JPS59170207A - 金属の繊維または粉粒体の製造法 - Google Patents
金属の繊維または粉粒体の製造法Info
- Publication number
- JPS59170207A JPS59170207A JP4201083A JP4201083A JPS59170207A JP S59170207 A JPS59170207 A JP S59170207A JP 4201083 A JP4201083 A JP 4201083A JP 4201083 A JP4201083 A JP 4201083A JP S59170207 A JPS59170207 A JP S59170207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- cooling liquid
- crucible
- fibers
- centrifugal force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属の繊維または粉粒体の製造法に関し、特
罠金属の溶湯を遠心力によシ冷却液中に射出凝固させて
、金属の繊維または粉粒体を製造する方法に関する。
罠金属の溶湯を遠心力によシ冷却液中に射出凝固させて
、金属の繊維または粉粒体を製造する方法に関する。
従来、金属溶湯から直接金属繊維を製造する方法として
は、金属溶湯をガス圧力によって射出し、回転冷却液中
で凝固させ紡糸する方法が知られている。
は、金属溶湯をガス圧力によって射出し、回転冷却液中
で凝固させ紡糸する方法が知られている。
しかしながら、このようシ従来の方法では。
加圧ガスによって金属溶湯を射出するため、溶湯中への
ガスの溶解の影響を避は得す、射出圧を大きくとると耐
圧などの点で装置の安全性力及問題になるほか、冷却液
の冷気でノズル先端力く冷却され射出性が低下するなど
の欠点がある。
ガスの溶解の影響を避は得す、射出圧を大きくとると耐
圧などの点で装置の安全性力及問題になるほか、冷却液
の冷気でノズル先端力く冷却され射出性が低下するなど
の欠点がある。
また、るつぼを回転させ金属溶湯を遠心力によって大気
中に射出させる方法も従来から知られている。この方法
では、るつぼの回転数を変化づせろことにより、射出力
を容易に調節することができる長所はあるが、急速冷却
が行われないため繊維長の調節ができにくい欠点がある
。
中に射出させる方法も従来から知られている。この方法
では、るつぼの回転数を変化づせろことにより、射出力
を容易に調節することができる長所はあるが、急速冷却
が行われないため繊維長の調節ができにくい欠点がある
。
また、金属の粉粒体の製造法としては、ガス噴霧法があ
シ、この方法も雰囲気の選択が困難であるうえに、製造
された粉粒体の粒度分布か極めて広く、その後の分級に
長時間を要するという欠点がある。
シ、この方法も雰囲気の選択が困難であるうえに、製造
された粉粒体の粒度分布か極めて広く、その後の分級に
長時間を要するという欠点がある。
そのほかにも、高圧ガスを吹き込んだ溶湯を真空中に噴
出させる方法や、水冷された回転ドラムの中に溶湯を注
入し噴霧させる方法などがあるが、これらの方法では、
いずれも製造した粉粒体の粒度を調節することができな
いという問題点がある。
出させる方法や、水冷された回転ドラムの中に溶湯を注
入し噴霧させる方法などがあるが、これらの方法では、
いずれも製造した粉粒体の粒度を調節することができな
いという問題点がある。
本発明は、上述のような従来の方法における欠点を除去
しようとするもので、種々の雰囲気内で寸法上の再現性
の良好な、金属の繊維または粉粒体の製造法を提供する
ことを目的とする。
しようとするもので、種々の雰囲気内で寸法上の再現性
の良好な、金属の繊維または粉粒体の製造法を提供する
ことを目的とする。
このため１本発明の製造法は、真空またはガス雰囲気内
において、金属を溶融射出σせる溶融容器とその外周に
設けた冷却液容器とを同時に回転させて、両容器の回転
比または回転方向を変化させながら、上記溶融容器内の
溶融金属を遠心力により上記冷却液容器内の冷却液中に
射出σせることを特徴としている。
において、金属を溶融射出σせる溶融容器とその外周に
設けた冷却液容器とを同時に回転させて、両容器の回転
比または回転方向を変化させながら、上記溶融容器内の
溶融金属を遠心力により上記冷却液容器内の冷却液中に
射出σせることを特徴としている。
以下１図面によシ本発明の一実施例としての金属の繊維
または粉粒体の製造法について説明すると、第１図は本
発明の製造法を実施するための装置の一部を切断して示
す全体構成図５第２図は上記装置における加熱溶解部の
拡大断面図である。
または粉粒体の製造法について説明すると、第１図は本
発明の製造法を実施するための装置の一部を切断して示
す全体構成図５第２図は上記装置における加熱溶解部の
拡大断面図である。
図中の符号１は電気抵抗炉を示しておシ、この炉内には
金属を溶融するるつぼ２が内装σれていて、その外方に
は金属溶湯３を射出するためのノズル４が設けられてい
る。
金属を溶融するるつぼ２が内装σれていて、その外方に
は金属溶湯３を射出するためのノズル４が設けられてい
る。
１だ電気抵抗炉１を回転させるためのディスク５が設け
られるほか、冷却液７を収容した回転ドラム６が設けら
れている。
られるほか、冷却液７を収容した回転ドラム６が設けら
れている。
σらに、ディスク５および回転ドラム６をそれぞれ回転
きせる駆動モーター８，９が設けられ、これらはいずれ
も可逆回転および可変速の機構を有するとともに、増速
および減速の機構を有している。
きせる駆動モーター８，９が設けられ、これらはいずれ
も可逆回転および可変速の機構を有するとともに、増速
および減速の機構を有している。
またブラシ電極１０と、ディスク５０回転軸に装着され
た回転電極１１とが設けられ、電源１２から電気炉への
通電は、両電極１０．ｌ’１を介して行なわれる。
た回転電極１１とが設けられ、電源１２から電気炉への
通電は、両電極１０．ｌ’１を介して行なわれる。
製造きれた金属の繊維または粉粒体を収容する容器１３
は、その容器内の雰囲気を、排気装置１４と各種ガス供
給源１５に接続するバルブ１６．１７によって、真空ま
たは各種ガスの雰囲気に保たれ、例えばＡｒ 、Ｈｅな
どの不活性ガスやＨ２などの還元性ガスの雰囲気に保た
れるようになっていて、その選択は自由に行なえる。
は、その容器内の雰囲気を、排気装置１４と各種ガス供
給源１５に接続するバルブ１６．１７によって、真空ま
たは各種ガスの雰囲気に保たれ、例えばＡｒ 、Ｈｅな
どの不活性ガスやＨ２などの還元性ガスの雰囲気に保た
れるようになっていて、その選択は自由に行なえる。
このように構成された装置を使用し、真空またはガス雰
囲気内において、金属を溶融射出させるるつぼ２と回転
ドラム６とを同時に回転させ、その回転比または回転方
向もしくは両方を変化させることによって、金属の繊維
または粉粒体が得られる。なお、るつぼの回転数を極端
に大きくすると、粉粒体が容易に得られる。
囲気内において、金属を溶融射出させるるつぼ２と回転
ドラム６とを同時に回転させ、その回転比または回転方
向もしくは両方を変化させることによって、金属の繊維
または粉粒体が得られる。なお、るつぼの回転数を極端
に大きくすると、粉粒体が容易に得られる。
１だその表面性状については、冷却液の種類を選択する
ことによって、不規則形状粉、擬毬形粉あるいは球状粉
など、粒子形状を調整することができる。なお、粒子径
や繊維径は、オリフィス径によってほぼ決定される。
ことによって、不規則形状粉、擬毬形粉あるいは球状粉
など、粒子形状を調整することができる。なお、粒子径
や繊維径は、オリフィス径によってほぼ決定される。
次に、この製造法の実験例について説明すると、Ｐｂ−
５ｎ合金およびＣ！ｕ−８ｎ合金の場合において、オリ
フィス径Ｑ、３ｍｍ、冷却液として水を使用した場合に
は、溶湯の温度が融点＋１３０°Ｃ〜１５０℃、るつぼ
の回転数４２０〜４６０ｒ、ｐ、ｍ、冷却容器の回転数
１２０〜１４０ｒ、ｐ、ｍにおいて、約数メートルから
十数メートル壕での長繊維が得られた。
５ｎ合金およびＣ！ｕ−８ｎ合金の場合において、オリ
フィス径Ｑ、３ｍｍ、冷却液として水を使用した場合に
は、溶湯の温度が融点＋１３０°Ｃ〜１５０℃、るつぼ
の回転数４２０〜４６０ｒ、ｐ、ｍ、冷却容器の回転数
１２０〜１４０ｒ、ｐ、ｍにおいて、約数メートルから
十数メートル壕での長繊維が得られた。
特はＰｂ−３ｎ合金の場合には、かなりの連続長が得ら
れた。また繊維径は、オリアイス径とほぼ同径であった
。るつぼおよび冷却容器の回転数が長繊維を得た回転＠
５すなわちそれぞれ４２０〜４６０ｒ、ｐ、ｍ、’１２
０〜１４０ｒ、ｐ、ｍより高・低回転になるにしたがっ
て、短繊維から粉粒体になった。粉粒体の場合の粒度は
、オリフィス径の約２倍程度になる。
れた。また繊維径は、オリアイス径とほぼ同径であった
。るつぼおよび冷却容器の回転数が長繊維を得た回転＠
５すなわちそれぞれ４２０〜４６０ｒ、ｐ、ｍ、’１２
０〜１４０ｒ、ｐ、ｍより高・低回転になるにしたがっ
て、短繊維から粉粒体になった。粉粒体の場合の粒度は
、オリフィス径の約２倍程度になる。
１だ冷却液として水を用いた場合は５不規則形状および
擬球形の粉体粒子となったが、シリコンオイルを使用し
た場合は表面性状が滑面で球状の粉体を得た。
擬球形の粉体粒子となったが、シリコンオイルを使用し
た場合は表面性状が滑面で球状の粉体を得た。
本発明の製造法によれば、金属の融液を遠心力により射
出すること、冷却に冷却液を使用すること、および溶融
容器と冷却容器とを同時に回転させてその回転比または
回転方向もしくは両、方を変化させることか、都合よく
組み合わせられるので、その相乗効果により、従来の製
造法では得られない、次のような優れた効果が得られる
のである。 １（１）
溶融容器と冷却容器とを同時に回転させ、その回転比、
回転方向を変化させることによって、長繊維から粉粒体
まで自由に希望する形状のものが得られる。
出すること、冷却に冷却液を使用すること、および溶融
容器と冷却容器とを同時に回転させてその回転比または
回転方向もしくは両、方を変化させることか、都合よく
組み合わせられるので、その相乗効果により、従来の製
造法では得られない、次のような優れた効果が得られる
のである。 １（１）
溶融容器と冷却容器とを同時に回転させ、その回転比、
回転方向を変化させることによって、長繊維から粉粒体
まで自由に希望する形状のものが得られる。
（２）溶融容器を回転し、その遠心力によシ融液を射出
するので、ガス圧によシ射出する方法の欠点をなくすこ
とができ、耐圧装置を必要とせず、安全操業が可能にな
ると共に、雰囲気ガスを自由に選択できる。
するので、ガス圧によシ射出する方法の欠点をなくすこ
とができ、耐圧装置を必要とせず、安全操業が可能にな
ると共に、雰囲気ガスを自由に選択できる。
（３）射出した融液を回転冷却液に接触させるので、急
速冷却が可能になる。例えば粉粒体の製造において、従
来のガス噴霧法におけるような粒度分布が広くなる欠点
がなくなし、粒度の揃ったものが容易に得られ、しかも
、その組成の均一なものが得られるようになり、また長
繊維も容易に得られる。
速冷却が可能になる。例えば粉粒体の製造において、従
来のガス噴霧法におけるような粒度分布が広くなる欠点
がなくなし、粒度の揃ったものが容易に得られ、しかも
、その組成の均一なものが得られるようになり、また長
繊維も容易に得られる。
（４）冷却液の種類を選択することによって、金属の繊
維および粉粒体の表面性状を調節することができる。
維および粉粒体の表面性状を調節することができる。
図面は本発明の一実施例としての金属の繊維または粉粒
体の製造法を実施するための装置の例を示すもので、第
１図はその一部を切断して示す全体構成図、第２図はそ
の加熱溶融部の拡大断面図である。 ｌ・・電気抵抗炉、２・・るつぼ５３・・金属溶湯、４
・・ノズル、５・・ディスク、６・・回転ドラム、７・
・冷却液、８，９・・駆動モーター、１０・・ブラシ電
極、１１・・回転電極、１２・・電源、１３・・繊維ま
たは粉粒体の回収容器、１４・・排気装置、１５・・ガ
ス供給源、１６，１７・・バルブ。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第１図 第２図
体の製造法を実施するための装置の例を示すもので、第
１図はその一部を切断して示す全体構成図、第２図はそ
の加熱溶融部の拡大断面図である。 ｌ・・電気抵抗炉、２・・るつぼ５３・・金属溶湯、４
・・ノズル、５・・ディスク、６・・回転ドラム、７・
・冷却液、８，９・・駆動モーター、１０・・ブラシ電
極、１１・・回転電極、１２・・電源、１３・・繊維ま
たは粉粒体の回収容器、１４・・排気装置、１５・・ガ
ス供給源、１６，１７・・バルブ。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第１図 第２図
Claims (1)
- 真空またはガス雰囲気内において、金属を溶融射出きせ
る溶融容器とその外周に設けた冷却液容器とを同時に回
転させて、両容器の回転比または回転方向を変化させな
がら、上記溶融容器内の溶融金属を遠心力により上記冷
却液容器内の冷却液中に射出させることを特徴とする、
金属の繊維または粉粒体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201083A JPS6044364B2 (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 金属の繊維または粉粒体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201083A JPS6044364B2 (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 金属の繊維または粉粒体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59170207A true JPS59170207A (ja) | 1984-09-26 |
| JPS6044364B2 JPS6044364B2 (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=12624209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4201083A Expired JPS6044364B2 (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 金属の繊維または粉粒体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044364B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62167807A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-07-24 | ドレツサ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | 急冷金属粒子の製造装置 |
| CN106735277A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-31 | 重庆市青蓝机械制造有限公司 | 铸钢丸生产用离心机 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4201083A patent/JPS6044364B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62167807A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-07-24 | ドレツサ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド | 急冷金属粒子の製造装置 |
| CN106735277A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-31 | 重庆市青蓝机械制造有限公司 | 铸钢丸生产用离心机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6044364B2 (ja) | 1985-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5089182A (en) | Process of manufacturing cast tungsten carbide spheres | |
| US4386896A (en) | Apparatus for making metallic glass powder | |
| JPH03183706A (ja) | チタン粒子の製造法 | |
| JPS6242705B2 (ja) | ||
| US4613076A (en) | Apparatus and method for forming fine liquid metal droplets | |
| US4523621A (en) | Method for making metallic glass powder | |
| US4482375A (en) | Laser melt spin atomized metal powder and process | |
| JPS59170207A (ja) | 金属の繊維または粉粒体の製造法 | |
| CA1133671A (en) | Method for making metallic glass powder and product | |
| US4036568A (en) | Machines for manufacture of powders | |
| US3466352A (en) | Process for producing fibers | |
| US4490601A (en) | Apparatus for manufacturing metallic fine particles using an electric arc | |
| JPS6043406A (ja) | 金属短繊維の製造方法 | |
| JPS61143502A (ja) | クリーム半田の製造方法 | |
| JPS6462405A (en) | Apparatus for producing rotating disk type metal powder | |
| JPH02145710A (ja) | 金属微粉末の製造方法 | |
| WO1993013898A1 (en) | Production of atomized powder of quenched high-purity metal | |
| JPS63130701A (ja) | 金属粒の製造方法 | |
| JPS63145703A (ja) | 粉末製造装置 | |
| CN221473515U (zh) | 一种结合悬浮熔炼和离心盘雾化技术的制备装置 | |
| CN109530713B (zh) | 一种制备复合金属粉的装置、方法和复合金属粉 | |
| JPH06179070A (ja) | 金属の噴射成形法及びその装置 | |
| JPS5852408A (ja) | 金属粒子の製造法 | |
| JPS58221638A (ja) | 溶融材料から直接にフイラメント，箔片等を製造する方法 | |
| KR890005116B1 (ko) | 본딩 와이어용 근사진원 미세 선재의 제조방법 |