態となる
。すなわち、この状態においては第1ポンプ80および
第2ポンプ82がともに負荷状態で運転されることとな
るが、この状態が従来の油圧装置において1個のポンプ
が負荷状態で運転されていた状態と同じである。この関
係を第3図に示す。図においてPIは、第1ポンプ80
が負荷状態で運転される場合の消費動力を示し、P2は
第2ポンプ82が負荷状態で運転される場合の消費動力
を示す。第1ポンプ80および第2ポンプ82がともに
負荷状態で運転される場合には、両ポンプの消費動力の
和は両ポンプの回転数が増大するに従って直線Aで示さ
れているように増大するのであるが、従来は第1ポンプ
80および第2ポンプ82の吐出容量を合わせた吐出容
量を有する1個のポンプが常時負荷状態で運転されてい
たのであるから、この場合の消費動力もほぼ直線Aで示
されることとなる。 これに対して本実施例の油圧装置においては、駆動変速
プーリ48の油圧室64に作動油を供給する必要が生じ
た場合には両ポンプ80.82の消費動力は直線Aで示
される大きさとなるが、油圧室64に作動油を供給する
必要のない定速運転状態においては消費動力は第3図に
直線13で示される大きさとなり、消費動力は著しく低
減するのである。 以上、変速比を増大させる必要が生じた場合の作動を説
明したが、変速比を減少させる必要が生り換えられ、油
圧室64内の作動油が電磁流量制御弁94に流量を制御
されつつタンク86に還流路せられる。これに伴って被
駆動変速プーリ側の油圧室72には作動油が供給される
ことが必要であるが、この作動油は12ホ”ンブ82か
ら供給されるのみならず、第1ポンプ80からも連絡口
hii’+114を経て供給されるため油圧室72への
作動油の供給計が不足する恐れはない。 第4図に本発明の別の実施例を示すが、この実施例は三
方向電磁流量制御弁94が中立位置において、第1ポン
プ80から供給される作動油を実質的に無圧「にリター
ン回路98を経てタンク86へ還流させるものであって
、MiJ記実症例における電磁切換弁92の作用をも兼
ねている点において異なるのであって、他は同様である
ため対応する要素に同一の符号を付して各要素の対応関
係を示し、詳細な説明は省略する。 以上の説明から明らかなように、第1作動油供給回路9
6を逆IJ二弁112を有する連絡回路114によって
IJ IJ−フ回路+08と接続することは、電磁IJ
IJ−フ弁110を1個節減し得るのみならず、変速
機の変速比を減少させる場合に第1ポンプ80から供給
される作動油を被駆動変速プーリ50の油圧室72に供
給することがuf能となって、変速比を減少させる場合
の応答速度を確保し得る利点が生ずるのであるが、変速
比を増大させる場合に比較して変速比を減少させる場合
には応答速度が低くてすむような変速機においては、第
1ポンプ80から供給される作動油を油圧室72に供給
することは必ずしも秘要ではなく、第1作動油供給回路
96に第2作動油供給回路106用のリリーフ回路とは
別個のリリーフ回路を設けることが可能であり、この場
合には各作動油供給回路の最高圧を独自に設定すること
が可能となる利点が生ずる。 その池、本発明は特許請求の範囲を逸脱することなく、
当業者の知識に基づいて種々の変形・改良を施した態様
で実施し得るものである。
油圧シリンダ。 に供給されることとなるため、変速用の作動油rよ主ど
して第1ポンプで供給し、第2ポンプはVベルトの張力
を所定の値に制御するための作動油を供給すればよいよ
うにすることができる。変速機の応答速度を高めるため
に変速時には多量の作動油を必要とするが、変速の必要
のない時期には第2油圧シリンダに所定の圧力をかけ続
け7しはよいのであるから作動油の搦は少なくてすむ。 従って、第1ポンプ金吐出容量の大きいものとし、第2
ポンプを吐出容量の少ないものとすれば、吐出容量の少
ない第2ポンプを常時負荷状態で運転し、吐出容量の大
きい第1ポンプは変速の必要な際にのみ負荷状態で運転
すればよいこととなり、一層有効に消費動力を低減させ
得るのである。 以丁、本考案を自動車の走行動力伝達系に用いられる無
段変速機の油圧装置に適用した場合の実施例f:図面に
基づいて詳細に説明する。 第1図において符号2および4はUに平行に設けられた
回転軸を示しており、2は駆動軸、4は被駆動軸である
。これら駆動軸2および被駆動軸4 (両者を総称する
場合には回転軸なる川1774を使用する)には、それ
ぞれ固定プーリ6および8が固定的に設けられてい乙。 そして、各固定プーリ6および8に対向してiJ動プー
リ10および12が、それぞれ回転軸2および4に沿っ
て軸方向に摺動し得るようンこ孜けられているっ可動プ
ーリ10および12は、円形穴14および16において
回転IIIIII2および4の円形断面部18および2
0に軸ノj向の溝26および28と、回転11ilII
2および4の外周面に形成された軸方向の尚30および
32とに跨ってそれぞれ複数個のボール34が介在させ
られており、これによつ−ご可動プーリ10および12
の回転軸2および4に対する(目対回転が防止されてい
る。固定プーリ6および8と可動ブーIJ 10および
12との互に対向する端面には頂角の極めて大きい截頭
円錐面が形成きれており、これら両截頭円錐面間に■溝
36および38が形成されている。従って、これら截頭
円錐面を便宜上■溝側壁40,42.44および46と
称することとする。また、固定プーリ6と可動プーリ1
0との組み合わせを駆動変速プーリ48と称し、固定プ
ーリ8と可動プーリ12との組み合わせを被駆動変速プ
ーリ50と称することとする。 上記駆動変速プーリ48と被駆動変速プーリ50とには
金属製のVベルト52が巻き掛けられている。このVベ
ルト52は複数枚の金属シートが重ね合わされた7−ブ
54と、それに挿し通された多数の金属製ブロック56
とから成っており、フープ54に規ii;11されて畦
に密着させられたブロック56によって駆動変速プーリ
48の回転トルクを被駆動変速プーリ50に伝達するも
のである。 前記駆動l1illI2には、はぼ有底円筒状の)・ウ
ジング58が圧入によって固定されている。ハウジング
58は変速プーリ48に向って開口しており、可動プー
リ10の外周面と嵌合させられている。 可動プーリ】0とハウジング58との間ならびに可動プ
ーリ10と駆動軸2との間の液密は、それぞれOリング
60および62によって保持されている。また、ハウジ
ング58と駆動Ili+t+ 2との液密は、ハウジン
グ58が駆動軸2に圧入されることにより保持されてい
る。従って、駆動軸21 ”f動プーリ10およびハウ
ジング58に囲まれた空室は外部とは遮断されて油圧室
64を形成している。 すなわち、本実施例においては可動プーリ10がハウジ
ング58に嵌合されてピストンとしての役割ケ果たし、
ハウジング58とともに可動プーリ10自体を軸方向に
移動させる第1油圧シリンダ”tlfjJ成しているの
である。 一方、被駆動軸4にはほぼ有底円筒状のピストン66が
圧入により固定されており、このピストン66の外周面
がほぼ有底円筒状の可動プーリ12の内周面と嵌合され
ている。ピストン66とoJ動プーリ12との液密はO
リング68によって保持され、また、i■動プーリ12
と被駆動軸4との液密は0リング70によって護持され
ており、結局、被駆動qlll+ 4 、可動プーリ1
2およびピストン66に囲まれて油圧室72が形成され
ている。すなわち、可動プーリ12はピストン66と嵌
合されて第2油圧シ1す°ンダを構成しており、可動プ
ーリ12はこの第2油圧シリンダのハウジングを兼ねて
いるのである。可動ブ!″□1)12は油圧室72内の
圧力を受けるのであるが、この場合の受圧面積は前記駆
動変速プーリ側の可動ブー1) 10の受圧面積の約1
72とされている。油圧室72への作動油の供給は、駆
動軸4に形成きれた油通路74から直接、または可動プ
ーリ12のボス邪24に形成された油通路76を経て行
われる。なお、niJ記駆動駆動変速プーリ48側圧室
64に対する作動油の供給も同様にして行われる。 上記変速機を作動させるだめの油圧装@を電気的な変速
制御回路とともに第2図に示す。図中、80.82は第
1および第2のポンプであり、ともにエンジンEによっ
て駆動される。第1ポンプ80によってストレーナ84
を経てタンク86から汲み上げられた作動油は、フィル
タ88.逆止弁90.三方向電磁切換弁92および三方
向電磁切換弁御弁94を経て駆動変速ブーり側の油圧室
64へ供給される。これら相1ポンプ80.流量制御弁
94等を含む回路を第1作動油供給回W1196とする
。上記′電磁切換弁92ばJ用常は第21ン1に示す状
態にあって、第1ポンプ80から供給される作動油を実
質的に無圧ドにおいてリターン回路98からタンク86
へ還流させる。−力、i1J記第2ポンプ82によって
ストレーナ100(i1¥て汲み上げられた作動油は、
フィルタ102および逆1ト弁104を経て被駆動変速
ブーり側の油圧室72へ供給される。この回路を第2作
動油供給回路106とする。この第2作動油供給回路1
06の油圧室72と逆止弁104との間の部分にIJ
IJ−)回路108が接わ]、されている。IJ IJ
−フ回路108 ハim IJ IJ−フ弁110を備
えており、この電磁IJ IJ−フ弁110によって第
2作動油供給回路106の最高圧を規制する。このリリ
ーフ回路108はまた、逆止弁112を6Hrえた連絡
回路114によって前記第1作動油供給回路96にも接
続されており、電磁IJ IJ−フ弁110は第1作動
油供給回路96の最高圧を規制する’J IJ−フ弁を
も兼ねるようにされている。 駆動4Q!+ 2と被駆動軸4との回転速度はセンサ1
16.118によって検出され、主制御装置120に人
力される。主制御装置120は両センサ116.118
の検出結果に基づいて変速機の変速比、すなわち被駆動
軸40回転速度を駆動軸2の回転速度で除した値を算出
し、その結果を時々刻々変化する重両の各走行状態に対
して予め定められている最適変速比と比較し、実測変速
比が最適変速比から予め定められた一定量(いわゆる不
感帯が設けられているのである)以上外れた場合に、電
磁切換弁92.電磁流量制御弁94および電磁リリーフ
弁110の各ソレノイドに電力を供給してこれらを作動
させ、変速機の変速比を最適変速比に合致させるもので
ある。以丁、この作用について詳細に説明する。 車両が低速度で走行させられている場合には電磁切換弁
92および電磁流量制御弁94は第2図に示す状態にあ
り、第1ポンプ80から供給される作動油はリターン回
路98を経てタンク86へ還流させられる。従って、第
1ポンプ80は実質的に無負荷状態で運転されることと
なり、消費動力が節減される。第1ポンプ80としては
、たとえば回転数100 Or 11 Illで6乃至
717 m i n程度の吐出(量を有する比軟的吐出
界隈の大きいものが使用されるため、この第1ポンプ8
0か無負荷状態で運転されることによって節減される動
力は大きなものである。一方、第2ポンプ82かも供給
される作動油は電磁リリーフ弁110を経てタンク86
へ還流させられるが、そのことによって被駆動変速プー
リ側の油圧室72には電磁IJ IJ−7弁110によ
って規定きれ、′こ圧力が加えられることとなる。すな
わち第2ポンプ82は常時負荷状態で運転されるのであ
るか、この第2ポンプは吐出容置がたとえばI 000
r’ II +nで1β/m i n程度の小さなも
のでよいため、その消費動力も僅かですむ。なお、電磁
切換弁110は変速機によって伝達されるトルクの大小
にl+j1じてベルト52に最適な張力を与えるために
、主制御装置120によってリリーフ圧を制御されるよ
うになっているが、リリーフ圧が可変ではない通常のす
リーフ弁全使用することも勿論1■能である。 電磁流量制御弁94や油圧室64等に漏れがないとすれ
ば、電磁流量制御弁94が中立位置に保たれる限り変速
機は一定の変速比を維持し得るのであるが、実際には作
動油の漏れを完全に防止することは置部であるため、こ
の漏れによって油圧室64内の作動油量が減少し、駆動
変速プーリ48の■溝幅が増大して変速機の変速比が減
少することを避は得ない。従って、車両が長時間にわた
って一定速度で走行させられている場合には、主制御装
置120からの指令がないにも拘らず変速機の変速比が
変わってしまうため、これを元の最適変速比に回復させ
るために油圧室64に作動油を供給する必要が生ずる。 しかし、この場合であっても、寸だ車両の走行状態が変
化して変速比を変える必要が生じた場合であっても装置
の作動は全 −〈同じであるため、以下両者を一括し
て説明する。 」二組のように車両走行状態の変化または作動油の漏れ
によって油圧室64に作動油を供給する必要が生じた場
合には、主制御装置120から指令れ、′電磁流量制御
弁94に流量全制御された作動油が油圧室64に供給さ
れる。その結果、第1作動油供給回路96の圧力が電m
IJ ’J−フ弁110のセット圧まで上昇させられ
て、第1ポンプ80が負荷状態で運転される状態となる
。すなわち、この状態においては第1ポンプ80および
第2ポンプ82がともに負荷状態で運転されることとな
るが、この状態が従来の油圧装置において1個のポンプ
が負荷状態で運転されていた状態と同じである。この関
係を第3図に示す。図においてPIは、第1ポンプ80
が負荷状態で運転される場合の消費動力を示し、P2は
第2ポンプ82が負荷状態で運転される場合の消費動力
を示す。第1ポンプ80および第2ポンプ82がともに
負荷状態で運転される場合には、両ポンプの消費動力の
和は両ポンプの回転数が増大するに従って直線Aで示さ
れているように増大するのであるが、従来は第1ポンプ
80および第2ポンプ82の吐出容量を合わせた吐出容
量を有する1個のポンプが常時負荷状態で運転されてい
たのであるから、この場合の消費動力もほぼ直線Aで示
されることとなる。 これに対して本実施例の油圧装置においては、駆動変速
プーリ48の油圧室64に作動油を供給する必要が生じ
た場合には両ポンプ80.82の消費動力は直線Aで示
される大きさとなるが、油圧室64に作動油を供給する
必要のない定速運転状態においては消費動力は第3図に
直線13で示される大きさとなり、消費動力は著しく低
減するのである。 以上、変速比を増大させる必要が生じた場合の作動を説
明したが、変速比を減少させる必要が生り換えられ、油
圧室64内の作動油が電磁流量制御弁94に流量を制御
されつつタンク86に還流路せられる。これに伴って被
駆動変速プーリ側の油圧室72には作動油が供給される
ことが必要であるが、この作動油は12ホ”ンブ82か
ら供給されるのみならず、第1ポンプ80からも連絡口
hii’+114を経て供給されるため油圧室72への
作動油の供給計が不足する恐れはない。 第4図に本発明の別の実施例を示すが、この実施例は三
方向電磁流量制御弁94が中立位置において、第1ポン
プ80から供給される作動油を実質的に無圧「にリター
ン回路98を経てタンク86へ還流させるものであって
、MiJ記実症例における電磁切換弁92の作用をも兼
ねている点において異なるのであって、他は同様である
ため対応する要素に同一の符号を付して各要素の対応関
係を示し、詳細な説明は省略する。 以上の説明から明らかなように、第1作動油供給回路9
6を逆IJ二弁112を有する連絡回路114によって
IJ IJ−フ回路+08と接続することは、電磁IJ
IJ−フ弁110を1個節減し得るのみならず、変速
機の変速比を減少させる場合に第1ポンプ80から供給
される作動油を被駆動変速プーリ50の油圧室72に供
給することがuf能となって、変速比を減少させる場合
の応答速度を確保し得る利点が生ずるのであるが、変速
比を増大させる場合に比較して変速比を減少させる場合
には応答速度が低くてすむような変速機においては、第
1ポンプ80から供給される作動油を油圧室72に供給
することは必ずしも秘要ではなく、第1作動油供給回路
96に第2作動油供給回路106用のリリーフ回路とは
別個のリリーフ回路を設けることが可能であり、この場
合には各作動油供給回路の最高圧を独自に設定すること
が可能となる利点が生ずる。 その池、本発明は特許請求の範囲を逸脱することなく、
当業者の知識に基づいて種々の変形・改良を施した態様
で実施し得るものである。
第1図は、本発明に係る油圧装置によって作動させられ
るべき無段変速機の一例を示す正面断面図である。第2
図は、本発明の一実施例である油圧装置の回路図である
。第3図は、上記油圧装置の効果を説明するだめのグラ
フである。第4図は、本発明の別の実施例である油圧装
置を示す回路図である。 2:駆動@ll(回転軸) 4:被駆動軸(回転軸)6
.8:固定プーリ 10,12:可動プーリ36.8
8:V溝 48:駆動変速プーリ50:被駆動変速
プーリ52:V、ベルト64.72:油圧室 80:
第1ポンプ82:第2ポンプ 92:三方向電磁切
換弁94.122:三方向電磁流量制御弁 96:第1作動油供給回路 98:リターン回路 106:第2作動油供給回路 108:リリーフ回路 110:電磁リリーフ弁Ill
逆IE弁 114:連絡回路120:主制御装置 出願人 トヨタ自動車株式会社
るべき無段変速機の一例を示す正面断面図である。第2
図は、本発明の一実施例である油圧装置の回路図である
。第3図は、上記油圧装置の効果を説明するだめのグラ
フである。第4図は、本発明の別の実施例である油圧装
置を示す回路図である。 2:駆動@ll(回転軸) 4:被駆動軸(回転軸)6
.8:固定プーリ 10,12:可動プーリ36.8
8:V溝 48:駆動変速プーリ50:被駆動変速
プーリ52:V、ベルト64.72:油圧室 80:
第1ポンプ82:第2ポンプ 92:三方向電磁切
換弁94.122:三方向電磁流量制御弁 96:第1作動油供給回路 98:リターン回路 106:第2作動油供給回路 108:リリーフ回路 110:電磁リリーフ弁Ill
逆IE弁 114:連絡回路120:主制御装置 出願人 トヨタ自動車株式会社
Claims (2)
- (1) 回転MI+に固定の固定プーリと、前記回転
軸に軸方向移動可能かつ回転不能に嵌合され、油1+、
シリンダによって軸方向に移動させられる可動プーリと
から成り、該両ブーりの間に幅の可変なV溝を形成する
変速プーリを2組備え、該2組の変速ブーり間にVヘル
ドが巻き掛けられたヘルド駆動式無段変速機を作動させ
るための油圧装置であって、 前記変速機作動中は常時回転さぜられる第1ポンプと可
変流電制御弁とを備え、前記2組の変速ブーりの第1組
に属する可動ブーIJ i移動させる第1油圧シリンダ
に接続されて、該第1組の変速プーリの■(f4幅を積
極的に増減させる第1作動油供給回路と、 前記iJ変流量制御弁が閉じられた状態においてij
n’+J記第1ポンプから供給される作動油を実質的に
無圧ドにタンクへ還流させ、該第1ホ゛ンプを(11(
負荷状態とするリターン回路と、 MiJ記第1作動油供紹回路の最高圧を規制する第1リ
リーフ弁を備えた第1リリーフ回路と、1g1J記変速
機作動中は常時回転させられる第2ポンプを備え、前記
2組の変法ブーりの第2組に属する可動プーリを移動さ
せる第2油圧シリンダに接続きれ、該第2油圧シリンダ
をnIJ記第1油圧シリンダに追従して作動させる第2
咋動油供給回路と、 該第2作動油供給回路の最高圧を規制することにより前
記■ヘルドの張力を所定の値に制御する第2リリーフ弁
を備えた第2リリーフ回路とを含むことを特徴とするベ
ルト駆動式無段変速機の油圧装置。 - (2) 前記第2リリーフ回路が、前記第1作動油供
給回路からの作動油の流出は許容するが逆回きの流れは
阻止する逆止弁を介してiiJ記第1作動油供給回路に
も接続され、前記第1リリーフ回路ケ兼ねている特許請
求の範囲第1項記載の油圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12548982A JPS5917054A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ベルト駆動式無段変速機の油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12548982A JPS5917054A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ベルト駆動式無段変速機の油圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917054A true JPS5917054A (ja) | 1984-01-28 |
JPH041229B2 JPH041229B2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14911354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12548982A Granted JPS5917054A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ベルト駆動式無段変速機の油圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917054A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4663991A (en) * | 1983-08-31 | 1987-05-12 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | System for controlling the transmission ratio of an infinitely variable transmission |
US4733582A (en) * | 1986-01-24 | 1988-03-29 | Ford Motor Company | Control valve system for a continuously variable belt driven transmission for motor vehicles |
US4898050A (en) * | 1987-04-28 | 1990-02-06 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | System for controlling the pressure of oil for a continuously variable transmission |
JPH04140560A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車輌用多段自動変速機 |
US5201687A (en) * | 1989-11-21 | 1993-04-13 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh | Continuously variable transmission with hydraulically adjustable sheaves |
US6350215B1 (en) * | 1999-02-10 | 2002-02-26 | Zf Batavia, L.L.C. | Hydraulic control system for pressure control of a CVT variator with limp home mode |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2739284B2 (ja) * | 1994-04-12 | 1998-04-15 | 株式会社技研製作所 | Pc壁体杭の継手部及び継手部の位置決め方法 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP12548982A patent/JPS5917054A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4663991A (en) * | 1983-08-31 | 1987-05-12 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | System for controlling the transmission ratio of an infinitely variable transmission |
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JPH04140560A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車輌用多段自動変速機 |
US6350215B1 (en) * | 1999-02-10 | 2002-02-26 | Zf Batavia, L.L.C. | Hydraulic control system for pressure control of a CVT variator with limp home mode |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH041229B2 (ja) | 1992-01-10 |
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